スポーツ
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スポーツ 2018年02月17日 09時00分
長嶋氏の「檄」だけでは勝てない ヨシノブ巨人の内幕
長嶋茂雄終身名誉監督(81)が巨人・宮崎キャンプを視察し、「勝つ、勝つ、勝つ」と連呼し、チームに活気を注入した(2月11日)。氏のカリスマ性だろう。以後、巨人選手のヤル気が違ってきた。しかし、あるOBの金言は届かなかったようである。 畠世周(23)、急性腰痛でリタイア――。 2年目の畠のリタイアはダメージも大きかった。今季は先発ローテーションの一角として、高橋由伸監督(42)も期待していた。ただでさえ、先発タイプのピッチャーの頭数が足らないだけに、ペナントレースにも影響してきそうだ。「原因はオーバーワークですよ。若い選手はキャンプ、オープン戦でのペース配分がまだ分からないんです。首脳陣がちゃんと見ていれば、防ぐことのできた怪我だと思います」(取材記者) その畠の故障リタイアを“予言”していた巨人OBがいた。04年から2季、指揮官も務めた堀内恒夫氏(70)である。 氏は畠の経歴に着目していた。畠は16年ドラフト会議で指名された直後、右ヒジにメスを入れている。そのため、一軍デビューも大幅に遅れた。キャンプも「術後」ということで三軍調整だった。したがって、今季が実質、プロとして初めて練習するキャンプでもあったのだ。「中堅以上の選手は、良い意味で『手抜き』をするタイミングを知っています。負荷を掛けて自身を鍛える時期と、ペースダウンさせて身体を休める時期を見極めるんです。そういうことができない新人、若手に対し、ブレーキを掛けてやるのがコーチの役目なんですが…」(前出・同) 堀内氏は自身が連載する専門誌のコラム内で「要注意」と記し、また、南海ホークスとのOB戦イベントに参加するため、長嶋氏と同じ時期に宮崎入りしている。当然、高橋監督らとも接触しており、改めて「畠は要注意」と忠告していた。しかし、どういう訳か、響かなかったのである。 今季の巨人のペナントレースの順位を“予感”させる情報も聞かれた。「ゲレーロは去年以上に打つよ。警戒が必要」 そう評価する他球団スコアラーは少なくなかった。 来日1年目の昨季、前中日のアレックス・ゲレーロ(31)はいきなり35本塁打を放ち、タイトルも獲得した。中日から引き抜いたわけだが、「活躍する」の根拠を聞くと、「ゲレーロは打ち損じると、一塁まで全力疾走しません。中日の森繁和監督(63)はそういう態度を許さず、叱り飛ばしていました。それは全選手に対してですが、厳しい野球環境がゲレーロには合わなかったんです。まあ、巨人はベテランが多いせいか、一塁まで全力疾走しなくても、誰も咎めないので」(某スコアラー) とのこと。昨季以上の活躍は高橋監督にとっても望むところだが、イヤミにしか聞こえない。もっとも、畠のようなオーバーワークでリタイアする選手も出たくらいだから、巨人キャンプの練習メニューがユルイということはないのだが…。「長嶋氏は昨季しくじった山口俊(30)の頑張りを評価していました。『山口に懸けたい』と言っていました」(前出・取材記者) 今季も広島の独走を予想するプロ野球解説者は多い。広島を追撃できるのは、DeNA、阪神とのこと。2年続けてまともなキャンプを送れなかった畠の「しくじり」が糧とされれば、巨人もそこに食い込めるだろう。
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スポーツ 2018年02月16日 18時10分
【WWE】アスカに続け!宝城カイリことカイリ・セインがNXT女子王座戦に乱入
