スポーツ
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スポーツ 2018年08月09日 06時45分
オリックス“前守護神”、ダイヤモンドバックス平野佳寿が古巣にサプライズメッセージ!
オリックス・バファローズ毎夏恒例の人気イベント『Bs夏の陣2018』の初日が7日、京セラドーム大阪で開幕した。 スタンドには、夏の陣特別ユニフォーム特典付き前売りチケットを購入したファンが、白地にダイヤモンドをイメージしたデザインを施した斬新なユニフォームを着用し、スタンドはダイヤモンドユニフォームに包まれた。 試合前、テレビ朝日系列の音楽特番『ミュージックステーション ウルトラFES 2017』に出場した4人組バンドPOLUのヴォーカルを務め、過去にはカラオケバトルなどでも優勝を飾っている中学3年生のヴォーカリスト丸山純奈が、圧巻の国家斉唱を披露した後、「ダイヤモンド繋がりということで、この方からメッセージがございます」というアナウンスとともに、場内ビジョンに現れたのは、昨シーズンまでオリックスのクローザーを務め、日本通算156セーブ、中継ぎとしては139ホールドを記録し、今シーズンからはアメリカ、メジャーリーグのダイヤモンドバックスのセットアッパーとして、5月から7月にかけて26試合連続無失点という球団新記録を樹立するなど、1年目から活躍中の平野佳寿だ。このサプライズ演出に、ダイヤモンド柄のユニフォームを着用したファンからもどよめきが起こった。 「みなさん、お久しぶりです。ダイヤモンドバックスの平野佳寿です。プレーオフ、ワールドシリーズを目指してがんばっていきます。バファローズもシーズン後半に入り、一戦一戦、勝利を目指してがんばってください。アメリカからも応援しています」 平野は笑顔でこのように古巣へエールを送ると、スタンドからは大きな拍手が起こった。 平野はオリックスと近鉄が球団統合後に入団した選手で初めてのメジャーリーガーとあって、ブルペン陣の選手を始め、ファームの若手投手陣からも尊敬されている。また、岡田彰布監督時代から平野とともに、現在に繋がる勝利の方程式を築いてきたベテランの岸田護とは頻繁に連絡を取り合っているそうで、岸田は「あいつが活躍しているのを見ると、自分ももっと頑張ろうと刺激を受けている」と話している。 イチロー、田口壮2軍監督、長谷川滋利シニアアドバイザーらに続いて、メジャーリーガーの平野が引き続きオリックスと繋がりを持っているのは、チームにとっても大きい。オフには元チームメイトとの再会や自主トレなども見られることだろう。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年08月09日 06時15分
オリックス『Bs夏の陣』惨敗スタートに福良監督「不甲斐ない」西武、多和田に5戦5敗!
オリックス 0-6 埼玉西武(15回戦)※オリックス4勝10敗1分け▽7日 京セラドーム大阪 観衆22,197人 オリックス・バファローズ夏の人気イベント『Bs夏の陣2018』が7日、埼玉西武ライオンズを相手に開幕した。同イベントは、今年で10年目を迎えるファンに人気のあるロングセラーイベントだが、過去9年間の戦績は36試合12勝23敗1分けで、勝ち越したのは2011年のみと、ファンからもなかなか勝てないイベントとして認識されている。 10年目の今年はダイヤモンドをイメージしてデザインした特別ユニフォームを着用し、同じく期間限定の獅子風流(ししぶる)ユニフォームを着用した首位、西武との3連戦に臨んだ。 初戦は、オリックスが9勝目から足踏み状態が続いている“左腕教師”アルバース、西武がオリックス戦に4試合登板し4勝0敗と、今シリーズはオリックスキラーぶりを発揮している多和田真三郎が先発。 「調子自体は悪くなかったが、大事なところで、しっかりと投げ切ることができなかった」と試合を振り返っていたアルバースは2回、中村剛也に通算1000打点となる15号2ランを浴びると、3回に浅村栄斗のタイムリー、6回には先頭の森友哉に三塁打を打たれた後、外崎修汰にもタイムリーを許し、この回、1アウトも取れず降板。