セブン-イレブンでは、店内の積み重なったかごのまとまりに向け、レジカウンター内からかごをバスケットボールのシュートのように投げるというものだ。当然、ボールのように投げられたかごは傷んでしまう。さらに近くには冷凍商品やインスタントの味噌汁が陳列されており、かごが直撃すれば商品が傷つく可能性もある。
一方、9月29日には、ドトールスタッフとみられる女性が、店内で商品のソフトクリームを両手で持ち、股間にあてがうという写真が発覚した。写真に付くコメントには「こんなやつまだいるのか、いい加減先人に学べよ」とあきれた様子だった。
過去には大手回転ずしチェーン「くら寿司」の名古屋市内の店舗で、しょうゆ差しに口を付けて飲んだかのような様子を動画撮影し、SNSに投稿した男性が威力業務妨害などの罪に問われ、名古屋地裁は有罪判決を言い渡した。
また最近でも、シネコン「109シネマズ港北」で、販売予定のポップコーンに顔面ダイブし、直食いする様子が映し出されている動画が「爆サイ.com」でアップされた。批判を受け、同映画館並びに東急レクリエーションは、公式サイトに謝罪文を掲載した。
3日12時現在、株式会社セブン-イレブン・ジャパン、および株式会社ドトールコーヒーは、いずれも謝罪コメントを発表していない。企業は日頃からの社内教育の徹底はもちろんだが、不祥事が起きた際、事態収拾のために迅速な対応が求められる。