2000年シドニー五輪柔道81kg級金メダリストは、五輪イヤーの夏とあってか「柔道時代も夏がメーンで試合が多かったし、夏の方がいいかな」といつになくモチーベーションは高い。試合当日は北京五輪の最終日でもあり「自分にとってもいい時期。いい試合をしたい」と気合をみなぎらせている。
3月の旗揚げ戦ではエバンゲリスタ・サイボーグに不本意な敗北。戦極マットでの初勝利を狙うべく「前回はローキックでやられた。全体的にディフェンス面を考えた」トレーニングを中心に行ってきた。所属する吉田道場に出げいこに来る近藤有己や岡見勇信らともスパーリングをこなし「色んな選手とスパーリングできてマンネリにならず、いい刺激になる」と充実の練習をこなしてきた。
5カ月ぶりの復帰戦に「負けられない闘い。気持ちの部分を表現できれば」。8年前と同様に真夏の闘いで最高のパフォーマンスを見せるつもりだ。