スポーツ
-
スポーツ 2020年10月09日 15時30分
DeNA・ラミレス監督に「遅いと思う」 斎藤氏・達川元監督が山崎抹消に苦言、「3年前はそれで復調した」と擁護も
元広島監督で野球解説者の達川光男氏と元巨人で野球解説者の斎藤雅樹氏が、共に8日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。DeNA・ラミレス監督の決断に苦言を呈した。 ラミレス監督は同日、ここまで「0勝3敗・防御率5.84」と不振の元守護神・山崎康晃の一軍登録を抹消。今回の番組で両者は、同日に行われたDeNA対巨人戦の解説に入る前にこの件について言及した。 >>DeNA・ラミレス監督に他球団がオファー?来季が不透明な球団への“横滑り“はあるか<< 番組に電話で生出演した斎藤氏は、ラミレス監督の抹消決断を「遅いと思う」とバッサリ。続けて、「中(継ぎ)に入れて負けゲームとかで投げさせる必要はなかった」、「(本来は)勝ちパターンで(起用する)ってところだから、早めにそういう措置はとった方がよかった」と、敗戦処理などで無理に起用するのであれば潔く二軍に落とすべきだったと指摘した。 番組に生出演した達川氏は、斎藤氏の後に話を振られた際に「(山崎の)プライドはかなり傷ついたと思う。1年目から抑えをやって(たのに)、敗戦処理までやった(から)」と山崎のメンタル面を心配。その上で、「そうなる前にファームで調整させてあげた方が本人のためには良かった」ともっと早く抹消するべきだったとラミレス監督に苦言を呈した。 今回の放送を受け、ネット上には「確かに抹消が遅すぎる、抑え剥奪した7月下旬にスパっと落とすべきだった」、「山崎のメンタルはもちろん、他球団に『山崎は打てる投手』というイメージを持たれてしまってないかも心配」、「この時期に抹消してももう手遅れ、早めに落としてれば今頃不振抜けてたかもしれないのに」といった反応が寄せられている。 一方、「配置転換で調子が上向くのを待つこと自体は間違いじゃない、実際3年前はそれで復調したし」、「色んな場面で投げさせて今後に繋がるよう配慮したのでは?」といったコメントも複数見受けられた。 「2014年ドラフトで1位指名を受けDeNAに入団した28歳の山崎は昨シーズンまでに『163セーブ36ホールド』をマークし、2018、19年と2年連続で最多セーブを獲得するなど抑えとしての起用がほとんどの投手。17年序盤に不調で一時セットアッパーに配置転換されたことがありますが、この時は『1勝11ホールド』をマークするなどすぐに復調し抑えに復帰しています。ラミレス監督はこの前例を踏まえたのか、抑え剥奪後はまずセットアッパーとして起用し、その後敗戦処理など勝ちパターン以外の役割を務めさせて山崎の復調を待ち続けました。結果的に復調はならず『抹消が遅すぎる』と批判を受けてはいますが、この間にこれまで未経験の役割を務めたことは山崎にとっていい経験になるはずと前向きに考えているファンもいるようです」(野球ライター) 今回の山崎抹消について、ラミレス監督は「彼の将来を考えても一番いいタイミング」とコメントしたことが伝えられている。不満を抱いているファンも多いが、この時期の抹消は果たして今後功を奏するのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2020年10月09日 11時25分
阪神、今オフ“阪神ファン”の大野を獲得? ドラフト戦略で好感触も、上層部は長年の「悪癖」を危惧か
先発全員安打(16安打)の9得点、打線が爆発した時の阪神は本当に強い(10月8日)。特にサンズとボーアのアベック弾が飛び出した6回の攻撃は凄まじく、6連打を含む打者一巡で6得点を挙げた。改めて感じたのは、阪神は「打撃のチーム」だということ。それも、外国人選手が期待通りの活躍をしてくれると、生え抜きの選手たちも「自分たちがやらなければ」の重圧から解放されるからか、ハツラツとプレーしている。 >>阪神首脳陣に「いらんことせん方がいい」岡田元監督が苦言も、「1点でも多く取りに行くのは当然だろ」反発相次ぐ<< 「新型コロナの感染者を再び出してしまい、チームの雰囲気も悪かったんです。