スポーツ
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スポーツ 2018年08月05日 14時00分
武藤敬司プロレスマスターズ、BATT復活に続くサプライズはワイルド・サモアン参戦!
“プロレスLOVE”武藤敬司プロデュースの「プロレスリング・マスターズ」8.21後楽園ホール大会。かつて新日本プロレスと全日本プロレスなどを股にかけて活動していた超党派ユニットBATTの復活が話題となっている。 メインイベントのBATT(馳浩&太陽ケア&新崎人生&大谷晋二郎with武藤敬司)と平成維震軍(越中詩郎&AKIRA&青柳政司&齋藤彰俊withザ・グレート・カブキ)の時代を超えた軍団対決の他にも、アンダーガードが続々と発表されている。ザ・グレート・サスケ&SATO&ケンドー対NOSAWA論外&MAZADA&FUJITAの、みちのくプロレス初期を思い出させる6人タッグマッチをはじめ、藤原喜明対維新力のメガネスーパー臭が漂う職人対決、グレート小鹿&キム・ドク対コリー・ガスパー&カリー・ガスパーの異次元対決が決定した。 そして、セミファイナルには藤波辰爾&獣神サンダー・ライガー&佐野巧真対ワイルド・サモアン&大矢剛功&ブラック・タイガーVのカードに決まった。80年代から90年代初期の新日本プロレスのファンにとっては興味深いカードだろう。 サモアンが新日本に初来日したのは34年前!あの時21歳だった彼はまだ55歳。意外と若い。最後の来日はグレート・コキーナ(後のヨコズナ)とのタッグだったから、90年頃だったはずだ。とにかく初来日の時に、花束嬢から受け取った花を食べ出したのを今でも覚えている。あのインパクトはすごかった。父はWWEの殿堂入りもしているワイルドサモアンズの兄、アファ・アノアイ。ヨコヅナやリキシとは従兄弟で、ロック様ことザ・ロックとも遠戚というサラブレッドである。 当時は日本のプロレス専門誌が“次期NWA世界ヘビー級王者候補の一人”と評したほどの逸材で、実際、リック・フレアーに挑戦し善戦している。日本では「第5回MSGタッグ・リーグ戦」でハルク・ホーガンのパートナーに抜擢されたものの、ホーガンが負傷により序盤に帰国してしまいチャンスを逸したが、それでも新日本はサモアンを頻繁に来日させていた。武藤いわく「今はアメリカでレスリングスクールを開いている。サモアンのテクニックを当時のファンにも、今のファンにも見てもらいたい」そう。コンディション的には問題なさそうだ。 マスターズはTNTやスーパーJなどなかなか良い外国人選手を招聘している。またこのカードは、新日本出身の大矢が、藤波やライガーと手を合わせると思うと感慨深い。佐野とはメガネスーパーが旗揚げしたSWSで一緒だったが、同じパライストラ所属だったため、こちらも久々の再会となる。この試合はFMWをはじめインディー団体を渡り歩いた大矢に注目しよう。またブラック・タイガーVはライガー一本に狙いを絞ってくれば懐かしい展開が見られる可能性は高いだろう。 日本プロレス、全日本プロレスで一緒だった小鹿&ドクと対戦する“海賊男”復活ガスパーズだが、武藤は「2人とも2メートル近いらしいから外国人かもしれねぇなぁ…」と話している。そういえば海賊男が最初に襲ったのは武藤だった。こういう遊び心のあるマッチメイクを入れるところが武藤プロデューサーらしい。マスターズに出られる選手も年を追うごとに減るのは間違いないだけに、「メモリアルには勝てない」が信条の武藤には可能な限り、あのころ見た光景を再現してもらいたい。【どら増田のプロレス・格闘技aID vol.18】写真 / プロレスリング・マスターズ実行委員会
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スポーツ 2018年08月04日 10時00分
第100回全国高校野球大会 歴史に名を刻む優勝校はここだ!
