スポーツ
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スポーツ 2018年08月23日 17時15分
「ストライクゾーンで勝負できた」オリックス“太陽の逸材”山岡泰輔が先発復帰後2連勝
オリックス 3-1 東北楽天(19回戦)※オリックス7勝11敗1分け▽22日 楽天生命パーク宮城 観衆26,290人 オリックスが連敗を4で止めた。 4連敗中のオリックスは、15日の西武戦で先発に復帰登板し、4か月振りの勝利を挙げた“太陽の逸材”山岡泰輔が連敗ストッパーを任された。 「調子自体は悪くなかったです。バッターと、ストライクゾーンの中で勝負することができたと思います」と自身のピッチングを振り返っていた山岡は、楽天打線を相手に変化球を中心にした配球で翻弄。6回、2死1、2塁の場面から島内宏明にタイムリーを打たれ、山田修義に交代したが、5回2/3を97球、4安打、6三振、1失点と、できれば6回は最後まで投げ終えたいところだったが、先週の西武戦に続いて先発として最低限の務めは果たした。 打線は、楽天先発の古川侑利に苦戦していたが、4回に伏見寅威がルーキーイヤーの2013年以来、5シーズン振り2本目となる1号2ランで先制。9回には吉田正尚が松井裕樹から、レフトスタンドへ21号ソロを放ち、投手陣を援護。 中継ぎ陣では、山田の後を継いで7回に登板した“オリのジョニー”黒木優太が、持ち味のキレがあるストレートに、精度の高い変化球を披露。再登録された21日に続く連続登板だったが、昨年の良い時期を思い出させるような復活劇を見せた。8回は“オリの神童”山本由伸が登板。由伸も「きょうは感覚が良かった」と振り返っていたが、ペゲーロを手玉に取り、2死3塁のピンチから迎えた今江年晶を140キロを超えるフォークで空振り三振に打ち取るなど完璧なピッチング。最後は“守護神”増井浩俊が3人で仕留めて、オリックスが勝利を収め連敗を4で止めた。山岡は先発復帰後2連勝となる4勝目(10敗)。 5年振りのホームランを放った伏見は「打ったのはチェンジアップです。ノーアウトでしたし、(吉田)正尚になんとかいい形でつなぐこと、中途半端なスイングはしないことを考えていました。いい感じでとらえられたので、抜けてくれるかなと思いましたが、まさか入るとは思いませんでした。先制点を取ることができてよかったです」とコメント。ヒーローインタビューにも選ばれ、久々の一軍でのホームランの味を噛み締めていた。 オリックスは24日からZOZOマリンスタジアムに移動し、4位のロッテとビジター3連戦を行う。文・写真 / どら増田、垪和さえ
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スポーツ 2018年08月22日 21時45分
「親分が帰って来るのを待ちましょう」“レジェンド”藤波&ライガーが武藤にラブコール!
プロレスリング・マスターズ『PRO-WRESTLING MASTERS』▽21日 後楽園ホール 観衆 1,382人(満員) プロレス黄金時代だった90年代前後の闘いが蘇る武藤敬司プロデュース、プロレスリング・マスターズの第4回大会が21日、東京・後楽園ホールで開催された。隣の東京ドームではほぼ同じ時間帯に、NPBの千葉ロッテマリーンズが埼玉西武ライオンズ相手に球団創設50周年記念試合を開催しており、水道橋には昭和を感じるレトロな風が吹いていた。 後楽園は客席の8割程度が埋まった状態で、第1試合がスタート。いきなり組長こと藤原喜明と維新力のシングル対決が実現した。相変わらずコンディションが良い組長は、序盤から維新力を関節地獄に誘い出すが、維新力は場外にエスケープ。それを組長が追っていき乱闘に発展すると、組長必殺の一本足ヘッドバットが炸裂。組長は己の頭の硬さを誇示するかのように、コーナーの金具をむき出しにするとそこにヘッドバットを連発するが、これで流血してしまう。