スポーツ
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スポーツ 2018年03月19日 21時45分
「もう1度頂点に立ちたい」棚橋弘至、決勝の相手は“苦手”ザック・セイバーJr.【新日本】
『ニュージャパンカップ2018』新日本プロレス▽16日 後楽園ホール 観衆1,712人(札止め)▼ニュージャパンカップ2018 準決勝(時間無制限1本勝負)○棚橋弘至(29分52秒 片エビ固め)ジュース・ロビンソン●※ハイフライフロー▽18日 アクトシティ浜松 観衆2,750(満員)●SANADA(25分35秒 変型アームバー)ザック・セイバーJr.○ 21日に新潟・アオーレ長岡大会で行われる『ニュージャパンカップ2018』(NJC)決勝戦の対戦カードが、棚橋弘至 対 ザック・セイバーJr.に決定した。 右膝変形性関節症により、2月シリーズを全休し、今シリーズから復帰を果たした棚橋は、体重を3〜4kg絞り、さらなる肉体改造に着手。欠場前よりも明らかに研ぎ澄まされた肉体に変貌を遂げた。1回戦でタイチに圧勝すると、2回戦は戦績が決して良いとは言えないバッドラック・ファレにリングアウト勝ち。準決勝では普段はタッグを組むことが多く、成長著しいジュース・ロビンソンとのベストバウト級の試合を制して決勝進出を決めた。 今シリーズより、TAKAみちのくをマネージャーに付けたザックは、1回戦で内藤哲也からギブアップを奪うと、2回戦では飯伏幸太にレフェリーストップ勝ち、準決勝では目まぐるしい関節技の攻防の末、SANADAから変形アームバーでギブアップ勝ちと、3人の優勝候補を相手に3連勝して、決勝に駒を進めている。 棚橋とザックは昨年2度シングルで対戦している。▽7月17日 札幌・北海きたえーる▼G1クライマックス公式戦(30分1本勝負)●棚橋弘至(17分18秒 ジム・ブレイクス・アーム・バー)ザック・セイバーJr.○▽9月16日 広島サンプラザ▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合(60分1本勝負)<王者>○棚橋弘至(30分13秒 片エビ固め)ザック・セイバーJr.●<挑戦者>※ハイフライフロー 両者の対戦成績は1勝1敗のイーブンだが、昨年の『G1クライマックス』では、最終戦の8.13両国大会での6人タッグマッチでも棚橋はザックにギブアップ負けを喫しており、試合後に「ああいうタイプすげぇ苦手」とシリーズ中に2回もギブアップを奪われたザックについてコメントを残している。ザックには、昨年の対戦でもTAKAやエル・デスペラードなど鈴木軍のメンバーがセコンドに付き、試合に介入をしていたが、TAKAがマネージャーとなった今年のNJCでは、TAKAが言葉以外で試合に介入する場面は今のところない。内藤、飯伏、SANADAを相手に3連勝したのは、ザックの実力にTAKAの頭脳が加わったことで、“JUST TAP OUT”という結果に繋がっているのは間違いない。 「もう1度、新日本プロレスの頂点に立ちたい!いやっ。絶対に立ーつ!」 16日の後楽園大会で決勝進出を決めた棚橋は、得意のエアギターを全力で“演奏”後、ファンに再び“頂点”に立つことを約束した。ということは優勝の先に見据えるベルトはあのベルトか?その“頂点”に辿り着くには、今年のNJCで既にMVP級の飛躍を見せているザックwith TAKAを決勝でしっかりと倒さなければならない。欠場前の満身創痍な状態とは比較にならないぐらい気力もコンディションも良くなっているが、「手術しないと100%治ることはない」という両腕をはじめ、関節技を得意とするザックの技の数々は棚橋を苦しめることだろう。 「キャリア19年目にして、いちばん凄い1か月を過ごしたんで、NJCに優勝したら2018年の2月は奇跡の2月と呼びます」 今年のNJCは棚橋が10年ぶり3度目の優勝を飾り、欠場していた1か月を「奇跡の2月」と呼ぶのか?それともザックが、初出場にして初優勝を飾るのか?そして、優勝した選手が4.1両国大会でどのタイトルに挑戦するのか?新日本プロレス2018年の春男がまもなく決まる。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年03月18日 20時30分
「レッスルマニアはメインに出たい」 WWE中邑真輔、現在の心境を語り尽くす!
