スポーツ
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スポーツ 2020年06月05日 13時15分
マエケン、本田圭佑に“偽アカウント”と疑われる? 「本物です!」スター選手同士のSNSのやり取りに反響
5日にツイッター上で展開されたツインズ・前田健太とサッカー・本田圭佑のやりとりが、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 同日、本田は自身のツイッターアカウントで、CEOを務める会社が手掛ける定額制の音声サービス『NowVoice』に、前田が新たに参加したと報告。同時に、「まだお話したことはないんですけど前田さんが子供の頃にサッカーしてたと聞いて勝手に親近感が湧きました」と投稿した。 本田の投稿を受けた前田は、自身の公式ツイッターアカウントで「初めまして。よろしくお願い致します。野球の前はサッカーをしていました!」と挨拶のリプライを送った。すると、本田は「初めまして!最初オフィシャルのマークついてないんで、偽物かと思いました。なんでついてないんですか?」とリプライを返した。 ツイッターでは運営公式が本物と認め、世間から関心を集める企業・著名人アカウントには『認証バッジ』と呼ばれる青色のマークが表示されるが、前田のアカウントには現在(5日正午)まで表示されていない。これを理由に本田から“偽アカウント”と疑われた前田は、「本物です!Twitterは今年の2月から始めたのでついてないのかもしれません」、「早くついてほしいのですが。。」と嘆いていた。 一連のやりとりを受け、ネット上には「前田が本田に偽アカウントって思われてて草」、「自分も最初本物かどうか疑ってたから本田の気持ちは分かる(笑)」、「認証バッジって表示されるスピードに結構個人差あるイメージ」、「前田みたいに名が通ってる選手は偽アカウント作られがちだから大変だよね」といった反応が多数寄せられている。 「SNS上で芸能人の名をかたる偽アカウントは後を絶ちませんが、プロ野球の有名選手も例外ではありません。例えば、2015年1月にはソフトバンク・柳田悠岐を装った偽アカウントがツイッター上に存在することを受け、球団公式ツイッターが『偽物は無視ということで』とファンに注意喚起。また、19年4月にはロッテ・藤原恭太が自身の偽アカウントがインスタグラム上にあふれかえっていたことを受け、球団と話し合いの上自身の公式インスタグラムを開設したということもありました」(野球ライター) 本田とのやりとりの中で、前田は「公式マークつけてほしい。とツイートしてみます」と表明している。果たして前田の願いはツイッター運営に届くのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について本田圭佑の公式ツイッターアカウントよりhttps://twitter.com/kskgroup2017前田健太の公式ツイッターアカウントよりhttps://twitter.com/maeken1988ソフトバンクホークスの公式ツイッターアカウントよりhttps://twitter.com/HAWKS_official
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スポーツ 2020年06月05日 11時55分
広島・佐々岡監督、打つ手の全てが裏目に? 「勝負事なので勝ったほうがいい」投打の不振に思わず本音を吐露
阪神に完封負け(6月4日)。新型コロナウイルス禍による“中断”であまり目立っていないが、V奪回を狙う広島東洋カープは、これで“対外試合12連敗”となった(2引分け挟む)。改めて調べてみたら、3月7日の埼玉西武戦からは勝っていない。「ペナントレース本番前の勝敗は関係ない」という声も出ていたが、佐々岡真司監督は“正直”である。 「勝負事なので勝った方がいいが、その中で試すこともある」 試合後に出た言葉だ。広島ナインも勝っていないことを意識しているのが分かった。試合前、円陣を組み、喝を入れていたのだ。 「試合内容も良くない。連打が出ないのは仕方ないとしても、機動力を絡ませるなど広島らしい攻撃が見られませんでした。エラーが多いのも気になる」(プロ野球解説者) そのエラーが、佐々岡監督の失意とも言えそうだ。 佐々岡監督は2日続けて、先発三塁でアレハンドロ・メヒアを起用している。そのメヒアのミスが失点に直結した(記録上は安打)。守備難のメヒアを三塁で使い続ける理由を問われ、佐々岡監督は「オプションを増やすため」と答えていたが、こんな調子ではペナントレース本番では使えないだろう。 