スポーツ
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スポーツ 2019年12月09日 11時05分
オリックス、仰木元監督の次は西本元監督メモリアルゲーム開催!
オリックスは来年4月25日に開催する埼玉西武戦(京セラドーム大阪)で、かつて大毎オリオンズ、阪急ブレーブス、近鉄バファローズの監督を務めた故・西本幸雄氏のメモリアルゲームを開催すると発表した。 当日は、西本元監督が率いてチームを初優勝に導いた1967年当時の阪急ブレーブスのホームユニフォームを、バファローズの監督・コーチ・選手が着用し、闘将の背番号『50』をチーム全員で背負って戦うという。来シーズンのサードユニフォームはこの頃に使用されていたストライプを採用しており、大毎で1度、阪急で5度、近鉄で2度リーグ優勝に導いた“名将”西本元監督の功績を現在のファンにも知ってもらえるようなイベントマッチに期待したい。 オリックスは今年の4月29日に、近鉄バファローズ、オリックス・ブルーウェーブ、オリックス・バファローズを率いた平成を代表する名将、故・仰木彬元監督の生誕の日を記念して、監督・コーチ・選手がブルーウェーブ時代のユニフォームに仰木彬元監督がつけていた背番号『72』をつけ、気持ちを一つに平成最後の試合をとメモリアルゲームを開催。西武を相手に5-3で勝利を収めている。 当日、仰木元監督の通算勝利数988勝に合わせ、988組1976名を内野自由席に招待したり、当時の復刻ムードを高めるあらゆる企画が京セラドームで行われ、ファンに大好評だった。今回はリアルタイムを知るファンが少ないが、「歴史を伝えていく」という球団の姿勢は高く評価したい。晩年は関根潤三氏(92)とともにフジテレビ系列『プロ野球ニュース』のご意見番としてお茶の間の人気者だった西本元監督の功績は、関西のパ・リーグを強いチームに育てたことで、「人気のセ、実力のパ」と呼ばれるまで価値を高めたこと。これは令和の時代においてもパ・リーグ勢が交流戦で強さを発揮していることを見てもわかるように、しっかりと受け継がれているのだ。 『関西クラシック』とは違う、切り口のこうしたメモリアルゲームは今後も継続してもらいたい。(どら増田 / 写真提供・ベースボールマガジン社)
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スポーツ 2019年12月08日 11時00分
ソフトバンク・周東佑京 2020年克服すべき課題、そして飛躍の一年に
今月3日、福岡ソフトバンクホークスの周東佑京が契約更改交渉を行い、1400万円増となる年棒2000万円(推定)でサインをした。 入団2年目の今季、主に代走での出場でチームトップの25盗塁、成功率も8割を越えるなど、日本一に貢献する活躍をみせた。さらに、シーズン後には日本代表にも選出され、プレミア12にも出場、ここでも、立て続けに盗塁を決めた豪州戦など、得点源としてその存在感を発揮し続けた。克服すべき課題も含め、来季のさらなる活躍が期待されている。 ソフトバンクの一員として今季最後の出場は日本シリーズ第4戦。最終回の攻撃の際、追加点を狙うべく、代走に起用された。試合を決定付ける5点目のホームを周東が踏めば、日本一がより確実なものとなるはずだった。だが、二塁へのスタートを躊躇し、一塁帰塁に間に合わず牽制死となり、自軍のチャンスを潰す形となった。チームは勝利したものの、流れを失いかねない痛恨のミスとなった。球界屈指の走力や高い盗塁成功率は見事とは言え、シリーズなど極めて重要な場面での失敗をなくすことは、「足で活きる」選手にとって宿命と言えるだろう。 さらに、もう一つの課題となるのがバッティングだ。今季はオープン戦から打率は1割台だったものの、その走力が買われての一軍入り、シーズン中も打率.196と2割台に届かずにシーズンを終えた。右ピッチャーに対しても.195(左は.200)と低打率であり、現状では打線の戦力にはなり得ていない。自身も「内野手として勝負したい」と課題である打撃を向上させることで、レギュラーとしての出場を目指している。 そして、プレミア12終了後から語られているのが、来年の五輪メンバー入りの可能性だ。