100回目の記念大会は、球児たちが試される夏になりそうだ。それは絶対的王者と挑戦者。「勝って当たり前」と言われる強豪校はその重圧と戦い、挑戦者は主導権を握るため、知恵も使っていかなければならない。 高校野球に関する著書を多く持つスポーツジャーナリスト・手束仁氏が語る。 「記念大会なので、史上最多56校が頂点を争います。センバツ優勝校の大阪桐蔭が北大阪予選・準決勝で9回二死から逆転勝ちしました。こういう窮地から這い上がった学校は強くなります。また、明徳義塾の9年連続出場を阻止した高知商も意地を見せた。100回大会に創部100年の伝統校が出てくるのも、何かの運命かなと思いました」 大阪桐蔭の根尾昂は「投手・遊撃手・外野」の三刀流。一発のある藤原恭大、左腕・横川凱、好右腕・柿木蓮、1年秋に4番も務めた山田健太…。「ドラフト候補が6人とも7人とも」と伝えられる常勝集団だ。 「根尾、柿木、横川とドラフト候補の3投手を持つ大阪桐蔭は『大本命』と言われていました。でも、好投手ゆえに代え時が難しい。西谷浩一監督が選手を信頼しすぎると余計な失点を与えてしまうかも」(スポーツライター・飯山満氏) 炎天下の舞台には、強豪を食う学校や、新スターも降臨してきそうだ。 「興味深いのは宮城の仙台育英です。監督が交代しましたが、新指揮官の須江航監督は付属中学の軟式野球部を指導し、日本一に導いています。現メンバーの多くがその薫陶を受けており、『サッカーやバスケはボールを長く持ったほうが主導権を握るが、野球は長く守備に着くチームが劣勢になる』など野球の競技性を語り、そのためにどうするかという考え方を練習に取り入れています。『高めを狙え』というのではなく、『胸のラインを狙え』と分かりやすい指示を出します。選手なら、金足農(秋田)の快速右腕・吉田輝星を推します。U-18の候補にも入っており、スピンの利いた直球が一級品。スライダー、カーブもよく、手首の使い方が非常に巧い」(スポーツライター・豊島純彦氏) 左腕投手では、鳴門(徳島)の2年生・西野知輝、創成館(長崎)の川原陸にブレークの予感が。 「西野は『自分の間』を持っています。走者を背負ってからが見せどころで、ボールを長く持ったり、クイックを使いタイミングをずらすなど、大人の投球ができる。カーブ系の緩いボールを低めや外角ギリギリに放っています。川原はボールの角度がいい」(飯山氏) 創成館は投手王国だ。川原以外にもセンバツで好投した酒井駿輔、伊藤大和の両右腕、センバツで智弁和歌山を苦しめた戸田達也もいて、6投手による継投という大きな武器を持つ。 出場各校が警戒を隠さないのが星稜(石川)だ。2年生ながら貫禄すら漂わせる右腕・奥川恭伸のほか、注目の1年生もいる。 「内山壮真、知田爽汰の両内野手はレベルが高い。内山は細身ながら体幹が強く、一発もある。この夏、スターになるかも」(豊島氏) 千葉代表の2校も不気味だ。中央学院のエース兼4番の大谷拓海は故障のため、県大会をほとんど投げていない。だが、2番手以降の投手が好投。「千葉の二刀流」は打者出場し、クローザー登板してくるかもしれない。 「木更津総合の投打の中核・野尻幸輝は、中学時代、大阪桐蔭の根尾と同じ岐阜選抜チームで活躍しました。当時は野尻が4番。直球に重量感がある。運命的な再会になるかも」(飯山氏) 北埼玉の花咲徳栄は「伸びしろ」を残しているチーム。県予選では、投打でチームを牽引してきた野村佑希が本調子ではなかった。 「2選手をプロに送り出した昨季と比べると役者不足の感は拭えませんが、特筆すべきデータもあります。県予選で、チーム全体での三振数は『4』。堅実に走者を進め、1点を取る攻撃でした。野村が甲子園本番までに調子を整えれば、爆発的な強さを見せるかもしれません」(豊島氏) 浦和学院(南埼玉)の4番・蛭間拓哉は2打席連続本塁打を放つなど、スケールが大きい。故障していた右腕・渡辺勇太朗は、スカウトが計測したスピードガンで149キロを出していた。 山梨学院の左腕・垣越建伸も「悔しさ」を爆発させそうだ。中学時代は天才・根尾とチームメイト。記者団に根尾のことを質問され、「彼は雲の上の人」と返していたが、同校初の県大会3連覇の原動力となり、自信をつけたのだろう。「勝ちたい相手」と言い切った。 「投球フォームが小さく、ゆったりとした投げ方が特徴です。体がガッチリしていて、将来性を感じます」(豊島氏) 手束氏は地方大会を見た後、こうも語っていた。 「予選で消えた学校の中には『打ち合いになっても』と、甲子園で勝つことを練習中から意識させていました。センバツ4強の三重が敗れ、同県代表校は過去10年間にわたり初戦ボロ負けを続けた無名校だったり…。いかに流れを掴むかで勝者が入れかわる。何が起こるか分かりません」 記念大会は、番狂わせの連続になるかもしれない。
