スポーツ
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スポーツ 2018年09月12日 18時30分
大坂なおみ「歓喜を奪ったブーイング」に米国の新聞が激怒!
テニスの全米オープン女子シングルスで初優勝を飾った大坂なおみ。4大大会のシングルスで日本選手が優勝するのは、男女を通じて初めての快挙だったが、試合中から観客の大きなブーイングを受けていた大坂は「少し悲しかった。全員が彼女に勝ってほしかったのは知っている。少し申し訳なく感じた。勝ったことは本当にうれしかったけど、同時に残念がっている人がたくさんいることも知っていた」などと語っていた。 このブーイングの原因は対戦相手のセリーナにあった。セリーナは去年9月に娘を出産し、今年3月、アメリカのカリフォルニア州で行われたツアー大会でおよそ1年2カ月ぶりにツアーに復帰。4大大会となる全仏オープンで4回戦進出、続く4大大会、ウィンブルドン選手権では準優勝を果たしており、復帰後の初優勝を望むセリーナファンが会場を埋め尽くしていたのだ。 観客が浴びせるブーイングに対し、セリーナは「この試合は大坂選手にとって記念になるものなので、ブーイングを向けるのはやめてもらいたい。大坂選手はすばらしい試合をしたので優勝の名誉にふさわしい」と述べたが、米タブロイド紙『ニューヨーク・ポスト』は「USオープンは恥を知るべき、これ以上にスポーツマンらしくない出来事があったか思い出すのに苦労する」と、セリーナとテニス協会と観客をぶった切り。「ナオミは勝つべくして勝った、この試合から何か盗まれたものがあったとしたら、それはナオミの歓喜の姿だ」と報じ、ブーイングと運営を一刀両断した。 この記事に対しては、《NYポストの記事、すごくいい。日本のメディアは大坂選手が勝ったことだけニュースにしてるけど、彼女が表彰台で流した涙が歓喜の涙だけだと思ってんのかね?》《ほんとう…こういうコメントができるから、アメリカはすごい国だと尊敬するわけで》 などと、賛同のコメントが多く寄せられた。 また、米大手放送局NBCの看板番組『トゥデー』に生出演した大坂の動画がユーチューブにアップされると、「ナオミは勝利者だ。称賛に値する。ナーバスになるところもすごくキュートなんだ」「あまりに美しく純粋だ」「この若き女性の謙虚さはアメージングだ。頑張って」 などと、大坂への称賛の声が上がった。 大坂は13日に帰国する予定だが、きっと満面の笑みを見せてくれるに違いない。
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スポーツ 2018年09月12日 17時45分
オリックス、神戸で自滅の惨敗に福良監督「申し訳ない」打線は33イニング連続無得点!
オリックス 0-7 埼玉西武(24回戦)※オリックス8勝14敗2分け▽11日 ほっともっとフィールド神戸 観衆18,455人 ついに負のスパイラルが止まらなくなってきた。 オリックスは今シーズン西武と最後の2試合を11日からほっと神戸で開催した。今月の1日、2日には京セラドーム大阪で西武に2連勝しているだけに、今回も初戦から首位イジメをしたかったが…。 オリックス先発は松葉貴大。松葉は3回、先頭の斉藤彰吾に四球で出塁を許すと、続く秋山翔吾に19号2ランを浴びて先制を許してしまう。5回には松葉の牽制に秋山が引っかかったものの、一塁手のT-岡田が二塁に悪送球。まさかの暴投に三塁がガラ空きになってしまい、秋山は三塁まで進塁。その直後、源田壮亮に投じた高めの球を外野に運ばれ犠牲フライで追加点を与え、松葉は5回を99球、5安打、3四球、3失点の内容で降板。三振は7つも取るなど好投した回もあっただけに、勿体ないピッチングになってしまった。降板後、「先頭にフォアボールを出して、直後にホームラン。前回登板と同じミスです。反省しなければいけません」と振り返っていたが、同じ神戸で行われた5日の東北楽天戦でも、先頭打者を四球で出塁させ、ホームランを打たれており、これには福良監督も「(松葉は)毎回一緒」と憤りを隠せなかった。 福岡でのソフトバンク2連戦で連続完封負けをしているオリックス打線に対して、西武は対オリックス5戦負けなしの多和田真三郎が先発。