スポーツ
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スポーツ 2018年08月30日 17時45分
【DeNA】遅れてやって来た“リリーバー“石田健大!ベイスターズの救世主になれるのか!?
【DeNA】遅れてやって来た“リリーバー“石田健大!ベイスターズの救世主になれるのか!?☆期待を裏切るエース ベイスターズ待望の男が、役割を変えて帰ってきた。2年連続の開幕投手を任された「左腕カルテット」の長男・石田健大だ。昨年故障の影響もあり6勝止まりながら、ラミレス監督にそのポテンシャルを買われ、エースの役割を期待されていた。キャンプでも「低めにコントロール」「ストレートでファールを取る」など課題を持って取り組み、本人も自覚十分で挑んだシーズンだった。しかし、結果が付いてこなかった。結局13回の先発登板機会を与えられたが、勝ち星はわずか1。敗戦は7を数え、シーズン3度もの登録抹消の憂き目を見た。☆戻りつつある輝き 8月28日に再登録された際、ラミレス監督から与えられたポジションは"中継ぎ”。今シーズン調整の為に2回中継ぎ登板し、そのまま転向プランもあったが、その時は再び先発のポジションに戻っている。しかし、先発は2回の機会とも散々の結果に終わり、今回は背水の陣での中継ぎ登板となった。登録されたその日のドラゴンズ戦、2-2の同点の6回に3番手として出番が回って来た。すると、“唸る“と形容したくなるほどのストレートは、最速149キロを計測。得意のチェンジアップはもちろん、スライダー、フォークも抜群の切れ。2イニングをパーフェクト、3者連続を含む4三振を奪い、試合の流れをガッチリ引き寄せる圧巻のピッチングを披露した。チームもその流れに乗り、7回に嶺井博希のバックスクリーン横に飛び込むホームランで勝ち越し。これが決勝点となり、石田に嬉しい勝ち星が付いた。お立ち台に上がった石田は「迷惑をかけたが、チームの一員となれるよう頑張る」と満面の笑みでコメントし、指揮官も「2イニングを良く投げた」と中継ぎでの適性を評価した。☆魅せろエースの意地 ロングリリーフで使える左腕は、疲弊しているリリーフ陣にとっても、もちろんチームにとっても頼りになる存在。今シーズン3勝のうち、わずか3回のリリーフ登板で2勝を挙げている。実は「持ってる」のかも知れない。シーズン終盤は運も必要。見えない力を味方に付け、石田健大がCS進出への救世主となる。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2018年08月30日 17時30分
巨人・小林にとばっちり? 東京ドームで販売された“小林弁当”に針金が混入
巨人・小林誠司捕手プロデュースの元、東京ドーム内の売店で販売され、これまで多くのファンに食されてきた「小林誠司の鮮やか!ビビンバ弁当」。商品名にも入っているビビンバを中心に、色とりどりの料理が盛り込まれているこの弁当だが、その中に招かねざる一品が混ざり込んでいたということが複数メディアによって報じられている。 報道によると、今回の一件が発生したのは、28日に行われた巨人対広島戦でのこと。弁当を購入した客の1人から、調理器具の金具止めとして使われていたと思しき針金が混入していたとの申し出があったという。また、安全性の確認のため、小林プロデュースの弁当は当面の間、販売休止となるとのこと。 報道の中では、小林の弁当以外にも「キャプテン坂本勇人のからあげパラダイス弁当」、「じゃびっとべんとう」、「ホームラン弁当」、「牛めし弁当」の4品が同じく販売を取りやめるということも合わせて伝えられている。これらの弁当が、全て同じ工場で生産されているというのが理由とのことだ。 異物混入の申し出は前述の1件のみで、幸いにもけが人はいなかった今回の一件。しかし、場合によっては重大な健康被害に繋がる可能性もあっただけに、ネット上には「食べた人大丈夫だったのこれ」、「誰が故意に入れてなければいいけど…」、「ある意味食中毒より怖いな」、といった声が寄せられている。 