スポーツ
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スポーツ 2020年10月04日 17時00分
骨折のオリックス・太田に「不運すぎる」ファン落胆 「すごくかわいそうなことをした」昨年は千賀との対決で悲劇が
9月25日に行われたオリックス対日本ハムの一戦。試合は「9-2」でオリックスが勝利したが、試合結果以上に話題になったのがオリックス・太田椋の故障だった。 太田がアクシデントに見舞われたのは、「2-0」とオリックス2点リードで迎えた3回裏2死一、二塁の場面。二塁走者の太田は打席の伏見寅威が三ゴロを放った際に三塁へ進塁を試みるが、この時に打球を処理しようとした日本ハムの三塁手・ビヤヌエバと二、三塁間の中央付近で正面衝突。交錯後動けなくなった太田は担架でベンチ裏に運ばれ負傷交代となり、自力で立ち上がりベンチへ下がったビヤヌエバも4回裏の守備から退いた。 試合後、太田は病院での検査の結果右肋骨骨折と診断され翌26日に登録抹消。また、ビヤヌエバも脳震とうとの診断を受けて同日に登録を抹消されている。 >>阪神、北條・近本は選手生命の危機だった?「1人では生活できない」正面衝突で大怪我を負った西岡の悲劇<< 2018年ドラフトで1位指名を受けオリックスに入団した19歳の太田は、今シーズン20試合に出場し「.259・3本・5打点」といった数字をマーク。一軍定着へ向け着実に歩んできただけに痛すぎる故障となったが、実はプロ1年目の昨シーズンにも骨折に見舞われている。 2019年3月8日、オセアンBS舞洲で行われた教育リーグ・オリックス対ソフトバンクの一戦。同戦に「1番・遊撃」で先発した当時19歳の太田は、それまで紅白戦を含む実戦5試合で打率「.400」と好調。首脳陣の意向により、翌9日のオープン戦・対巨人戦での一軍デビューも予定されていた。 しかし、同戦の3回裏に迎えた第2打席、ソフトバンク先発・千賀滉大が投じた内角へのツーシームが太田の右腕に直撃。激痛に顔をゆがめた太田はすぐさま途中交代し病院に直行したが、検査の結果「右尺骨骨幹部骨折」で全治3カ月の重傷と判明。この故障により、翌日の一軍デビュー戦はもちろん開幕一軍入りも絶望的となってしまった。 太田の故障に、当てた張本人である千賀も「すごくかわいそうなことをした。本当に申し訳なかった」と沈痛。その後の報道では、試合中に病院へ直行した太田に直接謝罪することができなかったため、自分で太田の入院先を調べて救急箱を送ったと伝えられている。 アクシデントから約2カ月後の同年5月下旬、太田は報道陣に対し当時の心境を語っている。太田によると、直撃の瞬間は「痛かったんですけど、あまり覚えてない」というが、心境は「そこまで悲観的ではなかった」とのこと。また、「この期間をプラスにできるよう前向きに、下半身中心にトレーニングしてます」と前向きな思考でリハビリに励んでいることも口にしている。 その後6月上旬から復帰した太田は同年は1試合しか一軍に出場できなかったが、二軍では「.258・6本・21打点」と活躍。迎えた今年は春季キャンプに右太ももを痛め離脱する期間があったものの、7月16日の昇格以降は一軍に定着しつつあった。 それだけに、今回のアクシデントについては「去年も千賀の死球で骨折してるのに不運すぎる」、「ここまで順調に来てたから本人も辛いだろうな」、「2年連続の骨折は残念だけど、焦らず完治させて帰ってきてほしい」といった落胆の声が多数寄せられている。 今後は約2週間の安静後にリハビリを行っていく予定とのことだが、今シーズン中の復帰は厳しいという見方もされている太田。今回の骨折について本人のコメントはまだ伝えられていないが、1日でも早い回復を祈るばかりだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月04日 11時00分
V争いのロッテ、最重要人物はマーティン?「本塁打は求めていない」言葉通りの働きが今後を左右か