この多和田を相手に、宗佑磨、中島宏之、小田裕也が2安打ずつ放つなど、多和田から7安打、2四球と出塁する場面は作っていた。しかし、要所を締めるピッチングを前に得点に繋がらず、あっさり終わってしまうイニングも目立った。 6回から継投に入った投手陣だが、山川穂高、中村剛也といった右の大砲封じのために起用された比嘉幹貴が、連続ヒットを許す。今シーズンは2014年に火消し役として大活躍した時のようなキレが戻ってきていただけに、この結果は大誤算。ここで左の栗山巧を迎えたところで、ベンチは左腕の山田修義ではなく、近藤大亮をマウンドに送るが、栗山がT-岡田のトンネル(エラー)により、1点を追加されると、呉念庭、秋山にもタイムリーを打たれて、この回、西武打線に打者一巡の4失点を喫してしまう。7回からは澤田圭佑が2イニング、吉田一将が1イニングをパーフェクトピッチングで、西武打線の猛攻を止めたが、今のオリックスに7点差は重すぎた。 最終回、完封を意識したのか吉田正尚の四球、中島、小田の連続ヒットで、1死満塁のチャンスも、若月健矢が併殺打に打ち取られてゲームセット。オリックスは3試合連続完封負けをするとともに、33イニング連続無得点、借金は今シーズン最多の9にまで膨れ上がってしまった。3位の日本ハムとは10ゲーム差に広がり、5位の千葉ロッテとのゲーム差も0になるなど、勝率は昨年を上回っているが、Aクラスとの差は昨年と変わらなくなってきている。 “もうひとつの”本拠地、ほっと神戸での今シーズンの戦績も3勝7敗(誤審試合の1敗を含む)と、あと1試合を残し大きく負け越した現状に、指揮官は「守備のミスもあったり、こんなにたくさん入ってもらったのに申し訳ない」と肩を落とすしかなかった。今のチームがファンに見せるべき姿は、最後の意地を感じさせる試合であり、全力プレーである。「最後まで諦めなければ何が起こるかわからない。可能性が完全になくなるまでは諦めない」とチーム全体で掲げているだけに、これ以上の惨敗劇は避けたいところ。12日の今シーズン神戸ラストゲームは、チームもファンも最後に笑顔が見られるような試合をしてもらいたい。文・写真 / どら増田、垪和さえ
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スポーツ 2018年09月12日 17時15分
実に4年ぶり!9月場所出場の3横綱が初日から3日連続で“安泰”
11日に3日目の取組が行われた大相撲名古屋場所。初日から2連勝を飾っていた白鵬、鶴竜、稀勢の里の3横綱は共に白星を挙げ、その連勝を「3」に伸ばした。 この日3横綱の先陣を切った白鵬は、自身の土俵入りで太刀持ちを務める魁聖と対戦。立ち合いすぐに左の前みつを取ってペースを握ると、最後はがっぷり四つからの右下手投げで勝負あり。昨年11月場所以来となる優勝へ向け、確実に星を積み重ねている。 続いて土俵に上がった鶴竜は、7月場所4日目に土をつけられた勢と激突。先場所と同じく立ち合いから相手の圧力に引いてしまうものの、今回は左によけながらの突き落としで逆転。度々指摘されている“悪癖”が顔を出しつつも、白星までは手放さなかった。 結びの一番で登場した稀勢の里の相手は、初顔合わせとなる豊山。相手の突っ張りを凌ぎ左上手を引くも仕留めきれず、逆に土俵際まで追い詰められたが、この土壇場で飛び出たのは前日と同じ引き落とし。物言いの末、薄氷の3勝目をマークした。 全員が休場(白鵬、鶴竜は途中休場)した先場所から一転、今場所は初日から3日連続で“安泰”を継続している3横綱。残る取組は12番とまだまだ先は長いが、とりあえずは順調な滑り出しでスタートしたといっていいだろう。 3横綱全員が初日から3連勝を記録したのは、2014年9月場所の白鵬、日馬富士、鶴竜以来4年ぶりのこと。その後、白鵬は12日目まで、鶴竜は8日目まで連勝街道を走り続けたが、その一方で、日馬富士は4日目(対嘉風戦)にまさかの反則負けを喫すると、5日目からは「右目窩内壁骨折」により途中休場を余儀なくされている。 ちなみに、3横綱が初日から4連勝となると、千代の富士、北勝海、大乃国が最終的に「11」まで連勝数を伸ばした1989年3月場所以来、およそ29年ぶりの出来事となる。更新を期待するのはさすがに酷だが、この記録に近づけば近づくほど、今場所が更なる盛り上がりを見せることは間違いないだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年09月12日 17時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「長州力」生の感情を爆発させて飛躍した“革命戦士”
