スポーツ
-
スポーツ 2018年12月19日 17時30分
那須川天心、メイウェザーを「驚かせる動きをしたい」試合の地上波中継も正式決定!
大晦日の格闘技イベント『RIZIN.14』(さいたまスーパーアリーナ)で、エキシビションマッチ(3分3ラウンド)に臨むキックボクシング界の“神童”那須川天心(TARGET/Cygames)が18日、千葉県・松戸市内のTEPPEN GYMで公開練習を行った。天心は約2週間、米のホルヘ・リナレスのジムで、元プロボクシング3階級王者のリナレスから直接指導を受けており、前日に帰国したばかり。約50人の報道陣が詰めかける中、シャドーと、帝拳ジムの葛西裕一トレーナー(元日本&東洋太平洋ジュニアフェザー級王者)を相手にミット打ちを3分ずつ披露した。 リナレスから勧められたレスリングシューズを着用してリングインした天心だが、公開練習では、ボクシング仕様の中に、立体的なスーパーマンパンチや、裏拳のような動きを見せるなど、キックボクシングで培ったテクニックも取り入れた。当日も「キックボクシングの技術も使っていく」という。 練習後、囲み会見に応じた天心。アメリカでの収穫が大きかったのだろう、スッキリした表情で、カードが決定した時よりも自然体に戻っていたのが印象的だった。 「重心がボクサーになったと思う。2週間でだいぶいい動きになった。蹴りがない分、大きく動ける。アメリカでこんなにも変わるんだと思うぐらい変わった。相手は防御がうまい。L字ガードを崩す練習をしている。驚かせる動きをしたい」 そうアメリカでの練習を振り返ると、「怖い感情もありますけど、今は不安はない」と続けた。天心は、5階級制覇のレジェンド、フロイド・メイウェザーのたび重なる挑発について「一発蹴ってやりたい」とニヤリ。「エキシビションとか言って逃げているんじゃないかと思う。世界一になった男がそういうことを言うの?僕は違うと思うので、それも変えたい」と逆に挑発した。 「倒すより、まず当てる。当たれば倒せるパンチを持っている」 天心は「一発ももらえないし、油断するタイミングはない。当てられるタイミングを探す。集中してやらないと。今はメイウェザー戦のことだけを考えたい」とひと筋ではいかないことを認めつつも、己のパンチの破壊力を信じて“ワンチャン”を狙っていく。 「初めてのルールで、拳ひとつで変えられるんだということを改めて思いましたし、これは日本を代表してやる試合。みなさん勝ってほしいと思っていると思うので、その気持ちに応えたい。一発、ぶっ飛ばしてやりたい!」 最後にこう話すと20歳の挑戦者は、笑みを浮かべていた。今回の練習で「ボクシングの奥深さを知ってすごく楽しかった」とボクシングへの興味も強くなったよう。ただ来年はRISEでキックの世界トーナメントを控えており、“あの男”もついに動き出している。「今はキックで世界一になることを考えたい」という天心がそれを達成したとき、ボクシングへの道も見えてくるはずだ。そのためにもメイウェザー戦ではしっかりアピールしておきたいところ。一緒に米に同行した天心の父親で、TEPPEN GYMの那須川弘幸会長は「アメリカでやってきたことをそのままやるだけ。後はやるしかない」と息子への思いを話している。 RIZIN関係者は、一部で権利上の問題から不安視されていた地上波中継に関して「放送します」と明言。これで舞台は整った…と言いたいところだが、メイウェザーが来日し、会場入りするまでは気が抜けない。いや、会場入りしてからも一悶着ある可能性は十分にある。しかし、そこは関係者が天心を全力で守らなければいけない。ルールはメイウェザー側の条件を“丸のみ”したのだから、天心にこれ以上余計なことを考えさせない最大限の配慮を“大人たち”にはしてもらいたいと切に願う。取材・文・写真 / どら増田
-
スポーツ 2018年12月19日 17時00分
非業の死を遂げた名力士 「龍虎(小結)」
美男力士は何かにつけて得だ。たとえ力士がダメになっても潰しが利くからだ。それを実証して見せたのが、昭和40年代前半に小気味のいい突っ張りや右四つからの投げで小結まで上り詰め、現役引退後は一転して映画やテレビドラマなどで活躍した龍虎(本名・鈴木忠清)だった。 龍虎は、その最後もまた劇的だった。家族でお参りに訪れた神社の、それも階段の途中で突然倒れ、そのまま息を引き取ったのだ。 俳優転向といい、その死に方といい、ファンを驚かせた龍虎は、昭和16年1月9日、羽田空港に近い東京都大田区大森で生まれている。小さい頃から背が高かったこともあり、両親は早くから「この子は力士にしよう」と決めていたという。 16歳のとき、東京都立大森高を中退し、憧れていた初代横綱若乃花のいる花籠部屋に入門。このとき、すでに身長は181センチもあったが、体重が75キロしかなく、ヒョロヒョロとしていた上、稽古するとバタバタと倒れるので、口の悪い兄弟子たちから「デンチュー」と呼ばれた。電柱のことだ。 昭和32年初場所で初土俵。同期は50人もおり、その中に後の横綱北の富士、幕内若ノ州らがいた。 龍虎は本名の鈴木に山をつけた「鈴木山」という四股名で土俵に上がったが、とにかく弱かった。後に北の富士が自著『土俵で燃えろ』の中でこんな一節を披露している。「前相撲でなかなか勝てなかったが、おれより弱いヤツがいる、と安心させてくれるヤツがいた」 その弱いヤツが、龍虎だった。 このことは、番付に四股名が載る前の前相撲に3場所もいたことでも分かる。序ノ口は1場所で通過したが、序二段を抜けるのに14場所もかかり、三段目に7場所、幕下には35場所もいた。年6場所だから、幕下だけで6年近くもいたのだ。 こんなふうに、一向に目が出なかった龍虎。