スポーツ
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スポーツ 2018年03月07日 18時00分
「トリプルスレットで勝負したい」シナが、レッスルマニアのAJ対中邑に割り込み宣言!【WWE】
世界最大のプロレス団体WWEは米国現地時間3月5日、主力ブランドであるロウをウィスコンシン州ミルウォーキーで開催した。 先週行われたもうひとつの主力ブランド、スマックダウンで、WWE王者AJスタイルズに勝利し、日本時間3月12日にオハイオ州コロンバスのネイションワイド・アリーナで開催される次回PPV『ファストレーン』で開催する『6パックチャレンジWWE王座戦』(6選手参加によるタイトルマッチ)の出場を獲得したジョン・シナがリングに登場した。 シナは「ファストレーンで勝利して17度目のWWE王座戴冠を果たす。そしてAJスタイルズはリマッチ権を行使して、レッスルマニア34のWWE王座戦は中邑真輔、ジョン・シナ、AJスタイルズでのトリプルスレットで勝負したい」と6パックチャレンジ戦の勝利、さらにはプロレス界世界最大のビッグマッチ『レッスルマニア』(日本時間4月9日ニューオリンズ メルセデス・ベンツ・スーパードーム)での対戦カードを予告した。 そこに、突然ゴールダスト(新日本プロレスに参戦中のCodyの実兄)が現れると、そのまま試合が始まり、この試合でもアティテュード・アジャストメントを決めて快勝。『ファストレーン』での王座奪取、そして『レッスルマニア』で、AJ対中邑へ割り込むというシナのプラン達成に向けて弾みをつけたが、日本のファンはもちろん、世界のファンだけではなく、中邑自身も世界最高の舞台でAJ対中邑のシングル実現を期待しているだけに、このシナの空気を読まない行動は迷惑な話である。 またWWEは、ヒルビリー・ジムの2018年度のWWE殿堂入りを発表した。2018年度の殿堂者としてはゴールドバーグ、ダッドリー・ボーイズ、アイボリー、ジェフ・ジェレットに続きこれで5人目。 今回殿堂入りが発表されたヒルビリー・ジムは1984年にWWEデビュー。ジーンズの繋ぎ姿に笑顔のひげ顔。大きなカントリーボーイとして、多くのWWEユニバース(ファン)に愛された。日本のリングへの参戦はなかったが、1980年代、新日本プロレスマットにおけるアントニオ猪木との闘いから世界のスーパースターにまで上り詰めたハルク・ホーガンに見いだされ、トレーニング受けると持ち前の怪力に技術が加わり、類稀な才能を開花させた。1990年にリングを去るまで多くの名試合を残したヒルビリー・ジムだが、中でも93,173名もの来場者を誇った『レッスルマニア3』で行われたキングコング・バンディとのシックス・パーソン・タッグ・チーム・マッチが記憶に残る。その後もWWEで仕事を続け、2014年にはWWEネットワークのリアリティ番組「レジェンド・ハウス」でまた新たな一面を見せ、多くのユニバースを笑顔にした。殿堂入りセレモニー『WWEホール・オブ・フェーム2018』は、日本時間4月7日にルイジアナ州ニューオリンズのスムージー・キング・センターで行われる。文 / どら増田写真提供 / ©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年03月07日 14時00分
悩める貴公子「現役続行か」「引退か」“ゆづ”のこれから
「うああ〜。初めてこんな質問が来ました」と苦悶の表情を浮かべた。2月27日、羽生結弦(23)が都内で行われた日本外国特派員協会の質問に答えたのだが、意味が通じず落ちこんだ。何とか理解してもらおうと言葉を重ねたが、外国人が多いこともあって通じなかったのだ。机に頭を突っ伏し、恥ずかしそうに「だめだ…」とつぶやいた顔が世のおばさまたちをキュンとさせた。 羽生は、2大会連続のオリンピック金の次に掲げる平昌冬季五輪後のライフプランを明かした。 「これからも、もうちょっとだけ、自分の人生をスケートに懸けたい」 “現役続行”だ。しかし、羽生はかねてから、今五輪を最後に引退するとも囁かれていた。その根拠は、自身の発言にあった。 2014年夏季、日本スケート連盟公認の専門誌のインタビューで「23歳で辞めようと思っている」「平昌までしっかりと頑張る。その後はまだ漠然としていて…」と答えており、後日、最終決定ではないとする旨も説明していたが、「現役続行の確約」がされないまま、最近に至っていた。 今回の発言にしても、そうだ。「スケートに懸けたい」とは言うものの、そのステージが従来と同じ競技者としてのものなのか、アイスショーをメーンとするプロ活動なのかは語っていない。仮に競技者として現役を続けるとしても、4年後の北京冬季五輪を目指すのか否かも明かしていない。 やはり、羽生の今後は不透明なのだ。 「故障した右足が完治していないので、当面は治療に専念するようです。