スポーツ
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スポーツ 2018年08月28日 17時30分
貴ノ岩、“暴行騒動”を乗り越え幕内復帰! 「貴乃花親方が元気になるような相撲を」喜びの声殺到
日本相撲協会が27日に発表した、大相撲9月場所の新番付。十両から幕内に昇進した3名の力士の中には、貴乃花部屋に所属する貴ノ岩の名前も含まれていた。 2016年初場所以降、11場所連続で幕内に在位し続けていた貴ノ岩。しかし、昨年10月の秋巡業中に起こった元横綱日馬富士の暴行騒動の影響により、2017年11月場所と今年の1月場所は無念の全休。3月場所の番付発表時点では、西十両12枚目までその地位は降下していた。 世間に波紋を広げた騒動で肉体的・精神的ダメージを負ったことにより、今後の土俵人生を危惧する声も少なくなかった貴ノ岩。ただ、モンゴル出身の28歳は3月場所(8勝7敗)、5月場所(11勝4敗)と2場所連続で白星を先行。困難に屈することなく、幕内復帰へ着実に歩みを進めていた。 そして、西十両3枚目で迎えた先の7月場所において、貴ノ岩は13勝2敗と3場所連続で勝ち越しを決める。さらに、同じく13勝2敗の成績を残していた隆の勝との優勝決定戦を制し、2013年初場所以来2度目となる十両優勝も手中に収めた。このような好成績を残したことを考えると、今回の再入幕もある意味必然であったといえるだろう。 昨年の9月場所から1年、紆余曲折の末再び幕内に戻ってきた貴ノ岩。今回の番付発表を受け、ネット上には「幕内復帰おめでとう!」、「色々あったけどよくぞ戻って来た」、「さらに上を目指して頑張ってほしい」といった喜びの声が数多く寄せられている。 また、中には「親方が元気になるような相撲を取ってほしい」といった旨のコメントもいくつか見受けられている。貴ノ岩が充実した相撲を取ることができれば、夏巡業中に救急搬送されるアクシデントに見舞われた貴乃花親方にとっては何よりの薬となるだろう。 来月9日に初日を迎える9月場所。横綱稀勢の里の行く末や関脇御嶽海の大関取りに注目が集まっているが、不屈の闘志でカムバックを果たした貴ノ岩の15日間からも目が離せないところだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月28日 17時15分
オリックスがキャンプ地の宮崎で初の主催試合開催!
オリックス・バファローズが28日、球団初となる宮崎での公式戦をKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で、北海道日本ハムファイターズを相手に開催する。 延岡市出身の福良淳一監督、串間市出身の西村徳文ヘッドコーチ、そして都城高校出身(出身地は岡山)の“オリの神童”山本由伸にとっては凱旋試合となり、由伸はシーズン前に「宮崎で公式戦が行われるのは楽しみですね。その時に一軍にいられるように頑張ります」と話していたが、リーグトップのホールド数と新人王最有力候補という、プロ2年目としてこの上ない実績を手土産に胸を張って凱旋試合を迎えることができた。 オリックスは2015年に春のキャンプ地を宮古島から宮崎市の清武に移行し、2016年からは2軍も清武に移行したことにより、春季キャンプの1本化に成功。清武総合運動公園をバファローズタウンとし、年々動員数も増加している。京セラドーム大阪で開催する公式戦でも『宮崎DAY』を毎年開催していたが、昨年オフに宮崎での公式戦開催が決まると、宮崎では大プロモーションを行い、今年2月の春季キャンプに合わせて大量のポスターを作成。ラッピングバスにも『オリックス初の宮崎主催試合開催』の文字がデカデカと掲載されていた。 シーズン中も宮崎マンゴーを由伸がアピールするなど、大阪など他府県からの遠征対策も着々と行われており、宮崎市は今回の主催試合が、秋のフェニックスリーグや、来年の春季キャンプの動員に繋がればとの思いも強い。今回試合が行われるのは、キャンプでは巨人が使用しているナイター設備も万全なKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎。28日のみの開催だったため、天気が心配されたが、きょうの宮崎は晴天で関係者の唯一の心配事項は取り除かれた。 7ゲーム差をつけられている3位の日本ハムとの宮崎決戦は、後がないオリックスにとって負けられない闘いだ。今大会の実現に尽力した人たちに報いるためにも勝利を届けたいところだ。 予告先発は、オリックスが東明大貴、日本ハムはロドリゲスが発表され、18時30分試合開始予定となっている。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年08月28日 17時10分
