search
とじる
トップ > スポーツ > 野球 巨人快勝! 不敗神話完成

野球 巨人快勝! 不敗神話完成

 これぞ首位の底力だ。巨人は7日、横浜戦(東京ドーム)に7-3で勝利。得意の一発攻勢で貯金を今季最多タイの9に戻した。小笠原道大や主将・阿部慎之助など、主軸打者に当たりが戻ってきたことでチームの士気は高まるばかりだが、あるジンクスも浮かび上がってきた。首位を独走する巨人の新たな不敗神話とは。

 やっぱりサムライパワーはすごかった!?
 この日、対戦した横浜は“お得意様”にしていたが、序盤は新人右腕の藤江均をなかなか打ち崩すことができなかった。
 だが、2点リードされて迎えた8回、眠っていた強力打線が本領を発揮した。小笠原が抑えの山口俊からプロ通算3000塁打となる3点本塁打を放ち逆転に成功。李承●(●は火へんに華)、この日、亡くなった祖母・喜代子さんに捧げる阿部の一発で畳み掛けた。
 巨人は華麗な逆転勝ちで2カード連続の勝ち越しに成功した。原辰徳監督も「価値のある逆転3ラン。非常にエンジンのかかりが悪かったが、最後はウチも空中戦ができた」とニンマリ。復活の手応えをつかんだ3人に「これをきっかけにしてくれればいい」とさらなる躍進を促した。

 ここまで調子が上がらなかった小笠原と阿部はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて、調子のピークを3月末に持っていくために早めの調整を余儀なくされた。その反動もあってか、ここまでいまひとつ波に乗り切れていなかったが、この日の本塁打で火が着いた。自慢の強力打線は覚醒しつつある。
 この勝利にはサムライジャパンのパワーが大きく関わっていた。今季、小笠原と阿部が同時に打点あげたのは29試合中3試合あり全勝。さらに亀井も合わせWBC組の3人のうち、いずれか2人が打点をあげた試合は6戦全勝している。まさに巨人で新たな不敗神話となる“サムライ伝説”だ。
 「今季は完封負けも多いが、誰かがカバーしていく状況になれば(完封負けは)防げる」(原監督)とWBCの教訓を生かし快進撃を続ける巨人。このWBC神話はいったいどこまで続くのか。

関連記事


スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