「前日の3日、そのメヒアが2ランアーチを放ちました。当初、今季の正三塁手と予想されていたのが、新外国人選手のホセ・ピレラでした。ピレラと打撃面で期待できるメヒアの両方をスタメンで起用するため、『三塁メヒア、左翼ピレラ』がテストされたんです。メヒア個人は三塁でレギュラーを狙っていますが、守備に関しては首脳陣の評価は決して高くありません」(前出・同) ピレラは「二塁、三塁も守れる」という触れ込みだったが、外野手で登録されている。長野、野間、高橋大、新人・宇草らの外野手たちの打撃が好調ならば、「三塁・ピレラ」で何も問題はないのだが、長野たちの調子が上がってこないため、佐々岡監督は「三塁メヒア、左翼ピレラ」をテストし始めたのだ。 「外野は堂林も試合で使い始めました。12連敗を喫した4日、堂林は外野フェンスに当たったクッションボールの処理を誤り、内野への返球でも暴投を出したり…」(スポーツ紙記者) 結果論だが、佐々岡監督の打つ手の全てが裏目に出てしまったようだ。 投手陣も打ち込まれる場面が見られた。昨季、広島は開幕序盤に大きく負け越し、その後、いったんはチームを建て直したが、交流戦で再び負け越した。そのまま、浮上のきっかけを掴めず、シーズンを終えてしまった。新型ウイルス禍がなければ、今ごろは交流戦を戦っていた。ということは、ちょうどこの時期にチームが低迷し始めたわけだ。 「連敗した時にチームに喝を入れたり、あえてイジラレ役に徹して雰囲気を変えてくれるリーダーが今の広島にはいないんです」(前出・プロ野球解説者) 佐々岡監督が開幕直前になって守備位置を変え、控え選手たちも使い始めたのは「新リーダー」を探すためだったかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年06月05日 11時00分
ロッテ田村龍弘が腰痛で離脱!福田秀平に一発、チームは快勝!
プロ野球練習試合▼4日 ZOZOマリンスタジアム(無観客試合)千葉ロッテ 9-3 北海道日本ハム 千葉ロッテの田村龍弘捕手は4日、浦安市内の病院での診断の結果、急性腰痛症と診断されたと球団が発表した。田村は3日、アップ中に腰に違和感を覚えていたという。5日からファームの本拠地ロッテ浦和球場にてリハビリを行うとのこと。 2試合連続で引き分けに終わったこのカード。この日はロッテが後攻となり、練習試合が行われた。ロッテの先発は西野勇士。西野は初回、野村佑希に2ランを浴びるが、3回を43球、被安打3、失点2の内容でマウンドを降りた。西野は「思っていたよりは、バランス良く投げることができたかなと思います。前回登板した紅白戦より全然良くなっているので、僕自身は正直ホッとしています。まだまだ状態は上げて行かないといけないと思っていますが、順調に上がってきている感じです。開幕までの時間は短いですけど、この感じでいけば良い形でシーズンに入っていけるんじゃないかなと思っています」とコメント。 2番手の岩下大輝、3番手の中村稔弥はそれぞれ2回無失点の好投。岩下が「ストライク先行のピッチングが出来て良かったです。スピードがまだ出ていないかなと思うので、上げれるところはしっかり上げてシーズンに入りたいと思います」と語れば、中村も「ストレートは紅白戦で投げた時よりいい感じで投げる事が出来ました。状態としては良い感じで来ていると思いますが、変化球の精度がまだまだだと思うのでそこをしっかり、一つ一つ課題を埋めていきたいと思います」と前向きなコメントを残している。 打線は13安打9得点の大爆発。6回には福岡ソフトバンクからFAで移籍した福田秀平に同点ソロホームランが飛び出し、福田は「打ったのはフォークですね。この打席は逆方向に良いバッティングが出来たんじゃないかと思います」と手応えを感じたようだ。 このカードを1勝2分けで終えたロッテは、明日から東北楽天をZOZOマリンに迎えて3連戦を行う。(どら増田)
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スポーツ 2020年06月04日 18時30分
DeNA・倉本のファールボールが同僚に直撃! 「申し訳ないけど笑った」無観客試合ならではの珍事に反響
