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祝福ムード一転 福原愛アジア予選初戦敗退の後遺症

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提供:週刊実話

 4月13日から香港で行われていた卓球・リオデジャネイロ五輪アジア予選は、石川佳純(23)が決勝で中国の李暁霞にストレート負けという結果に終わったが、世代交代の舞台にもなった。会場が最も盛り上がったのは、日本のエース・石川佳純と成長著しい15歳の伊藤美誠が準決勝で激突したとき。伊藤は世界ランク2位の丁寧(中国)に勝っており、石川を食う大番狂わせも期待されたからだ。

 しかし、一方で関係者が注目していた組み合わせは違っていたようだ。
 「もともとは福原愛(27)が大会の主役と言える状況。台湾選手との交際宣言で、会場では祝福の声が上がり海外メディアもその件で持ちきりだった。しかし、結果は初戦敗退。相手は世界ランク22位で、同6位の福原からすれば“安パイ”だったはず。順調に勝ち進めば、準決勝は“福原対石川”の新旧エース対決になっていたのですが、その前に消えてしまった」

 最近の卓球選手としての福原は、かつての輝きを失っているかのように見える。
 「世界ランクも石川のほうが4位と上。会場の雰囲気に乗り伊藤、石川を破り、捲土重来を期待していたのですが…。初戦敗退はリオ五輪本番に響くかもしれません」(同)

 リオ五輪は世界ランク上位22位までは自動的に出場できるため、福原のリオ行きは事実上確定している。
 「しかし、これまでも福原は石川たちを仲間だと言って、日本人同士の対決を嫌がる。それもあってテンションが上がらなかったのかもしれませんが、初戦敗退の後遺症は決して小さくない。初戦を振り返ってみると、いきなり3ゲームを奪われたところから3-3に持ち込み、最終ゲームを10-12で落としている。相手にリーチをかけられてから巻き返す精神力はさすがですが、体力不足も懸念されます」(専門誌記者)

 石川、伊藤ら若い世代は「日本人対決は気にしない」と話すが、これには「もうオバチャンの時代ではない」というメッセージも込められているのかも。

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