スポーツ
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スポーツ 2018年12月29日 06時00分
「K-1最強を証明するために避けて通れない壁」武尊が来年3月にラジャ王者と対戦!
立ち技格闘技イベントK-1は27日、都内のホテルで開かれた会見でK-1平成最後のビッグマッチ『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN 〜K'FESTA.2〜』(来年3月10日、さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)の第1弾対戦カードを発表した。 今大会の目玉となるのは『日本vs世界・7対7』。エース”武尊をはじめとする日本のK-1ファイター7名が、世界の強豪を相手に“K-1最強”を証明するべく試合する。K-1スーパーフェザー級王者の武尊は、現ラジャダムナンスタジアムフェザー級王者、ヨーキッサダー・ユッタチョンブリーとのスペシャルワンマッチ(-59㎏契約)が決定した。 ラジャダムナンスタジアムは、ルンピニースタジアムとともにムエタイの殿堂と言われており、スタジアムが認定するタイトルは世界最高峰という声が多い。ヨーキッサダーはムエタイの中でも層が厚いとされる軽量級のトップファイターとして活躍。先月、タイトルを獲得したばかりのチャンピオンだ。屈強な肉体と武骨に攻め続けるスタイルの持ち主。K-1が“立ち技最強”と言い続けている武尊にとっては、それを証明できる最高のカードと言ってもいいだろう。 武尊は「僕は昔からK-1最強を証明したいとずっと言っていた。日本格闘技界にとってムエタイの殿堂、ラジャのチャンピオンに勝つというのは、永遠のテーマだと思います。そこを超えるというのは日本人格闘家として避けては通れないところ。必ずラジャのチャンピオンに勝ってK-1最強を証明したいと思います」と、思いをストレートに表現した。 ヨーキッサダーの印象については「映像を見ましたが、スピード、パワー、テクニック、全部兼ね備えていて、プラス、フィジカルの強さを感じました。ラジャのチャンピオンになることは、そう簡単なことではない。(相手に)自信があることも感じています。でも僕もずっとK-1で戦ってきた自負もあるし、K-1の看板、全体を背負っている自負もある。K-1最強を証明するには、ここは避けては通れない壁だし、逆に言ったらここを超えたら、K-1最強を証明することができる。全力でぶつかるだけだと思ってます。絶対勝ちます」と力強く語った。 対するヨーキッサダーは「今回はタイの代表として日本にやってくることになった。K-1のチャンピオンと戦って、チャンピオンとしてタイに帰りたいと思っている。武尊の試合ビデオを見たが、怖さというものは全く感じなかった」と自信たっぷり。現役ラジャ王者としてのプライドをのぞかせていた。 タイ人のムエタイ戦士は試合中に表情を崩すことがなく、ダメージを負っても分かりづらいだけに、長期戦になる可能性も。2012年9月から連勝街道を走る武尊にとっては不利になる可能性もある。 今年3月に新生K-1となってから初めてさいたまスーパーアリーナ・メインアリーナに進出した際に「これがゴールじゃない」と話していた武尊だが、今回の試合も「僕はその先を見ている」とさらに大きな会場に進出するための布石にする考え。先日、長きに渡る“ラブコール”に対して、「僕は必ず実現させようと思っている」とひとつの答えを出しているだけに絶対に負けられない。 K-1平成最後のビッグマッチは武尊にとって、2019年から2020年に向けた重要な試合となるだろう。 このほか、K-1スーパーバンタム級の武居由樹対アレックス・リーバス(スペイン)、K-1ウェルター級の野杁正明対ジョーダン・ピケオー(オランダ)も発表されている。取材・文 / どら増田写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2018年12月28日 17時40分
金星最多配給は稀勢の里 では“銀星”は?
