場所後、今度は理事選での貴乃花親方(45)の当落、そして同親方のテレビ朝日に対する独占告白でまだまだ盛り上がったが、平昌五輪が開幕するや、一気に主役の座を奪われてしまった。
「フジテレビの『バイキング』を筆頭に各局の情報番組はこぞって大相撲を取り上げ、軒並み数字を伸ばしました。そのことから、いかに国民の相撲に対する関心が高いかということが浮き彫りになりましたが、さすがに、日本人選手のメダルラッシュにわいた平昌五輪には勝てず。しかし、その五輪も閉幕してしまいました」(民放キー局のワイドショースタッフ)
3月12日に大阪で3月場所が初日を迎えるが、ここに来て、またまたワイドショーが取り上げたくなるネタが続出。
26日に件の貴ノ岩が朝げいこを行うも部屋が“取材規制”をするピリピリムード。
さらには、一部で元日馬富士がなんと、現役時に所属した伊勢ヶ浜部屋のコーチに正式に就任していたことを一部スポーツ紙がすっぱ抜いたのだ。
「現在、貴乃花のインタビュー問題でテレ朝は相撲協会から“出禁”をくらっています。それもあり、ここぞとばかりに相撲協会をたたくような論調で報道することになりそう。他局は3月場所の見どころ分析など、早くも企画がめじろ押し。またまた相撲に詳しい某女性リポーターや、何人いるのか分からない相撲協会の会友、自由な立場で発言できる元力士達にとってかき入れ時になりそうです」(スポーツ紙記者)
妙な形ではあるが、この先なんだかんだで相撲人気は長持ちしそうだ。