スポーツ
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スポーツ 2020年09月25日 18時00分
巨人 原監督勇退論 浮上する政界転身&コミッショナー就任
巨人の元木大介ヘッドコーチが虫垂炎で入院し、「代行」として阿部慎之助二軍監督(41)が急遽、ベンチ入りした。この異例の措置から、原辰徳監督(62)の「今季で勇退説」が広がっている。コロナ禍再生のコミッショナー、菅義偉政権誕生に伴う政界転身など様々な情報が飛び交っていた――。 9月16日の阪神戦、巨人の原監督が阿部二軍監督を一軍ヘッドコーチ代行としてベンチ入りさせた。腹痛を訴えた元木大介ヘッドコーチが虫垂炎と診断され、手術、入院したことに伴う暫定措置だが、不在に伴う代役としてなら原野球を熟知する吉村禎章作戦コーチのほうがスムーズだし、むしろ昨季はヘッドを置かずに原監督自身が直接差配していたことを思うと、きな臭さまで漂う。「囁かれているのが、原監督が今季で勇退するという説。11日のヤクルト戦に勝利し、川上哲治元監督を上回って球団歴代単独1位となる通算1067勝に到達した。優勝マジックも点灯し、8度目のペナント制覇も間違いなく、辞め時として、これ以上のタイミングは考えづらい。加えて3度目の監督を引き受けた際、『目標は後継者を育てること』と話しており、予定を前倒しした監督禅譲の“最終過程”を疑われているわけだ」(スポーツ紙デスク) 巨人の支配下選手は現在、上限の70人。来季は64人程度に減らす予定で、今季のドラフトでは5〜6人を指名すると見られているから、このオフは10数人をリストラせざるを得ない。阿部二軍監督のベンチ入りには、「戦力の品定め」の狙いも秘められているのだという。「原監督の契約は来季まであり、本来、続投は揺るがない。しかし、チーム内外から『もう一つ上のステージで手腕を発揮してほしい』という声が強まっていることが、勇退論の背景にある。各球団とも新型コロナウイルス感染症による減収のインパクトが大きく、諸問題解決の旗頭として原監督に期待を寄せている」(同) とりわけ各球団が頭を痛めているのが、来季の契約問題だ。9月14日のプロ野球オーナー会議で議長を務めた南場智子・横浜DeNAオーナーは、「今年1年で(コロナ禍の)困難がすべて終わるのは楽観的すぎる。野球協約など具体的なところに関し、議題として踏み込んではいない」と顔をしかめ、不測の事態を想定していない統一契約書の不備解消とコミッショナーの強権発動に期待するとした。「今季のプロ野球は公式戦を143試合から120試合に縮小し、入場者も制限して開催しています。しかし、統一契約書に有事の記載がないため、球団は選手年俸を全額支払うことに。このままでは来季も全額支払う必要が生じ、経営が立ち行かなくなる球団が生じる可能性があります。選手契約の根幹をなす統一契約書を変更するには、日本野球機構(NPB)、球団、選手会の合意が欠かせませんが、利害が反するために交渉の難航は必至です。解決にはコミッショナー裁定が手っ取り早いのですが、その役に原監督は適任。彼が旗振り役を務めればメディアも注目し、野球協約改正に対するファンの理解も得やすいだろうという考えが作用しているのです」(大手紙社会部記者) 現在の斉藤惇コミッショナー(元日本取引所グループCEO)をはじめ、歴代のコミッショナーは法曹界、高級官僚、大学教授、財界出身者で、プロ野球OBは1人もいない。右肩上がりの平時なら機能しても、コロナ禍のような大乱世では強いカリスマ性が不可欠だ。