スポーツ
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スポーツ 2018年09月20日 06時10分
巨人・杉内投手引退でエースナンバー「18」はドラ1のあの投手!?
先ごろ、読売ジャイアンツのエースナンバー「18」を背負っていた杉内俊哉投手が現役引退を表明した。 背番号「18」といえば各チームのエースが付ける番号。巨人の長い歴史の中でも、過去にスタルヒン、前川八郎、中尾輝三、近藤貞雄、藤田元司、堀内恒夫、桑田真澄、そして杉内と、たった8人しか背負ったことのない伝統のナンバーである。 「次の話題は『18番を誰が付けるのか』ということになってきます。今のところは、実績から言えばこの6年、フル回転で毎年二桁勝利を挙げている菅野智之投手になる可能性が大きい。しかし、桑田のときのように『期待の大型新人』に18番を与えることもある。すべてはシーズンオフに決まることですが、そのときは大きな関心を呼ぶことでしょう」(スポーツライター) 巨人の「18」番を背負う投手には、常勝が義務付けられる。 「特に巨人の18番は打者との真っ向勝負が求められる。やはり技術、勝負度胸、プロ根性からいって、菅野でほぼ決まりでしょう」(同・ライター) ネット上では、「もう18番は永久欠番にした方がいい」「18番にふさわしい投手は今の巨人にはいない」「生え抜きでマトモに活躍しているのが菅野しかいないからな」「今度のドラフト1位の投手が背負うのが自然だろう」などと書き込みが広がっている。 「チーム内部でもこの話題が囁かれ始めました。もしも金足農業高校の吉田輝星選手がドラフト1位で巨人に来たら、間違いなく18番を付けるだろうといわれています。まあ、本人がプロを志望し、巨人が指名したらの条件付きですが」(同) 巨人の18番は誰にとっても重いものだろう。来年、誰が伝統の番号を背にマウンドに立つのだろうか。
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スポーツ 2018年09月19日 17時45分
ペナントレース中断が決定!プロ野球は東京五輪で地方行脚
プロ野球界はオリンピック景気とは程遠いようだ。 プロ野球界は2020年東京五輪の開催中、ペナントレースを一時中断することを決定した(9月12日)。同年7月22日から8月13日までの23日間だが、予定では五輪閉会式は8月9日に行われる。あえて閉会から4日間も間隔を置いたのは、野球・ソフトボール競技に招集された代表選手たちに調整の期間も与えるためだという。「ペナントレースを一時中断させるということは、開幕日も例年よりも約一週間前倒しされます。20年の開幕ゲーム主催権を持つ楽天から要望があり、本拠地・仙台以外の球場で開幕ゲームを行うことも了承されました。3月20日ごろの仙台はまだ寒いので」(スポーツ紙記者) 日本シリーズも11月7日開幕となる。11月に日本シリーズが行われるのは、東日本大震災の影響を受けた2011年以来となる。プロ野球界が異例のスケジュール組んだ理由は「五輪に協力するため」だが、どの球団も大幅な観客動員数のダウンを覚悟しているそうだ。「東京五輪の関係で同年の神宮球場が長期間使用できなくなるのは、既報通りです。同球場を本拠地とするヤクルト球団にだけ負担を強いるわけにも行きません。神宮球場は高校野球、大学、実業団も使用するので各野球団体が協力しなければなりません」(在京球団スタッフ) 東京ドーム、横浜スタジアム、ZOZOマリンなどもアマチュア球界に提供する期間が出るという。2020年のプロ野球は例年以上に地方遠征の多いシーズンとなりそうだ。地方の球場は収容人数も多くない。しかし、収入減の理由はそれだけではなかった。「消化試合が増えましたからね…」 球界関係者がそう言う。消化試合とは優勝チームが決定した後、その文言通り、規定試合数を消化させるためだけに行われるゲームのことを言う。とくにセ・リーグは深刻で、広島が今、3年連続優勝のカウントダウンがされているようにシーズン半ばで結果が見えてしまう。一時期、クライマックスシリーズ制が導入され、Aクラス争い、つまり、143試合全てが終わらなければ、日本シリーズ進出権が分からなくなった。その時点では消化試合はなくなったと解釈されていたが…。「巨人が雨天で流した9月4日のDeNA戦を28日に組み入れ、緊急のチケット販売がされました。12球団で1、2位を争う観客動員数を誇る巨人が、その試合に限って『女性、中高大学生は500円』『小学生100円』なんて信じられないような安値で販売しているんです。ここに、優勝戦線から脱落した巨人の危機意識が強く感じ取れます」(前出・球界関係者) 同年のプロ野球界は、オリンピックに観客を奪われることにもなりそうだ。 野球ファンの流出を防ぐには、魅力のある試合を続けていかなければならない。広島の独走を食い止める手段はもちろんだが、地方遠征でファンを拡充するくらいの意気込みも聞こえてこないのは情けない限りだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年09月19日 17時15分
崖っぷちのオリックス、機動力と中継ぎ陣の好投で“苦手”楽天に逆転勝ち!