今週からプロレス新連載『どら増田のプロレスaID』を、通常取材しているプロレスや格闘技の記事と並行して執筆し、週末にアップしていくことになった。取材を通して感じたこと(取材秘話も含む)はもちろん、今年でプロレス観戦歴36年目に突入した私が、これまで見て感じてきたこと、そして、最新情報まで、団体や歴史の枠にとらわれることなく、プロレスの面白さを少しでも伝えることができたらと思うので、末永くご愛読いただけたら嬉しい。 第1回目は、2016年に新日本プロレスから世界最大のプロレス団体WWEに移籍し、主力ブランド、スマックダウンに所属している日本人スーパースター“ロック・スター”中邑真輔が、レッスルマニアでのAJスタイルズ戦に向けて、先日、日本のマスコミ向けに電話でロングインタビューを行った。文字起こしに苦心したこのインタビューを2週にわけてノーカットで掲載する。中邑節炸裂の読み応えがあるインタビューを堪能してもらいたい。ーーおはようございます。おはようございまーす。ゆっくりやりましょう(笑)ーーご機嫌いかがですか?ご機嫌ですか(笑)。オーランドは今、夜の8時なんですけどサマータイムに突入してて、ニューヨークの寒波の影響で、少し寒いですね。日本の方が暖かいんじゃないですか。ーーでは早速、レッスルマニアに出場する感想をお願いします。レッスルマニア初出場が、ロイヤルランブル優勝という最高の形でできてうれしいです。ーーロイヤルランブルで優勝するということは、1年に1回しかないわけですよね。WWEやユニバーサルやUSといろんなタイトルがありますけど、きっとロイヤルランブルで優勝するほうが難易度が高いと思うんですよね。ーーチャンピオンになるより難しいと?はい。日本で例えるとG1(クライマックス)で優勝するほうが難しいみたいな部分もあると思います。それを制してレッスルマニアに行けるというのは、いちばんの最高の出場の仕方かなと思いますね。ーーもうひとつ最高なのはAJスタイルズとの対戦であるということかなと思いますが?そうですね。ーーようやくAJとのカードが決定して、AJとレッスルマニアで闘うことについてはいかがですか?数少ない心から尊敬できる選手と対戦できるというのは、興奮するというのもあるし、別にお互いに口裏を合わせてるわけじゃないんですけども、何というか…やってやろうという気持ちが高まってますね。ーーもちろん魅せてやるという自信もあるわけですか?もちろんありますね。やっとロイヤルランブル優勝してから、調子がつかめてきたというのもあるので、自分の魅せ方だったりとか、相手の引き出し方だったりとか、総合的に感覚が元に戻るというよりも、地に足がついてきた感はあるので、レッスルマニアで爆発できればいいかなと思いますね。ーーアメリカでは2回ぐらい現場でレッスルマニアをご覧になってますよね?そーですね。2016年から行ってデビュー戦、オーランド、次が3回目になりますよね。ーー現場で見られたレッスルマニアへの感想は?日本のプロレスを観ている感覚から言うと、興行が長いとかあるんですけど、世界最大で、これ以上ないイベントという上では、これぐらいのボリュームは当たり前かなという気はしますね。長丁場、試合の数もある、総合的な演出も半端ないと。その中でインパクトを残すにはどうすればいいかということの方を考えますね。全体を通して観てしまうと、どうしても淡白になりがちなんですけど、あそこでどうやってエッジを効かせるかなって。ーーそれは過去2回現場で観て思ったことですか?そうですね。僕がこんなことを言っちゃいけないのかもしれないけど、ダレるのは当たり前。全体でって感があると。その中で世界中の観ている目を覚ますには、どういうものが求められてくるのかなと思いますね。ーーいつかは出られる日が来ると思ってたと思いますが、出場までのスピード感についてはいかがですか?スピード感については、早いと言われれば早いかもしれないし、僕がWWEで過ごしてきた僕だけの感覚で言うと、“やっと”というところがありますね。ーー日本でもAJとは試合をしてますが、今度AJと闘うことで、AJの印象が変わっていたりしますか?日本で試合をしていたときよりも、AJの総合的な力は感じますね。今、僕がアメリカにいるように、AJが日本にいるときは、違う文化のもとで、まったく違う環境のもとで試合をしているというところがあったと思いますけど、その中でAJはあれだけの実績を残して、それが今逆転して、僕が今、日本にいた頃のAJの立場になっているのかなと思いますね。AJに関しては水を得たというか、いかんなく力を発揮しているように感じます。ーーアメリカに行って何年か経ちますが、心境の変化はありますか?日々のことだから、変化の積み重ねなので、大きく変わったことは、そこまでは感じ取れないんですけど、WWEは選手がとても多いのと、見ている観客も違いを見てますから、他の選手との差別化を図るのか。上手いにしろ下手にしろ、どうやって他人と差別化を図るか。それは非常に意識をしてやってますね。ーーメインイベントと言われてますが?