スポーツ
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スポーツ 2019年12月17日 20時40分
阪神の積極補強、ほとんど期待できない? 原因は“韓国”か、相次ぐ「シーズン途中で退団」の声
12月14日に野手・ボーア(前エンゼルス)、同月15日に投手・ガンケル(前マーリンズ傘下3A)の獲得を発表するなど、立て続けに新外国人選手を獲得している阪神。同月17日、その阪神が野手・サンズ(韓国KBO・キウム)の獲得に動いていることが複数メディアによって報じられた。 報道によると、サンズは今シーズンKBOで「139試合・.305・28本・113打点」といった成績を残し、打点王のタイトルも獲得した強打の外野手であるとのこと。既に大筋で合意に達しており、このまま順調にいけば12月中にも正式契約が結ばれる見込みであるという。 チーム得点数が538点(セ・リーグ6位)、チーム本塁打数が94本(同5位)と、得点力、長打力共にリーグ最低クラスだった今シーズンの阪神。チームに不足している2つの要素を両方兼ね備えているサンズは、一見すると補強ポイントに合致した選手のようにも思える。 しかし、今回の一件を受けてネット上の阪神ファンからは、「韓国リーグで打点王とか言われても全く信用できない」、「あんまり期待できないな、多分シーズン途中で退団だろう」、「去年失敗したのになんでまたKBO産の助っ人を獲るのか」といたブーイングが巻き起こっている。 ファンが不信感を抱く原因と思われるのは、2018年シーズンに阪神でプレーしたロサリオの存在。ロサリオは2016〜17年にKBOでプレーし、2年連続3割30本100打点をクリアするなどサンズ以上の実績を誇る強打者だったが、NPBではわずか8本塁打しか放てず1年で放出されている。 「ロサリオに限らず、近年KBOからNPBにやってきた外国人野手が思うような活躍ができないケースが続いています。例えば、2016年にロッテが獲得したナバーロは前年KBOで48本塁打を記録していましたが、NPBでは10本塁打しか打てずに1年で退団。2008年5月にKBOを追われた後、6月にヤクルトが獲得したウィルソンも全く振るわず同年オフにリリースされています。NPBはKBOに比べストライクゾーンが広く、試合で用いられる球も飛びにくいといった違いがありますが、この違いにサンズも苦しむと考えているファンは多いようです」(野球ライター) 報道の中では、今年の夏ごろからサンズに注視していたとも伝えられている阪神。このまま加入となれば、来年はサンズと共に球団も試されるシーズンとなりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年12月17日 18時00分
横綱・白鵬「首里城土俵入り」に“待った”がかかった理由
先の九州場所で史上最多、43回目の優勝を果たした横綱・白鵬の“土俵入り”が、思わぬ論議を呼んでしまったようだ。 力士たちは目下、冬巡業の真っ最中。九州を縦断し、最後は沖縄県の予定で、この際、去る10月末に発生した火災により正殿などが全焼した首里城にて、白鵬が再興を願って土俵入りを奉納する話が持ち上がっていた。 これに白鵬は大乗り気。横綱土俵入りには「大地を踏んで邪気を鎮める」という神聖な意味があり、2011年の東日本大震災時に岩手県山田町で土俵入りを奉納したら、その直後から余震がピタリと止まったことがあった。 このとき、白鵬は「12年間、横綱をやってきたけど、こういうのが役目であり使命。まだまだ役目が終わっていない気がする」と、熱っぽく語っている。 ところが今回、直前の10日になり、土俵入りが行われないことが発表された。どうやら協会の中に、「ちょっと待て」と首をひねる関係者も少なくなかったようで、横綱の役目、使命というなら、その前にもっとやるべきことがあるだろうというのだ。 横綱は力士の最高峰であり、他の力士たちのかがみ。その一挙手一投足がお手本となるはずだ。ところが、昨今の白鵬は、勝つためには手段を選ばないといった感じで、反則すれすれの汚い攻撃をやりたい放題。九州場所でも、サポーターを巻いた腕でひじ打ちに近い“かち上げ”や“張り手”を連発している。 このため、千秋楽の翌日に開かれた横綱審議委員会でも問題視された。「見苦しい。そういうことをしなくても勝ってほしいという気持ちだ」 矢野弘典委員長は苦々しい口調でこう話し、相撲協会に指導を要望したのは記憶に新しい。これに対し白鵬は「勝てないと生き残れませんから」と、真っ向から反論し、改める気配を見せていなかった。 そんな状況下で、首里城での奉納土俵入りを熱望したところで筋が通らない。案の定、相撲協会はなかなかOKを出さず、結局は中止に。関係者は「横綱土俵入りは地鎮の意味があるので再建の際にやるのがふさわしい。中止ではなく延期」と説明したが…。 何やら“遺恨”を残しそうな気配だが、残念に思っている地元の方も多いだろう。