オリックス 5-3 東北楽天(22回戦)※オリックス8勝13敗1分け▽18日 京セラドーム大阪 観衆21,900人 オリックス先発、松葉貴大は2回、楽天打線を相手に1死満塁のピンチを招くと、山崎剛に走者一掃の適時三塁打を打たれ3点先制されてしまう。3試合連続で四球からの失点に、松葉は「2回、フォアボール後の初球を痛打された場面は反省しなければいけません。それでも直後に野手陣が逆転してくれて、楽な気持ちで投げることができました。次のチャンスがあれば、もっと長いイニングを投げられるようにがんばります」と反省のコメント。 4回の打球処理の際に右股関節付近に違和感を感じたため、大事をとって5回で交代となり、大阪市内の病院に直行した松葉だが、受診の結果、エコー、MRI検査で特に異常は見られなかったとのこと。シーズン終盤になって先発投手陣の離脱が続いているだけに、心配である。 松葉のコメントにもあるように、打線は楽天先発の安樂智大を3回に捕らえて、先頭の若月健矢の三塁打に始まり、宗佑磨、福田周平、ロメロの3者連続タイムリーで同点に追いつくと、吉田正尚の四球を挟んで、中島宏之のヒットで無死満塁のチャンスを作り、T-岡田が「みんなに乗せられて打てました」という適時二塁打で、2点を追加。逆転に成功する。 6回から継投に入ったオリックスは、吉田一将、澤田圭佑、山本由伸、増井浩俊が無失点リレーで2点差を守り切り、オリックスが逆転勝ちを収めた。松葉は2勝目。“神童”由伸は札幌ドームの151キロに続いて、150キロのカットボールを披露し、久々にホールドポイントがつき、“守護神”増井もリーグトップを走る32セーブ目を記録した。 野手では、宗、福田、大城滉二、安達了一と、走れる選手がしっかり盗塁を決めて、福良淳一監督が求めている機動力野球が発揮された試合となった。特に“クールなルーキー”福田はバッティングも復調し、この日2安打の活躍で打率を.270に乗せている。 試合後、福良監督は「5点のイニングはいい攻撃ができた。1、2番がいい働きをしてくれた」と宗、福田を評価。続けて、「点を取られた後、すぐに反撃できて良かったです」と四球を挟む6連打で逆転した3回の攻撃を振り返っていた。また、松葉に関しては「5回3失点。ゲームは作ったんじゃないですか」としながらも、四球からの失点には渋い表情。継投に関しては「ウチは中継ぎ陣で勝ってきたわけですから、中継ぎ陣を信頼して6回から継投に入りました」と語り、「明日も取りに行きます」と最後はいつものように、気持ちを入れ替えていた。 現状、オリックスがCSに進出するには、引き分けがないと仮定すると、残り11戦を全勝した場合、勝率が.5144となり、3位の日本ハムが残り16試合を5勝11敗で勝率が.5142となるので率で上回ることができる。かなり厳しい状況であることに変わりはないが、オリックスが連勝すれば日本ハムに圧力をかけることができるのは間違いない。「そう簡単には決めさせない」という気持ちを見せるには連勝して行くしかない。文・写真 / どら増田、舩橋諄
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スポーツ 2018年09月19日 17時00分
塚原夫婦「朝日生命」vs具志堅派「日体大」権力奪還抗争
ただの「パワハラ騒動」ではなくなってきた。宮川紗江選手(19)側に「金銭トラブル」が発覚したのだ。塚原夫婦との抗争劇は、「覇権争い」へとすり変わりつつあるようだ。「日本体操協会に告発文が届いていたんです。宮川と暴力指導を問われた速見佑斗コーチ(37)が『スポンサー契約で揉めている』とするもので、その発信者は2人とスポンサー契約を交わしていた体操クラブの代表者でした」(アマチュアスポーツ要人) '17年10月からの5年契約で、宮川は大阪体育大学とアスリート契約を結んでいた。これは海外合宿費やコーチ料をサポートするという内容になっていた。「5年という契約期間になったのは、'17年時点で宮川選手が入学してくれると見込んだからです」(同) だが、宮川は'18年4月からの大体大入学を見送った。さらに奇妙なのは、'18年5月に大手体操クラブRともスポンサー契約を締結。R側は大体大との契約を「知らされていなかった」とし、すでに支払っていた一部サポート資金の返還を含むトラブルに発展していたのだ。「弁護士を入れての話し合いになりました。速見コーチには宮川選手への指導料を含む通信費を渡されていたんですが、告発文によれば、お金はもう残っていないと。