横浜スタジアムで3日に行われたDeNA対楽天の一戦。この試合中にあったあるシーンが、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 話題となったのは、同戦3回裏無死の場面。打席に入っていたDeNA・倉本寿彦が、楽天・涌井秀章が投じた4球目を強振。一塁方向へのファールとなった打球は、本来は客席として使用されている一塁グラウンド上の座席に設置されたDeNA控え選手のベンチへ飛んでいった。 すると、この打球はベンチ前に設置された防球ネットに当たって軌道を変え、ベンチ内に座っていた同僚・桑原将志に直撃。桑原は臀部をさすりながら悶絶して苦笑いを浮かべ、周囲の他選手からの笑いに包まれていた。 同戦はCS放送『TBSチャンネル2』で生中継されていたが、今回のシーンを受けた実況は「ネットがありますけど、ネットの隙間からボールが入ってきたんですかね?」と込み上げる笑いを抑えながら理由を推測。中継で解説を務めたチームOBの佐伯貴弘氏も、「桑原選手はこういうところで、何かちょっと話題を提供してくれますよね」と笑い交じりに語っていた。 今回のシーンを受け、ネット上には「桑原には申し訳ないけど笑った」、「ちょっとヒヤリとしたけど、みんな笑ってるから大丈夫なのかな?」、「倉本も打った瞬間『ヤバい!』って思ってたりして」、「桑原もまさかチームメイトから狙撃されるとは思わなかっただろ」、「普通なら座らない位置でネットもあったのに当たるって、桑原は持ってるのか持っていないのか(笑)」といった反応が多数寄せられている。 「同戦でDeNA控え選手のベンチが設置された場所は、『セブンイレブン エキサイティングシート』という名称で販売されている観客席。本来なら試合中に選手が座ることはない座席ですが、2日から始まった練習試合では通常のベンチ内で人が密集することを防ぐため、特例的に控え選手のみが座るベンチとして使用されています。この点を考えると、今回の一件は無観客試合ならではのハプニングといえるでしょうね」(野球ライター) なお、打球が直撃した桑原は7回の守備から途中出場し、9回にはタイムリーツーベースを放ちチーム唯一の打点を挙げるなど活躍している。試合後に怪我の発表などもされていないことから大事には至らなかったと思われるが、同戦はいろいろな意味で“大当たり”の一日になったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月04日 18時00分
2020年ポストシーズンの主役となる田中将大と大谷翔平
“マー君”と“二刀流”に、追い風が吹き始めた――。 メジャーリーグもペナントレース開催に向け、動き始めた。レイズ、マリナーズなどはキャンプ地の練習施設を解放。7月5日開幕説にも信憑性が増してきたが、日本とは大きく異なる点がある。MLB機構と同選手会が、「ポストシーズン」を確実に行うとしていることだ。「最も盛り上がるのがポストシーズン・マッチだからです。通常シーズンの成績が不振でも、ポストシーズンで活躍すれば年俸アップが必至です」(特派記者) となれば、ヤンキースの田中将大投手(31)は大型契約を勝ち取れることになりそうだ。 そもそも、田中はポストシーズンに強い。昨季。あの“サイン盗み”で敵ナシだったアストロズ相手にも勝利している。それも、サイン盗みが行われていた敵地球場での先発であり、6回無失点の快投で勝利投手になった。 ポストシーズンの通算成績は5勝3敗、防御率1・76。その時の現地報道によれば、〈7試合以上に登板した投手では元ドジャースのS・コーファックス、元ニューヨークジャイアンツのC・マシューソンに次ぐ歴代3位の防御率。田中は7試合のポストシーズン戦に登板しているが、全試合2失点以下〉(米ニューディズなど)と絶賛していた。「元ニューヨークジャイアンツ」で分かったと思うが、コーファックスとマシューソンはとっくに引退した伝説の投手。つまり、田中は現役投手の中で、ポストシーズン最強なのだ。「田中は今オフ、7年の大型契約が満了します。ヤンキースがポストシーズンに進出すれば、昇給の大型契約に結びつくプラス材料とはなるはずです」(同) また、大型契約で、「全米ファンの最大の関心事になる」と言われているのが、エンゼルスの大谷翔平(25)だ。 新労使協定により、大谷は定額年俸での渡米となった。平たく言えば、「25歳以下の海外選手」と契約する場合、定額の規定金額以上はNGで、現年俸は約56万ドル(約6000万円)。しかし、26歳で迎える今オフ、改めて契約を交わすことになる。「二刀流なので、投打2人分の年俸が発生するでしょう」(特派記者) 一昨年の秋に右ひじの手術を受けた大谷だが、コロナ禍の中、投手としての調整を着々と進めている。2ケタ勝利、本塁打20本以上となれば、2人分の年俸論も現実となる。 二刀流をどう解釈すればいいのか、前例や基準はない。大騒ぎとなるのは必至。田中と大谷がMLBマネー報道の主役となるだろう。
