力皇との「ワイルドII」対決に臨んだ森嶋は、トペ・スイシーダを発射するなど、負傷した右足の不安を感じさせない動き。その後はダイビングボディープレス、無双と力皇の重厚な攻めを立て続けに被弾してピンチに陥ったが、意地で立ち上がると、ラリアートを連発して猛反撃。最後は伝家のバックドロップで3カウントを奪取。超ヘビー級対決を制してV2に成功した。
試合後のリング上では「自分の中で決着をつけたいと思います。佐々木さんお願いします」と、7・13博多大会の一騎打ちで引き分けた健介を次期挑戦者に逆指名した。
一方、健介もこの日、KENTAを予告通りのバチバチファイトで粉砕し「20代の元気なヤツとやり合っていける元気なうちに、(タイトル戦を)実現したいね」と森嶋への挑戦を表明した。
2人の対戦熱望に、仲田龍統括本部長は「やった方がいいでしょう。本人がここ(日本武道館)でやりたいって言っていましたし…」と、9・6日本武道館大会での開催が緊急決定した。
早くも火花を散らす森嶋VS健介は、どんな戦いを見せるか。