登録人数が4人少ない24人となる東京五輪では、言うまでもなく、複数ポジションをこなせる選手の出場が有力視されている。その中で、代走での出場により決定的な仕事ができる周東の存在も、最終メンバー決定まで選考の対象となり続けるだろう。走力だけでなく、内外野を守ることができることに関しては条件を満たしていて、今回のプレミア12では4盗塁で大会の盗塁王となったこともあり、各国代表チームにはその存在は脅威として印象付けられたはずだ。周東というプレーヤーが築き上げた「スペシャリスト枠」での五輪出場は多くのファンからも期待されている。新たなスピードスターとして飛躍を遂げる2020年にしなければならない。
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スポーツ 2019年12月08日 08時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「ウィリエム・ルスカ」再評価されるべき“オランダの赤鬼”
アントニオ猪木がモハメド・アリとの対戦に向けて邁進していた頃、「まず俺と闘え!」と横やりを入れたのは、ミュンヘン五輪の柔道で2階級を制したウィリエム・ルスカだった。そうして行われた初の「格闘技世界一決定戦」は歴史的な名勝負となった!※ ※ ※ 1972年のミュンヘン五輪において、柔道無差別級と93キロ超級の2階級で金メダルを獲得したウィリエム・ルスカ。’84年以降は無差別級が廃止されたため、ルスカは五輪柔道における唯一の同大会2冠王者ということになる。 ’01年に脳梗塞で倒れてからは長く闘病生活が続き、’15年に亡くなると母国オランダではその死を悼む声が多く聞かれたという。 しかしながら存命中のルスカは、決して柔道家として恵まれていたわけではなかった。「日本以外の国において、その当時の柔道はマイナー競技の部類であり、しかもオランダにおいては先駆者として、東京五輪で金メダルを獲得したアントン・ヘーシンクがいた。先に快挙を成し遂げた人間のほうが、より多くの脚光を浴びるのはどこの世界も同じことで、日本で例えるなら陸上女子初の五輪金メダルを獲得したマラソンの高橋尚子と、次回大会の金メダリスト、野口みずきの差とでも言いましょうか」(スポーツライター) 年齢で6つ上になるヘーシンクが現役引退後に指導者として、あるいは国際組織の委員として要職に就いたのに対し、少年相手に指導をするだけのルスカは食うに困り、一時期は酒場の用心棒に身をやつしていた。一説には日本でプロデビューする前に、欧州マットでドイツ屈指のテクニシャンとして名高いホースト・ホフマンらと闘っていたとも言われている。 広く言われていることに“ルスカは妻の病気の治療費を稼ぐため、アントニオ猪木の誘いに乗った”というものがある。カネのために柔道家の魂を売ったルスカと、それを買い叩いた猪木を批判的にとらえる見方だが、先に欧州でプロのリングに参戦していたとなると、そうしたニュアンスもやや異なってくる。 むしろ、欧州でくすぶっていたルスカに対し、猪木と新日本プロレスが大きな舞台を用意したという一面もあったのではないか。 異種格闘技戦の後に日本での巡業に参加したときも、プロレスにおいては新人であったにもかかわらず、トップレスラーとして遇しているのだから、ルスカにしても決して不満ばかりではあるまい。 ルスカに関しては、長州力らが「日本人、外国人を含めて最強」と評したような強者伝説も付いて回る。 巡業中にスタン・ハンセンの眼鏡を黒マジックで塗りつぶしたなど、よく知られるイタズラ話にしても、そうしたことができるのは、もし相手がキレても対処できるという己の実力への自信があってのことに違いあるまい。★後世にまで語り継がれる名勝負 ブラジル巡業の際、バーリトゥードのイワン・ゴメスと対戦して「チョークで失神させられた」などとする言説もあるが、その一方で、シュートを仕掛けてきたゴメスに怒ったルスカが、鉄拳制裁でボコボコにしたという証言もある。 その後、ゴメスが苦し紛れにエプロン外でチョークを仕掛け、そのまま膠着状態になったところで、レフェリーがゴメスのカウントアウト負けを宣告して、慌てて不穏な試合を止めたのだという。 結果的にルスカが、反則攻撃を理由にブラジルでの試合を禁止されたところを見ても、ゴメスが完勝したということではなかったようだ。 