メインイベントだといいなと思いますね。ロイヤルランブルの優勝者がメインに出られることになってますけど、去年の例を見ると、優勝したランディ(オートン)はメインイベントじゃなかった。そういうイレギュラーは起こりうるというのと、そこは駆け引きなのか?運なのか?会社の意向だけなのか?自分ではわかりかねますが、それは誰にもわからないですよね。その試合順を決定する人間以外は。当日に変わったりするわけだから。ーーメインイベントに出たい気持ちはありますか?もちろんありますね。レッスルマニアに出るってこと自体がそうそう普通じゃない。そんな簡単なことじゃない。特に今年に関してはロイヤルランブルを制して、チャンピオンを指名して、かつ公式なアナウンスでもメインイベントってうたわれたり、うたわれなかったりって部分では、不安定な状態ならば、率先してメインイベントって言った方がいいなって思いますけどね。ーーWWE選手権への挑戦とAJとの試合、どちらに対する方が気持ちが大きかったですか?どちらもってところですね。それはタイミングなので。どちらかっていうのもないしね。ーーWWE王座にはこれまでにも挑戦していますが、勝てばレッスルマニアでの初戴冠になりますが?確実に爪痕が残せるかなって思いますね。結果については勝ちたい。勝とうと思っているのは、もちろんのことですが、それ以上に中邑真輔を全世界にアピールしたいですね。ロングインタビューの前半はここで終了。次週公開する後半では、中邑の現在のコンディションの話からアメリカでの生活、中邑が語るレッスルマニアの楽しみ方などなど、後半もボリューム満点なので、リアルライブでのスマックダウンの記事を読みながら楽しみにしてもらいたい。【どら増田のプロレスaID vol.1】文・どら増田写真・広瀬ゼンイチ
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スポーツ 2018年03月17日 18時00分
伊調馨“返り血”も辞さず! 役員、理事道連れで「日本女子レスリング」崩壊か
未だ真相が見えないパワハラ騒動に“返り血”も辞さず! オリンピック4連覇の伊調馨(33)が腹をくくったようだ。 日本レスリング協会・栄和人強化本部長(57)からパワハラを受けたとする告発状が送付され、内閣府も動き始めた。近日中に事情聴取を行うという。 「渦中の栄氏は所属する至学館大学を介し、『心身衰弱』と各メディアに伝えてきました。内閣府による事情聴取を未然に防ぐためとも解釈できますが、栄氏、レスリング協会とも無傷ではいられないと思います」(体協詰め記者) 協会は2016年リオデジャネイロ五輪の選考などでも冷遇されたとする伊調側の言い分を完全否定している。しかし、「伊調の言うことも分からなくはない」とする関係者の証言も出始めており、政府介入の実態解明が進められた場合、「国民栄誉賞を贈られたアスリートに恥をかかせることはしない」とも見られている。 「協会副会長でもある馳浩元文科相、谷岡郁子元参院議員は『当事者同士で話し合えば済むこと』と突き放した発言をしている。たとえ協会側に有利な調査結果が出たとしても、内閣府の介入は異例中の異例で、協会役員、理事の総辞職も予想されています」(同) そもそも女子レスリングは、五輪公式種目から除外されそうにもなった“マイナー種目”。それを食い止めたのは現執行部であり、渦中の栄氏も水面下で働き掛けに尽力した1人だという。その辣腕者たちが退陣すれば、日本のレスリングは国際オリンピック委員会(IOC)での発言力も喪失してしまう。 東京五輪で女子レスリングが惨敗すれば、自国開催だけに、公式種目として存続できるかどうか怪しくなる。協会は理事会を招集し、「伊調が現役を続けたいなら、やりたいように…」と態度を豹変させた。 急に伊調寄りに態度を軟化させたのはなぜか。心中覚悟の彼女に道連れにされるのを避けるためか。吉田沙保里、伊調はセミリタイア状態で、東京五輪に出場するのかどうかも分からない。また、彼女たちのレベルに達する若手も育っていないのが現状だ。さあ、どうする? レスリング王国ニッポン! 崩壊の危機が迫っている。
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スポーツ 2018年03月17日 16時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「スタン・ハンセン」善悪の枠を超えた絶対的強者の“不沈艦”
