スポーツ
-
スポーツ 2018年08月21日 16時50分
絶対王者ここにあり 大阪桐蔭が金足農を大差で破り、史上初となる2度目の春夏連覇を達成!
21日に決勝戦を迎えた第100回全国高校野球選手権大会。記念すべき節目の、そして平成最後の夏の大会を締めくくる最後の試合で、大阪桐蔭(北大阪)と金足農(秋田)が顔を合わせた。 藤浪晋太郎(阪神)、森友哉(埼玉西武)を擁した2012年以来となる2度目の春夏連覇を狙う大阪桐蔭と、勝てば秋田県、そして東北勢初の優勝となる金足農。超満員の観衆が甲子園に詰めかける中、どちらが勝っても史上初の快挙となる大一番は午後2時06分に運命のプレーボールを迎えた。 注目の試合を最初に動かしたのは大阪桐蔭。1回裏二死満塁から金足農先発・吉田輝星の暴投で1点を先制すると、その直後に石川瑞貴が2点タイムリーツーベースを放ち、2点を追加した。 いきなり3点のビハインドを負った金足農だが、3回表に反撃を見せる。この回先頭の斎藤璃玖が四球で出塁すると、そこから菅原天空が送りバント。さらに大阪桐蔭先発・柿木蓮の暴投で三塁までランナーを進めると、佐々木大夢がライトへ犠牲フライを放ち、ノーヒットで1点を返すことに成功した。 しかし4回裏、大阪桐蔭は一死一・二塁のチャンスを作ると、宮崎仁斗がレフトスタンドに3ランホームランを叩きこむ。さらに5回裏には根尾昴に2ランホームランが飛び出すと、その後小泉航平、宮崎、青地斗舞、藤原恭大が立て続けにタイムリーを放ち、一気に試合の流れを引き寄せた。 なんとか流れを変えたい金足農は、6回裏から投手を吉田から打川和輝にスイッチ。直後の7回表には菊地亮太がライトオーバーのタイムリーツーベースを放つなど意地を見せるが、大阪桐蔭も7回裏に1点を追加するなど、戴冠に向けて隙のない試合運びを展開した。 そして迎えた9回表二死、最後までマウンドに立ち続けた柿木が菊地彪吾をライトフライに打ち取り、試合は13‐2でゲームセット。この瞬間、大阪桐蔭の4年ぶり5回目の優勝、そして史上初となる2度目の春夏連覇が決まった。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2018年08月21日 12時05分
「BリーグのBは…」批判殺到 不祥事の4選手がバスケ界に落とした暗い影
「これは恥ずかしい、恥ずかしすぎる」、「日の丸背負って何やってんだ」、「文字通りの愚行、弁解の余地なし」、「やっちゃいけないことくらい分からないの?」、「もう警察沙汰にするべき」。 これは、現在インドネシア・ジャカルタで開催されているアジア大会に、バスケットボール男子日本代表の一員として選出されていた永吉佑也(京都ハンナリーズ)、橋本拓哉(大阪エヴェッサ)、今村佳太(新潟アルビレックスBB)、佐藤卓磨(滋賀レイクスターズ)の4選手に対し、ネット上から寄せられている批判の声の一部だ。 公式ウェアを着たまま夜の歓楽街に繰り出し、その後、現地女性と買春と思われる行為に及んだ4名。この不祥事により全員が帰国を命じられ、今後のチームは残る8人での試合を強いられることになった。こうした経緯を考えると、冒頭のような批判が噴出するのも当然だろう。 ただ、問題はこれだけにとどまらない。今回の一件はテレビ・ネット問わず、様々な媒体によって大きく取り上げられているのだが、その影響からか「所詮バスケ選手なんてこの程度の人間」、「頭悪くてもバスケってできるんだな」、「BリーグのBはバカのB」などといった、バスケ界全体への偏見交じりの批判も出てきているのだ。 バスケ界に身を置く選手たち、そしてそれを応援するファンは、少しでも競技を盛り上げようと日夜腐心し続けている。その期待に応えるように、日本代表は強豪オーストラリア代表相手に歴史的勝利を挙げる(6月29日)など、明るい話題を提供してもいた。 しかし、今回の不祥事によりこれまでの彼らの頑張りは全て水泡に帰し、逆に不祥事のことばかり聞かれる日々が訪れることになる。前述したような心無い批判にも、少なからず晒されることになるだろう。これがどれだけ歯がゆいことであるのかは想像に難くない。 日の丸を背負う4名が犯してしまった言語道断の狼藉。その代償は余りにも大きいと言わざるを得ない。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2018年08月21日 06時15分
【DeNA】ターニングポイントになるはずが…首位カープに厳しい負け越し!
