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全日本プロレス 佐々木健介が29日の3冠戦に向けて秘密兵器の解禁を予告

 全日本プロレスの新シリーズが20日、東京・後楽園ホールで開幕。29日の愛知県体育館大会でチャンピオンカーニバル覇者・諏訪魔との防衛戦に臨む3冠ヘビー級王者・佐々木健介が前哨戦で完勝した。諏訪魔に北斗ボムを見舞うなど早くもエンジン全開だった健介。タイトルマッチを前に温存せずに必殺技を放った背景には、秘密兵器の存在がある。

 3冠王者がV3に向けて視界良好だ。
 29日の愛知県体育館大会で、チャンピオンカーニバルを制した諏訪魔との防衛戦に臨む健介。シリーズ開幕となるこの日は中嶋勝彦と組み、諏訪魔&征矢学との前哨戦に臨んだ。
 健介は序盤からペースを握ると、場外戦でパワースラム、ラリアートで観客席に吹っ飛ばすなど王者の風格を見せた。さらには勝彦との合体技・鬼嫁殺しまで繰り出し、若い挑戦者を圧倒した。ついには諏訪魔に北斗ボムまで発射。諏訪魔を退けると最後はラリアートからストラングルホールド(ガンマ)で征矢を絞めあげてギブアップを奪った。
 完勝した健介は「あとは名古屋の試合を待つだけ。きょうでオレの一発の重みがわかったんじゃないかな」と頂上決戦に向けて準備万端といった様子。
 しかし、なぜ前哨戦で大一番でのフィニッシュムーブでもある北斗ボムを発射したのか。健介は「ノーザンもよくわかってるだろうし、わかってる上で勝ちを狙いにいきます」と意味深に語る。
 実はこの一撃を発射したのは、とっておきの秘密兵器の封印を解くことが視野にあるからだ。健介は以前から「ドッカーンと勝つ」と常々口にしている。「力を爆発させるっていう意味で、ボルケーノイラプションもチャンスがあれば、出していきたい。完璧に決まれば失神する可能性もあり得るね」。健介は現在は封印している奥の手の解禁を予告する。

 浅間山噴火で封印

 ボルケーノイラプションといえば、2004年1月に行われたHCWヘビー級王座奪取時や同年3月のIWGPヘビー級選手権で天山広吉を撃破した技。浅間山噴火を機に封印していたが、諏訪魔との大一番で「ドッカーン」と健介火山を噴火させそうなムードが漂い始めている。
 「今は諏訪魔戦だけに集中する。このベルトは絶対に譲りたくない」と早くもエンジン全開の健介。3度目の防衛に向けて死角は見当たらない。

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