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スポーツ 2018年08月03日 18時00分
ZOZO前澤社長・ホリエモンvs千葉ロッテ「球団買収」仁義なき戦い
新たな球界参戦への布石か――7月17日、衣料品通販サイト『ZOZOTOWN』を運営するスタートトゥデイ社の前澤友作社長(42)が、ツイッターで「プロ野球球団を持ちたいです」と発言した。同社は千葉ロッテの本拠地球場の命名権を持っていたため「買収先はロッテか!?」と同日中に大騒ぎとなり、山室晋也球団社長がその火消しに奔走、「交渉のテーブルにはつかない!」と厳しい口調で完全否定した。だが、NPB事務局、他11球団は「ヤバい、戦争の始まりだ」と、警戒を始めている。 「一応、調査させてもらいました。結果、前澤社長の背後に“アノ人”の影が見えてきた」(球界関係者) アノ人とは、ホリエモンこと堀江貴文氏(45)のことだ。堀江氏は'04年に近鉄、オリックスの合併騒動が勃発した際、「近鉄球団を買収したい」と名乗り出て、その後も'05年以降の新規参入球団にも立候補していた。あれから10年以上が経過してはいるものの、堀江氏を毛嫌いする球界の年長経営者は少なくない。 しかも、堀江氏も自身のツイッターで、「ひっそりと動いている16球団化のキーマンを前澤さんに紹介しときましたよ。四国アイランドリーグベースに1球団、BCリーグベースに北信越に1球団、静岡に1球団…」と発言。臆することなく、自らその関与を認めている。 「'04年当時、堀江氏が言っていたインターネットを駆使してのチケット販売の拡充や、情報提供などの意見は間違っていません。実際、今日のプロ野球球団がその方法で販売網を広げていますから。でも、NPBのオジイチャンたちはチンプンカンプンだったし(当時)、相手を小馬鹿にしたような口調、ノーネクタイのTシャツ姿でヒアリングを受け、球界は『アンチ堀江』になってしまいました」(同) この16球団化は政府・自民党が地方創生の一環として進めてきたもの。プロ野球球団が増えるのは喜ばしいことだが、地方球場のインフラ問題もあり、棚上げ状態となっている。 「スポーツ産業の拡充は諦めていないが、学生スポーツにシフトしている。逆に、キーマンって誰なのか、教えてほしい」(自民党代議士の秘書) その通りなら、球界はまた堀江氏にかき回されることになる。 「西武の後藤高志オーナーとロッテの山室球団社長は、みずほ銀行時代の同僚で、同行ラグビー部でもチームメートという間柄。すでに連絡は取り合っていて、ここにホリエモン嫌いのナベツネ氏、ホリエモン繋がりのファンド会社に球団を乗っ取られそうになった阪神が加勢する図式です」(ベテラン記者) ロッテは8月に落合博満、村田兆治両氏を招き、オリオンズ誕生50周年のイベントを開催すると発表した。かつてトレード放出した落合氏を32年ぶりに呼び戻したところに、「対堀江氏」の本気度が窺える。 「ウチは一時期、累計赤字が40億円もありましたが、なんとか、約5億円まで減らしました。これからというときに…」(ロッテ関係者) 前澤氏が唐突に「買収願望」を公表した理由は、サッカー・ワールドカップや音楽フェスを生観戦し、その興奮が抑えられなくなったとの見方もある。しかし、それだけではないという。 公表の1週間前、伊東勤前監督が日経新聞紙上でロッテ批判を展開した。最後の指揮を執った'17年シーズン、補強の約束を反故にされた、と。その経営陣批判の反響が高かったのを知り、前澤氏が動いたという。 「前澤氏は財界でも評判の高い人物です。同社資産5500億円、個人総資産3330億円とも伝えられ、女優の剛力彩芽と交際中。過去、事実婚関係にあった女性が2人いて、子どももいますが、独身主義を貫くため、キレイに別れたそうです。ただ、剛力と交際するにあたって、所属事務所にきちんと挨拶しているんです。独身主義を返上したなんて噂もある」(財界要人) ファン参加型の球団論も掲げていたが、具体性には欠ける。今後、「シーズンオフに提案していく」とのことだが、プロ野球界は保守的な世界でもある。起業家として成功した手腕をそのまま持ち込もうとすれば、「第2のホリエモン」にされてしまう可能性が高い。 ベイスターズはDeNAに65億円で買収され、野球協約にある保証金25億円、振興協力金4億円、加入手数料1億円も一括払いしている。前澤氏なら簡単に払えそうだが、本気でプロ野球参入を目指すのなら、まずは堀江氏との関係を清算した方がいいかも。