「本来なら長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督(84)や王貞治ソフトバンク会長(80)が適任でしょうが、ともに高齢です。次世代のカリスマ、星野仙一氏が鬼籍に入った今、その役が務まるのは原監督しかいません。統一契約書の見直しが急務である一方、一つ間違えれば、選手会のストライキも避けられないからです。しかし、4度目の日本一を花道にユニホームを脱ぎ、“原コミッショナー”の流れができれば、労使問題がスムーズに運ぶことが期待できます」(同) 目標にしてきた長嶋氏、川上氏の勝ち星を超えたことに加え、今オフに甥でエースの菅野智之がメジャーに転身する予定で、原監督は球界への恩返しを果たしたとの思いを強めているという。この時期に阿部二軍監督を一軍ベンチに呼び寄せたことが、来季への思いを何より物語っている。「原監督には、政界も秋波を送っています。首相が横浜市を選挙区とする菅義偉氏に代わり、政府の中枢も河野太郎行政改革担当大臣、小泉進次郎環境大臣の神奈川県勢になりました。いずれも相模原市出身の原監督と懇意で、自民党からの出馬を以前より打診していました」(政治アナリスト) 2022年の参院選が有力と見られるが、年内にも衆院選が予想され、緊急登板した菅首相が担ぎ出す可能性は十分にあるという。「9月末で任期満了を迎える鈴木大地スポーツ庁長官(ソウル五輪・競泳金メダル)の後任に室伏広治氏(アテネ五輪・ハンマー投げ金メダル)の就任が決まりましたが、背景にあるのが来年4月の千葉県知事選です。菅首相は森田健作知事の後任として鈴木氏を擁立する考え。原監督の勇退も同じ構図。巨人の監督から政界へ転向、将来のスポーツ長官へ。原監督が河野氏、進次郎氏と共同歩調をとれば、地味な菅政権も鮮やかに彩られる」(同) 原監督は今回の阿部ヘッド代行について、「最善策をとっただけ。ワンチームということです」とさらりと言ってのけた。しかし、ベンチ裏では今オフの監督禅譲の意思を固め、「直接帝王学を授けるのが狙い」との見方は強まるばかりだ。
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スポーツ 2020年09月25日 17時00分
ソフトB・工藤監督、欲をかいて裏目に?「素直にバントさせとけよ」「必ずしも間違いでは無い」強攻策に賛否
24日に行われたソフトバンク対オリックスの一戦。試合は「3-3」で引き分けとなったが、同戦でソフトバンク・工藤公康監督が見せた采配がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「3-3」の同点で迎えた9回裏1死一塁での采配。打者・周東佑京、一塁走者・牧原大成というこの場面で、工藤監督は周東に最初は送りバントを指示。だが、カウント「2-1」となった後の4球目に、突如作戦を切り替えバスターエンドランを敢行させた。 しかし、周東が放った打球は二塁正面へのゴロとなり併殺を取られる最悪の結果に。強攻策が裏目に出てサヨナラ機を作れなかったソフトバンクは、その後延長10回裏も無得点に終わり試合は引き分けとなった。 >>ソフトB・工藤監督の発言に大ブーイング 対ロッテの苦戦を反省も、「遅すぎるだろ」ファンから批判噴出<< 工藤監督の采配を受け、ネット上には「素直にバントさせとけよ、その方が絶対進塁のチャンスは高かっただろ」、「相手投手は球荒れてたから無理に動かず待球作戦の方が良かった」、「1点取ればサヨナラの場面なのになぜ欲をかいたのか」といった批判や不満が噴出している。 一方、「周東はバントあまり決めてないから、バスターエンドランは必ずしも間違いではないのでは」、「打球が飛んだ方向が悪かっただけで、采配としてはそこまで責められるようなものではない」といった擁護のコメントも複数見受けられた。 