5回0/3、93球、8安打、2四球、4失点の内容で、またしても二桁勝利のチャンスを逃した。 「まだチャンスあるかなと思った」という福良淳一監督は、6回を比嘉幹貴、山田修義のリレーで乗り切るも、7回に登板した“投げる闘争心”近藤大亮が2アウトから、山川穂高にストレートの四球を与えると、続く森友哉に、3ボール、0ストライクから12号2ランを浴びてしまう。これに激怒した指揮官は、近藤に最終回までの登板を命じた。近藤が3イニング投げたのは、ルーキーイヤーのデビュー戦で先発起用した2年前の4月以来。打線も多和田相手に僅か5安打、9三振とこの日もまったく歯が立たず。多和田は7回にバットを足で踏みバランスを崩すアクシデントで降板したが、リリーフ陣にも抑えられてしまい完封負け。西武に5連敗しただけではなく、多和田にも5戦5敗を喫し、宮内義彦オーナーが観戦に訪れた中、借金は再び「7」に膨れ上がり、首位との差は13.5ゲーム差にまで広がった。 試合後、福良監督はぶ然とした表情で報道陣の前に現れると、「(なかなか多和田を攻略できないが?)うーん、そうですね。(無死一塁だった)5回ですか…。まあ、他(のチーム)は打ってるわけですからね。(苦手意識は?)どうなんですかね。そこはまたバッティングコーチに聞いて…はい。(アルバースは球数が多かった?)球数が多いというか、きょうは真っ直ぐを押し込めてなかったですね。あんまりタイミングはズレてない感じを受けたんですけどね。(中5日の登板が影響した?)そこは向こうで中4とか5で投げてるわけですからね。それは問題ないと思うんですけどね。(6回のピンチは比嘉、山田で乗り切っただけに…)まだチャンスあるかなっていうのは…で、比嘉、山田に行ってもらったんですけどね。(近藤が打たれたホームランが勿体ない?)うーん。フォアボールで(カウント)3-0からですか。そこはどうかなというのはありますけどね。完封負け…これ最後まで応援してもらってですね…やっぱり…不甲斐ないですね。(近藤は久々の3イニング登板になったが、他の投手を使うよりはという意味か?)そうですね。そういうことですね。(近藤に今後もチャンスを与える?)それはこれから考えます。代わりはいるのかどうか。そこで!」と試合を厳しく振り返った。 ファーム降格の可能性を示唆された近藤だが、この日の通達はなかったとした上で、「きょうは球の走りが悪かった。ただホームランの後は開き直れたので、3イニングを投げることができた」と言葉少なく話し球場を後にしている。この日で43試合に登板したこともあり、疲労も蓄積しているようだ。 今週は2カード連続の勝ち越しが求められるチームにとって重要な6連戦なだけに、初戦を落としたのはかなり痛い。2戦目、8日の予告先発はオリックスが“エース”金子千尋、西武は高橋光成が登板予定。悪い流れを止めるのはエースしかいない。 8日の試合前、近藤、松葉貴大、小谷野栄一が登録抹消。代わりに金田和之、大山暁史、鈴木昂平が登録され、東明大貴が一軍に帯同。当日まで抹消が伝えられないのは異例だ。取材・文 / どら増田写真 / 垪和さえ
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スポーツ 2018年08月08日 17時45分
ゴジラ松井が巨人に急接近!異例の解説承諾でヨシノブ監督は…
ゴジラ松井は「ホテル暮らし」を受け入れるのか…。 松井秀喜氏(44)が100回目を迎えた夏の甲子園大会の始球式に登場したのは、大会初日だった(8月5日)。母校・星稜の試合とあって、始球式は大いに盛り上がったが、今回の帰国は今までと違う動向も見せている。CM契約を交わす関係企業のイベントに顔を出すだけではなく、古巣巨人とも関わるのだ。「同8日、日本テレビ系地上波の巨人戦でゲスト解説を務めます。甲子園の記念イベントの関係で松井氏がこの時期に帰国するのは、巨人も早い段階から聞かされていました。それに合わせて、読売グループで地上波でのテレビ放送を強引に組み込み、松井氏を解説で招く準備も進めていたんです」(関係者) 巨人・阪神戦は伝統の一戦である。