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オリックスがキャンプ地の宮崎で初の主催試合開催!

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画像はイメージです

 オリックス・バファローズが28日、球団初となる宮崎での公式戦をKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で、北海道日本ハムファイターズを相手に開催する。

 延岡市出身の福良淳一監督、串間市出身の西村徳文ヘッドコーチ、そして都城高校出身(出身地は岡山)の“オリの神童”山本由伸にとっては凱旋試合となり、由伸はシーズン前に「宮崎で公式戦が行われるのは楽しみですね。その時に一軍にいられるように頑張ります」と話していたが、リーグトップのホールド数と新人王最有力候補という、プロ2年目としてこの上ない実績を手土産に胸を張って凱旋試合を迎えることができた。

 オリックスは2015年に春のキャンプ地を宮古島から宮崎市の清武に移行し、2016年からは2軍も清武に移行したことにより、春季キャンプの1本化に成功。清武総合運動公園をバファローズタウンとし、年々動員数も増加している。京セラドーム大阪で開催する公式戦でも『宮崎DAY』を毎年開催していたが、昨年オフに宮崎での公式戦開催が決まると、宮崎では大プロモーションを行い、今年2月の春季キャンプに合わせて大量のポスターを作成。ラッピングバスにも『オリックス初の宮崎主催試合開催』の文字がデカデカと掲載されていた。

 シーズン中も宮崎マンゴーを由伸がアピールするなど、大阪など他府県からの遠征対策も着々と行われており、宮崎市は今回の主催試合が、秋のフェニックスリーグや、来年の春季キャンプの動員に繋がればとの思いも強い。今回試合が行われるのは、キャンプでは巨人が使用しているナイター設備も万全なKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎。28日のみの開催だったため、天気が心配されたが、きょうの宮崎は晴天で関係者の唯一の心配事項は取り除かれた。

 7ゲーム差をつけられている3位の日本ハムとの宮崎決戦は、後がないオリックスにとって負けられない闘いだ。今大会の実現に尽力した人たちに報いるためにも勝利を届けたいところだ。

 予告先発は、オリックスが東明大貴、日本ハムはロドリゲスが発表され、18時30分試合開始予定となっている。

取材・文・写真 / どら増田

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