☆真夏のカープ3連戦 セ界を独走している広島カープを、本拠地横浜スタジアムに迎えての3連戦。去年のCS(クライマックス・シリーズ)ファイナルステージで勝利した自信からか、ここまでの対戦では6勝8敗1引き分けと、王者相手にほぼ互角と言っていい成績を残している。去年の8月のカープ戦といえば、球界史上初の「3連戦3連続サヨナラ勝ち」で、その後日本シリーズまで駆け抜ける勢いを付けるターニングポイントとなったカード。その再現とは言わないまでも、最低でも勝ち越して勢いに乗りたいところだった。☆デジャヴュなのか!? 金曜日の初戦、ルーキー東が先発。今年一番信頼のおけるスターターでなんとか頭を取りたいゲーム。東はヒット8本を浴びるも11奪三振を奪う力投。7回を4失点とクオリティースタートは逃したが、及第点ピッチングだった。打線は先発野村に7回まで1得点に抑えられていたが、8回に三連打で無死満塁として野村を引きずり降ろすと、代わった一岡から筒香が初球をライトスタンドへ、弾丸ライナーのグランドスラム逆転弾。続く宮崎もレフトスタンド中段へ放り込むと、なんとネフタリ・ソトまでもがレフトへホームラン。まさかの3連発で7-5と快勝し、「ターニングポイントになるゲーム」とラミレス監督も発言。昨年の真夏の世の夢再現に、横浜は燃えた。☆ミラクルならず… 土曜日は2年目の浜口が先発。前回の登板では、ベースカバーを怠るなど不本意なピッチングでKOされ、ベンチで涙を流しているような姿を見せた。この日はその失態を取り返すべく、気持ちの入ったピッチングを披露。初回から飛ばし、強力カープ打線から三振の山を築いていく。4回に2点を失うものの、6回まで投げ切り失点はそれだけ。9奪三振を奪う力投でクオリティースタートを記録し、上々の投球を見せた。打線は2回、先発大瀬良から筒香のライトフライを鈴木誠也が見失いラッキーなツーベースで塁に出ると、内野ゴロ二つで先取点を奪う。続く3回にはワンアウト満塁のチャンスで筒香を迎え、連夜のグランドスラムを期待されたが、結果は最悪のダブルプレー。結局大瀬良を打ち崩せず、1-4で敗戦。いい勝ち方をした次の日が大事とコメントした筒香が、結果的に勢いを消してしまったのは皮肉だった。 日曜日は前回勝利をあげ、今季初の連勝を狙う今永が先発。しかし、この日は初回の初球を西川にツーベースを打たれ出鼻をくじかれ、丸のツーランなどで初回から4点を献上。4回にも連続フォアボールから、3連続タイムリーを打たれ、全くリズムに乗れないままノックアウト。3回⅓イニングを7失点の背信投球を見せてしまった。打線は8回、ルーキーキャッチャー山本祐大のプロ初打席初ホームランから活気付く。最終回は2点差まで迫ると、ツーアウト満塁でソトを迎え一打サヨナラの場面を作り、ハマスタのボルテージは最高潮に。しかし、結果はショートゴロでゲームセット。7-9で悔しい敗戦を喫した。☆CSに黄色信号 この3連戦は見せ場は作るものの、残念ながら負け越してしまった。借金は12まで膨れ上がり、順位は5位。4位のタイガースまでゲーム差は4、3位のジャイアンツまではゲーム差5。CS進出に黄色信号が灯ったどころか、振り向けば最下位ドラゴンズに0.5ゲームに迫られている。ラミレス政権で一番のピンチを迎えたベイスターズ。火曜日からはジャイアンツを迎えての3連戦。日曜日最終回の「諦めない姿勢」を、結果に繋げる戦いを期待したい。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
-
-
スポーツ 2018年08月20日 21時15分
KNOCK OUT“キック界の高橋大輔”不可思が赤いベルト初代王者に!高橋兄弟長男は惜敗