来季に関して質問しても、スケート連盟も明言してくれません」(取材陣の1人) また、羽生は「本気で1位を目指している人を応援したい」とも会見で語っていた。競技の枠を超えてアスリートをサポートするビジョンを持っているようだ。 「羽生はスケーターとしてのピークは23、24歳と見ています。これも引退説に真実味を加えているんですが、東日本大震災の復興のために今以上に尽力したいとの思いが強く、そのためのチャリティー活動などを増やしていくとしたら、プロになった方が活動しやすい。復興支援にしても、規模が壮大な計画なので、羽生1人では決められないのでしょう」(体協詰め記者) 連盟からすれば、「団体戦回避」のワガママを認めた恩返しは受けていない。悩める氷上の貴公子・羽生結弦「現役続行か」「引退か」“ゆづ”のこれからに世のおばさま方は気が気でない。
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スポーツ 2018年03月07日 06時49分
「かわいい!」ベイスターズ女性ファンイベント、今年のユニフォームは球団初のドット柄!《DeNA》
横浜DeNAベイスターズは、5月11日からの対東京ヤクルト3連戦で開催する女性ファン向けイベント『YOKOHAMA GIRLS ☆ FESTIVAL 2018』で配布する女性限定ユニフォームのデザインを発表した。 4年目を迎える今年のテーマは『オトナGIRL』。配布するユニフォームは2018年のファッショントレンド・ドットをベイスターズのプライマリーマークに用いた淡い「横浜ビューティブルー」とホワイトの2色であしらった斬新なデザイン。シルエットはAラインを採用し、女性の柔らかい雰囲気をより引き立たせるものになった。 球団関係者によると「ドットには、女性ファン一人ひとりに当たるスポットライトの意味合いを持たせた」という。ドット柄のデザインは球団初の試みで、いくつかの候補の中から選手による投票を実施したところ、なんと選手の約9割がドット柄を支持したため、このデザインが採用された。 女性ファンの人気が高い乙坂智外野手は「女性が着るととてもかわいいデザインのユニフォーム。おしゃれに着こなしてほしい」と女性ファンにリクエスト。ルーキーの東克樹投手も「色使いがきれいでおしゃれ。女性のみなさんに来てほしい」と斬新なデザインに満足な様子だった。 『YOKOHAMA GIRLS ☆ FESTIVAL』は、各球団が女性ファン獲得に向けたイベントを仕掛け始めた2015年から開催されている。ユニフォームのデザインに対する注目度も上がりつつあり、イベント開催日の観衆は半数以上が女性。横浜スタジアムのスタンドは特製ユニフォームを着用した女性で埋め尽くされている。◆歴代『YOKOHAMA GIRLS ☆ FESTIVAL』◎2015年 コンセプトは「勝利の女神よ集まれ!女性ファンに贈る素敵な2日間」。 ユニフォームは白地にストライプ。胸にピンクのYOKOHAMAロゴ。横浜ビューティブルーを肩と首、ボタンラインにあしらったデザインにシェイプを加え、女性らしいラインを作った。◎2016年 コンセプトは「野球だけじゃ、満足できない!そんな“欲張りガール”の願いを叶える3日間!」 ユニフォームは「横浜のマリンガール」。横浜ブルーのボディに5本の白のボーダーラインを胸下部にあしらい、胸にはピンクのYOKOHAMAロゴをデザインした。◎2017年 コンセプトは「ハマスタで、きゅん♡女の子がボールパークを楽しむための3日間!」。 ユニフォームは横浜ブルーボディに、ペイズリー柄を配置。胸にピンクのYOKOHAMAロゴをデザインした。フォルムはビッグシルエット。 こうしてデザインを振り返ってみると、昨年のペイズリー柄からトレンドを意識し始め、今年のドット柄につなげた。よりファッショナブルになり、横浜の街を意識した斬新なデザインとなっている。イベントでは毎年、ユニフォーム配布のほか、握手会、トークショー、占いブースやヘアメイクなど女性ファンが楽しめるイベントを企画している。 昨年はハートをモチーフにした応援ボードを用意。女性ファン達は個性あふれるカラフルなメッセージを選手に送っていた。いつもと一味違った華やかなスタジアムの雰囲気は男性ファンにも好評だ。 年々協賛企業も増え、盛り上がりを見せる『YOKOHAMA GIRLS ☆ FESTIVAL』。イベント力には定評のあるDeNAが、今年はどのような企画で女性ファンの心をキャッチするのか期待したい。取材・文 / 萩原孝弘写真提供 / (C)横浜DeNAベイスターズ
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スポーツ 2018年03月06日 22時50分
カーリング女子、“試合中にヘラヘラする”のが強さの秘訣?