先頃、来年中の引退を宣言した長州力は「リングに上がるのが怖い、トレーニングがつらい」と、その理由を語った。“革命戦士”として一世を風靡。日本プロレス界の中心に立ち、さまざまなストーリーの主役を担ってきた昭和のビッグスターが、また1人リングを去ることになる。 ※ ※ ※ 高校時代の数々の実績から、長州力(本名・吉田光雄)はレスリングの名門・専修大学に特待生として入学した。 大学3年生でミュンヘン五輪に出場。4年になるとキャプテンを務めて、全日本選手権(1973年)のフリースタイルとグレコローマン100㎏級を同時に制覇している。 まさにアマレス界のスーパーエリートであり、大学を卒業すると鳴り物入りで新日本プロレスに入門する。 やはりミュンヘン五輪に出場し、先にプロレス界へ入ったジャンボ鶴田が全日本プロレスの次期エースと目されたように、長州もまた入団時から将来を嘱望されていた。 デビューから5年ほどで、当時、アントニオ猪木、坂口征二に次ぐ3番手という評価だったストロング小林から、シングル戦で勝利を収め、さらには坂口のパートナーとして北米タッグ王座を獲得するなど、着実に格上げしていった。 だが、この頃の新日では猪木の人気が飛び抜けており、2番手格の坂口ですら活躍の場は少なく、その次位とあってはさらに注目度は低い。 デビュー時からサソリ固めというオリジナルホールドはあったものの、無骨なルックスと時代錯誤のパンチパーマゆえか、30歳手前にして早くもファンからは“地味な中堅どころ”と見なされていた。 その一方でグングン人気を高めていたのが藤波辰巳(現・辰爾)だった。猪木とは異なるジュニアヘビー級というジャンルの先頭に立ち、スピーディーで華やかな闘い模様は多くのファンを魅了することになる。 この時期の長州は、猪木と藤波の影で完全に埋もれていた。'82年のメキシコ遠征においても、団体としては再浮上のきっかけづくりの思いもあったろうが、長州本人にはまったくその気がなく、メキシコでの最大の目的は“国際運転免許の取得”であったという。 同じ五輪代表の鶴田は、この時期にはすでにUNヘビー級王座を獲得しており、NWAやAWA王座にも挑戦するなど完全にメインイベンター格となっていた。また、新日の内部でも藤波がヘビー級への転向を宣言。WWFインターナショナルヘビー級王座を獲得するなど、着々と次期エースの座に近づいていた。 「2人に比べてくすぶっている自分に嫌気が差した長州は、この頃、本気で引退まで考えたそうです」(プロレス記者) 転機となったのはメキシコから帰国直後、タッグを組んだ藤波に対抗心をあらわにした、いわゆる“噛ませ犬事件”である。 「俺はおまえの噛ませ犬じゃない」というのは、長州の雑誌インタビューでの発言を拾った実況・古舘伊知郎によるいわば造語であったが、それが本音であったことには違いない。 「猪木が『辞める前に一度、自分の思うがままにやってみろ』と焚きつけたとも言われるこの一件。長州にしてみれば常々“アマレスエリートの俺が、練習生上がりの下でなんてなれるか”という意識を強く抱いていたのでしょう」(同)★名勝負か凡戦か己の気持ち次第 受け取りようによってはマンガやドラマの敵役のような高慢さにも映るが、これを境に長州人気は爆発することになる。「実況で“下剋上”と称されたことで、長州への判官びいきが生じた部分もありますが、それ以上に生の感情を爆発させたことがファンの心に響いたのではないでしょうか」(同) この“生の感情”というのが、実のところ長州最大の特徴であった。同じく感情をさらけ出すタイプの猪木や天龍源一郎は、それでもファンの目線を意識しているが、長州の場合はあくまでも自分の気の向くままに、己のスタイルを貫き通す。 