スポーツ
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スポーツ 2018年09月11日 06時45分
脅威の20連戦決定!金本政権はボロボロになる
甲子園球場で行われた阪神対巨人は、約1時間半の中断の末、「降雨ノーゲーム」となった(9月9日)。阪神サイドは複雑な心境を見せていた。中断が宣告されたのは4回表の巨人の攻撃が終了したとき、すでに2点ビハインドの劣勢だったため、「負け試合が減った」と“冗談”も阪神サイドから聞かれたが、関係者の表情は複雑だった。「試合開始前から天候のことは分かっていました。回復の見込みもないと知らされており、強行に試合を始めました。1時間28分も中断させたところからも分かるように、阪神側は是が非でも試合を消化させておきたかったんです」(球界関係者) 勝敗の行方はともかく、同日のゲームを成立させたかったのは間違いないようだ。 これで、雨天中止は今季18度目。終盤戦の「超・強行スケジュール」は避けられなくなってしまった。 NPBは終盤戦の日程調整を進めていた。屋根のない甲子園球場を本拠地とする阪神は「雨天中止」が例年以上に多く、ダブルヘッダーの可能性も示唆されていた。当初、NPBが再編した終盤戦の日程では9月19日から10月8日までの20日間に19試合を消化する予定になっていた。だが、9日巨人戦が降雨ノーゲームとなったため、その間の唯一の休養日となっていた9月25日に、9日の中止試合の巨人戦が組み入れられた。先に23、24日に巨人戦が予定されていて、25日は「予備日」という扱いだったが、これで、20連戦のハードスケジュールが決まった。「小野、青柳の若手をテストしましたが、両投手とも結果を出せませんでした。20連戦で投手陣は崩壊でしょう」(在阪記者) 通常、現場が困っているときは球団OBがアドバイスをするものだが、今の阪神にはそれが見られないという。「公式の場では黙っていますが、生え抜きの阪神OBは金本体制に批判的です」(球界関係者) チームが低迷しているからではない。今の阪神は“外様カラー”に染まっているからだ。金本監督、コーチ陣をまとめる片岡ヘッド兼打撃コーチは他球団でプロ野球人生をスタートさせた。先発ローテーションの主軸が外国人選手のメッセンジャー、打線の中核は福留、糸井…。生え抜きの阪神選手が主役になれないチームである。「実は、阪神フロントは新しい打撃コーチを探しているんです。右バッターを教えられるコーチを求めているんですが、有力OBは消極的です。金本体制は長くないと見ているからかもしれません」(前出・同) また、こうしたゴタゴタはドラフト戦線にも影響している。他球団は名前こそ明かしていないが、1位候補は数人に絞り込んでおり、調査も最終段階に進んだが、阪神はまとまっていない。フロントは即戦力の先発投手の補強を急務としているが、右投手なのか、左投手なのかも決まっていない。有望な高校球児の甲子園での活躍を受け、いくつかの球団は将来性に切り換えたが、阪神は何も決まっていない。「表向きは隠密行動を続け、他球団に手の内を読まれないためとしていますが、即戦力投手の補強論を推すフロントに対し、金本監督が反対しているとかで…。まとめ役がいないということはフロントと現場がもめているのかもしれません」(前出・在阪記者) 20連戦では救援投手の酷使も避けられないだろう。ボロボロに痛めつけられた金本阪神は、オフも休息が取れそうにない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年09月11日 06時15分
