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新日本プロレス 中西学が武藤敬司とのIWGP戦を前に鉄のカーテン

 新日本プロレスの現IWGPヘビー級王者・武藤敬司に挑戦する“野人”中西学が鉄のカーテンを敷いた。13日の群馬・前橋大会では1999年のG1クライマックス決勝で武藤からタップを奪ったアルゼンチンバックブリーカーで快勝。試合後は多くを語らず、嵐の前の静けさを漂わせる。

 武藤とは前哨戦なしの一発勝負。12日には調印式でチャンピオンと顔を合わせ「もしアイツが作戦を練ってきたら怖い」とけん制されたが「何もあらへん。不言実行」と吐き捨てるのみだった。
 その言葉はこの日の闘いをみれば一目瞭然だった。8人タッグ戦で自ら先発を買って出るや大暴れ。対峙した後藤洋央紀を野人ラリアートで場外まで吹っ飛ばし、最後はアルゼンチンで稔から勝利。武藤への無言のメッセージを送り「すべては札幌や」と言葉少な。
 あくまで「武藤戦だからどうとか、向こうが何か作戦があるからどうするとかないわ。こっちはなにも想定せぇへん」とノープランを強調する。鉄のカーテンを敷く裏には「去年までは相手の攻撃を受けてそれをさばく感じやってたけど、今のオレは自分から仕掛けてやってここまできた。何も考えない方がええ」という自然体の作戦(?)がある。
 周囲の雑音を遮り、いよいよ本番モードに突入した野人が、初のIWGP戴冠に黙々とひた走る。

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