キックスロード『KNOCK OUT SUMMER FES.2018』▽19日 大田区総合体育館 肘ありのキックボクシングイベントKNOCK OUTが真夏のビッグイベント『KNOCK OUT SUMMER FES.2018』を19日、大田区総合体育館で開催した。今大会も超満員の観衆が詰めかけ、BS11では初となる19時からゴールデンタイムでの中継も行われた。 番組開始と同時に、メインイベントを放送。初代KING OF KNOCK OUTスーパーライト級王座決定戦・不可思対秀樹をBSではKNOCK OUT史上初めて生中継した。先日のRIZINでは生中継開始まで1時間の休憩があり物議をかもしたが、格闘技の場合、時間に調整がきかないため、長めに尺を取っておくのは仕方ないこと。しかし、今大会ではセミファイナルの森井洋介対大月晴明が終了してから10分以内に生中継が始まったため、会場にいた観客から不満が漏れることはなかった。 KNOCK OUTで第1試合から実績を積んできた不可思と、RISEのリングでRISEライト級王者である不可思を追い続けていた秀樹が、それぞれトーナメント2試合を勝ち抜き決勝で激突した。序盤は動く不可思に対して、合わせて当ててポイントを取りに行く秀樹の攻防が繰り広げられていたが、4R、秀樹の左ストレートで不可思がグラついたところから試合は動き出す。不可思は秀樹の猛攻をしのぎ形勢を逆転させると、不可思の逆転右フックが秀樹のあごにヒットしダウンを奪取。最終ラウンド、逆転を狙う秀樹はパンチとヒジ打ちの猛攻をしかけるが、不可思は秀樹の焦りを感じたのか、冷静に右ミドルを蹴りながら右ストレートで応戦。両者パンチを繰り出す中、試合は終了した。結局は1回のダウンが大きな決め手となり、不可思が2-0の判定勝ちを収めた。 試合後、不可思はリング上でマイクを向けられると「自信はあったんですが、厳しい戦いになるのは覚悟していたのでそれを乗り越えられてよかったです」と安ど。「俺はここが目標じゃなくてここは通過点なので、もっと高いところに行きます。チャンピオンとしてKNOCK OUTとキックボクシング、日本の格闘技界を俺が引っ張っていく。ついてきてください」とフィギュアスケート・高橋大輔選手似の笑顔を見せてファンの声援に応えた。 ライト級王座が森井洋介のイメージカラーである白をモチーフに作られたように、スーパーライト級王座の赤は不可思のイメージカラーである赤を意識して作られたもの。赤いベルトを手にした不可思は「自分のものにできて本当に嬉しいです。価値を高められるように頑張りたい」と安堵の表情を浮かべた。 チャンピオンになったことで、「格闘技界のファッションリーダーになること」など、ここまで温めていた野望も次々に実現させていくことだろう。今トーナメントでもコスチュームの色を変えるなど、ビジュアル面へのこだわりがあった。不可思は試合内容だけではなく、入場から観客を魅了できるチャンピオンを目指していく。そこは那須川天心と似たところかもしれない。 セミファイナルでは復帰戦となった森井洋介が“44歳のレジェンド”大月晴明を相手に壮絶な打ち合いを制しKO勝ち。10月から開催されるライト級アジアトーナメントに弾みをつけた。またその森井からベルトを獲っただけでなく、鼻骨を肘でへし折り、欠場に追い込んだ第2代KING OF KNOCK OUTライト級王者のヨードレックペットは、高橋三兄弟の長男、一眞と対戦。序盤、右ミドル、ワンツーを繰り出す一眞にヨードレックペットはインロー、左ミドルで応戦した。パンチをヒットさせた一眞だが、徐々に左ミドル、左ローを食らった。左インローでたびたびバランスを崩すようになる。勝負に出る一眞は距離を詰めて左右フック、肘や三日月蹴りも繰り出すが、岩石のように微動だにしないヨードレックペットは左ミドルや、蹴り足をキャッチしてからのパンチを狙いつつ、左ミドルを蹴り続けた。結果はヨードレックペットが3-0で判定勝ち。5R、倒れることはなかった一眞だが、ヨードレックペットに倒せそうな隙は全く感じられない試合だった。 次回のKNOCK OUTは9月8日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で開催される。また、10月7日の後楽園ホール大会に続く首都圏大会として、12月9日に2年連続で両国国技館でのビッグマッチを開催することも会場で発表された。取材・文 / どら増田写真 / ©︎キックスロード
-
スポーツ 2018年08月20日 17時45分
伝統の一戦は“二軍投手”で! 金本監督は権限縮小へ
