「まだまだ青い」。バーネットが注目の超新星をバッサリと斬り捨てた。
この日、モンソン戦が決定したバーネット。10年来の友人で共にトレーニングを行い、プライベートでも交流。昨年12月にはマニラで開催されたリング・オブ・ファイアーに、チーム・ジョシュ・バーネットの一員として出場するなど、親交が深いという。
そんなモンソンとの一戦に「彼のウイークポイントは知っている。クモとアイスクリームだ(笑)」とジョークを飛ばしつつも「お互い手の内を知っているので、彼に今まで見せたことがない技をお見せしたい」と奥の手「フロントネックロックスープレックス」での勝利を予告。「彼とならいい試合になるだろう」と笑顔をのぞかせていた。
一方で、報道陣から戦極マットで日本初登場を果たすホジャーに話が及ぶと「彼はまだ若い。グリーンボーイだよ」とバッサリ。寝技世界一決定戦アブダビ・コンバットの無差別級を制し、MMAデビュー戦となったボーボック・ファイトでのロン・ウォーターマン戦では1R腕ひしぎ十字固めで完勝するなど、大器の片りんを見せている未完の大物を斬り捨てた。
さらにバーネットは続ける。「もし彼がワタシとの試合を受けるというなら驚き。ワタシが彼のマネージャーなら止めるね。確かに彼のグランドテクニックはすばらしいが、今はまだまだ成長する時間。柔術ではトップかもしれないが、まだ青いよ」。史上最年少で第7代UFC世界ヘビー級王者に輝いたプライドか、新進気鋭のホジャーを完全に格下扱い。「もし、ホジャーが対戦を要求するなら受けて立つよ」と不敵に言い放った。
「タイミングがあえば、ワタシが真のエースであることを証明したい」と6月8日の「戦極〜第三陣〜」(さいたまスーパーアリーナ)への出場も視野に入れるなど、戦極エースとしての自負に満れるバーネットが、ホジャーにケンカ状をたたき付けた。
ホジャーについてはWVRの木下直哉社長によれば「来週中にも本人出席の下で対戦カードを発表する」という。バーネットに格下扱いされたホジャーがどんな反応を示すのか、バーネットVSホジャーの今後の動向に注目だ。