スポーツ
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スポーツ 2019年12月19日 17時00分
ロッテ・涌井、チームに居場所がなかった? OB里崎氏が推測、楽天への金銭トレードに「必要とされてないのかな」
元ロッテでプロ野球解説者の里崎智也氏が、12月19日に自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。同日に報じられたロッテ・涌井秀章の金銭トレードによる楽天移籍について言及した。 19日未明に複数メディアによって「決定的」と報じられ、多くのプロ野球ファンから注目を浴びているこの一件。ネット上には驚きの声が数多く寄せられており、ツイッターのトレンドにも「涌井楽天」、「金銭トレード」といった関連ワードが浮上した。 動画を撮影した12月3日時点でこの一件を知っていたという里崎氏は、2013年オフにFAで埼玉西武からロッテに移籍してきた涌井の現状について「最近成績がちょっと落ちてきていますよね。今シーズンは二軍(の期間)も多かったし、チームも若返りが進んでいるので、あんまり必要とされていないのかなというところ(思い)は本人にもあるんじゃないのかな」と苦境に陥っているのではと推察。 続けて、「(涌井は期待や信頼を寄せて)乗せてあげる方が能力をすごく発揮するタイプなんじゃないかと思う。でも、今のロッテは(涌井に対して)そういうような状況にはなっていない」と、チームとしても涌井への信頼度、必要性が下がっていることを示唆した。 そのこともあってか、楽天への移籍については「すごくいいこと」とし、「GMが石井一久さんで、(涌井は)公私ともに仲はいいと思う。他にも西武(時代の同僚)でいうと浅村栄斗、岸孝之、渡辺直人、牧田和久もいるし、すごくやりやすい環境ではあると思う」と面識のある選手が多い環境が涌井に好影響を与える可能性を指摘した。 これらの事情を踏まえてか、里崎氏は今回のトレードの背景について、自身の憶測だと前置きした上で「美馬(学)がFA(加入)したことによって、ロッテは28人を(人的補償として選ばれないように)プロテクトしなきゃいけない。(涌井は)そのリストから漏れているんじゃないか?」と予想。「タダで取られるよりは、お金をもらってトレードした方がチームにとってプラスになる」とメリットを強調していた。 里崎氏はこの他にも、移籍後の涌井に期待する成績や、「楽天は西武出身者を取りすぎだ」と一部ファンから不満が挙がっていることについても動画内で言及している。 今回の動画を受け、ネット上のファンからは「やっぱり関係者なら事前に情報入ってくるんだな」、「楽天は実績のある先発が補強できて、ロッテはお金もらって年俸も浮いてウィンウィンって感じ」、「まあ涌井自身にとってもいいトレードになるんじゃないの?」といった声が挙がっている。 中でも、特に反響が多かったのはプロテクト漏れの可能性について言及した部分で、「涌井がプロテクト外っていうのは自分も思ってた」、「人的補償で取られるよりは、トレードの方が涌井の顔が立つってロッテ側が配慮したのかも」、「ロッテが涌井を金銭で差し出す代わりに、楽天は美馬の補償を金銭にするという密約が交わされているのでは?」といった反応が多数寄せられていた。 ロッテは冒頭の報道通り、19日午後1時ごろに涌井の楽天への金銭トレードが成立したことを発表。なお、この発表と同じタイミングで、投手・酒井知史が美馬の人的補償として楽天に移籍することも発表している。文 / 柴田雅人記事内の引用について里崎智也氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCFCtAX45lgHcf4s0vAgAxww
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スポーツ 2019年12月19日 16時35分
井口ロッテが楽天と“大型交渉“涌井を金銭トレード&酒居移籍、ハーマン&小野獲得!