前向きに挑んだときには、藤波との“名勝負数え唄”や一連の猪木に挑んだ闘い、UWFインターナショナルとの対抗戦のような名勝負を生み出すが、その一方で、トム・マギーとの異種格闘技戦やW−1での佐々木健介戦など、気の乗らない試合では思わぬ凡戦となったりもする。 そもそも長州は、プロレスならではの演出自体に興味がないとの評もある。「新日を退団してWJを旗揚げした際、フロント側は健介との師弟対決アングルを組もうとしたが、長州は『そんな必要ない』と一蹴しています。長州なりのプロレスを見せればファンは満足するという考えが、根本にあるんですね」(スポーツ紙記者) ハッスル出場時には、長州に“ハッスルポーズ”をさせることをアングルにしようとしたものの、東京スポーツ紙上で「そんなもんいつでもやりますよ」と、あっさり披露して関係者を激怒させたこともあった。 素のままの感情で素のままの試合をする。それでスター選手となったのは長州の才能ゆえなのか、それとも時代や周囲に恵まれた結果なのか…。判断の分かれるところであろう。長州力***************************************PROFILE●1951年12月3日、山口県出身。身長184㎝、体重120㎏。得意技/サソリ固め、リキラリアット、バックドロップ。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2018年09月12日 06時45分
ZOZOマリンに続いて甲子園も?ホームラン席新設にファン歓迎もピッチャーは悲鳴?
先日、千葉ロッテマリーンズが本拠地ZOZOマリンスタジアムを改修し、来シーズンから新たに座席を増設することを発表した。 今シーズン観客動員が好調なロッテが現在収容可能な3万0060人から746席増席するというもの。目玉はこれまで踏み入れることができなかったグラウンドレベルに隣接したサブマリン・シートと、外野席の前に設置されるホームランラグーンだ。サブマリン・シートはグラウンドを約1m掘って設置するため、今までのZOZOマリンには無かったグラウンドレベルの目線で観戦することが可能になり、座席にはテーブルが付く。 ちなみに、サブマリン・シートは最大で約6mグラウンドにせり出す予定だという。ホームランラグーンは外野席初のグラウンドにせり出した観客席を設置。最大で既存フェンスより4m前にフェンスが出る。観客席は選手と同じグラウンドの高さに位置し、まるで外野手になったかのような雰囲気で楽しめるという。さらに、ダグアウトの真後ろにダグアウトボックスも新設。これに伴い防球ネットの撤去、移動や、ダグアウト(1、3塁側チームベンチ)が現状の場所からグラウンド側に5mせり出すことも決定した。 プロ野球の球場では、90年代にドーム球場が新設されたことから球場の巨大化が進む傾向にあったが、近年では観客動員数の増加や、「より選手に近い目線で見たい」というファンの意見に応える形で、グラウンドレベルの客席を増設する球場が増えており、これがどの球場も大当たり。日本一見やすく天然芝が美しいと言われているほっともっとフィールド神戸のフィールドシートは好評で、関係者の話によると、「フィールドシートにファールボールが飛ぶ確率は低い」というデータもあるそうで、安全面も考慮されている。また、京セラドーム大阪の大商大シートは、高額であるにもかかわらず抽選で当たらなければ購入できないほどの人気席となっている。 2015年に福岡ソフトバンクホークスが外野席の前にホームランテラスを設置。これは1991年まで阪神甲子園球場に設置されていたラッキーゾーンと同じ発想で作られたもので、「野球はホームランが出たほうが面白い」という孫正義オーナーの意見が強く反映されたと言われている。このラッキーゾーンの中にテーブル席を設置することで、ファンも外野手と同じ目線で野球が楽しめるようになった。今回ZOZOマリンに新設されるホームランラグーンはヤフオクドームのホームランテラスに似たようなものになりそうだ。甲子園も91年シーズン以来のラッキーゾーンの復活と客席の増席を検討していることが一部スポーツ紙の報道で明らかになった。 