まさに「助っ人」という言葉が相応しい存在感だ。 千葉ロッテのレオネス・マーティンは、首位争いを繰り広げるチームにおいて、頼もしい働きを見せ続けている。 秋を迎えても、その勝負強さに磨きがかかってきている印象だ。 9月29日の札幌ドームでの日本ハムファイターズ戦では、土壇場9回に放ったソロホームランが結果的に決勝点となり、翌日のゲームでも初回にタイムリーで先制点を挙げている。何れも接戦を制した試合での貴重な打点を記録、首位奪還へ勢いづくチームをそのバッティングで大きく後押ししている。 シーズン序盤より本塁打数こそ伸ばし、現在もランキング上位(24本・リーグ3位タイ)に位置するものの、打率は.247(いずれも9月30日現在)とやや物足りなさを感じさせる数字ではあることは確かだ。ただ、自身の役割について、「本塁打は求めていない。チャンスに結果を出してチームの勝利に貢献すること」と語っており、ここにきて尽く勝敗を決するシーンなどで貴重な一打を放ち、相手チームの脅威となっている。 9月25日からの本拠地での首位攻防・ソフトバンク3連戦でも、まさにその言葉通りの「役割」を果たしていた。 初戦は2本の安打を放ちチームも白星、続く2戦目は23号となる本塁打を記録するも試合には敗れた。1勝1敗で迎えた27日の3戦目。両チーム、計22安打の乱打戦となったこの試合において、マーティンはなんと5打席全てフォアボールでの出塁、8対4の勝利に貢献している。全打席とも敬遠なし、勝負に来た際どいボールを見極めての四球だっただけに、その選球眼、さらには相手に与える威圧感が改めてクローズアップされたゲームだったと言えるだろう。 また、マーティンにとっては今シーズン苦手意識を持っていた対ソフトバンク戦(3連戦前までの打率は.217・1本塁打)ではあったものの、この首位攻防戦での打撃成績は今後に向け、大きな意味を持った内容だったと言える。 ソフトバンクとのゲームはまだ9試合も残されており、苦手意識を払拭したとするならば、さらなる好結果が期待される。おそらくはシーズン最終盤まで熾烈なデッドヒートを繰り広げるであろう、パ・リーグのペナントレース。勢いに乗る千葉ロッテの15年振りの優勝へのカギは間違いなく、頼もしき助っ人、レオネス・マーティンが握っている。(佐藤文孝)
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スポーツ 2020年10月03日 17時00分
阪神・藤浪、セーブ王も狙える?「抑えをさせた方がいい」高まる待望論、松井・澤村ら成功選手との共通点とは
2012年のドラフトで1位指名を受け阪神に入団し、昨シーズンまで先発として「50勝40敗・防御率3.25」といった数字を残している阪神・藤浪晋太郎。その藤浪が今シーズン、リリーフとして活躍を見せている。 プロ初年度の2013年から2015年にかけ3年連続2ケタ勝利を達成したが、翌2016年から昨シーズンまで計15勝と一転して不振に陥った藤浪。今シーズンも先発8試合で「1勝5敗・防御率5.87』と振るわなかったが、9月26日ヤクルト戦からリリーフに転向すると以降の4試合で「0勝1敗2ホールド・防御率1.80」と好投を披露。そのため、ファンの間からは「先発時代とは別人のような投球だな」、「このまま抑えをさせた方がいいのでは?」とリリーフへの本格転向を望む声も少なからず挙がっている。 >>「笑ってる…」阪神・藤浪、不振の本当の原因は? 160キロ連発、矢野監督の“アシスト”で吹っ切れたか<< リリーフに転向した藤浪が今後も今の役割を務めるのか、それとも先発に復帰するのかは現時点で不明。ただ、球界には先発からリリーフに転向した後、最多セーブのタイトルを獲得するまでに大成した選手は現役だけで見ても少なくない。 現在楽天(2014-)でプレーする松井裕樹は、プロ1年目の2014年は主に先発として起用されるも4勝にとどまるなど結果を残せず。しかし、翌2015年に守護神候補・ミコライオの故障離脱もありリリーフに転換されると、63試合に登板し「3勝2敗33セーブ12ホールド・防御率0.87」と守護神として大ブレークを果たした。 