千葉ロッテマリーンズと東北楽天ゴールデンイーグルスとの間で19日、複数選手の移籍が発表された。 涌井秀章投手(ロッテから楽天へ)の金銭トレードには今朝の一報から驚きの声があった。涌井は2013年オフに埼玉西武ライオンズからFAでロッテに移籍。今シーズンは3勝7敗と振るわなかったが、ここまでチームを引っ張ってきた。 涌井は「新たな場所に身を置きますが、今まで通り勝つための努力と準備は変わらない。来シーズンに向けてこのオフシーズンをしっかりと過ごしていきたいと思っています。チームは変わりますが、ロッテファンの皆様にはどんな時も応援をしていただき選手として本当に心強かったですし、その声援はボクの宝物で感謝の気持ちしかありません。6年間、本当にありがとうございました」とロッテファンにあいさつした。楽天は背番号「16」を用意していることを明らかにしている。 また今シーズンのFA戦線ではロッテから鈴木大地内野手が、楽天から美馬学投手がそれぞれ移籍した。この人的補償として、楽天には酒居知史投手が、ロッテには小野郁投手がそれぞれ移籍することとなった。 酒居は「昨日、球団から連絡を受けてビックリしました。ただ、こういう世界なので今は切り替えて自分の野球をするだけだと思っています。ドラフトで指名をしていただき、ここまで育ててくれた千葉ロッテマリーンズには感謝の気持ちでいっぱいです。満足いく結果を残すことはできませんでしたけど、マウンドに立つ自分を常に声援で後押しをしていただけたのはありがたかったですし、支えになりました。今後、ZOZOマリンスタジアムで投げる際に応援をしてもらうというのはさすがに厳しいと思いますが、少しだけでも気にかけていただけるとうれしいです。仙台で頑張ってきます!」とコメント。 小野も「この5年間、一軍で結果も残していないのに獲得していただき、期待していただいていると思うので、1年目と同じ気持ちでやっていきたいと思います。常に温かい声援を送ってくれたファンのみなさん、そして、いつも支えてくださった、監督・コーチ、裏方さん、選手の皆さんには本当に感謝しかありません。イーグルスにいるうちに1勝したかったですけど、その夢も叶わなかったので、千葉ロッテに行って初勝利を挙げて、しっかりやっているところをみなさんにお見せしたいです」とそれぞれ新天地での活躍を誓った。 さらに、ロッテは今シーズンまで楽天でセットアッパーとして活躍していたフランク・ハーマン投手の獲得も発表。これはセットアッパーに悩んでいた井口資仁監督にとって大きな補強になったと言えるだろう。 ハーマンは「私は千葉ロッテマリーンズという新たなチームの一員となれることを、とてもうれしく感じています。千葉ロッテマリーンズというチームは日本球界でプレーをさせていただいている3年前から何度となく対戦相手として相まみえ、強い敬意を払ってきました。仙台で過ごさせていただいた素晴らしい時間と出会いには、とても感謝しています。移籍が決まった今は新天地で新しいチャレンジをするために万全の準備をしています。2020年、私が千葉ロッテマリーンズの日本一に貢献できることを非常に楽しみにしております」と心強いコメントを残した。 FAがキッカケとなり実現したロッテと楽天による“大型移籍”は、パ・リーグの活性化にもつながるはず。来シーズンがいっそう楽しみになってきた。(どら増田 / 写真・垪和さえ)
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スポーツ 2019年12月19日 11時53分
ソフトバンク・城島氏の復帰、王会長の目論見は「コーチ」止まりじゃない? 監督時代の愛弟子に期待していることは
福岡ソフトバンクホークスが、ウラディミール・バレンティン外野手(35)の獲得に続いて、球団OBでもある城島健司氏(43)の“チーム帰還”を発表した(12月18日)。フロントの要職を任される予定で、「球団会長付ナントカ」になるそうだ。 ホークスの球団会長とは、言うまでもないが、王貞治氏(79)のこと。王会長の多忙な仕事の一部を託されるのだろう。 「バレンティンがソフトバンク移籍を決めた理由に、王会長の存在があったことを明かしています」(スポーツ紙記者) 王会長が監督を退いたのが、2008年シーズン終了後。その後も、球団の要職を務め、かつ翌年には古巣巨人のOB会会長にも選出された(14年退任)ように、球界全体に強い影響力を持ってきた。ソフトバンクのチーム関係者によれば、今回の城島帰還は“ご指名”だったという。 「城島の話が出ると、『早い方がいい』と言っていました。