同コーチの謝罪会見が行われた9月5日時点では解決したと言っていましたが」(体協詰め記者) 宮川サイドの山口政貴弁護士は「2社との契約例は他にもある。事前に大体大のことは知らせていた」と反論していたが、そもそも速見コーチの処分を話し合っていた7月時点で、協会幹部は告発文を受け取っていた。ゆえに同コーチの処分を検討するきっかけは暴力指導ではなく、二重契約の告発だったのだ。「速見コーチの行きすぎた指導はこれまで黙認されてきたんです。それはそれで問題ですが」(同) 宮川選手の「処分は重すぎる」「塚原夫妻によるパワハラ」なる会見も額面通りには受け止められなくなってきた。しかし、騒動の焦点は、これだけではない。 宮川選手の会見以前に協会の全幹部が告発文に目を通し、裏取りも終えていた。なのに、彼女の会見後に現れた具志堅幸司・副会長はこうコメントしている。「18歳の少女が嘘をつくとは思えない」 具志堅氏は渦中の塚原光男氏(70)と同じ副会長職にある。この時点で、世論は塚原副会長の「全部ウソ!」なる発言に呆れていたのだが、告発文書を知っていたのなら、せめて中立の発言をしてもよかったはずだ。具志堅副会長の発言で、塚原夫婦の闇の部分を察した取材陣は少なくない。「派閥抗争にすり替えられたようです。体操協会は塚原夫婦を頂点とする朝日生命体操クラブと、日本体育大学出身の二大勢力があって、微妙な人事バランスによって均衡が保たれていました」(前出・要人) メディアに出演し、宮川擁護の発言を続けてきた森末慎二、池谷幸雄、そして、宮川を応援する立場を鮮明にした田中理恵、鶴見虹子らは日体大の出身。そして、具志堅副会長も日体大OBである。「'91年の全日本選手権で朝日生命クラブ寄りの採点がされ、出場選手の大半がボイコットする大事件も思い出されます。その際、塚原夫婦は責任を取って辞任しましたが、結局、戻ってきました。宮川サイドは塚原夫婦の『直接謝罪したい』という申し出を断っています。その理由は、塚原夫婦が協会に残る可能性があるからだと話していました」(スポーツ紙記者) 宮川サイドと日体大グループの狙いは、塚原夫婦の“排除”である。 また、その全日本選手権を混乱させた“千恵子判定”だが、'80年代を知る関係者はこう語っていた。「選手が大技を決めたとき、加点するかどうか迷いますよね。そういうとき、塚原千恵子さんは『ひねりきっていないわね』と囁いたり、朝日生命クラブの選手が演技をするときは、その近くまでいき、技を決めるたびにいちいち頷くんです。そういうしぐさで採点に圧力を掛けていたんでしょう。他クラブの指導者はそう解釈していました」 その塚原千恵子強化本部長(71)だが、ここしばらくは「心労」で公務も欠席していた。しかし、一部メディアに出演し、5時間も自身の正当性をぶちまけ、「心労で休んでいたのに長時間もしゃべらされて、お気の毒に」なる皮肉も聞かれた。「具志堅副会長は日体大OBたちと連絡を取り合っています。第三者委員会の調査ですが、宮川サイドと塚原夫婦の痛み分けになると予想されており、塚原夫婦はそのまま退くと見る関係者も少なくありません」(前出・体協詰め記者) 塚原夫婦の除名はともかく、退任が確実となれば、陣頭指揮を執るのは筆頭副会長の具志堅氏だ。 「第三者委の調査報告前に、宮川サイドが一転して謝罪を受け入れるのでは。オトナの対応を見せて世論を味方にする。そして、『協会は塚原体制を変えられないのか?』という空気を作るのではないかと」(前出・要人) 暴力指導は許されない。塚原夫婦が二重契約の問題を出してきたことで、宮川サイドへの見方も少し変わっていた。しかし、この一件で、体操協会の覇権争いは加速した――。
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スポーツ 2018年09月19日 06時15分
今後に大きな不安も?14日の死球以降ノーヒットが続く巨人・岡本和真
