スポーツ
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スポーツ 2020年10月12日 21時30分
巨人・原監督「来なくていいよ!」森野氏の挨拶に激怒? “塩対応”の裏に隠された真意は
元中日でデザイナーの湊川誠隆氏が11日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元中日で野球解説者の森野将彦氏がゲスト出演。巨人・原辰徳監督について言及した。 今回の動画で森野氏は、2004年から2011年まで共に中日で戦った元監督・落合博満氏と、母校・東海大相模の20年先輩に当たる原監督の2名についてトーク。その中で、現役時代にあったという原監督との知られざるやりとりを明かした。 >>「いつまでグズグズ言ってるんだ」巨人コーチのヤジが大騒動に!同僚は流血、藤田元監督も嘆いた衝撃の大乱闘<< 球界ではグラウンドに母校の先輩がいれば、必ず挨拶をするのが通例という森野氏。自身も巨人戦が行われる際は、試合前練習の際に打撃ケージの後ろで打者のスイングを見つめる原監督の元に向かい欠かさず挨拶をしていたという。 ところが、具体的な日時は明かしていないものの、ある日から原監督が打撃ゲージの後ろに姿を見せなくなり「あれ?最近原さんいないな」と疑問を抱くようになったという。 なぜ原監督が姿を見せなくなったのかを探るため、ある時巨人の広報に「あれ?原さんは?」と質問した森野氏。すると、広報からは「もう帰ったよ。お前が嫌で」、「『あいつが来ると負けるから』(って言って)もういない」と自身が原因であると告げられたという。 これを受けた森野氏は、原監督がグラウンドに出ている時間を見計らって挨拶に向かったが、原監督からは「来なくていいよ!」と邪険に扱われてしまったという。 原監督はさらに、「WBCで呼ぼうと思ったのにお前断りやがって。俺とは野球やりたくないんだな?」と森野氏を“口撃”。原監督が侍ジャパン監督を指揮した2009年WBCでは中日がチーム方針により侍ジャパンに1人も選手を参加させなかったことがあるが、この件も踏まえた原監督の言い草に森野氏はタジタジだったと笑い交じりに語った。 今回明かしたやりとりも含め、原監督にはいつも「お前はもういい」とぞんざいな扱いを受けるという森野氏。ただ、現在でも原監督とは親交があり、会った際は必ず丁重に挨拶するとも明かしていた。 森野氏はこの他にも落合監督に対して抱いている印象や、落合監督が見せる意外な一面について動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「森野に打たれすぎたからって避ける原監督は想像したら面白い」、「母校が同じ後輩の森野相手だからできたんだろうな」、「言葉だけ見ると本気でジンクス危惧したみたいに見えるけど、原監督的にはジョークのつもりだったんだろうね」、「雑に扱ってるように見えるけど相当可愛がってるよな、いつかのオールスター(2010年)では監督推薦で森野出場させてるし」、「森野をWBCの構想に入れてたのは知らなかった」、「侍ジャパンのユニフォームを着る森野は見たかったな、あの時期は脂乗ってた時期だし」といった反応が多数寄せられている。 現役時代に中日(1997-2017)一筋でプレーした42歳の森野氏と、巨人(2002-2003,2006-2015,2019-)を3期14年にわたって指揮している62歳の原監督。両者は2002年から2003年、2006年から2015年の計12年間セ・リーグでしのぎを削っている。 今年の春季キャンプでは、巨人キャンプ地を訪れた森野氏を自身の横に座らせ談笑している様子が伝えられている原監督。今回森野氏が明かした“塩対応”も、かわいがっていることの裏返しなのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について湊川誠隆氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCi5yHFLf6iOnMJP4uzRVq3A
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スポーツ 2020年10月12日 19時30分