そういうモヤモヤを一掃するような快勝でした」 阪神OBのプロ野球解説者の評価だ。 そんな阪神に、今オフ激震が走りそうだ。 タイガースの親会社、阪急阪神ホールディングスの角和夫代表取締役会長兼グループCEOが関西系メディアの要請に応じ、「チームの今後」について意見を述べた。 野球のことは“部外者”としながらも、「敗因を明確に」と例年以上に厳しい分析が必要とし、コロナ感染者を出してしまったことにも苦言を呈していた。 「春先、9月の集団感染の両方を指して、会食の人数制限などのルール違反があったことを嘆いていました。さらに、ルール違反が起きてしまう組織の甘さ、管理態勢の見直しも訴えていました」(前出・同) 野球、阪神の報道において、角氏は“初登場”のはず。親会社がタイガースの優勝を願うのは当然だが、念頭に入れておかなければならないのは、角氏の経歴だ。氏は阪神グループではなく、「阪急の出身」なのだ。阪急と阪神が経営統合されてから、すでに14年が経っている。阪急が現オリックスバファローズの前身・阪急ブレーブスを経営していたことは説明するまでもないだろう。 「タイガースのフロントには阪急出身者もいます。でも、オーナー、球団社長などの要職は阪神出身者で固められ、阪急側もそれを容認し、一歩引いた立場でした」(ベテラン記者) 関西系メディアが角氏にタイガースの質問をし、氏もそれに応じたのは、何か目的があってのことではないだろうか。 先の阪神OBのプロ野球解説者がこう続ける。 「目下2位という成績に、賛否両論です。他のセ・リーグ5球団に対し、対戦成績で負け越しているのは、巨人だけ。ヤクルトとは互角、他チームには勝ち越しています。2年目小幡の成長、復調しつつある藤浪。プラス材料も多いですが、巨人対しては9年連続での負け越しで、チームの失策の多さは相変わらず。矢野采配をどう評価すべきか、詳細な分析をしていく必要がある、と」 現時点では憶測の域を出ないが、中日・大野雄大がFA権を行使すれば、「京都府出身、少年時代は阪神ファン」と“トラ優勢”になるという。また、大学屈指のスラッガー・佐藤輝明内野手(近大)も「阪神ファン」と伝えられている。FAでナンバー1左腕を獲得し、ドラフトで意中のスラッガーを引き当てたら…。近年の阪神のオフは大型補強で盛り上がって、ペナントレースの敗因など忘れてしまう、そんな感じだ。角氏はそんな現状を憂いていたのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2020年10月08日 20時30分
元広島・高橋氏が「すっごい嫌いだった」投手を明かす 「ヨシヒコまで回せ!」快挙達成の裏では同僚の援護も?
元阪神で野球解説者の池田親興氏が7日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元広島で野球解説者の高橋慶彦氏がゲスト出演。自身が現役時代に打ち立てた「33試合連続安打」について言及した。 >>広島首脳陣に「どんな指導してるんだ」不満噴出 4連勝も“守乱”続出、緒方前監督は松山の落球に「言語道断」<< 現役時代に広島(1975-1989)、ロッテ(1990)、阪神(1991-1992)の3球団で活躍したスイッチヒッターの高橋氏は、広島時代の1979年6月6日対中日戦から同年7月31日対巨人戦にかけ、それまでの記録だった32試合を超える33試合連続安打をマーク。今回の動画では現在も破られていないこの記録を達成するまでに感じていた重圧や、現在でも持っている記録へのこだわりについて明かした。 当時は新記録に近づくごとに新聞記者が大勢集まってきたというが、1試合1試合をこなすことで精いっぱいだったため余計な意識はあまり持たなかったという高橋氏。ただ、その中でも25試合目の同年7月13日阪神戦は大きなプレッシャーに襲われたという。 同戦は阪神先発・小林繁に完投目前の投球を許した広島が「4-5」で敗れた試合だが、高橋氏は小林の投球スタイルが「すっごい嫌いだった」とのこと。具体的には「(サイドスローから投げる球が)クロスして(内角で)引っ掛けるから」苦手としていたといい、実際に同戦は一ゴロ、左飛、四球、一ゴロと第4打席までヒットを打つことができなかった。 