今季の巨人において、一番の“出世株”となっている岡本和真。勝負強い打撃でチームを牽引するその姿は、既に多くのプロ野球ファンに知れ渡っていることだろう。しかし、これまで順調にきていたその道のりに、ここにきて一抹の不安が生じ始めている。 シーズン途中から4番としての出場が続いている岡本は、8月終了時点で「打率.310・26本塁打・84打点」という成績をマーク。シーズンが佳境を迎えた9月も、13日終了時点で「打率.407・5本塁打・10打点」と好調をキープしていた。 しかし、14日に行われたDeNA戦の8回表、相手投手スペンサー・パットンが投じた内角の直球が、スイングの体勢に入っていた岡本の右手を直撃。苦悶の表情を浮かべた22歳は、その後一度はグラウンドに戻るも、結局は途中交代を強いられることとなった。 不幸中の幸いで登録抹消までは行かず、翌日以降もグラウンドに立ち続けている岡本。ただ、15日のDeNA戦で3打数ノーヒットに終わると、さらに16、17日の中日戦でもそれぞれノーヒット。やはり死球の影響は大きかったのか、その打棒は鳴りを潜めてしまっている。 現在セ・リーグ3位につけている巨人は、4位中日、5位DeNA、6位阪神と共にクライマックスシリーズ(CS)出場を争っている。昨年はDeNAの後塵を拝し出場を逃しているだけに、今年は同じ轍を踏みたくないところだろう。 2年ぶりとなるCS進出のためには、打線の中心を担う岡本の存在は必要不可欠。しかし、仮にこのまま調子が戻らないとなると、当然ながら今後の見通しは非常に厳しくなる。 また、現在「打率.309・31本塁打・95打点」の成績を残している岡本は、プロ野球史上最年少での「3割・30本・100打点」達成も大いに期待されている。ただ、不調が長引くようならば、こちらにも暗雲が立ち込めることになるだろう。 来月4日のレギュラーシーズン最終戦(対広島)まで、残る試合はあと10試合。チームにとって、そして、岡本個人にとって、試練の10試合となることは間違いない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年09月18日 21時45分
新日本ケニーがIWGP防衛成功!次期挑戦者は飯伏か?CHAOS分裂危機にオカダ困惑!
新日本プロレス『DESTRUCTION in HIROSHIMA』▽15日 広島サンプラザホール 観衆 3,761人(札止め) 新日本プロレス今シリーズの3大ビッグマッチ第1弾『DESTRUCTION in HIROSHIMA』が15日、広島サンプラザホールで開催された。 メインイベントでは『G1クライマックス28』で、IWGPヘビー級王者ケニー・オメガに土をつけた石井智宏が挑戦。G1同様、両者の壮絶な“根比べ”に広島のファンは大きな歓声を送った。あっという間に20分、25分、30分と経過し、両選手がグロッキーとなった中、最後の力を絞り切りケニーより先に立ち上がろうとした石井だったが、その際に見せた隙をケニーは見逃さなかった。Vトリガーで石井を倒すと、そのまま一気に担ぎ上げ、片翼の天使で石井をマットに叩きつけてカウント3。ケニーが2度目の防衛に成功した。 試合後、ケニーのセコンドを務めていた飯伏幸太がリングに上がり、ケニーが何とか立ち上がると、腰にIWGPヘビー級のベルトが巻かれ、締めのマイクパフォーマンス。ここでケニーは「イブシ、自分がベストなのはお前のおかげだ」と飯伏に感謝。続けて「(王座を奪取した)大阪城ホールからいつでもいいと言ってるんですよ」と観客にアピールした。これに対して飯伏は「約束を果たそう」とIWGPヘビー級王座を懸けて再戦することを示唆。会場は大きくどよめいた。 バックステージでケニーは、IWGPヘビー級王座挑戦権利証を持つ棚橋弘至がG1の一夜明け会見で「ケニーのプロレスは好きじゃない。これはイデオロギーの闘い」と話したことに対して反論。棚橋とプロレス観が違うこと強調し、隣にいた飯伏に対して「君が好きだと叫びたい(笑)」とジョークを放った。 『DESTRUCTION in KOBE』9.23神戸ワールド記念ホール大会で、棚橋の権利証に挑戦する大一番を控えるオカダ・カズチカはハプニングに見舞われた。この日の大会で行われた棚橋組との6人タッグマッチで、2012年の凱旋帰国から同じCHAOSの盟友としてともに行動してきたYOSHI-HASHIと試合後に仲間割れしたのだ。G1開催中に暴走ファイトを繰り返し、CHAOSの中で浮いた存在になっているジェイ・ホワイトがオカダに詰め寄り、YOSHI-HASHIを非難したことから、この3人が割れる形となってしまった。 YOSHI-HASHIはG1の公式戦で棚橋と対戦した際、「変わりたいなら俺のところに来いよ」とアプローチを受けた。G1最終戦の8.12日本武道館大会でYOSHI-HASHIは「棚橋の闘いを見させてもらう」と意味深な発言を残している。この日もYOSHI-HASHIはそんな棚橋と場外で視線を合わせて、控室に戻った。