26日配信記事で取り上げた、大相撲・横綱の金星配給数。この中でも書いたように、今年最も金星を与えた横綱は稀勢の里だった。 一方、角界には金星に関係した俗語として、対象が横綱ではなく大関の“銀星”というものもある。公式記録や昇給には全く関係がないこの代物だが、それを今年最も多く配給した大関は一体誰なのか。配給数が少ない順に以下に見ていこう。 最も配給数が少なかったのは栃ノ心。その数は9月場所の1個(正代)、11月場所の5個(玉鷲、北勝富士、正代、嘉風、松鳳山)を合わせて6個となっている。他の2名とは異なり、5月場所後に大関に昇進したばかりの栃ノ心。対象期間は昇進後の翌7月場所からということで、当然銀星を与えた回数も他の2名に比べると少なくなっている。次に少なかったのは高安。1月場所の2個(栃ノ心、逸ノ城)、3月場所の2個(遠藤、千代丸)、7月場所の4個(千代の国、貴景勝、魁聖、豊山)、9月場所の1個(正代)、そして11月場所の2個(栃煌山、竜電)と合わせ、その数は11個となっている。今年は1月、3月、11月場所で、優勝次点となる「12勝3敗」の好成績をマークしている高安。前述した平幕相手の取りこぼしがなければ、優勝力士とは星の差1つだった3月、11月場所の結果も変わっていたのかもしれない。 3大関で最も多い、18個もの銀星を配給したのは豪栄道。その内訳は1月場所が5個(栃ノ心、嘉風、千代大龍、正代、荒鷲)、3月場所が3個(玉鷲、遠藤、千代丸)、5月場所が4個(玉鷲、千代大龍、阿炎、大栄翔)、7月場所が3個(正代、琴奨菊、貴景勝)、9月場所が1個(魁聖)、そして11月場所が2個(栃煌山、錦木)となっている。 年間6場所の中で、18個もの銀星を与えてしまった豪栄道。年が明けた2019年は、その数を1つでも多く減らしていきたいところだろう。 以上が、3大関の今年の銀星配給数である。果たして、この3大関は来年どれだけ配給数を減らすことができるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年12月28日 17時30分
日本ハムのネット裏に清宮を叱り飛ばすVIPが訪問?
清宮は覚醒の年を迎えられるか…。2019年、北海道日本ハムファイターズのネット裏は賑やかなものになりそうだ。「台湾メディアが日本ハムに密着する予定です。人気の王柏融が台湾から移籍し、日本球界での活躍を楽しみにしている“テレビ視聴者”も多いので」(特派記者) 台湾プロ野球・ラミゴの主砲、王柏融(25)は2017年シーズンまで2年連続打率4割を記録したスラッガーである。「大王(ダーワン)」のニックネームもつけられた人気選手で、台湾では日本のプロ野球も中継されているため、「日本ハムの試合を観たいとする契約者も増えるのではないか?」と、大きな期待も寄せられている。 現地の関係者によれば、パ・リーグの試合はワンセットで契約できるという。だが、一番の人気選手は陽岱鋼とのことで、巨人移籍後はそちらに契約者を奪われていたそうだ。日本ハム、パ・リーグは契約者数の巻き返しも図れそうだが、ネット裏が賑やかになる理由は殺到する台湾メディアだけではない。“清宮パパ”である。 清宮パパこと、清宮克幸氏(51)は今シーズン限りでラグビー・ヤマハ発動機の監督を退任した。「今後に関しては未定」とのことだが、日本ラグビー界のカリスマ的存在だ。「2019年、ラグビーのワールドカップが日本で開催されます。解説、大会PRのため、テレビ出演などで忙しくなるのではないか」(スポーツ紙記者) それだけではない。ラグビー関係者、ヤマハなどから漏れ伝わってくる話によれば、「息子の試合観戦を楽しみにしている」という。そうなれば、試合前、息子に喝を入れるなんてシーンも見られるかもしれない。 克幸氏の父親像について、中学硬式野球チームの関係者に聞いてみた。清宮は中学時代、東京のリトルシニアチームに所属していた。 「時々、ご夫婦で観戦されていました。お母さんは他のお母さんたちと一緒に声援を送っていましたが、克幸氏は後ろのほうで黙って観ているだけ。