しかし、これが逆に火をつけたのか、最後は維新力が反撃しようとした隙を突き、腹固めでギブアップ勝ち。メガネスーパー対決は組長に軍配が上がった。 第2試合では昔よりふっくらとしたケンドーが、ザ・グレート・サスケ&SATOとみちのくプロレス初期を思い出させるトリオを結成。NOSAWA論外&MAZADA&FUJITAの東京愚連隊とルチャルールで対戦した。“元祖”欽ちゃんジャンプをはじめ、ケンドーは“お約束”のポーズを必要以上に披露。その脇をサスケとSATOがガッチリと固めていたのが印象的だった。試合はSATOがダイビングセントーンで勝利。試合後、ケンドーは試合前に示唆していた引退を撤回し、また日本のリングに帰ってくることを約束した。 第3試合では、日本プロレス、全日本プロレスで同じ時代を過ごしたグレート小鹿とキム・ドクがタッグを結成し、カリー&コリーの海賊ガスパーズと対戦。6月に行われたスーパー・ストロング・マシン引退記念興行で、健在ぶりをアピールしていた将軍KYワカマツがガスパーズのマネージャーとして帯同した。この試合だけ、団体も時代も全てがシャッフルされた異質な試合となった。最初に登場したのはワカマツ。マイクを握ると「俺様が将軍KYワカマツだ!アントニオ猪木と闘ったストロング・マシンを育てたんだ!よく聞けよ!俺様が海賊ガスパーズを世界に通用する海賊に育て上げる!」などと演説してからガスパーズを呼び込み、小鹿組が登場すると「武藤を出せ!」と挑発するが、レフェリーは試合開始のゴングを要請した。 身長の高いガスパーズ相手に苦戦必至と見られた超ベテランタッグだが、この2人もデカイ。逆にガスパーズが手を焼く場面が多かった。特にドクは足腰が頑丈で、倒すだけでも大変そうだった。最後はワカマツの凶器攻撃がコリーに誤爆したところをドクが大きなコリーを担ぎ上げパイルドライバーで3カウント。昭和の底力を感じた瞬間だった。試合後、ガスパーズはワカマツを急襲。小鹿組が救出し、3人は握手をかわしてリングを後にした。 セミファイナルでは、藤波辰爾が獣神サンダー・ライガー、佐野巧真と新日本新旧ジュニア王者トリオを結成。藤波は懐かしのピンクのジャンパータイプのコスチュームを着用して入場した。約30年ぶりの来日となるワイルド・サモアン&大矢剛功&ブラックタイガーVと対戦した。サモアンはかなり巨大化していたが、後ろ蹴りを見せるなどかつての面影を見せた。ただ、ファンの期待に応えることはできなかったようだ。試合はライガーとブラックが絡み、90年代新日本ジュニアを彷彿とさせる展開となった。最後は佐野のソバット、ライガーの串刺しラリアット、そして棚橋弘至に伝承されている藤波の“左の”張り手から、佐野がノーザンライトボムでブラックから3カウント。藤波組が勝利を収めた。 試合後、インタビューブースでライガーは「ボクがプロレスに入るきっかけを作っていただいたのは藤波さんで、ボクの先輩が佐野さん。この3人なら負ける気しない。(大会ポスターを見て)武藤、馳、ケアの3人が来たってオレらは負けない。話題作りはなんぼだけど、平成維震軍とかやっても意味がない。実力なんだよ。レジェンドの中でもそういう競争があっていいと思う」と語った。「(大矢とは久々の対戦だったが?)そういうここのリングでしか試合ができない選手と闘って競っていきたいね」と持論を展開した。サモアンとは「もうちょっと肌を合わせたかった」と物足りなさそうだった藤波も、ポスターを見ると感慨深げ。「懐かしい顔がいっぱいいるね。親分(武藤)が帰って来るのを待ちましょう」とライガーの考えに同調していた。 果たして藤波&ライガーのラブコールは、プロデューサー武藤に届くのか?取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年08月22日 21時15分
「文科省を立て直したい」プロレスで完勝の馳浩、次期政権で文科相再登板に意欲!