広島の今ドラフト「上位3人は投手」里崎氏の主張に賛否 「右打者薄いから上位で行くべき」と反発も
元ロッテで野球解説者の里崎智也氏が11日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言をきっかけに、ネット上の広島ファンの間で議論が巻き起こっている。 今回の動画で里崎氏は、広島が2019年ドラフトで指名・獲得したルーキーたちの評価や、今月26日に行われるドラフトに向けた戦略についてトークを展開。ルーキーたちの評価についてのトークではドラフト1位・森下暢仁を「当たり」と高く評価した上で、新人王の可能性についても言及した。 >>広島首脳陣に「どんな指導してるんだ」不満噴出 4連勝も“守乱”続出、緒方前監督は松山の落球に「言語道断」<< 議論のきっかけとなったのは、今年のドラフトに向けた戦略についてのトークで飛び出た発言。里崎氏は「今年の広島が勝てなかった理由の一つは中継ぎの大崩壊」と、現在のチームは中継ぎをはじめとした投手力が弱点だと指摘。その上で、「上位3人は投手かな、取った方がいいのは」、「野手陣は結構若手の台頭もあるし、そこまで(上位指名は)急務ではないかなというところもある」と、1~3位は全て投手を指名すべきではないかと主張した。 この里崎氏の発言を受け、ネット上には「確かに今年は投手が悪いから取れるだけ取っておいて損はない」、「先発もリリーフも防御率悪いから、球団はどちらもこなせる即戦力を手厚く確保するべきだ」、「打撃面はそれなりに数字いいから、投手のテコ入れを優先させる方が理に適ってる」といった賛同の声が多数寄せられている。 一方、「確かに若手は台頭してるけどほとんど左打者だから、1人くらいは右打者を指名した方がいい気がする」、「右打者薄いから上位で行くべきだと思うが…里崎さんは下位でもいい選手取れるって見込んでるのか?」、「鈴木(誠也)のFAももうそんなに遠くはないし、今年有望株を指名して育成しないと手遅れになる可能性もありそう」といった反発のコメントも複数見受けられるなど議論が飛び交っている。 「今シーズンの広島はチーム打率(.266)、得点数(426)が共にリーグ2位と打撃陣は機能している一方、防御率(4.44)、失点数(462)はそれぞれ同5位。投手陣がウィークポイントであることはこうしたデータからも浮き彫りとなっているため、ドラフト上位を全て投手に費やしカバーすべきという里崎氏の主張は筋が通っています。ただ、現在の広島は坂倉将吾(22歳)、宇草孔基(23歳)、大盛穂(24歳)といった若手左打者が頭角を現す一方、右打者では彼らのような存在がいないという悩みも抱えています。主砲の右打者・鈴木誠也のFA権取得が2022年に迫っている点も踏まえ、1人ぐらいは右打者を上位指名で確保しておくべきではないかと考えているファンもいるようですね」(野球ライター) 現在までの報道を総合すると、広島の1位指名は投手・早川隆久(早大)、左打者・佐藤輝明(近大)のどちらかになるのではとみられている一方、右打者では牧秀吾(中大)、西川僚祐(東海大相模高)といった面々を上位候補としてリストアップしているともいわれている。今年のドラフトまで残り2週間に迫っているが、広島フロントはどのような戦略を立てて本番に臨むのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について里崎智也氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCFCtAX45lgHcf4s0vAgAxww
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スポーツ 2020年10月12日 17時30分
DeNA・ロペス、大記録への“チャモメーター”進む! 日米通算2000本安打&日米各1000本安打へ秒読み
