スポーツ
-
スポーツ 2017年10月01日 12時00分
プロレス解体新書 ROUND65 〈破壊なくして創造なし!〉 熱狂のZERO-ONE旗揚げ戦
2001年3月2日、橋本真也が「破壊なくして創造なし!」との理念を掲げ、プロレスリングZERO-ONE(ゼロワン)を旗揚げした。 当日のカードは、古巣の新日本プロレスをはじめ、三沢光晴率いるノア勢までもが参戦する豪華ラインナップ。当時の小泉純一郎首相が「自民党をぶっ壊す」と旋風を巻き起こしたのと同様、橋本にも大きな期待が寄せられた。 橋本真也が脳幹出血で亡くなってから今年で早12年。40歳での早すぎる死を惜しむ声は、今もなおファンの間で多く聞かれる。 爆殺キックに袈裟斬りチョップ、垂直落下式DDT。相手を叩き潰すかのごときその攻めっぷりから、橋本は“破壊王”の異名をとった。 だが、対戦相手が嫌がるほどの強さを誇ったその反面で、トニー・ホームや小川直也など特定の相手には、意外なほどのモロさを見せた。 「インタビューなどでも基本は豪放磊落でありながら、時にはポロッと弱音を漏らす。そんな二面性にファン心理をくすぐられ、“俺が応援しなきゃ”という気持ちになった人も多いでしょう」(プロレスライター) その橋本が新日本プロレスから独立し、2001年に旗揚げしたZERO-ONEは、当然のように多くのファンから支持を得た。 旗揚げ戦のメインイベントは橋本と永田裕志がタッグを組み、三沢光晴&秋山準と対戦するという、当時とすれば夢のカード。当日の両国国技館は超満員の観衆で埋め尽くされた。 「これはノア勢、それもトップの三沢が参戦し、素顔になってから初めて、新日系レスラーと絡むことへの期待も大きかった。しかし、その三沢の参戦もどこか橋本に魅力を感じたからこそ、実現したに違いないわけですからね」(同) このときの対抗戦に際しては、不機嫌そうな態度に終始した三沢だが、それは“対抗戦を盛り上げるためのアングル”と見るべきだろう。そもそも本当に嫌なら、上り調子の人気にあったこの時期のノアが、わざわざ海のものとも山のものとも分からない新興団体と絡む必要がない。 「エース格の小橋建太が膝の故障により欠場中だったため、その間のつなぎとしてZERO-ONE勢を使いたいというのも、どこかにあったでしょう。結局、交流が早々に打ち切られたために、実現はしませんでしたが…」(同) ただ、ZERO-ONEがまったくの橋本個人の団体だったかというと、疑問も残る。 そこには古巣の新日や、橋本が生涯の師と尊崇するアントニオ猪木の影が見え隠れしていたからだ。 もともとZERO-ONEは新日内の組織として準備されたもので、これを後押ししたのは、当時、社長の任にあった藤波辰爾だった。 「ただ現場監督の長州力に相談がないまま進められたため、これには強い反発もあった。また、橋本も“俺が社長になるんだから”と勝手にノアとの話を進めたり、無闇やたらと経費を使うことなどもあって、ついには後見役だったはずの藤波にも見放され、橋本が新日を解雇される形での独立となりました」(スポーツ紙記者) しかし、話はそこで終わらない。敵の敵は味方というわけではないが、藤波から見捨てられた橋本に、長州ら現場主流派が接近を図ることになるのだ。 「例えば、旗揚げ当初からフロント業務を一手に引き受けて、のちに社長にもなった中村祥之氏は、長州のリキプロのアルバイトから新日に入社した人物です。また、新日からZERO-ONE入りした大谷晋二郎や高岩竜一も、特に橋本との関係が深かったわけではなく、この移籍には新日現場の意向が働いたものと思われます。海外修行からヘビー転向し、直前にはIWGP王座にも挑戦していた大谷が、特に揉めることなくすんなり移籍したのだから、何か裏があったと見る方が自然でしょう」(同) さらに、旗揚げ戦で橋本のタッグパートナーに名乗りを上げた永田は、新日内のレスリング経験者によるユニットG-EGGSを立ち上げるなど売り出しの真っ最中であり、本当に長州らが橋本を敵視していたなら、この参戦もあり得ない。 「だからといって完全に新日のヒモ付きということではなく、“いつか儲けのタネにするためにツバをつけておこう”ぐらいの感覚だったと思われます。猪木が手駒の小川と藤田(和之)を派遣したのも、やはり同じ理由からでしょう」(同) そんな多方面からの思惑が入り乱れる中で、メインイベントが行われた。誰もが負けて格を落としたくないとなれば、団体トップの橋本が責任を取る形で、三沢からピンフォールを奪われたのもやむを得なかったのだろう(橋本が秋山準とやり合う隙をついて、ジャーマンスープレックスからの片エビ固め)。 呆気ない終幕に観客席からは不満の声も飛んだが、この大会の本番はむしろここからだった。最初に小川が乱入してマイクで挑発すると、そこに三沢がエルボーで突進して大乱闘が勃発。 「誰が一番強いかここで決めればいい」という藤田のマイクに、三沢は「お前らの思う通りにはさせねぇよ、絶対」と応じてみせた。 「このコメントは対抗戦を拒絶したように思えるが、三沢が試合後にマイクを持つこと自体が極めて異例。乱闘参加も含めて、橋本への大サービスと見るべきでしょう」(専門誌記者) このまま発展すればまさしく夢の舞台の実現もあったろうが、現実にそうならなかったのは、いったい誰のせいだったのだろうか…。