一方、中には「小林からしたら、とんだとばっちりだなこれ」、「流石に気の毒すぎる」、「グラウンド内外で踏んだり蹴ったりやな」といったコメントも見受けられる。もちろん、今回の一件に関して小林本人に非は1つも無いのだが、思わぬ形で影響を受けてしまったという印象を抱いたファンも少なくないようだ。 プロ野球観戦のお供として、手堅い人気を誇っている球場のお弁当。実際に購入したことのある人も多いであろう定番の一品だが、東京ドームに限っては、しばらくの間、その選択肢が狭まることになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月30日 17時15分
オリックス、遊び心満載だった『冷やしドーム、はじめました』
オリックス・バファローズが本拠地である京セラドーム大阪を使った真夏の新企画『冷やしドーム、はじめました』が7月31日から今月の19日にかけて開催された。今回のイベントは、京セラドーム大阪に涼みに行こう!をテーマに、イベント、グッズ、グルメなど、ありとあらゆる「涼しいこと」「冷たいこと」を京セラドーム大阪に用意し、バファローズファン、野球ファン、灼熱の大阪から逃れたい市民を対象とした新企画として、発表当初から話題になっていた。イベント初日にはお笑い芸人のAMEMIYAが来場し、オリジナルソング『冷やしドーム、はじめました』を披露。『冷やしドーム』のロゴが入った氷柱を展示したり、カーリングの体験イベントを開催。また、京セラドーム自慢の飲食ブースも『冷やし』メニューを豊富に揃えて対応するなど、酷書に襲われた今年の大阪にはとてもマッチしたイベントで、ファンからは「来年もやって欲しい」という声が数多く聞かれた。さらに、9日の埼玉西武戦では「打ち水&撮影会付チケット」を販売し、思い出してもひんやりする…記憶から消し去りたい…そんな失敗談や恐怖体験など、忘れてしまいたいヒヤッとする話を選手に聞くプチトークショーに参加し、その後選手と一緒に打ち水体験&写真撮影会ができるユニークな企画チケットを販売。打ち水とトークショーには松葉貴大と東明大貴が参加し、参加したファンを大いに喜ばせた。また、期間中は京セラドーム大阪の各階の店舗付近に設置されたロゴバナーの隠れ正尚を見つけ出して、写真を撮ってTwitterに投稿すると、抽選で吉田正尚の直筆サイン色紙(冷やしドームオリジナルVer.)が当たる企画も行われ、ウォーリーを探せ!ならぬ、正尚を探せ!も大いに盛り上がっていた。さらに驚いたのは、バックステージにあるプレス食堂でも『冷やしドーム、はじめました』のロゴバナーが貼られて、冷やしメニューが提供されていたことだ。期間中は阪神戦などオリックス主催試合以外でも同メニューが提供されたという。こうした遊び心満載の企画はいかにもオリックスらしくて思わず笑ってしまう。『Bs TRAVEL〜インド編〜』、『冷やしドーム、はじめました」、そして30日には、今シーズン3部作の締めとして大人の夏休み『オリザニア2018』が開催されるが、オリックス球団が新たなプロジェクトチームを組んでこのような挑戦を続けることは、プロ野球に興味がない層に少しでも引っかかれば大成功といえるだけに、来年以降も我々が想像できないような企画を発表し、良い意味で驚かせてもらいたい。取材・文・写真 / どら増田、垪和さえ
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スポーツ 2018年08月30日 12時20分
パワハラ騒動で活動危機の体操・宮川選手に、高須院長「僕でよければ契約します」 称賛集まる
