スポーツ
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スポーツ 2020年06月11日 11時00分
ロッテから移籍の楽天涌井が“古巣”メットライフドームで好投!
プロ野球練習試合▼10日 埼玉・メットライフドーム(無観客試合)埼玉西武 1-1 東北楽天※規定により延長なし 楽天の先発は今シーズン、ロッテから金銭トレードで移籍した涌井秀章。西武、ロッテの2球団でエースとして活躍した涌井が、楽天のユニフォームを着て西武時代の“古巣”メットライフドームに帰ってきた。 練習試合2試合目となる涌井は、最速149キロをマークするなど、まだまだ球は衰えていない。変化球にもキレがあるだけに、ストレートに効果があるのだろう。この日は、4回を71球、被安打2、奪三振4、無失点の好投。楽天でもローテーションの一角を担うのは間違いない。 2回には、ロッテからFAで楽天に移籍した鈴木大地が、西武先発の今井達也から、ライトスタンドへ先制のソロホームラン。「打ったのはストレート。開幕が近くなってきたので一本出て良かったです。相手がいいピッチャーなので自信になりますね」と大地はニッコリとした表情でコメント。この時期に一発を打てたことで、シーズンに向けて自信がついたようだ。 試合は、6回に山川穂高のソロホームランで同点に追いつかれるが、その後、両チームともにリリーフ陣が無失点に抑えたため、引き分けに終わった。9日は西武が勝利を収めているだけに、楽天は11日の試合に勝ってイーブンに戻して3連戦を終えたい。 元ロッテコンビの活躍が目立った試合だった。 (どら増田)
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スポーツ 2020年06月10日 18時00分
コロナで揺れる大相撲…芝田山広報部長“情報統制”で存在感示し次期理事長に意欲
緊急事態宣言が解除されても、コロナで死者を出した大相撲界は、厳戒態勢が続いている。「一部の部屋でぶつかり稽古は解禁されたものの、相変わらず出稽古は禁止されています。みんなでチャンコ鍋を囲んで和気あいあいという大相撲界ならではの食事風景などもっての外。今は、1人ずつ皿に取り分けられた料理を無言のまま、黙々と食べなければならない。すっかり環境が一変しています」(担当記者) 部屋での稽古や力士たちへの取材も完全シャットアウト。すべての情報は協会広報部が管理しており、それを一手に取り仕切っている芝田山広報部長(元横綱・大乃国)の存在感が増しているという。「記者たちは『芝田山親方にそっぽを向かれたらおしまいだ』と戦々恐々です。広報部を差し置いては小ネタも拾えないんですから。もっとも、この3カ月は休眠状態で、たいしたネタもありませんでしたが…」(同・記者) 控え目な八角理事長(元横綱・北勝海)とは対照的に弁が立ち、態度も大きい芝田山広報部長。一部では“第二の理事長”と呼ばれていたが、このコロナ騒ぎに乗じて「本物の理事長に虎視眈々」というウワサまで流れ始めた。「もともと、芝田山の八角理事長に対するライバル意識は大変なもの。芝田山の出身地は北海道の芽室町で、八角理事長の十勝町のすぐ近く。年齢も1つ違いで、他の力士には負けても『北勝海にだけは負けるな』という土地柄ですからね。現役時代、大横綱の千代の富士が兄弟子という優位を生かした八角理事長に何度も泣かされ、引退後も理事長争いで先を越されたことから、『次(の理事長)はオレだ』の思いが強いのは確か」(協会関係者) 所属する二所ノ関一門には、消滅した貴乃花一門の残党が大量合流し、出羽海一門に肩を並べる大派閥に成長。今期限りで長老の尾車理事(元大関・琴風)が勇退し、芝田山広報部長が取って代わるとあって、条件は整っているのだ。 次期理事長選は再来年。それまでコロナの影響が続いているとは思えないが…。
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スポーツ 2020年06月10日 17時30分