試合後か試合前、指導者のところに行き、『お世話になっています』と挨拶されていましたよ」 一般論として、スポーツチームに息子を預けている父親は競技経験があるせいか、評論家になってしまう。自分の息子に止まらず、相手投手や他選手、練習メニューについても批評している。しかし、克幸氏は一切口を開かなかったそうだ。ラグビーでは、選手、監督の両方で成功した人。競技が異なるからか、ひと言も口を挟まなかったそうだ。 このへんはさすがだと思うが、プロ野球側からはこんな声も聞かれた。「清宮クンの指名前面談の席上で、西武球団に対し、選手寮が古いとか、けっこう痛いところを突いていましたよ。日ハムの栗山監督とはスポーツ情報番組で共演して以来、意気投合したと聞いていますが」(在京球団スタッフ) 気心の知れた栗山監督、そして、ムスコにはハッキリと言いたいことを口にする場面もあるかもしれない。克幸氏が“マネージャー化”する可能性は捨てきれない。 「王柏融の加入で、清宮が外野でレギュラーを獲る可能性は極めて低くなった。中田翔が残留し、一塁のポジションは埋まったまま。指名打者のポジションを外国人選手、近藤健介と争うのか、それとも、中田に挑戦するのか。中田か清宮を三塁にコンバートさせる案はまだ消えていないそうですが」(プロ野球解説者) 2年目のシーズンも試練の連続となりそうだ。毎日が授業参観みたいな気分でイヤだろうが、台湾の王に出場機会を奪われたとなれば、ガッカリするのは父・克幸氏だけではない。父の檄で飛躍の一年にしてもらいたい。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年12月28日 06時00分
【DeNA】“三十路のプーさん”宮崎敏郎、「来年も若々しくはつらつとプレー」
“ハマのプーさん”のニックネームで親しまれている宮崎敏郎。2017年に首位打者のタイトルとベストナインを獲得し、2018年には2年連続のベストナインと三塁手部門のゴールデングラブ賞に選ばれ、年俸も倍増の1億6千万円で更改。遂に1億円プレーヤーとなるなど、ベイスターズの主軸となった宮崎は、オフのトークショーでも存在感を発揮していた。 去る12月12日に節目の30歳の誕生日を迎え、「起きるのがしんどくなった」と笑いを誘ったが、「チーム内では年長の部類だが、他球団ならまだまだ若いので若々しくはつらつと」プレーすることを宣言するも、「しっかりやることをやって、身体に対して敏感になる」とケアの大事さも心得ている。それは怪我人続出の2018年シーズンにおいて、142試合に出場した宮崎だが、1試合だけの欠場の悔しさが関連しているのだろう。それだけに、来期こそは「全試合出場」にこだわりを持つ。 ベイスターズドキュメンタリー映画「FOR REAL」では、足の怪我で出場が危ぶまれるシーンも含まれており、それでも「明日も出ます」とトレーナーに宣言する場面を「チームが苦しい状況。休んでいられなかった」と振り返り、チームへの貢献を常に考える男気を感じさせた。 野球に関してストイックに取り組み、独特な打撃フォームも小学生の時のままと“球道者”のイメージの宮崎だが、意外にも家では野球のことは考えず、「考えすぎても次の日に響く」と割り切り、「好きな料理や身体のケア」に時間を当てていると言う。引きずらずに上手な切替でメンタルを一定に保つことができる能力も、宮崎のストロングポイントであろう。 ファンフェスティバルでは、プーさんのコスプレも披露し、「めちゃくちゃ恥ずかしかった」と言いながらもファンの為に一肌脱ぎ、その日一番の喝采を浴びた宮崎。そんなプーさんの来年の目標は「リーグ優勝、そして日本一」と言い切った。ファンの間では、今シーズンのベイスターズではMVPとの声が多く飛んでいる。来シーズンは球界全体のMVPとなれる程の、更なる飛躍に期待したい。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2018年12月27日 17時30分
メイウェザーも来場予定!『RIZIN.14』前日計量を『格闘EXPO2018』で一般公開!