棚橋は「(CHAOSが)ゴチャゴチャしてきたね。俺はボールを投げたから。プレイボールはしてる。YOSHI-HASHIだって分かってるでしょ?変われるのは一瞬だって。やっぱコレ(権利証が入ったアタッシュケース)があると違うんだよ」と、棚橋のG1優勝がさまざまなところに波及していると冷静に分析した。 一方のオカダは大一番を前に困惑した様子。今まであればマネージャーの外道がオカダにプレーヤーとして専念できる環境を作ってきたが、G1最終戦をもってマネージャーとしての関係は解消している。自分に降りかかった問題は全て自分で処理しなければならない。これはオカダにとって、乗り越えるべき試練なのだろう。 9.23神戸決戦は今のところ、棚橋が精神的に優位に立ってしまった形。オカダにとっては想定外だろう。取材・文・写真 / どら増田、萩原孝弘
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スポーツ 2018年09月18日 21時15分
新日本「我々が一歩踏み出す勇気…」内藤哲也が意味深発言!タイチがNEVER奪取!
新日本プロレス『DESTRUCTION in BEPPU』▽17日 大分・別府ビーコンプラザ 観衆 2,280人 新日本プロレスの今シリーズ3大ビッグマッチ第2弾『DESTRUCTION in BEPPU』が17日 、大分の別府ビーコンプラザで開催された。 タイトルマッチを重んじる思いが強い内藤哲也は、試合順に不満を示していた。NEVER無差別級選手権ではなく、ノンタイトルマッチの自身の試合がメインイベントになったのだ。これに乗じて対戦する前王者の鈴木みのるや、セミファイナルで同王座の選手権試合を行う現王者の後藤洋央紀、挑戦者のタイチに対して、ギリギリまで挑発を続けた。内藤はみのるの気持ちを少しでも引き出そうとしていたようだが、主催者側は予定通り内藤対みのるをメインイベントに据えた。 セミファイナルでは、後藤に挑戦したタイチが今年からヘビー級に転向したにもかかわらず『G1クライマックス28』に出場できなかったうっぷんをぶつけた。タイチは、飯塚高史、金丸義信ら鈴木軍のメンバーを介入させ、マイクスタンドなど凶器攻撃、急所攻撃などで後藤を追いつめた。 「あいつが何でG1に選ばれなかったのか教えてやる」と意気込んでいた後藤も負けてはいなかった。タイチの技を次々に返し意地を爆発させていたが、最後はタイチ式ラストライドから、ブラックメフィストが決まり3カウント。タイチが新王者に輝いた。タイチはベルトを踏みつけたり、バックステージで床に投げ捨てるなどの暴挙に出た。さらに「新米社長をはじめ上層部は頭を下げに来い」とハロルド・メイ社長ら新日本のフロント陣に対し、G1に選ばなかったことに謝罪するよう要求した。タイチのフロント批判にメイ社長がどのように応じるのか注目だ。 タイチのベルト奪取に会場がざわつく中、みのると内藤が入場。4.29グランメッセ熊本大会以来、約5カ月ぶり、今年2度目のシングル対決となった。前回もみのるが内藤を逆指名するような形で、みのるのIWGPインターコンチネンタル王座に内藤が挑戦。内藤がタイトルを奪取している。 試合は前回よりもさらに厳しいみのるのサブミッション攻撃に、内藤が何度も顔をゆがめる展開になった。特に膝に爆弾を抱えている内藤にとって、ヒールホールドなど足への関節技はかなりキツかったはず。しかし、内藤は場外戦やスピードを使った動きでみのるを翻弄。最後は強烈な張り手合戦を制した内藤が、延髄斬りから掟破りのゴッチ式パワーボム(パイルドライバーを狙ったと思われるが、パワーボムの体勢になった)を放った。これを決め、正調デスティーノでみのるを沈め、30分を超える死闘は内藤が逆転勝ちで幕を閉じた。 バックステージで内藤は「変わろうとする思い、変わろうとする覚悟、そして一歩踏み出す勇気も大事なんじゃないかなって、4月の熊本大会のお客さまの前で言ったんだけど、まさにわれわれロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが今こんな状態(高橋ヒロムが怪我で長期離脱)になって、われわれにピッタリの言葉なんじゃないかなって、ちょっと思ったりもしたけどね」としみじみ。「一歩踏み出す勇気…。これが何を指しているのか?俺が何を考えているのか?みなさまでいろいろ想像して楽しんでくださいよ。答えはもちろん!…トランキーロ!あっせんなよ!」と意味深発言。 バレットクラブに続いて、CHAOSにも内紛が起こっている中、盤石の結束力を誇るロスインゴと鈴木軍の大将対決を制した内藤が新たに考えていることは何なのか?来年1.4東京ドーム大会で何を狙っているのか?負けたままになっているクリス・ジェリコとの再戦はあるのか?今後の動向が注目される。取材・文・写真 / どら増田、萩原孝弘