だが、両チームとも借金生活に苦しんでおり、今年は優勝戦線にはさほど影響のない対戦カードだ。日本テレビが巨人戦の地上波放送から退いて久しい。たまに中継する日もあるが、それは土日曜日の夕方、それも、試合開始からゲームセットまでを追わず、試合途中の2時間を流すだけである。「松井氏に解説のお願いをしたのは、巨人フロントの要人だと聞いています。『松井氏を口説く』のが絶対条件で、日テレ側も“仮押さえ”していた、と。松井氏が巨人要人に色好い返事をし、そのあとで正式に日テレのしかるべき担当者が行って、ゴールデンタイムでの中継と、松井氏の解説登場が決定しました」(前出・同) この情報が本当なら、日本テレビも「ゴジラ松井氏なら、視聴率を稼げる」と確信したのだろう。何よりも、松井氏も一時期ほど古巣に対する嫌悪感がなくなっているとも解釈できる。次期監督の大本命、真打ち登場である。松井氏が巨人のユニフォームを着ていた時代を知るプロ野球関係者がこう言う。「松井氏はFA権を行使してメジャーリーグに挑戦した経緯もあるので、巨人に対し、いろいろと遠慮してきたようです。それに、自身が球場に行けば、高橋由伸監督(43)にも余計な気を遣わせると思い、意識してシーズン中は古巣には近づこうとしませんでした」 松井氏は今も巨人の次期監督候補として扱われることを嫌う。今回、それでも引き受けたということは、自身のなかで“何かの決断を下した”のかもしれない。「松井氏が解説を務めるうえで、巨人ファンを始め、視聴者にアピールしたい点は、新4番打者の岡本和真との関係性です。今年の春季キャンプで臨時コーチを務めるなど、松井氏も岡本の覚醒にひと役買っています」(ベテラン記者) だが、肝心の現場は「松井氏の球場入り」を聞かされていなかったようだ。先発は移籍2年目の吉川光夫。上原浩治は二軍調整中だ。岡本以外にも松井氏と縁のある選手を待機させておけば、ファンも喜んだのだが…。「ヨシノブの今のアダ名、知っていますか? ワーストコレクターです」(前出・同) すでに、自力Vは消滅。昨年8月から続くマツダスタジアムでの連敗が「12」、同一球場での球団ワースト記録を更新し、しかも、今季開幕から同一球場で8連敗という、新たな球団ワースト記録が誕生。昨季もシーズン13連敗、東京ドーム8連敗など、不名誉な記録を打ち立てたが、このまま行けば、4年連続V逸は03−06年以来、就任から3年連続V逸も王貞治監督時代の球団ワーストタイとなる。高橋監督は今年が契約最終年だ。観客動員数も僅かだが落ちており、松井氏が次期監督の本命とされる理由はこのへんにある。日本テレビは「2ケタ到達」を目標にしている。松井人気を再確認する一つのバロメーターとなるだろう。「問題なのは、松井氏はニューヨークの自宅を手放す気はなく、本当に巨人監督を引き受けるとなった場合、単身赴任のホテル暮らしとなります。そういう私生活での負担が最後のネックとなりそう」(前出・関係者)2ケタの視聴率がゲットされた場合、今度は高橋監督が自ら決断することになりそうだ。ちなみに、裏番組で女子ソフトの世界大会が中継される。こちらのコメンテーターは、後任候補の一人だった中畑清氏である。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年08月08日 17時35分
阪神の運命やいかに?台風13号が関東地方に接近中
東から西へ、さらに南へと進む異例の動きを見せ、各地を混乱に陥れた“逆走台風”台風12号。この台風は7月末に上陸・通過したばかりだが、8月3日には次なる脅威である台風13号が発生している。 気象庁の公式サイトで発表されている台風情報(8月7日18時45分発表)を見てみると、確認時点で台風13号は八丈島の東南東約390kmに位置。今後は北西に進路を取り、8日夜から9日にかけて関東地方に接近・上陸という予想が出されている。 台風13号がこのままの予想進路を辿るとなると、猛烈な風雨で様々な影響がもたらされることになる関東地方。8日・9日に関東地方で試合予定のプロ野球6球団(巨人対阪神、ヤクルト対DeNA、8日のみロッテ対ソフトバンク)も例に漏れないのだが、中でもひときわ尾を引きそうな球団がある。