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スポーツ 2018年08月03日 17時40分
自力V消滅の金本監督が陥った「日大化」
金本阪神は単独最下位に転落したのと同時に、自力優勝の可能性が消滅した(8月1日時点)。その敗れた相手の中日の先発投手は、松坂大輔(37)だった。公式戦での登板は背中の痛みを訴えた6月17日以来で、5回を投げ、6四死球は大荒れだった。決して本調子ではない松坂を打ち崩せなかった敗因は、球団内部にあったようだ。 プロ野球解説者がこう言う。「興味深いのは5回裏の中日の攻撃です。この回の先頭バッターは、松坂。5イニングを投げ、本人はもちろん、球場全体が、代打が送られると思っていました。ところが、松坂は打席に立ち、しかも、森監督は次の6回表に『投手交代』を告げています。試合後、森監督は代打を使わなかったことを質問され、ファンサービスみたいな話をしていました」 松坂は打撃力も高い投手だが、この時点での点差は「2」。2点差でのリードとなれば、代打を送り、走者を出して1番バッターへという流れをイメージするもので、ファンサービスなんて余裕はなかったはずだ。 金本知憲監督(50)は、ナメられたというわけか…。「負けが込んでいるせいか、阪神ナインはビクビクしているように見受けられます。結果を出そうと必死になるあまり、『余裕』がないというか…」(在阪記者) 余裕。阪神と中日のベンチは対照的だった。 同日の試合後もそうだが、阪神選手は記者団にいつも下を向いて歩いている。試合中にしても、そうだ。劣勢での金本監督は“独特の雰囲気”を醸し出す。威圧感があり、ハッキリ言って、コワイ。選手も金本監督のほうをチラッと見て、萎縮しているという。「若手の育成を掲げていましたが、その若手がプレーに専念できていない原因が指揮官にあるとすれば、経営陣も考えなければなりません」(前出・在阪記者) フロントは不振のロサリオの穴を埋めるため、ナバーロを緊急獲得した。7月末のトレード期日直前にも左のリリーフ投手を補強した。「金本体制をサポートしている」とも解釈できるが、坂井信也オーナーは4月に二軍戦を抜き打ちで視察し、さらに6月17日にも二軍球場に足を運んでいる。こうしたグループ要人の動向から、「矢野二軍監督の昇格」を予想する声は多く聞かれるが、こんな指摘もある。「後半戦での巻き返しに成功したら、また状況は変わってきます。故障者が続出したことも戦況に影響しています。若手の陽川に4番を任せた試合もいくつかあるように、もうしばらく様子を見ようという動きもあるんです。経営陣はすでに監督続投の合否ラインを決めているのではないか」(球界関係者) その陽川がシーズン終了時点まで奮闘すれば、野手陣の育成に関しては「合格」と決めているようだ。投手陣だが、阪神は若手投手が何人も頭角を現している。しかし、それはスカウト陣の手腕であって、金本監督のお手柄ではない。「藤浪が復調すれば、投打ともに若手育成が進んでいると判断するようです」(前出・同) だが、藤浪の不振はメンタル面との指摘が絶えない。二軍戦では好投しているものの、一軍マウンドで結果を出せなければ即降格という状況は変わらず、これが藤浪を常にマイナス思考にさせているというのだ。「指導者が怖くて…」の現状は、日本大学のアメフト部の問題に酷似する。虎ベンチの日大化を止めるためにも、金本監督は若手がもっとも活躍できる状況を考え、自身の目指す野球スタイルをもう一度説明する必要がありそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年08月03日 17時20分
「まさかAクラスもある…?」快進撃が続く楽天にネット上も驚き