プロレスリング・マスターズ『PRO-WRESTLING MASTERS』▽21日 後楽園ホール 観衆 1,382人(満員) 馳浩衆院議員が、プロレス引退宣言後、初めて1ヶ月2試合限定で復活した。昨年7月に武藤敬司プロデュースのプロレスリング・マスターズのリングで、盟友である武藤のラブコールに応え11年振りの“一夜復活”を果たした馳。今月5日に自らが実行委員長を務めた地元、金沢で行われた全日本プロレスの大会で、長州力、秋山準と専修大学レスリング部トリオを結成。KAZUMA SAKAMOTOにノーザンライトスープレックスを決めて3カウントを奪取し、昨年と変わらずブランクを感じさせない動きを見せファンや関係者を驚かせていた。 今大会は大会プロデューサーで、マスターズの主力選手でもある武藤が、膝を手術した関係で試合には出場できない状況。武藤は戦前から「馳先生が頑張ってくれるでしょう」と馳に丸投げしていた感はある。今回のテーマは後に馳が“黒幕”だとされ、武藤が新日本プロレスから全日本プロレスへ移籍する布石となった団体超党派ユニットBATTの復活だ。BATT復活の報を聞いて当時の主力メンバーだった新崎人生、太陽ケア、そして初期に行動をともにしていた大谷晋二郎が今大会に集結した。対戦相手はマスターズで存在感を発揮し始めてきた越中詩郎率いる平成維震軍。BATTのセコンドに武藤が付くと発表されると、維震軍はザ・グレート・カブキがフルコスチュームでセコンドに付くと発表。舞台は整った。 セミファイナル終了後、休憩が終わると場内には『ザ・スコアー』が流れ、リングサイドには田中ケロ・リングアナウンサーが待機。90年代新日本プロレスの世界が後楽園ホールに戻ってきた。 BATTは田中リングアナの呼び込みで1人ずつ入場。馳はTシャツを2枚着込んで、客席に投げた。これも90年代の新日本の会場では毎回見られた光景。最後に入場した武藤のテーマ曲は『アウトブレイク』。時代に合わせた選曲もパーフェクトだった。BATTの後に入場した平成維震軍は越中のテーマ曲『SAMURAI』で入ってきたが、この時の大コシナカコールはまさに鳥肌モノだった。武藤がマスターズを立ち上げた理由のひとつに「あの頃の熱を取り戻したい」というものがあったが、これこそが「あの頃の熱」である。 試合は、越中がとにかく元気な動きを見せた。あの頃とまったく動きが変わらないのはお見事。個人的には右足のケガが原因で引退した青柳政司館長が心配だったが、館長も蹴りこそキレはないものの、試合中に違和感を感じる動きはほとんどなかった。AKIRAと齋藤彰俊がガッチリとカバーしていたところに、維震軍の絆の深さを感じた。試合は、カブキが馳に毒霧を噴射したところから一気に動き出し、武藤が「手術後初めてやった」というシャイニングウィザードをAKIRAに決めた。その流れで馳がノーザンライトスープレックスで3カウントを奪取。BATTが勝利を収めた。 試合後、マイクを掴んだ馳は「来年も見たい?武藤!来年試合できるのかよ?」と武藤に問いかけると、武藤は「全然政治家らしくないね?ちゃんと政治家の仕事してる?時間有り余ってるの?来年?…やりましょう!」とジョークを交えながら来年の試合を約束した。 インタビューブースで武藤は「先生(馳)に無茶ぶりされたんで言っちゃったんですけど、きょう主治医が来てたんですよ。復帰時期はちょっと…」と口ごもるのを見た馳が「(復帰すると)言ったよな!」と促した。「来年だから。来年の12月でも来年だから(笑)」と武藤は周囲を笑わせると、続けて「また組みてぇよな。また集まろうぜ」とBATTの再結集を誓い、他のメンバーも同調した。今度は武藤も入ったBATTが見られるはずだ。 馳は教え子である大谷の成長がうれしかったようで「大谷は立派に成長した」と称賛。ケア、人生にも労いの言葉を送っていた。手術をした盟友の力になれればいいと、2月から公務の合間をぬってトレーニングしてきたという馳だが、この肉体を維持し続けるのは現役選手でも至難の業。さすがは元オリンピック日本代表選手である。 公務の方では来月、自民党の総裁選が控えている。総裁選の広報担当部長に就任した馳は「公には誰を応援すると言えない立場」だそうだが、政治部の記者から総裁選後にできる次期政権でやりたいことを質問されると、「あそこまで堕ちてしまった文科省を大臣として、内閣から立て直したい気持ちはある」と答え、問題が山積している文部科学相への再登板に意欲を示した。 最後は代議士の顔に切り替わっていたが、この日、馳がプロレスラーとして私たちが忘れかけていたいろいろなことを思い出させてくれたのは、20年振りに感じた夏の思い出になるに違いない。※文中敬称略取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年08月22日 17時15分