翌2016年以降も守護神を務めた松井は昨シーズンまでに通算「53ホールド139セーブ」をマークし、2019年には最多セーブ(38セーブ)を獲得するまでに成長。今シーズンは自らの意志もあり先発に再転向したが、11試合で「3勝3敗・防御率3.66」と思うように結果を残せず、10月1日ソフトバンク戦からは再びリリーフに戻っている。 巨人(2011-2020)、ロッテ(2020-)でプレーしている澤村拓一は、2011年から2014年までは先発だったが「31勝34敗・防御率2.76」と勝ち星が伸びず。だが、翌2015年に原辰徳監督の意向でリリーフに配置転換されると、「7勝3敗3ホールド36セーブ・防御率1.32」と活躍。翌2016年は37セーブをマークしセーブ王に輝いた。 2017年は右肩の故障により一軍登板なしに終わり、怪我から復帰しセットアッパーとなった2018年以降も精彩を欠いていた澤村。ただ、今年9月7日にトレード移籍したロッテでは、ここまで9試合に登板し「5ホールド1セーブ・防御率1.04」と輝きを取り戻しつつある。 これまでオリックス(2006-2017)、ダイヤモンドバックス(2018-2019)、マリナーズ(2020-)に所属している平野佳寿は、2006年から2009年は先発を務めるも「18勝36敗・防御率4.01」と黒星が大きく先行。だが、翌2010年に就任した岡田彰布監督の意向でリリーフに転向すると、「7勝2敗32ホールド2セーブ・防御率1.67」とセットアッパーとしてブレーク。翌2016年には43ホールドを挙げ最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。 その後平野は2012年終盤ごろから守護神を務め、2014年には40セーブをマークしセーブ王に。2017年までに通算「139ホールド156セーブ」を挙げ、翌2018年からはMLBに活躍の場を移している。 この3名のようにタイトル獲得までいけば、リリーフ転向は大成功といえる藤浪。もちろん、どこまで成績を残せるかは本格転向しないことには分からないが、好成績が期待できそうな共通点もある。 まず共通点として挙げられるのは球速。今回取り上げた3名は松井が最速154キロ、澤村が最速158キロ、平野が最速156キロを誇っているが、藤浪の最速は160キロとこの3名を上回る。10月1日中日戦ではその160キロを5球もマークしているため、球速面は申し分ないといえそうだ。 また、下方向に落ちる球種に強みを持つ点も共通点といえる。松井はスライダー、澤村、平野はフォークを武器に結果を残しているが、藤浪も140キロ前後のフォークを持ち球としている。現在はストレート、カットボールが投球比率の8割以上を占めているが、フォークの配分が増えてくればまた一味違った投球が見られそうだ。 数年にわたって不振が続く中、それでも復活を願うファンの声がやむことはなかった藤浪。リリーフとして躍動している姿を間近で見ている矢野燿大監督は、果たして今後どのような決断を下すのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月03日 11時00分
日本ハム・有原、シーズン絶望の危機だった?「何も考えられないくらい痛かった」打球が足に直撃した同僚の悲劇
26日に行われた日本ハム対オリックスの一戦。試合は「6-5」で日本ハムが勝利したが、同戦に先発した日本ハム・有原航平のプレーがネット上のプロ野球ファンの間で話題となった。 >>日本ハム投手が“冤罪”で危険球退場に! 本人は認めず猛バッシング、今も語り継がれる“世紀の大誤審”<< 注目のプレーが飛び出たのは、「0-0」と両チーム無得点の1回裏無死の場面。オリックス先頭の福田周平がカウント「3-2」の6球目から痛烈なピッチャー返しを放ったが、有原はこの打球に対しとっさに右足を出した。すると、右足のすね付近に当たって跳ね返った打球が、ノーバウンドで三塁手・樋口龍之介の元へ。これを捕球した樋口はすぐさま一塁へ送球し、際どいタイミングで福田をアウトとした。 