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スポーツ 2019年12月17日 17時04分
ヤクルト・バレンティン、ソフトバンク移籍を決断させた人物とは? ファンへの報告で明かした「根強い影響力」
今シーズンまでヤクルトでプレーしたバレンティンが、12月17日に自身のインスタグラムに投稿。16日に決定したソフトバンクへの移籍について報告した。 10月末頃からバレンティンの獲得に乗り出していることが伝えられていたソフトバンクは、16日に公式サイト上でバレンティンの入団を発表。複数メディアの報道によると年俸5億円(推定)の2年契約とされており、背番号もヤクルト時代と同じ「4」番が与えられたという。 移籍決定翌日にインスタを更新したバレンティンは、ソフトバンクのユニフォームを着用した自身と家族の写真に、英語で「ソフトバンクの一員になれたことをうれしく思うとともに、私の野球人生に大きなチャンスを与えてくれた球団に感謝します。3年連続で日本シリーズを制した素晴らしい強豪球団の一員になることができて光栄です」とコメントを添えた。 また、「私が敬服、尊敬している“レジェンド”王貞治さんとともに仕事ができる機会が訪れたことにとても興奮しています。彼は移籍を決断した大きな要因でした」と、現在でも世界記録となっている868本塁打など数々の記録を現役時代に打ち立て、今はソフトバンクの球団会長を務める王貞治氏の存在が移籍を決めた理由だったことを明かした。 一方、バレンティンは投稿の後半にヤクルト、及びにヤクルトファンに対するメッセージも記載。「私を支えてくれたヤクルト、そしてヤクルトファンに感謝します。これからも私を応援し続けていただけるとうれしいです」と、2011年から今シーズンまで9年間所属した古巣やそのファンに感謝を述べていた。 今回の投稿を受け、ネット上のファンからは「寂しいけど、ソフトバンクで優勝目指して頑張って!」、「球界を代表する助っ人が来てくれてワクワクする」、「移籍の理由になるって王さんの影響力凄すぎやろ」といった反応が多数寄せられている。 一方、中には「ヤクルト以外のユニフォーム姿見るのは辛い」、「今年も最下位だったけど、バレンティン抜けたから来年も最下位濃厚になってしまった」、「結局勝つのは金のある球団かあ…」とネガティブなコメントを寄せるヤクルトファンも複数見受けられた。文 / 柴田雅人記事内の引用についてバレンティンの公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/therealcocobalentien
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スポーツ 2019年12月17日 12時17分
「精一杯がんばります」DeNAからポスティングの筒香嘉智、レイズ入団正式決定!
横浜DeNAベイスターズから、ポスティングでのアメリカ・メジャーリーグ移籍を目指していた筒香嘉智外野手が、タンパペイ・レイズと2年1200万ドル(約13億円)で契約を締結したと、レイズ、そしてDeNA球団ともに日本時間17日に発表した。背番号はDeNA時代と同じ「25」。 DeNA球団にとって、“ハマの大砲”筒香がポスティングシステムを使った初のメジャー移籍となった。DeNAは先月、筒香の穴を埋めるべく、ニューヨーク・ヤンキースなどで活躍したタイラー・オースティン内野手と契約を締結するなど、筒香流出に備えて補強作業を進めていた。 筒香は「この度、私、筒香嘉智はタンパペイ・レイズにお世話になることになりました。横浜DeNAベイスターズで育ててもらった10年間の成果をメジャーリーグで発揮できるよう、精一杯がんばります。