それが阪神だ。 7月16日配信の記事でも触れているが、今季の阪神は度重なる雨天中止により日程がかなり圧迫されている。先の台風12号でも1試合(7月28日・ヤクルト戦)が流れており、今回も中止となるといよいよ首が回らなくなってくる。 8日・9日どちらも屋内球場である東京ドームで試合が行われるということで、一見すると影響はなさそうにも思われる。しかし、公共交通機関への影響や観客の安全面を考えると、屋内であろうが試合が中止される可能性は少なくない。 加えて、巨人戦を終えた阪神の次カードも、不幸なことに関東地方が舞台(DeNA戦・横浜スタジアム)。今回の台風13号は非常に進行速度が遅い“ノロノロ台風”であるとも伝えられており、場合によってはこちらのカードにも影響が出ることになるかもしれない。 阪神ファンの中にも、こうした懸念を抱いている人は少なくないようで、ネット上には「中止なら日程的に相当きつくなる」、「ドームで中止はまじで痛すぎる」、「頼むから台風はさっさと逸れてくれ」といったコメントが寄せられている。何事もなく試合が行われることを、ただただ天に願うばかりだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月08日 17時30分
「角界頂点の責任!」横審に最後通牒を突き付けられた3横綱の酷暑巡業
大相撲名古屋場所は鶴竜、白鵬、稀勢の里の3横綱ばかりか、新大関栃ノ心まで休場し、一歩間違えば大変なことになる寸前だった。関脇・御岳海(25)の初優勝でそれなりに場所は盛り上がり、協会首脳はホッと胸をなでおろしたというのが本音だろう。 とりわけ、横綱陣は目も当てられない始末で、稀勢の里は史上ワーストの8場所連続休場。白鵬も今年に入って3場所目の休場で、3連覇を口にしながらあっさり休場した鶴竜も、改めてひ弱さをさらけ出した。当然のことながら、千秋楽翌日に開かれた横綱審議委員会のメンバーは怒り心頭。 「大相撲界を背負う立場の人間として反省して欲しい。責任を感じて欲しい」 と厳しく戒め、北村正任委員長はこれまで恩情が目立った稀勢の里に対しても冷ややかにこう突き放した。 「激励の決議をすべきという声もあったが、本人が次の場所はやるというので、それを尊重した。横綱の地位、考えを決断するのは横綱自身だ」 つまり、「来場所もダメだったら引退してくれ」と、最後通牒を突き付けたのだ。岡本昭委員に至ってはもっとストレートな物言い。 「横綱なら年2回までとか、連続なら3場所までとか、そろそろ(休場に)制限を設けるべき。貴乃花は7場所連続休場したけど、(復帰した場所は)準優勝している。稀勢の里に、それだけの気迫があるか」 ここまで言われては、さすがに横綱陣もジッとしてはいられない。7月29日からおよそ1カ月、26カ所にも及ぶ夏巡業がスタートした。東海から東北、北陸、北海道、関東近辺を回るハードスケジュールで、この猛暑の中、長距離移動を強いられる力士たちにとっては辛い夏になる。 とはいえ、持病や故障持ちの力士たちは夏休みを取ってゆっくりしたいというのが本音。今年も栃ノ心、高安ら、幕内だけで10人もの力士が不参加を表明したが、冒頭で述べた問題の3横綱は、最初から揃って参加した。 「次の秋場所も、名古屋場所のようだと進退を問われかねませんからね。とても休む勇気はなかったんじゃないでしょうか。稀勢の里の参加は当然。(右ひざを痛めて)千秋楽の打ち上げに姿を見せたときはまだカニ歩き状態だった白鵬も、慌てて参加しました。まあ、当然のことですけどね」(協会関係者) 横綱の月給は282万円。夏休み返上は当然か。角界の頂点に立つ3横綱の責任がアッツイ夏に問われている。
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スポーツ 2018年08月08日 16時00分
“男のケジメ”が妻の助言? 山根会長が辞任声明 意外に愛妻家な一面が話題に