日本時間15日にWWEネットワークで配信されたWWEのファームブランドNXTで、エンバー・ムーン(王者) 対 シェイナ・ベイズラーのNXT女子王座戦に元スターダムの宝城カイリことカイリ・セインが乱入した。 カイリ・セインが王座戦に乱入した。2月15日にWWEネットワークで配信されたNXTで、王者エンバー・ムーンとシェイナ・ベイズラーの2度目の王座戦が行われた。1月に行われた同対決では王座防衛を果たすも、シェイナの執拗な左腕の攻撃で負傷したエンバーは試合開始から感情むき出しのアグレッシブな攻撃でシェイナを圧倒した。 しかし、場外に逃げたシェイナにトペ・スイシーダを繰り出すと、アナウンステーブルに激突。エンバーは古傷の左腕を痛めて形勢逆転されてしまう。シェイナに左腕を集中的に狙われ、場外ではバリケードを使った攻撃で滅多打ち。レフェリーに注意されるも攻撃を止めないシェイナだったが、そこに突然カイリ・セインが現れ、シェイナにダイビングエルボー、さらにリングでスピアーを豪快に決めて、蹴散らした。 日本人スーパースターのアスカを世界的なスーパースターに押し上げたNXT。王座奪取を狙うカイリにとって、シェイナは最大のライバルになりそうだ。◆プロフィールカイリ・セイン1988年9月23日 山口県光市出身。2011年8月にスターダムに入団。翌年1月7日に宝城カイリのリングネームで、愛川ゆず季を相手にデビュー。2015年にはワールド・オブ・スターダム王座も奪取するが、2017年にスターダムを退団すると同年7月WWEとの契約を発表。リングネームはカイリ・セインに変更された。同年9月に開催された第1回メイ・ヤング・クラシックトーナメントに出場し優勝した。NXT所属。文・どら増田写真提供・(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年02月16日 16時00分
阪神 金本監督が引退までイジメぬくベテラン鳥谷への仕打ち
「鳥谷イジメ」の第2章がキャンプで幕を開けた。チームトップの打率を残しても、レギュラー・ポジションは保証されないのだ。 「金本知憲監督(49)は1月の名球会行事でハワイ入りした際、同じく名球会メンバーの福留孝介(40)と鳥谷敬(36)の2人を呼び出し、3人だけで食事をしています。そこで、金本監督が今季の展望、指揮官としてイメージするチーム像を語り、両ベテランはじっと聞き入っていました」(球界関係者) このハワイでの密談情報の通りなら、金本監督は鳥谷と福留の両ベテランを「頼りにしている」ということになる。 「あと、糸井嘉男(36)ですよ。この3人と、新加入のウィリン・ロサリオ(28)、投手のメッセンジャー(36)を頼りにしています」(在阪記者) つまり、金本監督の「頼りにしている」の言動には、色々な意味が含まれているのだ。ベテランにはチームを牽引してもらいたい、だが、「安定した成績も残してほしい」と…。 就任1年目、「ベテランが安定した成績を残さなければ…」とこぼしていたが、その「安定した成績」の解釈が危ないのだ。金本監督はキャンプイン直前、こんなことも話していた。 「トリ(鳥谷)も休みを入れながら起用していった方がいいかもしれない」 福留がそうだった。昨季、40歳でのシーズンを迎えたベテランに対し、金本監督は“リフレッシュ休暇”を設け、意図的にスタメンから外していた。これが故障防止にも繋がった。 今季、引退の二文字が身近に感じる37歳を迎える鳥谷に対しても、時折、スタメンから外す起用法を視野に入れているのだ。 ただ、鳥谷には連続試合出場の記録がまだ更新中だ。なので、スタメンから外れても、代打などでの途中出場をさせなければならない。しかし、キャンプでは、鳥谷を完全に外す構想もチラついていた。 「二遊間のレギュラー争いですが、開幕直前まで決まらない可能性があります。金本監督は、同じ実力なら若い選手を使う方針です。二遊間のレギュラー争いが他のポジションにも飛び火しそうです」(取材記者) 鳥谷はショートからサードに移って復活した。一昨年は大不振だったが、昨季の打率2割9分3厘はチームトップ(規定打席以上)。ゴールデングラブ賞も獲得した。しかし、金本監督の目に「復活」とは映らなかったようだ。 そのショートのレギュラー争いは、2人のコーチの思惑も交錯している。高代延博・作戦兼総合コーチが「スカウトの報告以上!」と、守備センスの高さを絶賛していたのが、昨年ドラフト3位の新人・熊谷敬宥だ。しかも、熊谷は「赤星(憲広)のような」駿足で、走塁面で一目置かれている。 