今週のRAWでカート・アングルGMは、米国時間2月25日に、ネバダ州T-モバイルアリーナで開催されるPPV『エリミネーション・チェンバー』で、ロンダ・ラウジーがRAWと契約することを発表した。
ロンダは1月に開催されたPPV『ロイヤルランブル』の会場にサプライズ登場。女子ロイヤルランブル優勝者アスカ、RAW女子王者アレクサ・ブリス、スマックダウン女子王者シャーロット・フレアーが集うリングに上がると、レッスルマニアのサインを指さして観衆を熱狂させた。
ロンダは北京五輪柔道で銅メダルを獲得し、アメリカ史上初の女子柔道オリンピックメダリストになると、その後、UFCに出場して初代女子バンタム級王者となり、6度の防衛に成功して“絶対女王”と呼ばれた。2016年版のTIME誌では「世界で最も影響力のある100人」に選出され、さらに大ヒット映画『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』『ワイルド・スピード SKY MISSON』にも出演しており、今回の契約はアメリカでかなり話題となっている。『ロイヤルランブル』で、目を合わせたアスカとの対決も実現すれば面白そうだ。
また、WWEは日本時間2月13日、アイボリーの2018年度のWWE殿堂入りを発表した。
2018年度の殿堂者としてはゴールドバーグ、ダッドリー・ボーイズに続き、第3号となる。今回殿堂入りが発表されたアイボリーは1980年代半ばに女子団体GLOWで業界入りし、1999年にはディーロ・ブラウン&マーク・ヘンリーのマネージャーとしてWWEデビュー。健全さを象徴する白のYシャツ、ロングスカート姿の女性検閲官キャラクターとしてヒールユニット「ザ・ライト・トゥ・センサー」の一員として活躍。ファビュラス・ムーラ、リタ、トリッシュ・ストラタス、ジャクリーンらと熾烈な争いを繰り広げ、WWE女子王座を獲得するなどWWE女子革命の礎を築いた。
殿堂入りセレモニー『WWEホール・オブ・フェーム2018』は、米国現地時間4月6日にルイジアナ州ニューオリンズのスムージー・キング・センターで行われる。
文・どら増田
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