本田圭佑のカンボジア代表GM就任の陰で“世代交代”にほくそ笑む協会
今回、移籍を受け入れたということは、残り少ない現役生活を楽しもうとしているのではないか。日本代表でのキャリアに終止符を打った本田圭佑(32)が、オーストラリア一部リーグのメルボルン・ビクトリーと契約し、8月15日に入団会見を行った。カンボジア代表チームのGMにも就任したが、このプレーヤー兼フロント業の“二刀流”は、東京五輪にも影響を与えそうだ。 「引退も視野に入れていたようですが、考えを改めたようです。欧州リーグ時代、出場機会を増やすために周囲は移籍を勧めましたが、レベルを落とすことをもの凄く嫌っていた。しかし、メルボルン・Vは強いチームではなく、リーグ全体のレベルも高くない」(専門誌記者) 本田は二刀流の選択を日本サッカー協会の田嶋幸三会長に事前報告していたという。「田嶋会長は背中を押してくれたそうですが、本田が訪ねたのには理由があった。要するに、東京五輪に出たいんですよ。香川真司、岡崎慎司、長友佑都らもオーバーエイジ枠での出場を狙っています」(同) 本田は“カンボジア代表のGM業を行うことでOA枠の対象から外れることはないか”と確認したという。田嶋会長は断言こそしなかったが、本田を安心させたそうだ。もっとも、「影響が出る」と言われてもカンボジア代表の話は断らなかったと見る声も多いが、後日、田嶋会長は「日本とカンボジアは戦う可能性もある」と、他の協会幹部に言い直している。 「本田は実質的なカンボジア代表の監督でもあるため、つまりはこれでOA枠入りは完全に消滅したということ。その余波で、本田だけでなく香川たちもOA枠に選ばれる可能性も極めて低くなりました。田嶋会長は'22年のW杯を念頭に、東京五輪では一気に世代交代を進める。本田のフロント業は、その大義名分にも使われそうなのです」(関係者) 6月のW杯は平均年齢の高い選手構成だったが、代表監督の直前交代なども影響してのこと。世代交代を急ぐ田嶋会長の選択は、結果的にベテラン勢の本田への怒りを生むかもしれない。 “選手”と“監督”本田は2つのこの異なる仕事をどのようにこなしていくのか。カンボジア代表の実質的な監督として指揮を執る初戦は、9月10日にカンボジアのホームで行われるマレーシア戦と予想されている。 いずれにしても、若返りを狙う協会にとっては願ったりかなったりというところだろう。
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スポーツ 2018年08月28日 10時30分
元女子プロレスラー亜利弥'さんの訃報、“ジャガー横田の夫”木下博勝教授が惜しむ
吉本女子プロレスJd'や、大日本プロレスをはじめ、晩年はフリーランスの女子プロレスラーとして、プロレスのみならず格闘技の世界でも活動していた元女子プロレスラーの亜利弥'さん(本名 小山亜矢)が、27日午前5時25分に亡くなったと、プロレスリング・ゼロワンが公式ホームページで明らかにした。 亜利弥'さんは、2016年に開催した自身のデビュー20周年記念興行の発表記者会見で、「乳がんのステージⅣで余命宣告をされている」と告白。昨年の4月、20周年記念興行の試合後に「もう一度リングに立つ」とファンと交わした約束を守るべく、引退記念興行を開催。既にがんは骨に転移をしており、受け身を取れば「骨折する可能性が高い」というリスクの中、見事に闘い抜き引退試合を締めてみせた。 引退後は、Jd'時代の同期だった小杉夕子さんや、阿部幸江さんと食事を楽しむ姿がSNSにアップされるなど、容態は安定しているものと思われていたが、突然の訃報にレスラー仲間や関係者からは故人を悼む声が続出している。 