「世界選手権代表のチームメイトには本当に申し訳ないのですが、私は今の状況で日本代表として責任を持って戦っていくことは、精神的にも肉体的にも不可能だと判断し、今年は世界選手権、全日本シニア選手権、日本代表合宿を全て辞退することを決意しました」。 29日、一連のパワハラ騒動についての会見の中で、このような言葉を口にした女子体操選手の宮川紗江。2016年のリオ五輪にも出場している彼女だが、今回の騒動により、所属先とコーチをいっぺんに失い、さらには今後の競技生活をも脅かされる事態となってしまっている。 まだ18歳の若者が陥っている、余りにも苦しいこの状況。ただ、“渡りに船”とでも言うべきか、そんな宮川に救いの手を差し伸べた人物がいる。それが高須クリニックの院長として知られる高須克弥氏だ。 29日の午後7時50分、自身のツイッター上に「力になりたいと思います。僕でよければ契約します。連絡をお待ちします。」というツイートを投稿した高須氏。その後も各メディアから配信されている会見の記事を添えつつ、「強固な信頼で結ばれた宮川選手とコーチを物心ともに応援したいと思います。」、「宮川選手からのダイレクトメール待ってます。なう。」といったツイートを続けていく。 すると、高須氏は午後10時20分に宮川サイドと連絡が取れた旨をツイート。さらに、午後11時4分には「宮川紗江選手とお話しできました。明日具体的なサポートのご相談を担当同士ですることになりました。話し方が僕の孫娘とそっくりです。家族のように支援します」という、何とも頼もしい一文を投稿している。 宮川に対し一肌脱いだ高須氏の姿を受け、ツイッター上には「先生の行動力とそのスピード、素晴らしいです!」、「あなたみたいな人がいてくれて心が救われます」、「また一つ世の中を動かしましたね」といったコメントが数多く寄せられている。サポートの具体的な内容も含め、今後の展開にも注目が集まっていくことは間違いない。記事内の引用について高須克弥の公式Twitterよりhttps://twitter.com/katsuyatakasu文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月29日 21時15分
里村明衣子がDDTの歴史を塗り替える快挙!女子初のKO-D無差別級王座奪取!
DDTプロレス『DDT LIVE!マジ卍 #15』▽28日 東京・新木場1stRING 観衆220人(超満員札止め) AbemaTV格闘チャンネルの人気番組でもあるDDTプロレスの生番組『DDT LIVE!マジ卍』(毎週火曜日)で事件が起きた。 5月28日の同大会で、DDT最高峰タイトルKO-D無差別級王座への“いつでもどこでも挑戦権”(いつどこ挑戦権)を獲得していたセンダイガールズの里村明衣子が、14日の大会でK王者だった入江茂弘に“いつどこ挑戦権”を28日に行使するとアピールした。しかし、スーパー・ササダンゴマシンから“いつどこ挑戦権”を譲渡された男色ディーノが横取りする形で権利を行使。入江から王座を奪取してしまったのだ。 これに怒り心頭の里村は改めて28日に“いつどこ挑戦権”の行使を表明すると、ディーノに正々堂々と挑戦した。試合は里村がディーノの男色殺法に苦戦したが、観客の大きな声援に後押しされる形で、粘りに粘った。ディーノはいつも以上に手加減なしのシリアスな闘いで里村を攻め込んだが、最後は女子でトップを張っている里村の意地が上回った。スコーピオライジング、デスバレーボム、そしてトドメのスコーピオライジングを連発で決めて完勝。里村が第66代王者となり、KO-D無差別級王座初の女子王者となった。 試合後、里村は改めて入江を次期挑戦者に指名したが、入江はディーノへの怒りが収まらず。10.21両国国技館大会のメインに立ちたいディーノは里村へのリターンマッチを主張。すると混乱するリング上のやり取りを見た高木三四郎社長がリングに上がり、9.23後楽園ホール大会で里村対入江対ディーノのサバイバル3WAYマッチを開くと社長権限で決定。通常の3WAYマッチは誰かが勝利した時点で試合が終了するが、今回はその後も残った2人が闘い、勝った選手が王者となり、10.21両国大会のメインに出場するルールになりそうだ。 最後にリングに残った里村は「きょうベルトを獲ったのには意味がある。