「四股名でも変えたら出世運も変わるのでは」 そう思った龍虎は「花武蔵」や「若神山」に改名。そしてもう一度「花武蔵」に戻し、さらに師匠の花籠親方(元幕内大ノ海)に勧められて「龍虎」に変えた。この龍虎を名乗ったのは幕下31場所目のことで、4場所後に幕下優勝して、やっと十両に昇進した。★お前みたいな弱いヤツは… この間の昭和37年夏場所、初代横綱若乃花が引退し、二子山部屋を興して花籠部屋から出ていった。泣いて同行を願った龍虎に、若乃花はひと言。 「お前は残った方が(稽古相手もいて)いい。第一、お前みたいな弱いヤツは連れていけない」 こう言って断られたのだ。これは若乃花の親心だったが、発奮材料になったのは間違いない。 昭和42年春場所。龍虎は27歳で入幕すると、まるでこれまで足踏みした分を取り戻すように、眠れる才能を一気に開花させた。この新入幕の場所で、優勝次点の11勝をあげ、敢闘賞を受賞。はつらつとした相撲の上に、力士にしておくのがもったいないような美男だから、人気が沸騰するのは当然だった。 こうして、ついに人気力士の仲間入りをした龍虎は、この1年後の昭和44年春場所で、再び大爆発を起こす。この場所は、2日目に横綱大鵬の連勝が“世紀の誤審”により45でストップし、ビデオ判定が採用されるきっかけになったことで有名だが、龍虎は5日目にこの大鵬を破るなど、12勝をあげて最後まで優勝戦線に踏みとどまり、殊勲、敢闘をダブル受賞したのだ。 龍虎は春場所とはすこぶる相性がよく、1年後の昭和45年春場所には新三役の小結に昇進している。 結局、この自己最高位となる小結に計3場所在位し、華やかな土俵生活を謳歌していたが、入幕4年目の昭和46年九州場所6日目に大きな運命の転換点を迎えた。巨漢力士として知られる義ノ花の上手投げに横転したとき、左足のアキレス腱を断絶してしまったのだ。 「(入院が)2カ月もかかるとは参ったな。まあ、いいや。ついでに飲みすぎて痛めている肝臓の治療もやってもらうか」 病院に担ぎ込まれた龍虎はこう言って笑い飛ばしたというが、治療は意外に長引き、再び土俵に立てるようになるまで3場所もかかった。その間、番付も前頭3枚目から十両を通り越し、幕下の西42枚目まで落ちていた。 この龍虎の不運なけがが後に公傷制度のできる引き金になるのだが、ここからの鮮やかな復活ぶりが、また龍虎人気を高めた。幕下3場所、十両も3場所で通過して、1年後には再び幕内に戻ったのだ。昭和48年名古屋場所のことだった。 龍虎の絶頂とも言えるのが、翌昭和49年秋場所14日目の横綱北の湖戦だった。激しい突っ張り合いからもろ差しになり、北の湖が出てきたところを回り込みながらはたいた。すると、横綱になったばかりの北の湖が大きくバランスを崩し、さらに突き落としの追い打ちをかけるとばったりと前に落ちたのだ。これが龍虎にとって2個目の金星で、戦後の大相撲界を代表する大鵬、北の湖の両方を破った力士としても名を残すことになった。 この2場所後には小結にも返り咲いている。元三役力士が幕下まで落ちて、再び三役に復帰するのは、戦後初めてのことだった。 ところが、こんな奇跡を演じた龍虎を、またまた不運が襲った。昭和50年夏場所初日、旭国戦の最中、4年前とは反対にあたる右足アキレス腱を断絶したのだ。 すでに34歳になっていた龍虎は復活を諦め、この場所限りで引退。年寄「放駒」を襲名した。★四股名のまま芸能界進出 いかにも江戸っ子らしい、さっぱりした決断だったが、2年後にもう一度、同じような決断をして大相撲界を去った。すでに放駒親方時代から、その美男ぶりを買われて映画やテレビドラマなどに出演していたが、本格的にタレント、俳優、さらに大相撲関連のコメンテーターとして活動する決心をしたのだ。四股名をそのまま芸名にした「タレント龍虎」の誕生である。 そして、その名を一躍、有名にしたのが昭和50年から17年も続いたTBS系列の料理バラエティー『料理天国』の試食係だった。ビシッとした背広姿で登場して、出来立ての高級料理をいかにもうまそうに食べ、「おいしいですね」 とひと言もらすのが当時の流行語にもなった。また、テレビドラマ『大江戸捜査網』や北島三郎の舞台などでも欠かせない存在で、『暴れん坊将軍』『桃太郎侍』『名奉行遠山の金さん』など、あちこちから引っ張りだこ。いわゆる売れっ子になったのだ。 この間、平成2年と10年の2度、クモ膜下出血で倒れているが、そのたびに奇跡的な回復を見せている。裏には、平成4年4月に結婚した貴子夫人の献身的な支えがあったのは言うまでもない。 この貴子夫人は観世流太鼓16世宗家、観世元信さんの長女。1男1女をもうけ、龍虎は幸せの絶頂にひたっていた。 ただ、この不死鳥のような復活劇が、あるいは非業の死の伏線になったのかもしれない。 平成26年8月29日、龍虎は貴子夫人、長女珠子さん、長男則裕さんの家族4人で静岡県掛川市を旅行し、市内の事任八幡宮をお参りした。ここは龍虎が3年ほど前からよく参拝に訪れていたところで、お参りする前にいつものように社務所に立ち寄り、関係者と談笑している。「以前、お願いしていたことが叶ったので、そのお礼参りに伺いました」 そう明るく話す龍虎に、「お若く見えますね」 と関係者が話しかけると、嬉しそうに笑っていたそうだ。この時点ではすこぶる元気だったのだ。 その後、家族は社務所の奥、271段の階段を登ったところにある社に向かった。この家族旅行をとても喜び、最初は張り切って歩いていた龍虎だったが、間もなくペースダウン。「少し疲れたのでゆっくり行く。みんなは先に行って」 先に登った貴子夫人だったが、いつまで経っても来ないので後戻りしてみると、階段の途中に龍虎が倒れているのを発見した。 すでに息はなく、駆け戻った則裕さんが慌てて心臓マッサージをしたが、意識は戻らない。救急搬送された龍虎は、掛川市内の病院で死亡が確認された。死因は循環器疾患。享年73。 葬儀は、この急な死から7日後の9月5日。葬儀委員長は同期入門で現NHK解説者の北の富士さんが務め、棺の中には、向こうに行ってもお腹が空かないようにと、貴子夫人手作りの弁当が納められた。 龍虎は天国でその弁当を広げ、いつもテレビ番組で見せたように、こう言ったに違いない。「おいしいですね」と―。相撲ライター・大川光太郎