これに対し、久慈照嘉・内野守備走塁コーチが推すのが、2年目の糸原健斗だ。 「糸原はセカンドタイプだと思う」(前出・在阪記者) だが、セカンドには金本監督が期待する将来の4番候補・大山悠輔がコンバートされた。秋季キャンプからセカンド一本で練習を続けており、「セカンド大山」はまず動かないだろう。 「去年、125試合に出た上本博紀もいます。今年は西岡剛が復活する予定で、北條史也の巻き返しも期待できる」(前出・球界関係者) 金本監督は「打撃優先」でレギュラーを決める。その方針だと、ショートは熊谷、糸原、北條をギリギリまで争わせるはずだ。昨年もこんなことがあった。 「昨年、北條と鳥谷でショートの定位置を争わせ、オープン戦後半で鳥谷をサードにコンバートさせました。外国人のキャンベルが『打てそうにない』と判断され、鳥谷の守備位置を動かしたんです」(球団関係者) 金本監督は不慣れなポジションを守らせるリスクを、あまり考えないようだ。 「熊谷を称賛する高代コーチ、糸原を推す久慈コーチ、両方の顔を立てる可能性もある。どちらかに別のポジョンを守らせる、あるいは、北條が復活した時の対応は考えていないとか。ただし、二塁大山、一塁ロサリオは絶対に外さないでしょう」(同) そうなると、鳥谷のいるサードのポジション争いが激化する。「休ませながら」発言は、「サード北條、糸原」の布石でもあるのだ。 「鳥谷はシーズン中も球場に一番乗りし、黙々と練習していました。今キャンプもしっかり練習していますが、危機感のあった去年ほどではない」(同) 連続試合出場の記録が証明するように、鳥谷は丈夫で、本来ならケガも少なく頼りにできる選手。ところが、金本監督は鳥谷には「安住の地」を与えようとしない。糸井、福留はスロー調整を認めているのに、だ。 これって、昨年4月、金本監督の持つ連続試合出場の記録を鳥谷が抜いたことが影響していたりして…。
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スポーツ 2018年02月15日 19時38分
【KNOCK OUT】「王者になってやることが決まった」不可思、本能で赤いベルト獲りへ
「オレってこんなキャラだったのかなと思いました」 試合後の会見後に、ボソッと漏らしたこのひと言が偽りのない本音だろう。 昨年、KNOCK OUTという新興イベントのスタイルを根づかせることに貢献した『KNOCK OUT初代ライト級王座決定トーナメント』。不可思は自身の階級を変えながらも“ある選手”との対戦を胸に秘めて出場。6月に行われた勝次との1回戦は、ファンや関係者のみならず、現役のファイターたちの魂を揺さぶるほどの大激戦だったが、不可思は勝次の前に敗れてしまう。 そして今年、今度は不可思の階級である『KNOCK OUTスーパーライト級王座決定トーナメント』が開催されることになった。不可思は当然“大本命”とされていたが、1回戦の相手である“プロフェッショナルシスト”健太に、計量の時点からペースを握られ、試合は最終ラウンドを除いて、ほぼ健太のペースに引き込まれてしまった。「最終からやり難いなと思っていた」不可思本人も試合終了のゴングが鳴ると同時に「あーやっちまった」と敗北が頭をよぎったという。しかし、僅差の判定差ながら不可思が勝利を収めた。 「最近、自分の中でも悩んでいることなんですけど、試合は勝たなきゃいけないという中で、お客さんも楽しませなきゃいけない。昔はガッツリ倒したり、倒されたりという試合が多かったんですけど、トーナメントは絶対に勝たなきゃいけないじゃないですか。100%本能で闘いたいという気持ちと、健太選手に勝たなきゃいけないという葛藤が凄くありました」 不可思はもともと「身内しか喜ばない勝ち方はしたくない」という思考を持った選手だが、昨年のトーナメントで勝次に敗れたことにより、本来持ち合わせているテクニックも数多く取り入れるファイトスタイルに切り替えた。昨年12月に両国国技館で行われた金原正徳戦は判定勝ちだったが、勝次戦を見た金原が「あのギラつきは昔の自分を見ているようで、素晴らしいと思う。ぜひ試合をしてみたい」とリクエストしたことから実現したカードということもあって、不可思らしさが引き出された好勝負だった。 