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ヒットのヒント拡大スペシャル番外編「ラーメン缶戦争」

 東京・秋葉原で今夏、ラーメン缶戦争がぼっ発しそうだ。ブームの仕掛け人は「チチブ電機」(千代田区外神田3丁目)の小菅英臣社長。すっかり秋葉原名物となったおでん缶は、小菅社長が自社に設置した自販機で爆発的に売れてブームに火がついた。この自販機ではいま冷やしラーメンの缶詰「札幌ラーメン缶冷やし麺」(350円)を並べており、来月にはラーメン缶の種類も増えて一大戦争が巻き起こりそうだという。
 4月に販売した「札幌ラーメン缶」の味噌味と醤油味(各300円)は入荷待ち状態。予約販売は中止しているが、既に予約済みの客が数十人残っており、消化した時点で販売機に入れる。夏向けの新商品である冷やしラーメン缶が現在の主力でいずれもフジタカ社製だが、来月1日にはおでん缶戦争で名をはせた「こてんぐ」ブランドの天狗缶詰が参戦予定。同じ日に博多のラーメン店「はかた寿賀や」がとんこつラーメン缶を売り出すという。

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