-
スポーツ 2017年09月30日 17時38分
掛布二軍監督が最後の苦言「一人に強くなれ!」
138試合目で、ようやくAクラスが確定。ミスタータイガース、掛布雅之二軍監督(62)のセレモニーが行われた9月28日、一軍は難敵・DeNAベイスターズに快勝した。敗れたDeNAは4位・巨人とクライマックスシリーズ進出を掛けた激しいデッドヒートが続くが、金本知憲監督(49)は控え選手の“テスト起用”も可能となった。 同日の試合は意義深いと言う。「能見(篤史=38)が完投してくれたのは大きい。先日は先発の秋山(拓巳=26)を含め、7人も投手を投入しています。リリーフ陣は登板過多だったので」(プロ野球解説者) プロ13年目の技巧派左腕を僅か93球での完投に導いたのは、04年のドラフト同期・岡崎太一捕手(34)だった。DeNA打線を「被安打4、失点2」に抑えたのは、さすがだ。「いつもの能見らしくないピッチング内容でした。試合序盤はフォークボールを多投し、中盤以降は『フォークボール』を相手打者に意識させておいて、別の変化球をウィニングショットに使っていました。早いカウントでの打ち損じも誘っていました」(前出・同) 熟練した岡崎のリードはCSでも使えそうだ。 岡崎は昨季の開幕戦でスタメンマスクの大役も果たしている。就任1年目の金本監督にとって記念すべく初陣だ。“30歳を過ぎたオッサン”が選ばれたのは意外だった。前年までの通算一軍出場試合数は41、打撃面に関しては、与えられた打席数はたったの34。金本監督がチームに合流した15年秋季キャンプ時点で「岡崎が頑張っている」の声は聞かれたが、「まさか!?」と思ったファンも少なくなかったはずだ。「もともと、守備能力の高い捕手だった」 長く阪神担当を務めた在阪記者が言う。しかし、それだけではなかった。「岡崎が欲しいと何度か、阪神にトレードを申し込んだことがありました。ウチだけじゃないと思いますよ」(パ・リーグ球団職員) 長い二軍生活でも、岡崎は折れなかった。ベテランともなれば、二軍戦でも与えられる出場機会は激減する。出番のないとき、自主的にブルペンに行き、味方投手の練習相手を務めていた。打撃練習でちらかったままのボールも拾い集めた。そして、居残り練習の常連でもあったそうだ。「トレード要員」と言うと、悲観的に聞こえるが、彼の寡黙な姿を他球団は見ていたのである。 また、28日のスタメンマスクだが、球場入りしてから知らされたという。いくらベテランでも普通なら、慌てるところだ。数少ないチャンスを生かすには常に「準備」をしておくしかない。その準備も無駄になることのほうが多かったわけだが、「全く動じるところがなかった」(関係者)というのだから、本当にハートの強い選手なのだろう。 2年目でCS進出権を確保したが、今の阪神には課題が多すぎる。昨季ブレークした北條、原口、高山などの若手は計算に入っていたものの、壁にぶつかってしまった。ユニフォームを脱ぐ掛布二軍監督は、最後の囲み会見でこう語っていた。「今の子たちは、たむろするんですよね、群れをなすんですよ。一人に強くなれって」 前出の関係者によれば、岡崎は鳥谷、福留、糸井といった他のベテランたちと少し異なるという。福留は若手に直接活を入れるときもある。ユーモアな言動の多い糸井は“いじられキャラ”だ。鳥谷は練習熱心で、背中で若手を引っ張っていくタイプ。岡崎は鳥谷に近いかもしれないが、隠れて練習するシーンもあるそうだ。 若い選手が活躍すると、ハツラツとした気持ちになれる。しかし、「群れない」岡崎のようなベテランが結果を出すと、励まされるファンも多いはずだ。長くチームに貢献した安藤、狩野がいち早く引退を表明した。能見−岡崎の年長バッテリーは「やってやろう」の思いもあったのでは…。 同日、5打席に立った岡崎は4三振1本塁打。自身通算2本目のアーチだ。試合後、岡崎は矢野バッテリーコーチとDeNA打線の状況を話し合い、一人で素振りを始めたそうだ。
-
スポーツ 2017年09月30日 12時00分
広島、ソフトバンクぶっちぎり優勝で無意味なCSの戦い