来日した歴代外国人レスラーの中でもトップの人気を誇るスタン・ハンセン。一撃必殺のウエスタン・ラリアットで日本のプロレスファンの心を鷲づかみにし、2000年の引退から18年の時がすぎた今もなお、善悪の壁を超越したヒーローとして記憶されている。 昨年、テレビ朝日系で放送された『プロレス総選挙』においても、ハンセンは外国人選手でトップとなる10位に選ばれている。 しかし、日本においては絶大なる人気を誇りながらも、母国アメリカではいま一つだったとの印象も拭えない。キャリア初期からWWF王座に挑戦したり、後年にはAWA王座を獲得したりと、トップクラスの扱いを受けた時期もあったが、結果的に大ブレイクには至らなかったというのが実情であろう。 「一つには日本が主戦場となり、スケジュール面でアメリカに定着することが難しかったということはあるでしょう。また、アメリカ人からすると、ハンセンに対する違和感もどこかあったようです」 こう語るのはアメリカのマット事情に詳しいプロレスライター。違和感とはどういうことか。 「テキサス出身だからカウボーイのキャラクターを選んだというのですが、あの透けるような白い肌や明るい金髪、そして何より“ハンセン”という名前がいかにも北欧系移民のそれで、カウボーイに扮しても感情移入しづらいんですね」 実際、ハンセンはデンマーク移民の系譜にあり、ハンセンという姓が最もポピュラーなのはノルウェーだが、デンマークでもトップ3に入るといわれる。 「顔つきもやっぱり北欧風で、南部の荒くれ者のイメージとは異なります。アメリカのファンからするとそんなハンセンのカウボーイ姿は、例えるなら、日本人がハーフタレントの演じる侍を見るような感覚だったのでは?」(同) また、ハンセンは「自分がヒール(悪玉)かベビー(善玉)か、さほど意識していなかった」と引退後に語っており、そういうところも善悪の区別がはっきりとした米国マット事情にそぐわなかったようだ。 「だから、カウボーイのギミックにしてヒールかベビーかというキャラ付けにしても、ぶっちゃけ自己演出においては二流だったかもしれませんね」(同) ただ、日本のファンはそうしたアメリカ的な感覚が薄いため、ハンセンのファイトスタイルそのものを受け入れた。それが大成功につながったともいえる。 「例えばストンピングにしても、当てる場所を意識しながら手加減しているように映るレスラーが多い中、ハンセンは急所も何も関係なく踏みつぶさんばかりに放っていく。そこが真剣勝負志向の強い日本のファンにマッチしたのでしょう」(スポーツ紙記者) 実は極度の近視で加減が利かず、闇雲に技を放っていたところもあるようだが、これが全力ファイトとして歓迎されたのだ。 初来日は'75年の全日本プロレス。当時はウエスタン・ラリアットという代名詞こそ誕生していなかったものの、がむしゃらなファイトスタイルはほぼ確立していた。だが、エンタメ志向の強いジャイアント馬場は、これに対して「馬力だけで不器用」と低評価を下したという。 しかし、'77年の再来日で新日本プロレスのマットに闘いの場を移すと、ハンセンは一気にブレイクを果たすことになる。 「もとよりハードヒットだったハンセンは、'76年のWWF王座戦でブルーノ・サンマルチノを故障させ、全米マット界で“壊し屋”の烙印を押されてしまった。干されて仕事場を失っていたとき、これを全面的に受け入れたのがアントニオ猪木でした」(同) ハンセンのファイトを“過激さの象徴”と受け入れた猪木は、すぐさま外国人エースに抜擢。ウエスタン・ラリアットを“サンマルチノの首を折った(実際はボディスラムの失敗)危険な必殺技”と喧伝すると、自らそれを真正面から食らってみせた。 その後は、水を得た魚のごとく躍進したハンセン。古舘伊知郎による“ブレーキの壊れたダンプカー”なるフレーズは、その不器用さまでも持ち味とし、善悪の枠を超えた絶対的強者の“不沈艦”として君臨することとなった。 「日本での人気爆発を受けて、'81年にはアメリカでもボブ・バックランドのWWF王座に連続挑戦していますが、そこで定着できなかったのは、やはりアメリカのファン感情に合わなかったのでしょう」(前出・プロレスライター) しかし、その一方、日本における人気上昇ぶりは天井知らずで、全日本へ移籍した後の'83年には、PARCOのCMキャラクターにも起用されている。 「ラリアットを放つ際の一撃必殺の切れ味は、時代劇の剣豪にも通じるものがあり、その点でも日本のファンにはなじみやすかったのでしょう」(同) ラリアットをめぐる左腕殺しのストーリーが、類いまれな緊張感を生み出したのも、そのすごみがあってこそ。余人にはなかなか真似のできない、ハンセンならではの“至芸”であった。スタン・ハンセン1949年8月29日、アメリカ・テキサス州出身。身長192㎝、135㎏。得意技/ウエスタン・ラリアット、エルボー・ドロップ。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2018年03月17日 06時07分
始球式に高木姉妹、高梨ら平昌五輪メダリストが続々登場!そだねージャパンも応援!【日本ハム】
