スポーツ
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スポーツ 2020年05月20日 17時00分
ダルビッシュ、“選手の文句は聞きたくない”発言の元監督に苦言「感情論で話されても」 急浮上した年俸削減案、反対選手に賛同?
カブス・ダルビッシュ有が、19日に自身の公式ツイッターに投稿。MLB開幕を巡る議論について言及した。 新型コロナウイルスの影響により、当初3月26日(日本時間27日)に予定された開幕の延期が続いているMLB。延期以降、MLB側と選手会側は開幕を目指して複数回協議を行っており、5月12日(同13日)からは7月初旬に無観客で開幕する案を協議している。また、これまでの協議では選手の年俸についても話し合いが行われ、3月末には「年俸60日分の保証+試合数に比例した額」という年俸削減案が取り決められていた。 しかし、今回の協議では「今季の総収入を球団と選手で折半」という新たな案が浮上。この案に対してはレイズ・スネルが「給与が満足に支払われないならプレーしない」と反発し、他球団の複数選手もスネルに同調。一方、MLBで通算1551勝(歴代24位)を挙げた元監督・ショーウォルター氏が「ファンは選手が『給料がカットされるならプレーしない』と文句を言っているのを聞きたくはない」とスネルらを批判するなど賛否両論を呼んでいる。 ダルビッシュは19日に自身のツイッターに投稿。ショーウォルター氏の発言を伝える記事のリンクを添え、「前例のない状況で感情論で話されてもなぁ。結局密だらけの現場に長時間いて、そのまま家族のいる家に帰るのは現場」と疑問を呈した。 続けて、自身の投稿にリプライする形で「現場に行かなくてもお金が稼げる人たちが『ファンのために』ってもっともらしいことを言っているだけ」、「今シーズンを始めて成功すれば野球の評価をあげられる、でもすぐ中断になっても仕方ないで終わる。その賭けに使われているのは給料をかなり削られた現場」と自身の考えを述べた。 一連の投稿を受け、ネット上には「命がけで試合すると言っても過言じゃないから、しかるべき報酬がもらえないことに声を挙げるのは正しいことだと思う」、「やるかやらないかは現役の選手・コーチ陣が決めるべき、外野のOBが余計な口出しをすべきではない」、「現場の選手が拒否してるんだから、MLBと選手会には他の案を考えて欲しい」といった賛同の声が多数寄せられている。 一方、「チケットやグッズの収入が減るんだから、その分の給料削減は当たり前のことじゃないの?」、「高給取りの選手はまだ耐えられるけど、薄給の選手やスタッフは開幕しないと食っていけないからなあ」、「給料が減ったり感染リスクを抱えたまま働いているのはMLB選手だけじゃない、中には会社が倒産して失職している人もいるんだからそれに比べたら恵まれた方だろ」、「ダルの言い分は分かるけど、どこかで折り合いをつけないと人件費削減のための大量解雇とかも起こりそうな気がする」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 現時点(20日正午時点)で今回の年俸案はまだ正式決定されていないが、果たして今後の協議でどのような結論が下されるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu
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スポーツ 2020年05月20日 11時35分
広島・佐々岡監督が真っ先に改革したことは 「痩せた」と噂されるのは気苦労? 練習中には異様な雰囲気も露呈
ユニフォーム着用、チーム全体練習の再開、紅白戦も実施へ。佐々岡カープがいち早く、実戦を意識したスケジュールに組み換えた。これを受けて、「ペナントレース開催も近い」と期待の声も寄せられたが、他球団の動向はちょっと違う。紅白戦の予定など具体的に発表したのは、広島カープだけだ。 「他球団も6月19日の開幕戦を想定し、ギアを上げてきました。今月末には実戦を踏まえた練習もやっていきたいと言っていますが、練習内容は選手任せです」(スポーツ紙記者) これは5月17日の情報だが、同日午後の野手組の練習で、広島は内野のサインプレーも行っている。投手の牽制球から走者の挟殺、併殺プレーなどを確認していた。 佐々岡真司監督はスタンドに陣取り、選手の一挙手一投足をしっかりと見ていたという。同日午前中の投手陣の練習ではグラウンドに降りて、直接話しかける場面もあった。 「佐々岡監督の性格も影響しているのでしょう。一軍指揮官になって初めて迎えるシーズンですし、心配なんでしょう。