9月16日、福岡ソフトバンクホークスが2年ぶりのリーグ優勝を決めたのに続き、18日には広島カープも連覇を達成。ヤクルトの“最後の抵抗”にあい、56年ぶりのセ・パ同時優勝はならなかったが、ペナントレースを振り返れば、両Vチームとも、圧倒的にぶっちぎったシーズンだった。 それは、2位以下のチームを10ゲーム以上突き放した数字が証明している。なのに、2、3位チームに『日本一』のチャンスを与えるクライマックスシリーズ(以下、CS)をやる必要があるのだろうか。いま再び、CSの存在意義が問われている。 「CSが導入されて、消化試合がなくなりました。2位以下のゲーム差が縮まっていた場合、CS進出を懸け、143試合すべてが終了するまで全チームが真剣勝負しなければなりません。CS進出を懸けた終盤戦の戦いは、興行面に関して言えば大成功です」(スポーツライター・飯山満氏) しかし、優勝チームが日本シリーズ進出を保証されなければ、ペナントレースそのものが否定されることになる。 「一部には3位狙いで戦っているようなイメージも否定できません。『3位よりは2位』の発想で、CSの興行権狙いの発言が球団経営陣から出るのも気になります。勝率5割に満たないチームには日本シリーズ進出権を懸けたCSに出る資格はないのでは?」(同) CSが導入されたのは、'04年のパ・リーグから(当時はプレーオフ)。終盤戦の異様な盛り上がりを見て、のちにセ・リーグも追随したが、優勝チーム以外が日本シリーズに進出する“下克上”が起きたのは、過去5回。うち、4チームが『日本一』となり、リーグ内に「優勝チームとシリーズ覇者」が並立する奇怪な図式となった。 奇怪な図式による悪影響は、次年度にも及んでいる。 「次年度の選手名鑑を編成する時に困るんです。通常の場合、前年の順位通りに並べていくんですが、優勝チームと日本シリーズ進出チームが異なった場合、ペナントの優勝チームを先にしたら、日本シリーズの価値を下げたことになり、その反対だとペナントレースを否定したことになりますから」(関係者) この矛盾はCS投入元年にいきなり起きた。'04年のリーグ優勝はダイエーホークス(当時)だったが、プレーオフ最終戦で西武に敗れ、勝った西武はそのまま日本一に輝いた。同様のケースが'05年、'07年、'10年にも起きた。'14年は2位阪神が巨人に勝って日本シリーズに進出したが、日本一はソフトバンクホークスだった。 パ進出チームが勝ったことで、「巨人、阪神の両方が負けた感じ」とセ・リーグ側は二重の敗北感に見舞われた。 「広島、ソフトバンクともにファンが熱い。下克上が起きたら、暴動になるかも」(同) 勝率5割に届かないチームのこと、あるいは、「前後期制と通算勝率トップのワイルドカード導入」など、CSの在り方も見直すべき時期に来たようだ。
-
-
スポーツ 2017年09月28日 12時00分
ハリルホジッチ監督「一時帰国…」に協会ビビリ 年俸3億円も飲まざるを得ない?
サッカー日本代表ハリルホジッチ監督はワールドカップ本大会出場を決めたことで、批判的だった日本サッカー協会を黙らせた。結果を出し、手打ちになったと見られていたが、実際は違う。“反撃”に出たのだ。ハリル監督と協会とのイザコザは第二章に突入した。 「ハリル監督を招聘したのは、前体制のスタッフです。監督就任後、新しい日本サッカー協会会長に田嶋幸三氏が就任しました。後ろ盾を失ったハリル監督はW杯予選で苦戦が続き、風当たりが強かったのも当然です」(スポーツ紙記者) 契約を1年ごとに更新しているハリル監督の年俸は2億5000万円(推定)と破格だが、続投するには「3億円からの交渉スタート、最低でも現状維持」と見られていた。協会もそれを覚悟していたのだが…。 「ハリル監督の方から、退任を示唆するような言動が出始めたんです」(同) W杯最終予選の最終決戦となったオーストラリア戦を終えた翌日。同監督から「一時帰国」なる言葉が聞かれたが、常識的に考えてこの時期に監督がチームを離れることなどあり得ない。 「プライベートな事情と言われていました。重病を患った親戚がいるらしく、協会も了承する動きを見せたのです」(専門誌記者) もし今後、ハリル監督が「容体が変わったから駆けつける」と言い出せば、協会は何も言えないだろう。 「任期延長の交渉主導権は、完全にハリル監督に握られてしまいましたね。年俸アップはもちろん、条件提示されたとしても、残留してもらうにはそれを飲むしかありません」(同) 強気の交渉が3億円スタートとなるのは必至。これは、ここまで非協力的だった協会に対する“仕返し”なのだろうか。 W杯ロシア大会は来年6月に開催される。最終予選で日本と争ったサウジアラビアは、W杯本大会出場を決めた後、指揮官との契約交渉を打ち切り、新監督を迎えている。後任を探すとなれば、ここまで積み上げてきたチーム構想も変わってしまうが、日本も“問題児”と手を切り、新体制・新監督で再出発する? ロシアで勝つための“必須条件”はハリルホジッチ監督の続投ばかりではないはずなのだが…。