このプレーに、ネット上では「偶然だろうけど樋口へのナイスパスになってる」、「樋口も急に飛んできた球をよく処理したな」と驚くファンの声が上がった。一方、一部では「大怪我につながるから手足を出すのは控えてほしい」、「上沢の二の舞になったらどうするんだ」といったコメントも見られた。 名前が挙がっている上沢直之は、2011年ドラフトで4位指名を受け日本ハム(2012-)に入団し現在もプレー。有原の同僚に当たるが、昨シーズンに足に打球が直撃しシーズンを棒に振るアクシデントに見舞われている。 2019年6月18日、横浜スタジアムで行われた日本ハム対DeNAの一戦。同年に初の開幕投手を務めるなどチームのエース格として活躍していた上沢は、6勝目をかけて同戦に先発。同戦は4回にDeNA・ソトに先制の20号ソロを浴びるも、5回まで投げて失点はこの1点のみと好投を見せていた。 その上沢をアクシデントが襲ったのは、「0-1」と日本ハム1点ビハインドで迎えた6回裏2死。打席にはソトが入ったが、2球目のカーブを捉えたソトの打球が猛スピードで上沢の元へ。あまりの速さに上沢は有原のように足を動かす間もないまま打球を左ひざに受けてしまった。 本塁方向に跳ね返った打球を捕手がつかみ、即座に一塁に送球したためソトはアウトとなったが、直撃後すぐに地面に倒れ込んだ上沢は激痛に顔をゆがめ立ち上がることができず。マウンド周辺に集まったチームメイトはすぐに担架を要請し、上沢は担架でベンチ外に運ばれそのまま負傷交代となった。 その後チームは「0-3」で敗れたが、上沢は試合中に病院に直行。検査の結果左膝蓋骨骨折と診断され、同年6月19日に手術を受けた。ただ、手術をしてもなお全治5カ月という大怪我だったため、同戦を最後に上沢の2019年シーズンは早過ぎる終わりを迎えることとなった。 上沢はリハビリを開始した7月3日、報道陣の取材に応じた際に当時の心境を明かしている。上沢によると、直撃の瞬間は「何が起きたか分からなかった。気づいたらひっくり返っていた」といい、その後も手術を受けるまで「何も考えられないくらい痛かった」という。 その後オフシーズンから今年の春季キャンプにかけて懸命にリハビリを続けた上沢は、6月2日の練習試合で実戦復帰を果たした後、開幕後の同月30日に378日ぶりに一軍マウンドに復帰。そこから現在までにチームトップの7勝を挙げるなど怪我の影響を感じさせない投球を続けている。 有原と同じチームと言うこともあり多くのファンに思い返された上沢の故障だが、足への打球直撃で故障した選手はこれだけではない。ロッテ・西野勇士は2015年9月23日対楽天戦の9回に楽天・後藤光尊の打球が左足に直撃。当初は打撲と診断されていたが、翌24日に受けた再検査で左足第二中足骨基部亀裂骨折で全治6週間と診断され残りのシーズンを棒に振っている。 中日(2005-2008)、横浜(2008-2010)、日本ハム(2011-2018)でプレーした石井裕也は、日本ハム時代の2013年9月15日対ソフトバンク戦でソフトバンク・ペーニャの打球が左膝に直撃。骨折はせず打撲だったが、翌16日に登録抹消されそのままシーズンを終えている。 今回の有原は幸いにも打球直撃で負傷はせず6回まで投げ、試合後も特に故障を負ったとは伝えられていない。だが、ただでさえ長期離脱のリスクが高いピッチャー返しを、とっさのプレーとはいえ手足を出して止めようとする行為は大怪我の危険に自ら身をさらしているようなもの。チームにとっては欠かせない主戦投手なだけに、今後は危ないプレーは控えてほしいと願っているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月02日 20時30分
広島・鈴木の3番起用、笘篠氏・高木氏が反対? “4番固定”を主張も、「代役の松山も頑張ってる」と反発も