興行再開発表の新日本プロレス、6.11&12大阪城大会概要を発表
新日本プロレスは9日の記者会見で、無観客試合による『ニュージャパンカップ2020』(16日~)の開催および、有観客試合による同決勝戦(7月11日)・『DOMINION in OSAKA-JO HALL』(7月12日)の大阪・大阪城ホール大会2連戦の開催を発表しているが、10日、大阪城大会の概要を発表した。 「大阪城ホール2連戦は、通常の三分の一程度となりますが、お客様を入れた形での開催を予定しております」 記者会見で菅林直樹会長は、ソーシャルディスタンスの確保のため、大阪城大会の動員を三分の一まで削減するとしていたが、座席は前後左右に約1メートルの間隔を空けて、固定席(スタンド席)は、連番で購入した場合でも間隔が空くため、座席番号が続いていないことがあるとのこと。予め了承の上、必ずチケットに記載されている座席で観戦するよう呼び掛けている。 また、関西圏外からの来場は極力控えてもらうことを喚起しており、県をまたいでの移動が伴う場合は、各自治体の指針に従って来場して欲しいとしている。鼻と口を覆うマスク着用を義務化し、会場入口にはサーモグラフィーを設置するなど、業界最大手として、プロレス観戦者から新型コロナウイルスの感染を徹底して防いでいく。チケットは全席指定10,500円で、当日券の販売はされない。 「大変な状況は続きますが、選手・スタッフが力を合わせて、多くの皆様に元気な姿をお見せできるよう努めて参ります。どうぞご期待下さい! 」。菅林会長は新日本の闘いを通して、コロナ禍で暗い雰囲気の日本や配信を通じて試合が見られる世界中に、元気を届けていく思いだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年06月10日 11時40分
ヤクルト村上の復活弾で再注目されるベテランの役どころ 4番の負担を軽くできるか
若い新4番バッターを育てるのは、経験豊富なベテランだ。年間本塁打記録保持者・バレンティン(現ソフトバンク)の抜けた東京ヤクルトの新打線のポイントゲッターは、主砲よりも3番、5番が予定されている両ベテランスラッガーではないだろうか。 発熱で戦列を離れていた東京ヤクルトの村上宗隆内野手が「4番・DH」で先発出場し(6月9日)、第1打席でいきなり豪快な3ランアーチを放った。その右翼席中段に突き刺さった大飛球にホームランアーティストとしての素質、魅力を感じたが、今季は試練のシーズンとなりそうだ。 「バレンティンが退団したことで、対戦投手の村上へのマークも厳しくなります。前後を打つバッターが好調なら、村上の精神的負担も楽になるんですが」(プロ野球解説者) 開幕4番はもちろんだが、今季、何事もなければ、この村上がシーズンを通じて主砲を務めることになる。データによれば、村上は2000年2月2日生まれなので、20歳4か月で開幕戦を迎えることになる。ヤクルト球団史上、もっとも若い開幕4番バッターは「22歳0か月」だから(1956年・町田行彦)、新記録となる。周囲の期待も大きいが、こんな指摘も聞かれた。 「村上の前後を打つ3番と5番が、若い主砲を育てることになります。高津臣吾監督はトリプルスリー・山田哲人を2番に置く攻撃的打順を編成したいとしているので、3番は青木宣親、5番は雄平ということになりそう。対戦チームは村上との勝負を避け、5番の雄平、6番の西浦と勝負するのでは」(前出・同) 2番・山田、3番・青木と続く上位打線はそれなりに高い出塁率も期待できる。山田が出塁すれば、青木の打席の時に単独スチール(盗塁)、あるいはヒットエンドランといった機動力を絡めた作戦も選択されるだろう。しかし、次に4番の村上を迎えた時に一塁ベースが空いていたら、捕手が立ち上がるような露骨なやり方ではないが、クサイところに投げさせて、歩かせる(=四球)。そして、村上ほど長打率の高くない5番・雄平に全力投球する対戦投手も増えてくるだろう。 