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スポーツ 2020年06月04日 17時30分
ガッツマンが燃えてきた! DeNA・桑原、練習試合で連日の躍動
ベイスターズは本拠地・横浜スタジアムで、6月2日から東北楽天ゴールデンイーグルスと連日練習試合を行った。 2日の試合前、ラミレス監督は「今日のスタメンは80%くらい」と、ほぼベストメンバーを揃えたとコメントしたが、相対的に見て変更がありそうなポジションは、1番センター梶谷隆幸と7番キャッチャー戸柱恭孝のあたりとみられた。次戦3日も、1番センターは梶谷が名を連ねていたが、結果は通算6打数ノーヒット、代わって途中出場した神里和毅も同2打数ノーヒットと結果を出すことはできなかった。 そこで猛アピールに成功したのが桑原将志だ。2日は佐野恵太に代わって守備から出場し、9回2点ビハインドの場面、ランナーを一人置いた場面でバッターボックスに入ると、左中間に突き刺さる同点ホームラン。3日もオースティンに代わってライトに入り、昨日と同じくランナーを一人置いた場面の9回に、今度は右中間を破るツーベースヒット。連日の打点も付けて見せた。 これにはラミレス監督も「なかなかチャンスは少なかったが、よくモノにしてくれた。元々ポテンシャルは凄い高い」と2日に評価し、3日にも「スイングが凄く安定している。スタンスを変えて、それでストレートを捉えることができている。逆方向の打球も、しっかり引き付けられているのでパワーが伝えられている」と指揮官らしい眼力で、活躍を認め目を細めた。今後のスタメン起用に関しても「もちろん考えている。外野のあらゆるポジションをこなせるので、ユーティリティプレーヤー的な使い方をしていたが、調子がいいので先発で使うチャンスはある。神里や梶谷もいるので、センターは競争」と、レギュラー再奪取に光が差した。 今季はレギュラー候補として、神里や梶谷が多く起用される傾向にあったが、ここに来ての連日の躍動で一気に競争に食い込んできた桑原将志。持ち前のガッツで、泥臭くレギュラーに食らい付く。 取材・文・写真/萩原孝弘
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スポーツ 2020年06月04日 13時40分
元巨人・笠原氏「まだ症状が出てない人がいるかも」 選手・OBからも反応、巨人坂本・大城のコロナ感染に心配の声相次ぐ
プロ野球・巨人の坂本勇人、大城卓三の両名が3日、新型コロナウイルスの陽性反応が出たことが球団の発表により判明した。 球団によると、5月29日~31日にかけ自主的に実施した抗体検査で、選手・スタッフ計4名に抗体が確認され、その後6月2日に4名にPCR検査を受けさせたところ、坂本・大城が陽性と判定されたとのこと。両名は現在都内の医療機関に入院しているが、体調不良や嗅覚異常などは無く、2週間前までの行動記録を確認しても、夜間の外出などはしていなかったという。 一方、感染症の専門家からは「両名共に感染・回復からかなりの時間が経過しているとみられ、周囲に感染させるリスクは低いと思われる」との判断を受けたとのことで、現在も無症状の両名は今後のPCR検査で陰性が確認でき次第、チームに再合流するとのこと。また、NPB側も今回の一件による練習試合や開幕への影響は無いとの見解を示している。 球界では3月末の阪神3選手(藤浪晋太郎、伊藤隼太、長坂拳弥)以来となる現役選手のコロナ感染を受け、複数の現役・OBもコメント。ソフトバンク・バレンティンは3日、自身の公式ツイッターに「私の友人である坂本や大城が回復して野球に戻ってこられるよう、全てが上手くいくことを願っている」と投稿した。 元巨人・笠原将生氏は4日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。「心配ですけれど、早く治してほしいです」と両名の回復を願うと共に、「巨人の中にはまだ、ウイルスを持ってるけど症状が出てない人がいるかもしれない」と危惧した。 元楽天監督で巨人OBでもある大久保博元(デーブ大久保)氏は、3日に自身の公式ツイッターに投稿。「感染者が出るのがウィルスの怖さです…もっと怖いのがウィルスに感染した人をを責める人間です」(原文ママ)、「どうか勇人、大城の無事を祈って下さい」と両者への配慮を呼びかけた。 今回の一件を受け、ネット上にも「主力の2人が感染してたなんてショック、とにかく早く回復に向かってほしい」、「凄くびっくりしたけど、開幕前のこの時期で良かったと思うしかない」、「2日の練習試合も普通に出てたから、本人たちも『え?