「きょう100%本能で闘ったら、1Rでガツンと勝てたかもしれないし、前の試合の水落(洋祐)選手みたいに激戦の末負けてしまったかもしれない。でも、僕がお客さんを納得させられるのは本能で闘うことだと思いました」 こう話す不可思の瞳からは魅力であるギラつきが取り戻されていた。年明けには新日本プロレスの1.4東京ドーム大会を観戦。「同じ赤いコスチュームの内藤哲也選手や、世界的なスーパースターのクリス・ジェリコ選手からは刺激を受けましたし、入場とか勉強になる部分も多かったので、また見たいですね」とプロレス初観戦の感想を話していたが、自身のカラーを赤に決めてから、不可思の色気はさらに増したように見える。スーパーライト級のベルトも赤いベルトが作られた。 「今回勝てたことで、本当にあの赤いベルトはオレが巻かなきゃいけないなと思いました」 この発言を聞いて、他のトーナメント出場選手も黙っていないだろうが、試合後に微妙な判定で敗れた健太が「これからは不可思選手を応援する」とSNSでエールを送ったことも不可思の胸には重く響いており、「チャンピオンになって最初にやることが決まりましたね」と決意を新たに改めて初代王者になることを誓った。 もう大人になった不可思は見たくない。大人気ない生意気な不可思で頂点に立ってもらいたい。 トーナメント2回戦は6月8日に後楽園ホールで、4月14日にカルッツ川崎大会で行われる鈴木博昭 対 大石俊介の勝者と行う。『KNOCK OUT FIRST IMPACT』▽12日 大田区総合体育館 観衆 4,000人(札止め)▼KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王座決定トーナメント1回戦 64.0kg契約 3分5R○不可思(判定2-0)健太●※50-49、49-49、50-49取材・文 / どら増田カメラマン / 萩原孝弘
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スポーツ 2018年02月15日 18時31分
【WWE】中邑真輔の相手は5WAY戦で決定へ/ヒデオに続いて戸澤も1回戦敗退!
世界最大のプロレス団体WWEは米国現地時間2月13日、主要ブランドスマックダウンをカリフォルニア州ベーカーズフィールドで開催。ケビン・オーエンズとサミ・ゼインはWWE王座挑戦権を狙うバロン・コービン、ドルフ・ジグラーとそれぞれ対戦した。 ケビン・オーエンズとサミ・ゼインの横行が止まらない。この日のスマックダウンではPPV『ファストレーン』のWWE王座挑戦権を賭けてバロン・コービン対ドルフ・ジグラー戦が予定されていた。しかし、すでに挑戦権を獲得しているオーエンズ&ゼインは試合前にコービンとジグラーを襲撃。この行為に業を煮やしたシェイン・マクマホンコミッショナーは新たな対戦カードとして、オーエンズ対コービン戦、ゼイン対ジグラー戦を決定。さらに、ジグラーとコービンが勝利すればファストレーンでのWWE王座戦挑戦権を獲得できると電撃裁定。 オーエンズ対コービンの一戦では、ポップアップ・パワーボムを回避したコービンがエンド・オブ・デイズをオーエンズに炸裂させて勝利。さらに、ゼイン対ジグラー戦では、ヘルヴァキックを狙ったゼインにスーパーキックを決めたジグラーが接戦をものにした。この結果により『ファストレーン』でのWWE王座戦は5WAY戦へ。王者AJスタイルズがオーエンズ、ゼイン、コービン、ジグラーの4人を迎え撃つ。『レッスルマニア』(米国現地時間4月8日ニューオーリンズ、メルセデス・ベンツ・スーパードーム)で王座に挑戦する中邑真輔の対戦相手を決めるこの闘い。果たしてスタイルズはこの4人を相手に王座防衛できるのか。中邑の対戦相手は誰になるのか。日本のファンの大半はAJが防衛し、新日本プロレスでの名勝負を超える中邑との試合を見たいだろう。 PPV『ファストレーン』は日本時間3月12日にオハイオ州コロンバスのネイションワイド・アリーナで開催され全世界に生配信される。 