スポーツ
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スポーツ 2017年12月08日 14時00分
プロレス解体新書 ROUND75 〈交錯するプロレス人生〉 鈴木vs健介“人間ドラマの集大成”
2007年8月26日、全日本プロレス両国大会のメインイベントは、王者・鈴木みのると挑戦者・佐々木健介の三冠タイトルマッチ。結果は42分の激闘の末、健介の勝利となったが、実はこの試合、王者も挑戦者も全日所属ではないフリー参戦の日本人という、それまでの三冠戦の歴史にない異例のものだった。 21世紀初頭のプロレス界は“冬の時代”といわれるが、これを支えた立役者の1人が鈴木みのるであった。高山善廣とともに新日本、全日本、ノアとメジャー各団体の垣根を乗り越え、インディーにも積極的に参戦。まさにプロレス界を渡り歩き、各団体を盛り上げた。 「アメリカではWWEの寡占化が進み、選手のギャラが高騰。フリーの大物外国人レスラーを招聘しても、次回WWE出場までの“つなぎ”と言わんばかりのアルバイト感覚だから、高いファイトマネーに見合うだけの集客にはつながらない。それに比べれば鈴木や高山はずっとお得感がありました」(興行関係者) 各団体に“外敵”として参戦すれば、それだけで試合内容も会場の雰囲気も格段に盛り上がるのだから、マッチメーカーにしてみれば「他団体に出たからウチには出さない」などと言ってはいられない。 「UWF系の団体に所属して総合格闘技の経験もある2人だからこそ、いわゆる“純プロレス”についてその世界に長くいる人間たちよりも、ずっと客観的に見ることができたのでしょう。そこが彼らの強みとなりました」(同) 業界のしがらみにとらわれず、こうすれば面白いと思うことを迷いなく試合やマイクパフォーマンスで表現したことで、鈴木は停滞していたプロレス界に大きな刺激を与えた。 SWSにおけるアポロ菅原との不穏試合やUWFからパンクラスにかけてのモーリス・スミス戦など、かつての鈴木が発したストイックなイメージが強い昭和ファンからすると、プロレス界に順応して自ら盛り上げ役に回るその姿は信じ難いかもしれない。 外見を見ても、スパイラル模様に刈り込んだ髪形で舌を出しながら相手を挑発する今のスタイルと、以前のリーゼントヘアでタオルをかぶった寡黙な姿では180度異なる。 「とはいえ、鈴木自身の勝負へのこだわりは変わっていない。かつては対戦相手とだけの勝負だったものが、ファンやマスコミを含めたプロレス界を取り巻く環境すべてを相手に勝負するようになった。そう考えれば見た目の変化にも違和感はないでしょう」(プロレスライター) 鈴木がプロレスに本格復帰を果たすきっかけとなったのは、2002年に佐々木健介との対戦が持ち上がったことからだった。 若手時代、新日に所属していた鈴木とジャパンプロレスから合流した健介は、互いに意地をむき出しにしたファイトを繰り広げ、プロレス専門誌に“前座の名勝負”として取り上げられたりもした。 鈴木のUWF移籍により2人は袂を分かつことになるが、「互いにビッグになっていつか大舞台でもう一度闘おう」と誓い合った。その約束を果たすためというのが、鈴木が新日に参戦する名目とされた。 「ぶっちゃけ、それは鈴木を新日に招聘するためのアングルだったのでしょう。そのため、まず健介がパンクラスの大会で、鈴木と総合格闘技ルールで闘い、それから鈴木が新日に参戦するというのが当初の予定だったようです」(同) ところが、そこでアクシデントが起こる。健介の師匠である長州力が、新日退団後に新団体WJの旗揚げを画策する中で、健介もこれに引き抜かれることとなったのだ。 結局、鈴木vs健介は実現に至らず、獣神サンダー・ライガーが代役として鈴木と闘い敗戦。その流れで鈴木はパンクラスにプロレス部門を立ち上げ、なし崩し的に古巣の新日に参戦することになる。 WJ崩壊後の'04年になって、やはりフリーとして新日に復帰した健介がIWGP王座を獲得すると、これに鈴木が挑戦する格好で大阪ドームでの対戦が実現。しかし、メインのどたばた(アントニオ猪木の横やりでカード変更)に話題をさらわれたこともあり、どこか盛り上がりを欠くものとなってしまった。 「試合内容自体も、互いに相手に合わせるような間延びした印象で、若手時代の気持ちをぶつけ合うという雰囲気は薄かった」(同) 時は流れて'07年。鈴木は着実にフリーレスラーとして実績を重ね、全日の三冠ヘビー級王座を獲得し、5度の防衛を重ねていた。 健介もまた、長州の呪縛から解かれたゆえか、それとも“鬼嫁”こと北斗晶の指導のたまものか、かつてしょっぱい試合ぶりからファンに“塩介”とあざけられた頃とは打って変わり、さまざまな団体でフリーの大物として名勝負を繰り広げていた。 そんな両者が共にフリー参戦ながら、全日両国大会のメインイベント、三冠戦で激突。名実ともに2人が業界トップに立ったことの証しとなる一戦であった。
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スポーツ 2017年12月07日 22時02分
【DeNA】「また日本シリーズへ」筒香ら契約更改怒涛の増額ラッシュ!