楽天・石井GMの初仕事は「脱ヤクルト」&お供のメジャーリーガー獲得
ノムラ回帰か、それとも、古巣球団との完全決別か? 東北楽天ゴールデンイーグルスがヤクルト、西武、ドジャースなどで活躍した石井一久氏(44)のゼネラルマネージャー就任を正式発表した(9月1日付)。8月27日に会見が開かれるが、氏のGMとしての初仕事は「新監督の人選」だが、その新体制作りは古巣から“反感”を買うことにもなりそうだ。「6月に辞任した梨田昌孝前監督を支えたコーチがそのまま残っています。平石洋介監督代行がチームを建て直しつつありますが、いまだ『代行』の二文字が消えないということは、来季の監督は外部招聘となりそう。新監督の人選に加え、現コーチの誰を残留させ、新たにどんな人物をコーチ招聘するかが石井氏の初仕事となります」(プロ野球解説者) 失礼ながら石井氏は「ノホホン」とした雰囲気があるが、したたかな一面もあるという。また、技術的なアドバイスも的確にできるそうだ。そんな一面を評価されてのGM就任となったわけだが、一時期、こんな憶測もされていた。「池山隆寛二軍監督は石井氏と同じヤクルト出身です。石井GMが来季の新監督として選ぶのは、池山二軍監督ではないか」 ともに、ノムラID野球を学んだ同輩なら、気心も知れている。その可能性は十分に考えられたが、正式なGM就任と同時に飛び込んできたのは、正反対な話だった。「池山二軍監督を楽天に連れてきたのは、野村克也氏です。野村監督の時代にコーチとして呼ばれ、その後、故・星野仙一副会長にも認められ、今日に至っています。彼を二軍監督に据えたのは星野氏でしたが、それは将来の一軍指揮官を見据えての配置換えではなく、球団幹部との折り合いの悪さからなんです。一軍コーチに置いたままヘンに睨まれるよりも、星野氏が配慮して二軍に避難させたんです。石井GMが池山二軍監督を庇うかどうか、わかりませんよ」(球界関係者) 石井氏が44歳の若さでGMに上り詰めたのは、“組織の本流”を見抜く力もあったからだという。外部招聘で着任したかつての先輩を庇うのと、組織の意志に従うのとどっちがトクか…。石井GMはドライな一面も秘めているそうだ。「石井GMが評価されたのは、西武に移籍してからです。当時の石井GMは年齢的なピークはとっくにすぎていましたが、技巧派に転向してみせました。その投手理論、配球術には涌井秀章(現・千葉ロッテ)、岸孝之(現・楽天)、菊池雄星らからも一目置かれていました」(ベテラン記者) こうした情報を聞かされると、石井GMはヤクルトOBよりも西武関係者を“優遇”しそうだ。また、石井GMは今季西武から米パドレスに移籍した牧田和久投手の相談役だったとの情報もある。水面下で、菊池雄星のメジャー移籍をサポートしているとも言われている。自身のメジャー経験から米国の代理人事務所にもネットワークはあるという。「球団は外国人選手の獲得ルートに期待しているようですね」(ベテラン記者) 石井GMが西武時代の後輩投手に一目置かれるようになった配球術は、古田敦也氏に鍛えられたもの。古田氏が後方支援してくるかもしれないが、楽天のドン、三木谷浩史オーナーはJリーグ・神戸にスーパースターのイニエスタを加え、地方スタジアムも満員にしてみせた。石井GMが今オフ、「超」のつくメジャーリーガーを連れてきて、古巣ヤクルトも驚かせるのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)。
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スポーツ 2018年08月21日 21時45分
新日本、ヒロム長期欠場でIWGPジュニア王座返上!9.23神戸で棚橋対オカダの決着戦!