オリックス担当記者が分析、“神童”由伸と“守護神”増井のタイトル争いも絡む残り試合
▼9月4日〜9日 オリックス・バファローズ戦績【対東北楽天ゴールデンイーグルス ほっともっとフィールド神戸】4日※台風の影響により中止5日●増井浩俊(先発は松葉貴大) 8-9 青山浩二○(先発は辛島航)6日●東明大貴 0-4 則本昂大○【対福岡ソフトバンクホークス 福岡ヤフオクドーム】7日○ローチ 3-1 千賀滉大●8日●山岡泰輔 0-12 ミランダ○9日●西勇輝 0-1 バンデンハーク○※125試合56勝64敗5分け、パ・リーグ首位の埼玉西武ライオンズと15ゲーム差、CS圏内3位の北海道日本ハムファイターズと9.5ゲーム差の4位。今シーズン残り18試合。 先週は台風の影響で、選手寮を含む舞洲の練習施設や球場が被害に遭って、停電と断水など寮が機能しなくなってしまったため、寮生が一時ホテルに宿泊するなど、バタつきから始まったのだが、大逆転劇でのCS進出に向けて、負けられない試合が続いているオリックスにとっては、厳しい結果となった。 5日の楽天戦は“守護神”増井がリードの場面で最終回に登板も逆転を許し、勝てる試合を落としてしまう。ソフトバンク3連戦は最も苦戦すると思われた初戦を勝利し、3連勝を狙いに行きたいところだったが、打線が振るわず2試合連続で完封負け。先週は5試合を1勝4敗、うち3試合で完封負けを喫しており、借金は今季最多タイの8に。奇跡のCS進出が極めて困難な状況はさらに悪化してしまった。 シーズン終盤になり、CS争いの他にも”神童”山本由伸のホールド王&新人王、そして、増井のセーブ王とタイトル争いもかかって来るだけに、ホールド&セーブシチュエーションでの登板機会を増やす必要がある。選手たちから話を聞くと「まだチャンスはある」「僕たちは最後まで諦めない」という声が聞かれるのは、担当記者としても救われるところ。福良淳一監督やコーチ陣も「ウチは全部勝つしかないので」という強い気持ちを持って、今いるメンバーの中から、特にスタメンや打順に関しては、あの手この手を使いながら試行錯誤を繰り返している。しかし、結果に繋がって来ないのは非常に残念だ。 福岡でのソフトバンク戦の外野ビジター応援席は、割り振られた席数が少ないこともあるが、普段よりも多くのオリックスファンが詰めかけ、大きな声で声援を送っていた。何人かのファンから話を聞くことができたが、一様に「この3連戦を3連勝すればまだわからないと思ってたんですけどね」とガックリ肩を落としつつも「(14日から札幌ドームで開催予定の)日本ハム戦までは踏ん張って欲しいですね」とチームにエールを送る声が聞かれた。SNS上では、監督人事など一部の報道に対して、ファンの荒れ方が凄まじさを増してきているが、選手やファンからこうした前向きな声を聞くと、少なからずともまだ今シーズンについてポジる要素があるのは確かである。 今週は11日から西武との2連戦が、今シーズン最後の神戸で行われ、地震の影響で変更される可能性もあるが、現時点では14日から札幌で3位の日本ハムと、勝てば可能性は残り、負ければその逆の結果となる札幌4連戦が控えている。今週からの残りゲームは、福良オリックスの意地を全力で見せてもらいたい。取材・文・写真 / どら増田、舩橋諄
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スポーツ 2018年09月10日 21時15分
「権利証の露出を増やす」新日本 棚橋弘至、精神的な余裕をG1後初シリーズで示す!