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スポーツ 2018年09月18日 17時45分
オリックス担当記者が分析、思いはそのままに…来季へ舵を切ったチームの方向性
▼9月11日〜17日 オリックス・バファローズ戦績【対埼玉西武ライオンズ ほっともっとフィールド神戸】11日●松葉貴大 0-7 多和田真三郎○12日○東明大貴 7-0 榎田大樹●【対北海道日本ハムファイターズ 札幌ドーム】14日●ローチ 3-4 ロドリゲス○15日○山岡泰輔 10-0 有原航平●16日○西勇輝 8-4 マルティネス●17日●山田修義(先発は榊原翼) 2-4 上沢直之○※131試合59勝67敗5分け、パ・リーグ首位の埼玉西武ライオンズと17ゲーム差、CS圏内3位の北海道日本ハムファイターズと9.5ゲーム差の4位。今シーズン残り12試合。 オリックスは17日現在、9月の戦績が6勝7敗と1つ負け越している。“たられば”は禁物かもしれないが、ほっと神戸の楽天戦、ヤフオクドームのソフトバンク戦を連敗ではなく、連勝していれば、日本ハムとの4連戦も違ったシチュエーションで迎えることができたのではないだろうかと悔やまれる。 今シーズンを5割で終えるには残り試合を10勝2敗とこちらの目標も厳しいものとなった。監督、選手はもちろんチームから「今年はもう…」という声は出ていないが、17日に高卒2年目の榊原翼を先発に起用。試合後、指揮官は好投を見せた榊原を「次もある」と試合には敗れたにもかかわらず、笑みを交えながら高評価。これを機に「可能性が少しでもある限りは…」という思いはそのままに、チームは来季に向けて舵を切って来るだろう。 「中長期的に強いチームを作って行ってもらいたい」というのは福良監督が監督就任挨拶でオリックス東京本社に宮内義彦オーナーを訪ねた際、オーナーが会見で述べており、「チームを強くするには少し時間がかかるのではないかと思っている」とも話していたことから、球団の続投要請に関しては、ある程度順位が固まった時点で、「チームにとって」ベストな選択を指揮官自らの口から明らかにしてくれるはずだ。辞めることだけが責任の取り方ではない。ただ、続投するにしても代行時代を含めた4年間の検証と改善すべき点は改善する必要がある。 チームは札幌から移動日なしで、18日から京セラドームで楽天と2連戦。中2日を挟んで22日にヤフオクドームでソフトバンクと対戦し、24日から京セラ4連戦を行う。5位ロッテとは2ゲーム差をつけているが、オリックスのほうが8試合多く消化しており、CS進出の微かな可能性もロッテのほうが高いのだ。2年連続で4位になるには4ゲーム以上は離しておきたい。下旬からは離脱組が復帰するのではとの情報もあり、“神童”山本由伸と“守護神”増井浩俊のタイトル争いとともに、来シーズンを見据えたオリックスの試合を楽しませてもらいたい。取材・文・写真 / どら増田、舩橋諄
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スポーツ 2018年09月18日 17時15分
ついに勝ち越しにリーチ 横綱稀勢の里が“会心の相撲”で大関栃ノ心を撃破
17日に行われた大相撲9月場所9日目。現役続行へ向け負けられない戦いが続く横綱稀勢の里は、今場所カド番の大関栃ノ心と対戦。昨年7月場所以来となる対戦を寄り切りで制し、今場所7勝目を挙げた。 立ち合いの時点で完敗だった前日の玉鷲(東小結)戦から一夜、この日は立ち合いで当たり負けしなかった稀勢の里。左を差しつつ右上手を掴み栃ノ心を捕獲すると、相手の下手投げを凌ぎつつ徐々に土俵際へ。執念の寄りで、そのまま栃ノ心を土俵の外へ寄り切った。 この日NHK大相撲中継の解説を務めた北の富士勝昭氏は、「今場所初めて自分の相撲取ったね」とこの取組を高評価。加えて、ネット上にも「今場所最高の一番だった」、「横綱の意地が感じられた」、「明日もこのまま行ってほしい」といったコメントが寄せられている。多くの人が、今日の一番を“会心の相撲”と感じたようだ。 