パ・リーグ3位に入った昨季とは裏腹に、今季は長らく成績不振に陥っていた楽天。それを理由に6月16日には梨田昌孝前監督がチームを去り、翌日からは一軍ヘッド兼打撃コーチの平石洋介が監督代行としてチームの指揮を任されることになった。 平石監督代行就任時の楽天は「21勝41敗・勝率.339・借金20」と惨憺たる成績で、当時5位のロッテとのゲーム差も「9.5」。これらの数字を考えると、今後の戦いでチームが成績を持ち直すのは非常に難しいように思われていた。 しかし、今現在の楽天は、こうした予想を大いに裏切る戦いぶりを展開している。先月31日から今月2日にかけて行われたオリックスとの3連戦で、チームは見事に3連勝を飾ったが、これによりオールスター明けから始まった後半戦の成績は「12勝2敗・勝率.857・貯金10」に。もちろん、この成績はパ6球団の中ではトップの数字だ。 前述した借金「20」という数字は、この快進撃の効果もあり「10」まで減少。また、現在5位に位置するオリックスとのゲーム差も、この3連勝で一気に「1.5」まで縮まった。4月中旬から定着を余儀なくされてきた最下位からの脱出も、極めて現実的な情勢になっている。加えて、現在4位のロッテとのゲーム差は「4」で、Aクラス圏内3位のソフトバンクとの差も「4.5」。両チームともなかなか調子が上がってこない昨今の状況を考えると、Aクラスの座も十分に射程圏内であるといっても過言ではないだろう。 前半戦で溜まりに溜まった鬱憤を、思う存分晴らし続ける楽天。この戦いぶりを受け、ネット上には「楽天の勢いがエグすぎる」、「めちゃくちゃなハイペースやな」、「この変貌ぶりは一体何なんだ」、「まさかAクラスもある…?」、といった驚きのコメントが数多く寄せられている。 本日3日から、4位ロッテとの3連戦に臨む楽天。このカードの結果によっては、混戦模様となっているパ・リーグのAクラス争いが、さらに熱を帯びてくることになるだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月03日 17時00分
オリックス増井が打たれ楽天戦3連敗も、3位ソフトバンクと3ゲーム差で福岡3連戦へ!
オリックス 2-3 東北楽天(17回戦)※オリックス6勝10敗1分け▽2日 京セラドーム大阪 観衆15,356人 楽天が2連勝し勝ち越しを決めて迎えた3連戦の最終日は、オリックスがディクソン、楽天は美馬学の先発で始まった。 先制したのはオリックス。4回、2死満塁の場面からスタメン出場の白崎浩之が「とにかくランナーを返したい」という気持ちで、ライト前へ2点タイムリーを放ち幸先の良いスタートを切る。ディクソンは6回、藤田一也にタイムリーを許し1点差に詰め寄られ、「コンスタントにいいボールが行かず、思うような投球をすることができなかった。毎回のようにランナーを背負ってピンチを招いてしまったけど、なんとか長打を打たれなかった分、最少失点で凌げたと思う」と反省のコメントを残しながらも、6回を122球、4安打、5四球、1失点で何とか投げ切り、この回で降板した。 オリックスは、この楽天戦で2試合連続でKOされたセットアッパーとして49試合登板してきた“オリの鉄人”吉田一将を登録抹消。代わりに左腕の山田修義が昇格したが、勝利の方程式を根本的に再編せざるを得なくなり、1軍帯同中で、来週からの再昇格を目指し調整中の“オリの神童”山本由伸が戻るまでは、6回と7回を一軍昇格後、好投を続けている“救世主”岩本輝または“投げる闘争心”近藤大亮が務め、8回を先発から後ろに回った“太陽の逸材”山岡泰輔が登板し、最終回に“守護神”増井浩俊に繋ぐという“暫定的”な勝利の方程式を軸に中継ぎ陣を回していくことになる。 しかし、クローザーの増井はストレートのキレは抜群だが、フォークボールの制球が落ちてきて、先日の埼玉西武ライオンズ戦辺りから四球から自滅する場面が目立ってきた。この日は先頭を簡単に打ち取るも、続くペゲーロにストレートの四球を与えて、代打の岡島豪郎は空振り三振に斬ったが、初球のフォークが大きく弾んでワイルドピッチになり、2死2塁に。ここで好調の田中和基にライトオーバーの同点タイムリー3塁打を打たれ、茂木栄五郎が連続タイムリーを放ち最終回にまさかの逆転を許してしまう。その裏、打線は楽天のクローザー、ハーマンを打てず試合終了。増井は(1勝)3敗目。 試合後、福良淳一監督は「追加点が取れなかった」と8回に1死2塁のチャンスを逃した打線を悔やんだ。増井に関しては「ウチの抑えだけど打たれることもある」と擁護。