北海道日本ハムファイターズは『オープニングゲームズ2018』と題し、3月30日(金)からの埼玉西武ライオンズ3連戦を札幌ドームで、4月6日(金)からの千葉ロッテマリーンズ3連戦を東京ドームで開催する。 今年、日ハムは北海道移転15周年イヤーだ。オープニングシリーズ期間中には、平昌オリンピックで活躍した北海道出身のアスリートが続々と登場し始球式を務めることが決定した。 3月30日(金)はスピードスケートの女子チームパシュート、女子マススタートの2種目を制し、夏の五輪を含め日本の女子選手で初めて1大会2つの金メダルを獲得した高木菜那選手(幕別町出身)、4月1日(日)はノルディックスキージャンプ・女子ノーマルヒル個人で銅メダルに輝いた高梨沙羅選手(上川町出身)が「登板」。4月7日(土)はスピードスケート4種目に出場し、金銀銅全てのメダルを獲得した高木美帆選手(幕別町出身)が登場する。 またカーリング日本代表で、男女を通じて初めてメダルを獲得した女子の「そだねージャパン」LS北見の5選手が、開幕戦にビデオメッセージを寄せる形で応援する予定だという。 球団広報は「セレモニーでは“15年目のファイターズ”の船出にふさわしいプロジェクションマッピングを実施する。現在のファイターズがあるのはファンのみなさまの存在があってこそ。来場していただくみなさまのご協力により演出が完成する、ファン参加型のセレモニーを行いたい」と強調。北海道のファンへ感謝の気持ちを込めて、イベントをともに作り上げる考えを明らかにしている。 昨年は5位に終わってしまったファイターズだが、仕切り直しとなる今シーズンは、札幌ドームや東京ドームで“もぐもぐ”しながら、メダリストの始球式を堪能し、開幕ダッシュを期待したい。■高木菜那選手のコメント 北海道の球場でずっと投げてみたいと思っていました!お話をいただいたときからスケート部のチームメンバーや監督と練習しています。当日は、せめて・・・!ホームベースまで届くよう頑張りたいと思います。ファイターズはイケメン選手が多いと聞いていますので、ぜひ札幌ドームに来ていただいて、応援してもらえるとうれしいです。スケートのことにも興味を持ってもらえるともっとうれしいです。■高梨沙羅選手のコメント 北海道に球団が誕生して15年目の記念すべき開幕シリーズの始球式を務めさせていただき、北海道民として大変光栄に思います。札幌ドームでは2回目の登板になりますが、今シーズンのファイターズの日本一への祈りを込め、チームに勢いをつけられるよう一生懸命投げたいと思います。初お披露目のスカイブルーのユニフォームを着るのも楽しみです。皆さん、今シーズンも一緒にファイターズを応援しましょう!!!■北海道日本ハムファイターズ・栗山英樹監督のコメント オリンピック終了後の多忙の中、これだけたくさんのメダリストのみなさんがファイターズのために駆けつけてくださることに、まずは感謝しなければなりません。オリンピックに向かう過程での頑張りも見させていただいていましたし、極限で発揮されたパフォーマンスにはアスリートの強い魂を感じました。常々「感動は推進力になる」と思っています。日本中を感動させてくれた皆さんの登場をファンの人たちと一緒に楽しみにしていますし、少しでもオリンピックの雰囲気の中、どのような心持ちでプレーしたのかうかがう機会があれば幸いです。道産子アスリートのみなさんがくれた感動を推進力にし、ファイターズも前へ突き進みます。文・増田晋侍
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スポーツ 2018年03月16日 21時30分
「オモロいもん見ぃーっけ!」内藤哲也 対 鈴木みのる、超刺激的なシングルへ発展か?【新日本】
『ニュージャパンカップ2018』新日本プロレス▽15日 後楽園ホール 観衆1,718人(札止め)▼6人タッグマッチ(30分1本勝負)内藤哲也&●BUSHI &高橋ヒロム(12分46秒 体固め)○鈴木みのる&金丸義信&エル・デスペラード※ゴッチ式パイルドライバー 今でこそロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのリーダーとして、新日本プロレスナンバーワンのカリスマレスラーとなった内藤哲也だが、鈴木みのるが2015年から鈴木軍を率いてプロレスリング・ノアに2年間侵攻するまでは、もがき苦しんでいた。しかし、みのる不在の2年間、ロスインゴで新たなスタイルを確立した内藤は別人のように、大きな進化を遂げることになる。 そんな内藤とみのるが、新日本のリングで“再会”を果たした時、どんな化学反応が起きるのか注目されていた。昨年1月に鈴木軍が新日本に復帰して以降、両者の対戦はなかなか実現しなかった。しかし、今シリーズの『ニュージャパンカップ』1回戦で、内藤が鈴木軍のザック・セイバーJr.と対戦することがきっかけとなり、3.10愛知県体育館大会でロスインゴと鈴木軍の6人タッグが実現した。ただこの時は、内藤とザックの前哨戦という色合いが強かった。 しかし内藤がザックに敗れたことで、15日の後楽園ホール大会で再び両者は対峙することに。みのるは入場すると、内藤に近づき威嚇。内藤に「出てこいよ」と促す。明らかに内藤を意識している。何より会場のファンがその空気をすぐに察して、後楽園を大「内藤コール」に包んだ。 みのるのリクエストに応えるかのように、内藤が先発でゴング。