また、軽量級ブランド205 Liveでは16名で競うクルーザー級王座決定トーナメント1回戦に、元ドラゴンゲートの日本人スーパースターで、優勝候補の戸澤陽が出場。UK王座トーナメントのセミファイナリスト、マーク・アンドリューズと対戦した。「レッスルマニアに行く俺を誰も止められない」と意気込んだ戸澤はシャイニング・ウィザードからトペ・スイシーダを叩き込むなど再三チャンスを掴んだが、アンドリューズの巧みな攻撃に苦しむと、最後はシューティングスターを回避した戸澤がキックを決めて丸め込むも、逆にアンドリューズに抑え込まれてカウント3。戸澤は先週のヒデオ・イタミに続いてまさかの一回戦敗退となってしまった。文・どら増田写真提供・(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年02月15日 16時00分
イチローと川崎宗則「同時移籍」秒読み! 最有力球団は中日
ソフトバンク川崎宗則内野手(36)が、2月1日からの宮崎春季キャンプに姿を見せなかったことで、様々な憶測を呼んでいる。「体調不良のため十分に練習ができていない」が理由で、契約も未更改のまま。王貞治球団会長も「リーダーとしてチームに必要。(フロントは)1日でも早く契約できるように頑張ってほしい」と思案投げ首だ。 昨季、米球界から6年ぶりにソフトバンクに復帰した川崎は、42試合に出場。しかし、7月に両足のアキレス腱のケガで離脱してからは、一軍に戻っていなかった。その後、球団は1月中の契約更新を求めたが、川崎は頑なに応じなかったという経緯がある。 そこで、起用面での球団への不満、思いのほか重傷、私生活でのスキャンダルなど、諸説囁かれている中で、チームメイトから聞こえてくるのは、師と仰ぐ「イチロー(44)の日本復帰待ち説」である。 「川崎は『憧れのイチロー選手と同じチームでプレーしたい』と2011年オフに大リーグ挑戦を表明し、年俸2億円ダウンを承知でイチローがプレーするシアトル・マリナーズとマイナー契約を結びました。損得勘定を度外視して『イチローと同じチームでプレーできるだけで幸せ』と少年のように喜んだのです。しかし、肝心のイチローは'12年のシーズン途中でヤンキースに移籍。'15年からマーリンズに移り、'17年までプレーしましたが、川崎はブルージェイズ('13年)、カブス('16年)を経て、昨年、ソフトバンクに復帰。すれ違いが続いていたのです」(スポーツ紙デスク) ところが、ここにきて「再ランデブー」の可能性が高まってきた。 「FAとなったイチローにメジャー各球団からのオファーはなく、日本復帰以外の選択肢がなくなっているからです。川崎はその情報に素早く反応。あれこれ理由をつけ、ソフトバンクとの契約を先延ばししているのだそうです」(同) 巷間伝えられるイチローの受け入れ先は、古巣のオリックス、故郷の中日。どちらにせよ、日本復帰が決まれば、川崎も駆け付ける。イチローが入団条件に「川崎も一緒に」を要求することが予想されるからだ。 とはいえ、イチローが日本復帰する場合、巨人超えのV10を目指すソフトバンクが同一リーグのオリックスに譲り渡すとは考えにくい。となれば、松坂大輔同様に中日移籍が有力となる。 人気が低迷する中日だが、松坂、イチロー、川崎の“メジャー3人衆”が加われば、話題性ばかりでなく、セ界の台風の目となる。中日新聞との関係強化は、本業のソフトバンク事業にもメリットは大きい。 一方、7年ぶりに青木宣親を復帰させたヤクルトが、イチロー争奪戦に加わるとの情報も流れている。今オフ、ソフトバンクはウエスタンリーグで2年連続最多勝の山田大樹投手(29)をこのヤクルトに無償トレードした。将来、“トリプルスリー”山田哲人内野手(25)のFA獲得への布石と見る向きもある。 セ界が久々に沸騰する。
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スポーツ 2018年02月15日 08時17分
オリックスは見守るだけ? 急浮上してきたイチローのマーリンズ帰還説