今シーズン、セ・リーグ3位からクライマックスシリーズを勝ち抜き、19年ぶりの日本シリーズ出場を果たした横浜DeNAベイスターズの来季の契約更改が、4日からスタートした。4日田中浩康 1,500万円→2,200万円5日砂田毅樹 1,700万円→4,200万円石田健大 4,800万円→6,000万円宮崎敏郎 3,000万円→8,000万円梶谷隆幸 9,300万円→1億2,800万円倉本寿彦 4,300万円→7,300万円 初日、2日目と今年に比べて大幅アップで契約のサインをする選手が続く中、3日目はキャプテンとしてチームを牽引し、侍ジャパンでも4番打者としてWBCに出場した筒香嘉智がトップバッターで現れるとあって、球団事務所が入るビルのエレベーター前には複数のテレビカメラが筒香を待ち構えた。 筒香が事務所内に入り約20分。契約更改を終えた筒香が再びマスコミの前に現れた。筒香は、5,000万円アップの3億5,000万円の単年契約でサインを交わしたことを明らかにすると「チームとしては初めての日本シリーズに出場して、凄くいい経験ができた。日本シリーズに出てるのと、出ないで練習しているのでは、野球が上手くなる感覚が全然違うと思うので、そこで得たものは本当に大きい。でも、レギュラーシーズンは3位なんで、あくまでも優勝を狙って、そこに向けてやっていく」と今季を振り返りながら来季の抱負を述べた。 続いて行われた白崎浩之は2,000万円から1,850万円、国吉佑樹は2,000万円から1,700万円と、今年の契約更改では初となるダウンが続いた。日本シリーズではホームランを放った白崎だが、「球団からは後がないと言われました。悔しいシーズンだった。内野手は補強もしたので、チャンスは少ないと思いますが、日本シリーズで使ってもらえたので、打撃で貢献したいです。自主トレはすべてを入れ替えてやる」とコメント。CSも日本シリーズもテレビで観戦したという、今季4試合の登板にとどまった国吉は「GMからはいい球を投げている。しっかり投げ切れば4試合ということはないだろうと言われました。来年はテレビの中で野球をやっている選手になりたい」とリベンジを誓った。 4番手は今年ルーキーながら二桁勝利を挙げた濵口遥大が初の契約更改に臨み、1,500万円から4,750万円の大幅アップ。これは新人賞を獲得した中日の京田陽太(4,000万円)、西武の源田壮亮(4,100万円)を上回る金額。会見では、ハマちゃんの愛称で親しまれている濱口も終始笑顔。給料アップ分は「リフレッシュに使いたい」と語り、「慢心することなく1年やった経験があるので、また今年の気持ちを忘れずに準備して、来年は1年間ローテーションに入って、150イニング、160イニング投げられるように、しっかりと準備して臨みたいと思います」と来季の意気込みを語った。 そして、ラミレス監督がチームのキーマンと語る桑原将志が続き、4,000万円から8,500万円のまたまた大幅アップ。ムードメーカーらしく最初は「サインしてません」と冗談を飛ばしていた桑原だが、来季より背番号が1に変更。球団からはチームの顔になれと言われたという。桑原は「僕はプロ野球選手の特性にあるスランプというのが長いので、そこが課題。それを安定させると盗塁の数も増えるでしょうし、盗塁に関してはしっかり勉強したいと思います」と今季の課題を分析。来季は出塁率4割、盗塁30を目標に掲げ、広島の田中広輔のようなチームに影響をもたらせる選手になりたいと目を輝かせた。 大幅アップラッシュは止まらない。ここでベイスターズのエース今永昇太が登場。4,400万円増の8,400万円で一発サイン。金額を提示されたとき「こんなにいただいてもいいものか」と思ったそうだが、「同時に責任感も生まれた」というのが今永らしい。今永は「今年のすべての数字を来年は超えたいと思ってますし、昨年、今年とやってきて、まだまだチームのみんなからも、監督さんからも絶対的な信頼をまだ得てないと思うので、信頼というのを来シーズンはすべて勝ち取って、みんなからこの試合は任せたと言われるようなピッチャーになりたいですね」と語り、来季の目標を15勝に設定。来季の開幕投手についても「候補に入れてもらえるようにアピールしたい」と意欲を見せた。また増額分の使い道について「皆さんと飲みに行きましょう!」と笑いを取ることも忘れない。11月の侍ジャパンでの経験も「シーズン中とは違うプレッシャーの中で投げたというのは大きい」と充実した表情で振り返っていた。 3日目最後に契約更改に臨んだのは、選手会長も務めるセットアッパー三上朋也。2,100万円増の8,100万円でサイン。今シーズンの三上は、防御率は5点台と本来の力ではなかったが、61試合登板、31ホールドは立派な数字。三上は「登板数と途中不調でファームに落ちたが、1年間怪我をしなかったことが球団から評価された」とコメント。