「ストライクゾーンに来たボールは積極的に行こうと決めていました。感触は良かったのですが、ファールにならないでくれと祈っていました」。直近出場の5ゲームで全て安打を放ち、4戦連続でホームランを打っているホセ・ロペスの11日・阪神戦でのコメント。カウントスリーボールから狙いすました一打は、自らのコンディションの良さを象徴している。7日の東京ドームのジャイアンツ戦では1回、満塁の場面でショートゴロとなるも、必死で走り併殺を逃れ1打点。6回には相手エラーで同点に追いつくと、相手ピッチャー田口のフォークボールを読み切って「スタンスを広げて」と、ベテランらしい対応力と、いい流れに乗って見事な勝ち越し2ランをレフトに叩き込み、平田真吾に嬉しいプロ初勝利を記録させる大きな追い風となった。 今シーズンは開幕から調子が上向かず、7月3日には打率.184まで落ち込むとスタメンを外れることも多く、打率は2割程度で推移していたが、7月後半からは本来の調子を取り戻し、7月は.287とまずまず。しかし、8月に入るとまたバットは湿り絶不調で、同26日にはベイスターズに来てから故障以外で初となる2軍落ちを経験。ファームで若手と汗にまみれ、9月22日に再登録されるとその試合でメモリアルの日米通算2000試合出場を達成。そこから13試合で15安打をマークし、打率も.252まで上昇させてきた。 日米通算2000本安打まで残り7本、外国人プレーヤー初となる日米各1000本安打まで残り12本。ベイスターズの残り試合は22試合ながら、外国人枠の問題で出場試合の関係もあるが、今の調子と出場ペースならば十分に達成可能な数字。日米通算300ホームランまではあと14本とこちらは厳しくなってきたが、チーム最年長の“チャモさん”の記録ラッシュ達成へ、メーターは着々と進んでいく。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2020年10月12日 14時05分
引退のヤクルト・五十嵐に「信じられない」内川ら球界人から惜別相次ぐ “速球一筋”23年の歩みに称賛
これまでヤクルト(1998-2009,2019-)、メッツ(2010-2011)、ブルージェイズ(2012)、ヤンキース(2012)、ソフトバンク(2013-2018)の日米5球団でプレーしてきたヤクルト・五十嵐亮太。11日、その五十嵐が今シーズン限りで現役を引退すると複数メディアが報じた。 >>ヤクルト捕手が「なに走っとんねんコラ!」と激怒!連続死球で報復し退場、“不文律破り”が招いた乱闘劇<< 報道によると、五十嵐は球団との話し合いを経て引退を決断し、12日中にも正式発表される見込みとのこと。また、ヤクルト・石井弘寿一軍投手コーチも、数日前に五十嵐から「引退することに決めました」と連絡を受けたことを明かしている。 今年41歳を迎えた五十嵐は昨シーズンまでに日米通算で「905登板(史上4位)・70勝167ホールド70セーブ・防御率3.20」といった数字をマークし、2004年には最優秀救援(42セーブポイント)のタイトルも獲得したリリーフ右腕。昨シーズンも「45登板・5勝4ホールド・防御率2.98」と一軍ブルペンを支えていたが、今シーズンは下半身のコンディション不良により現在まで一軍登板がなかった。 その五十嵐の引退報道を受け、複数の現役・OBが自身のSNSを通じてコメントしている。元巨人・上原浩治氏は、11日に自身の公式ツイッターに「あの年齢になってもストレートで押す投球、観ていて気持ちよかったよなぁ お疲れ様やね」と投稿。速球を武器にここまで現役を続けた五十嵐をねぎらった。 元中日・川上憲伸氏は、12日に自身の公式ツイッターに投稿。「引退は寂しいね」と率直な気持ちを述べた上で、「海外でも活躍したり苦しんだり沢山の経験をしたから今後も貴重な人として活躍を期待します」と引退後の活躍にも期待している。 ソフトバンク・内川聖一は、11日に自身の公式インスタグラムに「まだ引退するって信じられないのが正直な気持ち」、「今日も電話したら逆に励まされたり…本当にありがとうございました。お疲れ様でした」と投稿。2013年から2018年まで同僚としてプレーした五十嵐の決断を惜しんでいる。 五十嵐の引退については、ネット上にも「去年は普通に投げてたから引退って聞いてびっくりした」、「速球派の中継ぎとしてはすごく息の長い投手だった、長年お疲れ様でした」、「子どもの頃から知ってる選手だから寂しいけど、最後の球団がヤクルトで良かった」、「チケットは争奪戦だろうけど、引退試合をやるならぜひ観に行きたい」といった反応が多数寄せられている。 報道によると、五十嵐は今月下旬に一軍本拠地の神宮球場、二軍本拠地の戸田球場の両方で引退試合を行う予定とのこと。プロ23年目ベテランの“有終の美”は多くのヤクルトファンの注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara川上憲伸氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Kenshink2k2k2内川聖一の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/uchikawaseiichi01/