新日本プロレス『Road to DESTRUCTION』▽7日、8日 東京・後楽園ホール 観衆 1,712人(7日)、1,715人(8日) ※両日ともに札止め 新日本プロレスは5日、名古屋国際会議場・イベントホール大会で新シリーズ『Road to DESTRUCTION』をスタートさせた。今シリーズは史上最多の観客動員に成功した『G1クライマックス28』後、初のシリーズ。新日本ではこのシリーズから来年の1.4東京ドーム大会に向けた闘いが一気に進んでいく。 その中心人物はもちろん、G1優勝者の棚橋弘至である。 棚橋は9月23日の『DESTRUCTION in KOBE』神戸ワールド記念ホール大会で、G1では30分時間切れ引き分けとなったオカダ・カズチカと対戦する。この試合は1.4ドーム大会のメインイベントでケニー・オメガのIWGPヘビー級王座に挑戦できる「挑戦権利証」の防衛戦だ。『Road to DESTRUCTION』では連日、オカダとの前哨戦が組まれた。 G1から「笑顔」をテーマに掲げイメージチェンジしたオカダは、今シリーズも引き続き、タンクトップ姿で風船を配りながら入場する新スタイルを継続。G1優勝を逃し、元のレインメーカースタイルに戻すのか注目されていたが、どうやら今後もこのスタイルを貫くようだ。 後楽園2連戦で行われた前哨戦は1勝1敗に終わったが、棚橋のコンディションはG1が終わっても良いようだ。今後、オカダのあか抜けたスタイルがどのような形で変化するのかは分からないが、現時点では棚橋が精神的にも優勢に立っていると言えるだろう。 「守ることが大前提だけど、この権利証の注目度を上げたいじゃん。これから権利証の露出を上げていくから」 棚橋は権利証を手に入れたときから、過去に権利証が1.4ドーム大会まで一度も移動していないことに触れていた。最初の防衛戦の相手にオカダを選んだ理由のひとつに「注目度を上げたい」ことがあるのは、棚橋の発言から考えても明らかだ。21日には主演映画『パパはわるものチャンピオン』の上映も控えており、棚橋自身のメディア露出も増えることだろう。 1.4ドーム大会が「最後」ではなく「始まり」であることを証明する意味でも、権利証の防衛ロードに注目していきたい。取材・文・写真 / どら増田、舩橋諄
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スポーツ 2018年09月10日 17時45分
【DeNA】やっと燕に勝ち越し!CSへ”熱く立ち上がる”ベイスターズ魂!
☆負けられない戦い ここまで7勝12敗と大きく負け越している、苦手スワローズを本拠地横浜スタジアムに迎えての3連戦。この3連戦も負け越すようなことがあると、CS進出はますます厳しくなることは間違いないが、先週は月曜は休み、火曜は雨天中止、水曜は東で快勝し、木曜は移動日と、日程にも余裕があったことは好材料。東急、みなとみらい線もこの3連戦を応援すべく、特別車両を運行させるなど、街ぐるみでベイスターズの勝利を盛り上げるイベントも実施。ラミレス監督も常々口にする「目標は2位」に向けて一丸の戦いを見せたいところだ。☆執念の勝ち越し 金曜日の初戦、”ハマの宇宙人”井納翔一が先発。いきなり初回の先頭打者坂口の打球が右足の甲を直撃し、緊急降板かとも思われたが、「逆に力が抜けた」との”異能”なピッチングで7回無失点の好投を披露。打線も7回に桑原のタイムリーで均衡を破ると、8回には宮崎、ロペスの連発で追加点を挙げる。最終回にストッパーの山崎康晃が、無死満塁の大ピンチを迎えるも1点に抑え、4‐1で逃げ切った。 土曜日は前日の勢いそのままに、初回からロペスの3ランで先制する。しかし、先発の今永昇太がピリッとせず、5回持たず3失点で同点に追いつかれKOされる。その裏、”救世主”ソトがセンターバックスクリーンに、特大3ランをぶち込み再び3点差に引き離すが、自慢のリリーフ陣が踏ん張れずズルズルと失点。9回にはパットンが、雄平にこの日2本目の決勝ホームランを打たれ、6‐7で後味の悪い敗戦を喫してしまった。 日曜日は平良拳太郎が先発。初回に甘く入ったスライダーを山田哲人にホームランされ、嫌なムードがハマスタを包み込むも、その裏1番桑原の2ベースから4番筒香まで4連続ヒットで逆転。