オリックスバファローズの宮内義彦オーナー(82)が、報道陣に囲まれたのは2月10日だった。宮崎でのキャンプを視察し、まだ練習は途中だったが、席を立った瞬間、報道陣がなだれ込んできたのである。 質問は帰還説に現実味も帯びてきたイチロー(44)のことに集中した。宮内オーナーは「私から言える立場でもない」と前置きしつつも、食事をともにしたことを明かしてくれた。「お酒をちょっと飲むようになったね。僕から見た彼の変化はそれぐらい」 その席上でオリックス帰還の話が出たのかどうか、帰還の正式交渉は始まっているのか否か、去就に関する話は全てはぐらかされてしまった。「様子見といった感じではないでしょうか。日本球界に帰還するのなら、オリックスに帰って来てほしいとの姿勢は変わっていないはず」(取材記者) しかし、それでは米マーリンズを解雇された昨秋時点と何も変わっていないということになる。獲得を表明した中日ドラゴンズの出方も気になる。もっとも、日本球界側はイチローの「メジャー優先の希望を尊重する」の姿勢は変えていない。そのためだろう。オリックスの“様子見”は、さらに長期化するとの声も聞かれるようになった。「ひょっとしたらですが、マーリンズに帰還するかもしれませんよ」(米国人ライター) 世代交代とチーム再建を掲げていたマーリンズの補強が失敗してしまったのである。このオフ、マーリンズの経営陣はチーム総年俸を縮小させるため、ベテラン選手の放出を進めていた。しかし、元ヤンキースのスーパースターで、最高経営責任者のデレク・ジータ氏を中心とした幹部チームは、アンバランスな選手構成を作ってしまった。メジャー昇格が可能な40人枠のなかで、外野手は3人だけ。うち2人は昨季にメジャーデビューした“ひよっこ”で、最後の1人はメジャー経験ナシ。「こんな選手構成で戦えるのか?」と、地元ファンの反感も買っているそうだ。「昨季のマーリンズは『メジャー最強布陣』と言われていました。スタントン、オズナ、イエリッチ、リーグを代表するスラッガーであり、彼らのうち誰が4番に入ってもおかしくはありませんでした。その3人を全てトレードで放出してしまったんです」(特派記者) ジータ氏たちはチーム総年俸を減らすことを優先したせいか、主力選手を売り払いすぎて、大幅な戦力ダウンという結果を招いてしまったのだ。「残った主力選手からも経営陣批判が出ています。正捕手のリアルミュートが自らトレードを望んでいるとの情報も伝えられています」(前出・同) 補強失敗の影響だろう。「イチロー再獲得」の話も出始めたのだ。「ジータ氏を始めとする新経営陣への批判は日増しに強くなっています。世代交代を進め、若い選手を増やしたいのは分かりますが、誰が見ても戦力ダウンです。主力放出の批判を緩めるため、イチローを呼び戻すということも十分に考えられます」(前出・米国人ライター) マーリンズの混乱ぶりはオリックスにも届いているはずだ。イチローの代理人は一時期、「日本の球団とも交渉を…」と弱気な発言も見せたが、一貫して変わらなかったのは、「米29球団に声を掛けている」の発言だ。29球団とは、「解雇したマーリンズ以外の球団」という意味。いよいよ、30球団目に声を掛けることになりそうだ。今のイチローなら、年俸額にはこだわらない。低年俸でも契約可能であることを伝えれば、補強に失敗したジータ氏たちも真剣に検討するだろう。「キャンプで実戦形式の練習が始まるころ、経験の浅い3人の新外野手が試されます。その結果を見て、イチロー帰還が協議されそうです」(前出・同) オリックスが正式にイチローにオファーを送るのは、その後になる。「オリックスがイチローのメジャー優先の希望を叶えてやりたいとする気持ちも分かります。でも、こういう時だからこそ、『帰って来い』と伝えるべき。マーリンズとオリックスの帰還要請のどちらに誠意があるのか、イチローにも伝わると思いますよ」(球界関係者) オリックスが決断しなければ、「3月になっても、去就先が決まらない」なんてことになりそうだ。
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スポーツ 2018年02月15日 07時07分
【千葉ロッテ】第2回バレンタイン総選挙は高卒3年目の成田翔がV2!