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スポーツ 2020年10月12日 11時30分
新日本『G1』棚橋弘至が決勝戦線脱落も「大丈夫!最後まで全力」
新日本プロレスは11日、愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)で最強戦士決定戦『G1クライマックス30』Bブロック公式戦を開催した。 第5試合は、棚橋弘至(3勝3敗)と後藤洋央紀(3勝3敗)が対戦。棚橋は後藤の左ヒザを徹底的に攻め立て、機動力を奪いに出る。苦しい戦いとなった後藤だが、豪快な雪崩式牛殺しで棚橋に大ダメージを与える。そして、最後は裏GTRから、サムソンクラッチを踏ん張ってGTRを決めてカウント3。後藤は3敗をキープ。棚橋は痛い4敗目を喫してしまい、決勝進出は絶望的となっている。 試合後、棚橋は「まあ、この5年間でコンディションはいちばん良かった。でも、結果に繋がらなかった。返せると思った技が返せない…受け切れると覚悟した技が、覚悟が足りない…アジャストが必要なのかもしれないけど、それが苦手なんだよね。全部、ボリューム最大にしちゃうというか、全力じゃないと生きていけないからさ。大丈夫!最後まで全力…いつだってそうでしょ」と自らに言い聞かせるような言葉を残して控室へ。 せめて勝ち越したい棚橋だが、残るは10.14神奈川・横浜武道館大会でのSANADA戦と、10.17東京・両国国技館大会での難敵、ザック・セイバーJr.とまだ決勝進出に望みがある強敵が待ち受けている。飯伏幸太とのゴールデン☆スター対決は決勝で見られないが、ザックに勝てばIWGPタッグ王座への再挑戦もアピール出来るだけに、最後まで諦めない棚橋らしいプロレスを期待したい。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス30』2020年10月11日愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ) 観衆 2550人▼Bブロック公式戦(30分1本勝負)<3勝4敗=6点>●棚橋弘至(13分38秒 片エビ固め)後藤洋央紀○<4勝3敗=8点>※GTR(どら増田)
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スポーツ 2020年10月12日 11時15分
V目前の巨人、セリーグにも苦手投手が出現?「真似したら球速も上がった」今シリーズも“天敵”攻略には苦労か
この敗戦は、日本シリーズでの一戦にも影響してきそうだ。10月11日、中日先発の清水達也が今季初勝利を収めた。プロ3年目の右腕は昨シーズン、プロ初勝利を含む2勝を挙げたばかり。“先発ローテーション定着”をめざし、奮闘している若武者だ。しかし、優勝目前、日本シリーズに向けての調整も開始した原巨人に強いインパクトを残した。 「パ・リーグはソフトバンクが出てくるのか、千葉ロッテが巻き返してくるのかまだ分かりません。でも、ソフトバンクが出てくるのなら、千賀滉大投手と戦うことになる。千賀を攻略できなければ、原巨人のシリーズ制覇はない」(プロ野球解説者) 清水は5回3分の2で降板したが、巨人打線を無失点に封じ込めた。その清水は「千賀に似ている」とも言われているのだ。 「本人も意識して千賀の投球フォームを真似ているところもあります。『真似したら、ストレートの球速も上がった』と話しています」(中日OB) “本家”のような鋭角に落ちるフォークはないが、同日の清水は走者を出してからが「本領発揮」となった。若手もベテランも、イニングの先頭打者を四球で歩かせると、マイナス思考になる。だが、千賀は得意の真っ直ぐでグイグイ押してくる。