-
スポーツ 2017年09月27日 12時00分
阪神退団 掛布二軍監督に「巨人打撃コーチ」就任が急浮上
セ・パ両リーグの趨勢が判明し、ストーブリーグが本格化している。広島に唯一食い下がった阪神だったが、今季で2年契約が切れる金本知憲監督(49)に対しては、3〜5年の複数年契約を結ぶ方針を決めている。しかし、生え抜きのスパースターで、若トラを育て、チームに貢献した掛布雅之二軍監督(62)に対しての続投要請は行われず、2年の契約満了による退団となった。 この寝耳に水の出来事に、誰より驚いたのが、秋季キャンプに備えていた掛布氏本人だ。阪神OB会長の川藤幸三氏も「一体、何があったんだ」と虎番記者に逆取材するなど、こちらも青天の霹靂。多くの阪神OBたちは、いずれ「掛布政権」樹立の暁には、それに続いて自らもコーチとして入閣することを期待していた。 それがカープ出身の金本監督による長期独裁政権とあっては、戸惑いを隠せない。なぜなら、これまで以上に矢野燿大作戦兼バッテリーコーチや片岡篤史打撃コーチなどの“外様”が幅を利かせるのが確実だからだ。 ネット裏の記者席では、「星野(仙一)監督時代に逆戻りや。また数年は冷や飯を覚悟せな…」とOB解説者たちの茫然自失の言葉が飛び交い、ショックを隠せない様子だ。 背景にあるのは、金本監督と掛布二軍監督の“野球観”の違いだ。鉄拳制裁すら辞さない赤ヘルで鍛え抜かれた鉄人と、人気球団で育った天才指導者。同じ雑草男とはいえ、育った環境が違う。しかもタイガースは、坂井信也オーナーが親会社・阪急阪神ホールディングスの役員と阪神電鉄の取締役会長を退任するなど、大きな転換期を迎えている。 「'06年に経営統合してから、阪急は阪神グループの主導権を握り、最近では球団経営にも介入しています。今年3月末で阪神電鉄会長を退任した坂井氏ですが、タイガースのオーナー職だけは続投し、阪神色のフェードアウトに努めてきた。外様の金本氏を擁護するのもそのためです。阪神の象徴で、存在が大きすぎる掛布氏が目障りだったのでしょう」(スポーツ紙デスク) 気の毒なのは、掛布氏には千葉ロッテから監督のオファーが届いていたことだ。8月13日に伊東勤監督がリーグ戦最下位の責任をとる形で、今季限りでの辞任を表明。後任監督にもっとも期待されていたのが掛布氏だった。 「掛布氏は千葉県出身。地元ゆえにファンが多く、ロッテはかねてから監督就任のオファーを出していました。千葉県出身の長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督が、『監督として面倒を見てほしい。私が太鼓判を押す』と推挙していたのです。掛布氏にとって、長嶋氏は神様のような存在。しかし、今回も二軍で手塩にかけて育てている中谷将大らの若手成長株や、今季からスイッチに転向した大和らのことを思い、断ったそうです。今なら受けたかもしれませんが、すでにロッテはOBのフランコ氏と今季限りでの現役引退を表明している井口資仁に候補を絞り、契約交渉の最終段階に入っている。掛布氏にスイッチするのは時間的に難しい」(長嶋氏と親しい放送関係者) そんな行き先を失った掛布氏に対し、浮上してきたのが、巨人軍の打撃コーチ就任だ。阪神の四藤慶一郎球団社長は、球団アドバイザーという玉虫色の役職でタイガースに囲い込む予定だが、掛布氏にとってはもはや阪神に未練はない。巨人のユニホームを着て金本阪神と対決したいと望んでいるという。橋渡し役は、長嶋氏である。 巨人の老川祥一オーナーは9月13日のオーナー会議後、高橋由伸監督の続投を明言した。今季が仮に4位以下に終わっても「来季も高橋監督」でいくという。そこには、最大の課題だった打撃部門のテコ入れを掛布氏招請で図れる、という戦略が織り込まれている。 掛布氏は日本テレビをはじめ、読売系のメディアで解説者を務めてきた。過去にも巨人コーチの誘いはあったが、阪神への義理立てなどから辞退していた経緯がある。しかし、その配慮も無用になった。 「ここ数年、巨人は貧打にあえいでいます。ベンチやファームには阪神をしのぐ好素材がゴロゴロいるだけに球団の期待は大きい。掛布氏は“若手を鍛える”広島方式ではなく、選手を褒めて力を引き出すタイプ。“育てながら勝つ”阪神では不完全燃焼に終わったが、巨人ならカリスマ性が相乗効果をもたらします。ヘッドコーチで迎えるという話も出ています」(日本テレビ関係者) 9月28日の広島戦が二軍の今季の最終戦だ。阪神は鳴尾浜から甲子園に試合会場となる球場の変更を決めている。現役時代からつけてきたタテジマの「31」のユニホーム姿が見られるのは、この日が最後となる。 次の「掛布コール」は東京ドームで!?