2020年の横浜DeNAベイスターズと、タンパペイ・レイズが互いに成果のあるシーズンであることを願っております!」とDeNA球団を通じてコメントを寄せた。 筒香は横浜高から2009年ドラフト1位で入団。外野だけではなく三塁と一塁も守れる長距離バッターとして、メジャーの評価も高いと言われている。NPBでは、2016年に本塁打王と打点王の二冠を獲得。野球日本代表の侍ジャパンでもクリーンナップを担うなど、ベイスターズの枠に収まらず、日本球界の顔の一人にまで成長した。2015年からはチームのキャプテンに就任し、チームのCS初進出や、日本シリーズ出場に向けて大きな存在感を示していた。DeNAにとっては、チームの功労者なだけに初のポスティングを認めており、いずれまたベイスターズのユニフォームを着る時もあるはずだ。 “ハマの大砲”から“世界の大砲”へ。筒香嘉智の新たな野球人生は、夢だったメジャーの舞台で再び幕を開ける。(どら増田)
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スポーツ 2019年12月17日 11時40分
阪神、鳥谷の移籍先は既に決定済み? 新天地で迎えるプロ17年目、前中日・松坂の二の舞になる懸念も
年内に「動き」がありそうだ。現役にこだわり、阪神タイガースを退団した鳥谷敬の去就問題が解決したという。 「どうなってるの?」 「いや、今は言えないんだけど、決まったって聞きましたよ」 そんな会話が交わされていた。ウワサの出元は、阪神。鳥谷とラインなどですぐに連絡の取れる選手はたくさんいる。また、表面上は「引退勧告」という冷酷な切り捨てをされたが、ケンカ別れしたわけではない。新天地が決まったのであれば、阪神首脳陣にも報告の電話は入れるはずだ。 「12球団全てに言えることですが、まだ公式行事が残っています。契約更改、新人選手のお披露目、トレード、新外国人選手の獲得など。そういったものが全て終わったからの発表となりそうです」(球界関係者) 他球団が鳥谷に“死に場所”を与えてやろうと思った理由はいくつかある。長く阪神を支えてきた功績もそうだが、どの球団も経験豊富なベテランを「チームの精神的支柱」と位置づけている。 「2019年のセ・リーグは大型連敗と連勝を繰り返す傾向が見られました。不思議なもので、選手たちは連敗している時よりも連勝している時の方がプレッシャーを感じています」(プロ野球解説者) どういう意味かと言うと、練習中にマウンドに上るピッチャーは、「自分で流れを止めてしまったら…」と考え、バッターも「自分が攻撃の勢いを止めてしまったら」とマイナス思考に陥る。そういう時、絶妙なタイミングで声を掛けられるのが、ベテランなのだ。 ならば、阪神も鳥谷を必要としているのではないか? しかし、2019年のシーズン中、鳥谷は自分のことで精一杯だった。代打として結果を残せず、試合前の守備練習では首脳陣からファーストに入るよう指示された。 「ショート一本で勝負する」と申し合わせができていたのに、だ。矢野燿大監督は「出場機会が増えるのなら…」と思い、直接話し合ってから、ファーストの練習をさせた。鳥谷も矢野監督の思いが分かっていたから、不慣れな一塁の守備練習をこなした。 しかし、そんな必死さが悲壮感となって広まってしまったのだ。 「対照的なのが、中日です。中日の秋季キャンプを見ていたら、チームを引っ張っていこうと奮闘していたのは、25歳の主将・高橋周平でした。松坂大輔という、経験豊富なベテランを外部から補強した際、巧く行った部分と、周囲が遠慮し、ギクシャクしてしまった部分の両方が見られました。中日は若い高橋に仕切らせることで若返りを加速させ、チームをゼロから作り替えようとしているのでしょう」(前出・同) 松坂に対し、中日選手たちは自分から話し掛けることができなかったようだ。鳥谷が新天地で成功できるかどうか、それは自分から若い選手に話し掛け、気さくなイメージを作らなければならない。阪神での16年間を振り返ると、鳥谷は寡黙なイメージが強かった。“イメチェン”を図るのは並大抵なことではない。鳥谷の試練は新しいユニフォームに袖を通してから始まるようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年12月17日 06時30分
新日本、1.4&1.5ドーム大会ダークマッチ開催を発表!