他に人材がいないということか? それとも、「Aクラス死守」のための主力温存策か…。 二軍調整中の藤浪晋太郎(24)に「巨人3連戦での先発説」が浮上してきた。実現すれば、7月26日以来の一軍マウンドとなるが、復調の兆しが見えての昇格ではなさそうだ。8月15日のソフトバンク戦(二軍)に先発したが、5回を投げて被安打7、失点5。うち4点が自責点だから、お粗末としか言いようがない。一軍最後の7月26日にしても、1イニング持たず、降板している。それでも、金本知憲監督(50)は藤浪を伝統の一戦で先発させるという。「計算の立つ先発投手はメッセンジャーと岩貞だけ。ベテランの能見は中継ぎに配置換えしてしまい、また先発に戻すのは申し訳ないし…。まあ、そういうこと」(関係者) 言葉をにごしたが、「他にいない」「主力先発陣の登板間隔を縮めて、故障されたら一大事」と判断されたようだ。 それだけではない。巨人3連戦に先発させる“二軍投手”がもう一人いるという。7月のトレード期日直前にソフトバンクから緊急獲得した左腕・飯田優也(27)も先発させるそうだ。巨人サイドからすれば、絶不調の藤浪、一軍経験の乏しい飯田をぶつけられるのだから、カチンと来ているだろう。「いや、飯田は結果を残すかもしれませんよ。18日の二軍戦で5回を投げて無失点。そのピッチングを見て、矢野二軍監督が一軍昇格を言い出したんです。矢野二軍監督の推薦となれば、金本監督も自信を持ってマウンドに送り出すはず」(20日時点/前出・同) ソフトバンク時代の飯田は主に中継ぎ。ソフトバンクの巨大戦力に埋もれ、チャンスをもらえなかったので、今回のトレードに強い思いもあるようだ。飯田が「戦力」になれば有り難い限りだが、こんな指摘もある。「飯田が勝って、藤浪が負けたらどうなるか。そのときは本当に、精神的に落ち込んでしまうでしょう」(プロ野球解説者) また、巨人は初対戦の投手に戸惑う傾向もある。球界はデータ収集と分析が日々、進化しているが、実際に自分の目で確かめてみなければ分からないものも多い。飯田は右打者の膝元に落ちるスライダーが得意だが、その軌道は独特で、巨人二軍はイースタンリーグだから、直接対戦した選手もいないのではないだろうか。「阪神は連戦に次ぐ連戦。藤浪、飯田をテストしていかなければならないほど苦しい。先発だけでなく、救援投手も頭数が少ないんです」(在阪記者) 飯田のトレードはそれを補うものだったが、故障や不振だけが投手不足の原因ではない。金本監督は就任して3度のドラフト会議に臨んでいるが、1位指名の入札は全て野手だった。「即戦力投手の補強」を周囲が進めても、「どうしても!」と頭を下げ、野手を指名してきた。昨秋ドラフトでは馬場皐輔(仙台大)を1位指名したが、清宮幸太郎の抽選に外れたためだった。2度目の入札でも高校生野手の安田尚憲(現ロッテ)の指名を希望し、3度目でやっと投手の指名となった。当然、その間にトップクラスの投手は他球団にさらわれてしまい、馬場は「即戦力というより、将来性」と評価されていた。 今日の投手不足の一因は、金本監督にもあるというわけだ。「Aクラスを死守し、クライマックスシリーズ進出が叶ったとしても、金本監督は今まで通りとはいかないでしょう。発言力、ドラフト指名の決定権は剥奪される」(前出・同) ソフトバンクでくすぶっていた飯田を選択したのは、阪神の編成スタッフだ。 藤浪にとって、巨人戦の先発が今季のラストチャンスとなる。巨人の「二軍投手を2人もぶつけられた」という怒りが藤浪にぶつけられなければいいのだが…。(スポーツライター・飯山満)
-
-
スポーツ 2018年08月20日 17時15分
オリックス担当記者が分析、大誤算だったソフトバンク戦3連敗…CS進出に黄色信号も
CS(クライマックスシリーズ)出場圏内である3位以上を目指しているオリックスだが、3連勝すれば逆転の3位になれる可能性があったソフトバンクとの3連戦を1勝も出来ず3連敗。ソフトバンクとのゲーム差は5.5ゲームにまで広がってしまった。本拠地、京セラドーム大阪で勝てなかったのは痛い。▼8月14日〜19日 オリックス戦績【対埼玉西武ライオンズ メットライフドーム】14日●岩本輝(先発はアルバース) 6-7x マーティン○(先発は多和田真三郎)※延長10回15日○山岡泰輔 4-3 高橋光成●16日△ディクソン 1-1 今井達也△※延長12回引き分け【対福岡ソフトバンクホークス 京セラドーム大阪】17日●西勇輝 0-9 千賀滉大○18日●ローチ 2-7 ミランダ○19日●山田修義(先発は松葉貴大) 4-8 加治屋蓮○(先発は大竹耕太郎)※110試合49勝56敗5分けのパ・リーグ5位。