まずは両国のメインに立って、私が中心になってやる。世の中の女性たち!もう我慢する時代は終わったんだよ!男と対等に勝負できないなんて思ってんじゃねぇぞ!私はこれから女でも男でも強い奴らと対等に勝負してやるから!」と世の女性に向けてメッセージを送った。 アメリカのWWEで“日本人女子プロレスのレジェンド”と紹介された里村だが、ライバルのアジャ・コングとともに本人の中ではまだまだ“ING”である。師匠・長与千種をカリスマ性、実力ともに超えるような存在になってきた。ここまで来たら10.21両国のメインに王者として立つ姿を見てみたい。里村率いる仙女勢はKO-D6人タッグ戦でも大善戦しているだけに、DDTへの本格参戦で新たなムーブメントを巻き起こすかもしれない。文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年08月29日 19時00分
リハビリ視察4666日 長嶋茂雄が消えた全記録②
リハビリがストップした日 ようやく不在の理由が判明したのは8月半ばに差し掛かろうとした時期。『女性セブン』が長嶋の緊急入院の事実を報じたからだ。「長嶋茂雄緊急入院! 懸命の病室と家族の相克」と題された記事によれば、脳梗塞の再発ではなく、高熱と我慢できないほどの腹痛を訴えて緊急入院したということだった。「黄疸の症状が出ており、肝臓周辺の急性疾患ということで検査をしたところ、胆のうの機能が低下しており、胆石ができていた。高齢者に多い病気ではありますが、長嶋さんの場合はなかなか病状が好転せず、一進一退の状況のようです」(女性誌記者) この記事を受けてか、巨人も公式に入院中ということを認めて発表している。 そんな状況になっているとはつゆ知らず、筆者はこの記事が出るまで、ずっとリハビリ現場の公園に通い続けていた。約14年間にわたって長嶋のリハビリ視察を続け、4616日目(6月30日)でリハビリがストップしていたことをキャッチしていながら、入院の事実をつかめなかったのだから情けない。 筆者は50年間、野球界一筋で通してきた一兵卒の取材記者である。スポーツニッポンでプロ野球担当となり、退社後にフリーとなってからも野球界で取材を続けてきた。 その間、常に球界の太陽であり希望だったのがミスター長嶋茂雄だ。東京六大学のスターから巨人のスーパースターとなり、その後、巨人監督も務めたことは周知の通り。巨人の監督を離れてからも、長嶋は日本球界を象徴する存在であり続けてきた。 そのミスターが脳梗塞で倒れたのは'04年3月のこと。40日で退院して都内のリハビリ施設に移っているが、リハビリ自体は倒れた5日後にスタートさせていたという。現在の公園でのリハビリは、この施設を出て自宅に戻ってからである。 以来、筆者も1日も休むことなくリハビリ現場に通い続けてきた。ただし、長嶋に直撃して話を聞くわけでも、どこかにレポートをするためでもない。ただ、長嶋が完全復活するまで、その姿をこの目で見続けなければ、という記者としての使命感からの行動だ。 だから、いつも遠くからリハビリの様子を見守るだけで、言葉を交わしたことすらほとんどない。長嶋や巨人関係者も、私が来ていることは知っているが、咎められたことは一度もない。 理学療法士である専属の男性トレーナーと広報担当者らが付き添い、田園調布の自宅近くにある多摩川台公園内のグラウンドでのリハビリが始まった。ちなみに、長男の長嶋一茂(52)が顔を見せたことは、私が見た限り一度もない。 徐々に歩く距離が延び、50メートルほどの距離を10往復、さらに公園下から自宅まで続く約1㌔の勾配のきつい坂道を散歩して帰るのが日課となった。 懸命のリハビリによって右半身の麻痺から順調に回復すると、よりハードなメニューに取り組み始めた。握ったタオルをトレーナーが引っ張ってすごいスピードで走ったり、鉄アレイを持つこともあった。*****************スポーツジャーナリスト・吉見健明1946年生まれ。スポーツニッポン新聞社大阪本社報道部(プロ野球担当&副部長)を経てフリーに。法政一高で田淵幸一と正捕手を争い、法大野球部では田淵、山本浩二らと苦楽を共にした。スポニチ時代は“南海・野村監督解任”などスクープを連発した名物記者。『参謀』(森繁和著、講談社)プロデュース。著書多数。