「村上が4番を初めて務めたのは、昨季の5月12日でした。その後、好不調を繰り返し、4番で固定された時は、その後の5番にバレンティンがいました。バレンティンが4番で村上が5番、バレンティンが3番で村上が4番なんて打順もありました。ホームランバッターが2人続く打線は脅威でした」(ベテラン記者) 昨季のヤクルト打線はチーム打率こそ2割4分4厘とリーグワーストだったが、総本塁打数は167本でリーグ2位。総得点656点もリーグ2位だった。つまり、打率は低くても大量得点のビッグイニングを作り出す恐怖があったのだ。今のところ、今季のヤクルト打線には山田と村上を抑えれば、大量失点につながる怖さはない…。 「巨人も岡本和真を22歳のシーズンで4番に固定しましたが(18年)、その時は阿部慎之助もまだ元気だったし、翌年には丸佳浩を補強して岡本一人に対戦投手のマークが集中しないようにしてきました」(前出・プロ野球解説者) そう考えると、経験豊富な雄平が村上にどんなアドバイスを送るかで、村上の成長のスピードが変わってくる。また、3番の青木がどんな状況で村上に回すかで、チームの総得点数も変わってくる。村上はおっとりした性格で、口数もあまり多くない。元ベイスターズの筒香も悩みながら4番としての貫禄を形成していった。村上を悩ませることのないよう、青木、雄平には頑張ってもらいたいものだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年06月09日 22時30分
KO-D新王者の遠藤哲哉はライバル竹下幸之介とタッグ対決!DDT6.13全カード決定
DDTプロレスは、13日にWRESTLE UNIVERSEで配信する無観客による『DDT TV SHOW!#6』の全カードを発表した。▼いつでもどこでも挑戦権争奪戦上野勇希 vs MAO※今回のいつでもどこでも挑戦権の使用期限は2020年内となります。行使宣言後、即挑戦しなければならず、事前告知での挑戦は認められません。▼#DAMNHEARTSvsALL OUT!遠藤哲哉&T-Hawk vs 竹下幸之介&彰人▼DAMNATIONvsDISASTER BOX!佐々木大輔&高尾蒼馬 vs HARASHIMA&吉村直巳▼#DAMNHEARTSvsEruption!マッド・ポーリー&エル・リンダマン&島谷常寛 vs 樋口和貞&坂口征夫&赤井沙希▼タッグマッチ秋山準&渡瀬瑞基 vs クリス・ブルックス&中村圭吾▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合<王者>男色ディーノ vs アントーニオ本多<挑戦者>※第1479代王者の防衛戦。※タイトルの性質上、同選手権試合としておこなわれない可能性がございます。▼6人タッグマッチ大鷲透&松永智充&納谷幸男 vs 勝俣瞬馬&飯野雄貴&岡谷英樹 7日に開催された『WRESTLE PETER PAN 2020【DAY2】』で、DDTの未来を感じさせる闘いをそれぞれ繰り広げた上野とMAOは、シングルマッチで“いつでもどこでも挑戦権”争奪戦を行う。勝者には年内の王座挑戦が義務付けられており、今後のDDTを占う意味でも重要な一戦になりそうだ。 メインイベントで、強敵のZERO1田中将斗からDDTの至宝であるKO-D無差別級王座を奪還した遠藤哲哉は、ライバル竹下幸之介とタッグ対決を行う。遠藤の次期挑戦者が決まっていないこともあり、タイトル戦線から離れていた竹下や、竹下のパートナーを務める彰人にとっては、タイトル挑戦のチャンスに繋げたいところだろう。 ゲストコーチを務めている全日本プロレスの秋山準も、引き続き参戦が決定した。 なお、14日にソーシャルディスタンス対策を取った上で、82席限定で開催される『WITH DRAMATIC DREAM TEAM』東京・板橋グリーンホール大会は、完売が確実な情勢。対戦カードは当日発表になるとのこと。新型コロナウイルス対策の一環として、購入時の住所の記載を義務付け、都道府県またぎを防止するなど、万全の体制で興行再開に踏み切る。(どら増田)