首位の西武と14.5ゲーム差、CS進出圏内3位のソフトバンクとは5.5ゲーム差。 パ・リーグでちょっと止められない存在になってきた首位の西武とは、“鬼門”のメットライフドームで今シーズン最後の3連戦を1勝1敗1分けのドローで終え、福良淳一監督も「勝ちたかったけど負けなくて良かった」と安堵の表情を浮かべていた。しかし、今シーズンはチーム事情からなかなか守備の定位置を決められず、守りや走塁ミスが多く、一時は落ち着いたかのように見えたが、夏場に入ってからは再び目立つようになってきた。特にバントミスに関して指揮官は「話にならない。ウチは1-0で勝つしかないんだから、少しでも繋いで得点にしないと」とメットライフドームで苦言を呈していた。 ソフトバンクも主力を欠いているだけに、オリックスにとっては、T-岡田も復活し、吉田正尚が好調をキープしているだけに、この3連戦は3位浮上、もしくは大接近するチャンスだった。しかし、蓋を開けて見れば勝てそうな気配を感じる試合が、西武戦よりなかったのは何故だろうか。西武戦は「あと1本」という場面はあったが、3試合とも勝てそうな雰囲気を秘めていた。しかし、ソフトバンク戦は打線も継投も線で繋がってなかったように思う。 首位の西武とは残り5試合、2位日本ハムとは残り8試合、3位ソフトバンクとは残り7試合、4位ロッテとは残り5試合、最下位の楽天とは残り8試合と今シーズンもいよいよ残り33試合になってきた。オリックスは試合の消化が早いので、CS進出圏内対象となる3位以下のチームへの負け越しは許されない状況。一部ファンの間からは監督交代論が渦巻いているが、昨年の秋季キャンプから今年のチームは始動しており、今年の首脳陣がシーズン終了まで諦めることなく、責任を持って試合に臨むのが当たり前のこと。 現時点でCS進出が黄色信号であることには変わらないが、これはひょんなことから青に変わったりするのもプロ野球の醍醐味。9月以降は6連戦も1度しか組まれていない。あの誤診問題で爆発したような勢いを福良監督やチームには取り戻してもらい、『ミッション・オクトーバー』に突入してもらいたい。取材・文 / どら増田写真 / 舩橋諄
-
スポーツ 2018年08月20日 12時00分
張本氏、“犬猿の仲”といわれる野村克也氏を「暗に批判」? やはり2人は共演NGなのか
19日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が犬猿の仲といわれる野村克也氏を暗に批判するシーンがあった。 発端となったのは、日本時間の15日に行われたアメリカ・メジャーリーグ・ドジャース対ジャイアンツの試合。ファールを打ったドジャースの選手が悔しがる仕草を見せ打席を外したところ、捕手がなにかクレームを付けた模様で、大乱闘に発展。関口宏によると、捕手が打者に「早く打て」と言ったのだという。 これを見た張本氏が「喝」と絶叫。そして、乱闘の原因はキャッチャーだとして、「余計なこと言わなければいいのよ。やっぱり言ってますよ。『かっこつけないで早くバッターボックス入れよ』くらいは言ってますよ」と捕手を批判。 続けて、「バッターは打ち損じてるから悔しいよ。折ったんならバッターも喝だけど、そういうキャッチャーも日本におりましたよ。いけないよ、そういうこと言っちゃね」 と糾弾する。関口宏から「有名な人ですか?」と聞かれると、「そうそう有名な人だけどね。だから、本当はそういうこと言っちゃいけないよ。真剣勝負なんだから」と激しく糾弾した。 張本氏の言う「有名な人」とは、ささやき戦術で有名な南海ホークスなどで捕手を務めた野村氏であることは明白だ。 2人は現役時代から犬猿の仲として知られており、有名なエピソードとして野村氏が打席に入った張本氏に対し、「態度はでかいけどナニは小さい」と囁いたところ、狙い通り張本氏が凡退。ところが次の打席、怒りに震えた張本氏がわざと空振り。そのバットで、野村氏の頭を叩いたという伝説がある。 そのことを根に持っているのか、野村氏は2017年、TBSの野球中継にゲスト出演した際、張本氏について「バッティングだけしか興味がない。守備なんていないと同然」「内野安打のときは速いがピッチャーゴロのときは走らないよ。