金平会長は同時に「近いうちにやらせたい」と、和毅の世界挑戦に向けて交渉していく方針も示した。
「和毅はメキシコで長いこと修行してきました。メキシコでは、王者に対して『次は俺とやらせろ』と直談判するなどは日常的に行われています。それほど目くじらを立てるほどのものでもありませんよ」(スポーツライター)
SNSでは「久々に亀田節を見た。またひと暴れをしてくれよ」「ボクシングはああいう波乱がないと面白くない」「はっきり言って、あの挑戦者宣言は身震いがした」「早く試合を組んでやってくれ」という賞賛の声が上がった一方で、「呼ばれてもいないのに勝手にリングに上がって当日の試合の余韻を台無しにした」「新王者に対してリスペクトが足りないパフォーマンスだった」「やはり亀田家に必要なのはシツケだな」「何でそばに兄の興毅がいながら止めなかったんだ」などの批判も散見された。
「和毅は年齢的なものもあるのか、全盛期に比べて明らかにパンチの早さも重さも落ちています。よほど相手に恵まれないと勝利をつかむのは難しいかもしれません。世界挑戦を焦るのも、年齢による衰えは待ったなしという思いもあるのでしょう」(同・ライター)
現在、トレーナーを務める興毅との二人三脚で世界を狙う和毅は、今回の乱入を反省して地道に世界を狙うことができるのだろうか。
世界チャンピオン返り咲きのために残された和毅の時間は、残りわずかとなっているのかもしれない。