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スポーツ 2020年06月09日 19時50分
阪神元コーチ、首脳陣に「中継ぎのローテーション」を提言 セオリーとは異なる戦略に「斬新だな」反響相次ぐ
元阪神で野球解説者の中西清起氏が、8日放送の『ガチ虎!』(ABCラジオ)に生出演。今シーズンの阪神について言及した。 2004~2015年にかけ、阪神で一軍、二軍投手コーチを歴任した中西氏。今回生出演した番組では、今シーズンの阪神投手陣について分析した。 新型コロナウイルスの影響で約3カ月遅れで開幕する予定の今シーズンは、日程消化のため毎週6連戦、場合によっては9連戦が続く過密日程が組まれるとみられている。当然、阪神もその影響を受けることになるが、中西氏は「先発は6人いれば、6連戦だろうが9連戦だろうが中6日で登板していくと思うので(影響は)そうでもないと思う」と先発陣は対応できるのではと推測した。 一方、中継ぎについては継投パターンを固定すると、能見篤史(41歳)、藤川球児(39歳)といったベテランが疲弊してしまうと危惧。この不安を解消するため、「エドワーズ、守屋(功輝)、小川(一平)あたりを交えて対戦相手・点差によって継投策を変える、(いわゆる)ローテーションのような形」を取り入れることが必要と分析した。 番組内で中西氏は阪神投手陣のキーマンとして、先発・高橋遥人がコンディション不良で開幕一軍が絶望となったことを受け、急きょ中継ぎから先発に配置転換された岩貞祐太の名を挙げている。岩貞を挙げた理由について、中西氏は「高橋がコンディション不良なので、左の先発は(外国人枠の兼ね合いがある)ガルシアを除くと岩貞だけになる。左の先発はローテに2人は欲しいところなので、そういう意味で岩貞はポイントになると思う」と説明した。 ただ、中西氏はその岩貞を含めても、安定して7回まで投げられる先発は西勇輝、青柳晃洋の2名のみではないかと指摘。これを踏まえ、「中継ぎのローテーションをうまく使っていかないといけないと思う。休ませる時は先発のように、試合前に(ベンチ入りメンバーから)外して帰らせるとかそういう形で(選手を)使っていくようにしないと(いけない)」と再度中継ぎ運用の重要性を説いていた。 今回の放送を受け、ネット上には「勝ちパターンは2~3人で固定するのが一般的な運用だから、固定せずに流動的に使うって考えは斬新だな」、「能見、藤川はベテランだけど実績は十分だから、登板数がかさまないようにケアしてあげれば一年間離脱せずに投げてくれるはず」、「中継ぎが大事って言ってる割にキーマンは先発の岩貞なのか、まあ岩貞が安定して投げれば回り回って中継ぎの負担も減るだろうけど」、「ガルシアが外国人枠の兼ね合いで二軍に落ちる時もあるだろうから、岩貞がローテを務められるかどうかはかなり重要になるのでは」、「シーズン序盤は先発が短いイニングで降りたら中継ぎが助けて、終盤は先発が長いイニング投げて中継ぎを休ませるのが理想形だな」といった反応が多数寄せられている。 今シーズンは交流戦、オールスターゲームが中止となった影響で、その前後に数日間設けられていた休みも削られることが濃厚とみられている。そのため、中継ぎを酷使し過ぎると後々取り返しがつかなくなることも予想されるが、阪神首脳陣はうまく中継ぎを運用することはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月09日 18時30分
ロッテ大敗も鳥谷敬のヒットに光!「徐々に形ができている」