だが、内藤はロックアップすると見せかけてこれをスルー。怒るみのるに蹴飛ばされながら、ツバを吐きかけ、場外へ。結局、内藤はまともに当たることなく、BUSHIにタッチ。その後、両軍による大乱闘から、リング上でヒロムが孤立する状況が続くと内藤が救出。しかしみのるが出てきてアキレス腱固め。さらに場外で鉄柵を使って内藤の古傷であるヒザをメッタメタにした。 リングに上がると、内藤はみのるに反撃すると見せかけて、ツバを吐きかける。これにみのるは激怒し、凄まじい形相で拳を振るった。しかし、内藤はこれをあざ笑うかのようにマンハッタンドロップをお見舞いして、鈴木の動きを止めてみせた。試合はみのるがBUSHIをスリーパーで捕獲し、すぐさまゴッチ式パイルドライバーを決めて3カウント。鈴木軍が勝利を収めた。 試合後、鈴木軍はそれぞれが保持するインターコンチ、そしてIWGPジュニアタッグのベルトを誇示。そして、みのるは場外に残っていた内藤と睨み合う。その内藤は、試合後に流れていたBGM『風になれ』がサビに入ると、みのるのようにエプロンへ。みのるも客席に拍手を促すが、内藤は結局ロープをまたぐと見せかけて、そのまま引き上げていった。 みのるが新日本にいなかった2年間でトップにまで登り詰めた内藤をみのるは“おいしい”と感じたようで… 「立場的に、対外的に、オマエたちの妄想的に、俺の頭を踏んづけてる野郎がいるとしたら、あの野郎は、直接俺の頭を踏んだ野郎だなぁ。内藤!ハハハ!オイ、内藤よ!オマエの行く先に何がある? オマエは何を持ってる? オモロいもん見ーっけ!」試合後にみのるはこのように話すと笑いながら控室に戻っていった。 「鈴木みのる。いや、プロレス界の王様? そんなに俺のことが気になってしょうがないか。まぁ、その気持ちは分かるよ。でもさぁ、いまは『ニュージャパンカップ』中だから、まだ勝ち残ってる選手もいるわけで、失礼な話ですよ。鈴木には、あの言葉を送りたいね。分かるでしょ?」 内藤のみのるに送りたい言葉が「トランキーロ(焦んなよ!)」であることは言うまでもない。今の内藤はみのるを前にしても、決して見劣りしない。内藤自身もみのるとの対戦に手応えを感じたのではないだろうか。内藤のレスラーとしてのステージを上げたことで、両者がシングルを行えば超刺激的な黄金カードになる。またIWGPヘビー級王座という“新日本の宝”を獲りたい気持ちは両選手とも持っているだけに、どのタイミングでシングルマッチ実現に発展するのか期待を込めて見守っていきたい。取材・文 / どら増田写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2018年03月16日 20時10分
伊調馨騒動の黒幕!に人生を狂わされた人々
レスリング女子で五輪4連覇の伊調馨(33)が、日本レスリング協会の栄和人強化本部長(57)からパワーハラスメントを受けたとする告発状が内閣府に出された問題で、その“黒幕”と一部で報じられているのが、伊調の近縁であるX氏だ。 「もともと芸能界では札付きの人物として有名。いつもICレコーダーを持ち歩いて相手との会話を録音。それを使って、もしくは自分が美人局として仕向けた女性にターゲットとの行為を撮影させて恐喝するのが常とう手段です。おそらく、今回は栄氏を恐喝するのに失敗して一部週刊誌に“告発”。それが大問題に発展しましたが、どのメディアも面倒になるのを避けてX氏の存在には触れません」(ワイドショー関係者) そのX氏が美人局として仕向けていたのが、女優としても活動しているGカップグラドル・Yだ。 「まずは大物プロ野球選手に抱かせることに成功。しばらくYはその選手と愛人関係だったんですが、X氏の指示で次のターゲットである大手芸能プロ幹部・Z氏に性接待を強要されたことを、“ハメ撮り”の画像とともに一部週刊誌に“告発”。すると、選手から愛人関係を解消されてしまいました。現在は弱小事務所に所属していますが、すでに札付きなので大した仕事は入りません」(週刊誌記者) そして、そのZ氏も人生が狂ってしまったという。「妻は著名人で子供もいたのですが、Yとの報道で夫婦関係が悪化。最近、離婚したことが報じられてしまいました」(同) 今度は栄氏の人生がメチャクチャになりそうだ。
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スポーツ 2018年03月16日 18時45分
「Tシャツ欲しい!」“JUST TAP OUT”ザック with TAKA、内藤に続き飯伏も撃破【新日本】