日本ボクシング連盟が告発された問題を受けて、8日、山根明会長が大阪市北区の大阪弁護士会館で会見し、会長を辞任すると表明した。約3分間の会見で質疑応答はなく、声明のみを発表する会見となった。 会見の開始直後、山根会長は「おはようございます。私は12時すぎでも『おはようございます』でございます」と独特の挨拶から入り、「私は、本日をもって辞任をいたします」と告げた。山根会長は前夜、日本ボクシング連盟の理事会で3時間に及ぶ話し合いがあったと明かし、「最後に理事の皆さんから“会長一任”ということを言われたので、私自身が家に戻ってわが嫁に当たる、今現在再婚をしている嫁に先に相談し(た)」と語った。妻からは「どんなことがあっても会長を死ぬまで面倒を見ていくから、今(は)楽になってください」と促され、辞任に至ったと説明した。 この会見を中継した『バイキング』(フジテレビ系)では、その後に山根会長が発言した「私に対して応援してくれた33の都道府県の皆さんには感謝申し上げます」「どうか選手のみなさん、将来、東京オリンピックに参加できなくてもその次のオリンピックもあります」などと、勘違いと思われる都道府県の数や、“東京オリンピックに参加できない”と誤解を生むような言い回しに着目し、スタジオで議論を交わしていた。 ところがネット上では意外な反応が見られた。「男のケジメとか言っておきながら嫁の言葉が決め手なんだな」「辞任する理由→奥さんに言われたから」「自分で決めるといいながら手綱握られてる」「嫁とののろけ話するとは」「奥さんが面倒みてくれるから辞任するの?」「嫁さんを繋ぎ止めるために 会長に執着してたのか?」「辞任は嫁さんのお陰」と、意外と妻に弱い山根会長をやゆする声が多く挙がっていた。 いまだに日本ボクシング連盟の問題に関しては不透明な部分も多いが、ネットユーザーにとっては山根会長の“愛妻家”ともとれる一面が印象に残ったようだ。
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スポーツ 2018年08月08日 06時45分
業界初!社長チップス登場にサラリーマン的なコメント、オリックス福良淳一監督の人柄
オリックス・バファローズは、夏の人気イベント『Bs夏の陣2018』後半戦初日となる10日に、京セラドーム大阪で行われる千葉ロッテマリーンズ戦を『ニッポンの底力社長チップススペシャルマッチ』として開催し、先着来場者1,000名へプレゼントされる『社長チップス』の社長カードに、福良淳一監督が登場すると発表した。プロ野球チームの監督としては初めてだという。 『社長チップス』は、株式会社ESSPRIDEが企業PRツールとして全国約200社以上の社長をプロデュースしているものだが、この日配られるうちの100袋に福良淳一監督カードが封入される。 今回の社長カードに関して、福良監督は「お客様のため、会社のため、日々奮闘している社長さん方に負けないよう、私もチームの代表として、最後まで全力で戦い抜きたいと思います」と極めてサラリーマン的なコメント。 福良監督が監督に就任以降、チームがなかなか勝てていないこともあり、近年では、ファンによる監督への采配批判や辞任論も増えてきている。しかし、そんな声とは比例して、現場からは「福良監督で優勝したい」という声が年々増しており、それはスタッフ、関係者のみならず、我々マスコミも同じ思い。何故なのか?それは監督の人柄にあると言っていいだろう。 試合後の囲み会見の文字を起こすと「○○やないですか」「バッテリーが考えないと」「あと1本というところですかね」などなど、とても他人事に見えてしまうため、ファンから怒りを買うことが多いのだが、“そこは”(監督の口癖)持っている能力を発揮できないチームや選手への歯がゆさと、自分自身に対してのメッセージが込められていると思う。勝っても負けても「また明日取りにいきます」というコメントを残すのも慣例化しているが、これは「毎試合勝ちに行く」という監督の気持ちの表れだと、監督に近い関係者が話してくれたことがあった。 田口壮2軍監督はファームで行われたトークショーで、「皆さん福良さんに対して思うところがあるかもしれませんが、皆さんが思われていることを福良さんにぶつけたら全部論破されますよ」と福良監督の凄さを話したそうだが、私も昨年の秋季キャンプで「きょうは誰もいないし、何でも答えるから聞いて!」