グラウンドレベルの客席は、現在プロ野球チームが本拠地としている球場ではほとんど設置されており、ダグアウトをメジャーのスタジアムのようにグラウンドにせり出す球場も増えている。東京オリンピック開催に伴い大規模な客席増設を含めた球場の改修と増床工事を行っている横浜スタジアムも今シーズンからダグアウトがせり出した。こういったサービスはファンにとって喜ばしいことだが、選手にとってはどうだろうか? 「ファンの皆さんにとっては良いことだと思うし、それで楽しんでいただけるならいいサービスだと思いますが、ピッチャーにとっては間違いなく不利ですね」 各球団の投手陣にグラウンドレベルへの客席増設について話を聞くと、グラウンドレベルの客席増設には理解を示しつつも、ホームランやファールになる確率が高まるため、ピッチャーにとっては「不利」という声が多数を占めていた。ピッチャーにとっては被弾すれば給料に直結しかねない案件でもあることから、球団側もホームランテラスへの被弾に関しては一定の配慮をする必要があるのかもしれない。 ソフトバンクに続いてロッテが踏み切り、阪神が検討に入ったことで、外野エリアへの客席増設は他球場も追随する可能性がある。日本のベースボールスタジアムが新たな時代に突入しようとしているのは間違いなさそうだ。取材・文 / どら増田写真 / ©︎千葉ロッテマリーンズ
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スポーツ 2018年09月12日 06時15分
マウンドにペットボトルを放置し知らん顔 U-18韓国代表の非礼に怒りの声が噴出
10日に行われた野球・U18アジア選手権決勝で、優勝した韓国チームがマウンドにペットボトルを散乱させたまま、放置し退場。その「非礼」に怒りの声が上がっている。 問題のシーンは、韓国が決勝で台湾を下した直後に発生。韓国が最後の打者を打ち取り、優勝を決め、マウンド上で喜び合った際、控え選手が大量のペットボトルを持ち、輪の中へ。ペットボトルの中に入った水をまき、喜びを爆発させた。 優勝時に水をまくという行為もいかがなものかと思われるが、選手たちは水をまき終えるとペットボトルをマウンド付近にポイ捨て。そのまま何事もなかったかのように挨拶に向かい、自分たちで片付けようとせず放置した。 大会関係者が選手に片付けるよう忠告したが、通訳を介したためか伝わらなかったとのことで、結局、ペットボトルは日本人スタッフがすべて回収することに。マウンド上にペットボトルが散乱する光景は、異常そのものだった。 韓国チームは日本戦でも金足農・吉田投手からホームランを打った選手が自分を誇示するような「バット投げ」をしたほか、三盗を試みたランナーが三塁手のグローブを踏みつける非紳士的な行為をしている。 それだけに日本人ネットユーザーからは「非常識」「スポーツをする資格がない」「優勝資格を剥奪するべきだ」と怒りの声が上がった。また、韓国チームへの指導者に向けて「なぜ首脳陣が注意しないのか」「指導者が無能」との指摘も。一方で、「文化の違いだから仕方ない」「韓国にマナーを守れと言うほうが無理」という諦めの声もあった。 韓国チームはWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でも日本戦に勝利した際、マウンドに国旗を立てるなどの行為でイチローを激怒させたと言われているほか、2018年のサッカー・ワールドカップロシア大会でもファウルを連発したと一部で批判されている。 「スポーツマンシップ」という言葉は世界共通であり、スポーツにおいてルールを守ることは基本中の基本。ルール違反をしてまでも勝つというようなチームは、世界の舞台にふさわしくないと言わざるを得ない。 今後、万が一、人間としての最低限のマナーを守れない行為や、他国の人間を不愉快にするような行動をとったチームがあったなら、出場停止などの処分を検討するべきだろう。文・櫻井哲夫
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スポーツ 2018年09月11日 21時15分
新日本ケニー・オメガと石井智宏、5度目の対決はIWGP戦!オスプレイの動向も注目!