昨季はBクラスに低迷したとは言え、広島は大人のチームです。放っておいても開幕戦に合わせてベストコンディションを整えてくると思います」 佐々岡監督の現役時代を知るプロ野球解説者がそう言う。 中日・与田監督、DeNA・ラミレス監督も練習視察をしているが、後方から見守っているだけ。佐々岡監督も口を挟むことはしないが、先輩指揮官たちの方がどっしり構えている感がある。 「佐々岡監督はオープン戦後半から打線も変えています。『もっと得点効率を高める方法があるのでは?』と常に自問自答している感じ。ただ、一人の選手の打順を動かすと、他の選手の打順も変えなければなりません。打順を変えてプラスになる選手もいれば、マイナスになる選手もいます。一度考え出すと、ずっと考えているような…」(ベテラン記者) キャンプ、オープン戦を通じて、「今年の広島は少し雰囲気が違う」の声は、取材陣の中でも出ていた。前任の緒方孝市監督は厳しく、絶対に妥協を許さないタイプだったので、ピリピリとした緊張感があった。佐々岡監督はまずこの雰囲気を変えた。「意識して変えた」とも聞いている。選手を萎縮させないため、監督自らが選手に声を掛けて回っていた。 「佐々岡監督は指揮官になって少し痩せました。気苦労でしょう」(前出・同) いち早く実戦モードの練習に突入するのは、佐々岡監督の心配もあってのことのようだ。 広島県は緊急事態宣言が解除されたからだが、21日から一軍練習のファン見学を限定で行うという。人数、期間、マスク着用、広島県在住などの条件もつくが、これが一番の“実戦モード”だろう。広島は優勝候補の一角だ。練習内容、調整法ももう少し選手に任せても良いのでは? 練習見学では、デンと構えた姿を見せ、ファンを安心させてほしいものだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年05月20日 11時00分
田中将斗と遠藤哲哉が『DDT TV SHOW!#4』で前哨戦!タイトルマッチへ前進か?
DDTプロレスは、23日に動画配信サービスで配信する無観客試合『DDT TV SHOW #4』の全対戦カードを発表した。『DDT TV SHOW!#4』23日 DDT TV SHOWスタジオ▼スペシャルタッグマッチ田中将斗&HARASHIMA vs 遠藤哲哉&高尾蒼馬▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合<王者>男色ディーノ vs アントーニオ本多<挑戦者>※第1479代王者の防衛戦。※タイトルの性質上、同選手権試合としておこなわれない可能性もございます。▼タッグマッチ彰人&飯野雄貴 vs 樋口和貞&納谷幸男▼DDT UNIVERSAL選手権4WAYマッチ<王者>佐々木大輔 vs クリス・ブルックス<挑戦者> vs 吉村直巳<挑戦者> vs MAO<挑戦者>※第2代王者2度目の防衛戦。▼DDT EXTREME級選手権試合<王者>青木真也 vs 中村圭吾<挑戦者>※第48代王者2度目の防衛戦。※ルール未定。▼シングルマッチ秋山準 vs 渡瀬瑞基▼シングルマッチ竹下幸之介 vs ヨシヒコ※試合順は後日発表 注目はDDT最高峰のタイトルであるKO-D無差別級王者の田中将斗(ZERO1)と、田中への挑戦権利として、挑戦剣を先週の放送で、樋口和貞から取り返した遠藤哲哉による前哨戦が組まれたことである。田中の次回防衛戦は、6月7日に埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会で実施される予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止の影響により、同大会は延期となっている。今林久弥アシスタントプロデューサーは「しかるべき場所を用意する」ことを遠藤に約束しているだけに、この日の試合展開によっては、一気に両者のタイトルマッチが正式決定するかもしれない。 遠藤は昨年、田中に敗れており、それがKO-D王座の他団体流出を許してしまう結果に繋がってしまったことを悔やんでいるだけに、「俺がリベンジする」という気持ちが強い。先週も1日2試合の激戦を制して、挑戦剣を取り返すなど、至宝奪還に向けた思いは誰にも負けないという気持ちだろう。だが、百戦錬磨の田中はそう簡単に勝てる相手ではないだけに、遠藤は何とかこの前哨戦を優位に進めたいところだ。 当日は、全日本プロレスの秋山準や、総合格闘家の青木真也も出場する。(どら増田)
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スポーツ 2020年05月19日 22時30分
秋山準DDTゲストコーチ、23日に渡瀬瑞基とシングルで対戦!