同じ和歌山県出身の同郷で、同い年ということもあり、最期まで親交があったゼロワンの田中将斗は「同級生の元女子レスラーの亜利弥'がお亡くなりになった。昨日試合終わりで駆けつける事ができ、話しかける言葉に意識もない状態ながら、手が少し動いたのはわかってくれたのか?今日最後にお別れしてきたけど、頑張り戦い続けた小山は強かった。ありがとう。ご冥福をお祈りいたします」とSNSで哀悼のツイート。他にも葛西純、里村明衣子をはじめ亜利弥'さんの死を悔やむ声は絶えない。 そんな中、亜利弥'さんの師匠であるジャガー横田の夫、木下博勝鎌倉女子大学教授はブログを更新し「亜利弥'がきっかけで、僕の今の家庭があります。亜利弥'には、感謝の気持ちしか有りません。僕の母は、亜利弥'に弟の嫁になってほしいとお願いした程、優しい、芯の強い人でした。乳ガンが発見された時も、こっそり相談されました。加療をすすめましたが、ついにこんな日が来るとは...」とジャガーとのキューピッド役を務めてくれた亜利弥'の死を悼んだ。 その他にもJd'時代の仲間たちに話を聞いたが、一様に「早すぎます」とショックを受けている様子で、言葉になっていなかった。 私自身も会場だけの付き合いではあったが、Jd'時代から親交を持たせていただいていた。どんなにブランクが空いても顔を合わせれば常に笑顔というのが、亜利弥'さんに対しての印象だった。最後に会ったのは昨年の引退試合前のこと。「絶対に頑張るんだよ」と声を掛けたら、笑顔で「ありがとうございます」と返してくれました。 天国でも持ち前の笑顔で、今度はトップのベルトを巻いてもらいたいですね。 亜利弥'さんお疲れさまでした。 ご冥福をお祈りいたします。文・どら増田
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スポーツ 2018年08月28日 06時45分
フィギュアスケートの記録リセット プロ野球に導入する選択肢は?
国際スケート連盟(ISU)が今季からフィギュアスケートに新ルールを導入し、羽生結弦の記録は永遠に残されることになる――。複数メディアによって伝えられているこの一報を、目にしたという人も多いことだろう。 2017年オータムクラシックでのSP「112.72点」、2017年世界選手権でのフリー「223.20点」、そして、2015年GPファイナルでの総得点「330.43点」と、3つの歴代世界最高得点を保持していた羽生。これら全てを永遠のものとし、今季からまた新しく記録達成の瞬間をファンに提供する新ルールの施行を、個人的には面白いものであると感じている。 一方で、このような“得点リセット”を、他のスポーツに当てはめてみるのはどうかという思いも抱いた。そして、その対象となる競技として、真っ先に頭に浮かんだのがプロ野球だ。 約80年の歴史を誇る球界には、現在では新記録の樹立が非常に難しい“アンタッチャブルレコード”となっているシーズン記録が複数存在する。特に、稲尾和久(元西鉄)とヴィクトル・スタルヒン(当時巨人)の「42勝」、江夏豊(当時阪神)の「401奪三振」、福本豊(元阪急)の「106盗塁」は、クイック投法・投手分業制が浸透している現代野球では、まず更新は不可能だろう。 だが、記録リセットを敢行すれば、こうした分野でも新記録達成の瞬間を目にすることが可能となる。2013年9月15日(対阪神戦)に、ウラディミール・バレンティン(ヤクルト)がこれまでの記録を破る「56号」のホームランを放った時のような歓喜や興奮を、再び味わうことができるというのは悪い話では無いだろう。 また、リセットされた従来の記録については、冒頭の羽生の得点と同じく“歴史的記録”として扱えばいい。こうすれば、先人が残した偉業を無下にすることなく、永遠に後世に伝えることができるようになる。 1989年から続いてきた平成もいよいよ終わりの時が訪れ、来年からは新元号を迎えることになっている。なんだかキリのいいこのタイミングで、記録も心機一転というのはどうだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月28日 06時15分
ゲレーロ復帰でも喜べない高橋監督のホンネは?