「今回の場面は周東の後続が得点圏打率『.333』の栗原陵矢だったため、チームとしては是が非でも走者を二塁に進めたい場面。しかし、周東は今シーズン出場67試合で6個しかバントを決めておらず、今回の打席でも3球目のストライクを転がしきれていなかったため、バント失敗で走者を進められないリスクも少なくはありませんでした。このような点を踏まえ工藤監督はバスターエンドランを選択したものと思われますが、この作戦は成功すれば一、三塁の大チャンスとなり、失敗でも牧原が二塁へ進塁する可能性は大。また、もし牧原が二塁でアウトとなっても、一塁に残る周東の二盗でカバーする方法もありました。今回は打球方向が悪かったため併殺となりましたが、そこまで筋が通っていない作戦ではないと考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 試合後、工藤監督は「しっかり切り替えないといけない」と勝ちきれなかったことを反省したことが伝えられている。同日に2位ロッテが敗れゲーム差が広がったことがせめてもの救いなのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月25日 11時15分
最大の“戦犯”は大谷? V逸のエンゼルスが崩壊の危機、同僚は職場放棄からそのまま退団か
エンゼルスの大谷翔平がパドレス戦に「5番・指名打者」で出場し、快心の一撃を右中間スタンドに叩き込み、チームを勝利に導いた(9月23日/現地時間)。とはいっても、同日は4打数1安打。第2打席以降は快音が聞かれず、打撃成績は1割9分4厘まで下がってしまった。 今さらだが、今季の大谷は投打ともに良いところがない。そして、敵地球場のペトコ・パークのセンターバックスクリーンに映し出された両チームのラインナップを見て、「優勝戦線から脱落する悔しさ」を再認識したのではないだろうか。 「ペナントレースが開幕した当初と比べると、エンゼルスはチームの雰囲気がガラリと変わりました」 現地入りした米国人ライターの感想だ。 まず、遊撃手のアンドレルトン・シモンズの名前が消えた。シモンズはメジャー屈指の遊撃手で、昨季は故障で2度も戦線を離脱したのにゴールデングラブ賞の最終候補にも残ったほどだ。そのシモンズが「や~めた」と、ひと足先に自ら今季の終了を宣言したのだ。 「ペナントレースはまだ数試合残っていますが、チームに優勝の可能性がなくなったことで、今季はもう試合に出ない、と。彼の代理人事務所によれば、新型コロナウイルスの感染防止を兼ね、今季は試合に出ないことを決めたそうです」(前出・同) 球団もそれを認めたという。“職場放棄”する側と“容認”する側、ともに日本では考えられない発想である。 また、シモンズはエンゼルスと6年契約を交わしているが、今季がその最終年でもある。「優勝を狙えるチームへの移籍を考えており、途中リタイアはその準備も兼ねている」との予想も聞かれた。 「8月末に、中軸打者であるグッドウィン外野手、米球宴にも選ばれたカストロ捕手を相次いでトレード放出しています。この時点で、ファンは『エンゼルスは優勝争いを諦めた』と解釈しました」(前出・同) いなくなったのは、シモンズで3人目というわけだ。 「エンゼルスは昨年オフの補強も成功し、優勝の可能性も高いと目されていました。投打ともに大谷の復活をアテにしていたので、チーム低迷の原因は大谷にもあります」(前出・同) 打撃不振と言えば、レイズの筒香嘉智も同様だ。しかし、チームは地区優勝を決めており、「ポストシーズン・マッチで巻き返しを」とモチベーションは失っていない。その点では、大谷は「良いところナシ」の一年となってしまった。 優勝、ポストシーズン・マッチ進出の可能性が消えると、チームは一変する。こうした寂しい光景と屈辱が大谷の糧となれば良いのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月25日 07時30分