続けて「大事な場面で使ってもらって、失敗もしたけど、チームが3位に入って良かった。また日本シリーズに行きたい」と安堵の表情を浮かべた。選手会長としては、夏場のブルペンの暑さ対策などを球団にダイレクトに伝えると、すぐに対応してもらえたことを例に挙げ、来季も「選手がよりやりやすい環境でできるように話しながら、チーム、選手、スタッフが一丸になって優勝したい」と語り、この日の契約更改を締めた。 ベイスターズは若い選手が中心なので、もともと年俸が安い選手が多いこともあるが、今年の大幅アップラッシュが選手のモチベーションを上げるのは間違いない。また選手の口々から「まだまだ」「もっともっと」「チームのために」「何かできないか?」「優勝したい」という現状では決して満足してない言葉が出てきたのは、日本シリーズまでドラマティックに駆け上がっていった経験が「来年こそ」という気持ちに繋がっているのだろう。 来年のベイスターズは3位ではなく優勝からの日本シリーズ進出を目指す。※文中の金額は推定取材・文/どら増田カメラマン/萩原孝弘
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スポーツ 2017年12月06日 22時02分
ヤンキースには行かない! 大谷翔平は浪花節で去就を決める
ポスティングシステムによるメジャーリーグ移籍を目指す大谷翔平投手(23)が“意思表示”をした。ヤンキース、お断り…。興行的に大規模市場にある東地区の球団は希望していないという。12月3日(現地時間)、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMも地元メディアの取材に応じ、「我々は除外された。終わった」とコメントしたことで、近日中にも大谷が希望する米球団名も表明されそうだ。 この大谷の意思表示だが、日本ハム球団の影響を強く受けていたようだ。「野茂英雄氏の長男が球団通訳を務めています。野茂氏はメジャー7球団を渡り歩き、現在もパドレスのアドバイザーという肩書を持っています。それから、木田優夫氏もいますからね」(ベテラン記者) 木田氏は先のドラフト会議で清宮幸太郎の抽選クジを引き当て、一躍「時の人」となった。肩書はゼネラルマネージャー補佐、メジャーリーグだけではなく、日本の独立リーグにも在籍した経験豊富なプロ野球OBであり、シーズンオフはバラエティー番組にも出演し、芸能人との交流も深い。その木田氏の影響を指摘する声が多く聞かれた。「木田氏は清宮を引き当てた後もタレント名を出して、その人の助言のおかげとか言っていたように、『軽いイメージ』もある。でも、本当は、野球界全体のこと、プロ野球の今後について深く考えている人なんです」(球界関係者) 木田氏はドジャースで強い衝撃を受けたとされている。ド軍の往年のプレーヤーに、ジャッキー・ロビンソンがいる。有色人種のメジャーリーグ参加の道を切り開いた功績は有名だが、ド軍は新入団選手に必ずその話をするそうだ。「ド軍の所有施設にゴルフ場があったんです。『なぜ、ゴルフ場があるのか』を説明するんです。有色人種のジャッキー・ロビンソンが差別を受け、オフのチーム納会で彼だけがゴルフ場に入れなかったこともあり、だったら、自分たちでゴルフ場を造ってしまおう、と。そういうメジャーリーグの歴史を教えられるんです。木田氏はメジャーリーグの歴史、伝統を大切に捉えています」(前出・同) 日ハム内では「大谷の本命はドジャース」と見る向きがある。木田氏の影響だろう。 また、こんな情報も聞かれた。“浪花節”である。「いちばん最初に、大谷にアプローチした米球団はドジャースなんです。彼が高校一年生のときですよ」(アマチュア球界要人) 大谷の母校・花巻東には米球界に対する“免疫”がある。大谷と入れ代わるようにしてプロ入りした菊池雄星(26=埼玉西武)がいたからで、当時はNPBよりも米スカウトのほうが熱心に学校に通いつめていた。もっとも、菊池の西武入りと同時に彼らは撤収したが、ドジャースのアジア地区担当スカウトだけは違った。一年生夏の大谷を見ていたという。先のアマチュア球界要人によれば、「単なる偶然」とのことだが、大谷サイドは「いちばん始めに自分を見てくれたプロスカウト」ということで、好印象を抱いていたそうだ。 元NPBスカウトがこう続ける。「最初に自分を見てくれたという出会いを大切にする指名選手は、今でも多いんです。今はウェーバー制だから、希望球団があっても、そこに必ず指名されるという保証はない。でも、指名挨拶で『最初に自分を見てくれた球団に指名されて、嬉しい』と話す球児もいてね」 大谷が高校時代の出会いを今も大切にしている可能性は高い。「ヤンキースは良くも悪くも保守的な球団です。二刀流という新しい挑戦を認めず、途中から投手か、野手のどちらかに専念させてしまう危険性もあったと思います。二刀流を貫けば、中4日で定期的に5人の先発投手をまわすローテーションは成立しません。その懸念は他の米チームも抱えており、交渉は意外と長引くと思う」(米国人ライター) “浪花節”を大事にする大谷のハートを掴むのはどの球団か。投手と野手の二刀流が他投手の協力がなければ成立しないとすれば、出会いを大切にする大谷の本心とはかけ離れているような気もするが…。
