キックボクシング団体RISEは、3月24日に後楽園ホールで開催される『RISE123』の追加決定カードとして、RISEフェザー級王座決定トーナメントを開催すると発表した。
2016年11月より試合を行っていない現フェザー級王者・花田元誓がタイトル返上となり、新王座決定戦を4人トーナメントで行う。
選抜されたのは、
森本“狂犬”義久
宮崎就斗
工藤政英
篠塚辰樹
の4選手。
森本“狂犬”義久と宮崎就斗、工藤政英の3選手は、昨年11月23日TDCホールで開催された『DEAD OR ALIVE -57kg TOURNAMENT』で優勝を逃し、森本と工藤が3位。宮崎は同トーナメントで準優勝したMOMOTAROに一回戦で敗れたが、パンチでダウンを奪うなど接戦を演じている。
そして、篠塚辰樹は、プロボクシングから転向し、2月4日のRISE122でRISEデビュー。ライト級ランカーの山川賢誠を1ラウンド76秒でKO勝利し、大会一番のビッグインパクトを残し、同じジムに所属する同い年の盟友、那須川天心に続く格闘技界のニュースター誕生を期待させた。
トーナメントの組み合わせは下記の通りとなり、決勝である王座決定戦は後日行われる。
◆『RISE123』追加決定カード
▼第3代RISEフェザー級(-57.5kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R森本“狂犬”義久(BRING IT ONパラエストラAKK/同級1位) 対 宮崎就斗(TARGET/同級6位)
▼第3代RISEフェザー級(-57.5kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R工藤政英(新宿レフティージム/同級2位) 対 篠塚辰樹(TEAM TEPPEN)
RISEフェザー級戦線を牽引してきた森本、宮崎、工藤の誰かが悲願の王座奪取なるか?それとも超新星の篠塚がRISE3戦目でタイトル獲得なるか?特に森本と工藤は対戦を誓ったDOAトーナメントで対戦できなかっただけに、このベルトがかけられているトーナメントの決勝で当たりたい気持ちは強い。4日の大会をリングサイドで観戦していた森本は「3月の大会は俺が盛り上げます」と意気込んでいた。スーパールーキーの篠塚にとっては、デビュー2戦目にして激闘タイプの工藤と当たることで、ファイターとしての真価が問われる試合になるが、年内にベルトを巻くにはこのトーナメントで優勝するしかない。
濃厚なメンバーによるフェザー級トーナメントに注目だ。
◆『RISE123』 決定カード
▼スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
野辺広大(RISE ON/INSPIRIT/同級1位、前同級王者) 対 鷲尾亮次(レグルス池袋/J-NETWORKスーパーフェザー級王者)
▼-53kg契約 3分3R
瀧谷渉太(KSS健生館/元Krush -55kg王者) 対 金子 梓(新宿レフティージム)
▼バンタム級(-55kg)3分3R
佐藤九里虎(ぐりこ)(PHOENIX/同級13位)※佐藤駿よりリングネームを変更 対 結城将人(TEAM TEPPEN)※U.M.A.より所属変更
▼スーパーフェザー級(-60kg)3分3R
伊仙町勇磨(BLA-FREY/2015年RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級準優勝) 対 洸 杜(ひろと)(T's KICKBOXINGYM)
▼スーパーライト級(-65kg)3分3R
吉田 敢(BRING IT ONパラエストラAKK) 対 雑賀弘樹(亀の子道場/2017年J-NETWORKウェルター級新人王)
◆その他参戦決定選手
清水賢吾(極真会館/RISEヘビー級王者)
◆大会概要
『RISE 123(ライズ ハンドレッドトゥエンティスリー)』
<日時>
2018年3月24日(土) 開場17時/本戦開始18時
※開場後オープニングファイトを予定
<会場>
後楽園ホール
文・どら増田
写真提供・(C)RISEクリエーション