-
スポーツ 2018年12月18日 22時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「ハーリー・レイス」NWA王座の権威を守った“キング・オブ・キングス”
今ではローカルタイトルに成り下がった感のあるNWA世界ヘビー級王座。だが、少なくとも80年代までは紛れもない世界最高峰のベルトであり、同王者は誰もが一目置く存在としてプロレス界に君臨していた。 そんな中でも“キング・オブ・キングス”と称されるのが、ハーリー・レイスである。※ ※ ※ 第二次世界大戦後の1948年、プロレス界復興のためアメリカの有力プロモーターたちが中心となってNWA(ナショナル・レスリング・アライアンス=全米レスリング同盟)が創設された。その加盟団体はカナダ、メキシコ、日本にまで広がり、コミッショナーにより認定されたNWA世界ヘビー級王者は“全世界プロレスラー3000人の頂点”とも称された。 なお、記録上の初代王者は1905年に戴冠したフランク・ゴッチとなっているが、これは同王座に権威付けするための処置で、実質的には戦前から活躍したオービル・ブラウンが初代である。それ以前の王者はいずれも当時の有名選手を並べただけだった。 そんなNWA王者の中でも歴代ナンバーワンは誰かとなれば、真っ先にハーリー・レイスの名前が挙がるのではないか。「長期政権を築いたということでは、ルー・テーズやリック・フレアーも同等でしょうが、テーズに関してはその全盛時を知るファンは極少数でしょうし、往年の映像もほとんど残っていない。また、フレアーはそもそもレイスの作り上げたスタイルを踏襲した面が見られますからね」(プロレスライター) この頃のNWA王者は、アメリカ国内はもちろんのこと、世界中の提携団体を渡り歩き、連日の防衛戦をこなしていた。唯一の王者だけに簡単には欠場できず、そんなハードスケジュールを消化することが最大の仕事でもあった。 対戦相手はいずれも一世一代の晴れ舞台とあって目いっぱいに仕上げてくるのが常であり、これと真っ向からぶつかっていたのでは体がいくつあっても持つわけがない。なので、それなりの戦い方が求められた。「ダーティチャンプの元祖としては、40年代に全米で人気を誇ったバディ・ロジャースが有名で、こちらはわざと反則負けを食らうことも多かったようです。しかし、反則防衛ばかりではNWAの権威が落ちるので、レイスは相手が凶悪ファイターならラフ、技巧派ならテクニックで付き合って、その上で適度に挑戦者をいなしつつ、のらりくらりと防衛を重ねていった」(同) もともと喧嘩が強くレスリング技術も高かったというが、特段そうしたアピールをすることはなく、NWA王者としての“仕事”をまっとうしている。★ライバルを退け長期政権を築く 日本においても挑戦者の顔ぶれは、ジャイアント馬場をはじめジャンボ鶴田、タイガー戸口、アブドーラ・ザ・ブッチャー、ディック・マードック、ミル・マスカラスと多岐にわたり、そのいずれとも好勝負を繰り広げている。「中でもマスカラスやマードックは、このレイスとのNWA戦こそが日本でのベストバウトだったとの声もあるぐらいです」(同) 対戦相手に花を持たせるのと同時にNWA王座の権威を守り、なおかつ自分の体を壊すことなくスケジュールをこなしていく。試合運びの巧さとタフネスを備えていたからこそ、そんなベクトルの異なるミッションを同時に遂行し、長期政権を築くことができたのだ。 レイスは技ひとつをとってみても、大会場で見栄えのするものを選んだ。しっかり間合いを取ってヒザを高く上げてから打ち落とすニードロップ、滞空時間の長いブレーンバスター、そしてフィニッシュのダイビング・ヘッドバット。やられ技もスケールが大きく、コーナーポスト最上段から高々とデッドリー・ドライブで投げられてみせた。「そんなレイスを馬場は高く評価していて、NWA王座から陥落していた’82年には、自身のPWF王座や鶴田のUN王座を明け渡しているし、それ以前にもブッチャーとの抗争アングルを組んだりしています」(スポーツ紙記者) ’75年に開催されたオープン選手権では、ブッチャーの椅子攻撃により脱臼させられたレイス。両者は翌年のチャンピオン・カーニバルで会場外まで飛び出す大乱闘を繰り広げ、決着戦もノーコンテストに終わっている。 しかし、’77年にレイスがNWA王座に復帰したことから、ブッチャーとの抗争は自然消滅。このときレイスに敗れた王者がテリー・ファンクで、こちらがブッチャーとのライバル関係を引き継ぐことになった。ハーリー・レイス***************************************PROFILE●1943年4月11日生まれ。アメリカ合衆国ミズーリ州出身。身長185㎝、体重122㎏。得意技/ダイビング・ヘッドバット、ブレーンバスター、パイルドライバー。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
-
-
スポーツ 2018年12月18日 21時15分
真壁刀義が矢野通と本格再合体?田口とのトリオで出陣!1.4ドームは第0試合から必見!