王会長は自身の監督時代に現役だった選手たちのことをいつも心配しており、城島を早く指導者として帰還させるべきだと話していました」 王会長の話で、思い出したことが一つある。11月、宮崎での秋季キャンプにも顔を出し、若手たちの練習を見守っていた。驚いたのは、今も“現役”だったこと。スラックス姿のまま、グラウンドに入り、育成枠選手に自ら打撃指導を施していたのだ。 「来季、育成3年目となる砂川リチャードに注目しているようです。パワーがあり、台湾でのウインターリーグにも派遣されましたが、王会長はホームラン6本というノルマを彼に課しました。実際は3本に終わりましたが、将来、右の大砲に成長する可能性があるから、王会長も声を掛けたんだと思います」(前出・チーム関係者) 秋季キャンプでは自らバットを振り、手本を見せる場面もあった。 10代、20代前半の選手たちは王会長の現役時代を当然、知らない。しかし、偉大な記録は知っており、また、球団会長となった今も球界全体のために精力的に動いていることは知っている。今回、城島を呼び戻したのもそうだが、ホークスは王会長の作ったチームといった感が強い。 「王会長は名球会の仕事でハワイに行きました。今回、ハワイに行った名球会メンバーの中で最年少が内川聖一でした。王会長は内川を呼び、来季のことや打撃の話を聞かせていました」(現地関係者) 内川は来季、38歳を迎える。王会長は年齢に適した打撃フォームの模索をアドバイスしていたそうだ。若手だけではなく、ベテラン選手にも配慮していた。これも、王会長の人柄だろう。 「城島の今回の帰還は、監督、コーチの布石もあると思いますが、それだけではないかも。編成、外国人選手の獲得、若手育成のための組織作りなども勉強させるはず。王会長は指導者もやらせたいようですが、城島は球団のフロント業務に興味を持っています」(前出・同) フロント業務における王会長の後継者となる可能性もある。工藤監督の後釜という見方ももちろん否定できないが…。かつて、ソフトバンクが球界に参入してきた時、「巨人に追いつけ、追い越せ」と言っていた。王会長による「さらなる戦力補強」も囁かれている。人事と補強が進められている様子を見ると、球界の新盟主になる日もそう遠くないのでは。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年12月19日 11時37分
東京五輪聖火ランナー、プロレス界からはオカダ、武藤、谷津、高田が選出!
来年7月〜8月に開催される東京オリンピックの著名人聖火ランナーが、各都道府県の実行委員会から続々と発表されているが、プロレス界からはオカダ・カズチカ、武藤敬司、谷津嘉章、そして高田延彦が選出されている。 新日本プロレスのIWGPヘビー級チャンピオン、オカダは愛知県代表として田村淳(ロンドンブーツ1号2号)、楢崎正剛(サッカー)、藤井聡太(将棋)、赤星憲広(野球)、天野ひろゆき(キャイーン)、宇野昌磨(フィギュアスケート)、松井玲奈(女優)、天野浩(ノーベル物理学賞)らとともに選出。オカダが聖火を持って走るのは4月7日に決定した。プロレス大賞MVPを獲得した今年は、ラグビーワールドカップや、バレーボールのワールドカップが日本中を熱狂させたことに刺激を受けたという。「プロレスももっと盛り上げなきゃいけない」とプロレス界の代表としての責任感も強く、今回の聖火ランナー選出は、オカダにとってプロレスを大きくアピールするチャンスになりそうだ。 プロレス界の“リビングレジェンド”W-1の武藤は、三遊亭小遊三(落語家)、大村智(ノーベル医学・生理学賞)、宮沢和史(歌手)らとともに山梨県代表として選出された。今年、人工関節を入れた手術により、長期欠場していたが見事にカムバック。もうムーンサルト・プレスを見ることは出来ないが、武藤として、化身のグレート・ムタとして、各団体のビッグマッチに出没し、話題を振りまいている。膝の手術を克服した武藤は、世界を股にかけて結果を残している貴重なレスラーなだけに、今回の選出は妥当と言えるだろう。 そして、糖尿病による右足切断を余儀なくされたベテランのプロレスラー谷津は、田臥勇太(バスケットボール)、U字工事(芸人)、平野早矢香(卓球)らとともに栃木県代表で選出された。今回の聖火ランナーは、冷戦時に日本がやむを得ずボイコットした1980年のモスクワオリンピックに出場予定だった選手を出そうという動きがあり、アマレスの日本代表だった谷津はモスクワオリンピックで金メダル確実と言われる逸材だった。新日本に入団した際も“幻の金メダリスト、プロレス転向へ”と騒がれたものだ。国内デビュー戦が、当時プロレス会場では日本武道館と並ぶ大会場だった蔵前国技館(現在は両国に移設)のメインイベントで、アントニオ猪木とのタッグ。