search
とじる
トップ > スポーツ > ロッテが清田育宏の契約解除を発表「選手契約を維持することはできないと判断」

ロッテが清田育宏の契約解除を発表「選手契約を維持することはできないと判断」

pic pic

清田育宏

 千葉ロッテマリーンズは、自宅待機中だった清田育宏外野手と選手契約を解除したと発表した。

 ロッテ球団は「清田育宏選手をめぐる報道を受け、球団内で事実関係を確認した結果、同選手が無期限謹慎処分の解除直後に再び球団ルールに反する行動を行っていたこと等が判明しました。清田選手の度重なる不適切な行動及びチームに対する背信行為に鑑み、当球団としてはこれ以上、清田選手との選手契約を維持することはできないと判断しました」と選手契約の解除に至る経緯を説明。

 「つきましては、本日5月23日付で清田選手との選手契約を解除しましたので、ご報告します」と23日付で契約を解除したと発表した。続けて、「今回の件に関しまして、日頃よりご声援をいただいているファンの皆さま、ご支援をいただいている関係者の皆さまの信頼を裏切る事態を招いてしまったことを深くお詫び申し上げます。当球団としては、再びこのような事態を招いてしまったことを非常に重く受け止め、改めて球団ルールの周知徹底を行うと共に、選手教育に尽力して参ります」と選手の管理面をさらに徹底していくとしている。

 清田に関しては、昨年9月末の札幌遠征期間中に、新型コロナウイルスの感染防止対策として球団内で禁止されていた部外者との会食をしたにもかかわらず、このことを球団に報告していないことが今年1月、写真週刊誌の報道で発覚。当時、チームは新型コロナウイルス感染者続出で大きなダメージを受けており、これを重く見た球団が、同1月15日付で無期限謹慎処分を下していた。処分は今月1日に解除され、清田は二軍に合流。しかし、二軍で実戦復帰となった12日のイースタンリーグの横浜DeNA戦後に30代女性と不倫デートしていたと、21日発売の写真週刊誌に報じられたことから、球団は自宅待機を命じていた。

 清田は2009年にNTT東日本からドラフト4位でロッテに入団。2015年にはベストナインとゴールデングラブを受賞。昨シーズンは70試合に出場、打率.278、7本塁打、出塁率.363とチームのCS進出に貢献していた。昨シーズンまでのプロ通算成績は919試合に出場し、打率.258、58本塁打、333打点。このような形で球団を去るのは非常に残念である。

(どら増田 / 写真・及川容)

関連記事

タグから探す


スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