そういう強気なピッチングが同日の清水にも見られた。巨人打線もナメたわけではないだろうが、気後れしてしまったようだ。 「11日の先発に合わせて調整している間、清水は大野雄大に助言を仰いでいました。試合前の練習でも2人で行動していました。主に四球の出した後の対処法を伝えられたそうです」(名古屋在住記者) 巨人打線も優勝カウントダウンで気持ちが緩んでいるのかもしれない。 >>「いつまでグズグズ言ってるんだ」巨人コーチのヤジが大騒動に!同僚は流血、藤田元監督も嘆いた衝撃の大乱闘<< 「日本シリーズに向け、対戦チームのデータを収集・分析しなければなりません。ソフトバンクと千葉ロッテが僅差で争っており、対戦相手がまだ決定していないせいか、データ解析も遅れているようです」(スポーツ紙記者) 昨季、巨人はソフトバンクに1勝もできずに日本シリーズを終えている。原辰徳監督はかなり悔しい思いをし、雪辱に燃えているとも聞いていたが…。 巨人戦を取材するメディアの数も増えてきた。新型コロナの感染防止のため、直接取材はNGだが、取材クルーの増員に選手たちも優勝カウントダウンを実感しているはず。清水のような“伏兵”に足元をすくわれないためにも、気を引き締める必要がありそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年10月11日 11時00分
阪神・原口、“2度目”のミラクルにファン驚愕!「あんな打球は初めて見た」イレギュラーな軌道を描くワケは
6日にマツダスタジアムで行われた阪神対広島の一戦。試合は「4-4」で両チーム引き分けとなったが、同戦に代打出場した阪神・原口文仁の打球がネット上のプロ野球ファンの話題を呼んだ。 >>阪神首脳陣に「いらんことせん方がいい」岡田元監督が苦言も、「1点でも多く取りに行くのは当然だろ」反発相次ぐ<< 注目のプレーが飛び出たのは、「1-3」と阪神2点ビハインドで迎えた8回表2死満塁の場面。ここで代打として打席に立った原口は広島2番手・ケムナ誠の2球目を強振するも、打球は三塁正面のライナーに。ところが、打球は空中で不規則に変化し、捕球体勢に入っていた三塁手・三好匠の右横を抜け左翼前に。左翼・野間峻祥が打球を処理する間にランナーが2人生還し、阪神は思わぬ形で同点に追いつく結果となった。 三直で万事休すと思われた打球が変化して同点打となったことを受け、ネット上には「何だ今の打球。シュート回転でもしたんだろうか」、「空中でイレギュラーしたみたいな打球だったな、三好は捕れなくても仕方ない」といった驚きの声が多数寄せられた。一部では「なんか前もこんな打球打ってなかったか?」、「原口はファールがフェアになったこともあるよね」といったコメントも見られた。 今回不規則に変化する打球を放ち、多くのファンを驚かせた原口。実は2年前の2018年シーズンにも、見る者をアッと驚かせる一打を放っている。 2018年5月15日、甲子園で行われた阪神対DeNAの一戦。4連敗中だった阪神は、4戦で計5得点と打線が低調。迎えた同戦でも5回まで無得点と重苦しい雰囲気が漂っていた。 そのような中、「0-0」と両チーム無得点で迎えた6回裏。DeNA2番手・エスコバーから2死満塁のチャンスを作った阪神は、ここで原口を代打起用。原口はカウント「1-1」からエスコバーが投じた内角高めの球を強振するもバットを折られ、打球も三塁ファールゾーンへの力ないハーフライナーとなった。 ところが、打った原口自身もファールと思い込み一塁へ走らなかったこの打球は、三塁後方付近で突然右方向にシュートするような変化を見せると、そのまま三塁線を越えフェアゾーンにポトリ。落下後も右方向へ切れるように転がった打球は、先制となる2点二塁打となった。 試合はこの一打が決勝点となり阪神が「2-1」で勝利したが試合後、当時の金本知憲監督は「どういう軌道でどこに当たったんだろうね」、三塁コーチャーとして打球を間近で見ていた高代延博コーチも「プロに入ってあんな打球は初めて見た」と阪神首脳陣は驚愕。一方、当の原口は「きれいなヒットではなかったんですけどフェアになってよかったです」と“結果オーライ”なコメントを残している。 2年越しに再び“珍打”を放った原口だが、打球が変化した要因はスイングの方法にあると思われる。