暫定の方程式に入り無失点に抑えた岩本と山岡については「安定感があった」と評価した。試合後、スタンドにはうなだれるファンの姿も見られ、一部ファンによる監督批判は高まるばかりだが、借金は今季最多の「7」、最下位の楽天とは1.5ゲーム差になってしまったが、3位のソフトバンクも敗れたことにより、ソフトバンクとのゲーム差は3.0をキープできた。パ・リーグは3位から最下位までの4チームが4.5ゲーム差の中でCS争いを繰り広げていくことになりそうだ。 3日からは3位ソフトバンクとの3連戦が敵地、福岡ヤフオクドームで行われる。離脱組もファームの試合や練習に顔を出し始めて来ただけに、ここが本当の正念場。最低でも勝ち越して、来週から京セラドーム大阪で開催される人気イベント『Bs夏の陣』6連戦に臨みたいところ。初戦の予告先発はオリックスが西勇輝、ソフトバンクはバンデンハークが発表されている。苦手なバンデンハークを初戦で叩いて、嫌なムードを一掃する試合になることを願うばかりである。 最後は明るい話を。この日8番センターでスタメン起用されたオリックス吉田雄人が5回、センター前へ高卒5年目にしてプロ入り初ヒットを記録。1軍キャンプにもたびたび参加させていた首脳陣の期待にひとつ応えることができた。1軍に呼ばれるたびに「今度こそヒット打ちたいですね」と話していただけに、もちろんチームが敗れたこととは別の意味で、喜びもひとしおだろう。今後の飛躍に期待したい。文 / どら増田写真 / 垪和さえ
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スポーツ 2018年08月02日 21時15分
RIZIN視聴率低迷に関係者が危機感を募らせる!スポーツ中継と地上波の関係
7月29日にさいたまスーパーアリーナで開催された総合格闘技イベント『RIZIN.11』は、17,912人の観衆を集めた。会場は大いに盛り上がったが、フジテレビ系列の中継の平均視聴率は6.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)にとどまった。 裏番組の日本テレビ系『世界の果てまでイッテQ!』に引退を控える安室奈美恵が出演し、21.5%の高視聴率を叩き出したことも原因のひとつと言われている。ただ、わざわざ1時間の休憩を設けた上で実施した目玉カード・浅倉カンナ対RENAの瞬間最高視聴率も9.6%にとどまったという。「10%は目指したい」と話していた榊原信行実行委員長が危機感を募らせる気持ちが伝わってくる。 RIZINとフジテレビの契約内容に関しては知る由もないが、発表されている通り、今年の大晦日までは中継を継続するのは間違いないだろう。RIZINはその“猶予期間”中に、来年以降も中継する価値があると思わせる“爪痕”を残さなければならない。 ファンの間からは「なぜ地上波にこだわるのか?」「BSやCSで十分」といった意見も多数聞かれるが、現在、テレビ朝日系列で毎週土曜日の深夜に30分枠で『ワールドプロレスリング』を全国中継している新日本プロレスの木谷高明オーナーはかつて「地上波(キー局)と他では放映権料の桁が違う。あと下手にBSでやると『BSでいい』と局に思われてしまう。30分でも地上波の番組を持っている価値は大きいんです」と強調していた。その後、新日本はテレビ朝日との関係をさらに強化し、ストリーミング配信サイト「新日本プロレスワールド」を成功させ、地上波打ち切りの噂は一切出なくなった。 かつてのPRIDEは高額なファイトマネーが発生していた。PRIDEが軌道に乗るとともにファイトマネーを高騰させた選手も多い。外国人選手が大会の目玉だったため、地上波打ち切りに伴い開催が困難になり、最終的に試合のライブラリーも含めてUFCへ売却している。フジテレビがRIZINの中継で、かつて放送したPRIDE時代の映像を流せないのはこのためだ。もしライブラリーを使えるなら、惜しみなくVTRを使い、かつての格闘技ファンを取り戻そうとしたのではないだろうか。 現在のRIZINは那須川天心とRENAという“日本人男女ツートップ”を軸に、堀口恭司、矢地祐介、そして今大会で感動を呼んだ五味隆典らレジェンドと、浅倉カンナ、山本美憂らジョシカク(女子格闘技)の選手ら、日本人選手を中心に試合を組んでいる。今回は天心が欠場し、RENAも連敗するなど軸が崩れた大会となったが、RENAに連勝したカンナの支持率はさらに上がっている。