総合格闘技イベントRIZINは、大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催する『RIZIN平成最後のやれんのか!』と『RIZIN.14』関連イベントのスケジュールを発表した。 まず、29日に出場選手インタビューが都内で行われる。このインタビューには『やれんのか!』『RIZIN.14』に出場する全42選手が出席。朝9時から21時まで12時間にわたって行われる。前半は山本美憂、山本アーセン、堀口恭司、川尻達也、ダリオン・コールドウェル、矢地祐介、宮田和幸、RENA、浜崎朱加ら22選手、後半は北岡悟、浅倉カンナ、那須川天心、マネル・ケイブ、杉山しずか、白鳥大珠、ギャビ・ガルシア、長野美香、川村虹花、真珠・野沢オークレア、そしてフロイド・メイウェザーら20選手が登場する。2大会の出場選手がシャッフルされており、報道陣は丸一日会見場に缶詰め状態になりそうだ。 そして注目されるのは、大会前日に行われる公開計量が一般にも公開されること。計量は30日の15時頃から。さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで30日から2日間開催される『格闘EXPO2018』内の特設ステージで行われる予定で、入場は無料、インターネットでも生配信する。インタビュー同様、全42選手が計量を行う予定で、もちろんメイウェザーも来場を予定している。 『格闘EXPO』は、RIZINがメインアリーナを使用している期間中にコミュニティアリーナも活用しようと2015年から開催。「格闘技とのふれあい」をテーマに、格闘技の持つ魅力を多くの人々に伝え、地域や青少年の健全育成に寄与しようと年に一度開催される日本最大級の格闘技の祭典だ。柔術やグラップリングなどの格闘技大会の開催をはじめ、プロレス界からはDDTグループのガンバレ☆プロレスが提供マッチを行い好評を博している。またステージでは、RIZIN出場選手のトークショーやアイドルのパフォーマンスが行われる。RIZINが目指す「ファイティングエンターンテイメントフェスティバル」を実感するテーマパークとしてファンに定着している。 計量には榊原信行実行委員長、高田延彦統括本部長、RIZINガールも出席する。大会のスケジュールが発表され、いよいよメイウェザーの来日が見えてきた。世紀の一戦までのカウントダウンは既に始まっている。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年12月27日 17時30分
巨人の「大砲」爆買いの舞台裏 原監督が導入を企む新制度とは
巨人が、ドラフトやFA、トレード、新外国人選手と、あらゆる手段で有力野手をかき集めたのは、「先」を見据えてのものだった。 メジャーリーグのパドレスで今季20本塁打を放ったビヤヌエバ内野手を皮切りに、オリックスを自由契約となった中島宏之内野手、西武からFA宣言した炭谷銀仁朗捕手を獲得。トドメは広島からFA宣言した丸佳浩外野手を獲得し、打線を一段と拡充させた。 これに“持ち腐れ”を危惧する声も上がっている。8つある野手のポジションのうち、ビヤヌエバと中島で内野の2枠、丸で外野の1枠、炭谷で捕手の1枠が埋まる可能性があるからだ。これに、主将の坂本勇人内野手と新4番の岡本和真内野手が加われば、内野は満席。ベテラン阿部慎之助も、代打以外に出番はない。 なぜこれほど「大砲」ばかりを揃えたのか。透けて見えるのが、セ・リーグの「DH制」導入だという。「交流戦、日本シリーズの成績を見ても、'75年にDH制を導入したパ・リーグ相手に、セの各球団は苦戦続き。DH制導入を願う関係者やファンは少なくない。パが、米大リーグのアメリカン・リーグをならってDH制を採用したのは'75年。当時、通算27本の代打本塁打記録を持つ高井保弘(阪急)に活躍の場を与える狙いがあった。DHがあれば、阿部をはじめとするスター選手の“寿命”も延びる。