”お騒がせ外国人選手”ゲレーロがスタメンに帰って来た。一軍登録された8月26日の阪神戦で「6番・左翼」でスタメン出場し、3打席目に結果を出した。左翼席中段まで運ばれた大飛球に観客もどよめいていたが、高橋由伸監督(43)の表情は複雑だった。「ゲレーロは17日の中日3連戦から一軍に帯同していました。ここ数日、高橋監督はベテランの阿部を復帰させ、一塁を守っていた岡本にレフトを守らせるなど攻撃重視のスタメンを組んできました。得点力アップを目指すなら、ゲレーロの復帰も時間の問題と目されていました」(スポーツ紙記者) 高橋監督の表情が晴れない理由は、いくつかある。同日の試合を落としたのはもちろんだが、本当はゲレーロを使いたくなかったのではないだろうか。 ゲレーロが登録を抹消されたのは、6月15日。打撃不振と体調不良によるものだが、その後、高橋監督との面談をキャンセルするなど”反抗的な態度”も重なり、一時は「もう、用済み」なんて声も出ていた。「16年シーズン、手抜きプレーや練習怠慢で一喝したクルーズは、そのまま干されてしまいました。高橋監督はそういう反抗的な態度を許しませんから」(プロ野球解説者) ゲレーロもクルーズと同じ道を辿ることになると思われていた。 高橋監督が懐の深さを見せたわけでもなければ、ゲレーロが猛省したとの話しも出ていない。二軍での打撃成績も芳しいものではなかった。それでもスタメンに復帰させたのは、高橋監督が根負けしたからのようだ。「二軍首脳陣からも『苦情』が寄せられていました。いつまでも二軍に置いておかれると、他選手の出場機会がなくなるし、不真面目な態度は若手に悪影響だ、と」(球界関係者) しばらくは聞き流していたそうだが、高橋監督はゲレーロの一軍帯同を許可。しばらくの間、様子を見て一軍登録に至ったわけだ。「一軍スタッフも言葉を変え、高橋監督に進言していました。このまま放っておけば、本当に腐ってしまう、と」(前出・同) 集中力が持続しない気まぐれな性格も分かったうえでの獲得だったのだが…。 アダメス、メルセデス、マルティネスといった育成登録の外国人選手が奮闘し、一時期は戦力外状態だった。マルティネスに一軍デビュー当時の勢いがなくなったため、入れ代わって一軍登録されたのだが、一軍帯同後の全体練習でも”手抜き”が続いていたら、本当に高橋監督は許さなかっただろう。「試合後、ゲレーロは上機嫌でした。ホームランのことを聞かれ、ロッカールームのとなりが誰だったか忘れたとか、いろいろと喋ってくれましたよ」(前出・スポーツ紙記者) お固い高橋監督は、そういう態度にもムカッと来ているようだ。しかし、一発が出たことでゲレーロの気まぐれがプラスの方向に向かったのは事実である。広島追撃はともかく、クライマックスシリーズを戦ううえで大きな戦力となるのは間違いない。「ゲレーロがノーヒットで終わる日も出てくるでしょう。そのとき、高橋監督は我慢して翌日の試合も使うのか、それとも、スタメンから外すのか…。反抗的な態度に逆戻りしないよう、配慮しなければなりません」(前出・プロ野球解説者) 指揮官に気を遣わせる選手。高橋監督は面白くないだろう。ゲレーロと巨人が交わした契約年数は2年である。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年08月28日 06時00分
阪神お家騒動ジャストナウ ポスト金本に落合博満が参戦した!