対戦相手がスタン・ハンセン&アブドーラ・ザ・ブッチャーであったことからも、当時どれだけ注目されていたのかが分かる。その後、同じアマレスでオリンピックに出場したジャンボ鶴田(故人)と「五輪コンビ」を結成しており、右足は切断してしまったが、義足を使ったリハビリを続けており、聖火ランナーという目標が出来たのは、本人にとって嬉しい一報だったはずだ。 また、元プロレスラーで、RIZINの高田延彦統括本部長も、のん(女優)とともに岩手県から選出されている。 他の格闘技からは、有力視されていた井上尚哉(ボクシング)、那須川天心(キックボクサー)が選ばれなかった。プロレスラーには格闘技界を背負って聖火を持って走って欲しい。※敬称略(どら増田)
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スポーツ 2019年12月18日 22時30分
WWEカブキ・ウォリアーズ旋風止まらず!アスカが連日の勝利
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間16日、ミネソタ州ミネアポリスのターゲット・センターでPPV『TLC』を開催した。 アスカ&カイリ・セインの日本人女子スーパースター、WWE女子タッグチャンピオンチームのカブキ・ウォリアーズがメインイベントに出場。ベッキー・リンチ&シャーロット・フレアーと同王座の防衛戦をTLC戦で行った。 TLC戦ではテーブル、ラダー、チェアーの使用が認められており、天井に吊るされている2本のベルトを奪取したチームが勝利となる。序盤、ベッキー&シャーロットがいきなり襲いかかり、シャーロットがカイリにビックブーツを放って攻め込めば、アスカはベッキーにヒップアタック、カイリもアスカと連携し、パイプ椅子を使ったドロップキックをシャーロットに決めて反撃。リング下から持ち出した消火器を噴射すると、アスカがベッキーをロープでラダーに縛り付けて数的優位の状況を作り出した。しかし、カイリが解説席からインセイン・エルボーをベッキーに放つと、ベッキーはこれを迎撃してロープを自力で脱出。カイリは戦闘不能に陥った。 勝機と見たベッキーは、竹刀攻撃からアスカにレッグドロップを放ち、テーブルごと破壊するなど激しい攻撃を繰り出した。その後はテーブル、ラダー、パイプ椅子が飛び交う白熱の攻防を展開。終盤にベッキーがベックスプロイダーでアスカを投げ飛ばしてリングのラダートップまで上り詰めたが、最後はアスカがラダーに縛り付けたロープを引っ張ってベッキーを落とすと、ラダー上に吊るされたベルトをしっかりと抱きしめ奪取。最後はアスカが孤軍奮闘し、カブキ・ウォリアーズがWWE女子タッグ王座の防衛に成功している。 日本時間の翌17日もアイオワ州デモインのウェルズ・ ファーゴ・アリーナで主要ブランドのロウが開催され、アスカがディオナ・プラゾとシングル戦で激突した。 ゴング前に不意打ちのビックブーツで襲撃されたアスカはゴングと同時に「やってやるぞ」と言って襲いかかると、キック連打からヒップアタック2連発で圧倒。さらにディオナがアームバーを狙えば、アスカも飛び付きアームバーからニーバーを決めて倍返しにした。ディオナも反撃したが、「なめんじゃねえぞ!この野郎」と気合いを入れたアスカは顔面を蹴り返し、最後は必殺のアスカロックで捕まえてギブアップ勝ちを奪った。 バックステージでロウ女子王者ベッキーはインタビューを受けると、連勝したアスカに言及した。「私にはアスカが必要だ。アスカは私が倒せなかった相手だと認めるよ。会社や王座のためではなく自分自身に証明するためにそれを変える必要がある」と“上から目線”で挑発。80年代に全日本女子プロレスから長期遠征し、タッグ王座を獲得するなど旋風を起こしたJBエンジェルス以上の勢いが今のカブキ・ウォリアーズにはある。シングルでもキッチリ結果を残したいところだろう。(どら増田 / 写真・©2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
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スポーツ 2019年12月18日 19時52分
マリナーズ・菊池、イチロー氏の“金言”を無駄に? 助言とは真逆の成績に「擁護できない」の声も