DDTプロレスは、23日に配信される無観客試合によるTVマッチ『DDT TV SHOW!#4』で、ゲストコーチに就任した全日本プロレスの秋山準が渡瀬瑞基とシングルで対戦すると発表した。 秋山は16日に配信した『DDT TV SHOW!#3』でDDT初戦を行い、若手コンビを前に貫禄を見せつけている。秋山は石井慧介とタッグを組み、渡瀬、岡谷英樹と対戦。試合は秋山と渡瀬でスタートしたが、秋山は序盤、ヘッドシザース、アームロックなどの基本的な技で圧倒。渡瀬はエルボー、岡谷はチョップを繰り出すも、秋山は余裕で受け止めた。秋山がフロントネックロックで岡谷を絞り上げると、渡瀬がカット。秋山は岡谷の顔面にヒザ蹴りをたたき込み、逆エビ固めでギブアップを奪っている。 リングを降りようとした秋山に対して、渡瀬が攻撃を加えると、秋山は「試合中にやれ!」と叱責。渡瀬は「秋山さん!ゲストコーチなんだろ。オレにシングルで直接コーチングしてくれ。シングルを組め! 四天王プロレスに触れることを楽しみにしてワクワクしてる」とアピール。秋山は「岡谷は3試合目? いいねぇ。怖いものわからないからガンガン来る。渡瀬は4年半?怖いの見過ぎたのか。もっともっと来い。試合中に来い。(シングルは)いつでもいいけど、今日みたいな感じなら、速攻で終わらせる。そんな生っちょろいのじゃない。ガツガツでいく。今日みたいならガッチリいって、ケガするよ。しっかりせい。教えがいがある。一からじゃなく、ゼロから教えないと」と手厳しいコメントながらも、渡瀬の一騎打ち要求を受諾していた。 渡瀬は「久しぶりじゃない。こういう刺激与えてくれたの。忘れかけてたけどゾクゾクしてきた。これが四天王プロレスか。1個1個の力強さが全然違う。邪魔されないシングルで思う存分やりたい。コーチしてくれるんでしょ。今日みたいなオレじゃない。次は覚悟しろ」とコメントしており、今回のシングル決定で、渡瀬の気持ちが試されることになりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年05月19日 18時00分
現役力士“コロナ犠牲”激震…それでも屈強な日本相撲協会のフトコロ事情
角界に激震が走った。新型コロナウイルスに感染し、入院していた高田川部屋に所属する三段目の勝武士が5月13日、肺炎による多臓器不全のため都内の病院で亡くなった。「新型コロナウイルスに感染した力士が亡くなったのは初めてであり、28歳という若さも衝撃でした。勝武士は、昨年2月に行われたNHK福祉大相撲で、所作や禁じ手などをユーモアを交えて実演する“しょっきり”を披露し、会場を沸かせていました」(スポーツ紙記者) コロナ禍を受け、日本相撲協会は5月4日、初日を2週間延期していた夏場所の中止を発表。さらに7月の名古屋場所も会場を東京の両国国技館に移して無観客で開催することや、10月の秋巡業も中止すると明かした。3月の春場所も無観客だったため、3場所連続してファンをシャットアウトせざるを得なくなった。 苦渋の決断に至った理由について、八角理事長(元横綱北勝海)は言う。「ファンの皆様並びに関係者の皆様の健康と安全を確保するため」 本場所が中止されるのは、空襲被害で会場が確保できなかった終戦直後の1946年夏場所と、八百長問題で揺れ動いた2009年春場所に次いで3回目。今回は前後の場所も無観客なため、影響は計り知れない。「感染した現役力士が亡くなるという事態を防ぐことができなかった協会は、懐事情を気にしている場合ではないでしょう。とはいえ、この半年間で入ってくるのはNHKからの春、名古屋場所の2場所分の放送権料の10億円だけ。春場所、名古屋場所の入場料などがそれぞれ10億円、夏場所が15億円、これに春巡業、秋巡業の分を加えるとざっと40億円もの大金が消えたことになります」(相撲ライター) 3月に公表された相撲協会の2019年(令和元年)の収支は、3億1000万円の黒字だった。しかし、このコロナ禍のおかげで向こう13年分のもうけが吹っ飛び、今年は早くも大赤字が確定してしまったのだ。 このため、一部では年6回、場所ごとに支給されている、力士1人あたり11万5000円の力士養成費の削減や、十両以上の関取たちに支給されている給与の見直しが行われるのではないか不安視されている。 