と言っていただき、ずっと胸に抱いていた数々の疑問を質問させていただく機会があった。その疑問については、既に過去の記事の中で書いているので割愛するが、当然のことながら、そのすべてに納得できる答えが用意されていて、内容もわかりやすかった。特にこの日、紅白戦で1イニングを完璧なピッチングをした“オリの神童”山本由伸を「後ろで使ってみたいと思いませんでしたか?」と質問すると、笑顔で「使ってみたいですねぇ。ああいうピッチング見せられるとね」と話していたのが印象的。秋季キャンプで今シーズン飛躍するキッカケを掴んだ選手は由伸だけではなく、西野真弘の再生が始まったのも高知からである。私は指揮官のこのような側面も伝えていく使命があるなと改めて実感した次第だ。 球団には秋季キャンプや春季キャンプで福良監督の公開トークショーを企画してもらいたい。ファンの指揮官に対する印象はかなり変わるはずだ。それを実現させるためにも今シリーズこそ結果を残さなければならない。10日は福良監督カードを引き当てたファン全員が喜んで家に持って帰れるような勝利をプレゼントしてもらいたい。取材・文 / どら増田
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スポーツ 2018年08月07日 21時15分
新日本G1、Bブロック「2敗する余裕はない」内藤哲也に土をつけたのは飯伏幸太!
新日本プロレス真夏の最強決定戦『G1クライマックス28』Bブロックの7戦目が4日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で行われ、5,500人(札止め)の大衆を集めた。酷暑を考慮して、会場の入口には給水所が設けられるなど、今年の大阪のG1は会場内外が熱気に包まれていた。 まず、セミファイナルですごい試合を見せられることになる。3試合を残して6戦全勝のIWGPヘビー級王者のケニー・オメガと、2勝4敗で決勝進出への道が途絶えた石井智宏の試合は、初戦のケニー対内藤哲也に匹敵するか、それを上回る超激戦となった。試合は序盤から両者が意地を張り合い、ただでさえ暑い会場の温度を上げていく。15分すぎからは消耗戦に。試合終盤、石井は気合いを入れると垂直落下式ブレーンバスターの体勢に入るも、踏ん張ったケニーが垂直落下式ブレーンバスターを決める。しかしカウントは1!起き上がった石井はカウンターのラリアット、そしてヘッドバットからの延髄斬りをヒット。最後は垂直落下式ブレーンバスターを決めて3カウントを奪取した。 ケニーは6勝1敗に、石井は3勝4敗となったが、NEVER無差別級王者の後藤洋央紀に続いて、IWGPヘビー級王者のケニーに勝ったのは今後につながるだろう。試合後、石井は「人生山あり谷ありだ。必ず障害があるんだよ。オメェにとっての障害、この俺だよ。今日だけじゃねぇぞ。これからもだ」と暗にタイトルへの挑戦表明とも受け取れるコメントを残している。一方のケニーは口から血を流しながら「あいつに(全勝優勝の)夢を打ち砕かれてしまった」とショックを隠せない様子。残りは、8.8横浜文化体育館大会での矢野通戦と、8.11日本武道館大会の飯伏幸太戦が待っている。 セミファイナルの熱気を引き継ぎ、メインイベントでは、5勝1敗でケニーを追う内藤哲也と、4勝2敗の飯伏幸太が対戦。同い年の両者の対戦成績はここまで2勝2敗。内藤が現在のトランキーロスタイルになってからは、飯伏の方が分が悪いイメージがある。 試合はじっくりとした攻防から始まったが、お互い徐々にスイッチが入り、ハイレベルな技の応酬となった。もちろん会場は大盛り上がりだ。ケニー戦でも感じたが、内藤はこのタイプの選手とは合う。内藤も飯伏も、お互いに高度な技を次々と切り返してみせた。内藤がデスティーノを決めるのか?飯伏がカミゴェを決めるのか?固唾を飲んで見守る観客たち。最後は内藤が旋回式のデスティーノを決めて、さらに正調デスティーノの体勢に入ったところを、飯伏が逆に内藤を空中で捕獲。