元ヤクルトで野球解説者の笘篠賢治氏と元横浜で野球解説者の高木豊氏が、共に1日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。広島・鈴木誠也の3番起用に疑問を呈した。 今回の放送で両氏は、同日に行われ広島が「3-5」で敗れた広島対巨人戦について解説。その中で、同戦で鈴木が「3番・右翼」で起用されたことに言及した。 >>「野球人生が終わった」広島・鈴木が絶望! 緒方監督も悲痛、フェンス激突が招いたキャリア最悪の負傷劇<< 鈴木は今シーズン開幕から出場全試合で4番を務めていたが、9月28日対DeNA戦から10月2日のヤクルト戦も含め、5試合連続で3番として先発。打順変更については広島・佐々岡真司監督が「一番いい打者の打席数が増えるから」と語ったことが伝えられているが、9月の月間打率が「.265」とバットが湿っていることを受けての決断という見方も強い。 番組に生出演した笘篠氏は、鈴木の打順変更について「僕は『4番・鈴木誠也』があってこそのカープだと思うので、鈴木の打順をずらすことはあまりしてほしくない」とコメント。本塁打(19本)、打点(52打点)はチーム1位、打率(.293)もチーム2位の数字を残している鈴木を4番から動かすべきではないと苦言を呈した。 笘篠氏は続けて、「本来3番を打つ西川(龍馬)が(故障で)いないので、今(首脳陣は)試行錯誤しているところだと思うが、『4番・鈴木』あっての両サイドをどう固めていくかという形は崩さないでほしい」と発言。鈴木の打順を4番から動かすことよりも、その前後の3、5番をどうするか決める方が先ではないかと指摘した。 同じく番組に生出演した高木氏は、笘篠氏が話し終わった後に「自分も鈴木は4番が一番似合う男だと思う。だから早く(4番に)戻れるように調子を上げていってほしい」と同調している。 今回の放送を受け、ネット上には「確かに多少の不調でコロコロ変えるのはあまり印象良くない」、「今まで任せてきた4番をこうも簡単に取り上げると本人のモチベーションにも関わりかねない」、「3番、5番を固められればマークが分散されるから、4番に置いたままでも復調は望めるのでは」といった反応が多数寄せられている。 一方、「そこまで4番起用を推す意味が分からない、具体的な理由も特に言ってないし」、「去年は3番でも打ってたし、4番に固執する必要は無いのでは?」、「代役の松山も頑張ってるし、無理に戻す必要性は感じられない」といった反発も複数見受けられた。 「1日までに3番で4試合に出場した鈴木は、ここまで『.143』とまだあまり快音は聞かれず。ただ。昨シーズンは3番として31試合に出場し『.333』と3割超えの打率をマークしていますので、ここから数字が上がってくる可能性は十分にあるといえます。また、現在鈴木の代わりに4番に座っている松山竜平も1日までの4試合で『.313』としっかり機能しているため、4番復帰について考えるのは時期尚早ではないかと考えているファンもいるようです」(野球ライター) 長らく「4番・鈴木」で戦った結果、1日終了時点で「33勝46敗8分・勝率.418」とセ・リーグ最下位に沈む広島。来期以降の戦いも見据え、「3番・鈴木」を試し続けるのも一手なのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月02日 17時00分
楽天・三木監督に「意図が分からない」ファン激怒 試合後も“ノーコメント”、裏目に出た継投策が物議
1日に行われた楽天対ソフトバンクの一戦。試合は「4-1」でソフトバンクが勝利したが、同戦で楽天・三木肇監督が見せた采配がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「1-0」と楽天1点リードで迎えた7回表に見せた采配。この回、三木監督はここまで無失点と好投していた先発・岸孝之を降ろし、今シーズン先発で3勝するもリリーフへの再転向が決まったばかりの松井裕樹を2番手として起用。しかし、その松井は1死一塁からソフトバンク・栗原陵矢にタイムリー二塁打を浴びると、その後1死三塁では甲斐拓也にスクイズを決められ2失点と逆転を許してしまった。 継投が裏目に出た楽天は、その後8、9回にもそれぞれ1失点。一方、打線はこの間1点も奪えず結果「1-4」で敗れ、ソフトバンクとの3連戦は「1勝2敗」で負け越しとなった。 >>楽天・松井「リリーフ再転向」の真相 本人にも自覚アリ? 石井GMの誤算はドラフト会議にも影響か<< 三木監督の継投策を受け、ネット上には「不可解な継投のせいで試合が暗転してしまった」、「ほぼ完璧な投球だった岸をなぜ早々に降ろしたのか」、「球数もそんなにかさんでなかったし続投させて、ピンチになったら交代って形じゃダメだったのか?」、「岸が怪我したっていう話も出てないし、本当に意図が分からない」といった反応が多数寄せられている。 「三木監督が岸をスパっと交代させたことが勝負の分かれ目となった同戦ですが、この日の岸は『6回89球無失点・被安打1・四球2』とソフトバンク打線にほとんど付け入る隙を与えず。球数が100球に到達していないことを考慮しても、少なくとももう1イニングは問題なく投げられた可能性は高かったでしょう。実際、岸自身も試合後に7回以降の続投について『いけましたね』とコメントしています」(野球ライター) 試合後、三木監督が「岸に勝ちをつけてあげたかった」と悔やんでいるが、継投の理由について説明はしていない。そのため、ファンからは「明確な説明をしろ、じゃないと納得できない」といった不満も噴出している。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月02日 11時45分
「笑ってる…」阪神・藤浪、不振の本当の原因は? 160キロ連発、矢野監督の“アシスト”で吹っ切れたか
「藤浪が笑ってるよ」 甲子園球場の三塁側カメラマン席にいた取材陣から、そんな言葉が漏れた。三塁側の同エリアから望遠レンズを覗き込めば、一塁側の阪神ベンチの様子が分かる。 10月1日、対中日戦。8回にマウンドに上がったリリーバー・藤浪晋太郎が自己最速タイの160キロを連発し、1イニングをパーフェクトに抑え込んだ。 その藤浪がベンチに戻り、汗をぬぐいながら笑っていたそうだ。手応え、達成感。160キロを連発した圧倒的なピッチングができたことで、自信を取り戻したのではないだろうか。 >>阪神・藤浪は「セットアッパーで使える」 投球の特徴が追い風に? 田尾元監督がリリーフ本格転向を猛プッシュ<< 「最初から全力投球でしたね。思い切り腕が振れたことが好結果に繋がったのだと思います」(在阪記者) 藤浪が160キロを連発させていた時、甲子園球場が“揺れた”。センターバックスクリーンにスピードガン表示が出るのだが、ファンは1球ごとにマウンドとスピードガンに交互に目をやり、「オォ~」と唸り声を上げていた。球場の興奮が藤浪を後押ししていた。 もともと、スタミナもある。今後、連戦を乗り切るキーマンにもなってくれそうだが、こんな指摘も聞かれた。 「長期に及ぶ不振の原因は、やっぱり精神的なものだったようですね」(球界関係者) “モヤモヤ”が吹っ切れた姿に、矢野燿大監督の言葉は冷静そのもの。「学べるものは技術もメンタルも両方ある」と言い、「先発ローテーションへの復帰は?」の質問は、やんわりと否定した。 同日の先発投手は、母校・大坂桐蔭の先輩にもあたる岩田稔だった。ベテランらしく、相手バッターの裏をかく配球の妙で中日打線に的を絞らせなかった。 良い意味でノラリクラリのピッチングの残像があるうちに、力任せのピッチングをされれば、中日打線も対応できない。「技巧派投手の後に投げさせる」作戦だったとすれば、今回の復活劇は矢野監督の継投策も好影響を与えたと言える。 「阪神は新型コロナウイルスの感染者を新たに出してしまい、チームが混乱しています。当然、球団としての管理態勢が問われていますが、藤浪の好投でそういう空気も一変してしまいました」(前出・同)良いことが起きると、これまでの失態もなかったことになる。期待論にすり替えられてしまうのだ。案外、藤浪の不振はこういう球団の体質も影響していたのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年10月02日 11時30分
新日本『G1』バレットクラブ日本人最強対決はEVILがKENTAに暴走勝ち!