カンナをいかに育てていくのかは、地上波を続けていく上で重要な課題と言ってもいいだろう。 かつて、視聴率が低迷したバレーボールの日本代表戦は、日本バレーボール協会、フジテレビ、ジャニーズ事務所がスクラムを組むことで、ゴールデンタイムでの地上波中継を継続することに成功している。今では手堅く高視聴率が取れる人気コンテンツとして、他局でも定期的に中継されるようになった。最初の頃はジャニーズのパフォーマンスが終わると席を立っていたジャニーズファンも最後まで試合を観戦するようになった。「会場に女子中高生を集めたい」というバレーボール協会の狙いも当たっている。 選手のキャッチコピーをはじめ、フジテレビのスポーツエンターテイメントの原点はバレーボール中継にある。その流れは、F1、K-1、PRIDE、柔道、体操、フィギュアスケート、そしてRIZINへと引き継がれているのだ。当日に中継すると「テレビで見ればいいよ」と思われてしまい、会場の動員数に影響が出るのも確か。ただ、やはり今は地上波で中継することが大事だろう。選手を知ってもらうことが最優先であるべきだ。 新日本プロレスも東京ドーム大会がテレビ朝日系のゴールデンタイムで中継されていた時代は、ビッグマッチが頻繁に組まれ、演出も今より派手だった。今ではかなり少なくなってしまった地上波でのプロ野球中継だが、「きょうは何で週末なのにナイターなの?」という場合はだいたい、地上波(主にNHK)が放送する日であることが多い。このような事例を見てもスポーツ中継にとって、地上波放送は一度捕まえたら離せない…いや離してはいけない大きな資金源であるのがよく分かる。 地上波のキラーコンテンツとなるように、RIZINには頑張ってもらいたい。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年08月02日 17時40分
【DeNA】7月も2つ負け越し…カード初戦に勝てないベイスターズ
☆エース不在 ペナントレースにおいて「カードの初戦を取る」事は重要な意味を持つ。通常プロ野球の日程は変則でない限り、月曜が休みとなっており、火曜日と金曜日がカードの第一戦になる。今季のベイスターズはそこが圧倒的に取れていない。雨で連戦にならなかったカードを除くと、10勝21敗1分と大きく負け越している。これは軸になるエースピッチャー不在の影響が、数字に表れている証拠だ。これでは大きな連勝が続けられないので、チームは波に乗れない。7月もトータル9勝11敗で、カード頭は2勝のみで敗戦は5。先発で勝利投手となったのは20日の東克樹だけだった。☆期待の井納もファーム送り そこでラミレス監督は、中継ぎで結果を出せなかった井納翔一を先発再転向させ、ファームで調整中にノーヒットノーラン達成。復帰戦となった7月8日のタイガース戦で6回途中無失点で勝利投手となり、昨年カード頭を任される事の多かったベテラン右腕にかかる期待は大きく、井納、東、ジョー・ウィーランドの3本を軸にローテーションを回せるかに思えた。しかし、東が指の皮が剥がれ登録抹消。頼みの井納は2戦連続で結果を出せず、再びファーム送りとなった。 開幕投手の石田健大、昨年二桁勝利を挙げた今永昇太もファームで調整中。勝ち星には恵まれていないが、先発でそこそこ投げてくれていたエディソン・バリオスも、打球を足に当ててから二軍落ちしている。現状ウィーランド、浜口遥大、平良拳太郎、京山将弥でローテーションを回すしかない。☆チーム一団で これから試練の夏本番を迎える。しかも8月は、ぎっちりと27試合が組まれ、ドーム球場は14−16日のナゴヤドーム3戦のみ。後は灼熱の横浜スタジアムで17試合、神宮球場で6試合となっている。ロードは31日の甲子園球場だけだが、今年は梅雨明けも早く気温も異常に高いので、コンディション維持も大変になって来る。前半戦からフル回転のリリーフ陣は、特に心配だが、去年はカープ戦での「3連戦3連続ミラクルサヨナラ勝ち」で勢いがついた8月。打撃陣、投手陣、首脳陣そしてファン。一団となって、現状を打破したい。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2018年08月02日 17時20分
「絶対に辞めないでください!」スペインサッカー“放送危機”のWOWOWに激励の声