そのまま垂直にリングに叩きつけ、ダッシュからヒザを一撃!これでグロッキー状態になった内藤に最後はカミゴェを決めて、飯伏が勝利を収めた。 飯伏はリング上でマイクを持つと、大阪のファンに優勝して戻ってくると約束。インタビューブースでは「内藤哲也に勝ったことが一番うれしいですね」と喜んだ。一方、「自力優勝はなくなったから2敗する余裕はない」と語っていた内藤はダメージからかノーコメントだった。 Bブロックは、8.8横浜大会、8.11武道館大会と各選手あと2試合残した状況で、自力優勝の可能性があるのは、6勝1敗のケニーと、最終戦にケニーとの直接対決を残す5勝2敗の飯伏の2人。これを5勝2敗の内藤、4勝3敗のSANADA、ザック・セイバーJr.が追う展開となった。8.8横浜大会ではケニー対矢野通、飯伏対タマ・トンガ、内藤対SANADA、後藤対ザック、ジュース・ロビンソン対石井がラインナップされている。内藤対SANADAのロスインゴ同門対決がメインで行われることが発表された。この2人はSANADAが全日本プロレスで真田聖也として活動していた時代から因縁があっただけに、どんな試合になるのか楽しみだ。 天王山の大阪決戦を終えて、Bブロックも決勝進出候補者が絞られてきた。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年08月07日 17時45分
「犯罪じゃないですか!!」まさかの事態に見舞われたダルビッシュ有にネット上も驚きの声
右上腕三頭筋の炎症により、5月23日付で故障者リスト(DL)入りしているシカゴ・カブスのダルビッシュ有。今シーズン中の戦列復帰に向け調整を進めているその右腕が、グラウンド外でまさかの事態に襲われていたようだ。 6日に更新されたダルビッシュの公式ツイッター。そこには、「まだ借りていたロスにある家の中にライブカメラ置いているんだけど、アクティビティがあったと通知が来たから見たら泥棒が家の窓割ってる最中でした(笑)」という内容が。留守中の家が泥棒のターゲットにされるという、なんとも不幸な出来事に見舞われたことを明かしている。 あくまで画面越しとはいえ、今まさに自身の家に押し入ろうとしている泥棒と鉢合わせてしまったダルビッシュ。普通ならば、大きな恐怖に襲われてもおかしくないだろう。しかし、長らく勝負の世界で戦いを続けてきた男はその胆力も相当なようで、「誰やと英語で話しかけたら逃げていきました!」と臆することなく、この不届き者を撃退したという。 また、ツイートの最後には「ライブカメラ10か月近く放置してたけどナイス活躍!」という一文も添えられている。更なる大事に繋がっていたかもしれないことを考えると、ライブカメラをそのままにし続けていたことは思わぬ“ファインプレー”であったようだ。 予期せぬアクシデントをあっけらかんと公開した今回のツイートは、確認時点で「リツイート」が3086件、「いいね」が約1.1万件記録されるなど大きな話題を呼んでいる。また、ツイートへの返信欄にも「犯罪じゃないですか!!」、「何もなくてよかったです」、「アメリカも物騒ですね」、といった驚きの声が寄せられている。 一髪のところで、泥棒の被害を免れることとなった今回の一件。もし、直接その場に出くわしていたならば、自らの命にまで危険が及んでいたかもしれない。とにもかくにも、ダルビッシュ自身に危険が及ばなかったことは不幸中の幸いだったといえるだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月07日 17時15分
“美談”で終わらせないで 大きな注目を集めた沖学園対北照戦の一幕