ところが、協会首脳には全く動じたところがない。それもそのはず。相撲協会はスポーツ界切っての大金持ちなのだ。「相撲協会は昔から堅実な運営で定評があり、3月時点で着々と積み立ててきた財産が約379億6000万円もあるのです。40億円や50億円の赤字が出たってビクともしません。協会首脳は、『他のスポーツがつぶれても、ウチだけは大丈夫だ』と胸を張っていますよ」(教会関係者) 今となっては悔やんでも悔やみきれないだろうが、その余裕をコロナ対策費を通じて、若い力士の命を失わぬようにできなかったのだろうかと思わずにはいられない…。
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スポーツ 2020年05月19日 17時00分
ソフトB・リチャード、西武首脳陣の作戦会議を妨害? 先輩山川が“普通はあり得ない”エピソードを暴露、辻監督の反応も明かす
西武・山川穂高が17日、自身の公式インスタグラムでインスタライブを生配信。その中で明かしたソフトバンク・リチャードに関するエピソードが、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回山川のアカウントとリチャードのアカウントがコラボする形でインスタライブを行った。山川は自主トレ期間中のリチャードとのエピソードと、西武とソフトバンクが対戦した2月の練習試合後のエピソードを語った。 同戦後、リチャードが挨拶に訪れたという山川。話しながら歩いていると、側にあった部屋でミーティングをしていた西武・辻発彦監督ら首脳陣が窓越しに2人を見ていたため、山川はリチャードに挨拶をするように促したという。 首脳陣がミーティング中だったため、「窓越しの会釈ぐらい(の挨拶)」の意味合いで言ったつもりだったという山川。しかし、リチャードが部屋の中まで入っていき、「失礼します!今日はありがとうございました!」と挨拶したため山川はびっくりしたという。 暴露されたリチャードは「そこまで言っちゃいます?」と言いながら恥ずかしそうに顔を覆うも、山川は「だってお前やったじゃん」と笑いながらバッサリ。続けて、「お前おかしいだろ?(例えば)俺がソフトバンクのところに行って、監督室とかにノックして入って挨拶してたらおかしいだろ?」と笑い交じりにツッコミを入れ、リチャードは「うわあ…やばいなあ…」と再度、顔を覆った。 「辻さんとか(他のコーチ)は大爆笑してたけど、普通はあり得んぞ?」となおも笑いながら語った山川。「その後コーチとか監督に『あいつ大丈夫か?』って言われたもん」とリチャードに伝えるも、リチャードは「大丈夫ですよ!」と即答し山川を笑わせていた。 インスタのコメントには「山川の『挨拶』って言葉をそのままの意味で受けとっちゃったのか(笑)」、「よく部屋まで入ろうと思ったな、自分なら絶対にできない」、「自軍の作戦会議に敵軍の選手が乱入してくるって確かにあり得ないな」、「辻監督が笑ってくれてよかったな、場合によっちゃチーム間で大事にもなってたぞ」といった反応が多数寄せられている。 西武(2014-)でプレーする28歳の山川と、ソフトバンク(2018-)に所属する20歳のリチャード。どちらも沖縄出身という共通点がある両者は今年1月に同地で自主トレを共にし、そこで山川はリチャードを熱心に指導。そのかいもあり、リチャードはその後春季キャンプ、オープン戦を経て、3月16日に育成から支配下への昇格を果たしている。 敵チームの首脳陣のミーティングを、図らずも妨害してしまった形となったリチャード。笑って許されたのは、非常に幸運なことだったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について山川穂高の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/hotamyon3/
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スポーツ 2020年05月19日 11時40分