首位広島から10ゲーム以上も引き離されたトラで、毎度お馴染みの「お家騒動」が始まろうとしている。焦点は金本知憲監督(50)の去就問題で、後任を巡り「第4の男」が浮上してきた。“オレ流”こと元中日監督の落合博満氏(64)だ。「金本監督を続投させる方向ではいるんですが…。問題なのは、まずクライマックスシリーズ(以下=CS)に進出できるかどうか。次にCSの内容、結果次第でしょうね」(球界関係者) 阪神は8月17日、敵地で迎えたヤクルト3連戦の初戦を落とした。この敗戦は、今季の金本阪神を象徴するような一戦だった。 2ケタ安打を放っていながら、得点はわずか2。「あと1本」が出ない拙攻に金本監督は眉間の皺を深め、ムッとした表情をグラウンドに向けたまま。先発の秋山拓巳は6月7日以降、勝ち星から遠ざかっており、これで9敗目(5勝)。球場から引き上げる阪神ナインは下を向き、ファンの罵声に聞こえないフリで通した。 はっきり言って、暗い。ファンも今季の逆転優勝が厳しいことは分かっている。「金本采配に対するファンの厳しい声は、本人にも届いています。覚悟して監督を引き受けたわけですから、平気なはずがありません」(在阪記者) 阪神は'05年以降、優勝から遠ざかっている。金本監督は所信表明で「生え抜きの大砲を育てる」と、若手育成を語ったが、目星を付けていた若手は2年続けて活躍できずに苦しんでいる。「阪神二軍が絶好調なんです。ウエスタンリーグ首位、チーム防御率は2・95でリーグトップ(8月18日現在、以下同)。特筆すべきは盗塁数です。96試合を消化した時点で138個。記録になると思う」(同) その影響だろう。矢野燿大二軍監督(49)への注目度が高まり、「ポスト金本」の最有力候補とも言われるようになった。「坂井信也オーナーがお忍びで二軍戦を視察しました。4月19日、オーナーは午前11時すぎに『今から行く』と突然言い出し、二軍戦の行われている鳴尾浜球場(兵庫県西宮市)にハイヤーを向かわせたのです。本社から連絡して、二軍スタッフが出迎えました」(関係者) この時点で、阪神二軍は「25試合で42盗塁」という機動力をすでに発揮していた。肝心の一軍は間逆。ゴールデンウイーク期間、金本監督が急に機動力を使い始めたのはその影響と言われる。もっとも、走る野球は継続できなかったが…。「関西のスポーツ新聞が矢野二軍監督のインタビューを掲載しました。これは、多忙で矢野二軍監督と話ができないオーナーに代わって記者が質問し、球団経営陣もそれを読んだ、というもの」(前出・球界関係者) 長いスパンとなると、阪神の描くビジョンは「将来は鳥谷政権」だ。しかし、優勝からこれ以上遠ざかるなら、何年か先に金本監督から鳥谷敬へ禅譲など、悠長なことは言っていられない。'05年、最後の優勝に導いた岡田彰布氏(60)の再登板も検討されたが、「待ったなし」として、落合氏の名前が出てきたのだ。「メディアでの露出度も増え、辛口の批評を展開しています。阪神に関する指摘も的確で、『藤浪晋太郎を復活させられるのは落合さんだけ』と言う関係者もいるくらい」(ベテラン記者) 落合氏は「二軍に落としてはいけない選手もいる」と独自の理論を展開。藤浪の不振は「精神面ではなく、技術だ」と、金本体制とは正反対の見方もしていた。「ピッチャープレートの三塁側に立たせ、右打者の外角低めに投げる技術を習得させるべき」と言う。「落合氏の優れた野球論、眼力は中日指揮官時代に証明済みです。落合氏の阪神分析が優れているという話は、どうも、矢野二軍監督から出たみたい」(前出・ベテラン記者) 中日監督を退いた'11年オフ、矢野二軍監督と落合氏はテレビ番組の企画で「阪神改革論」を打ち明け合った。当時、解説者だった矢野二軍監督が注目したのは「鳥谷の起用法」で、三塁・鳥谷、遊撃・大和(現DeNA)のコンバートを進言していた。大和の潜在能力を見抜いていたのだ。「'11年オフ、奇しくも阪神も新監督を迎えています。14年ぶりの生え抜き指揮官となった和田豊氏ですが、シーズン半ばに『続投ナシ』を中日から通達された落合氏には、自ら阪神に売り込んでいたとの情報もありました」(関係者) その真相はともかく、落合氏のチーム分析力と再建能力は衰えていないようだ。「オーナーが信頼する矢野二軍監督も一目置いているので、落合氏に再建を託すこともある」(同) 虎ファンは外様には厳しいが、優勝には飢えている。雨の影響で長期ロード明けにも連戦が続くだけに、金本監督から進退の相談を持ちかけてくる可能性もある。 トラのオフはまたまた大混乱となりそうだ。
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スポーツ 2018年08月27日 21時15分
高田統括本部長「トーナメントが吹っ飛んだ!」那須川天心対堀口恭司9.30電撃決定!