-
-
スポーツ 2017年09月25日 12時39分
森野引退で再燃する中日の落合回帰
ナゴヤドームでの今季最終戦は、一時代を築いた功労者の引退舞台ともなった(9月24日)。39歳のベテラン、森野将彦選手が今シーズン限りでの引退を表明。そのセレモニーを見届けた白井文吾オーナーが報道陣に囲まれ、来季の展望を語った。 「後進の指導にあたってもらいたいと思っている」 引退する森野を打撃コーチに起用すると言った。同オーナーは森繁和監督(62)の続投も明言している。チーム関係者によれば、42歳の岩瀬仁紀投手と40歳の荒木雅博選手にも『兼任コーチ』の打診をしているそうだ。優勝、日本一を経験したベテランたちにも一役買ってもらおうというわけだ。森監督の脇を生え抜きの森野、荒木、岩瀬らが固める。地元愛の強い中日ファンにとっては理想的な態勢となるが、ナゴヤドームに熱気が戻るまで相当な時間が掛かりそうだ。 「今季、生え抜きのコーチは近藤真市、途中から一軍担当となった朝倉健太の両投手コーチだけでした(コンディショニング担当は除く)。名古屋のファンは地元意識が本当に強いので、ここに功労者の森野が加わるのは良いことです。でも…」(地元メディアの一人) 森野、荒木、岩瀬は「強い時代」を知る生え抜きではあるが、こうも解釈されている。強い時代、つまり、落合博満氏に薫陶を受けた教え子でもあるのだ。 「監督・落合」は8年間、全てAクラスを確保し、優勝4回、日本一1回を記録した名将だ。しかし、地元ファンとの間に溝が出来始めたのも、「監督・落合」の時代だった。 「監督時代の落合氏は外様コーチばかりとなり、また、勝つことが最大のファンサービスなる主張もあって、ファンとの接触を拒んできました。勝ちながらファンが離れていくという図式で、応援していた地元企業も離れてしまいました」(前出・同) 9月15日に発表された今シーズンの12球団別の1試合平均観客動員数だが、中日は前年比4・3%減の2万7663人(主催試合)。セ・リーグでは前年比1・5%増の3万2624人だから、中日経営陣も危機意識は感じているはずだ。今回の森野へのコーチ就任要請は「生え抜き=地元」の発想によるものだが、人気回復はこんな単純な話ではない。 「森野たちがドラフト下位で指名した無名選手を育てなければなりません。今季はドラフト2位の京田(陽太=23)が活躍し、5位低迷の溜飲を下げてくれましたが、ここに至るまで中日は何人の高校生野手を上位してきてきたことか…。1位指名した高校生がレギュラーに育たず、大学、社会人を経由してきた選手が活躍している。中日の育成システムにも問題があるのでは?」(プロ野球解説者) 二軍本拠地のナゴヤ球場を見れば、有望な若手も少なくないが、故障したベテランの調整場の様相も否めない。森野は今季、開幕一軍を逃し、7月半ばに一軍昇格したが、すぐに故障。その後の二軍戦でも同じ箇所を故障する不運となったが、ベテランが調整目的で実戦に出れば、その分、若手は出場機会を失う。森野が小笠原道大二軍監督に先に引退の相談をしたのは、こうした弊害を感じていたからだろう。 森野たちがどんな選手を育てていくのか、チーム再建は長い道のりとなりそうだ。 森野がナゴヤドームのファンに別れた告げた同日のZOZOマリンで、やはり今季限りでの引退を表明してきた井口資仁のセレモニーも行われた。ロッテファンも熱い声援と拍手を送っていたが、早くも「監督・井口」の誕生を望む声がスタンドから沸き上がっていた。ロッテファンも地元意識が強い。今さらだが、井口はホークスでプロ野球人生をスタートさせた“外様”だ。途中加入でもチームのために尽くしてくれたということが伝われば、生え抜き、外様の線引きはなくなるのではないだろうか。中日のチーム再建にはフロント改革も必要だ。
-
スポーツ 2017年09月25日 12時00分
福良監督 CS進出消滅も「チャンスあるんだから」とT-岡田に本塁打王獲得を促す!