ただ、高橋氏によると第4打席までノーヒットに終わっても、「山本浩二さんや衣笠(祥雄)さんとかみんなが、『ヨシヒコまで回せ!』って言ってくれた」と同僚は自身を後押ししてくれたとのこと。その後実際に第5打席が回ってきた高橋氏は小林のスライダーをセンター前に運び記録を継続させるが、打った時の光景はいまだに強く記憶に刻まれているという。 この阪神戦以外はとんとん拍子で記録が伸びた印象が強いというが、30試合を超えたあたりではヒットを打てずにもがく夢を見ていたとも明かした高橋氏。こうしたプレッシャーに打ち勝って記録を達成したこともあり今でも「絶対(誰にも)抜いてほしくない。(自分で)持ってたい」という気持ちは強いといい、今シーズンにオリックス・吉田正尚が24試合連続安打を記録した際も「頼むよ~」とヒヤヒヤしていたという。 高橋氏はこの他にもプロ1年目にスイッチヒッターに転向した際の苦労や、現役当時は頻発していた乱闘への見解について動画内で語っていた。 今回の動画を受け、ネット上には「最後の打席できっちり打てるのは凄いメンタルだな、信じて打席回したチームメイトもあっぱれ」、「夢の中で記録達成へもがいてたっていう話は知らなかった」、「重圧に打ち勝っての記録だから抜かれたくないのも理解できる」、「吉田にビクビクする高橋さんは想像したらちょっと面白いな(笑)」といった反応が多数寄せられている。 高橋氏が達成してから現在まで約40年が経過しているが、1979年から現在まで、記録更新はおろか30試合に乗せた選手も阪神・マートン(30試合/2011年)、西武・秋山翔吾(31試合/2015年)の2名しか出ていない。高橋氏が感じたようなプレッシャーをはねのけ、今後記録を打ち破る選手は果たして現れるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について池田親興氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC89DdDdfD-wuREdrIjnO8DA
-
-
スポーツ 2020年10月08日 17時30分
DeNA・平田「最高の一日」 7年目のプロ初勝利に“全ベイ”が泣いた!「#平田真吾初勝利チャレンジ」はTwitterでもトレンド入り
7年目31歳の平田真吾が130試合出場にして7日、念願のプロ初勝利を手にした。上茶谷大河の抹消により回ってきた先発のマウンドで、首位独走中のジャイアンツ相手に5回被安打3、奪三振7の2失点ピッチングを披露すると、味方打線は1点ビハインドの6回に逆転。そのまま逃げ切りに成功し、遂に平田の手にウイニングボールが渡された。 平田は2年前の2018年4月11日、この日と同じ東京ドームのジャイアンツ戦でプロ入り初先発を任されていた。初回に吉川尚にツーベースを許しゲレーロにフォアボールで、ツーアウト1‐3塁のピンチを迎えるも、マギーをセンターフライに抑え無失点に切り抜けると、2~3回は3者凡退。4回のピンチは現在の不動の4番・岡本をキャッチャーゴロで打ち取り、5回先頭の亀井にツーベースを打たれるも踏ん張り降板。5回78球でわずか3安打、1フォアボールと期待以上の快投を見せた。6回表に筒香のホームランで勝利投手の権利を得るも、パットンが打たれ初勝利が泡と消える“初勝利未遂”があった。マウンドを降りた6回に勝利投手の権利が発生するなど試合展開も前回と似通っていたため、当時を知る多くのファンは余計にザワつき、試合終了まで手に汗握る事となった。 初めてのお立ち台で、平田は「素直に嬉しいです」と第一声。「長いイニングを投げられるとは思っていなかった。とにかく1アウトずつ取っていこう」と無欲を強調し、降板してからは「勝ちがついて欲しいなと思いながら見ていました」と振り返りながら鼻を触り、若干目が潤んだかにも見えたが、「リリーフの皆さんが頑張ってくれたので、最高の一日になりました」と気丈に答えた。今後の先発については「ムリだと思います」とキッパリ否定し笑いを誘った後、「頼りない31歳ですが、まだまだ頑張ります」と結んだ。