総合格闘技イベントRIZINは24日、都内のホテルで『重大発表』と予告した記者会見を行い、9月30日にさいたまスーパーアリーナで開催する『RIZIN.13』の対戦カードを発表。その中の目玉カードとして、“神童”那須川天心と“RIZINバンタム級トーナメント優勝者”堀口恭司のドリームマッチを行うことを映像で発表した。 堀口は今年5月のマリンメッセ福岡大会の試合後に、「キックルールでもいいからやろうよ」と天心にラブコールを送っており、天心も「やりたい選手」と、これを受け止めていた。RIZINは9月大会と大晦日の2大会で『RIZINキックトーナメント』を行う予定。両選手ともこのトーナメントにエントリーし、大晦日の決勝の舞台で対決するのでは?と思われていたのだが…。 高田延彦統括本部長は「どこでどんな負傷があるかわからないし、これが最初で最後になるかもしれない。お互いが最高な状態、フレッシュな状態で見たいと。そんな時に堀口くんから『トーナメントじゃなくていいんじゃないですか、僕は那須川くんとやりますよ』という言葉がありました。それを那須川サイドも快諾してくれて、トーナメントが吹っ飛んだんです」と今回のドリームマッチ実現の経緯を説明した。なお、キックトーナメントは大晦日の大会で開催するとのこと。 ルールについてはキックルールにする方向で、これから詳細を詰めていくようだ。榊原信行実行委員長は「これは立ち技の異種格闘技戦。堀口恭司選手はMMAファイターとして、那須川天心選手はキックボクサーとして闘う。いずれにしてもキックルールをベースに両陣営と話し合いたいと思います。これまでにもルールについては、いろいろありましたから。その経験を生かして、落としどころを見つけたいと思います。2人が真っ向勝負でできる環境を作れたら」と妥協点を見出していく姿勢を明らかにしている。 堀口サイドは「15分1本勝負」と提案している。試合形式は堀口のフィールドであるMMA寄りになる可能性が高いのではないだろうか。天心はいつものように「どんなルールでもOK」というスタンス。「強い選手と闘ってKOで勝つ」という天心の信条にブレはない。 両選手は“世紀の一戦”について「一つのミスが勝敗に関わる」とミスが命取りになると警戒している。お互いに秒殺ファイターであるだけに、一瞬たりとも見逃せない一戦になるのは間違いない。 今大会では「早くても大晦日」と言われていたミルコ・クロコップの復帰戦も決定。さらにまだ発表されていないが、元大相撲の大砂嵐がボブ・サップと対戦することも有力視されている。元K-1王者で、天心の首を狙っている大雅の参戦も決定。原口健飛とキックルールで対戦する。この試合は天心対堀口とともに「大晦日に開催するキックトーナメントの査定試合」となっている。榊原実行委員長は「われわれだけではなくファンのハートをどう射止めるかという査定になれば」と期待を込めている。 「『今年が勝負の年』だとみなさんにもお伝えしてきました。この3年間の歩み、RIZINで作り上げてきたものを感じられる大会にしたい。テーマは『温故知新』。これまでの歴史にリスペクトを払い、この3年間を未来につなげる大会にしたい。命がけで、全力でやります。日本の格闘技の素晴らしさを日本中に届けたいですし、それは世界にも届けていければと思っています」 われわれマスコミに対し、事前に『重大発表』と伝えていた今回の会見。カードを発表した高田統括本部長に続いてあいさつした榊原実行委員長の表情はいつにも増して硬かった。 榊原実行委員長は前回の会見で地上波の視聴率に危機感を抱いていることを明らかにしていた。今大会のラインナップを見ると、現時点でRIZINが提供できる限り最高のカードを惜しみなく出し切ってきたと言ってもいい。この本気度が高視聴率につながることを願うばかりだ。逆にこのカードで数字が取れないとなると、大晦日から来年以降の地上波との関係に影響が出てくる可能性もあるだろう。 今こそメイド・イン・ジャパンの格闘技の底力を見せつけてもらいたい。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年08月27日 17時45分