先述した玉鷲戦で黒星を喫し、6勝2敗で前半戦を終えていた稀勢の里。苦戦続きの内容に後半戦を不安視する声も少なくなかっただけに、今日の相撲内容は残る6日間に向け大きな手ごたえをもたらしたことだろう。 勝ち越しにリーチをかけた稀勢の里は、本日10日目に遠藤(西前頭3枚目)と対戦する。相手はここまで1勝8敗と苦しんでいるだけに、立ち合いさえ間違わなければ勝機は十分。2横綱1大関2関脇との対戦(注・同部屋の高安とは当たらない)が予想される最後の5日間を迎える前に、勝ち越しを決めてしまいたいところだ。 また、仮に今日勝ち越しを決めると、自身の進退問題も進展を見せるかもしれない。既にご存知の方も多いだろうが、5連勝を飾った5日目の時点で、横綱審議委員会(横審)は稀勢の里を高く評価している。このことを考えると、勝ち越しを受けた横審が現役続行へ“合格点”を出す可能性も少なくない。 稀勢の里が本場所で勝ち越したのは、賜杯と怪我を同時に手にした昨年3月場所が最後。この場所から始まった苦難の道のりに、一応の“ピリオド”を打つことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年09月18日 14時10分
“神の子”山本KID徳郁さん訃報に“神童”那須川天心、K-1のエース・武尊が追悼コメント
今年の8月25日に公式のインスタグラムでガンであることを公表していた総合格闘家の山本KID徳郁さんが18日に亡くなったことを、山本さんが代表を務めるKRAZY BEEが18日午後に発表した。41歳の若さだった。 山本さんは今年8月25日に公式インスタグラムを更新し、「私事で急なご報告となりますが、私山本KID徳郁はガン治療のために頑張っています。絶対元気になって、帰ってきたいと強く思っていますので温かいサポートをよろしくお願いします!山本KID徳郁」(原文そのまま)とガンに侵されていることを告白。格闘技業界全体を驚かせた。ガンの患部などは明かされておらず、死因に関しても現時点では発表されていない。 ミュンヘン五輪レスリング日本代表の郁榮氏の長男、姉は元女子レスリング世界王者で現在はRIZINで総合格闘家として活躍している美憂、妹の聖子も元レスリング世界王者であり、メジャーリーガーのダルビッシュ有の妻として知られている。美憂の息子であるアーセンも総合格闘家として活動しており、アマレス・格闘技一家として育った山本さんは、アマレスでオリンピック出場を目指していたが、その道を絶たれたとき、当時、美憂さんの夫(後に離婚)だったエンセン井上に師事し、格闘家に転向。 身体能力と格闘家のサラブレッドとしての潜在能力が、総合格闘技の世界で開花し、修斗のリングでデビューすると、勝ち星を積み重ねて、K-1に参戦。K-1では魔裟斗との対戦で名を上げた。その後、HERO'Sではホイラー・グレイシーにKO勝ち。北京オリンピック出場を目指し一時総合格闘家の活動を休止した時期もあったが、再び復帰を果たすとDREAMを経て、2011年にアメリカのUFCと電撃契約。2015年まで試合を行ったが、その後は公式な実戦は行わず、姉や甥がRIZINなど大会に出場する際にセコンドに付く姿などが見かけられていた。 若すぎる訃報に格闘関係者に衝撃が走ったが、真っ先に反応したのはキックボクサーで格闘家の“神童”那須川天心だった。 天心はツイッターで「KID選手。お会いした時に日本の格闘技盛り上げてよ、君なら行けるよと言ってくださいました。絶対盛り上げます。ありがとうございました。」(原文そのまま)と面識があった山本さんから授かった言葉を胸に格闘技を盛り上げていくと宣言。最後は山本さんへの感謝の気持ちで締め括っている。山本さんも“神の子”と呼ばれていただけに、その精神は“神童”天心が受け継いでいく。 また、K-1のエース武尊も「KIDさん日本の格闘技を盛り上げてくれて本当にありがとうございます。自分より大きい選手を倒していく姿に体の小さかった僕はたくさん勇気貰いました。これから引き継いでもっと盛り上げていきます。天国でゆっくり休んでください。ありがとうございました。」とツイッターを更新している。 山本さんは後身の育成をしており、姉や甥とともに弟子たちの活躍する姿をしっかり見届けたかっただろう。あまりにも早すぎる訃報は残念でならない。文・写真 / どら増田、萩原孝弘