ドームに詰めかけたファンの中には感涙を流す姿も見られ、Twitterの#平田真吾初勝利チャレンジは、日本のトレンド2位まで登り詰めるなど全国的にも話題となった。 2013年のドラフトでHonda熊本から2位指名で入団した右腕は、昨年オフにオーストラリアで武者修行し、カットボールやツーシームを磨いた。「精度の問題」と近年あまり投げていなかったアマ時代の決め球フォークボールも復活。この日も岡本、丸らの中軸から三振を奪って見せた。今季はリリーフでの30試合、失点したのは4試合で、ここまで15試合連続無失点と、地味ながらチームに多大なる貢献をしていた平田真吾。苦労人が放った輝きは、とてつもなく眩しかった。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
-
スポーツ 2020年10月08日 15時30分
広島首脳陣に「どんな指導してるんだ」不満噴出 4連勝も“守乱”続出、緒方前監督は松山の落球に「言語道断」
7日に行われた広島対阪神の一戦。試合は「9-3」で広島が勝利したが、同戦に「4番・一塁」で先発した広島・松山竜平のプレーがネット上の広島ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-0」と両チーム無得点で迎えた2回表無死の場面。ここで打席の阪神・ボーアが、広島先発・遠藤淳志の4球目を打ち上げ平凡な内野フライに。松山はこれを捕球しようとマウンド付近まで追ったが、落下してきた打球を捕りこぼしアウトにすることができなかった。 このエラーでボーアに出塁を許した遠藤は続く梅野隆太郎に左二塁打を打たれ無死二、三塁のピンチを招くと、さらに小幡竜平に中二塁打を浴び2失点。その後は何とか無失点に抑えたが、松山のエラーをきっかけに先制点を奪われる形になった。 松山のエラーを受け、複数の球界OBが出演するTV番組やメディア上でコメントしている。同日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演した元広島監督・達川光男氏は、番組内で「松山は一番(守備が)下手なんだからサードに譲ればいいのに」とコメント。自ら打球を追おうとせず、三塁手の堂林翔太に任せるべきだったと指摘した。 前広島監督・緒方孝市氏は、同日の『日刊スポーツ』(日刊スポーツ新聞社/電子版)の記事内で「2回の松山の守備は言語道断だ。前夜もあったが、フライに対しての苦手意識があるのか、この試合でも失点に絡んだ」とコメント。松山は前日6日の同カードでも失点につながるエラーを記録しているが、緒方氏はこれも含めて許容できないミスだと苦言を呈した。 >>「野球人生が終わった」広島・鈴木が絶望!緒方監督も悲痛、フェンス激突が招いたキャリア最悪の負傷劇<< 同戦の松山に対しては、ネット上にも「松山のエラーは草野球レベルのミス、勝ちはしたけど猛省してほしい」、「エラーで足引っ張られた遠藤が可哀想、案の定2点取られたし」、「積極的な姿勢は買いたいけどエラー多い(9個/チームワースト3位)んだから、他の選手に任せられるところは任せてほしい」といった反応が多数寄せられている。 一方、「酷いのは松山だけじゃない、今日は他にもお粗末な守備が何回もあった」、「チーム全体のエラー数もかさんでるし、首脳陣は普段どんな指導してるんだ」といったコメントも複数見受けられた。 「達川氏、緒方氏は共に松山をやり玉に挙げていますが、同戦は初回に田中広輔、2回に宇草孔基がそれぞれ打球処理を誤ってアウトを取り逃し、4回には捕手・會澤翼の二塁送球に対し二塁手、遊撃手がカバーに入らないなど他にも守備の乱れが目立つ試合でした。同戦を含め、今シーズンの広島はエラー数がリーグワースト2位の『58個』で、失点数と自責点数の差も同2位の『41点』とエラーが原因の失点がかさんでいます。そのため、選手はもちろん首脳陣の指導法にも非があるのでは考えているファンもいるようです」(野球ライター) 同戦に勝利し、今シーズン初となる4連勝(引き分け挟む)をマークした広島。試合後、佐々岡真司監督は「連勝することはいいこと。これを続けられるように」と前向きなコメントをしたことが伝えられているが、“守乱”が続出していることを考えると手放しでは喜べないかもしれない。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2020年10月08日 11時10分