『ニュージャパンカップ2018』新日本プロレス▽15日 後楽園ホール 観衆1,718人(札止め)▼ニュージャパンカップ2018 2回戦(時間無制限1本勝負)●飯伏幸太(21分02秒 レフェリーストップ)ザック・セイバーJr.○※ジム・ブレイクス・アームバー※ザックが準決勝進出 「『ニュージャパンカップ2018』、みなさんが予想する優勝者は誰ですか? 2回戦、ザック・セイバーJr. 対 飯伏幸太、勝つのは誰ですか? 優勝するのはいつなんどき、どんな体勢でも関節技、サブミッションホールドを決められるこの男。無限のサブミッションホールドを持つ、この男。そして、1回戦で内藤哲也に勝ったこの男! He is Submission master, He is ZSJ, He is Zack Sabre Jr.! ザックの前に立ちはだかるヤツはみな、ジャストタップアウト! ギブアップあるのみ! それでは2回戦、始めましょうか。飯伏幸太、カモン! オーバーヒア!」 1回戦と同じくザック・セイバーJr.のマネージャーとしてセコンドに付いたTAKAみちのくが、入場するなりリングアナウンサーからマイクを奪うと、このようにまくし立てて、対戦相手の飯伏幸太を呼び込んだ。TAKAが着ているTシャツには“JUST TAP OUT!”の文字が…。わかりやすいTAKAのマイクパフォーマンスが皮肉なことにファンに浸透してきているのだろう。TAKAの言葉に合わせて一緒に叫ぶファンの声が内藤戦の時よりも明らかに大きくなっていた。 しかし、飯伏の姿が現れると、当日券も完売した札止めの後楽園ホールから、ザックやTAKAの色が一気に消えて、飯伏に対するファンの期待値が爆発してしまうのだから不思議だ。新日本のメインを任された飯伏は自信溢れる表情を見せながら、勢いづくザックとTAKAの前に仁王立ち。やはり今年の飯伏はひと味もふた味も違う貫禄がある。 そんな飯伏に、序盤から中盤にかけてパワーで押され気味だったザックだが、かなり研究してきたのだろう。致命傷になる技は徹底的に回避し続けていた。飯伏が逆さ押さえ込みの要領でザックを1回転させると、腕を取ってカミゴェへ。しかし、かわしたザックは腕をつかまれたまま、飯伏の股の間を抜けて後方へ。そして、逆に腕を取り返す。そんなザックを飯伏は強引に股の間から引きずり出し、腕をつかんだままジャーマン。これを返されると、飯伏は腕を離さずにカミゴェの体勢に。ザックはこれを寸前でかわして卍固めから両腕を捕獲。足で飯伏の後頭部を攻めてグラウンドに持ち込み、ジム・ブレイクス・アームバーで締め上げる。場内は大飯伏コールも、さらに、ザックがクラッチを腕から足に変えながら締め上げていくと、飯伏が動かなくなり、レッドシューズ海野レフェリーが試合を止めて、ザックが内藤に続いて飯伏からも勝利を収め、準決勝進出を決めた。 試合後は、TAKAが準決勝の対戦相手となるSANADAを「お前もジャストタップアウトだ」と挑発。試合後の「He is Submission master, He is ZSJ, He is Zack Sabre Jr.!」は、会場にいた多くのファンが一緒に叫ぶ事態となり、ファンの間からは「JUST TAP OUT! Tシャツが発売されたら買っちゃうよね」という声も漏れ伝わってきた。 敗れた飯伏はギブアップはしていないとしながらも、ザックの強さを認め、マネージャーのTAKAについては「気になりますね。邪魔ですね。邪魔。あれはかなり(ザックにとって)プラスになってますよね。ただ、試合自体は本当に1対1で別に介入とかはないんで。気持ちの問題ですけどね。気持ちがあがるかあがらないか、守られるか守られないかみたいな部分だけだと思いますけどね」と語り、ザックにとってのTAKAの存在について分析していた。 ザックとSANADAとの準決勝は18日のアクトシティ浜松大会で行われる。ここでもザックが勝つようなことがあれば“春男”への道がグッと近くなるが、SANADAも好調をキープしているだけに、面白い試合になりそうだ。取材・文 / どら増田写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2018年03月16日 18時30分
今後に響く可能性も?横綱鶴竜が土俵上で見せてしまった“悪癖”
不安の残る白星となってしまった。 白鵬・稀勢の里の欠場により、一人横綱として春場所に臨んでいる鶴竜。15日に行われた5日目の取組では平幕宝富士と対戦し、“結果的に”5勝目をマーク。同じく全勝の松鳳山・魁聖と共に優勝争いのトップに立っている。 なぜ、“結果的に”という言葉を用いたか、それはこの日の鶴竜の相撲内容に理由がある。この一番では立ち合いからのど輪で圧力をかけ、一気に宝富士を土俵際まで追い込んだ鶴竜。この時点では、相撲内容は盤石といっても過言ではなかった。 しかし、宝富士の上体が起き上がっていたこともあったのか、鶴竜はこのタイミングで引き技を選択してしまう。これに失敗した鶴竜は宝富士の逆襲を受け、最後は鶴竜が引きながら、そして、宝富士が鶴竜の足に手をかけながら同時に土俵外へ。際どい勝負になった一番には物言いがつけられた。 物言いの結果、取り直しとなり命拾いした鶴竜は、その後の一番では宝富士を圧倒。なんとか5勝目に漕ぎつける結果となった。ただ、勝負所で引いてしまうという“悪癖”が顔を出したことで、鶴竜の今後に大きな不安が残ってしまったことは否めない。 