新日本プロレス『Road to DESTRUCTION』▽7、8日 東京・後楽園ホール 観衆 1,712人(7日)、1,715人(8日) ※両日ともに札止め 新日本プロレス9.15『DESTRUCTION in HIROSHIMA』広島サンプラザホール大会で行われるIWGPヘビー級選手権試合、ケニー・オメガ対石井智宏を前に今シリーズでは連日、前哨戦が繰り広げられている。 ケニーと石井はこれまで4度シングルで対戦しており、対戦成績は2勝2敗のイーブン。9.15ではIWGPヘビー級王座という最高峰のベルトを懸ける。今回、石井がタイトルに挑戦することになったのは、石井が『G1クライマックス28』で、全勝中だったケニーを大会ベストバウト級の試合で破ったことがきっかけだった。8.12日本武道館大会で6人タッグマッチで再び激突した際、石井はケニーに挑戦表明。ケニーは「G1で俺に一番ダメージを負わせたのはイシイ」と受諾したのだ。さらに「今度勝ったほうが地球上で一番強い男になる」とまで言い放った。両者の対戦は毎回“超”がつく激戦になっているが、今回もかなり期待できそうだ。 前哨戦でも連日激しい絡みを見せている2人だが、その中で光を浴びている男がいる。前哨戦で石井のパートナーを務めるウィル・オスプレイだ。ジュニアヘビー級のオスプレイだが、7日の後楽園大会では石井と組み、ヘビー級のケニー&飯伏幸太のゴールデン☆ラヴァーズを相手に大奮闘した。最後は憧れの存在でもある飯伏にフォールを許したが、インタビューブースでは「次はお前を捕まえてやる」と目を光らせた。 翌8日の後楽園大会でもゴールデン☆ラヴァーズ&高橋裕二郎と6人タッグで対戦。チームの勝利に貢献し、試合後には素直に飯伏への熱い思いをコメントしている。オスプレイに対してケニーは「まだ早いが、今シリーズ何度でもトライすればいい」と言うと、飯伏も「オスプレイとやってみたい」と前向きな発言をした。 今シリーズ、ゴールデン☆ラヴァーズの2人が参戦するのは15日の広島大会まで。しかし広島大会でもオスプレイは飯伏と6人タッグで相まみえる。メインのIWGPヘビー級選手権とともに注目の一戦だろう。もちろん今のオスプレイの目標は、9.30ロサンゼルス大会からスタートするIWGPジュニアヘビー級王座決定トーナメントを制し、再びジュニアのベルトを巻くこと。これはジュニアから新日本に参戦したケニーも、飯伏も通った道だ。今後のオスプレイの動きには注目していきたい。取材・文・写真 / どら増田、萩原孝弘
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スポーツ 2018年09月11日 17時45分
まさかの“新井ロス”?優勝目前の広島が5連敗で足踏み中
今シーズン長らく首位を快走し続け、先月15日には早々と優勝マジック「32」を点灯させた広島。セ・リーグ3連覇の偉業に向け着々とその数字を減らし、栄冠はもはや時間の問題ともいえるが、ここにきてその勢いが陰りを見せている。 7日〜9日にかけて行われた中日との3連戦。最下位が相手ということもあり、取りこぼしなく白星を積み重ねたい広島であったが、結果はそれぞれ「0‐3」、「5‐6」、「3‐4」とまさかの3連敗。これにより、チームは今季の中日戦負け越しが決定し、セ5球団全てに勝ち越す“完全優勝”の望みも絶たれている。 また、チームは5日と6日の阪神戦でも負けており、対中日3連敗を合わせるとその連敗数は「5」(今季ワーストタイ)。この間2位ヤクルトが3敗を喫したため、マジックナンバーは「12」から1ケタ台の「9」となってはいるものの、あまり手放しでは喜べない状況であるということは間違いないだろう。 7連勝をマークしていた連敗前から一転、思わぬ負の連鎖に陥っている広島。この現状を受け、ネット上には「さすがに5連敗は心配になる」、「7連勝の後に5連敗って…」、「今、間違ったら大変なことになりそう」といったファンからの心配の声が挙がっている。 