今週末のPPV『エリミネーション・チェンバー』(ネバダ州T-モバイルアリーナ)でナイア・ジャックスとのシングル戦が決まっているアスカがリング上での公開インタビューに登場した。
「私は自分の運命をコントロールする。その運命とはレッスルマニアでの王座奪取だ。週末はナイアにタップアウトさせてやる。」
とナイア戦での勝利を宣言。すると、そこに突然ナイアが現れてアスカを襲撃。サモアンドロップ、レッグドロップ3発でアスカを沈めて、ナイアが無敗のアスカを全く恐れていないことを証明した。
『エリミネーション・チェンバー』でナイアが勝利した場合、年間最大のPPV『レッスルマニア34』(米国現地時間4月8日ニューオーリンズ、メルセデス・ベンツ・スーパードーム)で、ロウ女子王座戦への参戦が認められ、『エリミネーション・チェンバー』で行われる史上初の女子エリミネーション・チェンバー戦を制する王者、アスカとのトリプルスレット形式となる。
またこの日は、エリミネーション・チェンバー戦出場者7人によるガントレット戦が行われた。セス・ロリンズが第1試合でロマン・レインズをスクールボーイ、第2試合でジョン・シナをブラックアウトで沈めて2連勝するも、左ヒザを痛めたロリンズは続けて登場したアライアスにドリフトアウェイで敗戦。アライアス対フィン・ベイラー戦ではベイラーがクー・デ・グラで勝利すると、次に登場したザ・ミズはセコンドのミズトラージュがベイラーを妨害した隙にスカル・クラッシング・フィナーレを決めて勝利した。
そして、ガントレット戦の最後に登場したのはストローマン。しかし、ストローマンが登場すると勝てないと踏んだミズがその場から突如逃亡してしまう。ストローマンがミズを捕まえるとそのパワーでミズを圧倒。ランニング・パワースラムでミズを沈めてガントレット戦を制すると、レッスルマニアサインを指さしてエリミネーション・チェンバー戦勝利をアピールした。
PPV『エリミネーション・チェンバー』は日本時間2月26日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で全世界に生配信され、エリミネーション・チェンバー戦勝者はWWE最大の祭典『レッスルマニア34』でブロック・レスナーの持つユニバーサル王座に挑戦する。
文・どら増田
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