12月18日に放送された『報道ステーション』(テレビ朝日系)に、今シーズンから米メジャー・マリナーズでプレーしている菊池雄星がVTR出演。今年3月に引退したイチロー氏とのやりとりについて言及した。 同日の放送では、メジャー1年目の戦いを終えた菊池について特集。菊池はマリナーズのホームタウン・シアトルにある自宅で取材に応じ、3月31日にこの世を去った父への思いやイチロー氏から受けた言葉を明かした。 菊池はイチロー氏の現役最終戦となった3月21日の試合で、先発としてメジャー初登板を果たし「4回3分の2・4安打・2失点(自責点1)」。同試合ではこの成績に加え、8回裏にイチロー氏がベンチに退いた際、涙を流しながら抱擁を交わした様子も広く報じられていた。 同試合の後に改めてイチロー氏と話したという菊池は、その際に「いろんなことがあると思うけど、雄星ならできると思うから頑張れ」と激励されたという。 同時に、「結果を出せば、この国(アメリカ)は違う見方をしてくれる。だから何が何でも結果を出すんだ」と、継続して結果を出し続けることの大切さを説かれたことも明かした。 イチロー氏からの言葉に発奮し、マリナーズのエースになろうと心に誓ったという菊池。しかし、その後は4月20日のメジャー初勝利までに6試合を要するなどなかなか白星を挙げられず、5月25日〜6月18日にかけては4連敗。さらに、6月8日の試合では、母校・花巻東高校の後輩である大谷翔平(エンゼルス)に本塁打を浴びる屈辱も味わった。 結果を残せない日々に気落ちした菊池はアドバイスを求め、引退後もチームに帯同し選手をサポートしていたイチロー氏の元へ。そこでイチロー氏からもらった「結果が出ないことが良くないんじゃなくて、なぜ結果が出ないか分からないことが一番良くないんだ」、「なぜ抑えられたのか、自分の中にしっかり(とした)根拠があれば大丈夫」という言葉が、その後のシーズンを戦う中で心の支えとなったと語っていた。 4連敗以降も「16試合・3勝6敗・防御率5.75」と、結果だけ見れば不振から抜け出すことはできなかった菊池。ただ、メジャー初完封をマークした8月18日の試合など、今後に期待が持てる投球を披露した試合も一部あった。 今回の放送を受け、ネット上のファンからは「自分が結果残してるだけに、イチローの言葉には重みがある」、「イチローから直接励まされたらそりゃモチベーション上がるよな」、「激励受けてもそんなに成績良くなってなくない?」、「さすがにこの成績では擁護のしようがない」といった反応が多数寄せられた。 VTRの最後に「アメリカやシアトルのファンに、『彼がエースだ』と言ってもらえるような結果を出したい」と決意を述べた菊池。来シーズンはイチロー氏からの“金言”を胸に、「32登板・6勝11敗・防御率5.46」に終わった今シーズンの雪辱を果たせるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年12月18日 18時00分
東京五輪・卓球“金メダル”大ピンチ!? 今さら「会場の照明が暗過ぎる!」
来たる東京オリンピックで悲願の金メダル獲得を目指す日本・卓球陣に“赤信号”が点滅!?「東京五輪に関する話題といえば、マラソン・競歩の移転問題でした。開催地が札幌になったことで、大騒動になりました。その問題克服に関係者が頭を抱えており、卓球の問題はスルーしていたのかと思うほど手付かずでした」(スポーツ協会担当記者) 話は11月、東京で行われた卓球ワールドカップ団体戦にさかのぼる。会場は五輪本番でも使われる東京体育館で、本番前に同体育館を使用するのはこれが最後だった。そこで“照明問題”が露呈したのだ。「日本の選手たちが、男女ともに『暗い』とボヤいていたのです」(同・記者) 本番前の最後のテストマッチでもあり、中国をはじめとする各強豪国の選手に関する情報も集めつつ、これまでの情報が正しいのか確認もしなければならなかった。それは試合会場についても同様だ。 会場はほぼ密閉状態になるが、素人では感じ取ることのできない“わずかな空気の流れ”があるという。卓球ではこのわずかな差が試合を大きく左右するのだが、そんな最終チェックの場で「照明が暗い」という、いかにも初歩的なミスが露呈し、問題になっているのだ。 代表選手にとって、東京体育館はホーム。なぜ五輪まで1年を切った今ごろ、照明問題が出てきたのか。「改修工事が入り、1年以上、卓球大会では使われていませんでした。水銀灯から明るいLEDに変更されたのですが…」(関係者) 女子団体戦は石川佳純、伊藤美誠、平野美宇のトップ3をそろえたにもかかわらず、決勝で惨敗。男子も“地の利”を得られず、3位に滑り込むのがやっとだった。「今のところ、五輪組織委員会はLED照明を増やすなどの対応は見せていません。とはいえ、男子代表の張本智和はこの東京大会、次の中国大会でも適応していました。水谷隼は2年以上前から照明の問題を上げていました。本番までこのままかも…」(同) 日本卓球陣は、まさに“お先真っ暗”なのか…。
