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DREAM 青木真也が異例の怪特訓

 DREAM旗揚げ戦の災難で若干ナーバスになっていた“バカサバイバー”青木真也が邪念を払った。24日には都内でJ・Z・カルバンとの遺恨清算マッチに向けて公開修行。異例の怪特訓でバカサバイバーが心機一転を図った。

 あの忌まわしい記憶を取り除くため、裸一貫でやり直しだ。
 3月15日に行われたライト級GP開幕戦で、カルバンのエルボーを首に食らい、試合続行が不可能となった青木。同戦が没収試合になったことにより、29日の「DREAM.2」(さいたまスーパーアリーナ)でカルバンとの遺恨清算マッチに臨むことになった。
 エルボーで首を負傷したことに加え、ライト級GPの主催者推薦枠をめぐって不快感を露わにするなど、ここ最近は明らかに不機嫌モード全開だった。しかし、この日の青木は4日に行われた会見とは打って変わってまるで別人。ホームリングDEEPの佐伯繁代表と都内の新宿中央公園に笑顔で姿を現すや、公開練習ならぬ公開修行を敢行した。
 「3月15日以降いろいろあったけど、すべてを無にということで禅に入ってみました」。そう言って青木が坐禅を組むと、佐伯代表から木の棒で痛めた首元をバシバシたたかれた。これで「いままでとは何かが違う。気合が入った」と邪念がなくなってしまったのか、ついにはなぜか白昼堂々パンツ一丁でランニング。裸一貫で再スタートを切る決意を体現してみせた。
 果たして青木はDREAM旗揚げ後からの災難を取り除くことができたのか。カルバンとの遺恨決着戦が楽しみになってきた。

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