CS望み薄の楽天、今オフに激震が? 囁かれる“本命監督”の存在、石井GMも再び冷酷発言か
楽天イーグルスの石井一久ゼネラルマネージャーは、監督人事にも着手しなければならないようだ。 両チームが投入したピッチャーの数は、合わせて12人。走者を出してもその粘り強い力投で、東北楽天と北海道日本ハムの一戦は、2対2の引き分けとなった(10月7日)。見応えのある投手戦となったが、この引き分けは、逆転優勝、クライマックスシリーズ進出をめざす楽天にとっては、「敗北」も同然だった。 >>楽天・三木監督に「意味が分からない」ファン反発敗戦を招いた継投策に賛否、試合後の弁明も物議<< 「他球場の試合経過が球場内に知らされますよね。首位ソフトバンクが埼玉西武にリードを許しており、ゲーム差を縮めるためにも勝ちたかったはず」(プロ野球解説者) 埼玉西武がそのまま逃げ切り、ソフトバンクは敗北。3位楽天とのゲーム差は「7」となった。2位千葉ロッテとのゲーム差だが、こちらは「6」。3チームはともに「残り26試合」なので、楽天はかなり厳しい状況にある。そんな戦況を指して、こんな指摘も聞かれた。 「楽天が3位に終わった場合、石井GMはどう出るのかが秘かに注目されています」(球界関係者) その理由は、昨年オフの監督解任劇にある。最下位から3位にチームを押し上げ、しかも、楽天一期生でもあった平石洋介監督(現ソフトバンクコーチ)に対し、石井GMはフロント入りを打診した。「ファーム全体を統括する重要職」ではあったが、Aクラス入りの結果を残した指揮官に対する人事としては不可解であり、冷酷に見えた。 石井GMは「野球観の違い」ともメディアに説明したが、「3位はBクラスと一緒」と、采配を全く評価していないような発言もあった。 「三木肇監督は、石井GMと同じヤクルトの出身です」(前出・同) 昨季の3位と今季の3位、石井GMは三木肇監督にも同じ発言をするのだろうか。いや、“お咎めナシ”となれば、ファンも首を傾げるはずだ。 「シーズン中に仕掛けた巨人とのトレードにも批判的な声が出ています。何よりも、19-20年オフ、千葉ロッテと実質、4対3のトレードとなった大型補強が思い出されます。トレード相手の千葉ロッテよりも順位が『下』となれば、楽天にとっては屈辱」(スポーツ紙記者) とは言え、一軍首脳陣の顔ぶれを代えたところでチームが必ず強くなるという保証はどこにもない。石井GMは交渉に長けている。18年オフ、浅村栄斗をFA交渉で口説き落としている。今年の国内FA市場には、山田哲人(ヤクルト)、大野雄大(中日)など投打の好選手が出揃う。石井GMの手腕に期待するファンも多い。そのため、 「三木監督が3位で終わっても、石井GMが何も言わなければ、それでおしまい」(前出・関係者) と、予想する声も聞かれた。 「平石前監督を解任した当初から、『本命の監督候補がいる』と囁かれていました。古田敦也氏のことですよ」(前出・同) 120試合制の今季、パ・リーグのクライマックスシリーズに進出できるのは、優勝チームと2位チームだけ。昨季と同じ3位でも、敗北の思いを痛感させられそうだ。“トレード相手”だった千葉ロッテには負けられない。終盤戦の猛追撃に期待したいが、楽天のオフに激震が走りそうである。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2020年10月07日 21時30分
「巨人軍の坂本は真似するな」 元西武・石毛氏の指導方針に賛否 「なぜいけないか理由も言うべき」と反発の声も