新日本プロレスは最強戦士決定戦『G1クライマックス30』Bブロック公式戦を1日、新潟・アオーレ長岡で開催した。 セミファイナルでは、KENTA(2勝1敗)とEVIL(1勝2敗)によるバレットクラブ日本人最強決定戦が実現。KENTAは試合中、EVILの参謀役である東郷を味方に引き入れようと試みるが失敗。EVILはKENTAの左肩に集中攻撃を見舞うも、KENTAは蹴りで応戦。終盤、バレットクラブの試合では恒例となっているレフェリー不在のリングで、KENTAがブリーフケースでEVILを殴打。ピンチに陥ったEVILだったが、KENTAが東郷にgo 2 sleepを見舞おうとした瞬間に背後からローブローを炸裂。この勝機を逃すまいと、すぐに得意技EVILで叩きつけ、カウント3。EVILの暴走ファイトは同門相手でも変わらないところを見せつけた。 試合後、EVILは「これが今のEVILだ!KENTAについてはノーコメントだ!」と語り、インタビュースペースを去った。KENTAは「あいつらに関しては俺なりの想いがあるから」と含みを残すコメントを出している。この結果が『G1』以降のバレットクラブに影響を与えるのか気になるところだ。 EVILとKENTAはともに勝ち点4で、Bブロック4位タイの位置につけているだけに、これ以上、負けは許されない状況と言ってもいいだろう。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス30』2020年10月1日新潟・アオーレ長岡 観衆 1685人▼Bブロック公式戦(30分1本勝負)<2勝2敗=4点>○EVIL(15分40秒 片エビ固め)KENTA●<2勝2敗=4点>※EVIL(どら増田)
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スポーツ 2020年10月02日 06時30分
新日本プロレス、メイ社長が退任メッセージ「これから先もますます発展していく」
新日本プロレス(代表取締役社長兼CEO:ハロルド・ジョージ・メイ)は、2020年9月29日に開催した親会社である株式会社ブシロードの取締役会において、代表取締役の異動が内定したと発表した。 なお、本代表取締役の異動については、2020年10月23日開催予定の新日本プロレスの第50期定時株主総会及び同総会後に開催される取締役会における決議を経て、正式に決定される予定とのこと。 会場で観客を出迎えるなど、ファンにも人気が高かったメイ社長は、オランダ出身で、8歳の時に来日。タカラトミーの社長などを経て、2018年5月、新日本プロレスの社長に就任。昨年のアメリカ、マディソン・スクエア・ガーデン大会や、今年1月4、5日の東京ドーム2連戦など、今までの新日本プロレスにはない斬新なアイデアと決断力で、新たなプロジェクトを成功させてきた。 メイ社長は公式ホームページの日記で、「ラストメッセージ」というタイトルで退任の挨拶を綴り、ファンに感謝の気持ちを述べるとともに、「新日本プロレスはこれから先もますます発展していくと確信しています」と、後任が内定している大張高己次期社長にエールを送っている。大張氏は1997年4月、日本電信電話(株)に入社。2018年12月、(株)ブシロード入社執行役員(現任)、2019年1月から新日本プロレスに出向し、経営企画部長(現任)を務めながら、2019年11月にはアメリカの現地法人New Japan Pro-Wrestling of America Inc. のCEOに就任している。1974年生まれと若いことから、さらに新しい新日本プロレスの構築に尽力することが期待される。(どら増田)
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スポーツ 2020年10月01日 22時45分
孫の大家正弘氏から思い出話も オリックス、西本幸雄元監督メモリアルゲームに阪急OBも集結!