千葉ロッテマリーンズは、ロッテ「ガーナミルクチョコレート」とタイアップして行った「あなたがチョコを渡したい選手」の投票結果をバレンタイン当日の14日に発表した。 今年で2年目を迎えるロッテ版バレンタイン総選挙だが、総投票数は11万475票と昨年の84,701票を大きく上回った。6月23日の埼玉西武戦(ZOZOマリンスタジアム)では、昨年に引き続き『スーパーレディースデー』も企画されており、ロッテの若いイケメン選手を知ってもらい、応援して欲しいという球団の狙いが浸透しつつある。今年のベスト10は次のとおり。1位 成田翔(投手) 38,251票2位 原嵩(投手) 33,099票3位 平沢大河(内野手) 10,241票4位 二木康太(投手) 7,938票5位 松永昂大(投手) 7,732票6位 佐々木千隼(投手) 5,254票7位 香月一也(内野手) 1,809票8位 三木亮(内野手) 1,266票9位 吉田裕太(捕手) 761票10位 中村奨吾(内野手) 602票成田は昨年28,175票で1位となっており、1万票以上伸ばしてのV2達成となった。外野手は誰もベスト10に入らず。石垣リゾートグランヴィリオホテルで表彰が行われ、成田にはガーナチョコレート1年分がプレゼントされた。■2連覇した成田選手のコメント多くのファンの方に投票をしていただき本当に嬉しく思っています。2年連続は正直、想定外だったので、驚きました。ファンの皆様の期待に今年はしっかりとマウンドで応えたいと思っています。これからも応援よろしくお願いします。ファンの大きな後押しを力に変えて、高卒3年目の左腕が今シーズンこそ初勝利、そして、ローテーション入りを狙う。文・増田晋侍写真提供・(C)千葉ロッテマリーンズ
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スポーツ 2018年02月14日 21時40分
【WWE】北京五輪女子柔道銅メダリストがRAWと契約!アスカと対戦か?
世界最大のプロレス団体WWEは、米国現地時間2月12日カリフォルニア州サンノゼで主力ブランドであるRAWを開催した。 今週のRAWでカート・アングルGMは、米国時間2月25日に、ネバダ州T-モバイルアリーナで開催されるPPV『エリミネーション・チェンバー』で、ロンダ・ラウジーがRAWと契約することを発表した。 ロンダは1月に開催されたPPV『ロイヤルランブル』の会場にサプライズ登場。女子ロイヤルランブル優勝者アスカ、RAW女子王者アレクサ・ブリス、スマックダウン女子王者シャーロット・フレアーが集うリングに上がると、レッスルマニアのサインを指さして観衆を熱狂させた。 ロンダは北京五輪柔道で銅メダルを獲得し、アメリカ史上初の女子柔道オリンピックメダリストになると、その後、UFCに出場して初代女子バンタム級王者となり、6度の防衛に成功して“絶対女王”と呼ばれた。2016年版のTIME誌では「世界で最も影響力のある100人」に選出され、さらに大ヒット映画『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』『ワイルド・スピード SKY MISSON』にも出演しており、今回の契約はアメリカでかなり話題となっている。『ロイヤルランブル』で、目を合わせたアスカとの対決も実現すれば面白そうだ。 また、WWEは日本時間2月13日、アイボリーの2018年度のWWE殿堂入りを発表した。 2018年度の殿堂者としてはゴールドバーグ、ダッドリー・ボーイズに続き、第3号となる。今回殿堂入りが発表されたアイボリーは1980年代半ばに女子団体GLOWで業界入りし、1999年にはディーロ・ブラウン&マーク・ヘンリーのマネージャーとしてWWEデビュー。健全さを象徴する白のYシャツ、ロングスカート姿の女性検閲官キャラクターとしてヒールユニット「ザ・ライト・トゥ・センサー」の一員として活躍。ファビュラス・ムーラ、リタ、トリッシュ・ストラタス、ジャクリーンらと熾烈な争いを繰り広げ、WWE女子王座を獲得するなどWWE女子革命の礎を築いた。 殿堂入りセレモニー『WWEホール・オブ・フェーム2018』は、米国現地時間4月6日にルイジアナ州ニューオリンズのスムージー・キング・センターで行われる。文・どら増田写真提供・(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年02月14日 20時40分
【新日本】飯伏幸太「今年は新日本で何か起こす!」ゴールデン☆ラヴァーズ再結成