3月5日に放送された『中居正広のスポーツ号外!スクープ狙います』(テレビ朝日系)に、平昌五輪で銅メダルを獲得したカーリング女子日本代表メンバーが出演し、出演者からの質問に答えた。 劇団ひとりは女子カーリングの試合をテレビで視聴したといい「大会後半で『そだねー』が増えてきた感じがしたんです。ちょっとわれわれを意識したのかな」と分析。「そだねー」が日本で流行していることを知り、メンバーは大会終盤で意図的に「そだねー」を多用したのではないかと聞いた。 五輪でサードを務めた吉田知那美は「大会が終わった後にインタビューを受けたが、そのインタビューのほとんどが『なまってる』って」と報道陣から指摘を受けたという。どうやら、メンバーは大会終了後に“そだねー”ブームが日本で起きていると知ったようだ。 また、中居は「基本的に作戦会議をする時、肯定論が多いですよね。否定はないの?」と聞いたのに対してサブの本橋麻里は「試合中はネガティブなワードを出さないように(していた)…。コーチからも必ず『ステイポジティブ』って(指示を受けた)」と中居に同意。ネガティブな言葉は使わず、できるだけポジティブな言葉を多く使う意図が「そだねー」を生んだきっかけだと示唆した。 ネット上では「『ステイポジティブ』ってとてもいい言葉」「前向きな気持ちがあったから最後にメダルも取れたんだな」「ネガティブなワードは言わないようにしてるんだね」「新しい話をいっぱい聞けて面白かった」などと、「カー娘」に好意的な感想を多く寄せた。 ネットには「試合中にヘラヘラするな」といった書き込みも多くあり、真剣勝負の場で笑顔を見せることに憤りを感じている人も少なくなかった。だが、彼女たちが試合中に見せた笑顔は、真剣に勝負に挑んでいるからこそ出た“勝つための笑顔”だったのかもしれない。
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スポーツ 2018年03月06日 14時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「中邑真輔」今や全世界で一番有名な日本人
今年4月8日(現地時間)、アメリカ・ニューオリンズでWWE主催の『レッスルマニア34』が開催される。この世界最大のプロレスイベントにおいて、新日本プロレス出身の中邑真輔がWWE王座に挑戦することになった。 まだ、すべてのカードが決定しておらず、ユニバーサル王者のブロック・レスナーや近々の引退を示唆するジ・アンダーテイカーらの試合が組まれる予定だが、団体トップのタイトルに挑む中邑も、それらと同じく主役級の扱いになることは間違いない。 「世界100カ国以上で放送され、100万件以上のPPV購入が見込まれるこの大会で主役を張るということは、映画のハリウッド大作でメーンキャストに抜擢されるようなもの。そこに日本人の中邑が選ばれたことは、日本のプロレス史に刻まれる快挙と言えるでしょう」(プロレスライター) 2月現在の王者は、新日本にも常連参戦していたAJスタイルズ。3月に行われる大会で王座移動しない限りは、この両者の対戦となる。 「中邑がWWEに入団した当初からこのカードは噂されており、ファンからの期待もあるだけに、恐らくはこのまま実現の運びとなるでしょう」(同) 1月29日(現地時間)、WWEにおける4大PPV大会の一つである『ロイヤルランブル』が開催され、これに優勝したことで中邑の王座挑戦が決まった。 ロイヤルランブルとは、30人の選手が時間差で登場して闘うバトルロイヤル。14番目にリングインした中邑は最後の3人にまで勝ち残り、満場の観客から大声援を受けてジョン・シナ、ロマン・レインズのトップスター2人を立て続けにリング外へ追いやった。 「シナやレインズは普段からファンのブーイングの的にされがちな選手ではありますが、だからといって、それだけで中邑コールは起こらない。もはや完全にWWEファンのハートをつかんでいます」(同) シンスケ・ナカムラというリングネームや試合スタイルは、基本的に日本仕様のままである(フィニッシュ・ホールドの膝蹴り『ボマイェ』は『キンシャサ・ニー・ストライク』に名称変更されたが、これは商標登録の関係)。 