柔道家・野村忠宏、現役時代の勝負飯明かす 試合前はうどんとおかゆ
「みんなと食べる!大腸活テーブル」オンラインランチ会が23日に開催され、柔道家の野村忠宏、競泳の萩原智子、バドミントンの小椋久美子が出席。それぞれ試合の当日に食べる勝負飯を紹介し合った。 >>全ての画像を見る<< 大腸のケアを行う「大腸活」とみんなで一緒に食べる「共食」の価値を広めていくために開催されている本イベントも、今回が3回目。26日が『大腸を考える日』に制定されていることから、その目前の23日に会が行われた。この日のテーマは「世界で結果を残した日本代表たちの“本番に備えた食事”」。柔道、競泳、バドミントンとジャンルの違う競技で活躍した3人の勝負飯に注目が集まった。 野村は試合前のメニューとして食べるには意外な、うどんやおかゆなどを使った軽食的なメニューを消化していたとのこと。「僕らの時代は試合の当日に軽量をしたんです。事前に63キロくらいまで絞って、試合の朝に計量して、その後すぐ試合という感じ」と重いものは食べれなかったといい、「うどんやおかゆというのは海外でもレトルトで持っていける。おにぎりが用意できるならおにぎりを持っていくんですけど、あんまり急激に食べすぎても試合がすぐに始まるので、おかゆにしていました。生麺のうどんは学生時代食べていたのが最初で、それ以後ゲン担ぎで食べるようになりました」と自身の勝負飯へのこだわりを明かす。 試合後も、メダル獲得の後は忙しすぎて大したものは口にしなかったという。「取材やテレビ局周りもあったし、逆に食欲がなくなるんです。翌日くらいに、ようやく解放されて好きなものを好きなだけ食べるという感じです」と重いメニューは試合の前後は食べにくかったようだ。 小椋も試合前のメニューについて、「栄養士さんがついてくれて、とろろを必ず食べていました」と振り返る。肉類に対しては豚肉にこだわりがあったといい、「豚肉はビタミンBが豊富で、お米と食べると栄養素が燃えてくれるって教えてもらって食べていました。体調が悪い時は汁物系とかおうどんもよく食べてました」とコメント。「プレッシャーなのか腸炎になりやすく、体調が悪い時に合わせて、その栄養士さんがメインを変えてくださったりしました。お腹を下す時はヨーグルトを食べた方がいいって、乳酸菌の入ったものをすすめてくれたり」と話したほか、海外遠征の時は「自分の口に合わないものが多かったので、お米を5キロ持って行きました」とも明かした。 萩原は試合前の朝食に必ずようかんを食べていたとのこと。「海外に行く時もスーツケースの半分はようかんを詰めていました。試合の時のメニューですけど、飲むヨーグルト、ようかん、カステラ。おにぎり。味噌汁……」とメニューを挙げていく。「ようかん、カステラは消化が良くて早くエネルギーになるので食べていました。おにぎりはのりをつけずに食べるのがこだわりでした。お味噌汁もワカメをつけず。のり、ワカメは消化が遅いんです。それを考慮してあまり食べませんでした」とこだわりを明かしていた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2020年09月25日 06時30分
ロッテ10.3西武戦の始球式に小林宏之氏が登板!打席は初芝清氏!