新日本プロレスは20日、都内の事務所で記者会見を行った。会見の冒頭に流れたVTRでインタビュアーが「長期欠場中の高橋ヒロムから手紙が届いた」と明かし、その内容を話し始めた。 「みなさん、ヤッホーお久しぶり!ポニポニビーム発射5秒前!4.3.2.1.ポニーーーーーーーー!」と切り出したヒロムは「みんなに俺の試合を見せられなくてとても悔しい。そして何よりIWGP Jr.チャンピオンとして情けないです、ごめんなさい」と謝罪。「俺はまだ試合できないんだ!だから復帰するその時まで、この顔面そしてこのボデェーも見せたくないんだ!だから今日はベルトさんに喋ってもらおうと思って、、それじゃベルトさん!よろしく!ヒロムより」と締めた。 その後、インタビュアーとIWGPジュニアヘビー級王座のベルトが会話をしていると、菅林直樹会長が登場。菅林会長はベルトに「高橋ヒロム選手にベルトを返上してもらうことになりました」と告げると、ベルトは驚いた。菅林会長は「今よりさらにジュニアの闘いを活性化させるためにも、ここは返上してもらいます。そしてヒロム選手は、100%の回復では足りません。1000%の回復をして、このベルトを奪いに来て下さい」と説明した。これにはベルトも「そうだよね、僕もジュニアのためにそうしたほうがいいと思う!次のチャンピオンは誰かな? 楽しみ」と納得した様子だった。 このVTRはヒロムが考案したことがエンディングのクレジットでも明らかになっているが、7月のアメリカ・サンフランシスコ大会で首を負傷したヒロムは完治までにかなりの時間を要するのではないかと心配されていた。ヒロムのIWGPジュニア王座への思いも強かっただけに、返上というのは苦渋の結果。「防衛期限の半年以内には復帰できない」という菅林会長の判断に従って、ここは治療に専念してもらいたい。 菅林会長は王座決定トーナメントのメンバーに「直近のチャンピオンを選びました」と説明。9.23神戸ワールド記念ホール大会でKUSHIDA対BUSHI、9.30アメリカ・ロサンゼルス大会でウィル・オスプレイ対マーティ・スカルがそれぞれ対戦し、勝者が10.8両国国技館大会で王座決定戦を行う。 また『G1クライマックス28』で優勝し、来年1.4東京ドーム大会メインイベントでIWGPヘビー級王座への挑戦権利証を保有している棚橋弘至は、最後の公式戦で引き分けたオカダ・カズチカを権利証の防衛戦の相手として逆指名していた。オカダとは9.23神戸大会で対戦することが決定した。「オカダを倒さなければドームのメインには行けない」という棚橋と、そんな棚橋が優勝して逆指名されることまで予想していたかのように「G1の決勝は棚橋推し」と話していたオカダ。ドームのメインの座をめぐり、どちらも負けられない闘いになる。 なお、ケニー・オメガ対石井智宏のIWGPヘビー級選手権試合は9.15広島サンプラザ大会で、後藤洋央紀対タイチのNEVER無差別級選手権試合、日本武道館大会で因縁が再燃した内藤哲也対鈴木みのるは9.17別府ビーコンプラザ大会でそれぞれ戦うことも発表されている。 G1が終わり、新日本の闘いは後半戦に突入。ここからは1.4ドーム大会に向けた闘いだ。9月からも目が離せない大会が続きそうだ。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年08月21日 21時15分
WWE真夏の祭典で中邑が完勝防衛!王座奪取のレインズ、ロンダは王者として大阪へ!