バッターボックスからそのままUターンベンチに帰ってくる」と猛批判。 さらに、「TBSの朝のテレビで色々選手批判してるけど、彼は選手批判する資格ないですよ」「同じ世代で野球をやった人間として彼の談話を聞いていると、『お前そんな人のこと事言う権利あるか』とテレビに向かって文句を言っている」「彼の側ではこの話はしゃべれないよ。手が早いからバーンとぶん殴られそうだから」と猛烈にこき下ろしたことがある。 張本氏は直接的に野村氏についてコメントしたことはないが、今回のように捕手批判をする際、暗に野村氏を連想させる発言をすることがある。実際、『サンデーモーニング』に野村氏が出演したことはなく、今回の張本氏の発言を見ても、2人の仲はやはり最悪のようだ。 ともあれ、両者お互いの打撃技術を認めあっているのも、事実である様子。また、2016年にはTBSの『S1』で、共演したこともある。実際のところどう思っているのかは、本人しかわからない。 可能であれば、野村氏に『サンデーモーニング』内で張本氏に喝を入れてほしいものである。
-
スポーツ 2018年08月19日 21時15分
新日本、木谷高明オーナー「勝敗をわけたのはG1に対する思いの歴史の差」と棚橋を称賛
新日本プロレス真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス28』は優勝決定戦で棚橋弘至が飯伏幸太を破り、3年ぶり3度目の優勝で幕を閉じた。 まず、今年のG1の観客動員数を見てもらいたい。【G1クライマックス28観客動員数】7月14日 東京・大田区総合体育館 3,907人(札止め)7月15日 東京・大田区総合体育館 3,826人(満員)7月16日 北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる 6,489人(札止め)7月19日 東京・後楽園ホール 1,730人(札止め)7月20日 東京・後楽園ホール 1,683人(札止め)7月21日 東京・後楽園ホール 1,734人(札止め)7月22日 東京・エスフォルタアリーナ八王子 4,399人(満員)7月26日 新潟・アオーレ長岡 3,106人(満員)7月27日 静岡・アクトシティ浜松 2,800人7月28日 愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ) 5,735人(札止め)7月30日 香川・高松市総合体育館・第1競技場 2,555人8月1日 鹿児島・鹿児島アリーナ 3,490人(満員)8月2日 福岡・福岡市民体育館 3,580人(満員)8月4日 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪) 5,500人(札止め)8月5日 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪) 5,480人(札止め)8月8日 神奈川・横浜文化体育館 4,952人(札止め)8月10日 東京・日本武道館 6,180人8月11日 東京・日本武道館 12,023人(札止め)8月12日 東京・日本武道館 12,112人(札止め) 全19大会中、チケットが完売し札止めマークが付いたのは11大会。満員マークは5大会に付いた。浜松、高松、武道館の初日に満員マークが付かなかったことは来年に向けた課題になるが、19大会で計91,281人の動員に成功した。後楽園ホール大会は“G1価格”で開催。武道館大会も最終日のみ価格を高めに設定することで28年の歴史を誇るG1のブランド力とプレミアム感を高めた。 木谷高明オーナーはリアルライブの独占取材に対して次のように述べている。 「過去最高の動員、過去最高の内容の大会。棚橋選手が優勝しましたが、勝敗を分けたのはG1に対する思いの歴史の差だったと思います。この勝敗というのは選手だけではなく、スタッフも含まれるんですけど、スタッフもG1への思い、歴史があるわけです。じゃないと武道館3連戦で2日も札止めにはできないですよ」 現在の木谷オーナーは、新日本の実務をCEO兼任のメイ新社長に任せて、自身は「節目には出ていくぐらいじゃないですか」と以前よりも一線を引いたスタンスを貫いている。