新日本プロレスは『大プロレス祭り2019』(来年1月3日、新木場スタジオコースト)の全対戦カードと『レッスルキングダム13』(同4日、東京ドーム)のNEVER無差別級6人タッグ王座 ナンバーワン・コンデンダー・ガントレットマッチ(第0試合)出場チームを発表した。1.4ドーム大会の本戦から漏れた選手が2日間にわたって出場する。 1.3『大プロレス祭り2019』では、永田裕志プロデュースの団体を超えた若手選手育成ブランド『LION'S GATE』のスペシャルマッチ3試合をラインナップ。獣神サンダー・ライガー&タイガーマスクのジュニアヘビー級レジェンドタッグに、ヤングライオンの成田蓮&上村優也が挑戦する。永田裕志&中西学は本間朋晃&トーア・ヘナーレと対戦。天山広吉&小島聡は、『ワールドタッグリーグ2018』でも対戦した吉田綾斗(K-DOJO)&海野翔太と再戦する。吉田は『LION'S GATE』から新日本のシリーズ参戦を勝ち取った。海野とはライバル関係を築いている。テンコジを焦らせるような試合を期待したい。 1.4東京ドーム大会の『NEVER無差別級6人タッグ王座 ナンバーワン・コンデンダー・ガントレットマッチ』は5チームの出場が決定。通常の6人タッグを行い、敗れたチームが次のチームに入れ替わっていくルール。最後に勝ち残ったチームが、1.5後楽園ホール大会で、バレットクラブのタマ・トンガ&タンガ・ロア&石森太二のNEVER無差別級6人タッグ王座に挑戦する。 気になる出場チームは、新日本本隊&CHAOS越境軍の真壁刀義&矢野通&田口隆祐、新日本本隊のマイケル・エルガン&ジェフ・コブ&デビッド・フィンレー、CHAOSの後藤洋央紀&バレッタ&チャッキーT、バレットクラブELITEのハングマン・ペイジ&高橋裕二郎&マーティー・スカル、そして鈴木軍からは鈴木みのる&ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.がそれぞれエントリーした。出場順は当日明らかになるという。 鈴木軍は最強トリオを送り出した。中でも第0試合に“降格”させられたみのるの怒りは想像を絶することだろう。NEVER無差別級6人タッグ王座の歴史は3年と短いものの、現チャンピオンチームは16代目。移り変わりが激しいタイトルとして知られている。しかし、鈴木軍がこの“宝物”を手に入れたことは一度もない。ベルトコレクターの観点から見ても欲しいタイトルではないだろうか。 しかし、変則ルールの試合には波乱が付きもの。真壁&矢野&田口の超党派トリオには大いに期待したい。このトリオ、全てにおいて無差別級なのがポイント。真壁と矢野は先日の後楽園大会で、9年8ヶ月ぶりに同じコーナーに立ったが、かつて矢野に裏切られている真壁は「オメーと何年のわだかまりがあると思ってんだ、コノ野郎!」と不信感を募らせていた。 ただ、かつてはテンコジを超える日本人最強かつ最凶なヒールタッグとして、IWGPタッグ王座戦線をにぎわせた。そこにタグチジャパンの監督として、名(迷)采配を振るってきた田口が潤滑油として機能し、この試合を制したら、正パートナーである本間が完全に復調するまでの間、矢野とタッグを再結成する可能性もある。今後の本隊とCHAOSの行方を占うトリオになる可能性もある。 不気味なニオイがするのは、後藤&バレッタ&チャッキーのCHAOSトリオ。バレッタとチャッキーは「ベストフレンズ」というタッグチームを結成しているが、『ワールドタッグリーグ2018』の公式戦の節々で、チャッキーが“あの男”を彷彿とさせる暴走ファイトを展開。チャッキーはバレッタの「お前、大丈夫か?」の問いに「俺は大丈夫だ」と言い張っているが、明らかにおかしいのは誰が見ても揺るがない事実。もしこの試合に勝てば“あの男”が引っ張っているユニットのトリオと対決することになり、ひとつの結論が出るかもしれない。 毎年、1.5後楽園大会では、その年の新たなテーマを求めた選手が何かしらアクションをすることが多い。カードは当日発表ではあるが、早い段階でチケットは完売しているのだ。 1.4ドーム大会の本編出場を逃した男たちにとって、1.3の『大プロレス祭り』と、1.4ドームの第0試合は、1.5後楽園大会以降の闘いに向けてアピールできる数少ない機会。今回はお祭り色が強い『ニュージャパンランボー』からタイトルへの挑戦権争奪戦となり、2019年の新日本プロレスを占う上で、注目すべきマッチメイクになった。1.4ドームは第0試合からが始まり。早めに並ぶことをオススメしたい。取材・文・写真 / どら増田
-
スポーツ 2018年12月18日 17時45分
プロ野球“冬の風物詩”『護摩行』にファンから「そんなことしてないで練習しろ!」の厳しい声