俺が?』って気持ちだろうな」、「実現できるかどうかは分からないけど、他球団も開幕までに巨人と同様の検査を行っておいた方がいいのでは?」といった反応が多数寄せられている。 坂本・大城は2日に受けたPCR検査で陰性と判定されたと3日に報じられたが、巨人は「1メートル以内で15分以上会話をした」選手・スタッフ計26人も3日にPCR検査を受けたとのことで、4日には原辰徳監督を始めとした一軍選手・スタッフらも同じく検査を受ける予定としている。多くの人々に衝撃を与えた今回の一件が、これ以上広がりを見せないことを願うばかりだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてバレンティンの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/cocobalentien笠原将生氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGOKBW_5opgTMC1mJR_fERQ大久保博元氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/DAVEOHKUBO
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スポーツ 2020年06月04日 11時50分
巨人、坂本・大城は早期再合流も可能? コロナ感染で問われる手腕、藤浪の二の舞は防げるか
まもなく、午後1時になろうとしていたころだった。6月3日の対埼玉西武ライオンズ戦の中止が伝えられた。東京ドームにいったん入場していた取材陣は、巨人が指定した球場外に集まり直し、坂本勇人、大城卓三の両選手を含む4人に「新型コロナウイルス感染後の回復を示すIgG抗体が確認された」旨の説明を受けた。 両選手とも、「無症状だった」という。育成を含めた全選手91名と、首脳陣、スタッフなど計218名の希望者に対し、巨人は抗体検査を行っていた。その結果、坂本たちが“感染して、回復していたこと”が分かったのだ。 「巨人スタッフの説明した通り、2人はかなり以前に新型ウイルスに感染し、回復していたそうです。坂本、大城の入院も発表され、詳しい検査を受け直し、『陰性』が確認でき次第、チームに再合流すると。回復して時間も経過しているようなので、2人とも開幕戦には間に合いそう」(スポーツ紙記者) 巨人は一連の新型コロナウイルス禍において、かなり厳しい予防に努めてきたのは本当だ。他球団がOKした「距離をおいての質疑」に関しても自粛を要請し、手洗い・うがい等においても選手にやり直しをさせる厳しさを見せていた。 「坂本、大城は早期再合流もできそう。開幕戦に間に合わないとしても、チームの戦力面には大きな影響は出ないでしょう」(前出・同) 他球団も巨人の徹底した予防対策を知っているからか、今回の迅速な対応に理解を示していた。しかし、こんな声も聞かれた。 「12球団は開幕戦に向け、ペナントレース開催中の感染予防策をまとめたマニュアル作りに奔走しています。もちろん、専門家の監修のもとに進められていますが、マニュアルはあくまでも『予防方法』であって、感染者を出してしまった場合の項目は『無い』に等しい」(球界関係者) 感染者を出してしまった場合、どう対応すればいいのか。その後のペナントレースはどうなるのか…。今回の巨人の発表は、新たな問題提起にもなったようだ。他のスポーツ興行団体も注目しているという。 今さらだが、今春のキャンプ中の出来事が思い出される。 「坂本はインフルエンザで2度、チームを離れています。短期間で2度も感染したのだから、インフルエンザにかかりやすい体質とし、もっと配慮していたら…」(前出・同) 同日、奇しくも、新型ウイルスに感染し、再起を目指す阪神・藤浪晋太郎が二軍での練習試合に登板した。3イニングを投げているが、2イニング目から突如球速を失い、味方捕手やコーチが何度もマウンドに行った。力みすぎて、右胸の筋肉を痛めてしまったそうだ。失った信頼を取り戻そうとし、空回りした結果でもある。 「巨人が希望全員の検査を行ったのは5月29日からの3日間でした。一部からは非難の声も出ています。『全員の検査結果を待ってから、6月2日スタートの練習試合に臨む選択もあったはずだ』と。責任を感じている首脳陣、球団スタッフもいました」(選出・スポーツ紙記者) 坂本は、チームの主将でもある。責任感が強すぎて自身を必要以上に追い込むことがないよう、周囲も配慮しなければならないだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年06月04日 11時45分