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が6日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言をきっかけに、ネット上のプロ野球ファンの間で議論が巻き起こっている。 今回の動画で石毛氏は、現役時代の自身と同じく西武で正遊撃手を務めている源田壮亮をテーマにトーク。源田を「日本のプロ野球界のショートの中で一番うまい」と高く評価した石毛氏は、「(ショートは)捕ることもさることながら、相手の胸に正確に強いボールを投げられる者がうまい(選手になる)。それが源田」と評価の理由を明かした上で、今後求められる要素などについて語った。 議論のきっかけとなったのは、その源田と同じショートの巨人・坂本勇人を比較した発言。石毛氏は解説業やユーチューブ活動のかたわら野球教室で子どもを指導する機会もあるというが、その際は常々「巨人軍の坂本は真似するな。ショートの守りだったら源田さんを参考にしなさいよ」と子どもたちにも伝えていることを明かした。 >>巨人・若林、守備妨害を招いた接触に疑惑の目「また演技したな」ファンの間で物議に、中畑元監督も「上手く転んだ」<< この石毛氏の発言を受け、ネット上には「『源田さんを真似しなさい』だけでよくない?なんでわざわざ坂本を引き合いに出すの?」、「源田を真似しろっていうのは分かる、でも坂本を真似するなっていうのは分からない」、「確かに源田の守備は一級品だと思うけど、それを伝えるのに坂本を下げる必要は無いだろ」といった批判が多数寄せられている。 一方、「坂本は毎年エラー数多いから真似するなっていうのも仕方ない気はする」、「坂本は派手なプレーの裏で凡ミスも目立つ選手だから、真似するとその子が痛い目を見るって思いもあるんじゃないの?」といった擁護のコメントも複数見受けられるなど議論が飛び交っている。 「石毛氏が名前を挙げた坂本はプロ入りした2007年から一貫してショートを守り、昨シーズンまでにベストナインを5回(2009,2012,2016,2018-2019)、ゴールデングラブ賞を3回(2016-2017,2019)獲得。2017年にプロ入りした源田は昨シーズンまでベストナイン(2018-2019)、ゴールデングラブ賞(2018-2019)共に2回の獲得なので、タイトル数で見ればむしろ坂本の方が上ではないかと石毛氏に反発しているファンは多く見受けられます。ただ、坂本はショートとしてリーグ最多失策を通算6度(2008-2011,2013,2014)記録しており、華やかなファインプレーが目立つ一方で平凡なゴロをファンブルする場面も少なくありません。一方、源田は派手さこそありませんが堅実なプレーでとれるアウトは確実にとる選手ですので、石毛氏は坂本よりは源田を参考にした方が守備力の向上につながりやすいと考えているのかもしれません」(野球ライター) 今回の動画内で石毛氏は坂本を真似すべきでない理由は語っていない。この点についても、「坂本は参考にするなっていうなら、なぜ参考にしてはいけないか理由も言うべきだ」と反発の声が挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
-
スポーツ 2020年10月07日 19時30分
元阪神・江本氏、ノムさんに弱点を見抜かれていた?「グー、チョキ、パーやったのう」前年0勝の自身を覚醒させた言葉とは
元横浜で野球解説者の高木豊氏が6日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元阪神で野球解説者の江本孟紀氏がゲスト出演。今年2月11日に84歳でこの世を去った元プロ野球選手・監督の野村克也さんについて言及した。 >>元阪神・江本氏の強烈暴露に「性格最悪」ファンドン引き対戦相手が激怒した極悪ピッチングとは<< 1972年から1975年にかけ、野村さんが選手兼任監督を務めていた南海(現ソフトバンク)でプレーした経験を持つ江本氏。今回の動画では、前年オフに東映(現日本ハム)からトレード入団した際に野村さんにあいさつした時のやりとりを語った。 動画内で具体的な日時は明かされていないが、トレード入団した後に野村さんの元へあいさつをしに行ったという江本氏。「今度トレードで来た江本です」とあいさつすると、野村さんは開口一番「お前のサイン、グー、チョキ、パーやったのう」と言ってきたという。 意味が分からず江本氏が「はぁ、何ですかそれ?」と聞き返したところ、野村さんは「お前、グー、チョキ、パーしかないだろ、(球種の)サイン」と試合で使う球種は3つしかないのではと指摘。