新日本プロレスは今月23日、24日に後楽園ホール大会2連戦で行われるROHと新日本プロレスの合同興行『HONOR RISING:JAPAN 2018』の全カードを発表した。 アメリカのROHの選手が多数参加する中、今大会の注目は、1.28札幌・北海きたえーる大会で、ジェイ・ホワイトにまさかの敗北を許し、IWGP USヘビー級王座を明け渡してしまったケニー・オメガに、同門であるバレットクラブのCodyが襲撃。ケニーはCodyだけではなく、ザ・エリートとしてずっと行動をともにして来たヤングバックスにも手を出してしまったため、バレットクラブに亀裂が入ったが、飯伏幸太がケニーを救出。リング上で熱い抱擁を交わし、かつてDDT、新日本のタッグ戦線を沸かせたゴールデン☆ラヴァーズの再結成をファンに印象づけた。その頃、バックステージでは、Codyがバレットクラブのニューリーダーに名乗りを上げたものの、バッドラック・ファレやタマ・トンガといったバレットクラブのオリジナルメンバーと言っても過言ではないサモア勢は態度を明らかにしていない。 1.28札幌大会を最後に、飯伏もバレットクラブもシリーズに帯同しなかったため、今回のROHとの合同興行で久々に顔を合わせることになる。まず、23日には飯伏&ケニーに、バレットクラブのチェーズ・オーエンズを加えたトリオと、Cody&ハングマン・ペイジ&マーティー・スカルとの6人タッグがマッチメイクされた。かつて、アメリカのメジャー団体WCW(のちにWWEに買収される)から世界的なムーブメントを起こしたユニットnWoも、赤と黒の2派に分かれたことがあったが、ケニーはあくまでもバレットクラブを継続させて、そこに飯伏が入る形になるのか?バレットクラブ内の勢力図がハッキリとする試合になる可能性が高い。 そして、翌24日のメインで、ゴールデン☆ラヴァーズがCody&スカルを相手に、2014年10月のDDT後楽園大会以来、3年4か月ぶりの復活を果たす。前回結成した時はジュニアヘビー級だったので、ヘビー級転向を経て飯伏もケニーもあの頃より大きくなっているだけに、2人にしか生み出せない阿吽の呼吸に重さがプラスアルファされれば最強タッグとしてIWGPタッグのベルトも十分に狙えるだろう。 今回のカード発表により、バレットクラブの内輪揉めに飯伏が加わることが確実となった。バレットクラブは2派に分かれて、果てしなき抗争に突入するのか?それとも新たな展開が待っているのか?上半期の新日本マットを占う意味で、この後楽園2連戦が大きな鍵を握るのは間違いない。 「2018年は何か起きますよ。ここで! 新日本プロレスで何か起きますよ。何か起こします」 ケニーに呼び掛け合同練習も行い、ケニーの提案で新合体技も完成した。1.4東京ドーム大会でCodyを破ったあと、バックステージで予告した飯伏の言葉が現実味を帯びてきた。取材・文 / どら増田カメラマン / 舩橋諄
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ポスト魔裟斗ヘ アンディ・オロゴン 帰化計画
2007年02月06日 15時00分
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輪島氏 自爆テロ
2007年01月24日 15時00分
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ハッスル消滅!? 小川H軍休止宣言
2006年12月27日 15時00分
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大みそかボビー弟と対戦 金子賢 前田道場入り
2006年12月14日 15時00分
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珍指令 KID 秒殺禁止
2006年12月12日 15時00分
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生還小橋に捧ぐ 三沢 GHC奪還
2006年12月11日 15時00分
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スポーツ
猪木 緊急提言 想定外プロレスをやれ!
2006年12月05日 15時00分
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スポーツ
1・4東京D「レッスルキングダム」 新日本 全日本“乗っ取り”へ秘策 長州3冠戦出撃
2006年11月16日 15時00分
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復活1・4東京D大会へ秘策 新日本最終兵器サイモン猪木 IWGP挑戦!?
2006年11月07日 15時00分
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来春ビッグマッチ パンクラス芸能人最強決定戦 坂口憲二 今田耕司 押尾学
2006年10月31日 15時00分
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大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分