千葉ロッテマリーンズは、10月3日の埼玉西武ライオンズ戦(千葉・ZOZOマリンスタジアム、14:00試合開始)の始球式を、2005年日本一のメンバーである初芝清氏(元内野手、現野球評論家)と小林宏之氏(元投手、現球団アカデミーコーチ)が務めると発表した。 当日は初芝氏が打席に立ち、小林氏がボールを投じるという。オールドファンにはたまらないシチュエーションだ。 10月2日~4日は、球団設立70周年を記念して日本一に輝いた4度のシーズンに焦点を当てる企画である『70周年チャンピオンシリーズ』を開催しており、企画の一環としてマリーンズは「2005年誠ユニホーム」を着用する。 初芝氏は「あのユニホームはコンセプトもカッコよくて、実際に着用して、とてもいいなあと感じたのを覚えています。またあのユニホームを着て打席に立てるのは感慨深いものがあります。当日が楽しみです」と思い入れが強い様子。 小林氏は「2005年シーズンのことは今でも鮮明に覚えています。初芝さんを相手に投球するのは緊張しますが、いい球を投げ込めるようにしたいと思います。当時のユニホームを着れるのも僕自身楽しみですし、マリーンズファンの皆さんも当時を思い出しながら一緒に楽しんでいただければと思います」とファンとの再会も楽しみにしているようだ。 今年のロッテは『70周年チャンピオンシリーズ』に力を入れており、ファンから好評を得ている。現在、首位争いを演じているだけに、80周年の際には今シーズンのユニホームも加えたいところだろう。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月24日 22時30分
ノアN-1、優勝候補の清宮海斗が初勝利「やっとの思いで取れた勝ち点」
プロレスリング・ノアは23日、東京・後楽園ホールで『N-1ヴィクトリー2020』公式戦を開催した。 今回、後楽園で平日の昼興行にチャレンジしたノア。そのメインイベントは、若きエース清宮海斗に託した。対戦相手は今年からノアマットに参戦した金剛のパワーファイター征矢学。清宮は望月成晃に時間切れ引き分け、マサ北宮にサイトースープレックスで敗れており、優勝候補と目されていたが、1敗も許されない状況に追い込まれた。征矢はGHCヘビー級王者の潮崎豪に敗れるも、同門の北宮には勝利を収めている。 試合は征矢が、清宮の左肘に狙いを定めてハンマーロックで一点集中攻撃。これを切り抜けたい清宮はカウンターのドロップキック、エルボードロップで活路を見出すと、アームバーへ。清宮も左腕を集中的に攻撃していく。征矢は重い逆水平チョップやエルボー、雪崩式オクラホマスタンピート、デスバレーボムなどパワー殺法で、清宮を追い込むが、清宮は弾道をかわすとジャーマンを放ち形成を逆転。ジャンピングニーから再びジャーマンを決めるもカウント2で返されると、タイガースープレックスホールドをガッチリ決めて3カウント。清宮がようやく1勝目をスコアした。 試合後、清宮は「本当に後がなかったです。言葉が何も出ないくらい暗闇の中でしたけど、征矢選手に勝つことが出来て、その暗闇、今、抜け出したぞ!」と叫んだ。最後は力強く優勝宣言をしてバックステージへ。 バックステージでは「やっとの思いで取れた勝ち点。絶対に勝ち上がってGHCへの並々ならない思いを見せつける。俺、絶対に負けないから期待してください!」と語っていた。◆プロレスリング・ノア◆『N-1ヴィクトリー2020』2020年9月23日東京・後楽園ホール▼Aブロック公式戦(30分1本勝負)<1勝1敗1分=3点>○清宮海斗(21分55秒 タイガースープレックスホールド)征矢学● <1勝2敗=2点>(どら増田)
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スポーツ 2020年09月24日 21時30分
元阪神・江本氏の強烈暴露に「性格最悪」ファンドン引き 対戦相手が激怒した極悪ピッチングとは