原口は前回、今回のどちらも内角の球をバットの根元で強引に巻き込むようにスイングしているが、このスイングで強烈なシュート回転がかかり、右方向にスライスするような変化が生み出されている可能性はある。 なお、他選手では原口の同僚であるマルテも、同様のスイングで放った打球がスライスしながらファールゾーンからフェアゾーンに向かい、そのままスタンドインしたことが何度かあるが、このスイングについてマルテは日ごろの練習から意識していると過去に語っている。原口が意識しているかどうかは不明だが、意図的なスイングであれば相当ハイレベルな技術であるといえるだろう。 今回の一打について、試合後「何とかしたい場面で運も味方をしてくれました」と語っている原口。本当に偶然だったのかどうかは本人のみぞ知るところだが、どのような形であれチームを救う一打となったことは確かだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月10日 11時00分
「いつまでグズグズ言ってるんだ」巨人コーチのヤジが大騒動に! 同僚は流血、藤田元監督も嘆いた衝撃の大乱闘
3日に神宮球場で行われた広島対ヤクルトの一戦。試合は「13-2」で広島が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが広島ベンチからのヤジだった。 「13-0」と広島13点リードの8回裏1死一塁。打席に立っていたヤクルト・青木宣親の左ふくらはぎに、広島2番手・菊池保則が投じた3球目が直撃。青木には代走が送られたが、続く山田哲人が打席に入った直後に広島ベンチから「いったれもう一発いったれいったれ」とヤジが飛んだ。 すると、これを聞いたヤクルト・森岡良介コーチが「もう一発はアカンやろオラ!当てといてなんじゃコラ!」と激怒し広島ベンチへ向かっていく。これをきっかけに両軍ベンチから選手・コーチが飛び出し、本塁付近で乱闘寸前のもみ合いに発展。しばらくして事態は沈静化したが、これを受け審判団は同戦を警告試合とすることを宣告した。 その後退場者などはなく試合は広島勝利で終了したが、ネット上には「相手へのリスペクトが無さすぎる、言った奴は厳罰ものだろこれ」、「コロナのリスクがある中でお互いが密集するようなこと起こすなよ」といった反応が多数寄せられた。一方、一部では「ヤジが引き金でここまで揉めるのは珍しくないか?」、「こんなパターンで乱闘寸前の騒ぎになるのは初めて見たかも」といったコメントも見られた。 >>ヤクルト捕手が「なに走っとんねんコラ!」と激怒! 連続死球で報復し退場、“不文律破り”が招いた乱闘劇<< 一般的に試合中の乱闘やもみ合いは、投手の死球に打者が激昂しマウンドに向かっていくことがきっかけで起こるケースが多い。ただ、過去には今回と同じく、ベンチ内から飛ばされたヤジがきっかけで大乱闘に発展した試合がある。 1990年5月24日、ナゴヤ球場で行われた中日対巨人の一戦。同戦は2回に巨人が1点を先制したが、その裏に中日が2点を取り逆転。すると、3回表に巨人が5点を取り再逆転するなど、シーソーゲームの様相を呈していた。 事件が起こったのは、中日が4点を追いかける3回裏2死三塁の場面。巨人先発・槙原寛己の球が、打席に入っていた中日・バンスローの顔面付近を通過。これを受けた中日・星野仙一監督は審判団に槇原の危険球退場を訴えたが、この時巨人・松原誠コーチが星野監督に「あそこを狙うのは当たり前。それが分からないのか。いつまでグズグズ言ってるんだ」と自軍ベンチからヤジを飛ばした。 星野監督と言えば、中日(1987-1991,1996-2001)、阪神(2002-2003)、楽天(2011-2014)の3球団で指揮を執る中で通算6度の退場を記録した血の気の多い監督。当然、松原コーチのヤジにも「なんや!出てこい!もう一度言ってみろ!」と激怒し巨人ベンチに詰め寄った。 これを受け中日ベンチからも選手・コーチが一斉に飛び出し、巨人ベンチ前で両チームが入り乱れて押し合いへし合いの大乱闘に。星野監督は制止に入った巨人投手・水野雄仁にビンタを食らわし、さらに止めに入った原辰徳をどなりつけるなど大暴れ。また、その裏では中日助っ人・ディステファーノが巨人・江藤省三コーチの顔面を殴り、江藤コーチが口元から流血する一幕もあった。 