原監督「抗体を持っている選手いなかった」発言も 巨人、インスタライブでマスク未着用だったことも物議
プロ野球・読売巨人軍の坂本勇人選手と大城卓三選手が新型コロナウイルスに感染していたことが、3日に発表された。 現在、2選手ともに都内の医療機関に入院しているが、体調不良や味覚・嗅覚異常などの症状はないとのこと。巨人が5月29日~31日に実施した抗体検査で選手やスタッフ計4人に抗体が認められ、2日、改めて4人にPCR検査を行ったところ、2選手の陽性が判明したという。 4日には原辰徳監督始め、一軍の首脳陣や選手、スタッフにPCR検査が行われるとのことだが、巨人ファンからは心配の声が上がっているという。 「実は巨人、公式インスタグラムを通じて連日インスタライブを行っていましたが、基本的にほとんどの人がマスクを着けておらず、選手らが密着した状態で撮影。一部からは『マスク着けなくて大丈夫なのか?』といった不安の声も聞かれていましたが、練習中の風景が収められた動画がほとんどだったため、多くのファンがマスク未着用を気にしていませんでした。とは言え、このような状況になったことで、改めてマスク未着用への指摘が上がることとなり、『やっぱマスクって必要なんだな』『マスクで感染防げたかも』『マスクしてなかったから感染者出るのはしょうがないとしか思えない』という声も寄せられています」(スポーツライター) また、1日に行われたインスタライブには、原監督が出演していたが――。 「実は原監督、インスタライブに出演した際、巨人が行った抗体検査の結果について、『誰一人抗体を持ってる人がいなかった』と発言しており、多くのファンが胸をなで下ろし、プロ野球開幕が予定通り進むものと信じていましたが、実際には、4人に抗体が認められていたということで、ファンからは『情報が錯綜してる』『この発言で安心してたのに、原監督も残念だったろうな』という声が上がっています。一部では、行った抗体検査は即日結果が判明するもので全員陰性だったものの、より詳細な判定で4人に陽性が出たとの情報もあり、球団側も慎重に新型コロナウイルス検査を行った結果、無症状感染者を絞り出したという指摘もありました」(同) 2人の新型コロナ感染が、プロ野球開幕に影響しなければいいが――。
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スポーツ 2020年06月04日 11時00分
ロッテ2日連続の引き分けもレアードに一発!「たくさん幕張寿司を握る」
プロ野球練習試合▼3日 ZOZOマリンスタジアム(無観客試合)北海道日本ハム 5-5 千葉ロッテ※規定により引き分け 千葉ロッテは3日、北海道日本ハムとZOZOマリンスタジアムで練習試合を行った。 2日にも行われた同カードは、5対5の引き分けに終わっているが、2戦目は先攻と後攻を入れ換えて行われた。これは、札幌ドームで練習試合が開催されない日本ハムサイドに配慮したものだ。 ロッテは初回、4番のレアードがレフトスタンドに運ぶ2ランで先制。「シーズン中はもちろんだけど、シーズンに入るまでもたくさん幕張寿司を握りたいね。そういう気持ちが乗ったホームランだったかな」と本人は振り返っていたが、レアードらしい一発だった。 1回の裏には、先発の二木康太が、大田泰示に2ランを浴びて追いつかれると、近藤健介にも一発を浴びてしまう。二木は3回を56球、被安打6、失点4と課題を残す結果となってしまった。ロッテは6回にマーティンのタイムリーで1点を返すと、7回に藤岡裕大が「打ったのはストレートです。自分のスイングをすることが出来ましたし、タイミングも取れているのでこのまま続けていきたいです」という逆転2ランをライトスタンドに放つ。 6回には、石崎剛がパーフェクトピッチングを披露し、「状態もすごく良いので、この状態をキープしたいのと、欲を言えばもう少しスピードを出したいのでこれからかなと思います。(久しぶりの対外試合での登板)めちゃくちゃ緊張しました。ボール先行にならなかったですし、自分を苦しめるようなピッチングにならなかったので、スムーズに行けて良かったなと思います」とコメント。 しかし、最終回に永野将司が捕まり、松本剛のタイムリーで同点に。2日連続で同じスコアのまま終了した。このカードは、明日もZOZOマリンスタジアムで開催される。(どら増田)
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