プロ野球広島カープの田中広輔内野手と堂林翔太内野手が、11月16日、広島呉市内のトークイベントで共演し、田中が護摩行の誘いを受けたことを明かした。 田中は堂林から「新井さんが辞められて、1枠空いているのでどうですか?」と振られると「丁重にお断りします」と答え、会場はファンの笑いで包まれた。 護摩行は今年引退した新井貴浩選手が、毎年オフに鹿児島県の最福寺で行う恒例行事で、過去には清原和博や金本知憲など、多くのアスリートが行っている。野球ファンにとってはおなじみとも言えるが、ネット上では以前からその効果について懐疑的な意見が広がっている。「護摩行は燃え盛る炎の前でお経を読む修行で、野球ファンにとっては“冬の風物詩”と言ってもいいでしょう。カープの新井は14年連続で参加していますが、もともとは金本知憲に誘われたのがきっかけです。今年はチームメイトの堂林翔太が参加しましたが、ファンからは『そんなことより練習しろ』『火傷したらどうするんだ』などと言われ、物議を醸しました。一歩間違えれば失明の危険もあることから、行事への参加の是非については疑問の声が絶えませんね」(スポーツ紙記者) 危険性もさることながら、護摩行が行われる最福寺についてもさまざまなウワサが囁かれている。「最福寺は現在の住職である池口恵観によって新設された寺で、池口住職は北朝鮮との親交が深いことでも知られています。過去にはたびたび北朝鮮を訪問していて、『金日成主席観世音菩薩像』を同国に寄付するなどし、勲章の授与も受けています。また、2013年には、競売にかけられた東京千代田区の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)本部ビルを45億1900万円で落札し、朝鮮労働党幹部から土地と建物が第三者に渡らないよう要請を受けていたことも明らかになっています。北朝鮮との関係が深いことから、キナ臭いウワサが流れたこともありますね」(全国紙記者) ネット上では「堂林、おまえ顔より尻に火が付いてるよ!」「実際、身体には良くないよね。その分、練習すればいいのに」「護摩行で野球がうまくなるなら誰も苦労はしない」「あれは新井のファンサービスだろ」など、厳しい意見が多数を占めている。 もはやプロともなれば、野球に対する向き合い方も確固たるものがあり、他人がとやかく言うことではないだろうが、選手への思いが強ければ強いほど、ファンが心配する気持ちも大きくなるのだろう。 護摩行の是非はともかく、結果的に選手が大活躍すればファンも納得だが…。
-
-
スポーツ 2018年12月18日 17時30分
オリックス新人入団会見、“最後のPL戦士”中川圭太「自分の持ち味を発揮していく!」
オリックス・バファローズの『2019年 新人選手入団発表会見』が15日、大阪市内のホテルで、公式ファンクラブの早期継続会員約200名と、選手の家族、そして多数の報道陣を集めて盛大に行われた。今年のオリックスのドラフトは、例年に比べて少なめの7名の支配下選手と、1名の育成選手を指名。全8名の選手と、湊通夫球団社長、西村徳文新監督が登壇し、代表質問に答える形で会見が進められた。 地元メディアが1位の太田椋(天理高)とともに注目したのが、7位で指名された“最後のPL戦士”中川圭太(東洋大)だ。中川を担当した牧田勝吾スカウトは「大学日本代表のクリーンアップを任されるなど、高いポテンシャルを誇る。リストの強さはアマチュアトップクラス。崩されてもヒットにできる巧打に加え、スタンドに放り込むパワーも兼ね備えている。1年目から活躍が期待される選手」と中川を評価。この日初めて、背番号67の来シーズンから一新する新しいユニフォームに袖を通すと、「きのうまでは実感がわかなかったんですけど、ユニフォームに袖を通してみて、ここからが本番の勝負だと思いました」と気を引き締めた。 対戦したい選手は?との質問には「東洋大学の3投手(DeNAの上茶谷大河、ソフトバンクの甲斐野央、中日の梅津晃大)と対戦したい」と、ドラフト上位で指名された同級生を意識。さらに、「自分の売りはバッティングなので、活躍して球団の顔になりたい。ここまで支えてくださった皆さんに感謝の気持ちを持ちながら、1年目から一軍で活躍したい」と自身のセールスポイントと、1年目の目標について語った。また、最後のPL戦士ということもあり、先輩たちを意識するかとの質問には「偉大な先輩に近づくのは難しい」としながら、「自分の持ち味を発揮していきたい」と前を向き、自分のスタイルを貫いて行く考えを示している。 中川といえば、ドラフト当日にTBS系列で全国放送された『ドラフト緊急生特番! お母さんありがとう』で、中川と母、律子さんとのエピソードをもとにして作られた再現ドラマ放送中に、オリックスが指名したため、東洋大学から親子で生出演するなど注目を集めた。