▽24日 オリックス 5-8 埼玉西武(メットライフD)オリックス14勝11敗 観衆 26,261人オリックスと西武の今季最終戦。 オリックス先発の松葉は7月1日以来勝ち星がなく6連敗中。今季挙げた3勝のうち2勝をメットライフドームでの西武戦で記録しており、相性がいいカードで4勝目を挙げたいところだったが、初回と2回はテンポ良く3人ずつで抑えたものの、3回、先頭の中村に四球を与えたことから崩れ始め、秋山の併殺崩れの間に1点、続く源田にタイムリーツーベースを打たれこの回に2点を失う。4回も先頭の山川に第20号ソロを打たれると、森にツーベースを許したところで、福良監督は松葉を諦め、金田に交代した。しかしこの金田がまさかの大乱調。中村、外崎、呉に3者連続タイムリーを打たれてしまい1アウトも取れないまま降板した。 打線は5月18日以来の登板となる西武先発の高橋光成を攻め切れず、6回を4安打、5三振、2失点(自責は1)の内容で打ち取られてしまう。 最終回に打線が粘りを見せて3点差にまで迫ったが、所沢での今季最終戦で勝利を収めることが出来なかった。負けは松葉で(3勝)12敗。チームの借金は再び10になり、目標としていたCS進出と今季の勝ち越しが完全消滅した。オリックスは今回の西武2連戦まで、13試合連続でビジター試合が続いたが、このロードを6勝7敗と勝ち越せず。26日から本拠地京セラドームに戻り、5位日本ハムを迎え討つ。■福良淳一監督 一問一答ーー松葉が粘れなかったが?「悪いときの松葉ですね。フォアボール絡んで」ーー2回までは三者凡退だったが、その中にも予兆はあった?それとも3回に急に崩れた?「急にというか、やられてからですよね。3回も先頭のフォアボールですか…」ーー金田もらしくなかったが?「うーん。ボールは良かったと思うんですけどね。あそこは配球のとこやないですかね」ーー9回は粘りが見られたが?「そうですね。いい粘り、いい攻撃でしたけどね」ーー途中に点を取られ過ぎた?「そこはありますね」ーーT(-岡田)の状態が心配だが?「でもね。ここまで来たら。まだTにもチャンスがあるわけですからね。あとは自分でというのはありますね。まだ4、5本差でしょ?チャンスはあるわけですからね」ーーきょう2番に置いたのは?「いろいろ考えて。ナカジがきょう入るということで、そこで上になるんですよねTは。ナカジが入ったときはですね」ーーこれでシーズンの勝ち越しとCSの進出がなくなったが?「仕方ないですね。これだけ負けてたら。繋がるようにするしかないですね」ーー残り試合を?「うん」■選手談話松葉貴大投手※先発3回1/3、4安打、4失点の内容「早いイニングで降板してしまい、先発としての役割を果たすことができず、申し訳ないです」
-
スポーツ 2017年09月24日 16時00分
プロレス解体新書 ROUND64 〈アンドレvs前田の真実〉 語り継がれる究極の“不穏試合”
“伝説のセメント(真剣勝負)マッチ”として今なおファンの間で語り継がれ、かつてはその試合映像が裏ビデオとして流通していたアンドレ・ザ・ジャイアントvs前田日明(1986年4月29日、三重県津市体育館)。果たして真相はどこにあったのか? そして黒幕は誰だったのか? インディーマットで活躍した金村キンタロー(昨年引退)は、プロレス入りする前の高校生のとき、地元の三重県津市でアンドレvs前田を生観戦したという。 そのときの感想としては「何か変な試合だなあ」というだけで、のちに言われるような不穏試合との認識はなかったそうだ。 「あの当時は不透明決着の試合も多く、これもそのうちの一つにすぎないと捉えていたファンは多かったように思います。それが後々に“このカードが唐突に組まれた”ことや“テレビ放映の予定が急きょ取りやめになった”などの裏事情が明らかになり、また、当事者である前田自身が『アンドレにセメントを仕掛けられた』と語ったことで、いわく付きの試合として注目されるようになりました」(プロレスライター) では、いったい真相はどうだったのだろうか? この頃、相手の技を受けずにハードな打撃を繰り出すUWFのスタイルに不快感を抱くレスラーが多く、それを代表してアンドレが制裁を加えようとしたというのが、現在の通説である。それはアンドレ自身の意思によるものだったのか、それとも、誰かに焚きつけられたのか。 「当事者である前田はこれについて、黒幕は坂口征二と推測しています。アンドレは試合後に『it's not my business(俺は関係ない)』と話しており、猪木も前田に対して『よくやった』と激励したそうで、消去法で当時のマッチメークに関わっていた坂口しかいないというわけです」(同) ただ、これはあくまでも前田の一方的な意見であり、疑問の声もある。 「まず世界的トップスターだったアンドレに、新日側から前田の制裁を依頼するというのが簡単な話ではない。よりよいストーリーを作るための話であれば、アンドレも聞く耳を持つでしょうが、試合を壊すような頼みを受けるメリットがありません」(新日関係者) そもそもアンドレをボディースラムで投げさせてもらうだけでも、長期の交渉と深い信頼関係が必要だといわれるのに、リスクの大きいセメントの要求など簡単にできるはずもない。 