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高尾山の玄関口・京王線高尾山口駅が40周年

 山登りに興味がなくとも高尾山に登ったことがある都民は多いのではないだろうか。そのくらいポピュラーな同山の玄関口、京王線「高尾山口」駅で、来月1日から高尾線開業40周年記念イベントが開催される。
 京王電鉄(本社・多摩市)は1967年10月に高尾線を開業。40周年を記念して駅前の案内看板がリニューアルされるほか、開業当時の高尾線の駅や電車、沿線風景のパネル展示などを予定している。なんべんも訪れたことのあるベテラン登山者のノスタルジーをかき立てそうだ。

 高尾山の来山者には、10月1日午前10時より同駅改札口前で記念「ペットボトルホルダー」を先着1000人に配布。8000系、9000系各1編成には、開業当時の「高尾号」ヘッドマーク複製が掲出されるから鉄道マニアは見逃せない。電車やヘッドマークをモチーフにした記念マグネットも限定販売される。
 登山者でなくとも、子どものころに高尾山を遠足で訪れたり、青春時代にドライブがてら寄った人も多いだろう。秋晴れの日に低山を歩くのは楽しいし、よっぽど足腰に自信のない限り登頂は難しくない。それでも不安な人はケーブルカーを利用すれば楽チンだ。
 行楽地を訪れる機会が多くなる秋、どうせ出かけるならイベント盛りだくさんの高尾山に登ってみてはいかが?運動不足解消にもってこいの低山で、山頂の薬王院がまた厳粛な雰囲気をかもし出しいて日常の喧騒を忘れることができる。白馬の巨像がそびえる陣馬山へも同駅からアタックできる。

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