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幕内白熱の一方で...十両筆頭・安美錦と幕下筆頭・豊ノ島が“返り咲き”へ奮闘中

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画像はイメージです

 9日に初日を迎えた大相撲9月場所。13日に5日目の取組が行われたことにより、早くも全日程の3分の1を消化した。

 気になる賜杯の行方だが、5日目終了時点では5勝0敗が7人(鶴竜、白鵬、稀勢の里、高安、御嶽海、北勝富士、嘉風)、4勝1敗が4人(豪栄道、朝乃山、佐田の海、竜電)、そして3勝2敗が8人(栃ノ心、阿炎、妙義龍、松鳳山、琴奨菊、錦木、貴ノ岩、千代翔馬)という状況となっている。

 カド番の栃ノ心の成績が気になるところではあるが、上位陣が順当に白星を重ねているここまでの9月場所。各力士の成績がここからどのように推移していくのか、6日目以降も目が離せないところだ。

 一方、幕内の熱に負けじと、ここまで奮闘を続けている力士もいる。それが西十両筆頭の安美錦と、西幕下筆頭の豊ノ島だ。

 来月3日に40歳を迎える大ベテランの安美錦は、荒鷲(東十両筆頭)、矢後(西十両2枚目)、明生(東十両2枚目)を破り初日から3連勝。大翔鵬(東十両3枚目)と相対した4日目は引き落としで敗れたものの、それを引きずることなく5日目は明瀬山(西十両3枚目)を下している。

 通算15場所で三役に在位し、三賞も合計12回獲得するなど実績十分の安美錦。今年の5月場所以来3場所ぶりの、そして自身の記録を更新する史上最高齢での再入幕へ向け、視界は良好といって差し支えは無いだろう。

 一方、こちらも35歳とベテランの域に入る豊ノ島も、希善龍(東幕下筆頭)、豊響(東幕下3枚目)、友風(西幕下4枚目)を下し初日から3連勝。幕下の取組は全7番のため、早くも勝ち越しにリーチをかけている状況だ。

 2016年7月場所前に左アキレス腱断裂の大怪我に見舞われ、以降は幕下の地位に甘んじてきた豊ノ島。悲願の関取復帰は目前なだけに、残る4番も気合の入った相撲を披露してくれることだろう。

 それぞれの“返り咲き”に向け、歩みを進める2人のベテラン。その結末が果たしてどのようなものとなるのか、今後も要注目だ。

文 / 柴田雅人

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