まず、29日に出場選手インタビューが都内で行われる。このインタビューには『やれんのか!』『RIZIN.14』に出場する全42選手が出席。朝9時から21時まで12時間にわたって行われる。前半は山本美憂、山本アーセン、堀口恭司、川尻達也、ダリオン・コールドウェル、矢地祐介、宮田和幸、RENA、浜崎朱加ら22選手、後半は北岡悟、浅倉カンナ、那須川天心、マネル・ケイブ、杉山しずか、白鳥大珠、ギャビ・ガルシア、長野美香、川村虹花、真珠・野沢オークレア、そしてフロイド・メイウェザーら20選手が登場する。2大会の出場選手がシャッフルされており、報道陣は丸一日会見場に缶詰め状態になりそうだ。
そして注目されるのは、大会前日に行われる公開計量が一般にも公開されること。計量は30日の15時頃から。さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで30日から2日間開催される『格闘EXPO2018』内の特設ステージで行われる予定で、入場は無料、インターネットでも生配信する。インタビュー同様、全42選手が計量を行う予定で、もちろんメイウェザーも来場を予定している。
『格闘EXPO』は、RIZINがメインアリーナを使用している期間中にコミュニティアリーナも活用しようと2015年から開催。「格闘技とのふれあい」をテーマに、格闘技の持つ魅力を多くの人々に伝え、地域や青少年の健全育成に寄与しようと年に一度開催される日本最大級の格闘技の祭典だ。柔術やグラップリングなどの格闘技大会の開催をはじめ、プロレス界からはDDTグループのガンバレ☆プロレスが提供マッチを行い好評を博している。またステージでは、RIZIN出場選手のトークショーやアイドルのパフォーマンスが行われる。RIZINが目指す「ファイティングエンターンテイメントフェスティバル」を実感するテーマパークとしてファンに定着している。
計量には榊原信行実行委員長、高田延彦統括本部長、RIZINガールも出席する。大会のスケジュールが発表され、いよいよメイウェザーの来日が見えてきた。世紀の一戦までのカウントダウンは既に始まっている。
取材・文・写真 / どら増田