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スポーツ 2019年12月18日 17時00分
元ソフトバンク・城島氏の古巣復帰、意外なファンから悲しみの声? 「戻る気ないと思ってた」と驚きも
ダイエー・ソフトバンク(1995-2005)、阪神(2010-2012)で活躍し、米メジャー・マリナーズ(2006-2009)でもプレーした経験を持つ元プロ野球選手の城島健司氏。12月18日、その城島氏がソフトバンクに復帰する見込みとなったことを『日刊スポーツ』(日刊スポーツ新聞社/電子版)が報じた。 報道によると、ソフトバンクは城島氏に対し、球団を総合的にサポートするアドバイザーへの就任をオファー。正式発表などの日時はまだ伝えられていないが、交渉自体は既に最終調整の段階に入っているという。 ダイエー・ソフトバンクで3度のパ・リーグ優勝、2度の日本一に貢献し、2009年に行われた第2回WBCでは侍ジャパンの正捕手として2大会連続2度目の世界一にも貢献した城島氏。2000年代の球界を代表する強肩強打の名捕手として、プロ野球ファンの間では今なお根強い人気・知名度を誇っている。 今回の一件を受け、ネット上のファンからは「現役時代一番好きな選手だったから嬉しい、早く発表が待ち遠しい」、「ヤバい、バレンティン(※16日に獲得発表)より嬉しい補強かもしれない」、「日米両国でプレーした経験は間違いなくプラスになると思う」といった喜びの声が多数寄せられている。 一方、「球界には戻る気ないと思ってたからびっくり」、「今やってる釣り番組はどうするんだ?」、「仕掛けとか参考にしてるから打ち切りになると困る」、「城島本人が釣り方を実践してくれるところが好きで見てたのに終わったら悲しい」といった、釣りに関連付けて驚き、悲しむコメントも複数見受けられた。 「引退後の城島氏は球界から距離を置き続けていますが、その大きな理由といわれているのが現役時代から没頭していたという釣り。出身地である長崎の釣り大会で何度も入賞するなどその腕前は相当で、引退翌年の2013年からは福岡ローカルで自身の名を冠した釣り番組が放送されてもいます。2017年には水面下で打診されていたソフトバンクの臨時コーチ就任を断ったということも報じられていたので、もう球界に関わる気はないのかと思っていましたが…」(野球ライター) 「好きな釣りをしながら余生を過ごす」と見る向きが強かったこともあり、大きな話題を呼んでいる城島氏のソフトバンク復帰。報道通りにアドバイザー就任となれば、さらに注目を集めることになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年12月18日 11時49分
ソフトバンク、バレンティンはただの「保険」か 球団はベテラン選手の“弾き出し”まで視野に?
福岡ソフトバンクホークスが前東京ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(35)の入団を発表した。ヤクルト時代の通算打率は2割7分3厘、288本塁打、763打点。その9年間のうち、30本以上のホームランを記録したシーズンは8回。しかも、2020年からは外国人選手枠の対象から外れる。デスパイネ、グラシアルなど所属の外国人選手と併用できる。これは大きい。 「バレンティンを獲得しなくても優勝できるだろ?」 他球団からそんなやっかみも聞こえてきそうだ。日本シリーズ覇者のホークスが「これでもか!?」と言わんばかりにバレンティンを獲得した理由は、前述のデスパイネ、グラシアルにあると伝えられてきた。今さらだが、2人ともキューバ政府派遣の選手である。 「デスパイネ、グラシアルが2020年シーズンも来日するのかどうか、まだ確実になっていません。今さらですが、2人は政府や現地の野球連盟からなる担当セクションの許可がなければ、2020年の来日はない。その答えが出るのは12月中旬以降とされており、どちらか一方でも許可が下りなかった場合、そこから代わりの選手を探すのは困難だから、保険的な意味合いもあって、バレンティンと契約した、と」(プロ野球解説者) しかし、バレンティンの獲得は先行き不透明なキューバ派遣選手の保険、さらなる打線強化を目指してのことだけではなかった。 「他のレギュラー選手、つまり、日本人選手が弾き出される可能性が高くなりました。というか、バレンティン獲得の真の狙いはそこにあったのでは?」 これは、ライバル球団のスタッフから出た言葉だ。 