当時の江本氏は指摘通り3球種しか使っていなかったというが、野村さんには「お前の球種な、3つしかないから全部分かってた」と配球を含め全て見抜かれていたという。 野村さんは続けて、「だからお前、インコースのすごいいい球きても(投げても)カーンとよく打たれたやろ?」と江本氏に質問。図星だった江本氏は、「なんであの球が打たれるのか分からないくらい(打たれて)、すごいなと思いました、プロ野球(の世界は)」と答えるしかなかったという。 ただ、野村さんはその後に「だけどな、お前の球はええ。俺が受けたら2ケタぐらいは軽く勝つから。だから頑張れ」と、前年「0勝4敗・防御率5.04」と未勝利だった江本氏を、2ケタ勝利を挙げられる素質があると評価。この言葉を聞いた江本氏は「しびれたね」とモチベーションが大きく上がったという。 また、野村さんはまだ背番号が決まっていなかった江本氏に「お前な、2ケタ勝ったらウチではエースって呼ばれるねん。だからエース番号着けて頑張れ」と言いながら、東映時代の「49」より若い「16」の背番号を渡したとのこと。球界では一般的に若い背番号は主力選手や期待値の高い選手に渡されるが、これに江本氏は「それでまたしびれた。カーッと(やる気がみなぎって)きた」と野村さんの心意気に感銘を受けたと語っていた。 江本氏はこの他にも東映から南海にトレード移籍する際の心境や、入団後に学んだ野村さんの野球理論などについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「出会って早々お前の球は筒抜けだったって凄い言い草だな」、「ノムさんは理論派の印象が強いけど、モチベーターとしての手腕も持ち合わせてたのか」、「背番号渡す下りは聞いたことあるけど、球種を見抜いてた話は初めて聞いた」、「前年0勝の投手にポンと若い番号渡すのは器がでかいな、今の球界じゃなかなか見ない」、「俺が受けたら2ケタって言いきれるのは凄いし、実際に勝たせたのはもっと凄い」といった反応が多数寄せられている。 1972年に「16勝13敗・防御率3.03」といきなり2ケタ勝利をクリアすると、その後南海でプレーした1975年まで、4年連続2ケタ勝利し計52勝をマークするなど主戦投手としてチームに大きく貢献した江本氏。野村さんが入団後すぐにモチベーションを高めてくれたことも活躍の一要因だったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
-
スポーツ 2020年10月07日 17時35分
ロッテ岡大海とチームスタッフ2名が濃厚接触者に特定と発表
新型コロナウイルス感染拡大に揺れる千葉ロッテマリーンズは7日、岡大海外野手と一軍チームスタッフ2名が管轄の保健所より濃厚接触者に追加特定され、それぞれ一軍本隊を外れ自宅待機となったと発表した。 岡は10月2日、札幌から千葉への移動の際に、14日に陽性判定を受けた岩下大輝投手と交通機関での座席が近かったことから、濃厚接触者に特定されたという。6日のオリックス戦(千葉・ZOZOマリンスタジアム)にもベンチ入りを果たしており、14日のPCR検査は陰性判定だった。体調不良もないとのこと。 球団は岡を自宅待機とし、「特例2020」を行使する形で一軍登録を抹消する。チームスタッフ2名は1日の札幌千葉間を移動した際に、4日に陽性判定を受けたチームスタッフ1名と交通機関での座席が近く濃厚接触者に特定された。いずれも4日のPCR検査は陰性判定。体調不良もなく、自宅待機としている。 ロッテは5日に岩下と一軍チームスタッフ1名が新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表、6日には荻野貴司、角中勝也、清田育宏、菅野剛士、鳥谷敬、藤岡裕大、三木亮の各選手と、伊志嶺翔大走塁兼打撃補佐兼外野コーチ補佐、チームスタッフ3名が陽性反応を受けたと発表。大幅な選手の入れ替えを余儀なくされている。6日に発表された選手やスタッフの濃厚接触者はまだ明らかになっていない。(どら増田)
-
-
スポーツ 2020年10月07日 17時30分
新日本『G1』Bブロック、後藤洋央紀が矢野通を18秒葬!