そこで“UWF勢に不満を募らせる外国人選手を代表して、アンドレが自主的に仕掛けた”との説が有力視されるのだが、しかし、それではアンドレが試合後に発した言葉との整合性が取れない。 「性格的にもアンドレは、そんな言い訳をするタイプではないし、する必要もない。アンドレクラスのトップレスラーであれば、UWF勢との試合が嫌なら『やらない』と言えばそれで通るわけですから、やはり黒幕がいたと考えるのが自然でしょう。あくまでも推測の域は出ませんが、やはり猪木だったと思います」(同) この頃の状況として、新日とWWFの提携解消により、アンドレはラストシリーズとなることが決まっていた。そのため猪木は、アンドレからフォール、もしくはギブアップでの一本勝ちを要望し、その交渉を両者の間で重ねていた。 そんな中でアンドレがUWFへの不満を口にし、それに対して猪木が『だったらやっちゃっていいよ』などと言うのは、いかにもありそうな話ではある。 「猪木がアンドレに勝たせてもらうための交渉材料の一つとして、前田戦でのセメント許可を持ち出したという可能性もあるでしょう。日本側のトップである猪木の言うことであれば、アンドレがそれに従っても不思議はない。急きょテレビマッチとしてアンドレvs前田が組まれたというのも、猪木であればマッチメークの権限もあるし、テレビ局側への働きかけも容易です」(同) 猪木黒幕説については、ファンの間でも“前田との対戦を避けたい猪木が仕掛けた”として根強く語られている。 「しかし、猪木は前田のことを後継者、次期エース候補として考えていたし、直接対決についても話題を先延ばしにしていただけで、いつかはやるつもりだったと思います。だから、アンドレにセメントをけしかけたのだとすれば、それは前田つぶしのためではなく、前田がどこまでやれるかという、興味からのことだったのでしょう」(同) もしそうであれば、猪木がこの試合の直後に前田を激励したというのも、自然な流れだと言えよう。 すでにアンドレは天に召され、猪木はたとえ張本人であったとしても、そのこと自体を忘れている可能性が高い。真相は確かめようもないが、当欄では猪木黒幕説を最有力としたい。
-
スポーツ 2017年09月23日 17時30分
清宮がプロ入り表明で阪神が分裂? 金本監督が熱望するもう一人のスラッガー
怪物・清宮幸太郎(早実=3年)が進路表明会見を開き、プロ志望届を提出することを明かした(9月22日)。高校生が会見を設けて進路を表明するのは、異例中の異例。開始直前、司会進行役の学校職員が「午後1時10分から授業がありますので、その前に退席させてほしい」と説明した。そのアナウンスがされたときの時刻は、12時35分。12時過ぎまで午前中の授業があることは取材陣も知っていた。同40分から始まり、1時09分まで会見は行われたわけだが、取材陣は直前まで「清宮は昼メシ、食えたのか?」なんて軽口をたたいていた。 しかし、当の清宮は試合同様に緊張した面持ちで現れ、プロ入りへの強い思いを語っていた。「王貞治さんのような野球人になりたい。(王会長の記録の)868本を目指せるように…」 目標は王貞治・福岡ソフトバンク球団会長だと明かしていた。かなりの高い確率でホークスは清宮を指名してくるだろう。しかし、この会見に“刺激”されたのは、ホークスだけではなかった。阪神も「清宮1位」に大きく傾き始めた。「阪神も清宮の才能に早くから気づいていました。清宮か、履正社の安田尚憲内野手(3年)の2人を重点チェックしてきたんですが、佐野仙好統括スカウトを担当にあてています。スカウトを束ねる役職にあるベテランを直接担当にするのもそうですが、東西に跨がってとなると、前例はありません」(在京球団スタッフ) 希望球団はないようだが、「阪神ファン」であることはこれまで受けたインタビュー取材のなかで明かしている。硬式野球クラブの関係者もこう言う。「小学校の低学年のときに左打ちに変えているんですが、それは自分の意思でした。当時、阪神で活躍していた金本選手の影響です」 金本知憲監督(49)なら、清宮を大きく成長させてやれるだろう。15年・高山俊、16年・大山悠輔。3年連続での野手1位指名の可能性も出てきた。生え抜きのホームランバッターは金本監督の指揮官就任時の公約であり、営業サイドも清宮指名に異論はないだろう。四藤慶一郎球団社長は清宮の会見が行われた直後、一部の関西系メディアの取材に応じ、「(指名の)競合は覚悟の上」とも語っていた。 清宮の1位指名を決めたのは、阪神だけではない。指名後の抽選は必至だが、こんな声も聞かれた。「抽選に外れた場合の『外れ1位』の選択はこれから。でも、それ以上に難しいのは国内FA市場です。中田翔が権利行使すれば、やはり阪神は交渉に臨むのではないか…」(球界関係者) 日本ハムの中田翔(28)はFA権を行使するかどうか、まだ迷っている。共通のトレーニングジムに通っていた関係で、プライベートでは金本監督とは親しいという。「金本監督は2年連続で、外国人野手に恵まれませんでした。高い年俸を払って二軍暮らしの助っ人なら、中田のほうがマシ」(在阪記者) 過去2年のドラフト1位は金本監督に“譲ってきた”。直前で「欲しい!」と訴えた高山、大山に切り換えたわけだが、フロントもゴリ押ししたケースもあった。今季途中で獲得したロジャース、メンドーサはフロント主導で獲得した。