総合格闘技の源流の一つであるバーリトゥードの猛者を相手に、互角以上の闘いをしたとなれば、やはりルスカの実力は現代の基準からしても相当なものがあったと言えよう。「柔道以外にもレスリングやサンボなどさまざまな競技を学び、強さの追求にも熱心でした。’94年に引退前の猪木と戦ったときも54歳にして筋骨隆々の姿を披露していて、実力だけでなく日頃から努力も相当積んでいたはずです」(同) しかし、ことプロレスにおいてルスカは、いま一つ上達することがなかった。ちょうど新日とWWFとの提携が本格化した時期と重なり、アメリカンプロレスの色合いが強まってきたのも、ルスカにとっては不向きな流れであっただろう。 こうしたことから、ルスカのプロレス転向を失敗とする声もある。同じ柔道出身のバッドニュース・アレンと比べても、プロレスへのなじみ具合は浅かったことに違いない。 だが、’76年に行われた初の格闘技世界一決定戦。歴史の転換期となり、後世にまで語り継がれる試合を実現できたレスラーは、いったいどれほどいるだろう。その一点だけをもってしても、ルスカのプロレス転向は「大成功」と言ってもいいのではなかろうか。ウィリエム・ルスカ**************************************PROFILE●1940年8月29日〜2015年2月14日(74歳没)。オランダ・アムステルダム出身。身長190㎝、体重110㎏。得意技/釣り込み腰、体落とし、大外刈り。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2019年12月07日 11時00分
巨人・中島はまだマシ? 4億以上のダウンを味わった選手も、プロ野球ファンに衝撃を与えた大減俸
昨オフ年俸1億5000万円(推定、以下同)の1年契約で入団するも、今シーズンは43試合で「.148・1本・5打点・8安打」と結果を残せなかった巨人・中島宏之。3日、その中島が球団との契約更改に臨み、1億3000万円減の2000万円でサインしたことを複数メディアが報じた。 『スポーツ報知』(報知新聞社)によると、今回の契約更改で中島が受けた約87%のダウン幅は、元巨人・杉内俊哉の90%(5億円→5000万円/2015年オフ)、元ヤクルト・伊藤智仁の約88%(8000万円→1000万円/2002年オフ)に次ぐ史上3番目の下げ幅とのこと。この一件を受け、ネット上のファンからも、「減俸は当然だと思ったけどここまでとは」、「下げ幅えぐいからあんまり文句言えんわ」、「そもそもが高すぎたとはいえガッツリ下がったな」といった反応が寄せられている。 ただ、ダウン幅ではなく減俸額(出来高は勘案せず)で見ると、過去には今回の中島を優に上回るほどの大減俸を受けた日本人選手は複数存在する。 例えば、小笠原道大は巨人時代の2010年オフに1年あたり4億3000万円での2年契約を締結。ところが、2011年は83試合で「.242・5本・20打点・68安打」、2012年は34試合で「.152・0本・4打点・14安打」と2年連続で大不振。この結果、2012年オフの契約更改では、3億6000円万減となる7000万円を提示されることとなってしまった。 中島の契約更改と同じ日に古巣・西武へ14年ぶりに復帰することが決まった松坂大輔は、2007年から2014年にかけ米メジャーでプレーした後、日本球界に復帰。最初の移籍先となったソフトバンクは3年総額12億円、1年あたり4億円という好待遇で松坂を迎え入れた。 しかし、松坂はソフトバンク入団直後から右肩のコンディション不良に悩まされ、在籍3年間での一軍登板はわずか1試合。ほとんど成績を残せなかったことが影響したのか、2017年オフにソフトバンクを退団し中日に移籍した際、松坂の年俸は3億8500万円減となる1500万円まで一気に下落。球団をまたいでいるとは言え、非常に厳しい評価を下されている。 2015年オフに杉内が受けた「5億円→5000万円」という4億5000万円もの大減俸は、ダウン幅と同時に減俸額でも史上1位の数字となっている。2011年オフにソフトバンクから巨人にFA移籍した際、杉内は4年総額20億円、1年あたり5億円という大型契約を締結。