3回には宮崎のソロも飛び出し試合を優位に進める。5回2アウトを簡単に取るも、上田のヒットから山田に2ランを浴び1点差に迫られる。しかし、平良と同郷沖縄出身「タコライスコンビ」の女房役嶺井の3ランで突き放すと、リリーフ陣が昨日のリベンジ果たす無失点リレー。7‐3で快勝し、初めてスワローズ相手に、7カード目にして勝ち越しを決めた。☆正念場の終盤戦 この3連戦から、練習時にお揃いのTシャツを着用しているベイスターズ。開幕時にお目見えした”B"のロゴが、歴戦の為に傷ついているデザインが胸に大きくプリントされ、背中には監督、コーチ、プレイヤーはもちろんのこと、チームスタッフまでが名を連ねているものだ。また、ラストスパートへ用意されたスペシャルムービーのテーマは「熱く、熱く、立ち上がる」。それは逆境の際、応援団が選手を鼓舞するときに演奏される「ライジングテーマ」からのインスパイア。CSへ向け、3位のジャイアンツまで4ゲーム差。諦めている者は誰もいない。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2018年09月10日 17時15分
ファンも一安心?“背水の陣”に臨む横綱稀勢の里が白星スタート
この日一番の大歓声を集めたのは、やはりこの男だった。 9日に初日を迎えた大相撲9月場所。満員の観客が見つめる中、3横綱の先陣を切って土俵に上がったのは、この場所に自身の進退をかける横綱稀勢の里。過去15勝1敗と合口のよい勢を相手に、大事な初日の取組に臨んだ。 立ち合い、当たり負けすることなく左を差した稀勢の里は、残る右手で勢を抱えながら一気に土俵際へ。苦し紛れの引きをものともせず、そのまま勢を土俵外へ寄り切った瞬間、客席からはまるで優勝が決まったかのような大歓声が沸き上がった。 今年1月場所の2日目、北勝富士戦以来となる白星を掴んだ稀勢の里。幸先のいい形で“背水の陣”をスタートさせた横綱に対し、ネット上からは「おかえりなさい!稀勢の里!」、「まずはいいスタートが切れてよかった」、「とりあえずホッとした、明日からも頑張ってほしい」といった安堵の声が寄せられている。 8場所連続休場中に出場した4場所で、いずれも初日に黒星を喫していた稀勢の里。不吉なジンクスを打ち破った今回の白星は、単なる1勝以上の価値をもたらしたことだろう。 ただ、当然のことながら、稀勢の里の9月場所はまだまだ始まったばかりで、今後も連日厳しい取組が続いていく。輪をかけて厳しさが増す後半の横綱・大関戦のことも考えると、前半の内に白星を稼げるだけ稼いでおくのが吉といえる。 また、今回の取組で勝負が決した後、稀勢の里は勢共々土俵下へ転落してもいる。相手の引きが原因なので仕方がないということは重々承知だが、こうした場面もできれば避けてもらいたいところ。いくら状態が上向きであっても、取組内で再び怪我をするようなことがあれば本末転倒だ。 稀勢の里が2日目に相対するのは、西小結の貴景勝。過去1勝2敗と分が悪い難敵だが、その一方で“出場4場所の2日目は全て白星”という幸運のジンクスもある。その結果が果たしてどうなるか、本日も大いに注目が集まることは間違いない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年09月10日 17時00分
甲子園球児ドラフト最前線 金足農・吉田投手「巨人強奪」、大阪桐蔭「阪神嫌厭」
巨人は大わらわ、阪神は我が道を行く…。今秋のドラフト会議もひと波乱起こりそうだ。主役は、金農フィーバーを巻き起こした金足農業高の吉田輝星投手。夏の甲子園準優勝の報告会見で好きなプロ球団を聞かれ、「巨人」と明言。記者団の「行きたいか?」の問いにも、ハッキリと「行きたいです!」と意思表示した。 そして8月23日、横浜スタジアムを訪れていた巨人・鹿取義隆ゼネラルマネジャーが記者団に囲まれた。最初、鹿取GMは応じようとしなかったが、その執拗さに根負けし、「スカウトから高い評価が上がっています」とだけ返答。久々のラブコールを受けたのに、なぜか関係者の口は重い。 「巨人のドラフト戦略は完全にやり直しです。今年のドラフトでは、大学生の即戦力投手を指名する予定でした。