一方、中には「連敗スタートは新井さんの引退発表からか」、「たまたまにしてはタイミング悪すぎ」、「選手も気負い過ぎてんのかなあ」といった声も少なからず見受けられる。チームの連敗がスタートしたのは5日からだが、新井貴浩が今季限りでの現役引退を発表したのも同じく5日。このことを考えると、ファンがこうした印象を持つのも致し方ないのかもしれない。 本当に“新井ロス”の影響があるのかはさておき、チームが5連敗を喫していることは紛れもない事実。本日から臨む5位DeNAとの3連戦では、これ以上ファンに無用な心配・詮索をさせないためにも、できれば初戦で連敗ストップといきたいところだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年09月11日 17時30分
プロ野球「敗戦処理」 長嶋茂雄が病床でカギを握る次期巨人監督の「隠し玉」
来季、巨人の監督選考においてカギを握るのが、病床に伏している長嶋茂雄氏の存在だ。ただ、肝心の肉声がなく、長嶋氏の意思を忖度して「松井待望論」が日に日に強まるばかり。だが、ここにきて大どんでん返しが噂されている。それが長嶋氏の病床で看病する三奈さんの「一言」―︱。 7月、黄疸の症状が出て都内の病院に緊急入院した元巨人監督・長嶋茂雄氏(82)の病状は一進一退。緊急治療を施しているものの、1カ月以上経った8月下旬になっても予断を許さない状況で、“有事”に備えて紙面の準備を進めているマスコミもあるという。 「かなり危険な状態なのは確かです。8月中旬には集中治療室に入ったとの情報が飛び交い、『追悼記事』の準備を始めた社もあるほどでした。近日中に何かあることはないにしても、会話ができる状態ではない。球団は『静養に努めながら、巨人戦をテレビで観戦しています』と発表していましたが、それを額面通りに受け取った記者はいませんよ。球団は、“長嶋さんの肉声は次期巨人監督の選考に大きく影響する”という点を懸念しているのです」(スポーツ紙デスク) そんな事情から、8月中旬までメディアの報道は、長嶋氏の願いを考慮して一番弟子・松井秀喜氏の「巨人監督就任論」が主流だった。長嶋氏の容体が深刻なだけに「今度ばかりは松井氏も断れないだろう」と…。 そんな折り、松井氏が2002年にFA宣言してメジャー移籍した際、亀裂が生じたとされる渡邉恒雄読売新聞グループ本社代表取締役主筆(92)が自宅で転倒。頸椎の一部を骨折して入院していることが明らかになったのだ。「これまで読売内部では、渡邉主筆が健在のうちは、『松井氏が監督として巨人のユニホームに袖を通すことはできない』というのが通説だった。しかし、巨人軍の重鎮2人が相次いで入院し、オーナーも代わったことで、松井巨人誕生は決定的とみられていたのです」(日本テレビ関係者) ところが、すんなりとは進まなかった。巨人・山口寿一オーナーが8月29日、「主筆は大丈夫ですよ。相当順調にリハビリ中だから、またみんなの前に出てくるんじゃないですかね」と取材陣に発言。ゴジラ監督就任説を暗に牽制したのだ。 事態の変転を察知したのか、松井氏は急遽、帰国。ニューヨークのヤンキースタジアムで行われた自身の日本での野球殿堂入りを祝う式典に出席するためだった。巨人時代の映像が流れる中、スーツ姿の松井氏がキャッシュマンGMから記念品を贈られると、ヤ軍GM特別アドバイザーの立場をことのほか強調したスピーチで会場を沸かせた。「長嶋氏の病状を考えれば、式典出席をキャンセルすることもできた。それをしなかったのは、来年もヤンキースに留まるという意思表示です。その気持ちはすでに、長嶋さんサイドに伝えたという情報もある。後輩の高橋由伸監督を思んぱかり、お家騒動から距離を置こうとしているのでしょう」(巨人OBの野球解説者) これで再び本命不在となった来季の巨人監督問題。だが、カギを握るのはジャイアンツの大功労者である長嶋氏であることは変わらない。 そこで避けて通れないのが、長嶋氏の二女で24時間付き添って看病している三奈さんの存在だ。