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スポーツ 2018年08月29日 17時45分
高校生よりも即戦力投手!金本阪神が「地味ドラフト」に切り換えた真相
金本阪神は「金農フィーバー」「大阪桐蔭の連覇」に便乗できない。 第12回U−18アジア選手権を戦うため、今夏の甲子園を沸かせた球児たちが立教大学との練習試合に臨んだ。「高校選抜チーム対大学生」、この試合は、12球団スカウトにとって格好の判断材料だったという。「立教大もエースは投げさせませんが、代表チームに選ばれた高校球児たちがワンランク上の大学生と試合をやったらどうなるのか、ドラフトの判断材料になります」(在京球団スカウト) しかも、高校球児たちはアジア選手権に備え、木製バットを使わなければならない。金属バットを使えなくなった瞬間に打てなくなる球児も過去にいた。ネット裏のスカウトたちはお目当ての指名候補に熱い視線を送っていた。 しかし、阪神スカウトだけは他球団と異なる動きを見せ始めた。今年は高校生のアタリ年とも称されるが、阪神は大学生、社会人の投手を1位指名するという。 この情報は意味深い。「今の阪神の先発陣を見れば、当然でしょう。メッセンジャーは37歳、藤浪は不振に喘いでいます。秋山も勝ち星よりも負け数のほうが多いし」(在阪記者) 戦力的に見れば、「将来性の高校生よりも即戦力投手」という判断は間違っていない。だが、ドラフト戦略を切り換えた理由には、金本知憲監督とフロントとの関係も影響していた。「ここ数年、阪神スカウトは即戦力投手を獲得しようとしていました。でも、金本監督がどうしてもと言って、野手の1位指名に切り換えていたんです」(球界関係者) 過去3年間、金本監督は現場スカウトの報告書を一変させていたとも言える。昨年は大学生投手を1位指名したが、入札は清宮幸太郎だった。その抽選に外れた結果、投手指名という動きになったのだ。「阪神スカウトが社会人、大学生投手の1位指名をこの時期に匂わせてきたのは、他球団を牽制するためではありません。金本監督へのメッセージです。1位指名候補を一変させるような権限は、もうない、と…」(前出・同) 金本監督は大失敗だったロサリオ獲得にも一枚絡んでいる。映像チェックに関わっており、高山、大山が伸び悩んでいる状況にも責任がないとは言えない。ペナントレースも苦戦続きである以上、現場スカウトやフロントが“反旗を翻した”のは当然だろう。 こうしたドラフト情報から考えると、金本監督はこれまでのような権限こそ喪失したが、「来季も続投」ということのようだ。続投させる代わりに権限を喪失したという見方に関しては、否定的な見方もあるが…。「でも、大阪桐蔭の藤原恭大外野手にご執心だとの情報も聞かれます。彼の打撃力は高校生のなかでもトップクラスですが、外野手なので他球団のスカウトは慎重です。糸井、福留の高齢化があり、高山が伸び悩んでいるので、阪神が将来のクリーンアップ候補の藤原に入れ込むのもわかりますが。他球団が藤原の1位指名に慎重なので、社会人、大学生投手を1位指名しても、2位で藤原が残っているという判断もされたのかもしれません」(前出・同) 夏の甲子園を制した大阪桐蔭には7人のドラフト候補がいるという。だが、彼らは先輩である藤浪晋太郎が伸び悩んでいる現状から、阪神にはさほど魅力を感じていないとの情報も駆け巡っている。阪神は金本監督から権限を奪い取ったとしても、ドラフトで的確な補強ができないかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年08月29日 17時15分
オリックス東明大貴が好投も、福良監督地元凱旋試合で今季11度目の零封負け!