翌2012年から3年連続で2ケタ勝利をマークし、2012年5月にはノーヒットノーランも達成した。 しかし、4年契約の最終年である2015年は股関節の故障によりわずか6勝に終わり、シーズン後の10月には「右股関節形成手術」という前例の少ない手術を決断。球団にこれ以上迷惑をかけたくないという思いがあったのか、12月の契約更改で杉内は自ら大減俸を申し出たと言うが、この“男気”も空しく、翌2016年から現役を引退する2018年まで一度も一軍に登板することはできなかった。 成績の良し悪しが如実に反映される選手年俸。プロ野球の世界はやはり、「結果が全て」ということが表れているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年12月06日 19時17分
元巨人・小田氏、先輩・桑田氏に「この人おかしくなった?」 プロ1年目の春季キャンプ、その後の野球人生を左右した言葉とは
現役時代巨人(1998-2005)、中日(2006-2014)でプレーし、現在は四国IL・愛媛のコーチを務める小田幸平氏。5日、その小田氏が自身のユーチューブチャンネルを更新し、元巨人・桑田真澄氏にまつわるエピソードを披露した。 1998年の春季キャンプ中、ブルペンで桑田氏の練習相手を務めることになった捕手の小田氏。当時20歳の小田氏は、前年のドラフトで4位指名を受けて巨人に入団したばかりのルーキー。一方、当時プロ12年目で29歳の桑田氏は、前年までに通算119勝をマークした巨人の主戦投手だった。 その桑田氏の得意球がカーブであったことから、「(桑田氏の)カーブを受けられる。幸せだなあ」と思いながら練習に臨んだ小田氏。しかし、カーブを捕球しきれず自身の膝に当ててしまい、「カーブを膝に当てるなんてこいつ素人か?」と周囲のファンや報道陣から失笑されたという。 「これ、終わったな、今シーズン終わって来年はクビとか言われるんじゃないかな」と、肩を落としながらブルペンを出ようとした小田氏。しかし、直後に桑田氏から呼び止められ、「キャッチングうまいね」とほめられたという。 「この人おかしくなったのかな?膝に当てたのに『キャッチングうまいね』って、違う人と間違えてない?」と困惑する小田氏に対し、桑田氏は「打つのと守るのどっちが好きなの?」とさらに質問。小田氏が「受ける方(守る方)が好きです」と答えると、「(じゃあ)ディフェンスで食べていったらいいじゃない」と話したという。 桑田氏の言葉を聞いた小田氏は「(今まで)テレビで見てた人からそう言われたら、その気になりますよね」と失いかけていた自信を取り戻したとのこと。また、その後は「ディフェンスで食べていくために、絶対ディフェンスのことでは誰にも負けないようにしようと思って、配球とかいろんなことを調べました」と、守備面を磨くための取り組みに腐心。この結果、プロ1年目ながら捕手として二軍で59試合、一軍でも2試合に出場した。 なお、小田氏はこの一連のエピソードの他にも、1年目のオフに桑田氏から自主トレに誘われた際のエピソードも披露。また、動画の最後に差し込まれた次回動画の予告では、ルーキー当時のライバル選手についても語るとのことだ。 今回の一件を受け、ネット上のファンからは「入ったばっかのルーキーにアドバイスって桑田いい人すぎる」、「失敗を叱られるどころか逆に褒められたから、当時の小田には相当沁みたんだろうな」、「小田に球を受けてもらう中で、桑田は何か光るものを感じたのかな」といった反応が寄せられている。 守備を武器に17シーズンにわたって現役生活を送り、ファンからは「ODA(オーディーエー)」とも呼ばれ親しまれた小田氏。桑田氏からの“金言”があったからこそ、ここまで息の長い選手になれたのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について小田幸平氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCl5XxVyJYNq7gOkemprMBiA
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スポーツ 2019年12月06日 17時30分
オリックス、2020春季キャンプ日程決定!今年も宮崎で開催