冠されたニックネームも“キング・オブ・ストロングスタイル”で、これはWWEが新日本の中邑をそのまま輸入した格好であり、それが現在進行形でアメリカのファンに受け入れられているのだ。 来る『レッスルマニア34』で予定されるAJとの一戦にしても、2016年の1・4東京ドーム大会『レッスルキングダム10』で行われた同カードの再現を狙ったものと推察される(この時は中邑がボマイェからのフォール勝ち)。 リング外のストーリーラインや選手の戯画的なキャラクターが重視され、それが人気の要因ともされるWWEだが、だからといって試合内容を軽んじているわけではない。 2000年代以降でもクリス・ジェリコ(ライオン・ハート)やクリス・ベノア(ワイルド・ペガサス)、エディ・ゲレロ(2代目ブラック・タイガー)、フィン・ベイラー(プリンス・デヴィット)ら、日本で経験を積んだ選手がトップスターとして活躍している。 中邑もまた、入場場面から試合中にかけてのパフォーマンスが目立つのと同時に、試合内容への評判も高い。 近年はアメリカのファンもネット動画で日本の試合を見ており、その影響もあるだろう。 「例えるならば、K-1に極真空手のフランシスコ・フィリォが登場したときの感覚に似ているのかもしれません。ストロングスタイルを標榜する新日本から、未知の強豪がやってきたことへの期待感が、今の中邑の人気につながっている」(スポーツ紙記者) 一部ファンには、日本人である中邑を強力にプッシュすることへの反感もあるようだが、現状では「レッスルマニアのベストバウトになる」と中邑vsAJへの期待の声がそれを上回っている。 ちなみに、中邑がクネクネと身をよじりながら、「イヤァオ!」と叫ぶ現在のパフォーマンスを始めたのは、新日本時代の'09年に、ヒールターン(悪役への路線変更)をして以降のことだ。 新日本への入団当初から、総合格闘技戦での勝利を託されたり、アントニオ猪木の後継者となるよう期待されたり、背負わされ続けてきた重荷を振り払い、自分なりの表現を突き詰めた結果のことだった。 新日本創成期を知る昭和のファンからすると、クネクネした中邑を見て「どこがストロングスタイルなのか?」と違和感を持つ向きもあるだろう。 しかし、そんな中邑だからこそアメリカで受け入れられたわけで、同じく今のWWEでトップを走る女子のアスカ(日本では華名)ともども、応援していきたいものである。中邑真輔1941年1月11日生まれ、カナダ出身。身長186㎝、体重150㎏。得意技/地獄突き、エルボードロップ文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2018年03月06日 06時36分
上原浩治が古巣帰還へ 日本関係者が言う「次はイチローの番!」の真相
シカゴ・カブスからフリーエージェント(FA)になっていた上原浩治(42)が日本球界に復帰する。当初、上原は「マイナーはイヤ。メジャーからのオファーがなければ引退する」と、日本球界での現役続行は考えていないと語っていた。しかし、2月末に変え方を一変。「やっぱり、野球がしたい!」と、日本球界復帰も視野に入れることにした。これに対し、素早い対応を見せたのが古巣・巨人である。 「上原は海外FA権を行使しての米球界挑戦でしたが、残留を強く願う一部の巨人フロントとモメてしまいました(2010年)。当時を知るスタッフもけっこう残っていますし、上原との交渉に当たる者は『全面的に帰還を歓迎していること』を説明しなければなりません」(スポーツ紙記者) 石井一夫・巨人球団社長も記者団に囲まれた際、「もし実現するなら、ファンの方に喜んでもらえると思う」と答えている(3月2日)。「(NPB)帰還が前提なら」と前置きしていたが、「具体的なオファーはしているのか?」の問いに、「聞いていないと言っておきましょう」と、意味シンな言い回しで笑顔を見せた。球団トップの前向きな発言を知れば、上原帰還に反対する巨人関係者は何も言えなくなってしまう。同社長の発言の意図はここにある。これに機に、上原の帰還が決定したと見る向きも強まってきた。 今回の一連の動きについて、こんな声も聞かれた。 「所属球団が決まっていない主なベテランといえば、あとは、イチロー(44)ですか…。村田修一(37)も独立リーグ入りを正式に表明しました(3月5日)。ベテランは粘れば、オープン戦終盤に契約が転がり込んでくることもあります。