巨人・藤田元司監督が星野監督に謝罪したことで事態は収拾したが、審判団はディステファーノに対し暴力行為による退場を宣告。星野監督は「松原も退場させろ」と14分にわたり猛抗議したが、結局松原コーチは退場とならずに試合は再開された。 その後試合は「10-8」で巨人が勝利したが、星野監督は怒りが収まらなかったのか報道陣に何も語らず。一方、巨人側は藤田監督が「お互いに言葉のやりとりだけで感情的になって…」と両チームの行いを恥じる一方、松原コーチは「オレは関係ない」と自身の非を認めなかった。 20年前と同じくヤジをきっかけに大騒動となった今回の広島対ヤクルト戦だが、試合後ヤクルト・高津臣吾監督、広島・佐々岡真司監督は共に内容について明言を避けており、誰がヤジを飛ばしたのかは分からないまま手打ちの状況となっている。ただ、ヤジを飛ばしたのが誰であろうと、コロナ禍の現状で両チームが密集する状況は避けるべきだったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月09日 20時30分
元阪神・江本氏、ノムさんにチームから追い出された? 混乱のきっかけは“愛人”か、トレード移籍の内幕を暴露
元横浜で野球解説者の高木豊氏が8日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元阪神で野球解説者の江本孟紀氏がゲスト出演。今年2月11日に84歳でこの世を去った元プロ野球選手・監督の野村克也さんについて言及した。 1972年から1975年にかけ野村さんが選手兼任監督を務めていた南海(現ソフトバンク)で4年間プレーし、1975年オフに阪神にトレードで移籍している江本氏。今回の動画では、トレード移籍前にあったという野村さんとのやりとりについて語った。 >>元阪神・江本氏、ノムさんに弱点を見抜かれていた?「グー、チョキ、パーやったのう」前年0勝の自身を覚醒させた言葉とは<< 江本氏は1971年オフに東映からトレードで入団し、翌1972年から1975年にかけ4年連続で2ケタ勝利を挙げるなど活躍した。ただ、江本氏によると1975年ごろから、当時40歳の野村さんにはプレー、采配両面で疲れが見られるように。さらに、同時期には当時野村さんと愛人関係にあった伊東芳枝さん(後の沙知代夫人)が選手起用への口出しなど現場介入を繰り返していたため、チーム内がギクシャクし始めたという。 そのため、当時の選手の間では今一度チームをまとめてもらうよう野村さんに進言してはどうかという意見が噴出。そこで、江本氏を含む3名の選手が、野村さんに直接「チームがゴタゴタしてるから、もうちょっと気を遣ってチームを引っ張ってくださいよ」と進言。これを聞いた野村さんが「そうやなあ。ちょっと頑張ろうか」と聞き入れてくれたという。 ところが、同年オフの12月に行われた選手会コンペの際、江本氏は野村さんから個別に呼び出しを受ける。不思議に思いながら野村さんの元に向かうと、「旅に出てこい」と突然阪神へのトレードを告げられたという。なお、トレードの内訳は南海が4名(江本氏、池内豊、島野育夫、長谷川勉)を出し、阪神から2名(江夏豊、望月充)を獲得する4対2のトレードだった。 あまりにも突然の通告に、「なんでまた(トレードなん)ですか」と野村さんに説明を求めたという江本氏。野村さんから「よっさん(阪神・吉田義男監督)がこの前(自身に会いに)来て『ウチでは扱えん投手(江夏)がおる』、『これを扱えるのはノムさんしかいないんや』と言われた」、「俺も前々から、(江夏の)球を受けて一緒にやりたかったんだ」といった説明を受け承諾したものの、「すごく寂しかったし、複雑な思いがした」と内心ではモヤモヤしていたと語っていた。 江本氏はこの他にも当時の阪神に抱いていたイメージや、阪神での活躍を心に誓った入団会見後の出来事などについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「すごく生々しい話だな、完全にノムさんの不興を買って追い出されたとしか思えない」、「表向きは江夏が欲しかったからって言ってるけど、絶対進言も関係してるだろ」、「4年連続2ケタ勝利の投手を4対2でトレードなんて今だったら猛バッシングを受けそうだな」、「この時からノムさんは女の方をとってたのか」といった反応が多数寄せられている。 野村さんは1977年オフに南海監督を解任された際、「野球を取るか、女を取るか」と迫る球団オーナーや後援会会長に「女を取ります」、「仕事はいくらでもあるが、沙知代という女は世界に一人しかいない」と答えたことが知られている。江本氏の放出も、沙知代さんを優先しての決断だったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2020年10月09日 19時30分