大砲が余る巨人にとって、レギュラーポジションが1つ増えるメリットは計り知れない」(スポーツ紙デスク) この動きを、巨人OBの王貞治ソフトバンク球団会長が後押ししているという。12月10日、都内のホテルで行われた原辰徳監督の「殿堂入りを祝うパーティー」に出席した王会長は、次のように述べている。「野球人口が広がるという意味でDH制は魅力的。高校、中学生でDHを使うとなればレギュラーが増える」 DH制が、子供たちの野球離れに歯止めをかける特効薬と訴えたのだ。「大学野球でDH制を採用していないのは、全国26のリーグ中、東京六大学と関西学生だけ。こちらもDH制を採用する他リーグの方が優勢です」(前出・デスク) 球界の「DH制統一」には、パ6球団も賛同しており、なんら支障はない。 '12年、原監督は自ら音頭を取って、パ・リーグが先行していた「予告先発制」をセにも追随させた実績がある。セの「DH制導入」が、V奪還の鍵となるか。
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スポーツ 2018年12月27日 06時00分
ショック!WWE中邑真輔今年最後のスマックダウンでUS王座陥落!王者で年越せず…
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間26日、主力ブランド・スマックダウンのカリフォルニア州フレズノのセーブマートセンター公演(19日収録)を放映した。 US王者の中邑真輔は、ルセフを相手に同王座の防衛戦に臨んだ。試合前「ルセフがクリスマスプレゼントを欲しがっていたが、奴がもらうのはニー・トゥ・フェイスだ」とルセフを挑発した。 試合は中邑がヒザ攻撃や三角締めを繰り出して攻め込めば、ルセフは得意の投げ技や、パワー殺法で中邑を苦しめる。試合前の予告通り、中邑がコーナーのセカンドロープからキンシャサをヒットさせるも、ルセフはカウンターのスーパーキックを放ち試合のペースを譲らない。さらに中邑はショートレンジでキンシャサを決めるが、なんとカウントは2!ならばもう1発と、再びキンシャサを狙ったが、逆にルセフはカウンターのクローズライン!必殺のマチカキックが見事に決まりカウント3を奪取。中邑が王者から陥落した。 2018年は、WWEスーパースター中邑真輔にとって大きく飛躍した1年だった。1月に『ロイヤルランブル』で優勝を収めると、プロレス界世界最大のビッグマッチ『レッスルマニア』でWWE王座への挑戦権を獲得。当時のWWE王者は、同時期に新日本プロレスからWWEに移籍をし、新日本時代、最後にシングルマッチを行ったAJスタイルズだった。2人が戦った4月の『レッスルマニア』は世界的に注目された。『レッスルマニア』では惜しくも敗れてしまったが、試合後にAJと握手をすると見せかけて急所攻撃。世界中が注目する中、突然ヒールに転向し、アピールに成功する。 6月の東京公演(2日間)ではAJとの逆輸入シングルなどが予定されていたが、直前に「犬に噛まれ」、足を負傷したとして試合は欠場。松葉杖をつきながらあいさつしたが、連日襲撃を受けるなど試合には絡んでいた。 東京公演の前からAJとの抗争に区切りをつけて、当時US王者のジェフ・ハーディーとの新たな抗争がスタート。7月に開催されたPPV『エクストリーム・ルールズ』では、同王座に挑戦。試合前に急所攻撃を見舞うと、ゴングと同時に必殺のキンシャサを決めて秒殺勝利。スマックダウンに昇格してから初となるシングル王座を戴冠した。ここまでのらりくらりと防衛を続けていたが、5ヶ月で王座を明け渡してしまった。2019年の中邑が目指す次なる標的は何なのか?来年も1月のPPV『ロイヤルランブル』から『レッスルマニア』へ向けた闘いがはじまる。文 / どら増田写真 / 垪和さえ
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スポーツ 2018年12月26日 21時30分
休場がかさんだ3横綱 最も多くの「金星」を配給したのは?