元横浜で野球解説者の高木豊氏が23日に自身の公式ユーチューブチャンネルで行った生配信に、元阪神で野球解説者の江本孟紀氏がゲスト出演。現役時代にあったという元広島・高橋義彦氏とのエピソードについて言及した。 >>エモやん、中日広島戦の判定に苦言「野球じゃなくなっちゃう」 アウト取消のクロスプレー、「會澤のタッチが甘すぎた」と反発も<< 今回の生配信で江本氏は、配信中に視聴者から寄せられた複数の質問に回答しながらトーク。その中で、阪神時代のある試合中に、高橋氏にわざと死球を当てたことがあると明かした。 配信内で具体的な時期は明かされていないが、甲子園球場で広島と対戦した際に高橋氏と相対した江本氏。「打席に粋がって入ってきた」ように見えた高橋氏に対し、ベンチからは敬遠のサインが出たという。 しかし、高橋氏の所作にいら立ちを覚えたという江本氏は、「敬遠なんか馬鹿じゃないの」とベンチの指示を無視。さらに、マウンド上から「ヨシ!当てるぞ!」と、申告敬遠ならぬ“申告死球”を宣言したという。 その後、宣言通りに初球を高橋氏の体に当てたという江本氏。一塁に歩いた高橋氏は「ひどい!この人ひどい!」と怒っていたというが、「知ったことかそんなもの!」と全く意に介さなかったという。 自身が現役の頃は本塁打後に過剰に喜ぶ選手や、打席で大げさな動作を取る選手に死球を当てることは当然だったという江本氏。「(今の時代なら)ボコスカ当てる前にクビになってる(と思う)」と、現代では到底許されない行為だろうと語っていた。 今回の生配信を受け、配信のコメント欄やネット上には「所作が気に食わないから敬遠のサイン無視して死球ってとんでもない投手だな」、「時代が違うとはいえめちゃくちゃだな、今なら確実に危険球退場にされそう」、「個人の感情で一方的に球ぶつけるとか性格最悪だな」、「いくらムカついたとしても当てるのはおかしい、大怪我する可能性もある訳だし」、「死球当てるほどイラつく動きって一体どんな動きだったんだ…」、「いきなり死球宣言されて本当にぶつけられたんだからそりゃ高橋も怒るよ」といった反応が多数寄せられている。 現役時代に東映(1971)、南海(1972-1975)、阪神(1976-1981)で活躍した73歳の江本氏と、広島(1975-1989)、ロッテ(1990)、阪神(1991-1992)でプレーした63歳の高橋氏。両者は1976年から1981年にかけてセ・リーグでしのぎを削っている。 プロ11年間で通算97個の与死球を記録し、1974年(14個)、1979年(16個)にはリーグトップの死球数を記録している江本氏。今回披露したような“申告死球”もまた、死球数がかさんだ一要因なのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2020年09月24日 20時30分
楽天・田尾監督に助っ人が直接抗議! 処遇を巡る“修羅場”を暴露、「よく文句言えたな」ファン驚愕
元楽天監督で野球解説者の田尾安志氏が23日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。2005年の楽天監督時代にあった秘話を明かした。 >>楽天・三木谷オーナーに「この組織はおかしい」 田尾元監督が途中解任決定後の裏話を暴露、 球団からは“口止め料”の提示も?<< 今回の動画で田尾氏は、ベテラン選手や助っ人選手の扱いをテーマにトーク。その中で、2005年に楽天に在籍していた当時32歳の助っ人投手・ホッジスと二軍降格を巡りひと悶着あったというエピソードを披露した。 動画内で具体的な時期は明かしていないが、同年シーズン中のある時にホッジスの二軍降格を決定したという田尾氏。すると、ホッジスの通訳から「ホッジスが『何で俺を二軍に行かすんだ!』って文句を言っている」と伝えられたという。 これを受けて田尾氏は、すぐに通訳にホッジスを呼んでくるよう要求。その後自身の元を訪れたホッジスを「ホッジス、俺に文句言ってるってことはクビ覚悟で言ってんだろ?(だから)監督と選手という立場を忘れて、1人の男同士として話をしよう」となだめつつ、およそ1時間半話し合ったという。 話し合いの中で田尾氏は「チャンスはこれでもかっていうくらい与えたつもりだ。それでも思うような結果が出なかったからこれ(二軍降格)は仕方ないんだ」と二軍降格はここまでの数字を踏まえた上での決定であると主張。同時に、「(今のままだと)『なんでホッジスだけは結果残してないのにずっと一軍で使うのか』と周りの選手が思うかもしれない」と、現状のままでは他の選手から不満が出るリスクがあることも伝えたという。 一方、田尾氏はホッジスに「二軍でクオリティ・スタート(QS/6回以上を投げ自責点3以下)を2試合続けてくれたら必ず一軍に上げるから」とも説明。二軍でしかるべき結果を残せば、すぐに一軍に再昇格させることを約束したという。 こうした説得の結果、ホッジスは「自分が悪かった。謝りたい」と謝罪し、納得した上で二軍に行ってくれたという田尾氏。「選手たちとしっかり考えをすり合わせながらチーム作りをしていきたかったのでこういうことをやった」と当時を振り返っていた。 