プロ野球練習試合▼9日 ZOZOマリンスタジアム(無観客試合)千葉ロッテ 5-11 中日 ロッテがZOZOマリンスタジアムに中日を迎え、練習試合3連戦の初戦を行った。 ロッテ先発の二木康太は2回、京田陽太に2ランを浴び先制を許してしまう。ロッテは3回裏、中日の先発、柳裕也を捕まえて逆転に成功するが、4回、ビシエドに一発を浴びてしまい二木はこの回でマウンドを降りる。 4回を59球、被安打2、失点3、無四球、8奪三振と、ホームラン以外はヒットを打たれなかった二木は「ボールは前回より良かったんですが、ホームラン2本で3点取られているので、やっぱりホームランを打たれるような甘い球をなくしていかないといけないと思います。状態は上がってきているので開幕までさらに上げていければと思います」とコメントした。 4回には井上晴哉が勝ち越しソロホームラン。「打ったのはストレートです。しっかりとらえることができました。開幕まで残り試合も少なくなってきましたし、一打席一打席を大事にしてベストな状態で開幕できるようにしたいですね」と、開幕まで好調をキープすることを誓っている。 試合は終盤にリリーフ陣が踏ん張れず11失点を喫し、逆転負け。ただ最終回には鳥谷敬がレフト前に運ぶヒットを記録した。 鳥谷は「打ったのはツーシーム系ですかね。打席に立たせていただいている中で徐々に修正をしながら、いろいろと感じながら徐々に形ができているかなと思います。とりあえず自分に求められている役割を自分に与えられた場面で、しっかりとできるように準備をしていくだけです」とコメントした。 大敗を喫してしまったが、チームにとって鳥谷のヒットは光明と言ってもいいだろう。(どら増田)
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スポーツ 2020年06月09日 18時00分
平成最後の怪物 清宮幸太郎、吉田輝星に「大ブレーク」の予兆
「令和」の怪物こと千葉ロッテの佐々木朗希(18)がシート打撃に登場し、160キロをマークしたのは、5月26日だった。同日、各球団とも、全体練習を再開させている。「この日、昨夏の甲子園で話題になったヤクルトの奥川恭伸もブルペン入りしました。変化球を交えた実戦さながらの投球練習を見ていると、投げたくて投げたくて、ウズウズしていたのが分かりました」(スポーツ紙記者) こうした情報を聞いていると、佐々木、奥川の実戦デビューもそう遠くないようだ。しかし、大ブレークの予感を漂わせていたのは、彼ら“令和組”ではなく、“平成最後の怪物たち”だ。「北海道日本ハムもチーム練習を再開させました。初日から清宮幸太郎(21)が一軍に合流しています」(球界関係者) 清宮といえば、昨年10月に右肘にメスを入れ、今春キャンプでは大きく出遅れていた。3月上旬、そのリハビリ明けと同時にいったん一軍に合流したが、「開幕戦が近づいてきたからレギュラー優先」とのことで二軍落ちしていた。「投内連携、シートノック、フリー打撃など“休憩ナシ”の練習が約4時間も続きましたが、心配された体力不足はまったく見られず、むしろ、楽しそうに見えました」(同) 3月の一軍合流時はそうでもなかったが、同日の清宮は「胸部が厚くなった。臀部も」と、体が大きくなった印象を受けた。リハビリ期間中も相当、バットを振り込んでいたのだろう。もともと、打球の滞空時間か長いほうだったが、さらに延びた。また、バットの芯で捉えた鋭い打球が逆方向にも弾き返されていたことも印象に残った。 プロ野球界には、「体が大きくなったとき、その選手は成長し活躍する」という定説が存在する。その定説からすれば、今季は清宮にとって飛躍の年になるのではないか。「同じことが言えるのが、吉田輝星(19)です。もともと下半身がドッシリしたタイプでしたが、さらにお尻が大きくなりました。プロ1年目のオフ、かなりの走り込みをしたんだと思います」(同) 吉田は昨季、二軍戦での白星より先に一軍でプロ初勝利を挙げたが、1勝3敗、防御率12・27に終わった。その悔しさが危機感につながった。「清宮はけがが多く、ハードな練習をすると必ずどこかを痛めていました。練習に耐えられる身体が、やっとできてきたんでしょう」(ベテラン記者) プロの洗礼、厳しさを知った平成男たちが、日本中を覆う閉塞感を吹き飛ばしてくれそうだ。
