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ノア11.2両国大会、GHC新ベルトを巻くのは清宮海斗か?拳王か?

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清宮海斗

 今年、新生ノアとして再出発したプロレスリング・ノアが11月2日にビッグマッチ『NOAH the BEST 2019〜美学のある闘い〜』を東京・両国国技館で開催する。

 今大会では、ノア・ザ・ベストの名に相応しい豪華な全11試合がラインナップされた。

 メインイベントでは、新生ノアの象徴であるGHCヘビー級王者の清宮海斗が、拳王の挑戦を受ける。この試合はノアのOBである小橋建太氏がGHCヘビー級選手権試合の特別立会人を務め、試合前、これまで数々の歴史を重ねてきた現GHCヘビー級ベルトの返還と、清宮海斗vs拳王の勝者へ新GHCヘビー級ベルトの贈呈を行うという。清宮は22日に行われたアクトシティ浜松大会のメインイベントで、拳王のダイビングフットスタンプを受けると動けなくなってしまい、レフェリーストップ負け。病院での診断の結果、頚椎捻挫による1週間の安静となり、以降の大会を欠場している。新技ストレッチプラム式フェースロックを披露した矢先の出来事だっただけに心配されるが、新しいベルトを最初に巻きたい気持ちは誰よりも強いはず。一方の拳王は、ライバルとしてここで清宮を止めないと突き放される可能性もあるだけに負けられない。激闘必至だ。

 セミファイナルでは、新設されるGHCナショナル王座初代王者決定戦として、杉浦貴と元新日本プロレスのマイケル・エルガンが対戦する。この試合の特別立会人として長州力氏の来場が決定した。大会当日、GHCナショナル選手権におけるベルトのお披露目、初代王者へのベルト贈呈を行うとのこと。エルガンはアメリカで丸藤正道を相手に圧倒的なパワーを見せつけており、杉浦にエルガン退治を託した。エルガンはこのベルトを獲得すればノアのレギュラー外国人の座が舞い込んで来るだけに、全力で勝ちに来るだろう。杉浦のパワーとテクニックが規格外のエルガンを止められるのか期待したい。

 さらに、グレート・ムタもノアマットに降臨。丸藤とドリームマッチを行う。丸藤はこの一戦に対してSNSで意味深な発信をしており、いつもとは違う丸藤が見られるのかもしれない。また、ノアが管轄しているGHCのタイトルマッチが全て行われる他、注目を集めているのは、藤田和之と谷口周平のシングルマッチ。この試合で谷口が覚醒するようなことがあれば、間違いなく面白い試合になる。

 第2試合では、ノア・ザ・クラシックと名付けたいような懐かしいノア初期メンバーによるタッグマッチが実現。キャンパスは変われどもノアのイズムは永遠に変わらないが、桜庭和志が出場するなど、スタイルは時代とともに変わっていくのだろう。だからこそ、メインの2人にはノアイズムを感じるアツイ闘いを繰り広げてもらいたい。

 「僕が防衛することによって、GHCのベルトの意志というものを新しいベルトに受け継ぎたい」

 「清宮に巻かせたいがために作った新しいベルトに感じる。だが、そうはさせないぞ!」

 会見で語った清宮と拳王の言葉は非常に頼もしかった。

 現在のノアは希望の塊なのだ。

プロレスリング・ノア
『NOAH the BEST 2019〜美学のある闘い〜』
11月2日(17:00開始) 東京・両国国技館大会
【全対戦カード】
▼GHCヘビー級選手権
<王者>清宮海斗 対 拳王<挑戦者>
▼GHCナショナル選手権初代王者決定戦
杉浦貴 対 マイケル・エルガン
▼スペシャルシングルマッチ
グレート・ムタ 対 丸藤正道
▼GHCタッグ選手権
<王者組>中嶋勝彦、潮崎豪 対 マサ北宮、稲村愛輝<挑戦者組>
▼GHCジュニアヘビー級選手権
<王者>HAYATA 対 YO-HEY<挑戦者>
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権
<王者組>小川良成、鈴木鼓太郎 対 原田大輔、タダスケ<挑戦者組>
▼シングルマッチ
藤田和之 対 谷口周平
▼6人タッグマッチ
エディ・エドワーズ、小峠篤司、クリス・リッジウェイ 対 望月成晃、田中稔、スペル・クレイジー
▼6人タッグマッチ
桜庭和志、大原はじめ、NOSAWA論外 対 西村修、Hi69、宮脇純太
▼タッグマッチ
齋藤彰俊、井上雅央 対 本田多聞、百田光雄
▼6人タッグマッチ
モハメド・ヨネ、クワイエット・ストーム、熊野準 対 KAZMA SAKAMOTO、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.、岡田欣也

(どら増田)

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