【DeNA】神宮の魔物に飲み込まれ最下位転落…いまこそ“熱く立ち上がれ“
☆ジャイアンツに連勝後の神宮 ここまで6勝10敗と負け越している、苦手スワローズとの3連戦。しかし、ベイスターズは前カードのジャイアンツ戦で勝ち越し、やっとエンジンがかかってきた状態で敵地神宮に乗り込んだ。特に、主砲筒香嘉智がホームラン量産体制に入っており、ラミレス監督も「我々の知っている筒香が帰ってきた」と自信のコメントを口にするなど、CSに向けてなんとしても勝ち越したい三連戦だった。☆悔しい負け越し 金曜日の初戦、中5日で浜口遥大が先発。初回に先取点をプレゼントされるも、その裏山田哲人に被弾され同点に。しかし、2回に柴田、ソト、ロペスのタイムリーで4点をもぎ取り優位に立つと、浜口も気合いの入ったピッチングを披露。5回で安打8を許すものの、失点2で収めた。その後は三嶋、パットンのベイスターズ自慢のリリーフ陣が繋ぎ、最後は横浜スタジアム以外では無失点のストッパー山崎康晃が良く締め、6-3の快勝。大事な初戦をものにし3連勝を飾った。 土曜日は"ハマの二刀流"ジョー・ウィーランドが先発。2回に桑原のタイムリーで先制し、前回の勢いに乗りたいウィーランドだったが、その裏"ヤクルトの二刀流"カラシティに逆転打を許すと、青木にもタイムリーを浴び4失点。3回にも3点を追加され、劣勢の中、4回筒香のソロとウィーランドが犠牲フライを上げ、4点差に追い上げる。その後、ヤクルトは2本の犠牲フライ、横浜は佐野のスリーランで得点をあげ3点差で迎えた最終回、いきなり代わり鼻の石山を筒香が捕らえホームラン。その勢いで宮崎、楠本が連打で続くと、レフトスタンドのベイスターズファンは逆転を信じるテーマ「ライジング」の大合唱で後押しするも、後続を断たれ7-9で敗戦。前日の勢いに乗る事が出来ず、後味の悪い敗戦を喫してしまった。 日曜日は前回4回途中回7失点と、カープ相手に炎上してしまった今永が、雪辱を胸に先発。初回から大和、久々2番起用の宮崎、ロペスの3連打の速攻で2点を奪う。しかし、今永はこの日も初回から安定せず、味方のエラーも絡んですぐに追いつかれる。3回にはバレンティンに、バックスクリーンの"焼きそば屋越え"の2ランを浴び、4回⅓で降板。被安打4フォアボール4、5失点の内容で、今回も結果を残せなかった。打線は5回に宮崎のレフトスタンドへのホームラン以降は、ヤクルトのリリーフ陣に押さえ込まれ万事休す。3-7で厳しい敗戦を喫した。☆指揮官も苦言 CS進出に向け負けられない戦いが続くベイスターズ。3戦目の試合後には「初回の宮崎のエラーが痛かった。筒香のフライも取れる打球」と、エラーを犯した2選手に向けて、めったに選手を責める事のないラミレス監督から、名指しで苦言が飛び出した。思わず飛び出した言葉なのか、叱咤激励なのかーーー指揮官の胸のうちは量ることは出来ないが、悪い方向に向かわない事を願う。 3位までは5ゲーム差。厳しい状況は変わりない。2戦目の最終回、レフトスタンドをいっぱいに埋めたファンから、逆襲のテーマ「ライジング」が、大ボリュームで繰り返された。この歌詞のようにファンは願っている。不器用で格好悪くても熱く立ち上がってくれることを。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2018年08月27日 17時15分
オリックス担当記者が分析、日本ハム戦“残り8試合”がCS進出逆転劇のポイントに!