有料契約者を対象に、様々な分野の番組を放送しているWOWOW。これまで、その中にはサッカーのスペインリーグ「リーガ・エスパニョーラ」も含まれていたが、これが消滅の危機に見舞われている。 先月31日に更新された、WOWOWのツイッターアカウントの1つ「WOWOWサッカー」。そこには、「『スペインサッカー リーガ・エスパニョーラ 2018-2019シーズン』は、権利元の都合により放送未定となりました。放送決定し次第、改めてご案内させて頂きます」という一文が記載されている。 また、上記の内容はWOWOWの公式サイト上でも確認することができる。リーガ開幕に向けての関連番組は予定通り放送するとのことだが、肝心のシーズンが放送できないとなれば、これらの番組への興味もいくらか損なわれてしまうことは避けられないだろう。 国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)が発表する世界リーグランキングにおいて、8年連続で1位に選出されているリーガ・エスパニョーラ。リオネル・メッシ(バルセロナ)をはじめとした各国のスター選手や、乾貴士(ベティス)、柴崎岳(ヘタフェ)といった日本人選手が戦う非常に注目度の高いリーグだ。その魅力的なコンテンツを失うことが、WOWOW側に非常に大きな損失をもたらすことは想像に難くない。少々話が逸れるが、10年に渡って保持してきたJリーグの放映権を2016年末に失った「スカパー!」では、その後約10万人の解約者が出たという。Jリーグでこれだけの影響が出たことを考えると、今回の一件はそれ以上の数字になる可能性も少なくないだろう。 複数サッカーメディアでも、既に報じられているWOWOWの窮状。この一件を受けて、前述ツイートのコメント欄には「絶対に辞めないでください!」、「リーガ=WOWOWなんです!負けないで!」、「頑張れWOWOW!!!俺たちのWOWOW!!!」といった激励の声が数多く寄せられている。 8月17日に開幕を控える中、少なからず衝撃をもたらしている今回の一件。今後どのような経緯をたどっていくことになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月02日 17時00分
「私は誰でしょう!?」日本相撲協会公式ツイッター出題のクイズが話題
先月29日の岐阜県を皮切りに、その日程がスタートした大相撲夏巡業。北は北海道から南は滋賀県まで、全国津々浦々を巡るスケジュールが組まれており、今月26日の最終日までそれは続いていく。 記録的な猛暑がなかなか衰えを見せない中、稽古やファンサービスに精力的に取り組んでいる力士たち。日本相撲協会公式ツイッターは、その模様を逐一ツイートしてくれているのだが、今月1日のツイートの中には、これまでに無かったユニークな内容が含まれている。 午後16時32分から50分の間に投稿された16本のツイート。そこでは「私は誰でしょう!?」という言葉と共に、うちわで顔を隠した人物が動画で登場。数秒の間の後に自らの正体を明かし、最後は大相撲9月場所の前売り開始日(8月4日)の告知で締めくくられている。 突如として始まったこの人物当てクイズには、総勢15名が出題者として登場している。クイズという性質上、誰が登場しているのかについての詳細は割愛させていただくが、現役の横綱を筆頭にバラエティ豊かな面々が顔を揃えており、中には力士以外の人物も含まれている。 ちなみに、筆者がこのクイズに挑戦してみたところ、正解できたのは15名中7名。またこの内、声だけで判別できたのは4名で、あとの3名は体格や着ている浴衣を含めないと判断ができなかった。もちろん筆者の力不足もあるだろうが、全問正解するというのはかなりハードルが高いのではといった印象だ。 全てのツイートを合計すると、確認時点で「いいね」が7864件、「リツイート」が1379件記録されている一連のクイズ。本日以降も出題が続けられるのかについては明らかにされていないが、前述の通りなかなかの反響を呼んでいるということを考えると、今後新しい問題が追加される可能性もあるのかもしれない。 好角家たちにとって、長年培った相撲愛が大いに試される場である「私は誰でしょう!?」クイズ。“利き力士”に自信があるという方は、ぜひ一度挑戦してみてはいかがだろうか。文 / 柴田雅人
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