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【WWE】アスカ、ブル中野以来の快挙なるか?シナがアンダーテイカーに対戦要求!

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©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 世界最大のプロレス団体WWEは、米国現地時間2月26日、カリフォルニア州アナハイムで開催された主力ブランドのロウで、アスカが王者アレクサ・ブリスと対峙し、6人タッグ戦では飛び付き腕十字でミッキー・ジェームスからタップを奪って勝利した。

 前日の女子エリミネーション・チェンバー戦で王座防衛を果たしたアレクサ・ブリスがミッキー・ジェームスを引き連れて登場すると、「レッスルマニアではアスカの連勝記録を私が止める」とアスカとの王座戦を認め、勝利宣言をした。すると、そこへ突然アスカが現れてアレクサと対峙。さらに、ナイア・ジャックスも現れて乱闘に発展すると、アスカはアレクサにハイキック、ナイアに飛びつき三角締めで応戦するも多勢に無勢。一方的に攻撃を受けると、そこへサーシャ・バンクスとベイリーが救援に駆け付け、女子6人タッグ戦が行われることになった。

 鬱憤を晴らしたいアスカは、試合でその実力を発揮。試合終盤でミッキーをヒップアタック、バスゾーキックで畳み掛けると、最後は飛び付き腕十字でタップを奪って勝利した。PPV『レッスルマニア34』でアレクサのロウ王座に挑むアスカ。王座戴冠となれば、ブル中野(1994年11月にWWF女子王座を獲得)以来、日本人女子2人目の快挙となる。

 また、前日のエリミネーション・チェンバー戦で敗戦し、レッスルマニア出場を逃したジョン・シナがリングに登場した。「ロイヤルランブル、エリミネーション・チェンバーと私は失敗した」と自身の敗戦を振り返り、それでもレッスルマニア出場をあきらめていないことを伝えると、「レッスルマニアチャレンジを提案したい。アンダーテイカーと対戦させてくれ!」と仰天プランを告白。

 会場からはYesコールが沸き起こった。シナはこのままでは実現不可能な試合としながらも、なんとしてでもこのカードをレッスルマニアで実現させると誓った。2人合わせて39回のレッスルマニア出場で1度も対戦していないシナ対アンダーテイカー。翌日のスマックダウンにも登場を予告したシナに、何かカード実現の秘策はあるのだろうか?また、昨年のレッスルマニアでロマン・レインズに敗れ、コスチュームをリング上に置いてリングを後にしたアンダーテイカーが、この要求を呑むのか注目される。

 プロレス界世界最大のビッグイベント『レッスルマニア34』(米国現地時間4月8日ニューオーリンズ メルセデス・ベンツ・スーパードーム)に向かって、一気に流れが加速してきた。

文・どら増田
写真提供・©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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