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間20日、ニューヨーク州ブルックリンで真夏の祭典『サマースラム』を開催した。『サマースラム』は今年で30年目を迎える毎夏恒例のビッグマッチで、WWEでは『レッスルマニア』に次ぐ価値ある大会と位置づけられている。 日本人選手では、WWE USヘビー級王者の中邑真輔が唯一出場し、ジェフ・ハーディーを相手に防衛戦を行った。ジェフの攻撃を読み切った中邑は一連のムーブメントを見せてから、キンシャサをズバリと決めて完勝。2人の抗争は当初拮抗していたが、闘い続けているうちに中邑の実力が抜きん出てきたイメージが強い。この日も試合後にランディ・オートンが現れた。今後何らかのリアクションを起こすのは間違いなく、US王座をめぐる抗争は続きそうだ。 メインイベントではローマン・レインズがブロック・レスナーのWWEユニバーサル王座に挑戦。「俺はリングサイドでこの試合を見届ける」とブラウン・ストローマンが見守った。彼はレスナーにいつでもどこでも王座に挑戦できる権利証「マネー・イン・ザ・バンク」を保有している。 試合が始まると、序盤はレインズが攻め立てるが、レスナーもギロチンチョークで応戦して激しい攻防を展開。しかし、レインズの攻撃をレスナーがかわすと、場外のストローマンに誤爆。これを見たレスナーはストローマンにF5を決めると、権利証が入ったブリーフケースを投げ飛ばし、イスで滅多打ちにしてしまう。ストローマンに夢中になっているレスナーに対してチャンスを狙っていたレインズは、レスナーがリングに戻ると渾身のスピアーを決めてKO。レインズがレスナーから3カウントを奪ってユニバーサル王座を奪取した。これには会場のファンも大喜びだ。 また、“地球上で最も危険な女”ロンダ・ラウジーが、アレクサ・ブリスのロウ女子王座に挑戦した。 コワモテのアイシャドウメイクで登場して気合十分のロンダは、試合開始からアレクサを攻め立てたが、アレクサはロープに逃げて攻撃を回避。これを見てうんざりしたロンダはリング中央に座り込んで目をつぶり、アレクサを誘い込んだ。背後からアレクサがチョークスリーパーを決めた途端に目を見開くと、そのまま持ち上げて投げ飛ばし、さらにアレクサの腕をひねり上げると最後はアームバーを決めた。最後はアレクサからタップを奪って圧勝した。 最後のひねり上げた角度はかなりヤバイ角度。プロレスの試合というよりは総合格闘技に近かった。デビューから4ヶ月で新ロウ女子王者となったロンダは自身初のタイトル獲得を盟友のナタリアや、リングサイドにいた夫とともに喜んだ。ちなみにこの日はシャーロット・フレアーもスマックダウン女子王座に返り咲いた。一方、WWE王者のAJスタイルズは、家族を巻き込むサモア・ジョーの策略にハマって反則負け。フィン・ベイラーはボディペイントを施したデーモンキングバージョンで登場し、バロン・コービンを秒殺した。 8.31エディオンアリーナ大阪大会までロウはあと2回残されているが、レインズとロンダのチャンピオンとしての勇姿を拝むことができる可能性は極めて高い。これに伴うカードの変更にも大いに期待していいだろう。また凱旋が決まっているカイリ・セインもASUKAに続く日本人2人目のNXT女子王座を戴冠しており、こちらのカードも見逃せない。夏の終わりにミナミがニューヨークになる。取材・文 / どら増田写真 / ©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved
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スポーツ 2018年08月21日 17時15分
ネット上には様々な声 侍ジャパンが日米野球出場の6選手を先行発表
優勝争いやAクラス争いを続ける各球団が、勝負の夏場を迎えている今季のプロ野球。レギュラーシーズン終了まではまだ日にちがある中、一足お先にとばかりに日本代表チーム「侍ジャパン」のメンバーが先行発表された。 チームの公式サイトに掲載されている今回の発表。そこには、今年11月に開催される「2018日米野球」に出場する選手の内、菅野智之(巨人/投手)、山崎康晃(DeNA/投手)、菊池涼介(広島/内野手)、秋山翔吾(埼玉西武/外野手)、柳田悠岐(ソフトバンク/外野手)、筒香嘉智(DeNA/外野手)の6名が選出されたことが記載されている。 また、今回の発表では大会の日程として、チームが11月7日に壮行試合(対チャイニーズ・タイペイ)を行い、その後11月9日〜11日、13日〜15日にかけてMLBオールスターチームと6試合を戦うことも合わせて伝えられている。ちなみに、11月8日にはエキシビションゲーム(巨人対MLBオールスターチーム)も行われる予定であるとのことだ。 8月25日にチケット最速先行受付がスタートするなど、グラウンド内外で早くも戦いが始動している日米野球。今回の発表を受け、ネット上には「まあ妥当なメンバーやな」、「今年活躍してる選手も多く選んでほしいね」、「行くことにしたのでチケット取らないと」といった声が挙がっている。 また、中には「MLBのメンバーの方が気になるわ」、「日本人選手も選出されたら面白いな」、「マイコラス凱旋してほしい」といったコメントも寄せられている。日本球界ゆかりの選手が来日するとなれば、その盛り上がりもますます大きくなるだろう。 しかし、この一方で「正直贔屓チームの選手は選ばないでほしい」、「金儲けに使われる選手たちが気の毒」、「こんなの選ばれ損じゃない?」といった批判的な声を挙げる人も。本来ならシーズンの疲れをケアする時期に試合が組まれることで、無用なリスクが生じてしまうのではと考えている人も少なからずいるようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月21日 16時50分
絶対王者ここにあり 大阪桐蔭が金足農を大差で破り、史上初となる2度目の春夏連覇を達成!