吉田投手の1位指名に切り換えるとしても、他球団との重複は必至で、抽選に外れればワンランク下の投手しか残っていませんから」(球界関係者) 夏の甲子園で、「赤マル急上昇」となった吉田投手。しかし、一部報道でも伝えられたが、大会前は「進学の方向」で固まっていたという。さらに、担当スカウトは「いい投手だから見てくれ」と報告していたが、“上”は確認程度にしか考えていなかったのだ。それが、甲子園でのピッチングを見て、12球団の顔色が変わった。「吉田は2年生のときからエースでしたが、試合終盤に打たれる“ガス欠癖”がありました。本人の努力と金足農監督と懇意にしている大学の監督がアドバイスし、急成長したんです」(高校野球に詳しいスポーツライター) 吉田はまだ進路を明確にしていない。プロ志望届を出したとして、巨人が指名回避した場合、人気者ゆえ日本中を敵に回しかねない。 「日本ハムは身体能力の高い根尾昂内野手(大阪桐蔭)に興味を示していました。でも、巨人にしか行かないと言った菅野智之、メジャー志望の大谷翔平を指名した過去もあるので、吉田に切り換えてきそう。西武は菊池雄星のメジャー挑戦が重なるので、富士大の左腕・鈴木翔天。他は即戦力投手の斉藤友貴哉(ホンダ)、150㌔強の速球を投げ続ける日体大の右腕・松本航、東洋大の甲斐野央に指名が集中しそう。巨人は坂本勇人の後継者として2、3位で報徳学園の小園海斗遊撃手も狙っています」(在阪球団職員) もともと松本、甲斐野に強い関心を示していた巨人は7月30日、甲子園大会の重要チェック事項の確認を兼ねてスカウト会議を開いた。その様子を知る関係者によれば、根尾と同じ大阪桐蔭の4番・藤原恭大外野手、横浜・万波中正外野手の名前も出ていたそうだ。さらに興味深い証言もある。 「会議を仕切った岡崎郁スカウト部長は、この時点で吉田に興味を示していました。投手と野手、半数ずつのバランスの取れた指名をすると各位に伝えました」(前出・関係者) 前述した横浜スタジアムではさほど関心は示していなかったが、昨季の野手偏重のドラフトの仕掛け人は鹿取GM。岡崎部長と意見衝突している可能性もある。 「同じ東北なので、楽天も1位は吉田になるでしょう。中日は岐阜出身の根尾を放っておけないし、一方であまりの人気に驚き、吉田に切り換えたなんて情報も聞かれるようになりました。今年は高校生に逸材が多く、どの球団も将来性重視の戦略になりそうですね」(ベテラン記者) 各球団も吉田中心で考えているのは間違いないが、阪神だけは違う。大阪桐蔭の藤原にご執心なのだ。「糸井嘉男、福留孝介の高齢化がある一方、高山俊が伸び悩んでいます。藤原のバットスイングのスピードは日ハムの清宮幸太郎以上との評価もあります。甲子園で放った3本の本塁打で遠くに飛ばす能力は証明されたが、他球団は外野しか守れないのがネックになって…」(前出・球界関係者) 藤原の一本釣りもあり得る状況だが、スンナリとはいきそうにない。まず藤原にベタ惚れなのが金本知憲監督(50)ということだ。過去3年のドラフトで、金本監督は現場スカウトが積み上げてきた「即戦力投手リスト」を一蹴、「どうしても!」と野手を1位指名した。昨年も抽選で外れたが、1位入札は清宮だった。 「金本監督はロサリオ獲得に一枚噛んでいます。映像チェックに関わっており、高山、大山悠輔が伸び悩んでいる状況にも責任がないとは言い切れません。阪神は基本的に金本監督を続投させるつもりですが、ドラフト1位リストを一変させるような権限は許さないつもりです」(同) それだけではない。7人がドラフト候補とも伝えられる大阪桐蔭だが、当の彼らが今の阪神には魅力を感じていないという。 「先輩の藤浪晋太郎が伸び悩んでいるからです。藤浪の不振は金本政権の誕生から始まっています」(同) 一本釣りに成功しても交渉が難航する可能性は大だ。 吉田争奪戦の裏で、DeNA、ソフトバンク、オリックスが堅実なドラフトを進めてくる。巨人は相思相愛を宣言するのか…。トラ同様、金の卵の前で一枚岩にはなれないようだ。
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スポーツ 2018年09月10日 12時00分
“ZOZOマリンの強風”に喝! 張本勲氏の珍コメントは自身の外野守備の苦い記憶から?