新日本プロレスは来年1月4日と5日に開催する『レッスルキングダム14』のダークマッチを16日に発表した。 まず4日は2試合ラインナップ。真壁刀義&本間朋晃&辻陽太&上村優也がトーア・ヘナーレ&カール・フレドリックス&クラーク・コナーズ&アレックス・コグリンと対戦。天山広吉&小島聡は永田裕志&中西学と激突する。 オープニングでは成長著しい日米ヤングライオンが先輩レスラーとタッグを組み、東京ドームの舞台で激突する。今年『ヤングライオン杯』を優勝し、『ワールドタッグリーグ2019』にも後藤洋央紀のパートナーとして初エントリーを果たしたカールは、抜群の身体能力と躍動感あふれるファイトで存在感を見せつけ、ヤングライオンの中でも一歩先を行く状況となっている。 ただ、同じLA道場のコナーズとコグリンも負けん気が強い。野毛道場の辻と上村は、LA道場へのリベンジを東京ドームで果たし、2020年の好スタートを切りたいところ。そんな日本のヤングライオンを率いる真壁&本間のG.B.Hも本戦に出場できない悔しさをぶつけていきたい。まだまだ人気のある第3世代対決も決まった。20年前から激闘を繰り広げ続けているだけに、ドーム大会しか観にこれないファンにとってはうれしいカードだ。 5日は、NEVER無差別級6人タッグ選手権試合・ガントレットマッチを開催。現王者の真壁刀義&矢野通&田口隆祐組に、4チームがチャレンジする。挑戦するのは石井智宏&YOSHI-HASHI&ロビー・イーグルス組、EVIL&鷹木信悟&BUSHI組、タイチ&エル・デスペラード&金丸義信組、バッドラック・ファレ&高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズ組だ。まず2チームで通常の6人タッグマッチを行い、勝ったチームが次のチームと対戦する形式で、勝ち残ったチームを勝者とする。試合は各60分1本勝負。出場チームの順番はテーマ曲によって観客に知らせる仕組みになっている。 現チャンピオンチームは、今年1.4東京ドームのガントレットマッチで挑戦権を得て、1.5後楽園ホールでタマ・トンガ&タンガ・ロア&石森太二組から王座を奪った真壁&矢野&田口組だ。勝ったチームが翌日の東京・大田区総合体育館大会で同王座の防衛戦を行うのかもしれない。 ダークマッチは両日ともに、大会の試合開始時間より前に行われる。ドームにはかなり早く入っていた方が良さそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2019年12月16日 19時30分
現代なら“パワハラ”? 元ヤクルト古田氏、ノムさんの「3分類指導法」を明かす 実力ごとの対応差に賛否の声
元ヤクルトでプロ野球解説者の古田敦也氏が、15日放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)にVTR出演。自身の現役時代にヤクルトの監督を務めていた野村克也氏の指導法について語った。 1990〜1998年にヤクルトの監督を務め、この間にリーグ優勝を4回、日本一を3回果たすなどチームに黄金時代をもたらした野村氏。ヤクルト監督退任から20年以上が経った現在でもファンからの評価は高く、今年7月に行われた球団のOB戦で代打として登場した際にもひときわ大きな歓声が挙がっていた。 野村氏の監督就任と同じ1990年に、ドラフト2位でヤクルトに入団した当時25歳の古田氏。1年目から捕手として106試合に出場するなど野村氏に早くから期待をかけられていたが、その野村氏が選手に対し「俺はたくさんの人間を管理しているけど、大きく『無視』、『称賛』、『批判』の3つに分類している」と常々口にしていたことを述懐。 野村氏の言う3分類とは、「ちょっと下手だと思う選手は、奮起を促すために基本無視する」、「もう少しでレギュラーの選手は、称賛して実力を伸ばす」、「レギュラーとして試合に出ている選手は、さらに成長させるため徹底的に非難する」。選手のレベルに応じて「無視」、「称賛」、「非難」の3つを使い分けて指導していると公言していたことを明かした。 この指導法について古田氏は「『俺に文句言われている奴は、一応一流だと認めてる』って言うんですよ。(だから)僕なんか毎日文句言われても、『まあ、しゃあないか…』と(納得できていた)」と、文句を言われることの意味があらかじめ分かっていたことから指導を受け入れられていたとコメント。 また、古田氏と同じく同番組にVTR出演したヤクルトOB・真中満氏も「褒められているうちはまだまだ一人前の選手じゃない、非難されて初めて一人前の選手だとよく言われていた」と現役当時を振り返った。 