セ・リーグ、原監督肝いりの新制度を導入? 他球団監督はタブー視も、コロナ禍の影響が追い風となるか
巨人・原辰徳監督の“提案”が再注目されそうだ。 メジャーリーグでは7月上旬のペナントレース開催を目指し、細部に渡った話し合いが続けられている。まだ全部が決定されていないが、一つの“変則ルール”の導入は間違いないという。今季、ナショナル・リーグもアメリカン・リーグと同じく、指名打者制(=DH)を導入し、調整が不十分なピッチャーの負担軽減を図るそうだ。 「その件に関しては、MLB機構、選手会双方が合意していると聞いています。断定形で報じている米メディアもあり、『来季以降も継続されていく可能性がある』とも伝えられています」(米国人ライター) 今さらだが、ア・リーグは指名打者制、ナ・リーグはそれを導入していない。日本のパ・リーグとセ・リーグのようなものだ。コリジョンルール、ビデオ判定のリクエストなど、米球界のルール改定は、日本のプロ野球にも後に大きな影響を与えてきた。「米球界で導入された新ルールが、翌年、日本球界でも」――。日本のセ・リーグもDH制導入が本格的に検討されるではないだろうか。 「そもそも、原監督がDH制の導入を提案したのは、パ・リーグに対抗するためです。ピッチャーが打席に立たなくなれば、打撃練習に費やしてきた時間も投球練習に充てることができ、レベルアップが図れます。DH制によって打線が強化されれば、乱打戦になっても打ち負けることがない、と」(プロ野球解説者) 原監督の提唱後、その是非を発言してきたのは、主にプロ野球解説者など。賛否両論があった。しかし、それらは「外野の意見」であり、セ・リーグの他球団監督など“当事者”から是非を聞くことはほとんどなかった。マイクを向けられた一部監督もいたが、発せられたコメントは当たり障りのないものだけだった。 「『意見を言ってはいけない』みたいな雰囲気がありました」(前出・同) パ・リーグに対抗。近年、交流戦、日本シリーズともにセ・リーグは大敗を重ねてきた。原監督のDH制導入論の背景には、「パ強セ弱」の屈辱感がやはり大きい。 「原監督はスペシャリストを作る指揮官でもあります。第二期政権で活躍した代走の鈴木尚広氏がそうです。DH制導入後、守備、走塁を抜きにして、打撃面に専念させてみたい選手がチーム内にいるのでは」(ベテラン記者) 考えてみれば、日本の大学(東京六大学野球と関西学生野球は除く)、社会人野球はDH制なので、導入されたとしても大きな混乱は起きないだろう。日本も最速6月19日の開幕戦を実現させるため、水面下で各方面に働きかけている。試合数の激減による球団経営難は必至だが、「収入源を確保するため、来季以降のペナントレースの試合数を増やす案」も出ているそうだ。試合数が増えれば、ピッチャーの負担も増える。それを理由にセ・リーグもDH制導入を検討するのではないだろうか。原監督の存在感も増していきそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年05月19日 11時00分
ロッテがZOOMトレーニングを導入!安田「とても張り合いがある」
新型コロナウイルス感染拡大による、政府の緊急事態宣言発令に伴う外出自粛要請を受けた千葉ロッテマリーンズでは、2日に1回の自主練習しか出来ない環境を補うため、4月下旬より、ZOOMを使い、トレーニングコーチや栄養士などが選手に指導を行っている。 ZOOMトレーニングは、4月下旬よりトレーニングコーチなどが主導で毎日、実施。第1部が、10時〜10時40分、第2部が10時45分〜11時15分と2部構成になっており、まず栄養学かトレーニングの講義を受けて、トレーニングを開始するというカリキュラムで毎日実施。参加は自主参加となっているが、大体、1部、2部とも参加選手は10名から15名程度だそうで、選手はどちらかに参加をしているという。講義、ストレッチ、体幹トレーニング、上半身のウェートトレ、下半身のウェートトレがそれぞれ10分。インターバルトレーニング15分というのが基本的なサイクルとなっている。 ZOOMトレーニングで指導にあたっている、楠貴彦コンディショニングディレクター兼育成統括は「この事態の中で何が最善かを考えて千葉ロッテマリーンズは自宅待機を続けています。