メジャーリーグでは予定していた選手の故障や不振があれば、実績のあるベテランに声を掛けるんです。でも、彼らはすぐに結果を出さなければなりません。キャンプ、オープン戦で調整できなかったので、非常に難しい」(プロ野球解説者) イチローも早く“決断”したほうが良さそうだ。上原が現実的な選択をしたのとは対照的に、イチローはいまだ「メジャー一本」の姿勢を崩していない。ここで思い出されるのが、2012年の松井秀喜氏(43)だ。 当時の「選手・松井」もキャンプが始まっても去就が決まらず、オープン戦の時期になって、ようやくレイズとマイナー契約を交わすことができた。マイナーの数試合をこなしてからメジャーに昇格したが、実戦感覚を取り戻せないまま、「戦力外」を通達されてしまった。2月下旬から3月上旬の間に実戦練習を積み重ねていなかったツケは想像以上に大きかった。その後、松井氏は引退を表明しているが、同じ悲劇を今回のイチローに重ねる関係者も出始めたそうだ。 「実戦練習をやってきたのとそうでないのとでは、大違い。オープン戦終盤、イチローにオファーを送る米球団も出てくるだろうが、おそらくはマイナー契約でしょう。マイナーで2週間ほど調整し、そこで結果を出したらメジャー昇格という流れになると思います」(米国人ライター) しかし、メジャーリーグのステージで頂点も極めたイチロークラスの選手が、マイナーの場末の球場で、それもオンボロバスでの移動やまずい食事、決して衛生的とは言えないホテルでの試合調整に耐えられるだろうか。 メジャーリーグ全30球団を見渡すと、現役時代に一流と呼ばれた選手OBの監督はいない。メジャーリーグで監督を目指すOBに対しても、例外なく、ルーキーリーグやマイナーでの指導者経験を要求する。そこで実績を積み上げ、選手同様、1Aから2A、3Aと昇格し、ようやく「監督候補」のリストに加えられるという。一流選手は恵まれない環境に耐えられず、監督志願を取り下げるそうだ。逆に、選手で一流になれなかったOB監督がメジャーリーグに多いのはそのためである。 今回の上原の決断を知り、「イチローは大丈夫か?」という懸念が日本球界でも聞かれるようになった。一気に衰えた、なんてことにならなければいいのだが…。
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スポーツ 2018年03月06日 06時00分
福良監督「これからは駿太との争い」オリックス宗、1番センター奪取なるか?
【オリックス】◎プロ野球オープン戦▽3日 京セラドーム大阪 観衆9,893人オリックス 3-3 DeNA▽4日 ほっともっとフィールド神戸 観衆6,851人オリックス 3-4 DeNA オリックスが今季初のオープン戦を、3日に京セラ、4日にほっと神戸の本拠地にDeNAを迎えて、2連戦を行った。勝利を挙げることはできなかったが、この2試合で最もファンの印象に残ったのは、2014年に横浜隼人高からオリックスにドラフト2位で指名されて入団した、高卒4年目の宗佑磨だ。 春季キャンプでは2軍スタートとなった宗だが、1軍メンバーに混じって行われた紅白戦で結果を残し、最終クールで1軍に昇格すると、センターのレギュラー最右翼だった後藤駿太がインフルエンザで離脱したこともあり、首脳陣に内野手から外野のセンターへコンバートを命じられた。昨年秋のフェニックスリーグで外野を守ることはあったが、これはあくまでも若手内野手に競争意識を持たせるための起用だった。 ギニアの血が流れている宗の身体能力、潜在能力は、チームの中ではトップクラス。体の線が細いことや、怪我が多いことに苦言を呈する声も少なくないが、昨年秋に怪我をしてから、春季キャンプの間に少し体が大きくなっていた。内野手から外野手に転向して成功した例として、現役時代に宗と同じ背番号6をつけていた田口壮2軍監督がいる。ファームでは田口監督や米村理チーフ兼打撃コーチが中心に指導にあたり、フルスイング打法を確立させてから、逸材が開花することに期待を込めて一軍へ送り出している。 そして迎えたオープン戦。 3日は、1番センターで先発出場すると、DeNA先発のバリオスが2球目に投じたストレートを捉えて、ライトのスターダイナー(レストラン席)を直撃する先頭打者ホームラン。