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スポーツ 2020年06月09日 17時45分
ソフトB・和田、工藤監督からの“金言”を明かすも思わぬ注目? 「ストレス溜めこんでるのか」監督の変貌ぶりに驚きの声
元フジテレビアナウンサーでフリーの田中大貴アナが8日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、ソフトバンク・和田毅がゲスト出演。現在チームの指揮を執る工藤公康監督について言及した。 本動画で和田は、田中アナが自身の公式インスタグラム・インスタストーリーで募集したファンからの質問に回答。その中で「過去の監督たちの印象に残っている言葉や体験したことなどはありますか?」という質問を受け、2018年にあった工藤監督とのやりとりや印象について語った。 2018年の春季キャンプ中に左肩痛を発症し、結果的に同年は一軍未登板に終わった和田。この時期には投手出身の工藤監督にいろいろと相談に乗ってもらっていたといい、定期的に経過報告をする際にも「肩をしっかり治してまた戻ってきてほしいから、絶対に焦るなよ」と声をかけてもらっていたという。 同年が3年契約の最終年だった和田は、工藤監督の気遣いを受けてより申し訳なさが増したといい、工藤監督にもしばしば「力になれずに本当に申し訳ないです」と謝罪したとのこと。ただ、工藤監督は「そんなことはいいから。まずはしっかり治して、治ったら力を貸してくれ」と和田を責めることはなく、その後2019年6月に和田が一軍マウンドに戻ってきた時は自分のことのように喜んでくれたという。 工藤監督は自身に限らず全選手に寄り添ってくれる監督だが、「(特定の)選手に色目を使うことなく、チームが勝つために(最良の)決断をしている」と、全てはソフトバンクを勝利に導くための行動だという和田。ただ、勝利への重圧からか、「自分が入団した2016年は工藤監督はそこまで(白髪は)多くなかった印象だけど、2019年ごろから『(工藤監督の)白髪増えたな…』と感じている」とも語っていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「工藤監督も現役時代に左肩の故障に苦しんでるから、和田の心境をある程度理解してたのかな」、「復帰を焦ってたら別の箇所を痛める危険もあったし、気長に待ってあげた工藤監督の考えは正解だと思う」といった反応が多数寄せられている。 一方、「確かにテレビ越しに見ても白髪や顔のしわが増えてる印象だったけど、選手が分かるほど老け込んでるのか」、「リーグ優勝も日本一ももたらしてるのに、一部からずっと叩かれてるからストレス溜めこんでるのかな」などと工藤監督の変貌ぶりに驚く声も複数見受けられた。 これまでダイエー・ソフトバンク(2003-2011,2016-)、オリオールズ(2012-2013/メジャー登板なし)、カブス(2014-2015)でプレーしている39歳の和田と、監督としてソフトバンク(2015-)で指揮を執っている57歳の工藤監督。両者は2016年から共にソフトバンクに所属し、この間にリーグ優勝1回、日本一3回を経験している。 「残した実績を見れば十分に名監督といえる工藤監督ですが、毎シーズン投打に怪我人が続出することや打線の組み方などを理由に『選手層が厚いから勝てているだけ』、『別の監督ならもっと優勝できているだろう』といった批判も少なからず受けています。結果を残しているのにファンから正当な評価を受けられないという点も、ストレスの一因となっている可能性はあるのではないでしょうか」(野球ライター) 3年ぶりのリーグ優勝、そして4年連続日本一と、今シーズンも高い目標を設定しているソフトバンク。開幕ローテ入りが濃厚とみられている和田は、重圧の中指揮を執る工藤監督を自身の投球で手助けすることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について田中大貴アナの公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC95Lxy4H7OA0w-bVzIvFyzg