21日に決勝戦を迎えた第100回全国高校野球選手権大会。記念すべき節目の、そして平成最後の夏の大会を締めくくる最後の試合で、大阪桐蔭(北大阪)と金足農(秋田)が顔を合わせた。 藤浪晋太郎(阪神)、森友哉(埼玉西武)を擁した2012年以来となる2度目の春夏連覇を狙う大阪桐蔭と、勝てば秋田県、そして東北勢初の優勝となる金足農。超満員の観衆が甲子園に詰めかける中、どちらが勝っても史上初の快挙となる大一番は午後2時06分に運命のプレーボールを迎えた。 注目の試合を最初に動かしたのは大阪桐蔭。1回裏二死満塁から金足農先発・吉田輝星の暴投で1点を先制すると、その直後に石川瑞貴が2点タイムリーツーベースを放ち、2点を追加した。 いきなり3点のビハインドを負った金足農だが、3回表に反撃を見せる。この回先頭の斎藤璃玖が四球で出塁すると、そこから菅原天空が送りバント。さらに大阪桐蔭先発・柿木蓮の暴投で三塁までランナーを進めると、佐々木大夢がライトへ犠牲フライを放ち、ノーヒットで1点を返すことに成功した。 しかし4回裏、大阪桐蔭は一死一・二塁のチャンスを作ると、宮崎仁斗がレフトスタンドに3ランホームランを叩きこむ。さらに5回裏には根尾昴に2ランホームランが飛び出すと、その後小泉航平、宮崎、青地斗舞、藤原恭大が立て続けにタイムリーを放ち、一気に試合の流れを引き寄せた。 なんとか流れを変えたい金足農は、6回裏から投手を吉田から打川和輝にスイッチ。直後の7回表には菊地亮太がライトオーバーのタイムリーツーベースを放つなど意地を見せるが、大阪桐蔭も7回裏に1点を追加するなど、戴冠に向けて隙のない試合運びを展開した。 そして迎えた9回表二死、最後までマウンドに立ち続けた柿木が菊地彪吾をライトフライに打ち取り、試合は13‐2でゲームセット。この瞬間、大阪桐蔭の4年ぶり5回目の優勝、そして史上初となる2度目の春夏連覇が決まった。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月21日 12時05分
「BリーグのBは…」批判殺到 不祥事の4選手がバスケ界に落とした暗い影
「これは恥ずかしい、恥ずかしすぎる」、「日の丸背負って何やってんだ」、「文字通りの愚行、弁解の余地なし」、「やっちゃいけないことくらい分からないの?」、「もう警察沙汰にするべき」。 これは、現在インドネシア・ジャカルタで開催されているアジア大会に、バスケットボール男子日本代表の一員として選出されていた永吉佑也(京都ハンナリーズ)、橋本拓哉(大阪エヴェッサ)、今村佳太(新潟アルビレックスBB)、佐藤卓磨(滋賀レイクスターズ)の4選手に対し、ネット上から寄せられている批判の声の一部だ。 公式ウェアを着たまま夜の歓楽街に繰り出し、その後、現地女性と買春と思われる行為に及んだ4名。この不祥事により全員が帰国を命じられ、今後のチームは残る8人での試合を強いられることになった。こうした経緯を考えると、冒頭のような批判が噴出するのも当然だろう。 ただ、問題はこれだけにとどまらない。今回の一件はテレビ・ネット問わず、様々な媒体によって大きく取り上げられているのだが、その影響からか「所詮バスケ選手なんてこの程度の人間」、「頭悪くてもバスケってできるんだな」、「BリーグのBはバカのB」などといった、バスケ界全体への偏見交じりの批判も出てきているのだ。 バスケ界に身を置く選手たち、そしてそれを応援するファンは、少しでも競技を盛り上げようと日夜腐心し続けている。その期待に応えるように、日本代表は強豪オーストラリア代表相手に歴史的勝利を挙げる(6月29日)など、明るい話題を提供してもいた。 しかし、今回の不祥事によりこれまでの彼らの頑張りは全て水泡に帰し、逆に不祥事のことばかり聞かれる日々が訪れることになる。前述したような心無い批判にも、少なからず晒されることになるだろう。これがどれだけ歯がゆいことであるのかは想像に難くない。 日の丸を背負う4名が犯してしまった言語道断の狼藉。その代償は余りにも大きいと言わざるを得ない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月21日 06時15分
【DeNA】ターニングポイントになるはずが…首位カープに厳しい負け越し!