この日もカメラを片手に中川の姿を撮影する律子さんの姿が見られており、表情はかなり嬉しそうだった。 湊球団社長、西村監督へのアピールタイムが設けられると、「1年目からクリーンナップを打つ気持ちでやるので、よろしくお願いします!」と猛アピール。西村監督は8人のルーキーたちに「みんな目標設定をしっかりと持っている。遠慮せず持ってるものを出してもらいたい」とエールを送ると、中川の表情も少し緊張が和らいだようだ。 会見後は、地元の選手ということと、話題性から報道陣に囲まれていたが、ドラフト指名後、仮契約後同様、落ち着いているイメージ。ただ、キャプテンとしてチームを引っ張る力はPL時代に証明済み。内野手というポジションは競争が激しく、2位で中川とは同級生にあたる頓宮裕真(亜細亜大学)が右の即戦力大砲候補として、チームはサードを任せたい方針。中川の守備は主にセカンドだが、今年活躍した福田周平や、大城滉二などライバルは多い。ドラフト5位の宜保翔も内野手だが、「キャッチャー以外ならどこでも守る」と出場機会を増やすため、ユーティリティプレーヤーとしてチームに貢献したいと考えており、一筋縄では行かなそうだが、地味と言われた今年の新人の中では、華があるタイプなだけに、西村野球にハマれば開幕1軍も夢ではないだろう。 中川にとって、京セラドーム大阪は中学生の時にホームランを打った球場。右打者の最多安打を目指すという中川が活躍すれば、人気選手に登り詰めるまで時間はかからないはずだ。地元が生んだ新生オリックスの中心選手として、大暴れしてもらいたい。取材・文 / どら増田写真 / 中村実愛
-
スポーツ 2018年12月18日 17時00分
長嶋茂雄が来るZOZO新球団監督に後押しする掛布雅之
一時は重篤説が流れて野球ファンをやきもきさせていた巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(82)。そんな長嶋氏が、自身の順調な回復ぶりを裏付けるように、12月4日に行われたプロ野球人の社会貢献活動を表彰する「第20回ゴールデンスピリット賞」の授与式で、ロッテ・井口資仁監督に祝福のコメントを寄せてファンを安堵させた。 「20回という節目で受賞されたことは、まさにジャストミート。井口さん、おめでとう」 長嶋氏は入院中であるため、司会者が祝福のコメントを代読した。 リハビリに追われる長嶋氏がわざわざこの祝福コメントを寄せたのには理由がある。長嶋氏に近い球界関係者によると、巨人に原辰徳監督が復帰した今、長嶋氏が最も気にかけているのが、故郷千葉をホームタウンとするロッテだという。 背景にあるのが、ZOZO前澤友作社長のロッテ球団買収だ。200億円と言われる高額な買収提案をしたものの、暗礁に乗り上げたまま。パ・リーグを長く支えてきたというロッテのメンツと韓国ロッテの社内的な混乱から、来季の球界参戦交渉は時間切れとなった。 しかし、水面下では2020年シーズンからの参入を見据えて、丁々発止の動きが続いているというのだ。「ご破算とはいかないのは、ZOZOのロッテ買収の橋渡しに読売グループの渡辺恒雄氏筋が関わっているからです。ホリエモンこと堀江貴文氏が前澤社長に紹介したそうで、長嶋さんも一枚噛んでいるのでしょう。もっとも、ミスターは純粋な気持ちで故郷を盛り上げようと願っているのですが」(スポーツ紙デスク) 長嶋氏が気にかける人物がもう1人いる。同じ千葉県出身の「ミスタータイガース」掛布雅之氏(63)だ。 今季限りで退任した金本知憲前監督の後任にOBの岡田彰布氏とともに最有力視されたが、結果は今季二軍監督だった矢野燿大氏が監督に昇格。掛布氏のショックは大きく、12月1日に大阪市内で開かれた阪神のOB会総会には、出席こそしたものの、球団首脳も参加した集合写真の撮影には加わらなかったという。「長嶋氏は現役時代から掛布氏を常に気にかけており、監督時代には巨人の打撃コーチに何度か招こうとしたほどです。これが実らなかったため、心残りに…。そこに今回、ZOZOのロッテ買収の動きが起こり、ロッテの球団社長、あるいは監督として掛布氏を招いてもらおうと側面から支援しているのです。実は前澤社長もそれを願っている」(巨人OBの野球解説者) 間もなく平成が幕を閉じ、新年とともに新時代のプロ野球が幕を開ける。とりわけ難しいのは、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年以降の球界の舵取りだ。「キーマンは前澤氏」 球界の将来を気にかける御仁たちは、誰もがそう思い描いている。
-
スポーツ 2018年12月18日 06時00分
WWEアスカが、ブル中野以来日本人女子2人目の大快挙!スマックダウン女子王座獲得!
