きょう7日キックオフの自ら主催する「+1フットボール・マッチ」(日産ス)で日本のピッチに帰ってくる中田氏。この日はワールド・スターズとジャパン・スターズの両チームによる合同練習でキラーパスを出すなど存在感を示した。
最近では12月のFIFAクラブW杯に出場するニュージーランドのワイタケレが日本協会に獲得を打診、プレミアリーグのマンチェスターCからは恩師ジーコとともにオファーが持ち上がったりと、現役復帰の声が絶えないが、中田氏サイドはこれらを肯定しない。
それでも今回ピッチでは事実上の“ヒデ復帰査定”が行われる情勢。試合を中継する日本テレビ関係者によれば「日本代表アドバイザーのオシムさんが来きますし、Jリーグからも注目視されている」とのこと。“スカウト”の目はそれだけではない。「彼には環境省はもちろん政財界の人も一目置いてますから」
視線が注がれるのは中田氏だけではない。同戦に出場する大黒将志も6月末をもって伊・トリノ退団が確実で「欧州にこだわらず次を探している」とアピールの場になると期待する。ヒデ日本凱旋マッチをめぐり周囲も騒がしさを増すばかりだ。