元西武・石毛氏に球団マネージャーが激怒「どうするんだこれ!」 “一流の勲章”を巡る修羅場を暴露
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が8日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。現役時代に本拠地・西武球場(現メットライフドーム)で起こった“修羅場”について言及した。 今回の動画で石毛氏は、1981年から1994年にかけ西武でプレーしていた頃の西武球場のロッカールームをテーマにトーク。その中で、現役中に遊撃手部門で5回(1981-1983,1985-1986)、三塁手部門で5回(1987-1988,1991-1993)受賞したゴールデングラブ賞を巡るエピソードを披露した。 >>「巨人軍の坂本は真似するな」元西武・石毛氏の指導方針に賛否「なぜいけないか理由も言うべき」と反発の声も<< ゴールデングラブ賞は毎年オフにプロ野球担当記者による投票のもと、リーグ別に7部門・9人がそれぞれ受賞者として選出される守備のタイトル。記念品として金色の革で作られた本物のグラブが贈られるが、複数回受賞している石毛氏はグラブの置き場所に困り、自身のロッカーの棚に何個か放置していたという。 動画内で具体的な日時は明らかになっていないが、ある日当時の球団マネージャーがロッカーに放置されている自身のグラブを発見したという。マネージャーが「誰だこれ!こんな大事なものほったらかしてるの!」と激怒したため、石毛氏は「あ、俺です」と素直に名乗り出たという。 その後、マネージャーから「どうするんだこれ!」と迫られたという石毛氏だが、もともと扱いに困っていたため「捨てていいです」と回答。すると、マネージャーから「馬鹿者!捨てるもんじゃねえ!」とさらに怒られたため、仕方なく実家に移動させたと笑い交じりに語っていた。 石毛氏はこの他にも「すっげーきちょうめんだな」と驚くほどロッカーの整理整頓を徹底していたという選手や、1982年から1985年にかけて西武を指揮した広岡達朗元監督がロッカー内で禁じていた行為などについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「記念の品なのに扱い雑過ぎて草」、「マネージャーも相当ビックリしただろうな、どれだけ頼まれても捨てられないだろこういう品物は」、「誰がどう見ても貴重なグラブを捨てていいとは凄いな、10個あるから本人的には別に困らないんだろうが…」、「受賞が当たり前レベルになると感覚狂うのかな、新庄なんかスタンドに投げてたし」といった反応が多数寄せられている。 「ゴールデングラブ賞の記念品であるグラブはその年の受賞選手の守備を称える世界に1つだけの代物ですが、中には石毛氏のようにグラブに無頓着な選手もいます。現役時代に7回(2004-2009,2012)同賞を獲得した元中日・井端弘和氏は、相手は不明ですが2004、05年にそれぞれ贈られたグラブを用いてキャッチボールをしたことがあると過去に明かしています。また、通算10度(1993-1994,1996-2000,2004-2006)の受賞を誇る元日本ハム・新庄剛志氏は、引退後の2008年5月18日ソフトバンク対日本ハム戦で記念品のグラブを着用して始球式に臨むと、投球後スタンドにそのグラブを投げ入れ多くのファンの度肝を抜いています」(野球ライター) 受賞者が「一番取りたい賞だった」と口にすることも多いゴールデングラブ賞。そのタイトルの記念品を「何個もあるから」と雑に扱えるのも、一流選手の証なのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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