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ノア GHCヘビー級王者・森嶋猛が力皇猛を破ってV2達成。次期挑戦者に佐々木健介が決定
2008年07月19日 15時00分
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スポーツ
全日本プロレス 諏訪魔が馳浩への恩返しを誓った
2008年07月19日 15時00分
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スポーツ
ROOKIES(ルーキーズ) その9
2008年07月19日 15時00分
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スポーツ
くいだおれ太郎 北京応援団長就任か
2008年07月18日 15時00分
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スポーツ
野球 星野ジャパンに致命的欠陥
2008年07月18日 15時00分
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スポーツ
ノア 力皇猛早くもV1構想
2008年07月18日 15時00分
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スポーツ
ハッスル HG完全復活へ大物投入か
2008年07月18日 15時00分
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スポーツ
北島康介 勝負脳で“2冠当確”
2008年07月17日 15時00分
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スポーツ
ノア KENTA 前3冠王者・佐々木健介を踏み台にGHCヘビー級王座挑戦へ
2008年07月17日 15時00分
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スポーツ
アキバプロレス 菊タロー「笑顔になれる町にしたい」
2008年07月17日 15時00分
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スポーツ
アンディ・オロゴンが価値ある“1勝”
2008年07月17日 15時00分
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スポーツ
DREAM KID争奪戦激化
2008年07月16日 15時00分
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スポーツ
全日本プロレス 武藤敬司 IWGPヘビー級V1戦に黄色信号点灯
2008年07月16日 15時00分
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スポーツ
戦極 瀧本誠が五輪モード突入
2008年07月16日 15時00分
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スポーツ
サッカー 反町ジャパン迷走人事
2008年07月15日 15時00分
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スポーツ
全日本プロレス 北勝嵐が練習生として入団
2008年07月15日 15時00分
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スポーツ
ゼロワンMAX 田中将斗が「火祭り」3連覇へ肉体改造
2008年07月15日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス 中西学が武藤敬司とのIWGP戦を前に鉄のカーテン
2008年07月14日 15時00分
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スポーツ
ゼロワンMAX 破壊王2世誕生へ。故橋本真也さんの長男・大地くんプロレスデビュー宣言
2008年07月14日 15時00分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分