球場で2日に1回の自主練習が再開された中でも『密』を避けるために、選手には厳しい制限を設けさせて頂きました。仲間同士が顔を合わすことが出来ない、トレーニングができない中で、我々はZOOMを活用して、オンラインでのトレーニングや栄養、トレーニング講座などを実践しています。始めた頃は選手たちもスマホやタブレットが上手く通じなかったり、どの様な感じか探り探りで、1日に1人だけの日がありましたが、今では多くの選手に集まってもらい毎日開催しています。安田(尚憲)選手は精力的に参加してくれています。真面目に一生懸命汗を流してくれている印象です。この困難な状況の中、ZOOMトレーニングで鍛えた安田選手が今シーズン、ファンの皆様に勇気と感動を与えることを期待しています」とコメント。 熱心に参加しているという高卒3年目の安田は「最近は2日に1回、球団のコンディショニング部門が4月下旬から行ってくれているZOOMトレーニングを寮の自室で行っています。ZOOMトレーニングをしたのは初めての経験です。一つの方法としてありだなと感じました。ずっと自主練習をしている中で画面を通してでも、みなさんと一緒にトレーニングができるというのはとても楽しく張り合いがあります。アドバイスもいただけますし、ちょっとした会話をするだけでも繋がっている感じがして、みんなも頑張っているのだから自分ももっとやろうと頑張れます。自分で考えて行うのももちろん大事ですけど、自分では補えない部分はみんなで一緒に行う事で出来るのだという事を改めて感じました」とZOOMトレーニングへの参加が有意義であることを話していた。 シーズン中も当面は『密』を避けることが求められそうなだけに、遠征時なども含めて、ZOOMトレーニングは活用されるのではないだろうか。ロッテによる今回の戦略が自粛解除後も見据えているのは間違いないだろう。(どら増田 / 画像提供・千葉ロッテマリーンズ)
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スポーツ 2020年05月19日 06時30分
狙いはWWE3ブランド完全制覇?NXT女子王者シャーロット・フレアー、SD王者と対戦へ
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間16日、アメリカ・フロリダ州オーランドのWWEパフォーマンスセンターにて行われた主力ブランドのスマックダウンを世界配信した。 先週のNXTで、紫雷イオと日米頂上決戦を行い、反則負けながらも、王座を守ったNXT女子王者シャーロット・フレアーがスマックダウンのリングに登場。強烈な参戦アピールを行った。 先にリングに登場したシャーロットは「私が3ブランドに登場する理由はシンプル。人々がシャーロット・フレアーを求めているからよ」と自画自賛していると、ベイリー&サーシャ・バンクスが姿を現した。ベイリーが「私たちのリングから今すぐ出ていけ」と挑発すると、シャーロットは「変わらないわね。ベイリーが王者なのはサーシャのおかげ。私とPPVのメインイベントで対戦したサーシャが本当にベイリーのセコンドで満足しているの?」と疑問を投げ掛けて挑発。 これに対して、ベイリーは「私の友情が理解できないのね。おしゃべりは十分。王者対決だ」と対戦要求すると、シャーロットはこの対戦を受諾して、2人の女子王座同士の対決が次週のスマックダウンで行われることが電撃決定した。シャーロットは現在、ロウとNXTに参戦しており、スマックダウンにはしばらく姿を見せてなかったが、NXTに続いてスマックダウンの女子王座を獲り戻すようなことがあれば、次はロウ女子王者のアスカをロックオンするのは間違いない。 父親のリック・フレアーと同じく、シャーロットはタイトルコレクションへの道を歩み出したようだ。(どら増田 / ©2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
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スポーツ 2020年05月18日 22時30分
DDT遠藤哲哉が有言実行!田中将斗への挑戦“剣”獲り戻す!