田尾氏はこの他にも、ソフトバンクの38歳・内川聖一が今シーズン二軍で好調の一方でまだ一軍昇格がないことに関する自身の見解も動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「助っ人とそんな修羅場があったとは知らなかった」、「有無を言わさず干す方が簡単だろうに、しっかり話して納得させたのは凄いな」、「ホッジスのモチベーションを損ねないように相当気をつかって説得してたのが伝わってくる」といった反応が多数寄せられている。 一方、「ホッジスは散々な成績だったのによく監督に文句言えたな」、「全然勝ってないのに監督に反抗とは面の皮が厚いな」といったホッジスの言動に驚くコメントも複数見受けられた。 ホッジスは2005年に楽天に入団したが「2勝12敗・防御率6.44」と全く振るわず、8月28日の西武戦後に二軍落ち。今回田尾氏が明かしたエピソードはこのあたりの時期の出来事と思われるが、その後ホッジスは一軍復帰を果たせないまま同年オフに退団となっている。 最後の一軍登板となった西武戦では、1回5失点と大炎上しているホッジス。こうした不振を棚に上げ田尾氏にかみ付いていたという点に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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スポーツ 2020年09月24日 17時30分
歴史にその名を刻み続けろ! DeNA・梶谷がリードオフマンとして完全復活
今やベイスターズの不動のトップバッター梶谷隆幸。数年固定できなかったリードオフマンの座をしっかりキープし、ここまで踵を痛めて欠場した4試合以外は全て1番で出場。一時期は3割を割り込む場面も見られたが、直ぐに復調し、現在は.319のリーグ3位と高打率をマーク。例年、夏場にかけて痩せてしまい、下降線を辿ることもあるが、今年は9月に4割近い打率を残している。ホームランも14本と長打力も健在で、ラミレス監督も「右ピッチャー、左ピッチャー問わずコンスタントに結果を出している。元々持っているテクニックも更に安定し、引き付けてしっかりと打てている」ことが好調の要因と分析。開幕時に「今年は再び20盗塁20ホームランも有りうる」と語っていたことが現実味を帯びてきた。 また、中々足の使えないチームにあって、盗塁も13とトップまで6つ差のリーグ3位。最近はタイラー・オースティンがケガから復帰し、後続にスラッガーが入ることで変化球が増えることを見込み、積極的にスタートを切り、且つ成功させている。 長年、追い込まれてからやや淡白に映る打席もあったが、今年はファールで粘りながらフォアボールも選び出塁する場面も多くなり、「リードオフマンとしてベスト」と指揮官も最大の評価を与えている。 TBSからDeNAに親会社が代わり、当時の中畑清監督に見出された梶谷は、筒香嘉智(現タンパベイ・レイズ)と共に、長年低迷していたチームを変える存在として、期待を寄せられていた。2013年には打率.346、ホームラン16本でブレイクスルーを果たし、翌年には39盗塁で盗塁王、17年には20盗塁20ホームランを記録するなどチームの顔として活躍していた。しかし、直近の2年間は肩の手術の影響もあり、共に41試合出場に留まるなど精彩を欠いていたが、7点差を逆転する試合の立役者の一人になるなど、インパクトは常に残す記憶に残る男だ。 ベイスターズの強くなる歴史を見続けた梶谷隆幸。完全復活を遂げた“蒼い韋駄天”は、今年国内FAの権利を取得したが、横浜の地でその名を刻み続けて欲しいとファンは願っている。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2020年09月24日 17時00分
西武・メヒアが試合中に敵選手とグータッチ!「とても心が温まった」粋な計らいに反響相次ぐ