9日放送の「サンデーモーニング」(TBS系)で、張本勲氏が珍しいものに「喝」を入れ、視聴者が困惑するシーンがあった。 発端となったのは、5、6日にZOZOマリンで行われたプロ野球・千葉ロッテマリーンズ対福岡ソフトバンクホークス戦。台風の影響もあり、かなり強風の中、試合が行われ、両軍の外野手がプロとは思えぬ「落球」を見せたことが放送される。 これを見た張本氏は、「風に喝よこれは。選手じゃなくて風に喝」と激怒。スタジオから笑い声が漏れる。関口宏から「声を掛け合えば」との指摘が入ると、「あの風ではどっちに行くかわからないんですよ。やった人にしかわからない。風の影響ですよ」とコメントする。 ゲストの山崎武司氏は「声の掛け合いも必要なんですけど、意外とスタジアムの声で聞こえないので、コミュニケーションを取りながらやらないと」と指摘。それを聞いた張本氏は「風で声も流される」とコメントし、落球の外野守備は、仕方がないとした。 打者としてはまさしくレジェンド級の成績を残した張本氏だが、現役時代の外野守備については「守備も安打製造機」と揶揄されていただけに、「人のことは言えない」と思ったのかもしれない。 引退を表明した広島東洋カープ・新井貴浩内野手についても「とくに良い成績ではない」とコメントし物議を醸すなど、発言が炎上することが多い張本氏だが、ユーモアも持ち合わせており、先日は金足農業高校が甲子園で躍進したニュースに関連し、突如秋田犬の解説を始め、視聴者を驚かせている。 炎上コメント発言ではなく、「風に喝」のようなクスッと笑えるコメントをこれからもお願いしたいものだ。
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スポーツ 2018年09月09日 21時15分
Codyがヤングバックスとの自主興行で、あのNWA世界ヘビー級王座を奪取!
日本時間9月2日にシカゴ・シアーズセンターアリーナにて開催された、Codyとヤングバックスによる自主興行『ALL IN』。同大会には新日本プロレスからもIWGPヘビー級王者のケニー・オメガらバレットクラブELITEのメンバーをはじめ、オカダ・カズチカ、飯伏幸太、そしてレイ・ミステリオ・Jr.らが参戦。1万枚のチケットが早々にソールドアウトになるなど、話題になっていた。 CodyはNWA世界ヘビー級王者のニック・アルディスに挑戦。流血してピンチに陥ったが、最後はうまく丸め込み第131代王者に輝いた。現在のNWA世界ヘビー級王座は、世界最高峰と呼ばれていた頃とは違いローカルタイトルレベルの別モノになってしまったが、歴史は継承されている。Codyの実父であるダスティ・ローデスは同王座が世界最高峰と言われていた時代に2度王者に就き(第61代、第69代)、今回Codyが戴冠したことで、親子での戴冠となった。現在のベルトは、デザインもダスティが巻いていた頃と同じもの(レイスベルト)になっているので、32年ぶりにローデス家にベルトが戻ってきたということになる。 数年前までは日本でも天山広吉、小島聡ら第3世代が挑戦し、ベルト奪取に成功していたNWA世界ヘビー級王座だが、再び日本で防衛戦が行われることはあるのだろうか?新日本プロレスは日本時間の10月1日に、ロサンゼルスのロングビーチ、WALTER PYRAMIDで『FIGHTING SPIRIT UNLEASHED』を開催する予定。ここでCodyはジュース・ロビンソンのIWGP USヘビー級王座に、NWA世界ヘビー級王者として挑戦する。 ベルトの乱立は好ましいことではないが、レスラーとしてのステータスが高いCodyが王座を奪還したことは良いことだ。NWA世界ヘビー級王座が再び輝きを取り戻すのならいいだろう。棚橋弘至の「プロレスはつながってますからね」という言葉通り、また面白い新たな展開が見られるかもしれない。【どら増田のプロレス・格闘技aID vol.22】
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スポーツ 2018年09月09日 17時20分
池江璃花子に浮上する日大進学後の海外“逃避”案