大相撲の世界において、平幕力士が横綱に勝利した際に用いられる言葉である「金星」。力士褒賞金の昇給にも関わるとあって、横綱と対戦する平幕力士は常に狙っている代物だ。 今年は白鵬、鶴竜、稀勢の里の3横綱が共に休場を重ね、例年と比べると配給の機会は少なかった。そんな中、最も多くの金星を与えてしまった横綱は一体誰なのか。既に答えが出ているファンもいるかもしれないが、改めてその内訳を以下に見ていこう。 まずは、今年「31勝8敗51休」の成績だった白鵬。見ての通り1年の半分も土俵に上がることができなかったが、休みを除いた勝率は「.795」(幕内最高)と、出場すれば高確率で白星を記録してもいた。 そんな白鵬が今年1年で配給した金星の数は、1月場所の2個(北勝富士、嘉風)、5月場所の1個(阿炎)を合わせ3個。ちなみに、これは昨年の配給数と全く同じ数字となっている。 次に登場するのは、「51勝15敗24休」と3横綱の中では1番出場数が多かった鶴竜。前半3場所では2度の優勝(3月場所、5月場所)を記録するなど好調だった一方、後半3場所では2度の休場を余儀なくされ思うように星を伸ばすことができなかった。 1月場所(遠藤)、5月場所(松鳳山)で1個、そして7月場所(勢、阿炎)で2個の金星を与えてしまった鶴竜。その金星配給数は、先述の白鵬より1つ多い4個であった。 最後に登場するのは、「11勝15敗64休」と今年も復活を果たすことはできなかった稀勢の里。年明けの1月場所次第では、復活どころか現役生活も危ぶまれる危機的状況に陥っている。 1年を通じて満身創痍の状態が続いただけに、金星配給数も3横綱でワーストを記録。その数字は1月場所の3個(嘉風、逸ノ城、琴奨菊)、9月場所の1個(千代大龍)、11月場所の3個(妙義龍、北勝富士、栃煌山)を合わせて7個となった。 以上の通り、今年最も多く金星を配給した横綱は稀勢の里。果たして来年は汚名を返上し、復活を遂げることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年12月26日 17時55分
高橋大輔の「引き際」と伊調馨の「挑戦」を巡ってネット上では賛否両論
フィギュアスケート全日本選手権が12月24日に終了し、日本連盟は世界選手権の代表を発表した。 男子は宇野昌磨、田中刑事、羽生結弦、女子は坂本花織、紀平梨花、宮原知子が代表に決まった。一方で、4年のブランクがありながら全日本で2位となった高橋大輔は、選考に残りながらも代表を辞退したことが分かり、スケートファンを驚かせている。 高橋は辞退した理由を「32歳でこの先、希望があるかというと正直ないと思う。若手というか日本を引っ張っているプレッシャーのかかる大きな大会で経験を積むことで、若い選手がその舞台を経験する必要性の方が大きいと感じた」とコメントし、後輩に道を譲る姿勢を見せた。 ネット上では《後進に道を譲る決意スゴいと思います》《まだまだ頑張れると思うけど、引き際がすばらしい》《大人として潔い決断だと思います》《自分の実力をよく見極めてるんでしょうね。理解できます》など、ファンはおおむね好意的な感想を持ったようだ。 「高橋のファンからすれば、まだまだイケると思ったでしょうね。しかし、今大会は2位ながらも、高橋の4回転ジャンプは精度が低く、世界で戦うにはかなり厳しいのは明らか。こういった自身の伸びしろを分かった上で、高橋は身を引いたのだと思います」(スポーツ紙記者) そんな高橋の姿勢とは反対に、いまだがむしゃらにメダルを目指しているある選手にもさまざまな意見が投げ掛けられている。 「23日に行われたレスリング全日本選手権女子57キロ級決勝で、3年ぶり13度目の優勝を果たした五輪4連覇の伊調馨です。伊調はパワハラ騒動の後、何とか優勝を勝ち取りましたが、22日の予選では中量級女王の川井梨紗子を攻めきれず、17年ぶりに敗退しました。決勝でも終始圧倒され、残り10秒間での逆転劇はベテランならではの技と言えますが、薄氷の勝利だったことは間違いありません」(同・記者) 今年34歳の伊調に対しては、《もう十分だろ。若手に道を譲れよ》《5連覇への気持ちは分かるけど、レスリング界全体を考えたら引き際も重要では》などといった声が、ネット上からも聞こえ始めている。前人未到の5連覇に意欲的な伊調の姿勢は素晴らしいが、明らかに衰えが見えてきた現状では、先を見据えた選考も必要だと考える人は多いようだ。「本来であれば、絶対的王者を破る若手が現れるのが一番。しかしベテランの存在が目をつぶしているケースもあり、実に悩ましい問題ですね」(同) 辞める美学、続ける美学、引退の瀬戸際に立たされたときに、アーティストの本性が見えるかもしれない。
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スポーツ 2018年12月26日 17時30分
丸選手喪失の反撃へ!カープは転んでもタダでは起きない、人的補償は“あのベテラン”狙い?