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スポーツ 2017年12月06日 14時00分
浅田真央、舞姉妹の“新プロジェクト”立ち上げにスケート連盟が渋い顔の理由
「氷上じゃなきゃ浅田真央(27)の価値はない」という声が聞こえてくる。平昌冬季五輪で「真央はもう用ナシ!?」と言われる中、浅田もそれに対応すべく新たな稼ぎ口を模索し始めたようだ。 そもそも、「用ナシ」の声が出始めたのは、浅田以上に喋りの巧いフィギュアOGが現れたからだ。 「今年4月に引退会見を開いたときはノーマークでしたが、村上佳菜子(23)があんなに喋り上手とは思わなかった。民放TV局のスポーツ、芸能両方の制作スタッフがスケート連盟に確認したところ、彼らも驚いていたようです。浅田が平昌五輪出場を目指す選手にとっては雲の上の存在であるのに対し、村上は友達感覚で話せる関係を築いている。そのため、現地リポートは彼女にお願いすることになるでしょう」(制作プロの1人) 解説には“レジェンド”荒川静香がいるため、たとえ浅田でも取って代わることはできない。五輪特別大使を務めるキム・ヨナと再会でもしたら、出番はお終いということになりそうだ。 そこでというわけか、浅田は別のステージに向けて動き始めていた。自身のSNSを使いスケーターを募集。「来年から始まる新プロジェクトに」と謳っている。 「詳細は今後の発表となりますが、姉・舞との浅田姉妹はフィギュア選手の育成を始めるようなのです」(体協詰め記者) 浅田は「スケート界に恩返しを」と引退会見で語っていた。浅田姉妹が直接教えるとなれば、全国から希望者も殺到するはずだ。しかし、スケート連盟はあまりいい顔をしていない。 「自分たちが関わるアイスショーのオーディションも兼ねていますからね。まあ、浅田と同じステージに立てるとなれば、子どもたちは夢を持てますし、悪いことではありませんが…」(同) “オーディション”を全面に押し出せば、それは五輪とは直接関係のない興行となるため、やはり「恩返し」という名の稼ぎ探しとも捉えられかねない。
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スポーツ 2017年12月05日 22時06分
サッカーワールドカップ日本代表、南米勢からの初勝利なるか?
サッカーワールドカップロシア大会は、グループリーグ組み合わせが決定し、日本の対戦相手がポーランド・セネガル・コロンビアに決まった。 日本代表は、ワールドカップにおいて、これまで欧州・アフリカ勢には勝利した経験はあるものの、南米勢には一度も勝利を挙げていない。ロシア大会では初戦で、前回大会に続いてのコロンビアとの対戦となるが、リベンジと共に、南米勢からの初勝利を奪えるだろうか。 これまでの南米代表との4度の戦いを振り返る。■アルゼンチン、ブラジルには歯が立たずワールドカップ初出場となった1998年のフランス大会、グループリーグ初戦でアルゼンチンと対戦した。初出場、初戦ということもあり、日本のW杯史上、最も注目を集めた試合といえるこのアルゼンチン戦は、前半28分、ガブリエル・バティステュータに得点を決められる。中田英寿、城彰二、川口能活等を主力として挑んだ日本代表は善戦するも、老獪なアルゼンチンから得点を奪うことが出来ず、そのまま0対1で敗れた。2006年のドイツ大会では、サッカー王国ブラジルと対戦。勝たなければ決勝トーナメント進出が出来ずに敗退が決まる日本は、ブラジルを相手に前半、三都主アレサンドロのパスから玉田圭司が抜け出し、鮮やかなゴールを奪う。しかし、先制を許したブラジルは前半終了間際、ロナウドのヘディングシュートで同点。無失点での折り返しを狙う日本のゲームプランは脆くも崩れ、後半はブラジルのゴールラッシュとなり、終わってみれば1対4で敗戦。ブラジルの英雄ジーコが率いた日本代表はカナリア軍団になすすべなく敗れ、大会を去った。■パラグアイには善戦もコロンビアには現実を突きつけられる 2010年南アフリカ大会、直前まで不安視されていた日本代表だったが、本田圭佑、岡崎慎司、長谷部誠、長友佑都等の活躍により、見事にグループリーグを突破、トーナメント初戦の相手はパラグアイだった。ベスト8進出のかかったこの試合は、互いに守備意識が高く、120分を終えて0対0、決着はPK戦へ。