オリックスは1日の西武戦(大阪・京セラドーム大阪)を、『誇り高き闘将~西本幸雄メモリアルゲーム~』として開き、故・西本幸雄氏に思いをはせた。 このイベントは、大毎オリオンズ、阪急ブレーブス、近鉄バファローズの監督を務めた西本氏の生誕100年を記念するメモリアルゲームとして、4月25日の開催が予定されていた。新型コロナウイルスの影響により、開幕が延期となったため、西本氏率いる阪急ブレーブスが初優勝を決めたこの日に延期された経緯がある。 ゲストとして西本氏の教え子で、阪急OBの山田久志氏、福本豊氏、加藤秀司氏といったレジェンドたちが駆け付け、オンライントークショーを開催。西本氏の孫に当たる大家正弘氏によるセレモニアルピッチも用意した。 チームは、西本氏が率いてチームを初優勝に導いた1967年当時の阪急ブレーブスのホームユニフォームを、バファローズの監督・コーチ・選手が着用し、闘将の背番号『50』をチーム全員で背負って戦った。今シーズンのサードユニフォームはこの頃に使用されていたストライプを採用している。大毎で1度、阪急で5度、近鉄で2度リーグ優勝に導いた“名将”西本元監督の功績を令和の時代にも受け継ぐ。オリックスは田嶋大樹が先発を務めた。 メモリアルピッチをワンバウンド投球した大家氏は「緊張しました。プロの人がやってるのは本当に凄いなと思います。祖父は私から見ても偉大な人物ですので、記念すべき日にこういう場に立てることは凄く光栄でした。私の祖父のイメージは、野球の解説をしている頃で、スタジアムのフィールドの外にいたので、家ではあまり野球の話はしなくて、寡黙でしたね。ただテレビは野球でした」と笑顔で西本氏との思い出や秘話を語ってくれた。試合はオリックスが埼玉西武に6-7で逆転負けを喫し、メモリアルゲームに華を添えられなかった。(どら増田)
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スポーツ
アスカが前王者シャーロットを救出!スマックダウンに日本に馴染み深い選手が集結!
2018年04月19日 21時30分
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スポーツ
「だいぶ気持ちが入っていた」オリックスの“新守護神”増井浩俊、16試合目で初セーブ
2018年04月19日 17時45分
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スポーツ
王者危うし?ソフトバンクを襲う止まらない負の連鎖
2018年04月19日 17時30分
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スポーツ
阪神・金本監督が露骨な生え抜き選手 晒し首采配」の吉凶
2018年04月19日 16時00分
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スポーツ
「英語は話さない!」ヒール道本格発進の中邑真輔、新パートナーとともに再び乱入
2018年04月18日 21時30分
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スポーツ
「あまりにも簡単すぎる」エンゼルス・大谷翔平がメジャーのレベルに不満タラタラ?
2018年04月18日 18時00分
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スポーツ
最下位転落で急浮上 アノ人が高橋監督の身代わりで引責辞任する?
2018年04月18日 17時45分
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スポーツ
「ノーバンで届かなくて悔しい!」女性人気ジョッキー藤田菜七子が2年連続始球式
2018年04月18日 17時30分
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スポーツ
貴乃花親方が再起絶望「蟄居生活」(2)
2018年04月18日 16時00分
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スポーツ
天国の父に捧げる優勝を 横綱・白鵬が臨む“縁深い”夏場所
2018年04月17日 17時45分
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スポーツ
リーグ順位との相関は?プロ野球“反撃回数”を検証する
2018年04月17日 17時30分
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スポーツ
貴乃花親方が再起絶望「蟄居生活」(1)
2018年04月17日 16時00分
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スポーツ
札幌ドームでお披露目!清宮の早期一軍デビューで日ハムは崩壊
2018年04月17日 06時40分
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スポーツ
オリックス担当記者が分析、投手陣のキーマン!山岡泰輔の大きな今季初勝利
2018年04月17日 06時20分
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スポーツ
ミスター雁之助引退試合で、藤波辰爾が「お前、本田だろ!」ガッツワールド解散興行
2018年04月16日 21時50分
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スポーツ
“怪物くん”鈴木博昭の快勝に、不可思「穴が見つかった」スーパーライト級準決勝は激闘必至!
2018年04月16日 21時45分
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スポーツ
KNOCK OUTライト級王座タイへ流出!ヨードレックペットが森井洋介の鼻を破壊!
2018年04月16日 21時30分
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スポーツ
ゴールドウェアでゴールドメダルを!女子ソフトボール、“最高メンバー”の新ユニフォーム発表
2018年04月16日 19時30分
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スポーツ
71年ぶりのリーグ最速10敗目…高橋由伸監督に厳しい声が相次ぐ
2018年04月16日 17時45分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
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2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分