一方、真中氏は「試合が始まると、選手が感じる生の情報が一番大事。その部分は尊重してくれていたので、『ランナーをここで進めろ』とか『1球目(を)打つな』とかそういう指示はなく、プレー自体は好きにやらせてもらっていた」と、野村氏は試合中にはあまり指示を出さず、選手たちに自ら考えプレーさせていたことも明かしていた。 今回の放送を受け、ネット上のプロ野球ファンからは「堂々と公言してるから選手も納得して指導を受け入れてたんだな」、「一般社会にも応用できそうな考え方だ」、「プロだから耐えられただけで、普通の人なら無視された時点で心折れそう」、「無視と非難はただのパワハラ、自分なら絶対にこんな指導されたくない」といった反応が多数寄せられていた。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年12月16日 18時00分
平成の怪物・清宮vs令和の怪物・佐々木 初対戦予想
「令和の怪物」こと千葉ロッテのドラフト1位、佐々木朗希(18)の実戦デビューが、早い時期に実現するかもしれない。となると、レギュラー定着を目指す「平成の怪物」日本ハム・清宮幸太郎(20)との対決がオープン戦の目玉となりそうだ。 10月末、右肘にメスを入れた清宮。リハビリに3カ月ほど要する見通しで、そのため、今オフは満足に練習できそうにない。「2月に行われる春季キャンプでの復帰が見込まれています。キャンプ序盤は別メニューとなりそうですが、焦りは禁物です」(スポーツ紙記者) 今季はオープン戦で右手有鈎骨を骨折し、その手術の影響で81試合出場、7本塁打にとどまった清宮。だが、じっくり治している時間はない。オープン戦に佐々木が出てくるという情報があるからだ。「千葉ロッテのキャンプは、一、二軍ともに沖縄県石垣島で行われます。オープン戦前半は二軍選手にもチャンスが与えられるので、ケガでもしない限り、お披露目も兼ね、佐々木が実戦登板するのは間違いありません」(ベテラン記者) そうなると、日本ハムも来春は沖縄・名護でキャンプインするため、佐々木のデビュー戦相手となる可能性も高い。「佐々木対清宮」の第一ラウンドとなる。「清宮は高校時代、U−18の試合で、現ソフトバンクの田中正義(創価大・当時)と対戦し、その剛速球を打ち返しています。速いボールには負けません」(在京球団スタッフ) プロで2年先輩のメンツもあるが、剛速球にも力負けしなかったのは、スイングスピードの速さによるもの。しかし、右肘の状態から「佐々木優勢」と予想する声も少なくない。「まだプロとしての体ができていない佐々木は、出てくるとしても1イニング程度でしょう。甲子園大会後のU−18大会で苦しんだ血マメも完治しました。163キロのストレートばかり注目されている佐々木ですが、曲がり幅の大きいスライダーとキレ味鋭いフォークもあります。左打席の清宮が、初対打席で、大きくヒザ元に向かってくるスライダーを打ち返すのは難しいでしょう」(球界関係者) 2人の対決が「令和の名勝負」に発展するためにも、清宮にはフルスイングで挑んでもらいたい。 とはいえ、佐々木の細い体には、まだ怪物の貫祿がない。2人とも「未完の大器」と呼んでもらえるうちに、鋼の肉体を手に入れてほしいものだ。
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スポーツ 2019年12月16日 17時30分
「もうケガはさせたくない!」プロ野球の現役、OB達が野球界の未来の為に意見交換
〈12月15日 丸の内オアゾ〉 「エニタイムフィットネス Presents ベストコーチングアワード」がスポーツメディカルコンプライアンス協会の主催で行われた。同協会は「子どものスポーツ環境を整備し、不必要な暴言、暴力を0にしたい。青少年スポーツ指導者が100%メディカルとコンプライアンスを理解した上で指導にあたってもらいたい」との理念を浸透させる活動を行っている。 今回はアワード内で、プロ野球現役、OB、審判らが集まり、「球数制限だけで十分なのか?もうケガはさせたくない!」をテーマにディスカッションも行った。 ケガを防止するにあたり、「プロ入りして8回、トミージョン手術を3度」経験していると語った館山昌平氏は「プロはストレッチをめちゃめちゃする」ことを明かすと、スワローズで一緒にプレーしていた近藤一樹氏も「どの角度でストレッチするか考え、どこかしら伸ばしている」と同意。館山氏は「プロ入りしたとき、太った先輩などが身体が柔らかかった。(ストレッチに)虚心を持たないとプロではやっていけない」と痛感したという。野球解説者の野村弘樹氏も少年野球の現場で、「子供たちは“123!”