新日本プロレスは6日、広島・広島サンプラザホールで最強戦士決定戦『G1クライマックス30』Bブロック公式戦を開催した。 第2試合では、後藤洋央紀(1勝3敗)と「KOPW2020」保持者の矢野通(3勝1敗)によるCHAOS同門対決が実現。 ゴング前に矢野はペースを掴もうと後藤に握手を求めるが、後藤は動じる気配もなくこれを拒否。何とか自分のペースに持ち込みたい矢野はゴングが鳴ると、自身のTシャツを「これ、どうぞ!」と言って渡すと、後藤はTシャツを投げ捨て、Tシャツに目が行っている矢野に強烈なラリアットを放つ。後藤は倒れた矢野をガッチリロックして後藤式で丸め込んで、カウント3。なんと僅か18秒で試合が決着してしまった。これには矢野はもちろん、場内も騒然。崖っぷちの後藤にとって、矢野のインサイドワークに付き合う余裕がなかったのだろう。そんな矢野を尻目に、NEVER無差別級6人タッグ王座のベルトを持って引き上げた。 試合後、後藤は「悪いけど、矢野に付き合うつもりはない。俺はこの『G1』に懸けてんだよ。次も勝つ!必ずだ!以上!」と叫ぶと控室へ。 一方の矢野は「オイオイオイ!待ってくれ!仕切り直しだ!何もかも意味がないじゃないか!これも!これも!意味がないんだよ!バカヤロー!クソーッ!チクショー!」と、テーピングなど小道具をドラえもんのようにタイツから出しながら、秒殺劇を受け止められない内容だった。矢野のミラクルはここで止まってしまうのだろうか。気になるところだ。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス30』2020年10月6日広島・広島サンプラザホール 観衆 1422人▼Bブロック公式戦(30分1本勝負)<2勝3敗=4点>○後藤洋央紀(0分18秒 後藤式)矢野通●<3勝2敗=6点>(どら増田)
-
スポーツ
【DeNA】一気に出世頭!?2016年度ドラフトの隠し玉 京山将弥が凄い!
2018年04月20日 06時30分
-
スポーツ
アスカが前王者シャーロットを救出!スマックダウンに日本に馴染み深い選手が集結!
2018年04月19日 21時30分
-
スポーツ
「だいぶ気持ちが入っていた」オリックスの“新守護神”増井浩俊、16試合目で初セーブ
2018年04月19日 17時45分
-
スポーツ
王者危うし?ソフトバンクを襲う止まらない負の連鎖
2018年04月19日 17時30分
-
スポーツ
阪神・金本監督が露骨な生え抜き選手 晒し首采配」の吉凶
2018年04月19日 16時00分
-
スポーツ
「英語は話さない!」ヒール道本格発進の中邑真輔、新パートナーとともに再び乱入
2018年04月18日 21時30分
-
スポーツ
「あまりにも簡単すぎる」エンゼルス・大谷翔平がメジャーのレベルに不満タラタラ?
2018年04月18日 18時00分
-
スポーツ
最下位転落で急浮上 アノ人が高橋監督の身代わりで引責辞任する?
2018年04月18日 17時45分
-
スポーツ
「ノーバンで届かなくて悔しい!」女性人気ジョッキー藤田菜七子が2年連続始球式
2018年04月18日 17時30分
-
スポーツ
貴乃花親方が再起絶望「蟄居生活」(2)
2018年04月18日 16時00分
-
スポーツ
天国の父に捧げる優勝を 横綱・白鵬が臨む“縁深い”夏場所
2018年04月17日 17時45分
-
スポーツ
リーグ順位との相関は?プロ野球“反撃回数”を検証する
2018年04月17日 17時30分
-
スポーツ
貴乃花親方が再起絶望「蟄居生活」(1)
2018年04月17日 16時00分
-
スポーツ
札幌ドームでお披露目!清宮の早期一軍デビューで日ハムは崩壊
2018年04月17日 06時40分
-
スポーツ
オリックス担当記者が分析、投手陣のキーマン!山岡泰輔の大きな今季初勝利
2018年04月17日 06時20分
-
スポーツ
ミスター雁之助引退試合で、藤波辰爾が「お前、本田だろ!」ガッツワールド解散興行
2018年04月16日 21時50分
-
スポーツ
“怪物くん”鈴木博昭の快勝に、不可思「穴が見つかった」スーパーライト級準決勝は激闘必至!
2018年04月16日 21時45分
-
スポーツ
KNOCK OUTライト級王座タイへ流出!ヨードレックペットが森井洋介の鼻を破壊!
2018年04月16日 21時30分
-
スポーツ
ゴールドウェアでゴールドメダルを!女子ソフトボール、“最高メンバー”の新ユニフォーム発表
2018年04月16日 19時30分
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分