競泳女子の有力選手、池江璃花子(18)の進路先で新たな選択肢が浮上。海外留学、もしくはアメリカなどのスポーツクラブを拠点とする海外生活案だ。 東京五輪の主役となる逸材だけに、2020年までのすごし方が重視される。そんな金メダル候補を預かるのは日本大学のはずだったが、アメフト部のタックル事件に端を発し、経営陣の隠蔽体質やチア部の陰湿なイジメなどが発覚。一時は、入学辞退の話まで出ていた。 「新しい専属コーチの三木二郎氏も日大卒ですが、池江の家族は日大への進学を心配しているとも聞いています。推薦入学の書類にサインしたあとに一連の事件が発覚したらしいのですが、日大が絶対とは言い切れない状況です」(体協詰め記者) そこで真剣に検討されているのが海外留学だという。 海外のトップ選手は米国の大学やアメリカ国内のスポーツクラブに在籍し、同地を拠点に練習するケースも多い。かつて北島康介が南カリフォルニア大学を練習拠点とし、今回のアジア大会に出場した入江陵介もカリフォルニア州のスポーツクラブで練習している。 「日大に進学しても、すぐに留学、あるいは早々に休学してアメリカを練習拠点とする、あるいは他大学への進学のイザコザを避け海外の大学に進むなど、日大から逃れる“エスケープ案”が周辺では検討されている。三木氏もイギリスの水泳連盟に留学した経験があり、海外留学の善し悪しを知っているので、的確なアドバイスができそう」(同) 「国内敵ナシ」の現状を考えると、留学先で強豪選手と競い合うほうがプラスになるかもしれない。池江が決断すれば、他競技の有望高校生も追随し、またも日大は大騒動に?
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スポーツ 2018年09月08日 19時00分
稀勢の里 夏巡業は手抜きなしの猛稽古 進退懸ける秋場所の前評判
秋場所がいよいよ9月9日、東京・両国国技館で始まる。先場所の覇者、御嶽海(25)の大関取りなど、見どころは多いが、注目はやはり稀勢の里(32)だ。 横綱になってちょうど10場所目。これまでの9場所でフル出場したのは、ドラマチックな逆転優勝した最初の1場所(昨年春場所)だけ。その後の8場所はいずれも全休か途中休場で、横綱の史上最悪記録だ。このため、3場所連続となる全休を表明した先場所前、稀勢の里は、「覚悟はある」と、この秋場所に進退を懸けることを明らかにしていた。いよいよ、これ以上は逃れられない瀬戸際まで追い込まれたのだ。 そのため、7月末からおよそ1カ月に渡って行われた北陸、東北、北海道などを巡る夏巡業では必死のひと言。初日から参加し、ちょっとした旅行気分の力士たちを尻目に懸命に体を動かし続けた。この夏巡業で流した汗の量は、上位陣では間違いなく一番多かった。 もっとも、ほかの力士があまりにもひどかったとも言える。なにしろ直近の2場所を連続休場している白鵬は、ひざの不調を訴えて途中でリタイアするなど、ただの1日も土俵にあがって稽古することはなかった。 先場所、右足の親指を痛めて途中休場し、今度はかど番の大関栃ノ心も、途中から巡業に合流。だが、まだ回復途上で、8月26日の番付発表後にやっと稽古を再開したばかり。連覇がかかる御嶽海も、稽古場では相変わらずチャランポラン。8月末の稽古総見でも1勝13敗と大敗。番付発表会見で、そんな稽古で大関取りは大丈夫かという質問に、御嶽海は澄まし顔でこう答えている。 「稽古した者が上位に上がる、という説を覆したい。(オレは)自分流でここまできた。いけるところまでいって、いけなかったらそれもまた一つの人生です」 つまり、上位陣で稀勢の里がもっとも地道に努力したのだ。 気掛かりだった気力も確実に戻ってきている。稽古総見でも、豪栄道に顔を張られると、猛然と反撃。最後は力強く突き出し、こういってニッコリした。「久々に、ああいう相撲が取れてよかった」 唯一の心配は、序盤をいかにうまく滑り出すかだけだ。このところ、上位陣の不調が目立ち、その間隙を巧みに突いた力士が優勝するパターンが続いている。 稀勢の里も、ひょっとするとひょっとするかも…。
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
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2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
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2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分