「新日本はもう軌道に乗ってますから、大丈夫でしょう」とも言う。新日本の好調ぶりがオーナーの大きな信頼を勝ち得ているのは言うまでもない。またブシロード体制になってからもエースとして全力プロモーションを続けている棚橋が優勝したのは「G1に対する思い、歴史の差」と分析。ボロボロになりながらも、G1の思いや歴史を背負って闘った棚橋を称賛した。 今回、初日こそ集客に苦戦したものの、黄金時代ですら2連戦以上行ったことがない武道館3連戦を成功させたことで、大阪城ホールなどアリーナクラスでの連戦は増える可能性が高い。木谷オーナーは「見やすい会場があるんだから必要以上にドームやスタジアムで開催する必要はない」という考えなだけに、ファンから要望が多い京セラドーム大阪大会の実現可能性は低そう。しかし、東京五輪が近づくにつれ首都圏では箱不足に悩まされるだろう。首都圏にとらわれることなく、今年の武道館3連戦に負けないインパクトのある会場へ積極的に進出し、全国のプロレス人口を再び増やしてもらいたい。それが日本でできるのは新日本プロレスだけ。武道館3連戦はグッズ収入も含めると、1.4東京ドーム大会に匹敵する売り上げを記録したという。 「G1の参加選手は多すぎる」という声はファンだけではなく、内藤哲也らレスラーからも出ているが、将来的にはWWEの『レッスルマニア』のように各都市でG1の誘致合戦が行われ、G1が開催される街全体が盛り上がるようなシリーズになるのが理想ではないだろうか。 2年後のオリンピックイヤーには30回の節目を迎えるだけに、さらなるスケールアップに期待したい。【どら増田のプロレス・格闘技aID vol.20】
-
スポーツ 2018年08月19日 17時45分
Jリーグ外国人枠撤廃論で飛び火したGK川島永嗣の悲運
突然のJリーグ“外国人枠撤廃論”噴出で、日本代表ゴールキーパー・川島永嗣(35)に火の粉が降りかかろうとしている。 いきなり“イニエスタ効果”が出た。元スペイン代表アンドレス・イニエスタ(34)がJリーグのヴィッセル神戸と契約したことで、神戸絡みの試合は大幅な観客増となっている。現在は一時帰国中だが(8月3日時点)、この影響はJリーグ本部にも及んでいた。 「外国人枠の問題です。『3人+アジア人枠1人+Jリーグとの提携国枠1人』で、1クラブ最大5人となっていますが、その枠を撤廃、もしくは拡大するべきとの意見も出始めたのです。神戸もイニエスタ獲得にあたり、'16年得点王のブラジル人FWを放出せざるを得ませんでしたからね」(スポーツ紙記者) 代表を退いたものの、まだまだ第一線で活躍できる欧州の一流選手が「中国リーグより、安全で衛生的な日本へ」と、Jリーグに興味を持ち始めたことも大きい。 しかし、外国人獲得枠の拡大、撤廃案には反対意見も多い。イニエスタの推定年俸は32億円。当然、地方の身の丈経営のクラブは、世界の一流どころと交渉する余裕などないからだ。 こうした状況がなぜ川島批判につながったのか。それはイニエスタを始め、世界の一流選手の“プレースピード”にあった。 「今回のロシアW杯では、セットプレーからのゴールが増えました。全64試合169得点のうち73得点がセットプレーからの得点です。今後、GKには、より俊敏さや瞬発力が求められる。森保一監督率いる代表が世界と対等に戦うには、川島のスピードではダメ」(専門誌記者) Jリーグも同様だ。外国人枠の撤廃はともかく、欧州の一流選手がJリーグのクラブと交渉してくる。「高額年俸を支払えないクラブは、瞬発力があり、チャンスに飢えている若いGKを連れてくると見られている。世界に通用する日本人GKを育てるには時間がかかるが、サッカーの勝敗はGKで決まる時代になりそうです」(同) 現状、川島を超えるGKが出てこないことこそ問題なのだが…。これまで非難の対象は本田圭祐、香川真司たちに集まっていたが、どうやらW杯の悪夢のパンチングゴールのように“外国人拡大論”はGK川島に飛び火しそうな気配だ。
-
-
スポーツ 2018年08月18日 17時15分
1位はやっぱりあの力士?「敢闘精神あふれる力士」登場回数ランキング