☆真夏のカープ3連戦 セ界を独走している広島カープを、本拠地横浜スタジアムに迎えての3連戦。去年のCS(クライマックス・シリーズ)ファイナルステージで勝利した自信からか、ここまでの対戦では6勝8敗1引き分けと、王者相手にほぼ互角と言っていい成績を残している。去年の8月のカープ戦といえば、球界史上初の「3連戦3連続サヨナラ勝ち」で、その後日本シリーズまで駆け抜ける勢いを付けるターニングポイントとなったカード。その再現とは言わないまでも、最低でも勝ち越して勢いに乗りたいところだった。☆デジャヴュなのか!? 金曜日の初戦、ルーキー東が先発。今年一番信頼のおけるスターターでなんとか頭を取りたいゲーム。東はヒット8本を浴びるも11奪三振を奪う力投。7回を4失点とクオリティースタートは逃したが、及第点ピッチングだった。打線は先発野村に7回まで1得点に抑えられていたが、8回に三連打で無死満塁として野村を引きずり降ろすと、代わった一岡から筒香が初球をライトスタンドへ、弾丸ライナーのグランドスラム逆転弾。続く宮崎もレフトスタンド中段へ放り込むと、なんとネフタリ・ソトまでもがレフトへホームラン。まさかの3連発で7-5と快勝し、「ターニングポイントになるゲーム」とラミレス監督も発言。昨年の真夏の世の夢再現に、横浜は燃えた。☆ミラクルならず… 土曜日は2年目の浜口が先発。前回の登板では、ベースカバーを怠るなど不本意なピッチングでKOされ、ベンチで涙を流しているような姿を見せた。この日はその失態を取り返すべく、気持ちの入ったピッチングを披露。初回から飛ばし、強力カープ打線から三振の山を築いていく。4回に2点を失うものの、6回まで投げ切り失点はそれだけ。9奪三振を奪う力投でクオリティースタートを記録し、上々の投球を見せた。打線は2回、先発大瀬良から筒香のライトフライを鈴木誠也が見失いラッキーなツーベースで塁に出ると、内野ゴロ二つで先取点を奪う。続く3回にはワンアウト満塁のチャンスで筒香を迎え、連夜のグランドスラムを期待されたが、結果は最悪のダブルプレー。結局大瀬良を打ち崩せず、1-4で敗戦。いい勝ち方をした次の日が大事とコメントした筒香が、結果的に勢いを消してしまったのは皮肉だった。 日曜日は前回勝利をあげ、今季初の連勝を狙う今永が先発。しかし、この日は初回の初球を西川にツーベースを打たれ出鼻をくじかれ、丸のツーランなどで初回から4点を献上。4回にも連続フォアボールから、3連続タイムリーを打たれ、全くリズムに乗れないままノックアウト。3回⅓イニングを7失点の背信投球を見せてしまった。打線は8回、ルーキーキャッチャー山本祐大のプロ初打席初ホームランから活気付く。最終回は2点差まで迫ると、ツーアウト満塁でソトを迎え一打サヨナラの場面を作り、ハマスタのボルテージは最高潮に。しかし、結果はショートゴロでゲームセット。7-9で悔しい敗戦を喫した。☆CSに黄色信号 この3連戦は見せ場は作るものの、残念ながら負け越してしまった。借金は12まで膨れ上がり、順位は5位。4位のタイガースまでゲーム差は4、3位のジャイアンツまではゲーム差5。CS進出に黄色信号が灯ったどころか、振り向けば最下位ドラゴンズに0.5ゲームに迫られている。ラミレス政権で一番のピンチを迎えたベイスターズ。火曜日からはジャイアンツを迎えての3連戦。日曜日最終回の「諦めない姿勢」を、結果に繋げる戦いを期待したい。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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