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間17日、カリフォルニア州サンノゼのSAPセンターでPPV『TLC』を開催した。TLCとは「テーブル、ラダー、チェア」の略。この3アイテムを使用して、リングの頭上に吊るされたベルトを奪い合うルールだ。 2000年代初頭にWWE世界タッグ王座をめぐり、ハーディー・ボーイズ、ダッドリー・ボーイズ、エッジ&クリスチャンによる3チームが数多くの名場面を作りスタイルを確立。その後、PPVを開くことができるビッグマッチのブランドにまで成長した。WWEにとって試合形式がPPVのタイトルになるのは、時間差バトルロイヤルがメインのPPV『ロイヤルランブル』以来のことであった。 日本人女子スーパースターのアスカは元王者のシャーロット・フレアーとともに初のTLCルールで、スマックダウン女子王者のベッキー・リンチに挑戦した。ここ数週間の前哨戦では、竹刀を片手に大暴れする姿を披露。WWEユニバース(ファン)から驚きの声が聞こえていた。 この日は序盤からドロップキックやヒップアタックといった“正攻法”で先制すると、公認アイテムに手を出す。まずベッキーをラダーに叩き付け、続けてシャーロットに珍しいパワーボムでテーブルクラッシュするなど、試合を優勢に進める。 しかし、そのまま行かないのが、TLCルールの3WAY戦の難しさであり面白いところ。今度はベッキーが椅子攻撃で反撃し、挑戦者のアスカとシャーロットを解説席に寝かせると、ラダートップからダイビングエルボーをさく裂させた。ここで火がついたシャーロットは竹刀を持ち出して2人を滅多打ちにすると、スピアーでアスカをバリケードごと破壊。続けてベッキーにはコーナートップから場外へのトペ・コンヒーロでテーブルクラッシュして猛反撃。さすがはリック・フレアーの実娘である。 オンナの意地がぶつかり合う白熱の攻防を繰り広げる3人だったが、終盤に突然、ロウ女子王者のロンダ・ラウジーが登場。先月に行われたPPV『サバイバー・シリーズ』でのロウとの全面対抗戦に絡んで、因縁があるベッキーとシャーロットが乗ったラダーを倒し、2人を場外に落とした。1人残ったアスカは、ラダーを駆け上って吊り下げられたベルトを奪取。アスカは棚ボタ式ながらもファームブランドNXTからスマックダウンに昇格後、初のシングルタイトル獲得に成功した。 日本人がWWEで女子王座を獲得したのは、93年11月に全日本女子プロレス東京ドーム大会で、アランドラ・ブレイズ(メドゥーサ)を倒し、WWF(WWE)世界女子王座を奪取したブル中野以来、25年ぶり2人目の大快挙。ロウとスマックダウンが完全にブランド分けされてからは初となる。 アスカは日本マットでは華名のリングネームで、大物フリー選手として活躍。女子版“レインメーカー”として各団体のトップタイトルを獲得し、話題にも事欠かず会場を満員にしていった。自身のプロデュース興行では、鈴木みのるら男子選手とも対戦。負けん気の強さがファンや対戦相手から評価されている。 そんな中、2015年にWWEと電撃契約。アスカにリングネームを変更し、ファームブランドNXTでデビューすると、翌2016年には無敗のままNXT女子王座を奪取。2017年にはゴールドバーグの173連勝を抜く174連勝を達成。これにはゴールドバーグからも祝福の言葉が送られていた。 同年8月には同じタイトルを500日以上保持し、女子の最長記録を達成。男子を含めてもハルク・ホーガンやボブ・バックランド、ブルーノ・サンマルチノら数人しか達成していない。しかし、怪我によりNXT女子王座を返上。同時にNXTからの卒業を発表し、無敗のままスマックダウンに昇格した。今年4月に開催されたWWE年間最大にして世界最高峰のPPV『レッスルマニア34』で、当時スマックダウン女子王者だったシャーロットに敗れ、連勝を止められたが、年内最後に訪れた大チャンスを逃さなかった。 アスカの快挙は、現在NXTで昇格を目指しているカイリ・セインや、紫雷イオといった後輩の日本人女子スーパースターにも希望を与えることになる。アスカは本当の意味で『世界のアスカ』となった。文・どら増田写真・©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
-
スポーツ 2018年12月17日 22時00分
日本テレビが水面下で狙う元貴乃花親方抱え込み計画
視聴率三冠王をテレビ朝日に奪取された日本テレビの秘策が話題を呼んでいる。“平成の大横綱”との異名を誇った元貴乃花親方・花田光司氏(46)を味方につけ、再び視聴率三冠王の奪取を狙うというのだ。日テレ幹部が興奮した口調でまくし立てる。「テレ朝の顔といえば、バラエティーやスポーツ番組など、ここぞといった特番には、必ずキャスティングされる松岡修造。だが、日テレにはそうした人物がいなかった。元貴乃花親方が日テレの顔になるというなら、断る理由は何もない」 日テレ上層部のクビを真綿で締めるがごとく、今も苦しめているのが視聴率三冠王からの転落だ。「日テレが’13年12月より防衛してきた、全日帯、G帯(ゴールデンタイム:19〜22時)、P帯(プライムタイム:19〜23時)の3枠すべての視聴率トップである“三冠王”をテレ朝に阻止され、記録は途切れました。早くも年末年始のスポット営業が売れ残るなど悪影響が出ている。これを、何としても食い止めたいのです」(テレビ事情通) だが、元貴乃花親方は、視聴率を上昇させるほどの潜在的パワーを持ち合わせているのか?「今、花田氏がテレビに出て話をさせれば、間違いなく視聴率が取れる。協会との確執、九州場所で初優勝した小結貴景勝、そして今回、電撃離婚した河野景子との関係など、話してもらいたいことは山ほどある。実際、10月末に引退後、初出演した『しゃべくり007』(日テレ系)は視聴率15・2%をマークしていますからね」(日テレ関係者) とはいえ、頑なな性格の上に、一癖も二癖もあり、決して一筋縄では行かないと噂される元貴乃花親方。日テレがコントロールできるとは思えないのだが…。「その点は全く問題ない。理由は二つ。現在、彼は金銭的に厳しい状況下にある。自宅には極度額1億8000万円の根抵当権などが設定されている(9月末時点)。協会を退職したことにより年収約1200万円もパーなら、5000万円と言われる協会の退職金と功労金も離婚でなくなってしまいそうです。彼にとって日テレのオファーは、最後の米びつ。もう一つは、日テレに師と仰ぐプロデューサーが存在すること。父親が存命中から知り合いで、現在も元貴乃花親方は彼のアドバイス通りに動いている」(同) ちなみに日テレが貴乃花に提示している金額だが…。「バラエティー番組1本100万円〜。今後、スポーツ特番などでロケに行ったりする場合は、日数に関係なく一律、最低300万円〜」(テレビ関係者) 果たしてこの金額が高いのか安いのか…。結果が出るのは年明けになりそうだ。
-
-
スポーツ 2018年12月17日 21時40分
菊池雄星「栄養学おたく」のせいでメジャー交渉が遅滞!