5人全員が決めたパラグアイに対し、日本は3人目の駒野友一が外し、パラグアイが勝利。この試合、試合展開が特に見せ場もなく進んだため、「日本人とパラグアイ人以外は興味のなかったゲーム」と揶揄されたと言われている。 まだ記憶に新しい前回のブラジル大会、グループリーグ最後に当たったコロンビア代表にも、力の差を見せつけられ敗れている。前半、先制された日本代表はロスタイムに岡崎のヘディングシュートで同点に追いつく。理想的な展開で後半を迎えるも、途中交代でハメスロドリゲスが投入されると、完全にコロンビアに主導権を握られる。後半、ハメスロドリゲスのゴールもあり結局、1対4で敗戦。当時、一部の日本代表選手によって「自分たちのサッカー」で「ワールドカップ優勝」すると発せられていた理想は、コロンビアに子ども扱いにされたかのようなこの戦いで、木っ端微塵に打ち砕かれた。 ロシア大会では再びコロンビアとの対戦が決まり、リベンジを果たせるか大きな注目が集まる。同時に、南米勢との通算5度目の対戦でもあるこの試合、果たして「鬼門」は打ち破ることが出来るだろうか。(佐藤文孝)
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スポーツ 2017年12月05日 22時05分
【DeNA】「ハマスタで迫力あるパフォーマンスを」“ハマの女神”diana来季は20人体制
横浜DeNAベイスターズは4日、横浜スタジアム室内練習場にて、オフィシャルパフォーマンスチームdiana(ディアーナ)の2018年度メンバーを発表した。 今季は12名だったメンバーを来季は20名に増やし、来季も続投するメンバーは5名に留まった。今回開催したオーディションは、過去最多となる304名が応募。3度の審査を経て20名のメンバーを決定。オーディション終了から一夜明けて、厳しい選考を勝ち抜いたdiana2018年度メンバーがお披露目された。 来季のキャプテンとなったAyumiは「きのうまでオーディションをやっていて、やる気と元気のある子たちが集まって、来シーズンからのdiana2018メンバーが決まりました。キャプテンとして、さらに横浜DeNAベイスターズへ寄り添い、最高の笑顔と洗練されたパフォーマンスを通して、横浜スタジアムを盛り上げていきます。老若男女問わず幅広い方に横浜DeNAベイスターズを知っていただくきっかけとなれるよう、全身全霊で活動しますので、来シーズンもオフィシャルパフォーマンスチームdiana2018をよろしくお願いいたします」と少し緊張しながら笑顔で話すと、バイスキャプテンのAyakaは「横浜の街、横浜スタジアム、さらにはプロ野球界を盛り上げられるよう、精一杯努めさせていただきます」と力強く語った。 dianaは、2006年よりチアリーディングチームとして横浜スタジアムを盛り上げて来たが、2015年にサポーティングガールズユニットという名称のもとリニューアル。来季からは、ダンスパフォーマンスにより一層努力を入れるべく、オフィシャルパフォーマンスチームに生まれ変わるが、引き続き、横浜スタジアム内外でのイベントやパフォーマンスを通して、ファンを盛り上げていく他、神奈川県内の幼稚園訪問やチアスクールインストラクターなど地域貢献活動にも積極的に参加していく。 新メンバーについて、球団担当者は「メンバーが20名になるのは2012年以来。今回も色んなバックボーンを持った個性的なメンバーが揃いました。ダンスのスキルがかなり上がっているので、来季は横浜スタジアムのグラウンドで迫力のあるパフォーマンスに注力していきたい」と今回の選考総括と来季のパフォーマンスについてコメント。ダンスだけではなく、歌などその他のパフォーマンスにも積極的に挑戦していくことを明らかにした。 公式のチアリーディングがいない広島を除く、11球団のチアやパフォーマンスチームの中で、来季のメンバーを発表したのは、dianaが最速ということからも、dianaに対するDeNAの力の入れ方が伝わってくる。ファンフェスティバルでは、今永昇太がメンバーと共に踊り、柴田竜拓はdianaのコスチュームを着用しながらダンスを披露するなど、dianaが果たす役割は大きい。ベイスターズ20年振りのリーグ優勝に向かって、dianaのボリューム感溢れるパフォーマンスも注目だ。■2018年度メンバー前列左からFuko/Mitsuki/Aira/Ayumi/Ayaka/Manami/Saori/Maho中列左からMai/Shiho/Emily/Cyan/Kyoka/Yayoi後列左からYukina/Junon/Aoi/Mina/Natsumi/Yumi中央のキャラクターはDBスターマン■2017年度卒業メンバーYuna/Chiaki/Riho/Yuri/Kanako/Hina/AriYunaのコメント「このたび、4年間活動させていただいた、dianaを卒業することになりました。dianaのメンバーとして、チームとファンの皆さまの架け橋となり、元気と笑顔を届けたいと思い、がむしゃらに走り続けてきました。活動を通し、私たちがファンの皆さまから大きいパワーを貰っていたな、と心から感謝の気持ちでいっぱいです。『生まれ変わってもdianaになりたい』と思うほど、この活動が楽しくて楽しくて大好きで仕方なかったです。これからも横浜DeNAベイスターズ、そしてdianaも応援していきます。幸せな時間をありがとうございました」取材・文・写真/どら増田