長嶋氏の肉声が聞ける立場にあるのは三奈さんだけで、彼女が「父の強い希望」と言えば、反対できる人はいない。 「長嶋さんが松井氏の巨人監督就任を切に望んでいるのは事実で、三奈さんも賛同していました。しかし、肝心の松井氏に受ける意思がないと判断して、次善の策が急浮上したのです」(長嶋家と親しい放送関係者) 三奈さんがもっとも信頼する日本ハムの栗山英樹監督(57)だ。彼女はテレビ朝日の社員時代、スポーツ局の記者として活動し、『ニュースステーション』のスポーツコーナーや『長島三奈の熱闘!スポーツM18』のキャスターを担当。今夏も特番『熱闘甲子園』でかつて共にキャスターとして仕事をした栗山氏と共演を果たした。 その栗山監督は1シーズン限りの契約で、今秋にはフリーとなる。これが三奈さんの期待通りなのだ。 実は、長嶋氏、渡邉主筆は、ともに以前から、栗山監督の手腕を高く評価していた。しかし、巨人軍にあって、外様監督はOB連の反発が強い。その反発は、あの星野仙一氏をしても、すんでのところで実現しなかったほどだ。そのため栗山氏には「ヘッドコーチで入閣」を働き掛けてきたという。 北海道の大地で名声を得てきた栗山監督が巨人のヘッド転身とは考え難いが、監督となれば話は違う。三奈さんが「父の意向」と言えば、巨人首脳も抜本的改革のために大手術に踏み切る可能性は少なくない。 高橋監督にしても、松井氏にしても、日本一を経験し、田中将大、大谷翔平らを育て上げた名将が次期巨人監督になるならば賛同しやすい。それが“天の声”なら、なおさらか…。
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スポーツ 2018年09月11日 17時15分
まだ戦いが続く選手も?侍ジャパンU‐18代表がアジア3位に
10日に最終日を迎えた「第12回 BFA U18アジア選手権」。韓国、台湾に連敗し、2大会連続優勝を逃した侍ジャパンU-18代表は、中国との3位決定戦に臨んだ。 台湾戦、韓国戦ではともに1得点に終わるなど、思うように打線が機能しなかった日本。しかし、この日は初回の中川卓也(大阪桐蔭)のゲッツー崩れによる1点を皮切りに、6回まで毎回得点を記録。今までの鬱憤を晴らすような猛攻で、中国から合計14点を奪った。 一方の投手陣は、先発板川佳矢(横浜)が初回にいきなり3本の長短打(1失点)を浴び降板したものの、その後を託された柿木蓮(大阪桐蔭)が奮起。二死三塁のピンチをしっかりと“火消し”すると、その後6回表まで無失点を続ける好リリーフを見せた。 そして、日本のコールド勝ちがかかった7回表。柿木からバトンを受け、マウンドに上がったのは根尾昂(大阪桐蔭)。自己最速となる150kmも記録したストレートで三者凡退に抑え、試合は14‐1でゲームセットとなった。 この大勝でアジア3位となったことにより、来年韓国で開催される同大会の出場権を獲得した日本。未来にバトンを繋ぐという意味では、有終の美を飾れたといって差し支えは無いだろう。 ただ、厳密にいうと、今大会が有終の美となったのは板川、野尻幸輝(木更津総合)、市川悠太(明徳義塾)、奥川恭伸(星稜)、峯圭汰(創成館)の5名。その他の13名には、もう1つ大会が残されている。それが福井県で開催される「第73回国民体育大会」だ。 浦和学院(埼玉)、報徳学園(兵庫)、下関国際(山口)、大阪桐蔭(大阪)、高岡商(富山)、済美(愛媛)、敦賀気比(福井)、日大三(東京)、近江(滋賀)、高知商(高知)、金足農(秋田)、常葉大菊川(静岡)の12校が出場する今年の国体。それぞれの高校に所属する13名にとっては、これが高校生活最後の大会となる。 9月30日から、戦いの幕が上がるこの大会。果たしてどの高校が頂点に立つのか、大きな注目を集めることになるだろう。文 / 柴田雅人
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