オリックスは6日、春季キャンプの日程を発表した。 日程は来年2月1日から27日まで。今年に引き続き宮崎市清武運動総合公園(SOKKENスタジアム、清武第2野球場)を舞台に、一軍と二軍が間近で練習に励む。 休日は一、二軍ともに2月5、10、14、19、25日で、昨年より1日多い。一軍と二軍の振り分けは、年明けの首脳陣によるミーティングで決定される見込みだ。 昨年は11月12日に発表された春季キャンプだが、今年は発表がこの時期までズレ込んだ。オリックスが宮崎で春季キャンプを行うのは、宮古島からキャンプ地を移した2015年から6年連続(2軍は2016年から5年連続)となる。 西村徳文監督が宮崎県串間市出身とあって、今年の春季キャンプでは、監督に差し入れられたサツマイモがファンに振る舞われるなど、“ファンファースト”の西村監督らしい一面も見られた。 オリックス、巨人、ソフトバンクを受け入れる宮崎市も毎年、地元の魅力発信に躍起。『バファローズタウン』では飲食の露店販売から地元の野菜、果物を販売し、宮崎の魅力を全力でアピールしている。 また、一軍と二軍の投手が合同で利用する巨大なブルペンは圧巻。投手陣のピッチング見たさに連日、朝早くからブルペン見学席で待機するファンの姿が見受けられるのも宮崎キャンプ名物と言ってもいいだろう。 キャンプでアピールした選手が、開幕一軍の切符はもとより、開幕スタメン、先発ローテーションの座を射止めることも多いだけに、来シーズンをより楽しむ意味でも春季キャンプには足を運んでおきたい。 宮崎では限定グッズはもちろん、来シーズンの定番グッズも先行販売される予定だ。(どら増田 / 写真・垪和さえ)
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スポーツ 2019年12月06日 17時00分
DeNA・山崎、高校時代にいじめを受けていた? 同級生・ローランドが暴露、知られざる苦悩と克服できた友情秘話
“現代ホスト界の帝王”ことタレントのローランド(ROLAND)が自身のブログに12月3日に投稿した、DeNA・山崎康晃に関する内容がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 山崎は同日、チームの後輩である東克樹を交えてローランドと食事をしたことを自身のツイッターで報告。このツイートの中で、「あのローランド様と高校が一緒でして、今までずっと隠していましたが(^^) クラスもずっと一緒でした(^^) 帝京高校文系コース」と、ローランドが帝京高校時代の同級生であることを明かしていた。 山崎のツイートを受け、ローランドも自身のブログを更新。高校時代の山崎との知られざるエピソードを明かした。 「世間から見たらドラフト1位で新人王を取り順風満帆に見えるのかもしれない。だが、クラスメイトとして3年間彼と過ごした俺は、彼が決して順風満帆ではなかった事を知っている」と切り出したローランドは、「(山崎は)当時かなり人間関係に悩んでいた。先輩からは良く思われていなかったし同級生に居た番長的な存在にも嫌われていた」と、山崎が野球部の先輩や同級生から疎まれていたことを暴露。 また、「そんな中で精神的にもキツかったのだろう。彼は相当に病んでいるように見えた。野球部を辞めるらしいという噂も聞いた」と、思い詰めた山崎が退部寸前まで追い込まれていたことも明かした。 ただ、山崎の明るい性格や身体能力の高さを買っていたというローランドは、「俺は彼にはどうしても野球を続けて欲しかった」と思っていたとのこと。そのため、「野球続けなよ、絶対に成功するからさ」と、失意の山崎を励まし続けたという。 こうした激励の甲斐もあり、山崎は退部することなく3年間の高校野球生活を全う。最後の夏の大会では、「いじめられていた番長を押しのけてエースナンバーを付けていた」という。 高校卒業後、山崎は亜細亜大学に入学、そしてDeNAと進み、現在はチーム及び侍ジャパンの守護神に君臨。ただ、人気、実力ともに日本トップクラスの投手へと成長した今でも、ローランドには「あの時野球を続けろと言ってくれてありがとう」と感謝しているという。 一方、ローランドにとっても山崎の活躍は大きな刺激となっているようで、「最近も仕事が上手くいかず落ち込んだ時に、たまたま乗ったタクシーで流れていたDAZNのCMに彼が出てきて負けてられないな!