本当に、期限内に交渉を終えられるのか…。 米大リーグ・ウインターミーティングが終了した(12月13日/現地時間)。同会合はメジャーリーグ30球団の幹部が一堂に集まり、来季以降のリーグ戦運営や、トレードやFA交渉を含めた選手補強について話し合われるもの。菊池雄星投手(27=埼玉西武)がポスティング・システムを使っての米球界挑戦となったことで、日本の野球メディアも今年のウインターミーティングに注目していたが、移籍先は決まらなかった。「昨年はフリーエージェントになった高額年俸選手が多かったため、どの球団も交渉に慎重でした。今年はそんなに遅れていません。実際にこの会合内で所属先が決まった選手もいました」(米国人ライター) ニューヨークヤンキースのキャッシュマン・ゼネラルマネジャー(以下=GM)は、菊池の代理人であるボラス氏とすでに接触したことを認めていた。SFジャイアンツ、マリナーズなども興味を示しているそうだが、交渉に進展は見られない。「ボラス氏は吸血鬼のアダ名も頂戴しているくらい、エゲツない交渉を仕掛けてきます。球団側にすれば、年俸のつり上げに長けたボラス氏との交渉はやりたくないのがホンネです」(特派記者) しかし、菊池の交渉が遅滞しているのは、代理人の敏腕によるものではないようだ。「菊池の性格も影響しているようです」 菊池を見送る側のNPB関係者がそう言う。 日本を代表する好左腕投手だ。左の先発投手がほしいのはメジャーリーグも同じで、それも27歳と若ければ、なおさらだ。とはいえ、ボラス氏が菊池に興味を示す米球団側に伝えている“条件”の中には、グラウンド外の要望もあった。「一般論として、メジャーリーグに挑戦してきた日本人選手は住宅、家族のサポート、米国内で納めなければならない税金のこと、オフに帰国する際の航空券、通訳などを野球以外の要望としてお願いしてきました」(前出・米国人ライター) 菊池のお願いは、それだけではないという。菊池は「トレーニングおたく」でもある。トレーニング・メニューも独自で、栄養学やウエイト・トレーニングなどに関する知識も豊富で、何か新しいトレーニング方法が専門誌などで紹介されると、すぐに飛びつくなど勉強熱心な一面も秘めている。 努力家で、向上心を持ったプロ野球選手ではあるが、米球団からすれば、叶えられることとそうでないことがある。それを整理し、「ここまではサポートできるが、ここから先は折れてくれないか?」と返事をしなければならない。できること、できないことが整理されて、初めて本格的な交渉がスタートされる。つまり、ウインターミーティングで目立った動きがなかったということは、米球団側はその仕分けができていないわけだ。もっと言えば、菊池サイドが出した条件が多すぎるか、細かすぎるということだろう。「ヤンキースですが、30代で今季17勝をあげた別の左腕投手と合意間近と報じられています。菊池獲得から下りたとも判断できます」(12月15日時点/前出・同) 菊池も全てを叶えられるとは思っていないはず。しかし、譲れない点もあるだろう。 今回のポスティング・システムによって、菊池に許された交渉期限は、1月2日まで(現地時間)。ボラス氏は「自信アリ!」と日米メディアに言い切ったが、菊池の「おたく知識」が交渉に影響を与えたのは間違いなさそうだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ
戦極 小見川 柔道時代の必殺技出す
2009年04月18日 15時00分
-
スポーツ
元川悦子のサッカー魔法陣(17)
2009年04月18日 15時00分
-
スポーツ
フィギュア 浅田真央の前に立ちはだかるノルマ
2009年04月17日 15時00分
-
スポーツ
フィギュア 国別対抗戦日本は2位好発進
2009年04月17日 15時00分
-
スポーツ
大リーグ イチローと松井秀喜 浅からぬ因縁
2009年04月17日 15時00分
-
スポーツ
野球 ヤクルトの救世主、川島慶の素顔
2009年04月17日 15時00分
-
スポーツ
野球 ヤクルトの勝利の女神!?
2009年04月17日 15時00分
-
スポーツ
王と長嶋〜プロ野球を国民スポーツにした2人の功労者〜(20) 背番号「89」に込められた二つの意味
2009年04月17日 15時00分
-
スポーツ
フィギュアスケート 美姫と真央、明暗くっきり
2009年04月16日 15時00分
-
スポーツ
野球 ヤクルト、巨人に5連敗 “助っ人格差”浮き彫りに
2009年04月16日 15時00分
-
スポーツ
ボクシング 大毅が小松選手遺族に直筆手紙
2009年04月16日 15時00分
-
スポーツ
王と長嶋〜プロ野球を国民スポーツにした2人の功労者〜(19) 栄光の背番号「3」への並々ならぬ思い
2009年04月15日 15時00分
-
スポーツ
野球 不吉な雨で巨人に暗雲!?
2009年04月15日 15時00分
-
スポーツ
ボクシング 5・13亀田大毅の試合有無は16日以降決定
2009年04月15日 15時00分
-
スポーツ
乙女の熱き闘い「チアリーディング」の舞台裏
2009年04月14日 15時00分
-
スポーツ
M-1チャレンジ 桜庭がヒョードルに対戦要求!?
2009年04月14日 15時00分
-
スポーツ
K-1MAX 日本GP王者・小比類巻が欠場
2009年04月14日 15時00分
-
スポーツ
全日本プロレス 王道マット非常事態
2009年04月13日 15時00分
-
スポーツ
全日本プロレス ジュニア戦士カズ感涙の準V
2009年04月13日 15時00分