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スポーツ 2017年12月05日 14時00分
イチロー、松坂大輔に浮上した「現役引退の地」メキシカンリーグ
地球の裏側の「お寒い球場」でイチロー(44)と松坂大輔(37)が“再会”する可能性が出てきた。 「イチローの去就が決まるのは、来年1月半ば以降。キャンプ直前まで決まらないかもしれません。マイナー契約も覚悟しなければならないというのが、周囲の一致した声」(特派記者) イチローは今季、136試合に出場して打率2割5分5厘。代打など試合途中での出場が多く、「第4の外野手」との位置づけだった。新たな経営陣が世代交代を決めたためフリーエージェントとなったのだが、メジャーでは主力選手が固まってから、第4の外野手など控え選手を決めていく。その流れだと、キャンプ直前まで去就が決まらないというわけだ。 「故障を抱えているわけではないので、100%悲観的になる必要もありませんが…」(同) これに対し、絶望的な声しか聞こえてこないのが、松坂大輔の方だ。リハビリ中の右肩だが、どこまで回復しているのか、誰も分からない。古巣ホークスが「コーチ契約をいったん交わして」という打診をしたくらいだから、NPBはもとより、米マイナー球団、米独立リーグも手を出しにくい。 そこで急浮上してきたのが、メキシカンリーグだ。 「米独立リーグよりもマシ。興行規模は大きくないが、リーグの実力はWBCで証明済み。アマダー(楽天)、クルーズ(元楽天、巨人)、メンドーサ(元阪神、日ハム)などを輩出しており、ここでの活躍を機にメジャーに挑戦する若者もいれば、再起のきっかけを掴んでいくベテランもいます。選手数が多くないので、獲得基準は緩い」(同) 一方、イチローも'18年シーズンの選択は難しい。メジャー契約が厳しいのであれば、マイナーで好機を待つか、日本帰還の二択となる。メンツを考えれば、マイナーや日本帰還よりも、メキシコの方がよさそうだ。しかし、こんな声も聞かれた。 「日本ハム二軍打撃コーチに就任した吉岡雄二氏などが同地でプレーした経験があります。彼らの話を聞くと、機関銃を持った兵士が街中を歩いていた、マフィアのボスの愛人がスタンドにいるからそっちを見たら命が危ない、三塁手が一塁に送球したら強風でボールが流された、とか信じられないような話ばかりでした」(スポーツライター・美山和也氏) 天候も凄まじい。日中は真夏日のような暑さだったのに、ナイターの行われる時間帯は初冬並みの寒さに見舞われるという。天候・気象との戦いの面で、その厳しさは「米マイナーの比」ではないという。 「松坂を歓迎したいとする日本国内の独立リーグの動きも聞かれます」(同) NPB球団が手を差し出す可能性はゼロ。松坂は海外に活路を見出すつもりだが、米球界は無視。韓国、台湾も考えにくい。よって、メキシコしかない。イチローもメンツ重視で「メキシコなら」と安易に考えようものなら、痛い目に遇うのは必至だ。2人の元天才には晩節を汚してほしくない。
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スポーツ 2017年12月04日 22時03分
リプレー検証の完全導入で聞かれる 「ウチの監督、大丈夫?」の声
監督の力量、つまり、名将か否かがはっきりとファンに伝わる『ルール変更』となりそうだ。 来季から、審判が下した判定に異議がある場合、ビデオ映像による「リプレー検証」を求められるようにルール変更された。すでにコリジョンルールの導入に伴い、本塁でのクロスプレー、二塁ベース上で併殺プレーを阻止するための危険なスライディング、本塁打かどうかを確認するためのリプレー検証は行われてきたが、来季からはもっと“細かく”なる。メジャーリーグに倣い、打者走者が一塁ベースを駆け抜けたときのアウトかセーフか、自打球の確認はもちろん、それこそ、ストライク、ボールの判定にもリプレー検証を要求することができるようになる。 ただし、その検証要求は両チームとも「1試合2回まで」、判定が覆った場合はカウントされない。