DDTプロレスは16日、無観客試合によるTVマッチ『DDT TV SHOW!#3』を動画配信サービス『WRESTLE UNIVERSE』(DDT UNIVERSE改め)で世界配信した。 メインイベントでは、遠藤哲哉が“カリスマ”佐々木大輔とタッグを結成し、「オールアウト」の竹下幸之介、彰人組と対戦。試合は一進一退の激しい攻防となったが、15分過ぎ、サソリ固めの体勢に入った彰人を遠藤がエビ固めに丸め込んで3カウントを奪取し、勝ちどきを挙げた。彰人は「いつでもどこでも挑戦権」を有していたため、この権利は遠藤に移動する。 マイクを持った遠藤は、今林久弥アシスタントプロデューサーを呼び出すと、「さいたまスーパーアリーナはなくなったけど、この挑戦権はKO-Dに挑戦する“剣”に挑戦できるのか?」と確認。行使可能とわかると、「樋口(和貞)!いたら出てこい!これが何かわかるか? 今からテメェの剣に挑戦してやる」とアピール。今林APは「今ですか?」と当惑したが、ルール上問題ないため、急きょ、“挑戦剣”争奪戦が組まれた。 想定外だった樋口はリングシューズを履いておらず、裸足のまま試合をする事態になってしまったが、元力士(最高位幕下・北道山)なだけに問題はなさそう。場外戦でスタートした試合で、樋口はラリアット、パワースラムなど得意のパワー殺法で攻め立てた。遠藤もエプロンでのブレーンバスター、スワンダイブ式ファイアーバードスプラッシュなどで反撃。その後、壮絶なチョップ合戦、ラリアット合戦が繰り広げられたが、遠藤が旋回式トーチャーラックボムから、鮮やかなシューティングスタープレスを決めて、フォール勝ち。遠藤は休憩なしのハードな2連戦を制し、“挑戦剣”の奪還に成功。 2試合を終えた遠藤は「1回、こんな挑戦剣いらないと言ったけど、レスラーは自分の発言に責任を持たなきゃいけない。前回(5月2日)、『挑戦剣を取り戻す』と言った。言ったことは守る。有言実行だ。今林さん、この剣はいつ使えるんだ?」とマイク。本来、この挑戦剣はさいたまSAで使用できるものだったが、同大会の開催が見合わせになってしまったため、現時点では未定で、今林APは「しかるべき場所を用意します」と回答。 再びマイクを持った遠藤は「今日もこんな薄暗い会場で、観客もいない中でプロレスしたけど、なかなか慣れないものだな。オレたちもつらいけど、世の中の全員、総じて大変な思いをしてると思う。でも絶対100パーセント、この苦境を乗り越えて、また満員の会場でプロレスができるよう、DDTのレスラー全員で願ってる。その前に挑戦するのかもしれないけど、それまでこれは守り抜く」とアピール。バックステージでは「有言実行。言ったことには責任取る!(2試合でも)あんなヤツ、余裕だよ。力でしかモノ言わせられない。ちょっと頭を使えばね。頭の差だよ」とコメント。わずか14日で遠藤に“挑戦剣”を獲り返されてしまった樋口は、長い沈黙の後、「また一からやり直します」とガックリ肩を落としていた。 田中将斗と樋口のタイトルマッチに向けた機運が高まっていただけに、予告していたとは言え、こんな形で遠藤が田中への挑戦剣を獲り戻すとは想像出来なかった。遠藤の勢いは田中戦まで止まらないのか?DDTでは、さいたまSAで開催を予定していたビッグマッチ「WRETSLE PETER PAN 2020」を6月6日、7日に無観客による配信(7日はABEMAでも放送)すると発表しており、ここで動きがあるかもしれない。(どら増田)
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
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2025年06月01日 12時00分