今回露呈したような引き癖は、先の初場所でも悪影響をもたらしている。この場所に自らの進退をかけていた鶴竜であったが、初日から10日目まで破竹の10連勝。引退はおろか、復活優勝も射程圏内という状況だった。 しかし、迎えた11日目の玉鷲戦。鶴竜は不十分な体勢から引き技を出してしまい、あえなく土俵を割ってしまう。それまでは鳴りを潜めていた引き癖が出てしまった影響は大きく、鶴竜はその後の取組でも、思い出したかのように引き技を連発。その結果、11日目からまさかの4連敗を喫し、平幕栃ノ心に賜杯をさらわれてしまった。 終盤の失速でケチがついてしまったが、初場所で11勝を挙げたことにより鶴竜の進退問題は一応消滅している。とはいえ、今後も“引き際”については考え続ける必要がありそうだ。
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スポーツ 2018年03月16日 17時45分
単なる途中退場ではない!意外と深刻なイチローの故障
シアトルマリナーズに復帰した米現役最年長野手・イチロー(44)が“窮地”に立たされた。3月14日(現地時間)、ジャイアンツとのオープン戦に「1番・左翼」で先発出場したが、アクシデントはいきなり訪れた。1回裏、「代打」がアナウンスされ、観客席がざわつく。イチローはレフトの守備から小走りにベンチに帰って来たが、そのままクラブハウスに向かい、応急処置を求めたのだ。 「右ふくらはぎの痛みが出て、打席に立つのは無理だと自ら交代を申し出ました」(特派記者) メジャーリーグでの現役続行にこだわり続けた男が自ら退場を申し出るということは,よほどの痛みがあったのだろう。正式な球団発表はまだだが(15日時点)、「5年ぶりの開幕スタメン」も危うくなってきた。 「イチローが勝負できるのは開幕から1か月だったんです。なのに、この怪我…。地元メディアのなかには『ひどくなるのを予防するため、あえて大事を取った』と予想する声もありましたが」(米国人ライター) そもそも、マリナーズがイチローを帰還させた理由は、レギュラーを予定していた外野手が故障してしまったため。左翼のギャメルがオープン戦途中で右脇腹を負傷し、右翼のハニガーも右手の故障を抱えており、他外野手も手術明けであったりと、苦しい状況に陥っていた。イチローは救世主となるはずだったが、こんな指摘も聞かれた。 「ギャメルが戦線を離脱したとき、重症と報じられましたが、4週間から6週間の離脱で済みそうなんです。開幕には間に合いませんが、4月下旬にはチームに合流できそう。イチローはギャメルのいない間にアピールしなければ…」 イチローはギャメルが守るはずだったレフトを任されている。ギャメルは昨季134試合に出場した成長株だ。16年途中、ヤンキースからトレードでやってきて、マリナーズでその才能を開花させた。同じ左バッターということもあり、復帰後は「ベテランよりも若いギャメル」という流れになるだろう。 また、地元メディアもイチローの帰還には必ずしも好意的ではない。シアトル・タイムズ紙はWeb上でアンケートを実施したが、賛成と反対はほぼ同数。地元ラジオ局・ESPNシアトル人気キャスター、ジム・ムーア氏は「故障者が多いのなら、チーム内のルートで若手を登用してカバーすべき。さらに、FAの選手を獲るにしても、カルロス・ゴンザレスやメルキー・カブレラといった、今のイチロー以上の選手がいるではないか。イチロー以外でお願いしたい!」と、酷評していた。現地入りした日本人メディアの一人がこう続ける。 「故障者続出で『イチローを使う』と決めて獲得したのは間違いありません。ギャメル以外の外野手も故障を抱えながらの出場を続けているのでチャンスは残っていますが、マリナーズはイチローを『ゲスト』として迎えた感もありました」 その理由はクラブハウスにあるという。メジャーリーグでは、クラブハウスで序列が分かる。まず、レギュラー選手、チーム功労者のベテランには2つのロッカーが与えられる。その“2つ持ちの主力”にも序列があって、チームの看板選手に対しては、そのロッカールームの奥、入り口の四隅のいずれかが与えられる。オープン戦途中での加入であったため仕方ないとはいえ、今回、古巣マリナーズがイチローのために用意したロッカーの場所は入り口の真正面。若手か、マイナーとメジャーを行ったり来たりしている控え選手に与えられる場所だ。 「イチローに四隅のどこかを与えるとなれば、誰かに退いてもらわなければなりませんし…。でも、正面の奥とか、入り口前よりももっと良い場所はあったはず」(前出・同) 2012年、ゴジラ松井の失墜が思い出される。松井の所属球団が決まったのは、同年4月末。自主トレは続けてきたが、実戦感覚は戻らず、キャンプ、オープン戦をやっていない代償はあまりにも大きかった。イチローには同じ轍を踏んでほしくない。ギャメルのいない4月上旬まで猛アピールできるか否かで、この先の現役生活が決まりそうだ。
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