デスパイネ、グラシアルの2人が残留すると想定し、バレンティンを含めた来季のスタメンを予想すると、弾き出される日本人選手が見えてきた。バレンティンとデスパイネは、外野か指名打者。グラシアルは外野守備もできるが、“本職”は内野だ。一塁か、三塁の守る選手である。 「19年は外野手から立て続けに故障者が出たため、グラシアルにも外野を守ってもらいました」(スポーツ紙記者) バレンティン、デスパイネも故障の多い選手だが、ともに元気であれば、2人が外野の一角と指名打者のポジションを分け合うことになるだろう。外野のレギュラーとして思い浮かぶのは、柳田、中村、上林。柳田は外せないだろう。中村、上林の両方の調子が悪ければ、グラシアルを外野で使い、どちらかが打撃好調ならば、グラシアルは内野へ。グラシアルが守れる内野は一塁か、三塁。つまり、一塁の内川聖一(37)か、三塁の松田宣浩(36)のどちらかが外されるわけだ。 「松田は19年シーズンが終了し、4年契約が満了しました。19年シーズンは30本塁打を放つなど元気なところを見せてくれましたが、打撃不振に陥ると長引くタイプ。内川は代打に回ることも多くなりました」(前出・同) バレンティンの加入で内川、松田のいずれかが弾き出される。 「19歳の内野手・野村大樹に期待しているという話も聞かれます。野村が内川、松田を脅かすようになるまでの繋ぎ役としてバレンティンを獲得したのでしょう」(選出・プロ野球解説者) 贅沢な補強の目的は、世代交代にあるようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年12月18日 11時46分
「身の引き締まる思い」横浜DeNAラミレス監督が聖火ランナーに!
横浜DeNAベイスターズは17日、アレックス・ラミレス監督が東京2020オリンピック聖火リレーの聖火ランナーとして決定したと発表した。同日、聖火ランナーを選考した神奈川県実行委員会聖火リレー情報サイトからも発表されている。 ラミレス監督は来年7月1日に、横浜市内を走る予定。神奈川県では、6月29日に箱根町、伊勢原市、小田原市、大磯町、平塚市、茅ヶ崎市、藤沢市を、6月30日に三浦市、横須賀市、鎌倉市、海老名市、厚木市、相模原市を走り、7月1日には川崎市から横浜市に入るスケジュールを組んでいる。 東京オリンピックでは、野球・ソフトボールがメインスタジアムとして横浜スタジアムで、サッカーもメインスタジアムとして横浜国際総合競技場で開催されることが決定しており、今年、横浜国際総合競技場でも開催され大盛況だったラグビーワールドカップ以上に、神奈川県全体が盛り上がるのは間違いない。 ベネズエラ出身のラミレス監督だが、今年日本に帰化しており、横浜スタジアムを本拠地としているDeNAでは、2012年から2シーズンプレーし、2016年からは監督としてチームを指揮し、日本シリーズやクライマックスシリーズにチームを導くことで、横浜市はもとより神奈川県全体の盛り上げに貢献している。 ラミレス監督は 「今回、聖火ランナーに選んでいただき、大変光栄であると共に身の引き締まる思いです。横浜DeNAベイスターズを応援してくれるファン、そして地元神奈川の皆さんとともに東京2020大会を盛り上げられるよう楽しんで走りたいと思います」とコメント。県民ランナーたちとともに聖火ランナーの務めをしっかり果たすことを誓った。 東京オリンピックに向けた横浜スタジアムの改修および増床工事も詰めの段階まで来ており、来シーズンの開幕戦では完全リニューアルした横浜スタジアムで公式戦が行われる。東京2020へのカウントダウンは着実に進んでいるのだ。(どら増田)
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新春スクープ 栗山構想すっぱ抜き 日ハム・大谷「二刀流」起用法モデルはあぶさんと金田正一
2013年02月17日 11時00分
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スポーツ
たなぼたでカブス・藤川球児に抑え昇格チャンス到来
2013年02月16日 17時59分
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2013年プロ野球キャンプレポート・阪神編 「藤浪は中日キラーになる?」
2013年02月16日 17時59分
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インディアンス入りした松坂大輔 “出来高”の全貌
2013年02月15日 15時30分