と思った事がある。この場を借りてお礼を言いたい」と記していた。 なお、ローランドはブログの最後に「来年セーブ王取れなかったら康晃が奢る事になっている」と来年も食事に行く約束を山崎と交わしたことも示唆していた。 今回のブログを受け、ネット上のプロ野球ファンからは「めちゃくちゃいい話で泣ける」、「高校時代の山崎はドラフト指名漏れレベルの選手だったけど、ローランドの言葉があったからその後も頑張れたんだろうな」、「野球辞めようとしてた山崎を引き留めてくれてありがとう」、「お互い有名になっても刺激し合える関係性は素晴らしい」といった反応が多数。知られざる苦悩と友情のエピソードに、多くのファンが胸を打たれたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてローランドの公式ブログよりhttp://roland-official.com/山崎康晃の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/19Yasuaki
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スポーツ 2019年12月06日 12時20分
「女優を抱くためだけにJリーガーに」元選手のブログが炎上 たった1年で引退に「そりゃモテない」と批判の声も
Jリーグの松本山雅FCに所属していた元選手・武藤友樹のブログでのある発言が、波紋を広げている。 問題となっているのは、武藤が2日にブログの一形態であるnoteに投稿したあるエントリー。その中で、武藤は「本当のモテってもんを教えてやる。それはオスとして魅力があるか無いか」と切り出し、「俺はモデルや女優を抱くためだけにJリーガーになったが抱くことはできなかった」と告白した。その後、持論の“モテ術”について語りつつ、「プロになれば金持ちになれる、モテる、人生勝ち組だと信じてやってきた」「プロになった時点で俺の目的は達成されたため1年でJリーガーを辞めた」と肩書きだけではモテないと力説。最後には「ブスとおばさんを抱けるやつに道は拓ける」とつづっていた。 しかし、このブログについてサッカーファンからは、「プロサッカーへの侮辱」「一生懸命やってプロになれなかった人に失礼」「もう山雅にいたって名乗らないでほしいレベル」など批判の声が相次いでいる。 「現在、マンションの1室を改造したパーソナルジムを経営しているらしい武藤ですが、ブログの中ではしきりに、『ナンパ師』を名乗る男性の情報商材に誘導。いわば炎上商法だったようですが、サッカーファンからの怒りはすさまじく、今もなおバッシングが起きている状態。とは言え、武藤は2018年に入団し、たった1年で引退。その1年間で天皇杯に1回出場しただけということもあり、『1回の出場じゃ、そりゃモテないでしょ』といった厳しい声も上がっていました」(芸能ライター) 「自己啓発セミナーとかやろうとしてるの?」といった疑いも浮上している今回の騒動。今後の“やらかし”を懸念する声も見受けられた。記事内の引用について武藤友樹公式ブログより https://note.com/5656_mutoyu
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スポーツ 2019年12月06日 11時37分
巨人・阿部二軍監督、坂本より期待する若手とは 原監督の“指導”も背景か、秋キャンプ後とは真逆の発言
巨人の近未来図が微修正された。 台湾で開催されているウィンターリーグを視察した巨人・阿部慎之助二軍監督が、一部メディアの取材に応じ、ある若手を指してこう絶賛した。 「勇人(坂本)の19歳の頃よりもポテンシャル、技術は上」 一年目の育成選手、黒田響生内野手だ。育成の19歳が「ポスト原」でもある阿部二軍監督のお眼鏡にかなったことで、来春キャンプのビジョンも変更しなければならなくなってきた。 坂本が19歳だった頃、阿部が『コイツは何か持っているな』と直感し、自身の自主トレに参加させました。それが今日の坂本を築き上げた第一歩になったと言われています」(スポーツ紙記者) 黒田が主に守っている所は、ショート。