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ノア 小橋建太次期シリーズのフル参戦に慎重な構え

 プロレスリング・ノアの“鉄人”小橋建太が30日、都内の同事務所で定例の役員会後、期待が高まるフル参戦に慎重な姿勢を見せた。
 先シリーズでは11戦を走り抜けた小橋。27日の日本武道館大会の翌日の定例検診では「筋肉なり内臓なり、ダメージ的なものは上がっていた」と結果を報告した。さらに現在の状態について「腎臓一個が頑張っている状態。主治医から交通事故に遭ったような数値だと言われた」と告白した。

 それでも「ダメージよりも完走したことの方が意義がある」と前向きにとらえる小橋。次期シリーズではフル参戦の期待も高まるが、「前回は連戦が一回だけだった。その辺を考えて」と慎重な姿勢を見せ、5・11の京都・福知山大会での凱旋マッチを目標としていた。
 また、三沢光晴社長は「グローバル・タッグリーグ戦'08」を総括。優勝した齋藤彰俊&バイソン・スミスとGHCタッグ王者の丸藤正道&杉浦貴のタイトルマッチについて「当人同士がその気になれば」とGOサイン。
 さらに、武道館大会で杉浦が森嶋猛からフォールを奪ったことで「タッグとはいえ、奪われた本人が一番思っていることなんじゃない」と杉浦をGHCヘビー次期挑戦者候補にリストアップした。

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