オリックス 0-4 北海道日本ハム(18回戦)※オリックス8勝10敗▽28日 KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎 観衆20,480人CS進出への道が遠のいていく… オリックスは28日、2015年から春季キャンプで訪れている宮崎で初の公式戦を日本ハム相手に開催した。宮崎でパ・リーグの公式戦が開催されるのも10年振りとあって、宮崎市では今年2月の春季キャンプから、市街地のいたるところにポスターを貼ったり、ラッピングバスを走らせるなど、今回の試合を全力プロモーション。その甲斐もあってか、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎には2万人を超える観客が集まった。関西や関東からの遠征組も多数詰めかけたという。 宮崎県出身のオリックス福良淳一監督、西村徳文ヘッドコーチにとっては凱旋試合となり、是が非でも勝ちたい試合だったが…。 オリックス打線は日本ハム先発ロドリゲスのツーシームを捕らえることができず、凡打の山を築き上げてしまう。オリックス先発の東明大貴は「ストライク先行で投げることはできたんですが、全体的にボールが高く、浮いたボールを打たれてしまいました。追い込んだ後に打たれることも多かったですし、なんとか防ぎたかったです」と反省点を振り返っていたが、初回と3回に失点を許すもピンチを切り抜けるなど、先発として粘り強い好投を見せた。 オリックスは6回から継投に入り、比嘉幹貴、山田修義が無失点リレーで繋いだが、8回に2死1塁の場面から登板した近藤大亮が、カウント0-2から中田翔に24号2ランをレフトスタンドへ運ばれてしまい万事休す。打線も何度かチャンスがあったものの、持ち味である繋ぐ打線が機能せず完敗。地元、都城高校出身の“オリの神童”山本由伸の登板機会もなかった。 CS進出圏内である3位日本ハムとのゲーム差は8ゲームにまで広がり、3位日本ハム、2位ソフトバンクとそれぞれ7試合ずつ直接対決を残しているが、この日の敗戦はかなり重い1敗となりそうだ。 このカードは1日移動日を挟んで、30日に京セラドーム大阪であと1試合行われる。文・写真 / どら増田、垪和さえ
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スポーツ 2018年08月29日 06時15分
ネット上にも心配の声 重大なアクシデントに見舞われてしまった元中日・ナニータ
2014年オフに中日と契約し、その後2016年まで日本球界でプレーしたリカルド・ナニータ。2013年の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、母国ドミニカ共和国の一員として優勝を経験してもいるこの助っ人が、試練の時を迎えているということが一部メディアによって報じられている。 報道によると、ナニータは26日(日本時間27日)にドミニカで行われていた試合中、外野フライを処理する際にフェンスに激突。これにより、複数箇所を骨折する大ケガに見舞われたとのことだ。 また、今回の痛ましい一幕は、ドミニカの野球連盟(FEDOBE)のツイッターでも触れられている。早期回復を願う内容が綴られたツイートには、選手やファンが心配そうに見守る中、ナニータが担架で運ばれる様子を収めた写真が添付されている。 中日に在籍した2年間で「144試合出場・打率.293・8本塁打・50打点」の成績を残しているナニータ。日本を離れた後も、しばしば中日時代の写真を自身のツイッターにアップするなどしており、ファンからは愛すべき助っ人として親しまれていた。 昨年11月には、日本球界への復帰を目指しているという内容も含むインタビュー記事を、自身のツイッターで紹介してもいたナニータ。そんな元助っ人が重大なアクシデントに見舞われてしまった今回の一件を受け、ネット上には「ナニータ怪我したんか、心配やなあ」「ナニータ大けが…大丈夫かな…」「1日でも早い回復を祈りたい」といった心配の声が挙がっている。 今年で37歳を迎えたナニータにとって、今回の大ケガは決して楽観視できるものではない。前述した報道の中では手術を行うということも合わせて伝えられているが、年齢が年齢なだけに、成功したとしてもその後の経過が順調にいくかは極めて不透明だ。 心配の声が挙がる一方で、ネット上には激励のコメントも数多く寄せられている。彼らの祈りが通じ、ナニータが再びグラウンドに戻ってきてくれることを心から願うばかりだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月28日 19時00分
リハビリ視察4666日 長嶋茂雄が消えた全記録①