また、延長戦に突入した場合は“リセット”となる。メジャーリーグでは「チャレンジ」と呼ばれる同制度は、NPBでは「リクエスト」という名称になる。 このリクエスト制度の導入は、監督の力量を晒し出すことにもなりそうだ。「混乱は起きないと思います。第4回WBCでもチャレンジ制度が使われ、日本でも本塁突入時のアウト、セーフを巡るリプレー検証は何度も行われてきましたので」(在京球団スタッフ) 直近の例を挙げれば、日本シリーズ第2戦、ホークス1点ビハインドで迎えた7回裏二死満塁の場面で適時打が出た。二塁走者が本塁に突入した際、工藤公康監督がリプレー検証を要求し、判定は「セーフ」に覆っている。このリプレー検証が短期決戦の流れを変えたことは言うまでもないだろう。 この日本シリーズでのリプレー検証を指して、こんな声も聞かれた。「審判団がビデオ検証を終え、セーフをコールしたとき、工藤監督はガッツポーズを取りました。セーフの確信があったのではなく、工藤監督はリプレー検証に持ち込むことに目的があったと見るべきでしょう」(プロ野球解説者) リプレー検証に持ち込むことが目的…。つまり、試合は中断する。判定通り、「アウト」だったら、守備に着いていたベイスターズナインは「同点は許したが、逆転は阻止した。さあ、これから」と士気が高まっただろう。しかし、審判団が検証ビデオを入っている間、彼らはグラウンドで待っていなければならない。その僅か数分の「間」が士気を奪ったというのだ。 工藤監督の手腕、試合主導権を握るためのインサイドワークだ。来季から、「リクエスト」の使い方が巧い監督が試合を有利に進めることになる。「試合展開の読めない監督は、単に判定に不服があるときにしか『リクエスト』を使わないでしょう。しかし、試合の流れを止める、流れを変えるために使う監督も出てきますよ」(前出・同) 早くも、この制度に不的確な指揮官も予想されている。熱くなるタイプの阪神・金本知憲監督、優柔不断な一面も持つ巨人・高橋由伸監督、指揮官一年生のロッテ・井口資仁監督などがそうだ。一般論として、プロ野球監督の「抗議」には二種類がある。一つは本当に判定に対する不服で、もう一つは味方選手を鼓舞するための演技。今後、後者が「リクエスト制度」に変わるわけだ。 巨人・高橋、阪神・金本両監督のプライベートを知るプロ野球OBがこんな話をしてくれた。「高橋監督は一緒に食事にいくと、注文をなかなか決められない。散々悩んで、最後は『任せるよ』と後輩にメニュー表を渡します。金本監督は飲み始めると、ずっと同じ話をしています。現役時代、試合で打てないと、翌日も怖い顔をして球場入りしていた」 新制度導入で大きな影響は出ないとの声のほうが多いが、チーム内にはありそうだ。指揮官の求心力にも影響しかねない。際どいタイミングの度に、「ウチの監督、大丈夫?」の目線を向けられなければいいのだが…。
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スポーツ 2017年12月03日 14時00分
プロレス解体新書 ROUND74 〈最後の新日“頂上対決”〉 坂口が10戦目で猪木から初勝利
新日本プロレス旗揚げ当初、日本プロレスのエースだった坂口征二を「片手で3分」で倒すと豪語したアントニオ猪木。実際の両者の対戦でも6勝1敗3分と猪木が大きく勝ち越している中で、唯一、坂口が勝利したのが1986年5月30日、広島での一戦であった。 プロレスに限ったことではなくスポーツや芸能全般において、興行関係者の間でかつて“三種の神器”と呼ばれたのが宗教団体、在日組織、そして暴力団の3つであったという。 宗教団体と在日組織はその強い結束による観客動員力、つまりチケットのまとめ買いを見込んでのこと。また、今のようにチケットのネット販売がなく、手売りが当たり前だった時代、暴力団のネットワークによる販売力は興行成功のために欠かせないものだった。 プロレスにおいてはそうした組織の影響が、あからさまにリング上に影響することもある。 「誰とは言えませんが、普段は前座で目立たない選手がある決まった地域での試合に限って、見せ場たっぷりの活躍をすることがある。なぜかといえば、その土地の有力者のお気に入り選手なわけです」(スポーツ紙記者) それとは逆に、ある地域に限っては成績が振るわないということもある。例えば、広島でのアントニオ猪木だ。スタン・ハンセンに逆ラリアットからの逆さ抑え込みで勝利したNWF王座戦の印象が強く('80年9月25日、広島県立体育館)、猪木と広島の相性が悪いとは思わないファンも多いだろう。 だが、あらためて成績を振り返ると、タイガー・ジェット・シンとのNWF王座決定戦におけるピンフォール負け('75年3月13日)や、アンドレ・ザ・ジャイアントに秒殺リングアウト負けした第5回MSGシリーズ('82年3月26日)など、手痛い敗戦も目立つ。 