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スポーツ 2020年06月09日 17時30分
DDTの“ジョーカー”勝俣瞬馬、タイトル奪取ならずも評価高まる
DDTプロレスリングの『WRESTLE PETER PAN 2020【DAY1】』が6日、動画配信サービスWRESTLE UNIVERSで配信され、DDT UNIVERSAL選手権試合が、王者の佐々木大輔、挑戦者の木高イサミ(BASARA)、勝俣瞬馬によるトリプルスレットマッチで行われた。 試合は、リング内外にラダー、テーブル、イス、一斗缶、大型バケツ、竹刀、レゴなどが設置され、場外カウント、ロープエスケープ、反則カウントは無しのルールで行われ、佐々木とイサミのバチバチの竹刀合戦で開戦。佐々木からさんざんこき下ろされていた勝俣も大奮闘して、三者が入り乱れて、一進一退の攻防が続いた。20分過ぎ、勝俣は佐々木をイス盛りの上へのペディグリー、さらに佐々木の体の上にイスを置いて、ムーンサルト・フットスタンプを炸裂させて追い込んだが、イサミがカット。その後、急所攻撃で勝俣の動きを止めた佐々木が佐々木式ウラカンラナで丸め込んで、3カウントを奪取し、24分を超える大乱戦を制した。 試合後、イサミが「今日の負けは認めます。佐々木さん、次はシングルじゃねぇか?」とアピールするも、佐々木は「疲れたから、10年後」と回答。イサミは「せめて五輪イヤー、来年会いましょう!」と期日を指定して、リングを降りると、佐々木は「次の挑戦者はオレが決めさせてもらう。高梨将弘だ!」と骨折により欠場中の高梨を逆指名して退場。 バックステージで佐々木は「もうイヤだ。ハードコアなんか2度とやりたくない。プロレスもしばらくやりたくない。家に帰りたい」と疲労困ぱいの様子。イサミのアピールに関しては、「満足した。オレのプロレス人生に悔いない。10年後にしろ。来年まで家から出ない」と話した。高梨に関しては、「休んでるのか?じゃあアイツの家でやる。アジア代表として指名してやった。このベルト、本来の形、ユニバーサルに戻す。アイツが戻るんなら、オレも復帰する。オレの緊急事態宣言は終わっちゃいねぇ。外に出たくない。(高梨は)足の1本、2本折れててもできんだろ?プロだろ?」と話し、あくまでも高梨とのタイトル戦にこだわっていた。だが、高梨は3月に左足の腓骨と脛骨(けいこつ)を骨折し、復帰のメドがまだ立ってないだけに、佐々木の希望が通るかどうかは流動的だ。 イサミは「ベルトには興味ある。佐々木、勝俣という人間に興味出てきた。ハードコアでもいいし、レスリングを堪能したい。DDTだけじゃなく、プロレスに飢えてる。本当の意味でプロレスがしたい。お客さんの前に出た時に、すごい自分になってやりたい。(佐々木と)前回やったのは4、5年前。五輪イヤーの来年には(シングルで)実現したい。それまで何回か当たるかもしれないし、DDTなりBASARAなり見てほしい」とコメント。 この試合でさらに評価を高めた勝俣は「佐々木に指名もらった時から、自分の1パーセントを信じて、この闘いに挑んだ。イサミさんが入ってきたら、0.5パーセントになったのかもしれない。血だらけだけど、こんなボコボコにされても生きてる。まだ終わらない、覚えとけ!」と雪辱を誓った。勝俣は映画『ジョーカー』を彷彿とさせるペイントをしてから、吹っ切れたのかレスラーとして急成長中。セミファイナルのタイトルマッチを張っても異論がない選手になった。これはDDTにとっても大きなことである。 今回は敗れてしまったが、次にチャンスが訪れた時、DDTの“ジョーカー”が天下を獲る可能性は高いだろう。(どら増田)
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