▼9日 ZOZOマリンスタジアム(無観客試合)
千葉ロッテ 5-11 中日
ロッテがZOZOマリンスタジアムに中日を迎え、練習試合3連戦の初戦を行った。
ロッテ先発の二木康太は2回、京田陽太に2ランを浴び先制を許してしまう。ロッテは3回裏、中日の先発、柳裕也を捕まえて逆転に成功するが、4回、ビシエドに一発を浴びてしまい二木はこの回でマウンドを降りる。
4回を59球、被安打2、失点3、無四球、8奪三振と、ホームラン以外はヒットを打たれなかった二木は「ボールは前回より良かったんですが、ホームラン2本で3点取られているので、やっぱりホームランを打たれるような甘い球をなくしていかないといけないと思います。状態は上がってきているので開幕までさらに上げていければと思います」とコメントした。
4回には井上晴哉が勝ち越しソロホームラン。「打ったのはストレートです。しっかりとらえることができました。開幕まで残り試合も少なくなってきましたし、一打席一打席を大事にしてベストな状態で開幕できるようにしたいですね」と、開幕まで好調をキープすることを誓っている。
試合は終盤にリリーフ陣が踏ん張れず11失点を喫し、逆転負け。ただ最終回には鳥谷敬がレフト前に運ぶヒットを記録した。
鳥谷は「打ったのはツーシーム系ですかね。打席に立たせていただいている中で徐々に修正をしながら、いろいろと感じながら徐々に形ができているかなと思います。とりあえず自分に求められている役割を自分に与えられた場面で、しっかりとできるように準備をしていくだけです」とコメントした。
大敗を喫してしまったが、チームにとって鳥谷のヒットは光明と言ってもいいだろう。
(どら増田)