金本監督は「若手の出場機会が失われる」と言って抵抗したそうだが、フロントは譲らなかった。「阪神フロントはシーズン中に渡米するなど、外国人選手の獲得ルートを構築しようと必死です。FAは投手中心の補強とも聞いているし、こちらは金本監督に譲らないと思う」(前出・在阪記者) 清宮の会見前日の21日、金本監督は5点差をひっくり返し、広島に一矢を報いている。金本監督は試合終盤に爆発した打線を勝因に挙げていたが、一部フロントは「投手陣の劣化がなければ苦しい展開にならなかった」と見ている。 外国人選手の獲得ルートを構築するのは、フロントのメンツ。強力打線でチームを強化したいとする金本監督の意見も分からなくはない。現場とフロントの意見が合致しているのは、スター候補・清宮の1位指名だけのようだ。
-
-
スポーツ 2017年09月23日 16時00分
中田久美監督を救え! ママさん荒木絵里香が自らをムチ打つド根性浪花節
女子バレーボール・ママさんプレーヤー荒木絵里香が再び日の丸をつけて臨む。東京五輪へ向けた第一歩として、9月5日から開催されたワールドグランドチャンピオンズカップは、韓国以外、すべて格上。苦しい戦いが続いたが、鬼のスケバン・中田久美監督(52)が一目を置いた選手が33歳の荒木絵里香。 「銅メダルを獲得したロンドン五輪のメンバーで、当時は主将でした。その後、結婚と出産が重なりセミリタイア状態でしたが、ド根性で代表に返り咲いたのです」(体協詰め記者) 荒木は木村沙織、迫田さおりなど、実力派揃いの東レ・アローズに在籍していた。ロンドン五輪イヤーの'12〜'13年シーズンは、スパイク、ブロック、サーブの個人タイトル三冠王に輝き、敢闘賞、ベスト6賞にも選ばれたが、'13年10月に結婚&出産のため退団。リーグ昇格を果たしたばかりの弱小チームで再スタートを切って以後、その努力は半端なく凄い。 「夜は子どもを寝かしつけ、ダンナの夕食を作ってからランニングへ。明け方も朝食の支度前にまた走り込み、昼間も子どもの脇でスクワットをするなど、1分1秒を惜しんで練習を積み重ねてきたといいます」(同) それについて中田監督は「代表合流後に人づてに聞かされた」というから、情ではなく本当に“必要な戦力”と捉えたのだろう。 「“木村ロス”後の代表を引き継いだ中田監督は、新しい中核選手の発掘も課せられていました。荒木はそこに割って入ってきたわけです。代表合宿で若手が練習に音を上げそうになると、中田監督は『ああぁん!?』と聞き直し威圧する。それに萎縮する選手へのフォロー役もしていました」(同) 荒木は時に、若手の憧れでもある木村の話も聞かせた。年齢が近いため「お互いにババアと呼び合っていた」と笑わせ、「でも、木村はね…」と、陰で努力していたことを伝えることも忘れないという。 「自身も代表再合流に向け、本来のミドルだけではなく、レフトやライトの練習もしていましたよ」(関係者) 海外ではママさんプレーヤーの活躍は珍しくないが、日本では少ない。今後もド根性をハートに刻んだ荒木がスケバン監督を救うか。 「ババアなんかじゃないよ」 ママさん荒木絵里香が自らをムチ打つド根性浪花節だ〜い。
-
スポーツ
GPWAであのタッグチームが復活?
2007年03月08日 15時00分
-
スポーツ
三沢に負のスパイラル
2007年03月07日 15時00分
-
スポーツ
新日本プチシルマ争奪戦勃発
2007年03月07日 15時00分
-
スポーツ
大日本 関本が破天荒トレ
2007年03月07日 15時00分
-
スポーツ
K-1 シュルト初防衛戦に サップ浮上
2007年03月05日 15時00分
-
スポーツ
K-1新遺恨 魔裟斗vsTBS
2007年02月27日 15時00分
-
スポーツ
棚橋時代到来
2007年02月19日 15時00分
-
スポーツ
アングル 永田 新日制圧へ IWGPヘビー級タッグ王者中西、大森組への挑戦急浮上
2007年02月19日 15時00分
-
スポーツ
ポスト魔裟斗ヘ アンディ・オロゴン 帰化計画
2007年02月06日 15時00分
-
スポーツ
輪島氏 自爆テロ
2007年01月24日 15時00分
-
スポーツ
ハッスル消滅!? 小川H軍休止宣言
2006年12月27日 15時00分
-
スポーツ
大みそかボビー弟と対戦 金子賢 前田道場入り
2006年12月14日 15時00分
-
スポーツ
珍指令 KID 秒殺禁止
2006年12月12日 15時00分
-
スポーツ
生還小橋に捧ぐ 三沢 GHC奪還
2006年12月11日 15時00分
-
スポーツ
猪木 緊急提言 想定外プロレスをやれ!
2006年12月05日 15時00分
-
スポーツ
1・4東京D「レッスルキングダム」 新日本 全日本“乗っ取り”へ秘策 長州3冠戦出撃
2006年11月16日 15時00分
-
スポーツ
復活1・4東京D大会へ秘策 新日本最終兵器サイモン猪木 IWGP挑戦!?
2006年11月07日 15時00分
-
スポーツ
来春ビッグマッチ パンクラス芸能人最強決定戦 坂口憲二 今田耕司 押尾学
2006年10月31日 15時00分
-
スポーツ
大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分