大会2日目を迎えた6日の甲子園。この日、第3試合として行われた沖学園対北照戦において、試合結果以上に大きな注目を集めた一幕があった。 2点リードで9回表の攻撃を迎えた沖学園は、この回先頭打者の吉村脩希選手が二塁打で出塁。しかし、この打球を処理した直後、ライトを守っていた北照の4番・岡崎翔太選手が突如としてその場に座り込んでしまう。味方選手や審判がすぐに駆けつけるも、岡崎選手の厳しい表情が変わることはなかった。 すると、ここで沖学園側の複数選手が、コールドスプレーや飲み物を手に岡崎選手の元へ。とっさに救いの手の差し伸べたこの行動に、観衆からは暖かい拍手が送られた。 その後、ベンチ裏まで担架で搬送されるも、幸いにも大事には至らず岡崎選手は再びグラウンドへ。結果的に試合には敗れたものの、大きな後押しを受けて高校最後の夏を最後までやり抜いた。 敵味方を超えた思いやりの精神が、大きな感動を呼んでいる今回の一幕。これを受け、ネット上にも「なんか涙ぐんでしまった」、「間違いなくこの試合1番のプレーだった」、「こういった行動をとれる人間になりたい」といった声が数多く寄せられている。 多くの人の胸を打つ“美談”となっている今回の一幕。今大会における印象的な場面として、人々の心に刻まれたことは間違いない。ただ、ここで忘れてはいけないのが、岡崎選手が見舞われた両足のけいれんが、熱中症によって引き起こされたものではないかということだ。 日本気象協会の特設サイト『熱中症ゼロへ』には、熱中症の症状として「『こむら返り』と呼ばれる、手足の筋肉がつるなどの症状が出る場合があります」と記載されている。一部報道では、本人による否定のコメントも出ているのだが、昨今の酷暑を考えると全くの無関係であるとも考えづらい。 感動的な場面に水を差すのも少々気が引けるが、何よりも優先されるべきは選手の健康。高野連を含む関係者各位には、しっかりとした原因究明を切にお願いしたいところだ。文 / 柴田雅人
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新日本プロレス 蝶野正洋がまたまた“黒い陰謀” IWGPヘビー級王者の武藤敬司に着手
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ゼロワンMAX 大谷晋二郎が永田裕志の復帰戦に乱入!?
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ハッスル 池谷幸雄5・24ハッスル・エイドで「銀牙軍団」に新メンバー投入
2008年05月02日 15時00分
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2軍落ちの巨人・上原 メジャー行きは大丈夫なのか?
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ノア 小橋建太次期シリーズのフル参戦に慎重な構え
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全日本プロレス 新王者・諏訪魔に早くも試練
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DREAM 船木誠勝が57秒田村潔司に完敗
2008年04月30日 15時00分
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スポーツ
全日本プロレス 西村修が東京愚連隊に一方的終戦宣告
2008年04月30日 15時00分
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全日本プロレス ジュニアにも新時代到来。新王者・土方隆司がカズ・ハヤシを逆指名
2008年04月30日 15時00分
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新日本プロレス 武藤敬司がIWGPヘビー級新王者に。早くも包囲網が敷かれた
2008年04月28日 15時00分
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新日本プロレス “友情タッグ”の意外な結末
2008年04月28日 15時00分
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ノア タッグリーグ戦優勝は齋藤彰俊&バイソン・スミス組。優勝の裏に齋藤の禁欲生活
2008年04月28日 15時00分