5回にはDeNAのドラフト1位ルーキーの左腕、東から強烈な進塁打を放つと、7回の打席ではセカンド内野安打。さらに盗塁にも成功した。 続く4日の試合でも、1番センターで先発出場し、初回にDeNA先発、熊原からレフト線を破る打球を放つと、レフトの守備がもたつく間に全力疾走し、ホームイン。なんと、ランニングホームランという形で、2試合連続ホームランを記録した。これはオープン戦とはいえ凄いこと。7回にはDeNAの左腕セットアッパー砂田のカーブを上手く拾って二塁打を放ち、三塁に進塁するとギャンブルスタートを見事に決めた。名手、大和の送球より足が優ったというのは、価値ある走塁といえるだろう。 バッティングや走塁では猛アピールに成功した宗だが、不慣れな守備のミスは2日間とも目立った。首脳陣は捕球ミスに関しては「試合で覚えてもらえればいい」としばらくはお咎めをしない方針。しかし、送球ミスに関しては「やってはいけない」と福良監督は厳しく指摘した。ただ、今回のアピールにより、福良監督や首脳陣の評価はうなぎ登り。 「宗はここから駿太と(レギュラーを)争わなきゃいけなくなるけど、(一歩)抜けてますね」 そう語る指揮官に、1番センターの適性はあるのか?という質問が飛ぶと「ありますよ。長打力があるし、足も使える。相手チームが嫌がるバッター」と宗の成長に目を細めた。 「いまはとにかく集中しているので、余計なことは考えないようにしてます」と話す宗だが、「開幕一軍は絶対に勝ち取ります」と自分自身に言い聞かせるように、目をギラつかせていた。このギラついている宗に、ファームで調整中の後藤、そして昨年ブレイクした武田の3人によるセンターのレギュラー争い。長年センターラインが固定されて来なかったオリックスなだけに、この争いは非常に興味深い。現時点では、福良監督が話しているように、長打力、走塁力をアピールし、左投手からも結果を出している宗が頭ひとつ抜けている。 この2連戦で、西、山岡の開幕投手争いや、ドラフト1位ルーキー田嶋の初対外試合よりも、インパクトを残したのは宗佑磨というオリックスの新たな“希望”だったのは間違いない。文・取材 / どら増田カメラマン / 萩原孝弘
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スポーツ 2018年03月05日 22時30分
一部にはあざといと言われても…カーリング女子が可愛い4つのポイント
3月3日深夜に放送された『俺の持論』(テレビ朝日系)では、ピン芸人の井上マーが出演。カーリング女子をカワイイと感じてしまう理由を4つのポイントに求めて紹介した。 まず、井上は「(カーリング女子は)他のアスリートと比べて日焼けをしていない。北国出身の選手ばかりで、室内練習場のみでトレーニングを積んできているわけですから、非常にお肌が白い」と競技の都合上、色白の女性が多いため、そこに魅力を感じてしまうのではと語る。 次に、「グループ効果。アイドルもそうなんですけど、そんなに差のない女性たちを並べる。そして、その中でちょっとしたデコボコ…やっぱり男性は気になりますよね。『あの娘のあんなところがいいな』『この娘のこんなところいいな』って言ってる間にチーム全体を好きになっている」と選手間の個性がバラバラであるため、魅力を探しやすく、なおかつ相乗効果が生まれ人気が高まりやすいと主張。 そして、「3つ目は上目遣いです。他にあります?あんなに長い時間、女子の真剣な上目遣いをテレビで何回も見られる。そんな体験、カーリングしかないんですよ」とストーンは低姿勢で投げるため、投げる選手はどうしても上目遣いに映ってしまう。そのため、男性はその上目遣いを何度も見ることになり、次第にウットリしてしまうと口にする。 最後に、「これがメインでございます、レフ板効果。最終的に照明ですよね。ギンギンに輝いた照明がスケートリンクに映って、彼女たちの元々白い肌をより綺麗に映し出してる。もう会場はアイドル製造場なんです」と会場が肌を綺麗に見えるように設計されているため、より選手たちを綺麗に見せていると熱弁した。 ネット上では、「こういう持論も面白いな」「確かに肌がすごくキレイに見える」「上目遣いは気にしたことなかった」などなど、井上の持論に楽しんだ人の意見が多く寄せられた。