本当の勝者は、広島東洋カープなのかもしれない。 フリーエージェント宣言した丸佳浩外野手(29)が巨人入りし、喪失した側の広島は人的補償の人選に入った。鈴木清明球団本部長などがメディアに明かした限りでは「年越し」もあり得るという。言い換えれば、広島が「ほしい」と思う選手が見当たらないのだろう。同じく、FA宣言した炭谷銀仁朗捕手(31)の慰留に失敗した埼玉西武だが、すでに左腕・内海哲也(36)を引き抜いたのは、既報通り。チームの精神的支柱であるベテランの一本釣りに、巨人選手たちの動揺は激しかったが、広島もすでに心理的な揺さぶりを続けていた。 「広島側から巨人の球団事務所に連絡が入っていました。対応したのは、石井一夫球団社長です」(球団関係者) 石井球団社長は編成本部長も兼任している。チーム補強のトップである。社長自らが対応したことからも分かるように、連絡してきた広島側の人物もかなり大物だった。 「松田(元=67)オーナーですよ」 組織のトップ、オーナーの電話となれば、球団社長が対応したのも当然である。先の関係者によれば、松田オーナーは挨拶のあと、こう切り出したそうだ。 「阿部(慎之助=39)とか、ベテランを外していないでしょうね?」 その言葉通りに受け止めれば、西武同様、ベテランをプロテクト名簿から外していたら、「容赦なく、ウチも獲りに行きますよ」とクギを指したことになる。その反対で、若手選手がほしいから、正反対なことを言ったとも考えられる。石井社長ははっきりとは答えなかったが、この報告を受けた編成部のスタッフ、原辰徳監督(60)らはドキッとさせられたそうだ。 松田オーナーからの電話があったのは、12月20日よりも前のこと。同11日、丸は巨人入りの会見を開いている。28人の巨人選手をプロテクトする名簿は広島サイドにも届いていた時期だと思われる。松田オーナーの名簿を見ていないような口ぶりが意味シンなだけに、巨人側がかなり動揺させられたのは間違いない。 「13年、大竹寛がFAで巨人に移籍した際も、松田オーナーは電話をしてきました。『大田(泰示=28/現日本ハム)を(プロテクト名簿から)外してくれ』と言ってきました」(ベテラン記者) のちに、広島が投手の一岡竜司(27)を一本釣りし、今日のブルペン陣を支えている。大田は広島県の出身、野手がほしいとするニュアンスをいかにもホンネのように伝えておきながら、投手を一本釣りしたわけだ。松田オーナーはかなりの戦略家である。 こういった前例もあるだけに、今回の「阿部ウンヌン」の電話は、丸を奪われたウップンを晴らす“報復の口撃”にもなったようだ。 広島担当の取材記者がこう続ける。 「鈴木本部長は『イースタン(二軍)の映像がそうあるわけではないし…』とこぼしていました。その言葉通りだと、やはり若手選手を巨人から引き抜こうとしていると思われます」 若手狙いの鈴木本部長の発言が本当なら、松田オーナーは実に強かだ。また、西武球団の関係者によれば、内海指名を巨人側に正式報告する直前、広島球団に確認の電話を入れたという。FAのルールでは、人的補償の選手が重複した場合、同一リーグに優先権がある。西武が広島に連絡したのは内海が重複しているかどうかを確認するためだが、広島は「問題ありません」(前出・球団関係者)と答えたそうだ。 人的補償の返答期限は、締結から40日以内なので1月19日となる。年越し回答、それも期限ギリギリとなれば、自主トレ期間である。巨人のベテランは若手を引き連れて海外で自主トレを行うことが多い。海外から呼び戻されて「移籍通達」となれば、巨人選手の動揺はさらに大きくなる。 FAの人的補償を巡って、当該球団はけっこう連絡を取り合っていることが分かった。それを禁じる文言はなかったが…。(スポーツライター・飯山満)
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ハッスル 天龍復活
2009年05月14日 15時00分
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DEEP MIKU米国最強戦士にリベンジ誓う
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2009年05月13日 15時00分
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リアルジャパン 初代タイガーが企む「蝶野黒虎化計画」
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マー君早期復帰へ警鐘
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「王と長嶋〜プロ野球を国民スポーツにした2人の功労者〜」(27) 大病と妻の死乗り越え不滅の輝き
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2009年05月09日 15時00分
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ノア KENTAがマルビンを挑発
2009年05月09日 15時00分
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新日本プロレス ノアとの対抗戦、後藤VS杉浦一騎打ち決定
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2009年05月08日 15時00分