と声は大きいが、ストレッチになっていない」と、練習の内容を見直すよう提言していた。 また、指導環境についても言及し、野村氏は「まず指導者が(指導方法を)理解してもらわないと。子供から“30球しか投げない”と言い出すことはできない」と語ると、ロッテマリーンズでコーチを務める大塚明氏も「子供は体幹が弱いので、肘が下がりケガに繋がる。指導者が勉強して投げ方を教えてほしい」と要望。日本プロ野球と米マイナーリーグでプレーした経験を持つ中後悠平氏は「アメリカでは選手の立場が上で、コーチは選手を支える環境。日本も上から目線の指導ではなくなれば、コミュニケーションも上手く取れて、ケガにも気付く」と、指導者の意識革命の必要性を説いた。 その後、「ベストコーチングアワード」を全国計41チームが受賞した。最高ランクのトリプルスターに輝いた13チームの中には、前ベイスターズで現在の少年野球に警鐘を鳴らしたことでも知られる筒香嘉智がOBの「堺ビックボーイズ」も含まれていた。 野球離れが深刻な昨今、「新しい時代にふさわしい指導」を適切に行い、「野球を怪我無く楽しむ」ことに重点を置く取り組みに今後も期待したい。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年12月16日 17時20分
元阪神・掛布氏、同僚バースの秘密を暴露? 伝説の“バックスクリーン3連発”、明かされた24年前のエピソードに反響
元阪神・掛布雅之氏が12月15日、元大洋・高木豊氏のユーチューブ動画に出演。自身もその一端を担った、1985年の“バックスクリーン3連発”について語った。 前年の1984年を含め3度の本塁打王を獲得した絶対的な4番打者であり、阪神ファンからも“ミスター・タイガース”と呼ばれるほどの人気を博していた当時プロ12年目の掛布氏。3番・バース、5番・岡田彰布と共に巨人・槇原寛己から3者連続本塁打を放った1985年4月17日の巨人戦は、同年にリーグ優勝・日本一を果たしたチームの戦いを象徴する試合として今もなお多くのプロ野球ファンの間で語り継がれている。 高木氏のチャンネル視聴者から「3者連続本塁打の時はどのような心境だったのか」という質問を受けた掛布氏は、本題に入る前の前置きとして“バースは本塁打を打つ第4打席の前まで絶不調だった”、“バースの第2打席、槇原は普段あまり用いないシュートを投げ併殺を奪った”、“阪神サイドは槇原の持ち球にシュートがあることを知らなかった”という情報を披露。 その上で、「(第2打席と)同じシュートを投げたんだけど、バースの右足が一歩踏み込んでた」、「バースは前の打席の残像だとか、組み立てだとか(から球筋を読んでいたと思う)。すごく頭のいい打者だったから」と、不調のバースがあの場面で本塁打を打てた理由を分析した。 続けて、自身が放った2発目について「センターフライだと思った、打った感じは」と語った掛布氏は、「打席に入った時に『冷静に勝負しよう』と思った。あまり初球からは打ちにいかずに、槇原くんと阪神の4番として一対一の勝負を挑もう」と、バースが打った勢いに便乗することはせず、個人としてのプライドに従って槇原と対峙していたことを告白。 また、槇原はその後の岡田にスライダーを打たれるが、掛布氏は「僕がストレートを(バックスクリーンに)運んだから頭が真っ白になって、その後の岡田にスライダー。(でも)岡田に投げたスライダーは覚えていないんだって」と、掛布氏に打たれた直後からの記憶がないと槇原本人が語っていたことも明かした。 「いまだに阪神ファンの方たちはすごく喜んでくれる」と、この3連発を今でも語り継いでいる阪神ファンに感謝した掛布氏。一方で「あの3連発が忘れられるような阪神の優勝が、そろそろないといけないなと思うよね」と、1985年を最後にチームが日本一を勝ち取っていないことに寂しさを漂わせていた。 この他にも掛布氏は、西武と戦った1985年の日本シリーズの内幕や、長島茂雄氏から電話越しに助言をもらったエピソードなどについて動画内で言及している。 今回の動画を受け、ネット上のファンからは「槇原がシュート投げてたのは知らなかった」、「リアルタイムで見てたけど、確かにあの時の槇原は顔面蒼白だった」、「映像は今でもよくテレビで流れるけど、当事者本人が当時を語るのは珍しい気がする」、「話面白いしまだまだネタありそうだから、今後も暇なときはユーチューブ出てほしいなあ」といった反応が多数寄せられている。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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