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スポーツ 2018年03月05日 18時00分
木村沙織がF乳ボディースーツで復帰する「スノーバレーボール」
Fカップ乳アスリートが現役復帰か。2月14日、平昌冬季五輪で見慣れない競技がエキシビションマッチとして行われた。「スノーバレーボール」だ。 「観客の反応もよく、かなりの盛況ぶりでした。組織委員会の話では、早ければ次回の北京大会から公式種目になる可能性があるとのことです」(現地入りした取材陣の1人) バレーボールの冬季五輪進出は、国際バレーボール連盟の悲願でもあったという。意外かもしれないが、世界で最も競技者人口の多いスポーツがバレーボールなのだとか。その数、約5億人とも言われ、サッカーのおよそ2倍。'96年夏季大会からはビーチバレーが公式競技となっており、同連盟は“第3のバレーボール”として、このスノーバレーの冬季大会進出を働きかけてきた。 「世界選手権もすでに開催されている。冬季五輪の公式種目になる可能性は日本バレーボール協会も知らされていたので、関係者はもちろん、今回のエキシビションマッチを視察しています」(同) 競技者は防寒対策でウエットスーツを着用する。そのため、女子選手はボディーラインが丸見えになる。 「日本も参加するのであれば、まずは国内での認知度を高めなければならない。通常のバレーボールとの兼任ではなく、専門の選手を育てる必要がある」(同) そこで注目されているのが、ナイスバディで知られ昨年3月に現役を引退した、木村沙織(31)だ。 「すでに現役復帰を願う声も出始めている。そもそもビーチバレーが国内で浸透したのは浅尾美和のおかげなのですが、すでに引退から6年以上経っており、ゼロからのスタートでは次の北京大会には間に合いません。今後、日本でも真剣に競技参加が話し合われますが、通常のバレーからの転向組や引退直後の選手から引っ張ってこなければならない。人気度を考えれば、やはりその筆頭は木村になる」(体協詰め記者) むっちりウエットスーツ姿をぜひとも拝みたい。
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スポーツ 2018年03月04日 22時00分
焦りは禁物?“角界のサラブレッド”納谷と豊昇龍のこれから
未来の名力士となることはできるだろうか。 土俵外の出来事ばかりが取り上げられている昨今の角界だが、初場所では久しぶりに明るい話題もあった。未来を嘱望される2力士、横綱・大鵬の孫である納谷と横綱・朝青龍の甥っ子である豊昇龍が揃って初土俵を踏んだのだ。 注目が集まった前相撲では、早くも両者の直接対決が組まれ、納谷がすくい投げで豊昇龍を撃破。偉大な横綱の血が流れるサラブレッド同士の白熱した取り組みには、多くのフラッシュがたかれていた。 互いに3勝ずつを挙げた納谷と豊昇龍は、3月場所から序の口力士として番付に加わることが決定しており、当面は関取として扱われる十両への昇進を目指すことになる。そのポテンシャルの高さ故に、序の口からの最速記録である6場所での十両昇進を期待する声もあるが、あまりにも早すぎる出世というのも考えもののようだ。 序の口から土俵人生がスタートした力士の内、6場所で十両に昇進したのは板井(当時のしこ名は高鐡山)、土佐豊、常幸龍、炎鵬の4人。しかし、その中で土佐豊と常幸龍はその後怪我に苦しみ、板井も八百長との関わりからその経歴にはケチがついている。 今年の初場所後に十両昇進が決まった炎鵬にしても、身長169cm・体重91.1kgという小柄な体格のままでは上位進出の目は厳しい。同じ小兵力士で炎鵬の兄弟子でもある石浦(身長174cm・体重116kg)が幕内下位で苦しんでいる現実を見てもそれは明らかだろう。 前述の4力士の例からは、土俵人生が必ずしも出世の速度で決まるわけでは無いということが伺える。その話題性・将来性の高さから、求められるものが日々大きくなっていくことが予想される納谷と豊昇龍だが、周囲の喧騒に踊らされることなく、“急がば回れ”の気持ちでじっくりと稽古を積んでいくことが彼らのこれからを左右するのかもしれない。
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