「アンドレに負けた試合はテレビ生中継の時間がなくなったため、早期決着を図ったというのが真相でしょうが、あまりの呆気なさに暴動騒ぎにまでなりました。また、このときは膝の負傷を理由に決勝戦を欠場しています(結果、繰り上がりで決勝進出したキラー・カーンをアンドレが下して初優勝)」(同) さらに'77年11月29日には、グレート・アントニオを相手に反則負け(伝説の不穏KO勝利の前哨戦)を喫し、この敗戦により、それまで続いていた猪木のシングル戦100連勝(格闘技戦や引き分けを含む)がストップしている。 猪木の生涯シングル戦績が612勝41敗50分けであることからしても、広島での敗戦の多さは際立っている。しかし、だからといって猪木が、広島で嫌われていたということではない。 「広島は地元組織が地域にしっかりと根ざしていて、常に安定した興行が打てる。その返礼として看板カードを提供するのですが、シリーズの山場を大阪や東京の大会場に持っていくには、広島あたりで“猪木敗戦”のようなアクシデントが起きると、ちょうどいいアクセントになるわけです」(プロレスライター) 猪木と坂口の初対決('74年4月26日、時間切れ引き分け)が広島であったことも、そうした事情が関係している。 「猪木と坂口という団体トップの直接対決を大都市の大会場で行うとなると、どうしても“雌雄を決する大一番”の色合いが出てしまう。'78年4月21日、蔵前国技館で行われた第1回MSGシリーズ開幕戦でも、延長、再延長の激闘の末にようやく猪木がリングアウト勝ちを収めています。その点、シリーズ途中の広島ならば、勝っても負けても次につなげることができるし、普段は陰に隠れがちだった坂口に花を持たせるにも具合がいいわけです」(同) とりわけ印象深いのは坂口の初勝利となった'86年5月30日のIWGPリーグ戦であろう。 WWFとの提携解消により外国人レスラーの顔触れは大きくスケールダウン。下剋上を狙う藤波辰爾も負傷欠場とあって、無風のままの猪木優勝が予想されていたところに、勇躍立ちはだかったのが坂口であった。 セミファイナルに組まれた両雄の一戦。メインは藤波&木村健吾にディック・マードック&マスクド・スーパースターが挑戦したIWGPタッグ王座戦であった。 シリーズ前に写真誌で不倫報道をされた件により、猪木は丸坊主姿でリングに臨んだが、坂口は序盤からパワーファイトで押しまくる。対する猪木もラフファイトで対抗し、起死回生の延髄斬り。 これにふらつきながらもアトミックドロップの態勢に持ち込んだ坂口は、バランスを崩してロープ最上段に猪木を投げ捨てる恰好になる。すると、このとき股間を強打した猪木が場外で悶絶する間にカウントが進み、坂口が勝利を収めたのであった。 「ただ猪木が計算高いのは、この日、前田日明とアンドレ(リーグ戦不参加で特別参戦)のタッグ戦を組んだこと。伝説の不穏試合以来となる対戦に話題を持っていくことで、自分の負けの印象を薄めさせる意図があったのでしょう」(同) むろんこのIWGPリーグ戦も、結局は猪木の優勝で幕を閉じたのだった。
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スポーツ 2017年12月02日 18時01分
相撲協会に“忖度”しまくって核心を避ける各メディア
1日に発表された今年の「新語・流行語大賞」が「インスタ映え」と「忖度」に決定したが、各メディアの過剰な「忖度」が目立つのが、引退した元横綱・日馬富士(33)の平幕・貴ノ岩(27)に対する暴行事件だ。「各メディアともに、暴行の遠因が貴ノ岩が行きつけの東京・錦糸町の飲み屋での発言であることまでは報じた。ところが、肝心のその発言の内容についてはボカしてしまっているので騒動の核心いつまで立っても明るみに出ないまま」(角界関係者) 日本相撲協会は11月30日に開催した理事会で、「週刊新潮」(新潮社)に対し、抗議文書を送ることを決定。その理由として、「協会の名誉に関わる問題」と説明したが、発売中の同誌の記事こそ、まさに今回の騒動の核心に触れてしまっているというのだ。「記事によると、貴ノ岩は飲み屋で同席した知人に対して『ナイラはやらない』と宣言したという。『ナイラ』とは『八百長』を意味するモンゴル語。記事では横綱・白鵬らモンゴル人力士がまるで互助会のように星を回し合っていることも報じているが、いまだに八百長は当たり前のように横行していると聞く」(相撲担当記者) 貴ノ岩の師匠はガチンコ力士として知られている貴乃花親方(45)。理事会では事件の徹底究明のために強硬な態度を見せたという貴乃花親方だが、まだまだこの話題は世間をにぎわせることになりそうだ。
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