この夏、ミスターの姿がプッツリと消えた。球場や公のイベントに現れなくなったという意味ではない。この十数年、欠かさず日課にしていたリハビリにも姿を現さなくなったのだ。 筆者が最後に長嶋茂雄(82)のリハビリ姿を視認したのは6月30日のことだった。この日は土曜日で、いつものようにお付きの運転手が運転する車で東京・港区にある『国立科学博物館附属自然教育園』に到着した長嶋は、ウオーキングを開始。普通よりも少し早い、いわゆる早歩きのペースで、隣には男女2名の介護人が付き添っていた。 早歩きを終えると、今度はバットを手にして30回の素振りを行うのがルーティンだ。もちろん、バットを持つのは左手であり、スイングにも勢いがあるわけではない。だが、そのフォームには往年の面影が残っている。現役時代から何十年経とうが、病で障害を抱えようがミスターはミスターなのだ。いつものメニューをこなすと、いつものように静かに帰って行った。 だが、この日を最後に、ミスターのリハビリ通いはピタリと止まってしまった。翌日から、予定の時間をすぎても公園には誰も姿を見せなくなったのだ。 これまでミスターがリハビリを休んだのは大雪が降った日や、風邪で体調を崩したときなど本当に数えるほどしかない。それ以外は、たとえ台風がやってきて大雨が降ろうと、明け方に氷点下となり公園の水たまりに氷が張るような寒い日だろうと、この日課を続けてきたのだ。 それでも前日までの元気な姿を見ていた筆者は深刻には考えず、最初は「今日は自宅散歩かな」と思っていた。これまでも公園に来ない日は何度かあって、少し体調が悪い日には、公園ではなく、自宅周辺での散歩リハビリに切り替えることがあることを知っていたからだ。 ところが、事態は思った以上に深刻だった。ミスターが公園に来なくなってから1週間後の7月8日に予定されていたイベントも「風邪」を理由に欠席する。 これは毎年、北海道のザ・ノースカントリーゴルフクラブで開催されている男子プロゴルフのトーナメント『長嶋茂雄招待セガサミーカップ』で、名前を冠している通り、ミスターは大会名誉会長として最終日に登場することが通例となっていた。欠席するのは2007年に大会名誉会長に就任して以降、初めてのことだった。それから約1カ月半、筆者は変わらず毎日現場に足を運んでチェックを続けたが、長嶋の姿は一度も見ることができなかった。 8月に入ると、お付きの運転手が奇妙な動きを見せ始めた。 長嶋の朝は規則正しい。迎えの車はいつも朝6時には駐車場に入って待機しており、長嶋が家を出るのはいつも7時15分頃。そこから車に乗ってリハビリに出掛けていた。 ところが、長嶋がリハビリに姿を見せなくなってからも、迎えの車は毎朝時間通りに自宅にやってきて、時刻通りに出掛けていくのだ。ただし、車はリハビリ先には現れない。「次女の三奈さんが入院を隠すため、運転手さんに偽装工作を頼んでいたようです。長嶋さんは別に隠す必要はないと思っていたようですが、いつものように周囲は極秘にしたかった。マスコミに漏れないように気を配っていましたからね」(長嶋家に近い人物) 介護士からのストップ指令があっても、リハビリを休もうとしなかった長嶋がこれほどまでに長い間、休むのは確かにおかしかった。*****************スポーツジャーナリスト・吉見健明1946年生まれ。スポーツニッポン新聞社大阪本社報道部(プロ野球担当&副部長)を経てフリーに。法政一高で田淵幸一と正捕手を争い、法大野球部では田淵、山本浩二らと苦楽を共にした。スポニチ時代は“南海・野村監督解任”などスクープを連発した名物記者。『参謀』(森繁和著、講談社)プロデュース。著書多数。
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DREAM 青木真也がエース襲名宣言
2008年06月16日 15時00分
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2008年06月16日 15時00分
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ノア 初防衛を果たしたGHCヘビー級王者・森嶋猛に新たな刺客
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2008年06月14日 15時00分
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ノア きょう14日のGHCヘビー級王座選手権は森嶋猛の一撃必殺VS杉浦貴の乱打か
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2008年06月14日 15時00分
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2008年06月13日 15時00分
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2008年06月13日 15時00分
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2008年06月13日 15時00分
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DREAM ジェイソン“メイヘム”ミラーがワニを相手に公開トレ
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出演番組が軒並み低視聴率だった中田英寿
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2008年06月12日 15時00分
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亀田親子が再起動
2008年06月11日 15時00分