坂本にホレ込んだ阿部が、二軍監督となってその後継者を見つけたとなれば、それはそれで、カッコイイ話だが、こんな情報もある。主砲・岡本和真のポジションだ。関係者の話を総合すると、来年からはサードで固定されるようだ。 「坂本の後継者というのは、次世代のレギュラー遊撃手を指しています。坂本が元気なうちに次の遊撃手を育てる、と。そして、守備の負担が比較的少ない三塁に坂本をコンバートすることで、長く現役を続けてもらうのが巨人の近未来図でしたが」(前出・同) また、次世代の遊撃手候補には、増田陸もいる。同じ19歳だ。黒田もその年のドラフトで指名されているが、増田は支配下、それもドラフト2位。黒田は育成4位。同年、巨人は育成を含め10人の新人選手を指名しているが、“いちばん最後”に名前が呼ばれたのが、黒田だった。 増田の将来性に期待している巨人首脳陣も少なくありません」(球界関係者) 黒田と増田がライバルとして、切磋琢磨していく図式はチームにとってもプラスになるはず。そうなれば、坂本を守備の負担が大きいショートのポジションから外れる日も前倒しできそうだが、三塁には岡本がいる。岡本と坂本でスタメンを争わせるのは宜しくない。 「坂本をセカンドでテストしておく必要も出てきました。セカンドには吉川尚輝もいて、増田大輝、若林晃弘、田中俊太らが虎視眈々とレギュラー奪取を狙っていますが」(前出・同) 今回の阿部発言だが、「原辰徳監督の指導」との情報も聞かれた。秋季キャンプ終了後に「期待の若手ナシ」と阿部二軍監督が発言し、それに対して「厳しく評価するのは構わないが、名前を挙げられた選手だけではなく、チーム全体が刺激を受けるような…」と言われたそうだ。 育成・黒田がクローズアップされたことで、一軍戦力の坂本や岡本にまで影響が及びつつある。「原監督の指導」が本当ならば、阿部二軍監督の今回の発言は“百点満点”と言えるだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年12月05日 22時30分
「もう一度やれば勝てると思われたのは自分の責任」白鳥大珠、大雅とのRIZIN再戦を完勝宣言!
総合格闘技イベントRIZINは5日、都内の目黒雅叙園で会見を行い『RIZIN.20』(31日、さいたまスーパーアリーナ)の追加カードとして、“ヴァンパイア・プリンス”白鳥大珠(TEAM TEPPEN)と大雅(TRY HARD GYM)のRIZINキックボクシングルールによるワンマッチを発表した。 両者は10.12『RIZIN.19』大阪・エディオンアリーナ大阪大会で対戦し、フルラウンドの激闘の末、白鳥が判定勝ちを収めている。この試合はフジテレビ系列の全国ネットで放送されたこともあり、反響は非常に大きかった。 RIZINの榊原信行実行委員長によると、前回“熱”を生んだカードを再び提供し「キックの面白さを日本中の人々に届けられたら」という思いで同カードを組んだそうだ。 来年、再び世界トーナメント2階級制覇を狙う白鳥は「もう一度やる必要はないと思うけど、前回ダウンを取られているので、『もう一度やりたい』と思わせたのは自分の責任。今回はキッチリ倒すので、覚悟しておけよ!という感じです」と、連勝するだけではなく、完勝して「もうやりたいとは思わせない」試合をすると断言。一方の大雅は、「どうしてももう一度組んでくれと自分からお願いしました。自分の中では(前回3Rの続きの)4Rから始める感覚。あの試合はまだ終わってない」と語り、「もう一度やれば必ず勝てると思った」と前回の試合で出た課題をクリアすれば勝てると確信したとのことだ。 「最初から飛ばしていく」と明言した大雅に対して、白鳥は「王者の実力を見せて返り討ちにする」と冷静に対応。果たして、今年はいくつかの波を乗り越えた白鳥が、最後の舞台で「いい年だった」と語れる試合になるのか?はたまた大雅が元K-1ファイターの意地を見せて2020年につなげるか?どちらにとっても“負けられない闘い”なのは間違いない。(どら増田)
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2012年11月26日 11時45分
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