日本相撲協会が、来場者及びに公式サイト・アプリの有料会員向けに実施している「敢闘精神あふれる力士」アンケート。各日に行われる取組を元に、思い思いの1票を投じるという趣旨の試みだ。投票経験があるという方も少なくないだろう。 全投票結果の内、上位3名までが日にちごとに公開されてもいるこのアンケートだが、これまでの60日間で述べ34人の力士が3位以内に選出されている。それでは、前述の34人における、現時点までの登場回数トップ3の力士は果たして誰なのか。下位から順に紹介していきたい。 登場回数17回(1位2回・2位8回・3位7回)を記録し、3位となったのが西前頭3枚目(7月場所時点)・貴景勝。2017年初場所での新入幕からわずか1年で三役に昇進したその実力は、好角家たちの目にも好意的に映っているようだ。 21回(1位8回・2位8回・3位5回)の登場で2位につけているのが東前頭3枚目・阿炎。横綱・白鵬相手に初金星を挙げた5月場所6日目でのインタビューが話題となったことも記憶に新しいが、こうした言動もまた票を集めた一因となっているのかもしれない。 そして、登場回数27回(1位15回・2位10回・3位2回)でダントツの1位となったのが東前頭6枚目・遠藤。端正な顔立ちが“スー女”を中心に絶大な人気を誇っていることに加え、度重なる怪我の末5月場所で念願の三役昇進を掴んだという経緯を考えると、ある意味当然の結果とも言えるだろう。 以上が、7月場所終了時点までの登場回数トップ3の力士たち。好角家たちの“トレンド”となっているこの3名には、今後も要注目といったところだ。 ちなみに、4位には15回(1位7回・2位4回・3位4回)で大関・栃ノ心が、5位には13回で大関・豪栄道(1位2回・2位4回・3位7回)と関脇・御嶽海(1位7回・2位4回・3位2回)がそれぞれ位置している。残る2場所次第では、トップ3の顔ぶれに変動が生じる可能性も大いにあるだろう。文 / 柴田雅人
-
スポーツ
ゼロワンMAX 松永光弘がデスマッチ卒業宣言
2008年05月15日 15時00分
-
スポーツ
ハッスル インリン様が最終兵器投入を予告。その名も「火事場のM字パワー」だ
2008年05月14日 15時00分
-
スポーツ
ハッスル 「ボノちゃん部屋」は黒星発進
2008年05月14日 15時00分
-
スポーツ
ハッスル 「銀牙軍団」の新メンバーはジャイアント・バボそっくり
2008年05月14日 15時00分
-
スポーツ
ハッスル 大阪プロレスのゼウスが乱入
2008年05月14日 15時00分
-
スポーツ
全日本プロレス 武藤敬司、世界タッグ防衛戦に黄色信号!?
2008年05月14日 15時00分
-
スポーツ
戦極 佐々木有生が抱える悩み
2008年05月14日 15時00分
-
スポーツ
ゼロワンMAX 医師からも“警報”。超危険なデスマッチを前に大谷晋二郎がテロ予告
2008年05月14日 15時00分
-
スポーツ
DREAM 宇野薫VS川尻達也。急展開も7・21大阪大会で決行か
2008年05月13日 15時00分
-
スポーツ
戦極 北岡悟がイワン・シャファーを大胆挑発
2008年05月13日 15時00分
-
スポーツ
昭和プロレス 昭和の名勝負、アントニオ猪木VSタイガー・ジェット・シンが蘇る!?
2008年05月13日 15時00分
-
スポーツ
ドラゴマニアIII 藤波辰爾が21年ぶりにメキシコマット登場
2008年05月13日 15時00分
-
スポーツ
DREAM 新遺恨ぼっ発! 川尻達也が宇野薫に対戦要求
2008年05月12日 15時00分
-
スポーツ
DREAM エディ・アルバアレスがまたも快勝。ライト級GPの台風の目だ
2008年05月12日 15時00分
-
スポーツ
DREAM フェザー、ウエルター両階級が開幕
2008年05月12日 15時00分
-
スポーツ
DREAM ミルコ申告漏れ否定
2008年05月12日 15時00分
-
スポーツ
全日本プロレス 武藤敬司がまさかのフォール負け。王道マットをタイトル戦線が激化
2008年05月12日 15時00分
-
スポーツ
全日本プロレス カズ・ハヤシが土方隆司が強烈ダメ出し
2008年05月12日 15時00分
-
スポーツ
全日本プロレス 武藤、弱気!?
2008年05月12日 15時00分
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分