CS進出を目指し、『ミッション・オクトーバー』を発信中のオリックスだが、ロッテとともに3位争いを繰り広げていたソフトバンクが、17日のオリックス戦から破竹の勢いで9連勝。3位争いを一気に抜け出し、日本ハムを2位の座から引きずり下ろし、首位の西武と5ゲーム差にまで迫った。福岡に行くと、「盆明けのホークスは弱い」という声を毎年のように耳にするが、今年はソフトバンクの真夏の快進撃によって、パ・リーグの順位争いの景色も一変した。▼8月21日〜26日 オリックス・バファローズ戦績【対東北楽天ゴールデンイーグルス 楽天生命パーク宮城】21日●岩本輝(先発はK-鈴木) 5-6 則本昂大○22日○山岡泰輔 3-1 古川侑利●【対千葉ロッテマリーンズ ZOZOマリンスタジアム】24日○ディクソン 3-1 二木康太●25日●増井浩俊(先発はローチ) 5-6x 内竜也○(先発はチェン・グァンユウ)26日○西勇輝 8-1 種市篤暉●※115試合52勝58敗5分け。パ・リーグ5位。首位の埼玉西武ライオンズと13ゲーム差、CS進出圏内の3位の日本ハムと7ゲーム差。残り28試合。 オリックスはパ・リーグの中で最も試合の消化が早いので、CS進出は極めて厳しい状況にあるが、各チームとの残り試合数と、ここまでの戦績を見てみたい。西武 5試合(6勝12敗2分け)ソフトバンク 7試合(7勝11敗)日本ハム 8試合(8勝9敗)ロッテ 2試合(13勝9敗1分け)楽天 6試合(7勝11敗1分け) このデータを見て、ひとつ希望として捉えることがあるとするなら、7ゲーム差の3位、日本ハムとの直接対決を8試合も残していることだ。今シーズンは戦績も拮抗しており、苦手意識はない。日本ハムの思わぬ陥落はCS進出を狙うオリックスにとって好材料である。今週は28日のサンマリンスタジアム宮崎、30日に京セラドーム大阪で日本ハムとの対戦が組まれているだけに、ここで連勝しゲーム差を縮めなければならない。 チームもここに来て、西勇輝、山岡泰輔、ディクソンに勝ち星がつきはじめ、中継ぎ陣の黒木優太、近藤大亮も戻ってきた。“オリの神童”山本由伸も150キロのカットボールを披露するなど、成長が止まらない状態。野手に関しては未だに首脳陣の苦悩が伝わって来るが、最近は足が速い小田裕也や福田周平の出塁率が上がって来ているだけに、足を絡めたプレーも多く見られるようになった。 泣いても笑っても残り28試合。CS進出の可能性がある限り、福良オリックス3年間…代行時代から含めれば4年間の集大成をぶつけてもらい、奇跡の9月を演出してもらいたい。そのためにも残り8試合の日本ハム戦は全試合取りに行く必要がある。取材・文・写真 / どら増田、垪和さえ
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全日本プロレス 中西学乱入。不敵なテロ予告に王者・武藤敬司は痛烈ダメ出し
2008年06月11日 15時00分
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全日本プロレス 諏訪魔が無我流生活の封印を宣言
2008年06月11日 15時00分
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ノア GHCヘビー級王者の森嶋猛が自然体での王座防衛を宣言
2008年06月11日 15時00分
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「松坂叩き」が始まる日は近い!?
2008年06月10日 15時00分
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全日本プロレス 諏訪魔は先が読めるようになった
2008年06月10日 15時00分
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ハッスル 7・6第2のインリン様登場か!?
2008年06月10日 15時00分
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スポーツ
戦極 三崎和雄がトリックへのリベンジを誓った
2008年06月10日 15時00分
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スポーツ
DREAM 青木真也が永田克彦を格下扱い
2008年06月10日 15時00分
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K-1 6・29福岡大会でダブルタイトルマッチ決定
2008年06月10日 15時00分
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スポーツ
戦極 完全復活!吉田VSホジャー急浮上
2008年06月09日 15時00分
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戦極 ライト級戦線に大物参戦の噂
2008年06月09日 15時00分
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スポーツ
戦極 藤田左フック被弾まさかのKO負け
2008年06月09日 15時00分
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スポーツ
戦極 三崎“不完全燃焼”
2008年06月09日 15時00分
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スポーツ
戦極 菊田が健在アピール
2008年06月09日 15時00分
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戦極 高橋壮絶KO負け
2008年06月09日 15時00分
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サッカー 中田英寿凱旋の思わぬ余波
2008年06月07日 15時00分
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戦極 吉田秀彦が4連敗危機!? モーリス・スミスが圧勝宣言
2008年06月07日 15時00分
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ゼロワンMAX 故橋本真也さんメモリアル興行で2大ビッグレスラー参戦か
2008年06月07日 15時00分
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DREAM 秋山成勲が7・21「DREAM.5」で初参戦。対戦相手はキムタク!? 織田裕二!?
2008年06月06日 15時00分