23日に行われた西武対日本ハムの一戦。試合は「6-5」で西武が勝利したが、同戦に「4番・一塁」でスタメン出場した西武・メヒアの振る舞いがネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 注目を集めているのは、「6-4」と西武2点リードの6回表1死一塁の場面で見せた姿。この場面で打席に立っていた日本ハム・樋口龍之介が、ライト前へヒットを放ち一塁へ出塁。2019年の育成ドラフトで2位指名を受け入団し、22日に支配下登録、23日に一軍昇格を果たした26歳の樋口はこれがプロ初ヒットとなった。 すると、メヒアはヒットとなったボールを一塁まで回すよう求め、受け取ったボールをそのまま樋口へ直接手渡し。さらに、樋口がボールを一塁コーチャーの矢野謙次コーチに手渡した直後、樋口に右手を差し出しグータッチを求める。樋口は少し会釈をしながら、自身も右手を差し出しメヒアとグータッチを交わした。 >>西武・森のエラー連発に「気持ちが強すぎ」井端氏が苦言 「ちょっと病んでるのかな」辻監督も不安、らしくない姿に心配相次ぐ<< 敵チーム選手のメモリアルヒットをグータッチで祝福したメヒアに、ネット上からは「相手チームの選手を祝福するって本当にナイスガイだな」、「直接ボール渡してさらにグータッチ、これは粋な計らいだな」、「見ててとても心が温まった、樋口の嬉しさもさらに増しただろうなあ」、「メヒアは先日も益田のことお祝いしてたし性格良すぎるな」といった反応が多数寄せられている。 「今回敵チームの選手を祝福し話題となったメヒアですが、過去にも何度か同様の行動をとったことがあります。先月8月9日にロッテ・益田直也が自身の公式インスタグラムで通算100セーブ達成(同月7日)をファンに報告した際、メヒアは自身の公式インスタグラムを通じてこの投稿に祝福のコメントを送っています。また、2016年5月28日西武対オリックス戦でオリックス・中島宏之(現巨人)が1500本安打を達成した際、一塁上で花束を受け取る中島の真横で惜しみない拍手を送ったこともありましたね」(野球ライター) 2014年に西武に入団し、今シーズンでNPB8年目を迎える34歳のメヒア。昨シーズンまでにNPB通算で「.247・139本・392打点」といった成績を残しているが、成績面に加え心優しい性格面も長らくNPBでプレーできている一要因であるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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藤澤五月 「ぽちゃかわ」水卜麻美に取って代わる超人気カー娘
2018年03月29日 15時00分
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スポーツ
投打に不安材料がいっぱい! 金本阪神にV候補になれない本当の理由
2018年03月29日 06時40分
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スポーツ
残る選手はあと6人 川崎宗則の退団によりまた1人その数を減らした“ダイエー戦士”たち
2018年03月29日 06時25分
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スポーツ
グレートムタ、“毒の呪い”の集大成を魅せるも男色ディーノとの物語はまだ続く!【DDT】
2018年03月28日 21時45分
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スポーツ
江川と掛布がタッグを組む「巨人・阪神次期監督」番外争奪戦
2018年03月28日 18時00分
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スポーツ
AJとの大一番を前に中邑真輔がシェルトン・ベンジャミンと元新日本対決!【WWE】
2018年03月28日 17時40分
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スポーツ
そうだ!マリンへ行こう!欅坂46だけじゃない!今年のロッテは「攻めマクレ」 【千葉ロッテ】
2018年03月28日 17時30分
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スポーツ
今年は楽天が危ない?プロ野球オープン戦にまつわる“3位の呪い”
2018年03月28日 06時30分
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スポーツ
“荒れる春場所”は今や昔?過去10年の結果からみる大相撲春場所の盤石さ
2018年03月27日 17時45分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分